JP4703357B2 - カード差し - Google Patents

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Description

本発明は、名称や属性,ロット番号,バーコード等が表示されたカードを運搬用容器に着脱可能に設けるためのカード差しに関するものである。
内容物の名称や属性,ロット番号,バーコード等が表示されたカードを運搬用容器に保持させるために該容器の側壁外面に設けられるカード差しは、従来から種々の形態のものが知られており、例えば下記特許文献1に示されたものは、略四角形のベース板の四辺に前方に突き出る規制片が設けられ、該規制片によってカードが囲われるようにすることにより、輸送時の振動等によりカードが脱落することのないようにしたものである。なお、図9はその使用状態を示す縦断面図で、a1〜a3は夫々下辺、側辺、上辺に設けられた規制片、cはカードを示す。
また、本特許出願人の特許出願に係る下記特許文献2の図3に示されたカード差しは、この出願の図10にその水平断面図を示すように、容器の側壁外面に押さえリブb1,b2を縦筋状に2本平行に形成し、カードcの両側縁を水平断面鉤状に形成された支持部材d1,d2に保持させることにより、該カードが該押さえリブb1,b2によって前方に押圧されることから前方に弓なりに反って保持されるようにしている。
実公平4−55354号公報 特許第3707972号公報
しかしながら、特許文献1に示されたような従来のポケット形のカード差しは、カードcが曲がっていたり剛性が弱いとバーコード等が読み取り難くなると共に、図9に示したように、カードcの上縁が開口部eに臨んだ状態となり、該カードcが風や振動によって開口部eから飛び出してしまうおそれがあった。
また、カードが挿入された状態の容器を自動洗浄機に挿入しノズルから噴出する洗浄水が吹き付けられることにより該容器を洗浄することがあるが、特許文献2に示されたようなカード差しでは、そのような洗浄時にカードcに洗浄水の水圧または風圧等の外的要因により図10に矢印で示したような力が掛かると、該カードcが変形し、弓なりに反った状態を保つことができなくなるので、該カードcの両側縁が支持部材d1,d2から外れて脱落するおそれがあった。
本発明は上記のような課題を解決しようとするもので、請求項1に記載したカード差しは、額縁状に形成された本体にその両側縁部から中央部に向かって緩やかに前方へ***する***面を形成すると共に、該本体の上辺中央部に切欠を形成し、前記***面をその幅を狭くして前記切欠にまで延伸させ、該本体の前面に適宜隙間を隔てて枠状体を設けることによりポケット状のカード収容部を形成し、該収容部に差し込まれたカードの両側縁が該枠状体の両側縁部により位置規制されることにより該カードが前記***面と面接触し前方に弓なりに反って収容されるようにしたことを特徴とする。
また請求項2に記載したカード差しは、額縁状に形成された本体にその両側縁部から中央部に向かって緩やかに前方へ***する***面を形成すると共に、該本体の上辺中央部に切欠を形成し、前記***面をその幅を狭くして前記切欠にまで延伸させ、該本体の前面に適宜隙間を隔てて枠状体を設けることによりポケット状のカード収容部を形成し、該収容部に差し込まれたカードの両側縁を位置規制する突条を該枠状体の両側縁部に形成し、該突条により位置規制されることにより該カードが前記***面と面接触し前方に弓なりに反って収容されるようにしたことを特徴とする。
請求項1または2に記載したカード差しでは、種々の外的要因によってカードが脱落するおそれをなくすことができると共に、カードの差し込み及び抜き出しを容易にする。
次に図面に従い本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係るカード差しの未組立時(成形時)の斜視図、図2はその裏面の斜視図、図3は組立途中の斜視図、図4は組立後の斜視図、図5はその裏面の斜視図、図6はその縦断面図、図7は水平断面図である。このカード差しは、図1,図2に示されるように、ポリプロピレン等の弾性プラスチックを射出成形することにより本体1の下辺部に肉薄の折曲ライン2を介して枠状体3を一体に成形したものである。
本体1は、厚さ2mm程度の略方形の板状体4の四隅に取付孔5が開設され、該板状体4の上辺中央部に切欠6が形成され、略下半部中央には透孔7が形成され、該板状体4の両側縁部から中央部に向かって緩やかに前方へ***するように斜面8に続く***面9が形成されている。なお、斜面8および***面9はその幅h1を狭くして上方の切欠6にまで延伸している。また、本体1の上辺に起立壁10a、両側辺に起立壁10b、下辺に起立壁10cを一体に成形することにより該本体1を額縁状に形成している。なお、起立壁10aは前記切欠6によって真中が不連続状に形成され、起立壁10cは前記透孔7によって同じく不連続状に形成されている。また、両起立壁10bには切込11が形成され該切込中に外方に突出する爪状の第1の係合部12が形成されている。また、***面9の裏側には図2に示されるように窪状に形成した第2の係合部13が形成されている。
一方、枠状体3は、透窓30を有する厚さ2mm程度の略方形板状のもので、組立時に前記取付孔5が隠れないような形態に形成され、その幅h2は本体1の起立壁10b,10b間に収まり得るように形成される。そして、該枠状体3の上辺(図1では下辺)には前方(図1では後方)傾斜状の案内片31が一体に形成されている。32は組立時に前記起立壁10cと連なるように該枠状体3の下辺(図1では上縁)に形成された起立壁である。33は該枠状体3の両側縁部内面に形成された突条である。また、該両側縁部に外方に突出する耳片34が形成され、該耳片に前記係合部12が係合し得る長孔状の第1の係合部35が形成されている。なお、耳片34の表面には組立時に指の滑止となる凹凸37が形成されている。また、38は該起立壁31から透窓30内に突出するように形成された板状の弾性片で、該弾性片の先端に前記第2の係合部13に係合し得る爪状の第2の係合部39が形成されている。40は該係合部39の弾性を増すために該弾性片に横断状に形成された溝である。また。41は弾性片38の一方の面に肉盗のために形成された窪みである。
このため、図3に示したように、枠状体3を前記折曲ライン2から前上方に折り曲げ、その第1の係合部12に第1の係合部35を係合させると共に、弾性片38を弾性変形させて透孔7より本体1の裏側に押し込む。その際、前記窪み41に指を当てて弾性片38を押し込むことにより押さえ易くなり組立の作業性が向上する。そして、該弾性片38の弾性復元力で第2の係合部39を第2の係合部13に係合させることにより、図4〜図7に示されるように、本体1の前面に該枠状体3が適宜隙間を隔てて設けられ、ポケット状のカード収容部42が形成され、該収容部の開口部43よりカード44を差し込むことが出来る。このとき、本体1の中央には前方へ***する***面9が形成され、枠状体3の両側縁には突条33が形成されていることから、該収容部42に差し込まれたカード44の両側縁が該突条33により位置規制されることにより該カードが***面9と面接触し前方に弓なりに反って収容される。なお、***面9の***量と突条33の突出量は適宜定めることができるが、ここではカード44を反らせることとなる前後方向のズレ(図7に示す寸法g)が2mmに設定されている。
このカード差しは、図8に示したように、容器50の側壁外面に突設されたボス51を取付孔5に貫通し該ボスの先端を熱溶融させることにより固着され、そのカード差し中にカード44を差し込んだ状態で運搬され、振動、風圧等を受けることとなるが、該カード44は前方に弓なりに反って収容部42に収容されることから、剛性が弱くても座屈することなく常に起立状態が保たれる。このため、バーコード等も失敗なく常にスムースに読み取られるようになると共に、カード44が開口部43より外に飛び出してしまうおそれが少ない。
また、該カード44は背面が***面9と面接触した状態であるので、例えば洗浄機のノズルから噴出する洗浄水が該カード44に吹き付けられたとしてもカード44は該***面9によってバックアップされ、このような弓なりに反った状態が保たれるので、該カードの両側縁が枠状体3の両側縁から外れ脱落するようなおそれも少ない。
また、本体1の上辺中央部に切欠6が形成されていると共に、***面9はその幅h1を狭くして該切欠6にまで延伸しているので、カード44を差し込むに際し該カードを自然と前方に反らせると共に、カード44を抜き取るに際し該切欠6中に指が入るのでカードの上縁をつかみ易くする利点がある。なお、案内片31は組立時に前方傾斜状になることからカード44の抜き差しを容易にする。
この実施形態では枠状体3の両側縁にカード44の両側縁を位置規制する突条33を形成したが、枠状体3の両側縁の内面によりカード44の両側縁が直接に位置規制されるようにすれば、必ずしも突条33は形成しなくてもよい。このように本発明はこの実施形態に示した形状に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、本体1と枠状体3とを係合する第1と第2の係合部はこの実施形態に示したものの他、係合手段として種々の形態を考え得る。また、このカード差しを容器50に取り付ける手段についても同様に種々の形態が考えられる。さらに、この実施形態では本体1と枠状体3とを係合させることでカード収容部42が形成されるようにしたが、このような組立構造を採ることなく、本体1と枠状体3とを元より一体に成形することも可能である。
本発明の実施形態を示すカード差しの未組立時の斜視図。 図1のカード差しの裏面の斜視図。 図1のカード差しの組立途中の斜視図。 本発明の実施形態を示すカード差しの斜視図。 図4のカード差しの裏面の斜視図。 図4のカード差しの縦断面図。 図4のカード差しの水平断面図。 図4のカード差しの使用状態を示す斜視図。 従来例を示すカード差しの縦断面図。 従来例を示すカード差しの水平断面図。
符号の説明
1 本体
2 折曲ライン
3 枠状体
5 取付孔
6 切欠
7 透孔
8 斜面
9 ***面
10a,10b,10c 起立壁
12,35 第1の係合部
13,39 第2の係合部
30 透窓
33 突条
38 弾性片
42 カード収容部
43 開口部
44 カード

Claims (2)

  1. 額縁状に形成された本体にその両側縁部から中央部に向かって緩やかに前方へ***する***面を形成すると共に、該本体の上辺中央部に切欠を形成し、前記***面をその幅を狭くして前記切欠にまで延伸させ、該本体の前面に適宜隙間を隔てて枠状体を設けることによりポケット状のカード収容部を形成し、該収容部に差し込まれたカードの両側縁が該枠状体の両側縁部により位置規制されることにより該カードが前記***面と面接触し前方に弓なりに反って収容されるようにしたことを特徴とするカード差し。
  2. 額縁状に形成された本体にその両側縁部から中央部に向かって緩やかに前方へ***する***面を形成すると共に、該本体の上辺中央部に切欠を形成し、前記***面をその幅を狭くして前記切欠にまで延伸させ、該本体の前面に適宜隙間を隔てて枠状体を設けることによりポケット状のカード収容部を形成し、該収容部に差し込まれたカードの両側縁を位置規制する突条を該枠状体の両側縁部に形成し、該突条により位置規制されることにより該カードが前記***面と面接触し前方に弓なりに反って収容されるようにしたことを特徴とするカード差し。
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