JP4699095B2 - ソフトウエアの使用制限方法、使用制限プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ソフトウエアの使用制限方法、使用制限プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ソフトウエアの継続使用を制限する技術に関する。
体験版ソフトウエアには、ユーザが制限なく継続して当該ソフトウエアを使用することを防止するための仕組みが組み込まれている。
例えば、特許文献1には、ソフトウエアの使用を制限する方法として、使用できる期間に制限を設ける方法等が開示されている。
特開平2002−366245号公報
しかし、ソフトウエアを使用する状況は、ユーザ毎に異なるのが通常である。従って、特許文献1に記載の技術を用いると、ユーザが当該ソフトウエアを使用する時間が確保できないなど、十分な使用がなされないまま使用期限が到来してしまうことがあった。
このため、ユーザが当該ソフトウエアの使用に習熟し、親しむことなどにより、ソフトウエアの購入を促進させようとする、体験版ソフトウエアの本来の狙いを達成できない場合が生じていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの使用状況が異なる場合であっても、使用状況応じてユーザが十分にソフトウエアを使用することができる、ソフトウエアの使用制限方法、使用制限プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明に係る請求項1に記載のソフトウエア使用制限方法は、複数の種類の基準によりソフトウエアの使用を制限する情報処理装置のソフトウエア使用制限方法であって、前記情報処理装置は、基準選択部、残量変化部、残量表示部、基準切換部及び使用終了部を備え、前記ソフトウエア使用開始時に前記複数の種類の基準から1つの種類の基準を基準選択部によって選択させる基準選択ステップと、ソフトウエアの使用に応じて、前記基準に対応する変量の残量を残量変化部によって変化させる変量減少ステップと、前記複数の各基準について、使用可能な変量の残量を残量表示部によって表示する残量表示ステップと、前記選択されている基準から他の基準に基準切換部によって切り換える基準切り換えステップと、前記選択されている基準の変量が所定の制限値に達したときに当該ソフトウエアの使用を使用終了部によって禁止るソフトウエア使用終了ステップとを有する。
また、本発明に係る請求項2に記載のソフトウエア使用制限方法は、上記記載の発明であるソフトウエア使用制限方法において、前記変量減少ステップは、前記選択されている変量のみを変化させる。
また、本発明に係る請求項3に記載のソフトウエア使用制限方法は、上記記載の発明であるソフトウエア使用制限方法において、前記変量減少ステップは、前記複数の全ての種類の基準に対応する変量の残量を、ソフトウエアの使用に応じて同一の割合で減少させる。
また、本発明に係る請求項4に記載のソフトウエア使用制限方法は、上記記載の発明であるソフトウエア使用制限方法において、前記複数の種類の基準は、ソフトウエアの動作時間、音声あるいは映像の再生時間、データ伝送量、保存ファイルサイズの累計、マウスあるいはキーボードの操作回数の少なくとも1つを含む。
また本発明に係る請求項5に記載のソフトウエア使用制限プログラムは、複数の種類の基準によりソフトウエアの使用を制限する情報処理装置の動作を制御するコンピュータのプログラムであって、前記情報処理装置は、基準選択部、残量変化部、残量表示部、基準切換部及び使用終了部を備え、コンピュータに、前記ソフトウエア使用開始時に前記複数の種類の基準から1つの種類の基準を基準選択部によって選択させる基準選択ステップと、ソフトウエアの使用に応じて、前記基準に対応する変量の残量を残量変化部によって変化させる変量減少ステップと、前記複数の各基準について、使用可能な変量の残量を残量表示部によって表示する残量表示ステップと、前記選択されている基準から他の基準に基準切換部によって切り換える基準切り換えステップと、前記選択されている基準の変量が所定の制限値に達したときに当該ソフトウエアの使用を使用終了部によって禁止るソフトウエア使用終了ステップとを実行させる。
また、本発明に係る請求項6に記載のソフトウエア使用制限プログラムは、上記記載の発明であるソフトウエア使用制限プログラムにおいて、前記変量減少ステップは、前記選択されている変量のみを変化させる。
また、本発明に係る請求項7に記載のソフトウエア使用制限プログラムは、上記記載の発明であるソフトウエア使用制限プログラムにおいて、前記変量減少ステップは、前記複数の全ての種類の基準に対応する変量の残量を、ソフトウエアの使用に応じて同一の割合で減少させる。
また、本発明に係る請求項8に記載のソフトウエア使用制限プログラムは、上記記載の発明であるソフトウエア使用制限プログラムにおいて、前記複数の種類の基準は、ソフトウエアの動作時間、音声あるいは映像の再生時間、データ伝送量、保存ファイルサイズの累計、マウスあるいはキーボードの操作回数の少なくとも1つを含む。
また本発明に係る請求項9に記載の記録媒体は、複数の種類の基準によりソフトウエアの使用を制限する情報処理装置の動作を制御するコンピュータのプログラムを記録した記録媒体であって、前記情報処理装置は、基準選択部、残量変化部、残量表示部、基準切換部及び使用終了部を備え、コンピュータに、前記ソフトウエア使用開始時に前記複数の種類の基準から1つの種類の基準を基準選択部によって選択させる基準選択ステップと、ソフトウエアの使用に応じて、前記基準に対応する変量の残量を残量変化部によって変化させる変量減少ステップと、前記複数の各基準について、使用可能な変量の残量を残量表示部によって表示する残量表示ステップと、前記選択されている基準から他の基準に基準切換部によって切り換える基準切り換えステップと、前記選択されている基準の変量が所定の制限値に達したときに当該ソフトウエアの使用を使用終了部によって禁止るソフトウエア使用終了ステップとを実行させるためのプログラムを記録した。
また、本発明に係る請求項10に記載の記録媒体は、上記記載の発明である記録媒体において、前記変量減少ステップは、前記選択されている変量のみを変化させる。
また、本発明に係る請求項11に記載の記録媒体は、上記記載の発明である記録媒体において、前記変量減少ステップは、前記複数の全ての種類の基準に対応する変量の残量を、ソフトウエアの使用に応じて同一の割合で減少させる。
また、本発明に係る請求項12に記載の記録媒体は、上記記載の発明である記録媒体において、前記複数の種類の基準は、ソフトウエアの動作時間、音声あるいは映像の再生時間、データ伝送量、保存ファイルサイズの累計、マウスあるいはキーボードの操作回数の少なくとも1つを含む。
本発明によれば、使用状況応じてユーザが十分にソフトウエアを使用することができる。
[第1の実施の形態]
本発明の実施の形態に係るソフトウエア使用制限方法を実現するための情報処理装置の構成と、その主な処理手順について説明する。
図1は、情報処理装置の構成を示す図である。情報処理装置10は、モニタ11、キーボード12、通信装置13、記憶装置14、メモリ15、記憶媒体ドライブ16、CPU17、インターフェース18及びインターフェース19を備えている。
モニタ11は、情報を表示するCRTまたはTFT液晶ディスプレイである。キーボード12は、ユーザからの操作指示入力を受取るための入力デバイスである。
通信装置13は、例えばサーバ等の外部装置(不図示)との間でプログラムフアイル等の情報を通信により授受する。記憶装置14は、ソフトウエアの管理情報等を記憶する記憶媒体である。メモリ55は、情報処理に必要なデータを一時的に格納するバッファメモリである。記憶媒体ドライブ16は、外部記憶媒体との間でデータの入出力を制御する。CPU17は、情報処理装置10の動作を統括的に制御する。インターフェース18、19は、それぞれモニタ11、キーボード12との間のデータ授受を制御する。
図2は、ソフトウエアをインストールする際の処理手順を示すフロー図である。
ユーザが体験版ソフトウエアのインストール実行を指示すると、ステップS01において、当該ソフトウエアをインストールするための所定の処理が実行される。体験版ソフトウエアは、通信装置13を介して外部から取り込んでもよく、記録媒体に記録されたソフトウエアを記録媒体ドライブ16を介して取り込んでも良い。そして、そのインストール処理に続いて、ステップS02において、記憶装置14内の所定領域に、当該ソフトウエアの使用制限を管理するための管理情報ファイルを生成する。
図3は、管理情報ファイルの内容を示す図である。
管理情報ファイル20には、「起動日時」、「起動日数」、「使用量」、「インストール日時」、「制限方法」が記載される。「起動日時」欄には、体験版ソフトウエアを起動する毎に最新の日時が記載される。「起動日数」欄には、インストールを行った日を起点として、当該体験版ソフトウエアを起動した日数が記憶される。そして、一日の内に複数回体験版ソフトウエアを起動しても、起動日数は1としてカウントされ、起動回数に加算される。
「使用量」欄には、体験版ソフトウエアを使用した程度を表す値が保存される。使用量としては、ソフトウエア毎に適切な項目が採用されている。
図4は、使用量の種類を例示した一覧表である。
「使用量」としては、例えば、通信ソフトウエアでは伝送量、音楽再生ソフトウエアや映像再生ソフトウエアでは再生時間、地図ソフトでは表示面積が該当する。また、ソフトウエア共通の量としては、マウスやキーボードの操作回数、ソフトウエアの動作時間などを使用量として用いることができる。更に、ワープロソフトでは入力文字数、表計算ソフトでは計算数、画像ソフトでは保存ファイルサイズの累計量や編集量を使用量としても良い。
「インストール日時」欄には、体験版ソフトウエアをインストールした日時が記録される。「制限方法」欄には、体験版ソフトウエアの使用を制限する際に用いられるデータ項目が保存されている。このデータ項目としては、期間、起動日数、使用量を使用することができる。
図2のステップS03において、CPU17は、体験版ソフトウエアをインストールした日時を管理情報ファイル20の「インストール日時」欄に記憶する。次に、ユーザが、制限方法を、期間、起動日数、使用量の内から選択すると、ステップS04において、CPU17は、選択された制限方法を、「制限方法」欄に保存する。
以上の処理によって、体験版ソフトウエアをインストールする毎に、そのソフトウエアに対応した管理情報ファイル20が生成される。
図5は、体験版ソフトウエアを起動したときの使用制限処理手順を示すフロー図である。
体験版ソフトウエアが起動されたときは、図5のステップS10において、試用制限判定処理(図6)を実行する。
図6のステップT01において、情報処理装置10のシステムから現在の日時を取得する。そして、ステップT02において、現在の日時と管理情報ファイル20のインストール日時を比較する。
ステップT02での比較で、現在の日時がインストール日時よりも過去の場合は、不正に試用期間を延長していることが推認されるため、ステップT07において、試用を制限するため、試用可フラグを「0」として、図5の処理ルーチンにリターンする。なお、この際、試用可フラグ(=0)は判定結果として図5の処理ルーチンに渡される。
ステップT02での比較で、インストール日時が現在の日時よりも過去の場合は、日時は正常であるとして、ステップT03において、管理情報ファイル20の制限方法を調べる。
ステップT03での調査で、制限方法として「期間」が選択されていた場合は、ステップT04に示す期間チェック処理(図7)を実行する。
図7のステップP01において、情報処理装置10のシステムから現在の日時を取得する。そして、ステップP02において、現在の日時と管理情報ファイル20の「インストール日時」を比較する。
ステップP02での比較で、現在の日時とインストール日時の差が所定値以上のときは、試用期間を超過しているため、ステップP03において、試用を制限するため、試用可フラグを「0」として、図5の処理ルーチンにリターンする。なお、この際、試用可フラグ(=0)は判定結果として図5の処理ルーチンに渡される。
ステップP02での比較で、現在の日時とインストール日時の差が所定値よりも少ないときは試用期間内であるとして、ステップP03において、試用を許可するため、試用可フラグを「1」として、図5の処理ルーチンにリターンする。なお、この際、試用可フラグ(=1)は判定結果として図5の処理ルーチンに渡される。
ステップT03での調査で、制限方法として「起動日数」が選択されていた場合は、ステップT05に示す起動日数チェック処理(図8)を実行する。
図8のステップP10において、管理情報ファイル20の「起動日数」を予め定めた基準値と比較する。
ステップP10での比較で、管理情報ファイル20の「起動日数」が予め定めた基準値を越えているときは、所定の日数が経過したと判断して、ステップP11において、試用を制限するため、試用可フラグを「0」として、図5の処理ルーチンにリターンする。なお、この際、試用可フラグ(=0)は判定結果として図5の処理ルーチンに渡される。
ステップP10での比較で、管理情報ファイル20の「起動日数」が予め定めた基準値を越えていないときは、いまだ所定の日数が経過していないと判断して、ステップP12において、試用を許可するため、試用可フラグを「1」として、図5の処理ルーチンにリターンする。なお、この際、試用可フラグ(=1)は判定結果として図5の処理ルーチンに渡される。
ステップT03での調査で、制限方法として「使用量」が選択されていた場合は、ステップT06に示す使用量チェック処理(図9)を実行する。
図9のステップP15において、管理情報ファイル20の「使用量」を予め定めた基準値と比較する。
ステップP15での比較で、管理情報ファイル20の「使用量」が予め定めた基準値を越えているときは、所定の使用量を超過したと判断して、ステップP16において、試用を制限するため、試用可フラグを「0」として、図5の処理ルーチンにリターンする。なお、この際、試用可フラグ(=0)は判定結果として図5の処理ルーチンに渡される。
ステップP15での比較で、管理情報ファイル20の「使用量」が予め定めた基準値を越えていないときは、いまだ所定の使用量に達していないと判断して、ステップP17において、試用を許可するため、試用可フラグを「1」として、図5の処理ルーチンにリターンする。なお、この際、試用可フラグ(=1)は判定結果として図5の処理ルーチンに渡される。
図5に戻り、ステップS11において、CPU17は、判定結果として渡された試用可フラグを調べる。
ステップS11でNoの場合、即ち、試用可フラグが「0」のときは、ステップS12において、使用の制限により終了する旨をモニタ11に表示して体験版ソフトウエアの動作を終了する。
ステップS11でYesの場合、即ち、試用可フラグが「1」のときは、ステップS15において、今回の起動日が前回の起動日と同じかどうかを調べる。そして、ステップS15でNoの場合、即ち、今回の起動日が前回の起動日と異なっている場合は、管理情報ファイル20を更新する。ステップS16において、管理情報ファイル20の起動日を更新し、ステップS17において、管理情報ファイル20の起動日数を1インクリメントする。
そして、ステップS18において、体験版ソフトウエアの動作を実行する。
続いて、体験版ソフトウエアの動作中において、使用量を収集し使用量の制限をチェックする処理について、図10を参照しつつ説明する。
図10のステップS21において、その体験版ソフトウエアが予め定められている使用量を変化させるイベントが発生したことを検出すると、ステップS22において、管理情報ファイル20の使用量を読み出して予定される使用量を加算する。
ステップS23において、制限方法として「使用量」が選択されているかどうかを、管理情報ファイル20の「制限方法」欄を読み出して調べる。
ステップS23でYesの場合、即ち、制限方法が「使用量」であった場合は、ステップS24において、加算された使用量が基準値内であるかどうかを調べる。
ステップS24でNoの場合、即ち、使用量が基準値を越えている場合は、ステップS25において、使用の制限により終了する旨をモニタ11に表示して体験版ソフトウエアの動作を終了する。
ステップS24でYesの場合、即ち、使用量が基準値内にある場合、あるいは、ステップS23でNoの場合、即ち、制限方法が「使用量」でない場合は、ステップS26において、発生したイベントに対応する処理を実行し、ステップS27において、管理情報ファイル20の「使用量」に実績の使用量を加算して記憶する。
次に制限方法を変更する方法について説明する。
図11は、制限方法を変更する手順を示すフロー図である。
ユーザが体験版ソフトウエアを指定し、あるいは体験版ソフトウエアを起動している状態で、所定の操作を行うと、ステップS31において、制限方法変更ダイアログが表示される。
図12は、制限方法変更ダイアログ25を示す図である。
制限方法変更ダイアログ25には、制限方法選択エリア25aと使用状態表示エリア25bとが設けられている。制限方法選択エリア25aには、制限方法を選択するためのプルダウンメニューが表示され、ユーザは、このメニューから「期間」、「起動日数」、「使用量」を選択することができる。また、使用状態表示エリア25bには、制限方法毎に、これまで使用した量と今後使用できる残量が表示されている。
ユーザが使用状態表示エリア25bを参照して、残量の多い制限方法を把握して、その制限方法を制限方法選択エリア25aから選択すると、ステップS32において、ユーザが変更した制限方法を取得する。そして、ステップS33において、選択された制限方法に残量があるかどうかを調べる。
ステップS33でNoの場合、即ち、選択された制限方法に残量がない場合は、ステップS34において、残量がない旨をモニタ11に表示し、再びステップS31に戻って、ユーザに制限方法を選択するように促す。
ステップS33でYesの場合、即ち、選択された制限方法に残量がある場合は、ステップS35において、選択された制限方法を管理情報ファイル20の「制限方法」欄に保存する。
図13は、制限方法を変更するバリエーションの手順を示すフロー図である。
このバリエーションでは、使用状態表示エリア25bの表示方法が異なっている。制限方法を切替えると、切替える前に選択されていた制限方法の使用状態と同じ割合が、切り替え後の制限方法に適用されて表示される。
ユーザが体験版ソフトウエアを指定し、あるいは体験版ソフトウエアを起動している状態で、所定の操作を行うと、ステップS40〜S41において、制限方法変更ダイアログが表示される。
図14は、バリエーションに係る制限方法変更ダイアログ25を示す図である。
例えば、制限方法が、「期間」では最大60日、「起動日数」では最大30日、「使用量」では最大500Mバイトと定められていたとする。現在の制限方法が「期間」であり残りが3日の場合には、他の制限方法に切替えると、他の制限方法の残りも「期間」の残りと同じ割合になるように計算される。
従って、「期間」の残りの割合が5%(3日/60日)であるため、「起動日数」の残りは2日(30日*5%)、「使用量」の残りは25Mバイト(500Mバイト*5%)と計算される。
ユーザが制限方法を制限方法選択エリア25aから選択すると、ステップS42において、ユーザが選択した制限方法を取得する。そして、ステップS43において、選択された制限方法に残量があるかどうかを調べる。
ステップS43でNoの場合、即ち、選択された制限方法に残量がない場合は、ステップS44において、残量がない旨をモニタ11に表示し、再びステップS40に戻って、ユーザに制限方法を選択するように促す。
ステップS43でYesの場合、即ち、選択された制限方法に残量がある場合は、ステップS45において、選択された制限方法を管理情報ファイル20の「制限方法」欄に保存する。
[実施の形態の効果]
本実施の形態のソフトウエア使用制限方法では、複数の制限方法を備え、ソフトウエアのインストール時に、そのソフトに適合した制限方法を選択することができる。
また、そのソフトウエアを使用中であっても、ユーザは自分の使用状態に適した制限方法を再選択することができる。なお、使用残量が表示されるためユーザは容易にかつ有効な再選択を行うことができる。
さらに、ソフトの種類に応じて種々の使用量を適用することができる。
なお、本実施の形態では、体験版ソフトウエアについての使用制限方法について説明したが、本発明に係る使用制限方法は、一般のソフトウエアについても広く適用できることは当然のことである。
なお、上述の実施の形態で説明した各機能は、ハードウエアを用いて構成しても良く、また、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現しても良い。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
更に、各機能は図示しない記録媒体に格納したプログラムをコンピュータに読み込ませることで実現させることもできる。ここで本実施の形態における記録媒体は、プログラムを記録でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その記録形式は何れの形態であってもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
情報処理装置の構成を示す図。 ソフトウエアをインストールする際の処理手順を示すフロー図。 管理情報ファイルの内容を示す図。 使用量の種類を例示した一覧表。 ソフトウエアを起動したときの使用制限処理手順を示すフロー図。 試用制限判定処理を示すフロー図。 期間チェック処理を示すフロー図。 起動日数チェック処理を示すフロー図。 使用量チェック処理を示すフロー図。 使用量を収集し使用量の制限をチェックする処理を示すフロー図。 制限方法を変更する手順を示すフロー図。 制限方法変更ダイアログを示す図。 制限方法を変更するバリエーションの手順を示すフロー図。 バリエーションに係る制限方法変更ダイアログを示す図。
符号の説明
10…情報処理装置、11…モニタ、12…キーボード、13…通信装置、14…記憶装置、15…メモリ、16…記憶媒体ドライブ、17…CPU、20…管理情報ファイル、25…制限方法変更ダイアログ、25a…制限方法選択エリア、25b…使用状態表示エリア。

Claims (12)

  1. 複数の種類の基準によりソフトウエアの使用を制限する情報処理装置のソフトウエア使用制限方法であって、
    前記情報処理装置は、基準選択部、残量変化部、残量表示部、基準切換部及び使用終了部を備え、
    前記ソフトウエア使用開始時に前記複数の種類の基準から1つの種類の基準を基準選択部によって選択させる基準選択ステップと、
    ソフトウエアの使用に応じて、前記基準に対応する変量の残量を残量変化部によって変化させる変量減少ステップと、
    前記複数の各基準について、使用可能な変量の残量を残量表示部によって表示する残量表示ステップと、
    前記選択されている基準から他の基準に基準切換部によって切り換える基準切り換えステップと、
    前記選択されている基準の変量が所定の制限値に達したときに当該ソフトウエアの使用を使用終了部によって禁止るソフトウエア使用終了ステップと、
    を有することを特徴とするソフトウエア使用制限方法。
  2. 前記変量減少ステップは、前記選択されている変量のみを変化させることを特徴とする請求項1に記載のソフトウエア使用制限方法。
  3. 前記変量減少ステップは、前記複数の全ての種類の基準に対応する変量の残量を、ソフトウエアの使用に応じて同一の割合で減少させることを特徴とする請求項1に記載のソフトウエア使用制限方法。
  4. 前記複数の種類の基準は、ソフトウエアの動作時間、音声あるいは映像の再生時間、データ伝送量、保存ファイルサイズの累計、マウスあるいはキーボードの操作回数の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至3の内のいずれか1項に記載のソフトウエア使用制限方法。
  5. 複数の種類の基準によりソフトウエアの使用を制限する情報処理装置の動作を制御するコンピュータのプログラムであって、
    前記情報処理装置は、基準選択部、残量変化部、残量表示部、基準切換部及び使用終了部を備え、
    コンピュータに、
    前記ソフトウエア使用開始時に前記複数の種類の基準から1つの種類の基準を基準選択部によって選択させる基準選択ステップと、
    ソフトウエアの使用に応じて、前記基準に対応する変量の残量を残量変化部によって変化させる変量減少ステップと、
    前記複数の各基準について、使用可能な変量の残量を残量表示部によって表示する残量表示ステップと、
    前記選択されている基準から他の基準に基準切換部によって切り換える基準切り換えステップと、
    前記選択されている基準の変量が所定の制限値に達したときに当該ソフトウエアの使用を使用終了部によって禁止るソフトウエア使用終了ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  6. 前記変量減少ステップは、前記選択されている変量のみを変化させることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記変量減少ステップは、前記複数の全ての種類の基準に対応する変量の残量を、ソフトウエアの使用に応じて同一の割合で減少させることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  8. 前記複数の種類の基準は、ソフトウエアの動作時間、音声あるいは映像の再生時間、データ伝送量、保存ファイルサイズの累計、マウスあるいはキーボードの操作回数の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5乃至7の内のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 複数の種類の基準によりソフトウエアの使用を制限する情報処理装置の動作を制御するコンピュータのプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記情報処理装置は、基準選択部、残量変化部、残量表示部、基準切換部及び使用終了部を備え、
    コンピュータに、
    前記ソフトウエア使用開始時に前記複数の種類の基準から1つの種類の基準を基準選択部によって選択させる基準選択ステップと、
    ソフトウエアの使用に応じて、前記基準に対応する変量の残量を残量変化部によって変化させる変量減少ステップと、
    前記複数の各基準について、使用可能な変量の残量を残量表示部によって表示する残量表示ステップと、
    前記選択されている基準から他の基準に基準切換部によって切り換える基準切り換えステップと、
    前記選択されている基準の変量が所定の制限値に達したときに当該ソフトウエアの使用を使用終了部によって禁止るソフトウエア使用終了ステップと、
    を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  10. 前記変量減少ステップは、前記選択されている変量のみを変化させることを特徴とする請求項9に記載の記録媒体。
  11. 前記変量減少ステップは、前記複数の全ての種類の基準に対応する変量の残量を、ソフトウエアの使用に応じて同一の割合で減少させることを特徴とする請求項9に記載の記録媒体。
  12. 前記複数の種類の基準は、ソフトウエアの動作時間、音声あるいは映像の再生時間、データ伝送量、保存ファイルサイズの累計、マウスあるいはキーボードの操作回数の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9乃至11の内のいずれか1項に記載の記録媒体。
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