JP4696741B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、エアバッグ装置に係り、特に、車両と障害物との衝突時に展開することにより、障害物を保護する装置に関する。
従来より、障害物保護といった観点から、走行中の車両が障害物と衝突する際に、車両外部に設けられたエアバッグを展開することにより、障害物に対する衝撃の吸収緩和をする装置が知られている。例えば、特許文献1には、障害物への衝突を検知すると、ボンネットフードの内側に収納されたエアバッグが、車体前部のバンパー部の上面からボンネットフードの前端部までの範囲を覆うように展開する。これにより、車両と障害物とが衝突した際に、障害物への衝撃の吸収緩和を図ることができる。
特開2000−219094号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法では、エアバッグが展開した際に、車両の前後方向において、エアバッグの前端とバンパー部の前端とが位置的にオフセットしている。そのため、車両が障害物と衝突する際に、バンパー部の前端と、エアバッグの前端とから障害物に対して与えられる力にタイミング的なずれが生じ、車両から障害物への入力荷重が効率よく分散されないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両が障害物と衝突する際に、車両から障害物への入力荷重を効率よく分散することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、エアバッグユニットと、車両状態検出手段と、障害物検出手段と、衝突判断手段と、作動タイミング判断手段と、作動指示手段とを有するエアバッグ装置を提供する。このエアバッグ装置において、エアバッグユニットは、車両のバンパー部と路面との間に展開するとともに、車両の前後方向において、バンパー部の先端と略同じ前後位置まで展開するエアバッグを有する。また、前記エアバッグは、車両の上下方向において、前記バンパー部から路面近傍までの範囲をカバーするように展開する。車両状態検出手段は、車両の走行状態を検出する。障害物検出手段は、障害物までの距離を検出する。衝突判断手段は、車両状態検出手段によって検出された車両の走行状態と、障害物検出手段によって検出された障害物までの距離とに基づいて、車両が障害物と衝突する衝突タイミングを判断する。作動タイミング判断手段は、衝突判断手段によって判断された衝突タイミングに基づいて、エアバッグの展開完了タイミングと、障害物への車両の衝突タイミングとが同期するように、エアバッグユニットの作動タイミングを判断する。即ち、前記作動タイミング判断手段において、前記バンパー部の先端と略同じ前後位置までエアバッグが展開するタイミングを調整する。作動指示手段は、作動タイミング判断手段によって判断された作動タイミングに応じて、エアバッグユニットに対してエアバッグの展開指示を行う。
本発明によれば、エアバッグの展開完了タイミングが衝突タイミングと同期しているとともに、そのエアバッグは、車両の前後方向において、バンパー部の先端と略同じ前後位置まで展開する。そのため、車両のバンパー部と、展開したエアバッグとが障害物に概ね一致したタイミングで接触することとなり、障害物に対して与えられる力がタイミング的に一致することとなる。これにより、車両から障害物への入力荷重を効率よく分散することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態にかかるエアバッグ装置の全体構成を示す説明図である。また、図2は、本実施形態にかかるエアバッグ装置のブロック構成図である。このエアバッグ装置は、車両が障害物と衝突する際に、障害物に対する衝撃の吸収緩和をする装置であり、制御ユニット10と、エアバッグユニット20とを主体に構成されている。
制御ユニット10は、エアバッグユニット20の展開制御に関する各種の演算を行う機能を担っており、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。この制御ユニット10は、ROMに格納された制御プログラムに従い、エアバッグユニット20の作動タイミング等に関する演算を行う。そして、制御ユニット10は、この演算によって算出された制御量(制御信号)を各種アクチュエータ(本実施形態では、エアバッグユニット20)に対して出力する。制御ユニット10には、エアバッグの展開制御を行うために、各種センサからの検出信号が入力されている。
車両状態検出手段である車両状態センサ30は、車両の走行状態を検出するセンサであり、本実施形態では、車速センサ30aと、加速度センサ30bとで構成されている。車速センサ30aは、車両の速度(車速)vを検出するセンサであり、加速度センサ30bは、車両の縦方向の加速度aを検出するセンサである。障害物検出手段である非接触式物体検知センサ(以下、単に「物体検知センサ」という)31は、車両前方に存在する障害物までの距離xを非接触で検出するセンサであり、レーザレーダやミリ波レーダといったレーダ系のセンサ、或いは、車両前方の景色を撮像した画像を画像処理する画像処理系のセンサといった種々のセンサを用いることができる。
制御ユニット10は、これを機能的に捉えた場合、衝突判断部(衝突判断手段)11と、作動タイミング判断部(作動タイミング判断手段)12と、作動指示部(作動指示手段)13とを有する。衝突判断部11は、車両状態センサ30によって検出された車両の走行状態、すなわち、車速vおよび加速度aと、物体検知センサ31によって検出された障害物までの距離xとに基づいて、車両が障害物と衝突する衝突タイミングT2を判断する。作動タイミング判断部12は、衝突判断部11によって判断された衝突タイミングT2に基づいて、後述するエアバッグの展開完了タイミングT2’と、障害物への車両の衝突タイミングT2’とが同期するように、エアバッグユニット20の作動タイミングT1’を判断する。作動指示部13は、作動タイミング判断部12によって判断された作動タイミングT1’に応じて、エアバッグユニット20に対してエアバッグの展開指示を行う。
図3および図4は、エアバッグユニット20の説明図である。エアバッグユニット20は、インフレータ21と、エアバッグ22とで構成されており、本実施形態では、車両のフロント側(具体的には、車両前方のバンパー部の近傍)に設けられたフロント用のエアバッグユニットである。エアバッグ22は、通常、エアバッグ収納部22aに収納されており、作動時には、インフレータ21が点火されて不活性ガスを発生することにより、インフレータ21から発生するガス圧によって膨張展開する。図3および図4に示すように、エアバッグ22は、バンパー部と路面との間において、車幅の範囲をほぼカバーするように展開する。また、このエアバッグ22は、バンパー部の前端(直線L)と概ね一致するように、すなわち、車両の前後方向において、バンパー部の先端と略同じ前後位置まで展開するようになっている(例えば、図3に示すように、エアバッグの展開範囲=直線L±20mm)。さらに、このエアバッグ22は、車両の上下方向において、バンパー部から路面近傍までの範囲をカバーするように展開する。
このような構成を有するエアバッグ装置において、以下、その動作手順について説明する。図5は、本実施形態にかかるエアバッグ装置の動作手順を説明するフローチャートである。また、図6は、エアバッグ装置の動作手順に関するタイミングチャートである。
まず、ステップ10において、各種センサからの検出値が読み込まれる。このステップ10において読み込まれる検出値としては、車両状態センサ30によって検出される車速vおよび加速度aと、物体検知センサ31によって検出される障害物までの距離xとが挙げられる。なお、車両前方の有効範囲(例えば、センサの性能による検出範囲、或いは、システム上で設定される所定の検出範囲)に障害物が存在しない場合には、物体検知センサ31は、距離なし、すなわち、障害物なしとの結果を出力する。
ステップ11において、衝突判断部11は、車両が障害物と衝突する衝突タイミングT2を推定し、この推定結果に基づいて、障害物に対する衝突可能性を判断する。具体的には、衝突判断部11は、障害物までの距離x、車速vおよび加速度aを演算パラメータとして、衝突タイミングT2を推定する。センサ30,31によるセンシング開始タイミングをT0とし、このセンシング開始タイミングT0と衝突タイミングT2との間の時間をΔTとした場合、このΔTは下式で示される。
(数式1)
ΔT=A+ΔTv(x,v,a)
ここで、Aは、センサ30,31によるセンシングに要する時間(センシング時間)である。すなわち、ΔTは、センシング時間Aに、距離x、車速vおよび加速度aの関数ΔTv(x,v,a)によって定義される障害物への到達時間を加算することにより、事前に予測することができる。従って、衝突タイミングT2は、下式で推定される。
(数式2)
T2=T0+ΔT
衝突判断部11は、この推定された衝突タイミングT2に基づいて、障害物との衝突可能性を判断する。具体的には、衝突判断部11は、衝突タイミングT2までの時間、車速vなどを考慮して、障害物への衝突が回避不可能な程度の衝突可能性があるか否かを判断する。障害物との衝突が回避可能な程度の衝突可能性である場合には、ステップ11に続くステップ12において否定判定されるため、ステップ10に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、障害物との衝突が回避不可能な程度の衝突可能性である場合には、ステップ12において肯定判定され、ステップ13に進む。
ステップ13において、作動タイミング判断部12は、衝突判断部11によって判断された衝突タイミングT2に基づいて、エアバッグ22の展開完了タイミングT2’と、障害物への車両の衝突タイミングT2とが同期するように、エアバッグ22の作動タイミングT1’を決定する。エアバッグユニット20において、エアバッグ22の展開が完了するためには、インフレータ21が点火されて不活性ガスを発生し、これにより、エアバッグ収納部22aに収納されているエアバッグ22が、ガス圧によって膨張展開するといった一連の動作を必要とする。そのため、あるタイミングにおいてエアバッグ22の展開を完了するためには、この一連の動作に必要な時間を見込んだ上で、適切なタイミングにおいてその作動を指示する必要がある。なお、本明細書において、タイミングが同期するという用語は、展開完了タイミングT2’と衝突タイミングT2とが厳密に一致した状況のみだけでなく、システム上またはその他の要因によって生じるある程度の許容可能な誤差の範囲内で両者がオフセットしている場合も含む。
センシング開始タイミングT0からエアバッグ22の展開完了タイミングT2’までに要する時間をΔT’とすると、以下に示す関係式が成り立つ。
(数式3)
T2’=T0+ΔT’
ここで、エアバッグユニット20の作動タイミングを決定するまでに要する時間をB、エアバッグユニット20を作動するまでの待ち時間をCとする。また、エアバッグユニット20の作動、すなわち、インフレータ21の点火に要する時間をD、エアバッグ22の展開が完了するまでに要する時間をEとする。この場合、数式3に示す関係式中のΔT’は、下式で書き換えることができる。
(数式4)
ΔT’=ΔT1’+ΔT2’
ΔT1’=A+B+C
ΔT2’=D+E
上述した各式を参照するに、エアバッグ22の展開完了タイミングT2’と衝突タイミングT2とが同期するためには、下式に示す関係式が成り立つ。
(数式5)
ΔT=ΔT’
例えば、待ち時間Cを調整することにより、数式5の関係を満たすエアバッグユニット20の作動タイミングT1’、すなわち、インフレータ21の点火タイミングは、下式より特定される。
(数式6)
T1’=T0+ΔT1’
ステップ14において、作動タイミング判断部12は、エアバッグユニット20の作動タイミングT1’へ到達したか否かを判断する。現在のタイミングが未だ作動タイミングT1’へ到達していない場合には、このステップ14において否定判定されるので、ステップ15への処理へは進まない。一方、現在のタイミングが作動タイミングT1’へ到達すると、このステップ14における判定結果が否定から肯定へと切り替わるため、ステップ15に進む。
ステップ15において、作動指示部13は、エアバッグユニット20のインフレータ21に対して制御信号を出力し、エアバッグ22の展開指示を行う。この制御信号の出力により、インフレータ21が点火されて不活性ガスを発生し、これにより、エアバッグ収納部22aに収納されているエアバッグ22が、ガス圧によって膨張展開する。そして、衝突タイミングT2と同期してエアバッグ22の展開が完了する。
このように本実施形態によれば、車両のフロント側には、車両のバンパー部と路面との間に展開するとともに、車両の前後方向において、バンパー部の先端と略同じ前後位置まで展開するエアバッグ22を有するフロント用のエアバッグユニット20が設けられている。衝突判断部11は、車両の走行状態と、障害物までの距離とに基づいて、車両が障害物と衝突する衝突タイミングを判断する。作動タイミング判断部12は、衝突判断部11によって判断された衝突タイミングに基づいて、エアバッグ22の展開完了タイミングT2’と、障害物への車両の衝突タイミングT2とが同期するように、エアバッグユニット20の作動タイミングを判断する。作動指示部13は、作動タイミング判断部12によって判断された作動タイミングに応じて、エアバッグユニット20に対してエアバッグ22の展開指示を行う。
図7は、エアバッグ22の展開した状態と、障害物との関係を説明する説明図である。同図に示すように、本実施形態では、エアバッグ22の展開完了タイミングT2’が衝突タイミングT2と同期しているとともに、そのエアバッグ22は、車両の前後方向において、バンパー部の先端と略同じ前後位置まで展開する。そのため、車両のバンパー部と、展開したエアバッグ22とが障害物に概ね一致したタイミングで接触することにより、障害物に対して与えられる力がタイミング的に一致することとなる。これにより、車両から障害物への入力荷重を効率よく分散(すなわち、バンパー部とエアバッグ22とで分散)することができる。
また、本実施形態によれば、エアバッグ22は、車両の上下方向において、バンパー部から路面近傍までの範囲をカバーするように展開する。そのため、バンパー部よりも下方側の隙間がエアバッグ22によって満たされることとなり、入力荷重を効率よく分散することができる。
なお、本実施形態において、エアバッグユニット20は、車両のフロント側のバンパー部と路面との間において展開するフロント用のエアバッグユニットであり、物体検知センサ31は、車両前方に存在する障害物までの距離を検出している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、エアバッグユニット20は、車両のリア側のバンパー部と路面との間において展開するリア用のエアバッグユニットであってもよい。この場合、物体検知センサ31は、車両後方に存在する障害物までの距離を検出する。かかる構成であっても、車両の後退時に、上述した実施形態と同様に、エアバッグユニット20の展開制御を行うことにより、前進時の障害物への衝突と同様の効果を奏することが可能となる。
また、本発明は、フロント用のエアバッグユニット20とともに、リア用のエアバッグユニットを併用する構成であってもよい。この場合、物体検知センサ31は、車両後方に存在する障害物までの距離をさらに検出する。そして、衝突判断部11は、車両状態センサ30によって検出された車両の走行状態と、物体検知センサ31によって検出された障害物までの距離とに基づいて、車両が障害物と衝突する衝突タイミングと衝突方向とを判断する。作動タイミング判断部12は、衝突判断部11によって判断された衝突タイミングと衝突方向とに基づいて、エアバッグの展開完了タイミングと、障害物への車両の衝突タイミングとが同期するように、衝突方向と対応するエアバッグユニットの作動タイミングを判断する。作動指示部13は、作動タイミング判断部12によって判断された作動タイミングに応じて、衝突方向と対応するエアバッグユニットに対してエアバッグの展開指示を行うこととなる。
このような構成によれば、車両の前進または後退に拘わらず、車両が障害物と衝突する際には、その衝突方向のエアバッグユニット20において、エアバッグ22の展開完了タイミングT2’が衝突タイミングT2と同期し、そのエアバッグ22は、車両の前後方向において、バンパー部の先端と対応する位置まで展開する。そのため、車両のバンパー部と、展開したエアバッグ22とが障害物に概ね一致したタイミングで接触することにより、障害物に対して与えられる力がタイミング的に一致することとなる。これにより、車両から障害物への入力荷重を効率よく分散することができる。
なお、本実施形態では、図6に示すように、待ち時間Cを調整することにより、エアバッグ22の展開完了タイミングT2’と、衝突タイミングT2とが同期するように、エアバッグユニット20の作動タイミングT1’を決定した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、センシング時間A、作動タイミングを決定するまでに要する時間B、作動に要する時間D、または、エアバッグ展開完了に要する時間Eを調整することにより、両タイミングT2’,T2の同期を図ってもよい。また、センサ30,31によって検出された直近の値を制御に反映させることにより、センシング時間Aは、ΔT(数式1)およびΔT1’(数式4)から除くことも可能である。これにより、ΔT(数式1)およびΔT’(数式4)を短縮することも可能である。
本実施形態にかかるエアバッグ装置の全体構成を示す説明図である。 本実施形態にかかるエアバッグ装置のブロック構成図である。 エアバッグユニット20の説明図である。 エアバッグユニット20の説明図である。 本実施形態にかかるエアバッグ装置の動作手順を説明するフローチャートである。 エアバッグ装置の動作手順に関するタイミングチャートである。 エアバッグ22の展開した状態と障害物との関係を説明する説明図である。
符号の説明
10 制御ユニット
11 衝突判断部
12 作動タイミング判断部
13 作動指示部
20 エアバッグユニット
21 インフレータ
22 エアバッグ
22a エアバッグ収納部
30 車両状態センサ
31 車速センサ
32 加速度センサ

Claims (3)

  1. 車両のバンパー部と路面との間に展開するとともに、車両の前後方向において、前記バンパー部の先端と略同じ前後位置まで展開するエアバッグを有するエアバッグユニットと、
    車両の走行状態を検出する車両状態検出手段と、
    障害物までの距離を検出する障害物検出手段と、
    前記車両状態検出手段によって検出された車両の走行状態と、前記障害物検出手段によって検出された障害物までの距離とに基づいて、車両が前記障害物と衝突する衝突タイミングを判断する衝突判断手段と、
    前記衝突判断手段によって判断された衝突タイミングに基づいて、前記エアバッグの展開完了タイミングと、前記障害物への車両の衝突タイミングとが同期するように、前記エアバッグユニットの作動タイミングを判断する作動タイミング判断手段と、
    前記作動タイミング判断手段によって判断された作動タイミングに応じて、前記エアバッグユニットに対して前記エアバッグの展開指示を行う作動指示手段と
    有し、
    前記エアバッグは、車両の上下方向において、前記バンパー部から路面近傍までの範囲をカバーするように展開すると共に、
    前記作動タイミング判断手段において、前記バンパー部の先端と略同じ前後位置までエアバッグが展開するタイミングを調整するように構成したことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグユニットは、車両のフロント側のバンパー部と路面との間において展開するフロント用のエアバッグユニットであり、
    前記障害物検出手段は、車両前方に存在する障害物までの距離を検出することを特徴とする請求項1に記載されたエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグは、車両のバンパー部と路面との間において、車幅の範囲をカバーするように展開することを特徴とする請求項1または2に記載されたエアバッグ装置。
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