JP4696687B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、チルト機構を備えたステアリング装置に関する。
従来、この種のステアリング装置として、例えば、特許文献1又は特許文献2に記載の構成が知られている。これらの文献に記載のステアリング装置では、ステアリングコラムの剛性を高めるために、駆動源(チルト用モータ)に連結されるチルト機構部に横方向(ステアリングコラム径方向)に与圧を負荷することにより、上下方向のがたつきを抑制するようにしている。
特開2002−193110号公報 特開2000−280916号公報
ところが、上記各文献に記載された構成では、チルト機構部に負荷する与圧が大きすぎるとチルト作動に影響を及ぼし、逆に与圧が小さすぎると上下方向のがたつきを抑えることができないため、与圧負荷を最適荷重に調整することが難しいという問題がある。また、与圧負荷する与圧部がチルト作動によるチルト機構部との摺動により摩耗すると、上下方向のがたつきを抑えることができなくなるといった問題もある。また、チルト機構部がステアリングコラム径方向において該ステアリングコラムの片側に配置される構成であるため、チルト作動時に同機構部にこじり力を発生させて、安定かつ円滑な作動(動力伝達)を阻害するといった問題もあった。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、チルト作動に影響を及ぼすことなく、上下方向のがたつきを好適に抑制し得るステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ステアリングホイールに連結されるステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトを回転自在に収容支持する筒状のコラムハウジングを有し、固定ブラケットにより車体に固定されるステアリングコラムと、チルトモータの作動に基づいて前記固定ブラケットに対する前記ステアリングコラムの傾動量を調整するチルト機構とを備えたステアリング装置において、前記チルト機構は、前記チルトモータにより回転駆動されるシャフトと、前記シャフトの回転に基づいて該シャフト上をスライドするスライド部材と、前記スライド部材および前記固定ブラケットに対して前記コラムハウジングを連結し、前記スライド部材のスライドに基づいて、前記ステアリングコラムを前記固定ブラケットに対して傾動作動させるリンク機構とを備え、前記コラムハウジングは、前記リンク機構が取り付けられる筒状の第1チューブと、該第1チューブよりも小径をなし、該第1チューブ内にて長手方向に進退自在に収容支持される筒状の第2チューブと、該第2チューブよりも小径をなし、該第2チューブに対して長手方向一端部が係合固定される筒状の第3チューブとを備え、前記ステアリングシャフトは、前記第1チューブに設けられた第1軸受により回転自在に支持される第1シャフトと、該第1シャフトに対して軸方向に伸縮自在、かつ周方向に相対回転不能に連結され、前記第3チューブに設けられた第2軸受により回転自在に支持される第2シャフトとを備え、前記ステアリングコラムは、テレスコモータの作動に基づいて前記第2チューブを前記第1チューブに対して長手方向に相対移動させ、前記ステアリングコラムのテレスコ位置を調整するテレスコ機構を備えるとともに、前記ステアリングシャフトの軸方向に所定の荷重が加えられたとき、前記第3チューブを前記第2チューブから係合を解除して、前記第2シャフトを前記第3チューブとともに前記第1シャフト、前記第1チューブ及び前記第2チューブに対して前記軸方向に収縮させるブレイクアウェイ機能を備え、前記リンク機構を、前記コラムハウジングの径方向外側において該コラムハウジングの左右両側に配置したことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のステアリング装置において、前記リンク機構は、前記コラムハウジングの左右両側に配置され、前記固定ブラケットに対して回転自在に支持される一対の第1リンクと、該一対の第1リンクに対して回転自在に支持されるとともに、前記コラムハウジングに対して回転自在に支持され、更に、前記スライド部材に対して回転自在に支持される第2リンクとを備え、前記シャフトは、前記コラムハウジングに対して回転自在に支持されることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、コラムハウジングは、該コラムハウジングの左右両側に配置されたリンク機構を介して、スライド部材および固定ブラケットに対して連結される。従って、ステアリングコラムに対する上下方向の入力荷重は、固定ブラケットおよびスライド部材の間においてリンク機構によって吸収されるとともに、スライド部材を支持するシャフトによって吸収される。これにより、ステアリングコラムの剛性を高め、上下方向のがたつきを好適に抑制することができる。また、リンク機構がコラムハウジングの両側に配置されることにより、チルトモータの駆動力をそれら両側のリンク機構に伝達させてステアリングコラムをチルト作動させることができる。これにより、チルト作動時におけるこじり力の発生を抑えて、安定かつ円滑な作動を行うことが可能となる。さらに、コラムハウジングを第1、第2および第3チューブにて構成し、第1チューブに対して第2チューブを相対移動させることによりステアリングコラムのテレスコ量を調整するテレスコ機構、および、第2チューブと第3チューブとの二重管構造によるコラム収縮タイプのブレイクアウェイ機能を備えるステアリング装置において、チルト作動に影響を及ぼすことなく、上下方向のがたつきを好適に抑制し得るチルト機構を搭載することができる。また、本構成は、チルト機構を第1チューブに対して配置するとともに、テレスコ機構を第1および第2チューブに対して配置する構成であるため、車両衝突時の衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収機構を配置するスペースを第3チューブに確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ステアリングコラムに対する上下方向の入力荷重は、固定ブラケットおよびスライド部材の間において、一対の第1リンクおよび第2リンクによって吸収される。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、本実施の形態のステアリング装置を示す側面図、図2は、同ステアリング装置を示す底面図、図3は、図2におけるA−A断面図である。
図1に示すように、ステアリング装置10は、ステアリングコラム11と、該ステアリングコラム11内を挿通するステアリングシャフト12とを備えている。ステアリングコラム11は、ステアリングシャフト12を筒状のコラムハウジング13内にて回転自在に支持している。ステアリングシャフト12の一端(車体後方側)はステアリングホイールSWに連結され、他端(車体前方側)は図示しないステアリングギヤ機構に連結されている。
ステアリングコラム11は、コラムハウジング13の前端(車体前方側)に設けられた支持部材14と、車体に固定された固定ブラケット15とにより支持されている。具体的には、ステアリングコラム11は、支持部材14および固定ブラケット15により、支持部材14と車体との連結点P1を揺動中心として、ステアリングコラム11を車体に対して傾動自在とするように支持されている。
図3に示すように、コラムハウジング13は、筒状のメインチューブ21と、メインチューブ21よりも小径をなす筒状のロアチューブ22と、ロアチューブ22よりも小径をなす筒状のアッパチューブ23とを備えている。
ロアチューブ22は、メインチューブ21に設けられた前後一対の軸受24a,24bにより、メインチューブ21内においてステアリングシャフト12の軸方向に進退自在に支持されている。アッパチューブ23は、その長手方向一端部(車体前方側)がロアチューブ22に嵌挿され、該ロアチューブ22と図示しない係合手段によって係合されている。係合方法は任意である。従って、アッパチューブ23は、ロアチューブ22と一体にメインチューブ21に対して相対移動する。本実施の形態においては、メインチューブ21が請求項4の発明に係る第1チューブを構成し、ロアチューブ22が同発明に係る第2チューブを構成し、アッパチューブ23が同発明に係る第3チューブを構成する。
メインチューブ21とアッパチューブ23とには、それぞれ第1軸受25と第2軸受26とが取り付けられている。これら第1及び第2軸受25,26により、ステアリングコラム11は、ステアリングシャフト12をコラムハウジング13に対して回転自在、且つ軸方向に移動不能に支持する。
ステアリングシャフト12は、ステアリングホイールSWに連結されるアッパシャフト12aと、そのアッパシャフト12aに摺動自在に嵌合するロアシャフト12bとを備えている。アッパシャフト12aとロアシャフト12bとの嵌合部分には、それぞれスプラインが形成されており、アッパシャフト12aの内周面に形成されたスプラインは、ロアシャフト12bの外周面に形成されたスプラインに噛合される。従って、アッパシャフト12aは、ロアシャフト12bに対して軸方向に伸縮自在、かつ周方向に相対回転不能に連結される。即ち、アッパシャフト12aは、ロアシャフト12bと一体に回転される。本実施の形態においては、ロアシャフト12bが請求項3又は4の発明に係る第1シャフトを構成し、アッパシャフト12aが同発明に係る第2シャフトを構成する。
ステアリングコラム11は、車両の衝突により、ステアリングシャフト12の軸方向に車体前方に向かって所定の荷重が加えられたとき、ロアチューブ22とアッパチューブ23との上記係合を解除して、アッパシャフト12aをアッパチューブ23とともに、ロアシャフト12b、ロアチューブ22およびメインチューブ21に対して車体前方へ収縮させるブレイクアウェイ機能を備えている。
また、ステアリングコラム11は、公知のエネルギー吸収機構(図示略)を備えており、ステアリングシャフト12が車体前方へブレイクアウェイした際に、同エネルギー吸収機構によりステアリングシャフト12の前方への移動を制限することで、運転者がステアリングホイールSWから受ける衝撃を吸収する。本構成のステアリング装置10においては、このエネルギー吸収機構をアッパチューブ23に設けることができる。
図1に示すように、ステアリング装置10は、チルト機構31を備えており、チルトモータ32の作動に基づいてステアリングコラム11のチルト量、即ち、固定ブラケット15に対するステアリングコラム11の上下方向の傾動量を調整する。
また、ステアリング装置10は、テレスコ(テレスコピック)機構33を備えており、テレスコモータ34(図2参照)の作動に基づいてステアリングコラム11のテレスコ量、即ち、ステアリングコラム11の軸方向長さを調整する。以下、チルト機構31およびテレスコ機構33の構成について詳しく説明する。
まず、チルト機構31の構成を図1、図2、図4〜図7を参照しながら説明する。
図1に示すように、チルト機構31は、チルトモータ32により、減速ギヤ41(図5参照)を介して回転駆動される雄ネジを有するスクリューシャフト(以下、シャフトという)42と、シャフト42に螺合され、該シャフト42の回転に基づいてシャフト42上をスライドする雌ネジを有するスライド部材43とを備えている。シャフト42およびスライド部材43のネジは、台形ネジになっている。さらに、チルト機構31は、スライド部材43および固定ブラケット15に対してメインチューブ21(コラムハウジング13)を連結し、スライド部材43のスライドに基づいてステアリングコラム11を固定ブラケット15に対して傾動作動させるリンク機構44を備えている。
図4に示すように、リンク機構44は、メインチューブ21の径方向外側において、該メインチューブ21の左右両側に配置されている。具体的には、リンク機構44は、固定ブラケット15に対して第1ピボット45a,45bによりそれぞれ回転自在に支持される一対の第1リンク46a,46bと、該一対の第1リンク46a,46bに対して第2ピボット47a,47bにより回転自在に支持される略U字状の第2リンク48とを備えている。
図1に示すように、第2リンク48は、上記第1リンク46a,46bとの連結端部において略L字状に屈曲形成されており、メインチューブ21の左右両側に取り付けられた第3ピボット49a,49b(図2参照)により回転自在に支持されている。また、第2リンク48は、スライド部材43に対して第4ピボット50a,50b(図5参照)により回転自在に支持されている。この第4ピボット50a,50bの下方には、上記減速ギヤ41を収容するギヤハウジング41a、即ちシャフト42をメインチューブ21に対して回転自在に支持する第5ピボット51a,51b(図5参照)が設けられている。
このように構成されたリンク機構44では、チルトモータ32により減速ギヤ41を介してシャフト42が回転されると、その回転に基づいてスライド部材43がシャフト42上をスライドする。
そして、図6に示すように、スライド部材43がシャフト42の軸方向に沿って上方にスライドすると、その上方へのスライドに伴って第2リンク48がメインチューブ21に対して第3ピボット49a,49bを中心に図6中、時計回り方向に回転する。これにより、ステアリングコラム11は、第2リンク48と第1リンク46a,46bとの拘束を受けながら、支持部材14と車体との連結点P1を揺動中心として、固定ブラケット15に対して上方に傾動される。
反対に、図7に示すように、スライド部材43がシャフト42の軸方向に沿って下方にスライドすると、その下方へのスライドに伴って第2リンク48がメインチューブ21に対して第3ピボット49a,49bを中心に図7中、反時計回り方向に回転する。これにより、ステアリングコラム11は、第2リンク48と第1リンク46a,46bとの拘束を受けながら、支持部材14と車体との連結点P1を揺動中心として、固定ブラケット15に対して下方に傾動される。このようにシャフト42の正逆回転に基づいてリンク機構44が作動されることにより、ステアリングコラム11のチルト量が調整される。
次に、テレスコ機構33の構成を図1〜図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、テレスコ機構33は、テレスコモータ34により減速ギヤ61を介して回転駆動される雄ネジを有するスクリューシャフト(以下、シャフトという)62と、シャフト62に螺合され、該シャフト62の回転に基づいてシャフト62上をスライドする雌ネジを有するスライド部材63とを備えている。
減速ギヤ61はメインチューブ21に形成されたギヤハウジング21a内に収容されており、シャフト62はステアリングシャフト12の軸方向に対して略平行に設けられている。シャフト62およびスライド部材63のネジは、台形ネジになっている。メインチューブ21の底面には長孔状の切欠溝21b(詳しくは図2参照)が形成されており、スライド部材63は、この切欠溝21bを通じてロアチューブ22に対して固定されている。
このように構成されたテレスコ機構33では、テレスコモータ34により減速ギヤ61を介してシャフト62が回転されると、その回転に基づいてスライド部材63がシャフト62上をスライドする。そして、このシャフト62の正逆回転に基づいて、スライド部材63が同シャフト62上をスライドすることにより、ロアチューブ22がメインチューブ21に対して長手方向に相対移動(進退)する。これにより、ステアリングコラム11のテレスコ量が調整される。
上記のように構成されたステアリング装置10では、メインチューブ21の左右両側で第3ピボット49a,49bにより軸支されたリンク機構44(第1リンク46a,46bおよび第2リンク48)を介して、メインチューブ21がスライド部材43および固定ブラケット15に対して連結される。従って、ステアリングコラム11に対する上下方向の入力荷重は、固定ブラケット15とスライド部材43との間で第1リンク46a,46bおよび第2リンク48により吸収されるとともに、スライド部材43を支持するシャフト42により吸収される。これにより、ステアリングコラム11の剛性を高め、その左右方向のがたつきを抑制することはもとより、その上下方向のがたつきをも好適に抑制することができる。また、このようにリンク機構44をメインチューブ21の左右両側に配置したことにより、チルトモータ32の駆動力を該両側のリンク機構44に伝達させてチルト作動させることができる。これにより、チルト作動時におけるこじり力の発生を抑え、安定かつ円滑なチルト作動を行うことができる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)スライド部材43および固定ブラケット15に対してメインチューブ21を連結し、チルトモータ32の作動に基づいてステアリングコラム11を傾動作動させるためのリンク機構44(第1リンク46a,46b、第2リンク48)をメインチューブ21の径方向外側において左右両側に備えた。これにより、従来のようにチルト機構部に対して横方向に与圧を負荷しなくとも、ステアリングコラム11に十分な剛性を確保することができ、ステアリングコラム11に対する入力荷重をリンク機構44により吸収して、上下方向のがたつきを好適に抑制することができる。
(2)リンク機構44をメインチューブ21の左右両側に配置したことにより、チルト作動時におけるこじり力の発生も抑えられる。これにより、安定かつ円滑なチルト作動を行うことができる。
(3)チルト機構31に対して横方向に与圧を負荷する構成としないため、チルト作動によるスライド部材43とシャフト42との摩耗も極力抑えられる。
(4)コラムハウジング13をメインチューブ21、ロアチューブ22およびアッパチューブ23から構成し、リンク機構44をメインチューブ21に対して配置し、テレスコ機構33をメインチューブ21およびロアチューブ22に対して配置する構成とした。これにより、ロアチューブ22とアッパチューブ23との二重管構造によるコラム収縮タイプのブレイクアウェイ機能を備えるステアリング装置10において、車両衝突時の衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収機構を配置するスペースをアッパチューブ23に確保することができる。
なお、上記実施の形態は、以下に示す変形例の態様で実施してもよい。
・ステアリング装置10にテレスコ機構33を搭載しない構成としてもよい。図8に、テレスコ機構33を備えないステアリング装置70の構成を示す。即ち、このステアリング装置70は、上記実施の形態のステアリング装置10(図1)からテレスコ機構33を省略した構成であり、その他は図1と同様である。なお、図中、図1と同様な構成部分については、同一符号を付している。このようにテレスコ機構33を備えないステアリング装置70としても上記実施の形態と同様の効果を奏する。
・コラムハウジング13を1つのチューブ(メインチューブ21のみ)から構成してもよい。即ち、本発明は、テレスコ機構33やコラム収縮タイプ(二重管構造)のブレイクアウェイ機能を備えないステアリング装置にも適用することができる。
・テレスコ機構33の配置は、上記実施の形態に限らず、他の配置としてもよい。
・その他上記実施の形態及び各変形例の構成に係る設計的事項は本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更することができる。
一実施の形態のステアリング装置を示す側面図。 同ステアリング装置を示す底面図。 同ステアリング装置を示す断面図(図2のA−A断面図)。 同ステアリング装置を示す断面図(図1のB−B断面図)。 同ステアリング装置を示す断面図(図1のC−C断面図)。 同ステアリング装置のチルト作動を説明するための側面図。 同ステアリング装置のチルト作動を説明するための側面図。 変形例に係るステアリング装置を示す側面図。
符号の説明
SW…ステアリングホイール、10,70…ステアリング装置、11…ステアリングコラム、12…ステアリングシャフト、12a…アッパシャフト(第2シャフト)、12b…ロアシャフト(第1シャフト)、13…コラムハウジング、15…固定ブラケット、21…メインチューブ(第1チューブ)、22…ロアチューブ(第2チューブ)、23…アッパチューブ(第3チューブ)、25…第1軸受、26…第2軸受、31…チルト機構、32…チルトモータ、33…テレスコ機構、34…テレスコモータ、42…スクリューシャフト(シャフト)、43…スライド部材、44…リンク機構、46a,46b…第1リンク、48…第2リンク。

Claims (2)

  1. ステアリングホイールに連結されるステアリングシャフトと、
    前記ステアリングシャフトを回転自在に収容支持する筒状のコラムハウジングを有し、固定ブラケットにより車体に固定されるステアリングコラムと、
    チルトモータの作動に基づいて前記固定ブラケットに対する前記ステアリングコラムの傾動量を調整するチルト機構とを備えたステアリング装置において、
    前記チルト機構は、
    前記チルトモータにより回転駆動されるシャフトと、
    前記シャフトの回転に基づいて該シャフト上をスライドするスライド部材と、
    前記スライド部材および前記固定ブラケットに対して前記コラムハウジングを連結し、前記スライド部材のスライドに基づいて、前記ステアリングコラムを前記固定ブラケットに対して傾動作動させるリンク機構とを備え、
    前記コラムハウジングは、前記リンク機構が取り付けられる筒状の第1チューブと、該第1チューブよりも小径をなし、該第1チューブ内にて長手方向に進退自在に収容支持される筒状の第2チューブと、該第2チューブよりも小径をなし、該第2チューブに対して長手方向一端部が係合固定される筒状の第3チューブとを備え、
    前記ステアリングシャフトは、前記第1チューブに設けられた第1軸受により回転自在に支持される第1シャフトと、該第1シャフトに対して軸方向に伸縮自在、かつ周方向に相対回転不能に連結され、前記第3チューブに設けられた第2軸受により回転自在に支持される第2シャフトとを備え、
    前記ステアリングコラムは、テレスコモータの作動に基づいて前記第2チューブを前記第1チューブに対して長手方向に相対移動させ、前記ステアリングコラムのテレスコ位置を調整するテレスコ機構を備えるとともに、前記ステアリングシャフトの軸方向に所定の荷重が加えられたとき、前記第3チューブを前記第2チューブから係合を解除して、前記第2シャフトを前記第3チューブとともに前記第1シャフト、前記第1チューブ及び前記第2チューブに対して前記軸方向に収縮させるブレイクアウェイ機能を備え、
    前記リンク機構を、前記コラムハウジングの径方向外側において該コラムハウジングの左右両側に配置したことを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記リンク機構は、前記コラムハウジングの左右両側に配置され、前記固定ブラケットに対して回転自在に支持される一対の第1リンクと、該一対の第1リンクに対して回転自在に支持されるとともに、前記コラムハウジングに対して回転自在に支持され、更に前記スライド部材に対して回転自在に支持される第2リンクとを備え、前記シャフトは、前記コラムハウジングに対して回転自在に支持される、
    請求項1記載のステアリング装置。
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