JP4696030B2 - 窓用調光部材昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ローマンシェードやプリーツスクリーン,ロールスクリーン,ブラインド等の窓用の調光部材を昇降させ、かつ調光部材を任意の開き位置や閉じ位置に保持する機能を併せ持つ窓用調光部材昇降装置に関する。
建屋の窓の室内側に調光を目的に用いられるローマンシェードやプリーツスクリーン等の調光部材を昇降させる窓用調光部材昇降装置にあっては、定荷重ばね機構を用いて調光部材を任意の開き位置や閉じ位置に保持するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1または2参照)。
このうち、特許文献1では、ヘッドボックスに突設した一対の枢軸に第1プーリと第2プーリを軸支し、該第1プーリと第2プーリのそれぞれに上部側のリング状コード溝と下部側のリング状溝とを設け、該上部側リング状コード溝には、終端部が互いに分離されて調光部材を介してボトムレールに固定される双コード線からなる連結コードを、また下部側のリング状溝には、第1ばね部と第2ばね部を有するS字形状のばね部材を配設した構成となっている。
また特許文献2では、調光部材の上昇を行う作動軸に定荷重ばね機構を装着し、該作動軸もしくはこの作動軸にベベルギアを介して連結された駆動軸にチェーンホイールを固着し、該チェーンホイールにエンドレスチェーンを巻き掛けた構成となっている。
特許文献1,2では、調光部材と定荷重ばね機構の板ばねのばね力とをバランスさせ、調光部材の下端に付設されたボトムレールを手で下降もしくは押し上げる手操作によって、調光部材を任意の開き位置に保持できるようにしており、さらに特許文献2では、調光部材を手で直接把持する操作以外に、作動軸や駆動軸から吊り下げられたチェーンによっても操作できるようにしている。
特開2005−226226号公報 特開昭54−38648号公報
しかしながら、建屋の窓が仮に掃き出し窓や腰窓等で平易な高さにあっても、年配者や小児にはこれらの窓に付設の調光部材に手が届かないことがあり、さらに高窓や天窓にあっては、通常家人には手の届かない高さにあるため、特許文献1の窓用調光部材昇降装置は使用することができない。
これに対して、特許文献2の窓用調光部材昇降装置では、窓の取り付け高さにかかわらずチェーンを手の届く高さまで延長することによって調光部材を昇降させることは可能であるが、特許文献2の技術では、定荷重ばね機構や作動軸,駆動軸,チェーンホイール,エンドレスチェーンといった部材が直結関係にあって、調光部材のボトムレールを手で直接下降または押し上げた場合にもエンドレスチェーンが連動して回転してしまうため、体裁を著しく損なうばかりか、ボトムレールを操作する作業者に高負荷を与えることとなり、好ましくない。
本発明はかかる実情を背景にしてなされたもので、その目的とするところは、調光部材を手で直接上げ下げする手操作と引きコード操作の双方が行え、かつ体裁がよくしかも作業者への負担がない窓用調光部材昇降装置を提供することにある。
上述の目的にしたがって、請求項1の発明は、プリーツスクリーン等の窓用調光部材を昇降自在に吊持するヘッドボックスに、一対のばね巻き取り用ドラム間に板ばねを巻き掛けした定荷重ばね機構を配設し、前記調光部材に定荷重ばね機構の板ばねのばね力を作用させて、調光部材を任意の開き位置や閉じ位置に保持するようにした窓用調光部材昇降装置において、前記調光部材の下降用操作コードを巻回した下降コード用ドラムと、同じく調光部材の上昇用操作コードを巻回した上昇コード用ドラムとを、前記一対のばね巻き取り用ドラムのいずれか一方と同軸上に配設し、該一方のばね巻き取り用ドラムと上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムとの間に、前記上昇用操作コードと下降用操作コードのいずれか一方の牽引により、上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムとが一方のばね巻き取り用ドラムと選択的に係合して、上昇コード用ドラムまたは下降コード用ドラムを一方のばね巻き取り用ドラムと一体に回転させるラチェット機構を介装したことを特徴としている。
上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムは、通常一方のばね巻き取り用ドラムと非係合状態にあり、調光部材下端のボトムレールを手操作で直接上げ下げする際には一方のばね巻き取り用ドラムと連動しない。したがって、手操作する作業者に余計な負荷を与えないので作業性にも優れる。また、上昇用操作コードと下降用操作コードのいずれか一方を牽引すると、当該操作コードにつながる上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムのいずれかがラチェット機構を介して一方のばね巻き取り用ドラムと係合し、当該ドラムが一方のばね巻き取り用ドラムと連動して調光部材を上昇または下降する。
請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、一方のばね巻き取り用ドラムに伴う上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムの回転を互いに反対方向に設定したことを特徴としている。
本発明では、一方のばね巻き取り用ドラムと上昇または下降コード用ドラムとの係脱に一方向歯であるラチェットを用いて切り替えるため、一方のばね巻き取り用ドラムと連動する上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムの回転は互いに逆方向となる。
請求項3の発明は、前記請求項1または2の発明において、前記上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムのそれぞれに、前記上昇用操作コードまたは下降用操作コードを所定ストローク牽引したのちこれを解放した際に、該上昇用操作コードまたは下降用操作コードを牽引ストロークと同等分を前記上昇コード用ドラムまたは下降コード用ドラムに巻き戻す巻き戻し手段が連結されていことを特徴としている。
本発明の巻き戻し手段には、コイルスプリングや渦巻きばね等の伸縮部材が用いられ、ヘッドボックスと上昇コード用ドラムとの間、及びヘッドボックスと下降コード用ドラムとの間にそれぞれ張設される。
これらの巻き戻し手段は、上昇用操作コードと下降用操作コードのいずれか一方を所定ストローク牽引し、上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムのいずれかが一方のばね巻き取り用ドラムと連動して調光部材を上昇または下降た場合に、上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムのうちの作動した側につながれた一方が牽引ストローク分を伸張する。そして、牽引した操作コードを解放すると、伸張した巻き戻し手段が縮小して無負荷状態に復帰し、該巻き戻し手段につながる上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムのいずれかを作動とは逆方向へ回転させ、これにより牽引した操作コードが牽引ストロークと同等分を上方へ巻き上げられ、非牽引状態に復帰する。
請求項4の発明は、前記請求項1〜3のいずれかの発明において、下降ドラムに、調光部材が最下限に位置したのち、さらに前記下降用操作コードが引き操作された場合に、前記下降ドラムの回転を阻止するストッパ機構を設けたことを特徴としている。
かかる構成によれば、調光部材が最下限に位置してから、さらに下降用操作コードが引き操作された場合には、ストッパ機構が下降ドラムの回転を阻止するので、調光部材に連結される吊り紐がヘッドボックスの内部でたるむことがない。この結果、安定した性能を長期間良好に発揮できる。
本発明にかかる窓用調光部材昇降装置によれば、調光部材下端のボトムレールを直接上げ下げする手操作と引きコード操作の双方が行え、かつラチェット装置の介装によって、調光部材を手で直接下降または押し上げた場合にも操作コードが連動しないので体裁がい。さらに、作業者が調光部材を昇降する際にいたずらな負荷を与えないから力のいらない楽な操作で済む。
また、一方のばね巻き取り用ドラムに伴う上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムの回転を互いに反対方向に設定したことにより、部品点数を省略したコンパクトなラチェット装置を構成することができる。さらに、調光部材に連結される吊り紐を、一対のばね巻き取り用ドラムのいずれか一方と同軸に巻回することにより、ヘッドボックスを既存の大きさに抑えることが可能となる。
また、上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムに、上昇用操作コードまたは下降用操作コードを所定ストローク牽引したのちこれを解放した際に、該上昇用操作コードまたは下降用操作コードを牽引ストロークと同等分を上昇コード用ドラムまたは下降コード用ドラムに巻き戻す巻き戻し手段を連結したことにより、コード操作が牽引と牽引を解除する操作の繰り返しとなるため、エンドレスタイプのものに較べるとそれぞれの操作コードが必要最小限の長さにすることができる。
さらに、下降ドラムに、下降ドラムの回転を阻止するストッパ機構を設けたことにより、下降用操作コードを必要以上に引き操作しても、ストッパ機構が下降ドラムの回転を阻止するので、吊り紐がヘッドボックスの内部でたるむことがないので、安定した昇降機能を長期間良好に発揮することができる。
以下、本発明の窓用調光部材昇降装置をプリーツスクリーンに適用した一形態例を図面に基づいて説明する。
図中、図1はプリーツスクリーンを若干開いた状態の斜視図、図2はプリーツスクリーンの概略平面図、図3は図2のIII−III,III−III部分の拡大平面図、図4は同じく図2のIII−III,III−III部分の拡大断面平面図、図5は図3の断面正面図、図6は図2のVI−VI,VI−VI部分の拡大平面図、図7は図5は図6の断面正面図、図8は図2のVIII−VIII,VIII−VIII部分の拡大平面図、図9は図8の断面正面図、図10の(a)はガイド溝とガイドピンの係合を示す概略図、図10の(b)はヘッドボックスの断面側面図、図11の(a)はガイド溝とガイドピンの係合を示す概略図、図11の(b)はヘッドボックスの断面側面図、図12はストッパ機構周辺の斜視図である。
各図に示すプリーツスクリーン1は、図示しない窓枠の屋内側上部に固着されるヘッドボックス2と、該ヘッドボックス2から昇降自在に吊持される蛇腹折りのスクリーン3と、該スクリーン3の下端に付設されるボトムレール4とを備えており、ヘッドボックス2の一端部側には、上昇専用の操作コード5と下降専用の操作コード6とが吊持されている。
スクリーン3とボトムレール4とは、これらを手で直接上げ下げする手操作のほか、上昇用操作コード5と下降用操作コード6とコード操作によっても昇降が可能であり、さらに後述する定荷重ばね機構7を用いてこれら4通りの操作のいずれによっても、スクリーン3を任意の開き位置に停止させることができるようになっている。
ヘッドボックス2の一端部側内部には、一対のばね巻き取り用ドラム10,11間に板ばね12を巻き掛けした前述の定荷重ばね機構7が配設されており、一方のばね巻き取り用ドラム10の両側部には、上昇コード用ドラム13と下降コード用ドラム14とが同軸上に配設されている。一方のばね巻き取り用ドラム10の一側部には吊り紐用ドラム10aが一体に設けられ、該吊り紐用ドラム10aにスクリーン3を昇降する吊り紐15が巻回されるとともに、吊り紐用ドラム10aのフランジ部外周に鋸歯10bが刻設されている。
上昇コード用ドラム13には、ヘッドボックス2の一端部側内部をガイドローラ16a,16bに案内される上昇用操作コード5が巻回され、また下降コード用ドラム14には、同じくヘッドボックス2の一端部側内部をガイドローラ17a,17bに案内される下降用操作コード6が巻回されており、上昇用操作コード5が、上昇コード用ドラム13にヘッドボックス2の上側から板ばね12と同方向(図5において反時計方向)に巻回されるのに対し、下降用操作コード6は、下降コード用ドラム14にヘッドボックス2の底板2a側から板ばね12と反対方向(図5において時計方向)に巻回されている。
板ばね12は、スクリーン3とボトムレール4の開き位置によってばね巻き取り用ドラム10,11への巻数が異なり、たとえば、スクリーン3とボトムレール4とをヘッドボックス2直下の最上位に上昇させた状態では、その大部分が他方のばね巻き取り用ドラム11に巻き取られており、自身のばね力が図4において一方のばね巻き取り用ドラム10を反時計方向へ回転させる力として作用させている。
吊り紐用ドラム10aからヘッドボックス2の中間部方向へ繰り出された吊り紐15は途中で2本に分岐され、該2本の吊り紐15a,15bは、スクリーン3の昇降ストロークを稼ぐためにヘッドボックス2の上面一端部側から他端部側にかけて複数のガイドローラ18a→ガイドローラ18b→ガイドローラ18c→ガイドローラ18bと順次巻き掛けされたのち、一方の吊り紐15aが、ガイドローラ18dからヘッドボックス2の底板2aとスクリーンとを貫通してボトムレール4に連結され、また他方の吊り紐15bが、ガイドローラ18bからガイドローラ18c→ガイドローラ18eを経て、ヘッドボックス2の底板2aとスクリーンとを貫通してボトムレール4に連結されている。
これにより、手操作と操作コード5,6のいずれを用いた場合にも、一方のばね巻き取り用ドラム10と吊り紐用ドラム10aとが一体に回転して吊り紐15a,15bを巻き上げまたは繰り出し、スクリーン3とボトムレール4とを一体に上昇または下降する。
ガイドローラ18a,18bの間には、底板2aから3本のテンションピン20a,20b,20cを立設したテンショナ20が配設され、これらテンションピン20a〜20cにヘッドボックス2を長手方向に往復配置した前述の吊り紐15a,15bを巻き掛けして該吊り紐15a,15bに所定の張力を付与しており、このような構成によって、スクリーン3及びボトムレール4の荷重と吊り紐15a,15bの張力とを、定荷重ばね機構7の板ばね12のばね力にバランスさせ、スクリーン3とボトムレール4とを任意の開き位置に停止させることができるようにしている。
図4,図5は、手操作やコード5,6を牽引操作しない非作動状態を示しており、定荷重ばね機構7の板ばね12は、その大部分が他方のばね巻き取り用ドラム11に巻き取られており、スクリーン3とボトムレール4とをヘッドボックス2直下の最上位に上昇させた全閉状態となっている。
この状態において、ボトムレール4を手操作で下方向に牽引すると、定荷重ばね機構7の一方のばね巻き取り用ドラム10が図5において反時計方向へ回転し、他方のばね巻き取り用ドラム11が図5において時計方向へ回転して、板ばね12が他方のばね巻き取り用ドラム11から一方のばね巻き取り用ドラム10へと巻き取られていく。
一方のばね巻き取り用ドラム10に隣接する吊り紐用ドラム10aは、一方のばね巻き取り用ドラム10と一体となって図5において反時計方向へ回転し、吊り紐用ドラム10aから吊り紐15,15a,15bが繰り出されていき、スクリーン3とボトムレール4とが下降する。
定荷重ばね機構7の板ばね12のばね力は、スクリーン3及びボトムレール4の荷重と吊り紐15a,15bの張力とにバランスすべく設定されているため、スクリーン3とボトムレール4とは、手操作による下方向への牽引をどの時点で解除しても、任意の開き位置で停止する。
また、スクリーン3が任意の開き位置にあるボトムレール4を手操作で上方向に押し上げると、吊り紐15,15a,15bや定荷重ばね機構7が上述の下降とは逆の作動をして、スクリーン3とボトムレール4とが一体に上昇していき、手操作による押し上げをどの時点で解除しても、スクリーン3とボトムレール4は任意の位置で停止する。
上昇コード用ドラム13のばね巻き取り用ドラム10側には第1のコード戻し用ドラム13aが一体に設けられ、また下降コード用ドラム14のばね巻き取り用ドラム10側には第2のコード戻し用ドラム14aが一体に設けられており、第1コード戻し用ドラム13aには第1巻き戻し紐21が巻回され、また第2コード戻し用ドラム14aには第2巻き戻し紐22が巻回されている。
第1,第2巻き戻し紐21,22の一端部は、ヘッドボックス2の中間部近傍で折り返してガイドストッパ23a,23bの付近でビス24a,24bを用いてヘッドボックス2に固着され、さらに第1,第2巻き戻し紐21,22の折り返し部は、リターンスプリング25,26の一端部に設けたテンションローラ25a,26aに巻き掛けされている。
リターンスプリング25,26は、本発明の巻き戻し手段に相当する伸縮部材で本形態例ではコイルスプリングが用いられている。リターンスプリング25,26の他端部は、ヘッドボックス2の他端部側に突設したフック27a,27bに係止されており、スクリーン3を昇降しない非作動状態にあっては、定荷重ばね機構7の板ばね12から第1,第2巻き戻し紐21,22を通して作用するばね力によって適度な伸張状態に保持されている。
この構成により、上昇用操作コード5から上昇コード用ドラム13と第1コード戻し用ドラム13aを経て、第1巻き戻し紐21と一方のリターンスプリング25までが一体に連結され、上昇用操作コード5を牽引すると、上昇コード用ドラム13が図5において時計方向へ回転して上昇用操作コード5を繰り出し、上昇コード用ドラム13と一体の第1コード戻し用ドラム13aも図5の時計方向へ回転して第1巻き戻し紐21を巻き上げ、リターンスプリング25を伸張させる。
また上昇用操作コード5の牽引を解除すると、リターンスプリング25が縮小して第1巻き戻し紐21を初期位置方向へ引き戻し、上昇コード用ドラム13と第1コード戻し用ドラム13aとを図5の反時計方向へ一体に回転させ、上昇用操作コード5を上昇コード用ドラム13に牽引量分巻き上げて牽引前の初期位置に復帰する。
一方、下降用操作コード6は、下降コード用ドラム14と第2コード戻し用ドラム14aを経て第2巻き戻し紐22と他方のリターンスプリング26までが一体に連結され、下降用操作コード6を牽引すると、下降コード用ドラム14が図5において反時計方向へ回転して下降用操作コード6を繰り出し、下降コード用ドラム14と一体の第2コード戻し用ドラム14aも図5の反時計方向へ回転して第2巻き戻し紐22を巻き上げ、リターンスプリング25を伸張させる。
また下降用操作コード6の牽引を解除すると、リターンスプリング26が縮小して第2巻き戻し紐22を初期位置方向へ引き戻し、下降コード用ドラム14と第2コード戻し用ドラム14aとを図5の時計方向へ一体に回転させ、下降用操作コード6を下降コード用ドラム14に牽引量分巻き上げて牽引前の初期位置に復帰する。
なお、ガイドストッパ23a,23bは、リターンスプリング25,26の伸張規制を兼ねていて、リターンスプリング25,26の最大伸張量は、テンションローラ25a,26aがリターンスプリング25,26のガイドストッパ23a,23bに当接した段階で規制されるようになっている。
このようにして、ヘッドボックス2の一端部側には、定荷重ばね機構7の一方のばね巻き取り用ドラム10を中心に複数のドラムを配設したドラムユニット30と、他方のばね巻き取り用ドラム11を中心に複数のドラムを配設したドラムユニット31とが構成される。なお、本形態例では、これらドラムユニット30,31に部品の共用化による利便性から共通した備品を用いているが、スクリーン3とボトムレール4の昇降に機能するの主として一方のドラムユニット30側であり、他方のドラムユニット31の構成部品は必ずしも共用する必要はない。
一方のドラムユニット30の内部は中央を隔壁10cで仕切られた中空孔32となっており、この中空孔32にラチェット機構33が組み込まれている。このラチェット機構33は、前記隔壁10cの両側面に一方向歯として周設されるラチェット34a,34bと、隔壁10cの両側で中空孔32を軸方向へスライドするラチェットホルダ35a,35bと、該ラチェットホルダ35a,35bの隔壁10cと反対側に収容されるフリクションローラ36a,36b及びクラッチばね37a,37bとを備えるとともに、ラチェットホルダ35a,35bの隔壁10c側面には、隔壁10cのラチェット34a,34bとは逆の一方向歯であるラチェット38a,38bが周設されている。
図10(a),図11(a)に示す通り、ラチェットホルダ35a,35bの外周面には、くの字状のガイド溝40a,40bが対称に配設され、一方第1,第2コード戻し用ドラム13a,14aにはガイドピン41a,41bが突設されていて、該ガイドピン41a,41bをガイド溝40a,40bに遊挿しており、第1,第2コード戻し用ドラム13a,14aのいずれかを回転させることによって、ラチェットホルダ35a,35bが中空孔32を軸方向へスライドできるようにしている。
図4は、上昇用操作コード5や下降用操作コード6を操作しないラチェット機構33の非作動状態を示しており、ガイドピン41a,41bはガイド溝40a,40bの周方向部分に位置し、ラチェットホルダ35a,35bが隔壁10cと反対側に位置していて、隔壁10cのラチェット34a,34bとラチェットホルダ35a,35bのラチェット38a,38bとは歯合しない。
ラチェット機構33は、操作コード5,6のいずれかの牽引によって作動する。例えば、スクリーン3とボトムレール4が最下位の全開位置または中間の開き位置にあるとき、定荷重ばね機構7の板ばね12はその殆どか大半が一方のばね巻き取り用ドラム10に巻回されている。このような状態から上昇用操作コード5を牽引すると、上昇コード用ドラム13と第1コード戻し用ドラム13aとが図5の時計方向へ一体に回転して、リターンスプリング25を伸張させていく。
また、第1コード戻し用ドラム13aのガイドピン41aは、ガイド溝40aの周方向部分から傾斜方向部分に移動して、ラチェットホルダ35aを隔壁10c方向へスライドさせ、ラチェットホルダ35aと隔壁10cのラチェット38a,34aが歯合する。
この歯合により、定荷重ばね機構7の一方のばね巻き取り用ドラム10と、これに隣接する吊り紐用ドラム10aとが図5において時計方向へ供回りし、吊り紐用ドラム10aに吊り紐15,15a,15bが引き込まれて、スクリーン3とボトムレール4とが上昇する。
上昇用操作コード5の1回の牽引量は、最大でもリターンスプリング25のガイドストッパ23aがガイドストッパ23aに当接するまでで、上昇用操作コード5の牽引を解除すると、上昇コード用ドラム13と第1コード戻し用ドラム13aとが逆回転して、ガイドピン41aがガイド溝40aの周方向部分に移動し、ラチェットホルダ35aを隔壁10cと反対方向へスライドさせて、ラチェット38a,34aが歯合が解除される。この結果、定荷重ばね機構7は逆転せず、現状を維持する。
牽引を解除した上昇用操作コード5は、リターンスプリング25の縮小によって、牽引前の初期位置に上昇復帰し、スクリーン3とボトムレール4は、上昇用操作コード5の牽引操作を繰り返すことにより、所望の閉じ位置へ上昇する。
また、スクリーン3とボトムレール4が最上位の全閉位置または中間の開き位置にあるとき、定荷重ばね機構7の板ばね12はその殆どか大半が他方のばね巻き取り用ドラム11に巻回されている。このような状態から下降用操作コード6を牽引すると、下降コード用ドラム14と第2コード戻し用ドラム14aとが図5の反時計方向へ一体に回転して、リターンスプリング26を伸張させていく。また、第2コード戻し用ドラム14aのガイドピン41bは、ガイド溝40bの周方向部分から傾斜方向部分に移動し、ラチェットホルダ35bを隔壁10c方向へスライドさせて、ラチェットホルダ35bと隔壁10cのラチェット38b,34bが歯合する。
この歯合により、定荷重ばね機構7の一方のばね巻き取り用ドラム10と、これに隣接する吊り紐用ドラム10bとが図5において反時計方向へ共周りし、吊り紐用ドラム10aから吊り紐15,15a,15bが繰り出されて、スクリーン3とボトムレール4とが下降する。
下降用操作コード6の1回の牽引量は、上昇用操作コード5と同様ガイドストッパ23aに規制され、下降用操作コード6の牽引を解除すると、下降コード用ドラム14と第2コード戻し用ドラム14aとが逆回転して、ガイドピン41bがガイド溝40bの周方向部分に移動し、ラチェットホルダ35bを隔壁10cと反対方向へスライドさせて、ラチェット38b,34bの歯合が解除される。この結果、定荷重ばね機構7は逆転せず、現状を維持する。
牽引を解除した下降用操作コード6は、リターンスプリング26の縮小によって、牽引前の初期位置に上昇復帰し、スクリーン3とボトムレール4は、下降用操作コード6の牽引操作を繰り返すことにより、所望の開き位置へ下降する。
一方のドラムユニット30の近傍にはストッパ機構42が設けられており、スクリーン昇降用の吊り紐15は、吊り紐用ドラム10aとガイドローラ18aとの間でこのストッパ機構42に緩みなく張設されている。
ストッパ機構42は、ヘッドボックス2の内部長手方向にスライド可能に配設されたスライダ43と、ヘッドボックス2側に回転可能に軸支される固定ガイドローラ44とスライダ43に回転可能に軸支される可動ガイドローラ45と、スライダ43を一方のドラムユニット30方向へ弾発するリターンスプリング46とを備えており、吊り紐15は固定ガイドローラ44と可動ガイドローラ45とにS字状に巻回されている。
スライダ43のドラムユニット30側はくさび状に形成されており、その上面には、吊り紐用ドラム10aの鋸歯10bと歯合する鋸歯43aが刻設されている。スライダ43のドラムユニット30と反対側にはロッド43bが突設されており、該ロッド43bをヘッドボックス2側の突片2bに挿通するとともに、ロッド43bにリターンスプリング46を外挿して、該リターンスプリング46をスライダ43と突片2bとの間に縮設している。
リターンスプリング46の弾発力は、固定ガイドローラ44と可動ガイドローラ45とに巻回された吊り紐15の張力よりも小さく設定されており、常時は図5に示すごとく、スライダー43と吊り紐用ドラム10aとは離間している。
このように構成されるストッパ機構42は、スクリーン3とボトムレール4とが最上位の全閉位置または最下位の全開位置にあるとき、スライダー43と吊り紐用ドラム10aとの離間状態が維持されている。
そして、スクリーン3とボトムレール4とが最下限の全開位置にあって、さらに下降用操作コード6を牽引すると、吊り紐用ドラム10aは図5において反時計方向へ回転して吊り紐15を繰り出そうとするが、スクリーン3とボトムレール4とは既に最下限にあってそれ以上の下降はないから、吊り紐15はガイドローラ44,45の間で弛緩する。この結果、リターンスプリング46の弾発力がスライダ43に作用し、該スライダ43を吊り紐用ドラム10a方向へスライドさせ、鋸歯10b,43aが歯合して吊り紐用ドラム10aの回転を阻止する。
したがって、スクリーン3とボトムレール4がすでに最下限に位置していて、この状態から下降用操作コード6をさらに牽引することがあっても、吊り紐15が吊り紐用ドラム10aから不要に繰り出されることはないので、吊り紐15がいたずらに絡まることがなく、確実性の高い昇降操作を長期間安定して発揮することができる。
本発明の一形態例を示すプリーツスクリーンを若干開いた状態の斜視図である 本発明の一形態例を示すプリーツスクリーンの概略平面図である。 図2のIII−III,III−III部分の拡大平面図である。 図2のIII−III,III−III部分の拡大断面平面図である。 図3の断面正面図である。 図2のVI−VI,VI−VI部分の拡大平面図である。 図6の断面正面図である。 図2のVIII−VIII,VIII−VIII部分の拡大平面図である。 図8の断面正面図である。 (a)はガイド溝とガイドピンの係合を示す概略図、(b)はヘッドボックスの断面側面図である。 (a)はガイド溝とガイドピンの係合を示す概略図、(b)はヘッドボックスの断面側面図である。 ストッパ機構周辺の斜視図である。
符号の説明
1…プリーツスクリーン(本発明の調光部材)
2…ヘッドボックス
3…スクリーン
4…ボトムレール
5…上昇用操作コード
6…下降操作コード
7…定荷重ばね機構
10,11…ばね巻き取り用ドラム
10a…吊り紐用ドラム
12…板ばね
13…上昇コード用ドラム
14…下降コード用ドラム
15,15a,15b…吊り紐
25,26…リターンスプリング(本発明の巻き戻し手段)
21…第1巻き戻し紐
22…第2巻き戻し紐
30,31…ドラムユニット
33…ラチェット機構
35a,35b…ラチェットホルダ
34a,34b,38a,38b…ラチェット
40a,40b…ガイド溝
41a,41b…ガイドピン
42…ストッパ機構
43…スライダ

Claims (4)

  1. ローマンシェードやプリーツスクリーン等の窓用調光部材を昇降自在に吊持するヘッドボックスに、一対のばね巻き取り用ドラム間に板ばねを巻き掛けした定荷重ばね機構を配設し、
    前記調光部材に定荷重ばね機構の板ばねのばね力を作用させて、調光部材を任意の開き位置や閉じ位置に保持するようにした窓用調光部材昇降装置において、
    前記調光部材の下降用操作コードを巻回した下降コード用ドラムと、同じく調光部材の上昇用操作コードを巻回した上昇コード用ドラムとを、前記一対のばね巻き取り用ドラムのいずれか一方と同軸上に配設し、
    該一方のばね巻き取り用ドラムと上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムとの間に、前記上昇用操作コードと下降用操作コードのいずれか一方の牽引により、上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムとが一方のばね巻き取り用ドラムと選択的に係合して、上昇コード用ドラムまたは下降コード用ドラムを一方のばね巻き取り用ドラムと一体に回転させるラチェット機構を介装した
    ことを特徴とする窓用調光部材昇降装置。
  2. 前記一方のばね巻き取り用ドラムに伴う前記上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムの回転が互いに反対方向である
    ことを特徴とする請求項1に記載の窓用調光部材昇降装置。
  3. 前記上昇コード用ドラムと下降コード用ドラムのそれぞれに、前記上昇用操作コードまたは下降用操作コードを所定ストローク牽引したのちこれを解放した際に、該上昇用操作コードまたは下降用操作コードを牽引ストロークと同等分を前記上昇コード用ドラムまたは下降コード用ドラムに巻き戻す巻き戻し手段が連結されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の窓用調光部材昇降装置。
  4. 前記調光部材が最下限に位置したのち、さらに前記下降用操作コードが引き操作された場合に、前記下降ドラムの回転を阻止するストッパ機構を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の窓用調光部材昇降装置。
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