JP4692835B2 - 半導体試験システム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置について複数の検査項目に関して試験する半導体試験システムに関するものである。
従来、IC(Integrated Circuit)デバイスの製造ラインにおいては、半導体試験システム(以下「ICテストシステム」と呼称する)が利用されている。このICテストシステムは、テストサーバ及びICテスタを備えている。ICテスタは、ICデバイスの製造ラインに設置されている。このICテスタは、テストサーバの制御に従って、製造されたICデバイスを複数の検査項目に関して既定の順序に従って試験し、不良デバイスを検出する。ICテスタは、ICデバイスに関して各検査項目について試験を実施すると、その試験結果としての良否結果データを収集している。
従来のICテストシステムでは、試験時間を短縮するために、各検査項目に関して所定回数以上にわたり試験を実施して良否結果データを収集し、例えば、ある特定の検査項目に関する不良回数が所定回数以下である場合、その特定の検査項目を検査項目から削除することとしている(特許文献1参照)。
特開平11−243125号公報(図3,図4)
しかしながら、従来の半導体試験システムでは、複数の検査項目のうちどの検査項目を削除すべきであるかに関して判断するにあたり、同種の検査項目による検出状況(同種の検査項目についての良否結果データ)しか考慮しておらず、これら複数の検査項目による各検出状況の相関関係を考慮していないため、削除できる検査項目も試験していた。
そこで本発明は、半導体装置に関する不良の検出精度を維持しつつも短時間で試験を実施することができる半導体試験システムを提供する。
上記目的を解決するための第1の発明は、半導体装置に関して試験を実施すべき複数の検査項目について管理する検査項目管理手段と、前記複数の検査項目に従って前記半導体装置について試験を実施する試験実施手段と、前記試験実施手段による試験結果に基づいて、前記複数の検査項目に含まれる特定検査項目によって検出可能な特定の不良が、前記複数の検査項目に含まれる他の検査項目によって検出可能であるか否かを判断する検出可否判断手段と、前記検出可否判断手段によって前記特定の不良が前記他の検査項目で検出可能であると判断された場合、前記検査項目管理手段で管理している前記複数の検査項目から前記特定検査項目を削除する検査項目削除手段とを備え、前記検出可否判断手段は、前記複数の検査項目に対して前記特定の不良が検出された回数をカウントする不良検出回数カウント手段と、前記特定検査項目に対する前記他の検査項目で、前記不良検出回数カウント手段によりカウントされた前記特定の不良が検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記特定検査項目の代わりに前記他の検出項目によって前記特定の不良が検出可能であると判断する判断手段とを備えることを特徴とする半導体試験システムである。




本発明の半導体試験システムでは、試験実施手段が複数の検査項目に従って半導体装置を試験した結果、検出可否判断手段が、複数の検査項目のいずれかの組み合わせによって特定の不良を共通して検出可能であると判断すると、検査項目削除手段は、検査項目管理手段が管理する複数の検査項目から特定検査項目を自動的に削除する。
従って試験実施手段は、それ以降、その特定検査項目について試験を実施しないようになるものの、その特定の不良に関しては、他の検査項目について試験を実施することにより確実に検出することができる。このため本発明の半導体試験システムでは、複数の検査項目との相対的な検出状況との関係で検査項目数を減らすことができ、不良の検出感度を維持しながら、各半導体装置に関する試験時間を短縮することができる。
しかも、本発明の半導体試験システムは、半導体装置の量産ラインに設置された場合においては、試験対象である半導体装置を試験すればするほどさらに検査項目を減らすことができるとともに、さらに短時間で半導体装置を試験することができるため、大量の半導体装置についても効率よく短時間で試験を実施することができる。
さらに、検出可否判断手段は、特定の不良に関して他の検出項目によって検出可能であるか否かについて明確な判断基準に従ってより正確に判断することができることから、検査項目削除手段が、複数の検査項目のうち削除すべき特定検査項目を的確なものとすることができる。しかも検出可否判断手段は、誤って不良が検出されていた場合でも1回の検出で判断しないことから、特定の不良に関して他の検出項目によって検出可能であるか否かについて正確に判断することができる。

の発明は、第1の発明の構成において、前記検出可否判断手段は、前記特定の不良が前記他の検査項目によっても検出できないと判断された場合に、前記複数の検査項目に含まれるさらに別の検査項目によって検出できるか否かを判断する別の検査項目判断手段と、前記別の検査項目判断手段によって前記特定の不良が検出可能であると判断された場合、前記検査項目削除手段に対して、前記検査項目管理手段で管理している前記複数の検査項目から前記特定検査項目を削除させる削除指示手段とを備えることを特徴とする。

の発明によれば、第1の発明の作用に加えて、検出可否判断手段が、他の検査項目によっても特定の不良を検出できない場合でも、その特定の不良を検出可能な検査項目の組み合わせを探し出して、不良の検出精度を維持しつつも最小数の検査項目となるよう検査項目を削減し、半導体装置の試験時間を最小限度に抑制することができる。

の発明は、第1の発明または第2の発明の構成において、前記半導体装置は、半導体メモリであることを特徴とする。







本発明の半導体試験システムは、半導体装置に関する不良の検出精度を維持しつつも短時間で試験を実施することができる半導体試験システムを提供することができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態としての半導体試験システム1の電気的な構成例を示すブロック図である。
半導体試験システム1は、IC(Integrated Circuit)テスタ3、外部記憶装置7及び演算解析装置5を備えている。ICテスタ3は、ICデバイスの製造ラインに設置される試験装置である。このICテスタ3では、試験プログラムが動作しており、この試験プログラムが、この製造ラインにおいて製造されたICデバイス(半導体装置)について試験の実施を制御し、その試験結果に基づく良否結果データを生成する。ICテスタ3は、生成した良否結果データを外部記憶装置7に対して送信する機能を有する。
外部記憶装置7は、例えばハードディスクのような大容量の記憶装置であり、ICデバイスについての試験結果に関する良否結果データを蓄積するための記憶装置である。外部記憶装置7は、ICテスタ3から受信した良否結果データを記憶可能であるとともに、記憶済みの良否結果データを提供可能な構成となっている。なお、この外部記憶装置7は、ICテスタ3及び演算解析装置5のいずれかによって内蔵されている形態であっても良い。
演算解析装置5は、不良解析プログラムが動作しており、この不良解析プログラムが、外部記憶装置7に蓄積されている良否結果データに基づいてICデバイスに関する不良解析を実施する。なお、本実施形態では、ICデバイスのうち不良が生じているICデバイスを「不良デバイス」と呼称する。
図2は、図1に示す半導体試験システム1の電気的な構成例を示すブロック図である。
半導体試験システム1のうちICテスタ3は、試験実施部11(試験実施手段)、検出可否判断部21(検出可否判断手段)及び検査項目削除部13(検査項目削除手段)を有するとともに、この試験実施部11が使用する検査項目記憶部9(検査項目管理手段)を有している。一方、外部記憶装置7は、良否結果データ15を記憶可能な構成となっている。
検査項目記憶部9は、ICデバイスに関して試験を実施すべき複数の検査項目について管理する記憶部である。試験実施部11は、検査項目記憶部9において管理されているこれら複数の検査項目の順に従って、試験プログラムにより半導体デバイスの試験を実施する機能を有する。
検出可否判断部21は、試験実施部11による試験結果に基づいて、複数の検査項目に含まれる特定検査項目によって検出可能なある不良(以下「特定の不良」と呼称する)が、これら複数の検査項目に含まれる他の検査項目によって検出可能であるか否かについて判断する機能を有する。
具体的には検出可否判断部21は、不良検出回数カウント部17(不良検出回数カウント手段)及び判断部19(判断手段)を含んでいる。不良検出回数カウント部17は、外部記憶装置7に蓄積された良否結果データ15に基づいて、その特定の不良が検出された回数をカウントする機能を有する。判断部19は、その特定の不良が検出された回数が予め定められた所定回数以上となった場合、上記他の検出項目によってその特定の不良が検出可能であると判断する機能を有する。
検査項目削除部13は、検出可否判断部21によってその特定の不良が他の検査項目で検出可能であると判断された場合、検査項目記憶部9で管理している複数の検査項目からこの特定検査項目を削除する機能を有する。
半導体試験システム1は以上のような構成であり、次に図1及び図2を参照しつつ具体的に説明する。
図3は、半導体試験システム1の試験動作例を示すフローチャートである。
図4及び図5は、それぞれ検査項目X及び検査項目Yによる不良ビットの検出状況に関する1対1の包含比較イメージ例を示す図であり、図6は、検査項目X、検査項目Y及び検査項目Zによる不良ビットの検出状況に関する1対複数の包含比較イメージ例を示す図である。
この半導体試験システム1では、ICテスタ3が、複数の検査項目に関する累積的な良否結果データ(いわゆる不良ビットデータ)15を生成するとともに、例えばこれと同時に各検査項目に関する良否結果データ15を生成している。
本実施形態では、一例として同一種類のICデバイスの数がm個であり、そのICデバイス1個に対する検査項目数(テスト数)がn個であるものと仮定する。ICテスタ3においては、まず、試験実施部11がm個のICデバイス各々についてn個の検査項目について試験を実施し、それぞれの良否結果データ15を全て収集し、外部記憶装置7に格納させる(図3のステップS1)。なお、これら複数の良否結果データ15は、同一のICテスタ3によって収集されても良いし、異なる複数のICテスタ3によって収集されても良い。
検出可否判断部21は、例えば検査項目数m個中のある2つの検査項目X及び検査項目Yに着目しつつ次のように処理する。すなわち検出可否判断部21は、図4(A)に示す検査項目Xに関する良否結果データ15に基づく検出状況と、図4(B)に示す検査項目Yに関する良否結果データ15に基づく検出状況とを1対1で比較し、両検査項目X,Yによって検出可能な不良ビットの包含関係を把握する。図示の例では、黒塗りのビットが不良ビットであることを表している。検出可否判断部21は、「検査項目X⊆検査項目Y」という包含関係が成立していることを見出すことができる。検出可否判断部21は、このような比較処理を、1つのICデバイスに関する各検査項目のいずれかの組み合わせに従って行う(図3のステップS2)。
検出可否判断部21は、m個のICデバイスについてそれぞれ、このような比較処理を実行し、各検査項目間の検出状況の包含関係を統計的に算出する。このとき、検出可否判断部21は、検査対象としたICデバイスが規定数(例えばm個)以上であり、かつ、そのうち予め定められた回数(所定回数)以上において検査項目Xと検査項目Yで、「検査項目X⊆検査項目Y」という包含関係が成立するか否かを判断する(図3のステップS3)。
検出可能判断部21は、このような包含関係が成立する場合、検査項目Xで検出可能な不良ビット(特定の不良)は検査項目Yで全て検出できると判断し(図3のステップS4)、検査項目Xを実行しなくても良い(削除しても良い)検査項目であると判断する。
一方、検出可否判断部21は、「検査項目X⊆検査項目Y」という包含関係が成立しない場合、検査項目Xで検出可能な不良ビットは検査項目Yで全て検出できないと判断し(図3のステップS5)、検査項目Xを実行すべき(削除してはいけない)検査項目と判断する。
ここで検出可否判断部21は、図5に示すように検査項目Xと検査項目Yとの包含関係において「検査項目X⊆検査項目Y」が成立しない場合には、さらに、図6及び図7に示すように検査項目Zにも着目して判断を行うようにしている。具体的には、検出可否判断部21は、図6(A)に示す検査項目Xに関する良否結果データ15に基づく検出状況と、図6(B)に示す検査項目Yに関する良否結果データ15に基づく検出状況と、図6(C)に示す検査項目Zに関する良否結果データ15に基づく検出状況とによって、不良ビットの検出状況を比較する。
具体的には検出可否判断部21は、図6(B)に示す検査項目Yによる検出状況及び図6(C)に示す検出項目Zによる検出状況によって、図6(A)に示す検出項目Xによる検出状況を包含できる場合、つまり検出項目Xにより検出可能な不良ビットが、検出項目Yにより検出可能な不良ビット又は検出項目Zにより検出可能な不良ビットである場合、次のように判断する。すなわち検出可否判断部21は、「検査項目X⊆検査項目Y∪検査項目Z」が成立すると判断し、検査項目Xに関して試験を実施しなくても良い(削除しても良い)と判断する。
このように検出可否判断部21が、検査項目X(特定検査項目)に関して試験を実施しなくても良いと判断した場合、検査項目削除部13に、検査項目記憶部9において管理されている複数の検査項目X,Y,Zなどから検査項目Xを削除させる(図3のステップS6)。試験実施部11は、検査項目記憶部9に登録されている検査項目についてのみ試験を実施することから、このように検査項目Xが検査項目記憶部9から削除されたことにより、次のICデバイスに関して試験を実施するときには、この検査項目Xに関する試験を実施せず、検査項目Y,Zに関する試験を実施する。
演算解析装置5は、外部記憶装置7に蓄積された各検査項目に関する良否結果データ15及び、累積した全ての検査項目に関する良否結果データ15に基づいて、不良デバイスに関してビット毎に不要解析をする。
第1実施形態によれば、試験実施部11が複数の検査項目X,Y,Zに従ってICデバイスを試験した結果、検出可否判断部21が、複数の検査項目X,Y,Zのいずれかの組み合わせによって特定の不良を共通して検出可能であると判断すると、検査項目削除部13は、検査項目記憶部9が管理する複数の検査項目X,Y,Zから自動的に特定検査項目Xを削除する。
従って試験実施部11は、それ以降、その特定検査項目Xについて試験を実施しないようになるものの、その特定の不良に関しては、他の検査項目Y,Zについて試験を実施することにより確実に検出することができる。このため本実施形態では、複数の検査項目X,Y,Zとの相対的な検出状況との関係で検査項目数を減らすことができ、不良の検出感度を維持しながら、各ICデバイスに関する試験時間を短縮することができる。
しかも第1実施形態では、半導体試験システム1がICデバイスの量産ラインに設置された場合においては、試験対象であるICデバイスを試験すればするほどさらに検査項目を減らすことができるとともに、さらに短時間でICデバイスを試験することができるため、大量のICデバイスについても効率よく短時間で試験を実施することができる。
また第1実施形態では、検出可否判断部21が、各検査項目によって特定の不良が検出された回数をカウントする不良検出回数カウント部17を備えているとともに、他の検査項目によって特定の不良が検出された回数が予め設定された回数以上となった場合、特定検査項目の代わりに他の検出項目によってその特定の不良が検出可能であると判断する判断部19(判断手段)を備えている。
このような構成とすると、検出可否判断部21は、特定の不良に関して他の検出項目によって検出可能であるか否かについて明確な判断基準に従ってより正確に判断することができることから、検査項目削除部13が、複数の検査項目のうち削除すべき特定検査項目を的確なものとすることができる。しかも検出可否判断部21は、誤って不良が検出されていた場合でも1回の検出で判断しないことから、特定の不良に関して他の検出項目によって検出可能であるか否かについて正確に判断することができる。
また第1実施形態では、検出可否判断部21が、特定の不良が他の検査項目によっても検出できないと判断された場合に、これら複数の検査項目に含まれるさらに別の検査項目によって検出できるか否かを判断する(別の検査項目判断手段)を備えている。さらに検出可否判断部21は、この判断によって、その特定の不良が検出可能であると判断された場合、検査項目削除部13に対して、検査項目記憶部9で管理している複数の検査項目から特定検査項目を削除させる指示を行う(削除指示手段)。
このようにすると、検出可否判断部21が、他の検査項目によっても特定の不良を検出できない場合でも、その特定の不良を検出可能な検査項目の組み合わせを探し出して、不良の検出精度を維持しつつも最小数の検査項目となるよう検査項目を削減し、ICデバイスの試験時間を最小限度に抑制することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態における半導体試験システム1aは、第1実施形態としての半導体試験システム1とほぼ同様の構成であるとともにほぼ同様の動作を行うことから、同様の構成および動作についてはその説明を省略し、以下異なる点を中心として説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同様の構成および動作について説明が及ぶ場合は、第1実施形態における符号と同一の符号を用いる。
第2実施形態では、第1実施形態における検査項目の削除基準に代えて、或いはこれと併せて、次のような検査項目の削除基準を採用している。具体的には、第2実施形態における半導体試験システム1aは次のような構成となっている。
半導体試験システム1aは、上記良否結果データを保持する保持部、その良否結果データを解析する解析部、条件テーブルメモリ、判別部及び変更部を備えている。条件テーブルメモリは、検査項目を削除するための条件及び検査項目の順番を入れ替えるための条件を示した条件テーブルを格納している。判別部は、その解析部の解析結果及びその条件テーブルの条件に基づいて検査項目の削除または入れ替えが必要であるかどうかを判別する。変更部は、その判別部が削除または入れ替えが必要であると判別した検査項目について削除または入れ替えを実行する。
このようにすると、ICデバイスの量産開始から現在までに至る長期間の良否結果データの解析結果と、条件テーブルに基づいて自動的に検査項目の削除や入れ替えを行っている。これによって第2実施形態では、検査効率を低減することなく検査項目の削除や入れ替えを行うことができ、しかも長期間にわたる良否結果データに基づく決定により、検査項目の削除に関する判断ミスを防止することができる。
またさらに第2実施形態では、その良否結果データを、検査項目を所定のまとまりに従ってグループ化してカテゴリーとし、カテゴリー内にある検査項目毎にICデバイスの良否判定結果を集計したサマリデータとしている。このようにすると、検査結果の生データ(良否結果データ)ではなくサマリデータを収集して検査項目の削除や入れ替えを自動的に行っているため、余計なデータを収集することなく検査項目の削除や入れ替えを効率よく行うことができる。
またさらに第2実施形態では、半導体試験システム1aが次のような予測部及び照合部を備えていてもよい。この予測部は、上記変更部で検査項目の順番を入れ替えたときに、入れ替えた検査項目の順番で既知のICデバイスについて検査を行ったときの検査結果を予測する機能を有する。この照合部は、入れ替えた検査項目の順番で実際にICデバイスについて検査を行ったときに得られた検査結果と、その予測部から得られた検査結果とを照合する機能を有する。このようにすると、ICテスタ3が正常に動作しているかどうかを確認できる。
またさらに第2実施形態では、半導体試験システム1aが、次のような第1のカウンタ及び入替部を備えていても良い。まず第1のカウンタは、不良が発生した検査項目について、その検査項目で発生した不良回数をカウントするものである。この入替部は、この第1のカウンタのカウント及びその条件テーブルの条件を基準とし、不良回数が所定値を超えてしまった検査項目を、現在の検査順番よりも前の検査順番とするよう移す機能を有する。このようにすると、不良回数が起こる確率が高い検査項目ほど前方の検査順番に持ってくるため、早い検査順番で不良が発生してテストが終了する確率が高くなる。これによって、無駄な検査項目を省くことができる。
また第2実施形態では、半導体試験システム1aが第2のカウンタ、第3のカウンタ及び削除部を備えていても良い。この第2のカウンタは、試験を実施したICデバイスの総数をカウントする。第3のカウンタは、各検査項目について試験を実施しなかった回数をカウントする。削除部は、第2のカウンタのカウント、第3のカウンタのカウント及び条件テーブルをもとに、所定のテスト回数以上連続して不良が発生していない検査項目を削除する機能を有する。このようにすると、不良でないと常時判断する検査項目を複数の検査項目から削除しているため、検査効率を向上することができる。また、このような構成とすると、ICデバイスの量産実績を積めば積むほど、削除の検討対象となる検査項目が増えていき、検査項目の削除の実施により検査効率が向上する確率を高めることができる。
またさらに第2実施形態では、ICデバイスの量産ラインに複数のICテスタ3を設置し、演算解析装置5(テスタサーバ)により複数のICテスタ3を管理する形態を採用している場合に、ICテストシステム1aが、次のような稼働状況監視部を備えている形態でも良い。具体的には、この稼働状況監視部は、各ICテスタ3の稼動状況を監視し、稼動が停止したときに停止要因を収集分析して、ICテスタ3の停止要因の改善指令を出す機能を有する。このようにすると、ICテスタ3の停止要因を的確に分析して改善指令を出すことができる。
また第2実施形態では、同様に、ICデバイスの量産ラインに複数のICテスタ3を設置し、演算解析装置5により複数のICテスタ3を管理する形態を採用する場合に、ICテストシステム1aが判断部を備えている形態でも良い。この判断部は、各ICテスタの検査結果をもとに、各ICテスタ3が正常であるか否かについて判定したり、ICデバイスが正常に検査されているかどうかについて判定する機能を有する。
以上は、一実施形態についての説明であるが、本発明の実施の形態がこれに制約されることはない。上記実施形態の各構成は、上述のような形態のみならず、適宜組み合わせを変更することができる。
また上記実施形態では、半導体試験システム1による試験対象が半導体メモリであると例示しているが、このようなメモリデバイスに限られず、システムオンチップ(System On Chip)ICデバイスについて試験を実施することに適用することができる。また上記実施形態では、複数の検査項目X,Y,Zを検査項目記憶部9で管理しているが、これに限られず、検査項目削除部13がこれら複数の検査項目X,Y,Zを削除可能な形態であればいかなる形態で管理していても良い。また上記実施形態では、試験実施部11内部に試験プログラムを有する構成を示したが、この試験実施部11が試験プログラムを読み出す構成であっても良い。
半導体試験システムの電気的な構成例を示すブロック図である。 図1に示す半導体試験システムの電気的な構成例を示すブロック図である。 半導体試験システムの試験動作例を示すフローチャートである。 検査項目による検出状況に関する1対1の包含比較イメージ例を示す図である。 検査項目による検出状況に関する1対1の包含比較イメージ例を示す図である。 検査項目による検出状況に関する1対複数の包含比較イメージ例を示す図である。
符号の説明
1 半導体試験システム
9 検査項目記憶部(検査項目管理手段)
11 試験実施部(試験実施手段)
13 検査項目削除部(検査項目削除手段)
15 良否結果データ(試験結果)
17 不良検出回数カウント部(不良検出回数カウント手段)
19 判断部(判断手段)
21 検出可否判断部(検出可否判断手段)

Claims (3)

  1. 半導体装置に関して試験を実施すべき複数の検査項目について管理する検査項目管理手段と、
    前記複数の検査項目に従って前記半導体装置について試験を実施する試験実施手段と、
    前記試験実施手段による試験結果に基づいて、前記複数の検査項目に含まれる特定検査項目によって検出可能な特定の不良が、前記複数の検査項目に含まれる他の検査項目によって検出可能であるか否かを判断する検出可否判断手段と、
    前記検出可否判断手段によって前記特定の不良が前記他の検査項目で検出可能であると判断された場合、前記検査項目管理手段で管理している前記複数の検査項目から前記特定検査項目を削除する検査項目削除手段とを備え、
    前記検出可否判断手段は、
    前記複数の検査項目に対して前記特定の不良が検出された回数をカウントする不良検出回数カウント手段と、
    前記特定検査項目に対する前記他の検査項目で、前記不良検出回数カウント手段によりカウントされた前記特定の不良が検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記特定検査項目の代わりに前記他の検出項目によって前記特定の不良が検出可能であると判断する判断手段と
    を備えることを特徴とする半導体試験システム。
  2. 前記検出可否判断手段は、
    前記特定の不良が前記他の検査項目によっても検出できないと判断された場合に、前記複数の検査項目に含まれるさらに別の検査項目によって検出できるか否かを判断する別の検査項目判断手段と、
    前記別の検査項目判断手段によって前記特定の不良が検出可能であると判断された場合、前記検査項目削除手段に対して、前記検査項目管理手段で管理している前記複数の検査項目から前記特定検査項目を削除させる削除指示手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体試験システム。
  3. 前記半導体装置は、半導体メモリであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体試験システム。
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