JP4692122B2 - インタフェース装置及びこれを備える印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ホスト機器とデバイス機器との間でデータをやり取りするためのインタフェース装置及びこれを備える印刷装置の改良に関する。
今日の集積回路(LSI)は、その構成単位であるトランジスタの微細化が進み、それによりスイッチング動作をしないにも関わらずリーク電流が流れてしまうので、集積回路を使用した電気機器の省エネルギー、節電の必要性が急務となっている。このことは、ホスト機器とデバイス機器との間でデータをやり取りするためのインタフェース装置においても同様である。
従来は、集積回路の内部の一部または全体の動作を停止させる方法、クロック供給を停止する方法、クロック動作周波数を低減する方法等により節電を行ってきたが、集積回路の微細化によるリーク電流の増加により、集積回路の動作停止のみでは節電効果が十分に得られなくなってきている。このため、近年では、集積回路への電源供給自体を停止する方法が採用されている。この場合、集積回路への電源供給を停止しているので、外部の機器からのデータ送信またはデータ要求があったときの応答が遅れ、動作再開が適切に行えない可能性がある。
そこで、例えば、下記特許文献1には、主電源からの電源供給を停止した省電力モード時に、ホストコンピュータからのデータ送信があると、応答制御部が通信制御情報に従ってホストコンピュータと通信を行い、この間に通常転送モードに復帰する印刷装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、省電力モードにおいて、通常動作状態に復帰するための機能のみに電力を供給する電源回路及び通信システムが開示されている。
特開2002−244834号公報 特開2003−228444号公報
しかし、上記特許文献1に記載された従来の技術においては、データ受信に関係するインタフェース部分全体に電力が供給されているので、リーク電流増加という問題には対応できていない。
また、上記特許文献2に記載された従来の技術においては、省電力モードにおいて、通常動作状態に復帰するための機能以外の部分、例えばインタフェース部等に電力が供給されていないので、ホストコンピュータに対して応答することができず、主電源が供給され省電力モードから復帰するまでの間にタイムアウトしないようにホストコンピュータ側を構成する必要があるという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、省電力と外部機器に対する応答性の両方が向上したインタフェース装置及びこれを備える印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ホスト機器とデバイス機器との間でデータをやり取りするためのインタフェース装置であって、ホスト機器とデバイス機器との間のデータ転送を処理するデータ転送処理手段と、節電モードの場合に、インタフェース装置に電力供給する主電源からの電力供給を停止する電力供給停止手段と、前記節電モードにおいて、副電源からの電力供給を受けるとともに、ホスト機器からデータ送信またはデータ要求があった場合に、ホスト機器に対して再実行を要求するためのデータを送る節電動作処理手段と、前記節電モードにおいて、副電源からの電力供給を受けるとともに、ホスト機器からデータ送信またはデータ要求があった場合に、前記電力供給停止手段が停止した電力供給を再開する電力供給再開手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記電力供給再開手段による電力供給の再開により、インタフェース装置の動作が正常に復帰したときに、節電動作処理手段が動作を停止することを特徴とする。
また、上記インタフェース装置において、前記データ転送処理手段は、ユニバーサルシリアルバスの転送用バッファであり、前記節電動作処理手段は、ホスト機器からセットアップトランザクション、アウトトランザクション及びイントランザクションを受信する通信手段と、前記アウトトランザクションまたはイントランザクションの再実行を要求するデータをホスト機器に対して返信するアクセス制御手段とを含むことを特徴とする。
また、上記節電動作処理手段は、前記通信手段がセットアップトランザクションを受信したときに、これを保持するセットアップトランザクション保持手段を有することを特徴とする。
また、上記通信手段及び前記アクセス制御手段は、インタフェース装置の主電源とは異なる副電源から電力を供給されることを特徴とする。
また、本発明は、上記いずれかのインタフェース装置を備える印刷装置であることを特徴とする。
本発明によれば、節電モードにおいて、電源停止手段が主電源からの電力供給を停止し、節電動作処理手段が、副電源からの電力供給を受けるとともに、ホスト機器からデータ送信またはデータ要求があった場合に、ホスト機器に対して再実行を要求するためのデータを送るので、省電力と外部機器に対する応答性の両方を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本発明にかかるインタフェース装置の構成例のブロック図が示される。図1において、デバイス機器10には、ホスト機器12との間でデータをやり取りするためのインタフェース装置14が備えられている。ここで、デバイス機器10としては、例えば印刷装置等があげられる。また、ホスト機器12としては、ホストコンピュータ等があげられる。
上記インタフェース装置14は、通信部16、データ転送処理部18、節電動作処理部20、電源制御部22及び記憶部24を含んで構成されている。
通信部16は、ホスト機器12から送信されたデータを受信し、及びホスト機器12からデータ要求があった場合に、要求されたデータをホスト機器12へ送信する動作を行う。この通信部16は、節電モードにおいても、副電源26からの電力供給を受けるように構成する。
データ転送処理部18は、ホスト機器12とデバイス機器10との間のデータ転送を処理する。例えば、上記通信部16がホスト機器12から受信したデータを一旦バッファに格納し、これをデバイス機器10に渡し、またはホスト機器12から要求されたデータをデバイス機器10から受け取って一旦バッファに格納し、これを通信部16に渡す等の動作を行う。なお、上記バッファは、記憶部24に形成してもよい。
節電動作処理部20は、節電モードにおいて、通信部16を介してホスト機器12からデータ送信され、またはデータ要求を受け取った場合に、ホスト機器12に対して通信部16を介してデータ送信またはデータ要求の再実行を要求するためのデータを送る動作を行う。ここで、上記再実行を要求するためのデータとしては、例えばユニバーサルシリアルバス(USB)を使用する場合、NAK応答がこれに相当する。なお、節電動作処理部20は、節電モードにおいても、副電源26からの電力供給を受けるように構成する。
電源制御部22は、節電モード時に、インタフェース装置14に電力供給する主電源28からの電力供給を停止する動作と、節電モードにおいてホスト機器12からデータ送信またはデータ要求があった場合に、停止している電力供給を再開する動作とを行い、節電モード及び通常動作モードにおけるインタフェース装置14への電力供給を制御する。なお、電源制御部22は、節電モードにおいても、副電源26からの電力供給を受けるように構成する。
記憶部24は、例えばCPUの作業用のRAM、不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリ、磁気記憶装置等で構成されており、インタフェース装置14が節電モードであるか通常動作モードであるかの状態等のデータ及びプログラムを記憶する。
図2には、上記インタフェース装置14の節電動作の例のフロー図が示される。図2において、インタフェース装置14が節電モードを開始すると(S1)、電源制御部22が、主電源28からインタフェース装置14への電力供給を停止させる(S2)。この場合の電源制御部22が、本発明にかかる電力供給停止手段として機能する。なお、この場合でも、通信部16、節電動作処理部20及び電源制御部22には、副電源26から電力供給されている。
次に、通信部16は、ホスト機器12からのデータ送信またはデータ要求を内容とするアクセスを監視し(S3)、ホスト機器12からのアクセスがあった場合に、節電動作処理部20にその旨を通知する。
通信部16から上記通知を受けたときに、節電動作処理部20では、通信部16を介して、ホスト機器12に対してデータ送信またはデータ要求の再実行を要求するためのデータを送信する(S4)。これにより、節電モードから通常動作モードに復帰するための時間を確保することができる。また、節電動作処理部20は、電源制御部22に節電モードの停止を指示し、電源制御部22は、S2で停止した電力供給を再開する(S5)。この場合の電源制御部22が、本発明にかかる電力供給再開手段として機能する。
次に、節電動作処理部20は、データ転送処理部18その他の電力供給が再開されたインタフェース装置14の各回路が正常動作を開始したかを監視する(S6)。正常動作が開始されたときに、節電動作処理部20の節電モードが終了する。すなわち、通信部16がホスト機器12からアクセスされたときに、データ送信またはデータ要求の再実行を要求するためのデータを節電動作処理部20が送信しない状態となる(S7)。なお、節電モードが終了した時点で、副電源26からの通信部16、節電動作処理部20及び電源制御部22への電力供給を停止し、全て主電源28から電力供給を受ける構成としてもよい。
図3には、図1に示されたインタフェース装置14を、USB(ユニバーサルシリアルバス)により実現した例を示すブロック図が示される。図3において、USBデバイス機能を有するLSI30には、USBインタフェースとして機能するUSBデバイス部32が設けられている。このUSBデバイス部32には、図1に示された通信部16と、SIE(シリアルインタフェースエンジン)34とが設けられている。ここで、通信部16は、ホスト機器12と高速シリアル通信を行う装置として構成される。また、SIE34は、通信部16を制御しつつ、ホスト機器12との間でデータをやり取りする機能、節電モードにおいて上述した節電動作を実行する機能を有する。すなわち、SIE34には、図1に示されたデータ転送処理部18に相当するバッファ部36、節電動作処理部20に相当するアクセス制御部38及び電源制御部22に相当する主電源制御部40を備えている。
なお、バッファ部36には、USBの仕様に従い、セットアップトランザクション用のコントロール転送用バッファI、コントロール転送用バッファII、アウトトランザクション用の転送用バッファI及びイントランザクション用の転送用バッファIIを備えている。ただし、コントロール転送用バッファIIは、アクセス制御部38及び主電源制御部40とともに副電源26から電力を供給されており、これらによって節電USBモジュール41を構成する。このコントロール転送用バッファIIは、節電モード中にホスト機器12からセットアップトランザクションが送信された際に、その内容を保存するためのバッファである。また、転送用バッファI及び転送用バッファIIは、転送効率を向上させるため複数設けてもよい。
以上の各部はCPU(中央処理装置)42とバス44によりデータのやり取りを行いながら動作される。また、メモリ46は、図1に示された記憶部24の構成要素であり、CPU42に動作用のメモリ領域を提供する。
図4には、図3に示されたSIE34の構成の詳細なブロック図が示される。図4において、アクセス制御部38には、トークンフェーズ認識部48、データフェーズ入力部50、データフェーズ出力部52、ハンドシェイクフェーズ認識部54、ハンドシェイクフェーズ出力部56が備えられ、これらは本発明が提供する節電機能の有無に関わらず、ホスト機器12とのデータのやり取りのために必要な構成要素である。
また、アクセス制御部38には、状態保持部58も備えられ、インタフェース装置14が節電モードであるか通常動作モードであるかの状態を保持する。この状態保持部58は、図1に示された記憶部24の構成要素である。
ホスト機器12から送信されたデータは、通信部16を介してトークンフェーズ認識部48で認識され、それによりデータフェーズ入力部50、データフェーズ出力部52、ハンドシェイクフェーズ認識部54、ハンドシェイクフェーズ出力部56を含む節電USBモジュール41がそれぞれ以降に述べる動作を行う。
まず、ホスト機器12から送信されるデータには、図5に示されるセットアップトランザクション、図6に示されるアウトトランザクション及び図7に示されるイントランザクションが含まれる。
図5に示されるセットアップトランザクションは、コントロール転送に使用される。コントロール転送は、主としてホスト機器12がデバイス機器10へコンフィグレーションデータを送信したり、デバイス機器10のコンフィグレーション情報を取得する場合に用いられる。また、コントロール転送は、セットアップステージ、データステージ、ステータスステージの3ステージから構成され、データステージとそれに続くステータスステージにより3種類存在する。
セットアップステージ(セットアップトランザクション)は、トランザクションの種類を示す情報を含むトークンフェーズ、CPU42に行わせるべき動作を指示するための情報を含むデータフェーズ及びセットアップステージにおける通信の結果を報告する情報を含むハンドシェイクフェーズにより構成される。ただし、セットアップステージのハンドシェイクフェーズは必ず通信成功を意味するACK応答パケットをホスト機器12に返さなければならない仕様となっている。このため、節電モードにおいてセットアップトランザクションを受信したときに、NAK応答をホスト機器12に返して再実行を要求することは許可されない。そこで、本実施形態にかかる節電USBモジュール41では、セットアップステージにおいてホスト機器12から送られてくるデータパケットを、節電モードにおいても副電源26から電力が供給され、動作が可能なコントロール転送用バッファIIに格納しておき、通常動作モードに復帰したときにCPU42がどのように動作すべきか判断できるように構成されている。ここで、コントロール転送用バッファIIが、本発明にかかるセットアップトランザクション保持手段に相当する。
図6に示されるアウトトランザクションは、バルクアウト転送に使用される。バルクアウト転送は、ホスト機器12からデバイス機器10へデータを送信する際に用いられ、アウトトランザクションの連続から成る。アウトトランザクションは、トランザクションの種類を示す情報を含むトークンフェーズ、デバイス機器10へ送信するデータを含むデータフェーズ及びデータフェーズにおける通信の結果を報告する情報を含むハンドシェイクフェーズにより構成される。
デバイス機器10がホスト機器12からデータフェーズに送信されたデータを受信できた場合は、その旨を示すACK応答パケットを、受信出来なかった場合は、その旨を示すNAK応答パケットを、ハンドシェイクフェーズでホスト機器12に返す。NAK応答パケットを受け取った場合、ホスト機器12は、これに反応してアウトトランザクションを再実行する。このように、NAK応答は、本発明にかかるホスト機器12に対して再実行を要求するためのデータに相当する。なお、ハンドシェイクフェーズでホスト機器12に返されるSTALL応答は、デバイス機器10が動作不能の状態を意味する。
図7に示されるイントランザクションは、バルクイン転送に使用される。バルクイン転送は、ホスト機器12がデバイス機器10にデータを要求する際に用いられ、イントランザクションの連続から成る。イントランザクションは、トランザクションの種類を示す情報を含むトークンフェーズ、ホスト機器12へ送信するデータを含むデータフェーズ及びデータフェーズにおける通信の結果を報告する情報を含むハンドシェイクフェーズにより構成される。
ホスト機器12がデバイス機器10からデータフェーズに送信されたデータを受信できた場合は、その旨を示すACK応答パケットを、受信出来なかった場合は、その旨を示すNAK応答パケットを、ハンドシェイクフェーズでデバイス機器10に返す。
また、デバイス機器10がデータフェーズにおいてホスト機器12へ返信するデータを準備できていない場合は、その旨を示すNAK応答パケットを、デバイス機器10が動作不能の場合は、その旨を示すSTALL応答パケットを、ハンドシェイクフェーズでホスト機器12に返す。NAK応答パケットを受け取った場合、ホスト機器12は、これに反応してイントランザクションを再実行する。この場合にも、NAK応答は、本発明にかかるホスト機器12に対して再実行を要求するためのデータに相当する
次に、節電USBモジュール41の動作について説明する。例えばホスト機器12からセットアップトランザクションが送られた場合、トークンフェーズ認識部48がセットアップトランザクションの最初(トークンフェーズ)のパケットであるセットアップパケットを認識すると、次のデータフェーズにおいて、ホスト機器12から送られてくるデータパケットをデータフェーズ入力部50がコントロール転送用バッファIIに格納する。また、ハンドシェイクフェーズ出力部56は、ホスト機器12にACK応答パケットを返す。
また、ホスト機器12からアウトトランザクションが送られた場合、トークンフェーズ認識部48がアウトトランザクションの最初(トークンフェーズ)のパケットであるアウトパケットを認識すると、次のデータフェーズにおいて、ホスト機器12からデータパケットが送られてくると判断する。これにより、次のパケットはデータフェーズ入力部50が受け取り、転送用バッファIに格納する。パケットを転送用バッファIに格納できた場合は、ハンドシェイクフェーズ出力部56がホスト機器12に対しACK応答パケットを返し、格納に失敗した場合は、ハンドシェイクフェーズ出力部56がホスト機器12に対しデータパケットの再送を促すためNAK応答パケットを返す。
また、ホスト機器12からイントランザクションが送られた場合、トークンフェーズ認識部48がイントランザクションの最初(トークンフェーズ)のパケットであるインパケットを認識し、ホスト機器12へ返すデータの準備ができているかどうかをデータフェーズ出力部52が判断する。データを返せる場合はデータフェーズ出力部52からデータパケットを出力する。データが準備できていない場合は、ハンドシェイクフェーズ出力部56がイントランザクションの再送を促すためにホスト機器12へNAK応答を返す。データフェーズ出力部52からデータパケットをホスト機器12に送った後に、ホスト機器12からNAK応答が送られてきた場合は、ハンドシェイクフェーズ認識部54がこのNAK応答を認識し、ホスト機器12がデータ受信に失敗したと判断する。この場合、再びホスト機器12からイントランザクションが送られてきたときに、データフェーズ出力部52が前回送ったデータパケットを再送する。
ここで、本実施形態にかかるSIE34を節電モードとするために、状態保持部58に節電状態である旨が書き込まれると、セットアップトランザクション以外のトランザクションがホスト機器12から送られてきた場合、トークンフェーズ認識部48でトークンフェーズを認識した後、次のフェーズでは必ずハンドシェイクフェーズ出力部56からNAK応答パケットをホスト機器12に返すように構成される。
また、セットアップトランザクションが送られてきたときには、通常状態モードのときと同じ処理を行い、セットアップトランザクションの次に送られてくるトランザクションから、上記節電モードでの処理を行うように構成される。すなわち、ハンドシェイクフェーズ出力部56からNAK応答パケットをホスト機器12に返すように構成される。
また、このとき、主電源制御部40は、主電源28からの電力供給を停止する。この場合の主電源制御部40が、本発明にかかる電力供給停止手段として機能する。これにより、通信部16及び節電USBモジュール41以外の回路への電力供給が停止され、節電モードとなる。
次に、ホスト機器12からセットアップトランザクション等のデータの通信があったことをトークンフェーズ認識部48が認識すると、上記ハンドシェイクフェーズ出力部56からNAK応答パケットをホスト機器12に返すとともに、主電源制御部40が主電源28からの電力供給を再開する。この場合の主電源制御部40が、本発明にかかる電力供給再開手段として機能する。
ここで、デバイス機器10とホスト機器12との間でデータをやり取りするのに十分な機能を提供する回路の動作が通常状態に復帰してから、CPU42が状態保持部58に通常動作状態である旨を書き込む。なお、節電復帰トリガがセットアップトランザクションであった場合は、上記状態保持部58への書き込み処理の前に、CPU42がコントロール転送用バッファIIをリードする。
以上の構成により、節電モードにおいては、通信部16及び節電USBモジュール41のみに副電源26から電力が供給され、省電力を図れるとともに、通信部16及び節電USBモジュール41は節電モードにおいても動作しているので、外部機器に対する応答性の低下も回避できる。
図8には、図1に示されたインタフェース装置14を、USBにより実現した他の例を示すブロック図であり、図3と同一要素には同一符号が付されている。図8において特徴的な点は、節電USBモジュール41がSIE34の外部に形成されている点である。これにより、SIE34の中に節電USBモジュール41を形成できない仕様の機種についても、本発明のインタフェース装置14を実現することができる。
本発明にかかるインタフェース装置の構成例のブロック図である。 本発明にかかるインタフェース装置の節電動作の例のフロー図である。 本発明にかかるインタフェース装置を、USBにより実現した例を示すブロック図である。 図3に示されたSIEの構成の詳細なブロック図である。 セットアップトランザクションを示す図である。 アウトトランザクションを示す図である。 イントランザクションを示す図である。 本発明にかかるインタフェース装置を、USBにより実現した他の例を示すブロック図である。
符号の説明
10 デバイス機器、12 ホスト機器、14 インタフェース装置、16 通信部、18 データ転送処理部、20 節電動作処理部、22 電源制御部、24 記憶部、26 副電源、28 主電源、30 LSI、32 USBデバイス部、34 SIE、36 バッファ部、38 アクセス制御部、40 主電源制御部、41 節電USBモジュール、42 CPU、44 バス、46 メモリ、48 トークンフェーズ認識部、50 データフェーズ入力部、52 データフェーズ出力部、54 ハンドシェイクフェーズ認識部、56 ハンドシェイクフェーズ出力部、58 状態保持部。

Claims (3)

  1. ホスト機器とデバイス機器との間でデータをやり取りするためのインタフェース装置であって、
    ホスト機器とデバイス機器との間のデータ転送を処理する、ユニバーサルシリアルバスの転送用バッファであるデータ転送処理手段と、
    節電モードの場合に、インタフェース装置に電力供給する主電源からの電力供給を停止する電力供給停止手段と、
    前記節電モードにおいて、副電源からの電力供給を受けるとともに、ホスト機器からセットアップトランザクション、アウトトランザクション及びイントランザクションを受信し、前記アウトトランザクションまたはイントランザクションを受信したときには、常にその再実行を要求するデータをホスト機器に対して返信する節電動作処理手段と、
    前記節電動作処理手段がセットアップトランザクションを受信したときに、これに含まれる、前記節電モードが終了したときの動作を指示するためのデータパケットを保持するセットアップトランザクション保持手段と、
    前記節電モードにおいて、副電源からの電力供給を受けるとともに、ホスト機器からセットアップトランザクション、アウトトランザクション及びイントランザクションを受信した場合に、前記電力供給停止手段が停止した電力供給を再開する電力供給再開手段と、
    を備え
    前記節電モードは、前記電力供給再開手段による電力供給の再開により、インタフェース装置の動作が正常に復帰したときに終了し、前記節電動作処理手段は、前記節電モードが終了すると動作を停止することを特徴とするインタフェース装置。
  2. 請求項1記載のインタフェース装置において、前記通信手段及び前記アクセス制御手段は、インタフェース装置の主電源とは異なる副電源から電力を供給されることを特徴とするインタフェース装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のインタフェース装置を備えることを特徴とする印刷装置
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