JP4690607B2 - 塗布膜転写具及び塗布膜転写テープの交換方法 - Google Patents

塗布膜転写具及び塗布膜転写テープの交換方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に転写するために用いられる塗布膜転写具の構成に関し、さらに詳細には、このような塗布膜転写具において、使用済み塗布膜転写テープの交換作業を少ない操作で容易に実施可能とする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来修正塗料や粘着材層を紙面等に転写するために用いられる塗布膜転写具は複数案出されている。
このような塗布膜転写具には、主として使いきり式の商品と、使用済みになった塗布膜転写テープを交換して再使用することが可能な交換式の商品が存在した。前者のような使いきり式の商品は塗布膜転写具の内部構成を簡単にすることができるので、製品を安価に生産して提供することが可能である反面無駄が多く、資源の節約、ゴミの排出量削減などの観点からは問題があった。
【0003】
そのため、近年では交換式の塗布膜転写具が注目されているのであるが、現在市販される商品には、次のような問題が存在した。
【0004】
交換式塗布膜転写具は、省資源やゴミの削減を目的としているのであるから、理想的には、交換されるべきものは使用済みとなった塗布膜転写テープのみとして、これに付属して交換される部材は存在しないことが望ましい。しかしながら、塗布膜転写テープのみの交換作業は使用者が容易に実施することが困難であるから、実際には塗布膜転写テープと共にある程度他の部材も一緒に交換されることになっていた。この点に関し、現在市販される商品を検証してみると、本来塗布膜転写テープと共に交換される部材は少数であることが望ましいのであるが、実際にはかなり多くの部材が塗布膜転写テープと共に交換されているのが現状である。
【0005】
例えば、図21には特開平6-286927号公報に開示される発明に係る交換用塗布膜転写テープ800を示している。これを参照して具体的に説明すると、従来の商品は塗布膜転写テープの交換作業を容易とするため、塗布膜転写テープをカートリッジ式に形成している商品が少なからず存在していた。このような商品の場合、通常交換対象となるのは塗布膜転写テープ805、塗布膜転写テープのコア801、巻取リール802、カートリッジ基材803、転写ヘッド804等である。ここで塗布膜転写テープの動作を考察してみると、供給され、ヘッドで転写され、巻取リールに巻回されるのが一連の動作であるから、これに関わる部材を一まとめにしてカートリッジとしたほうが交換作業を容易にすることが可能となるのは事実といえる。しかしながら、正常に機能している多くの部材までこのように使用済み塗布膜転写テープと一緒に交換することはまったくの無駄であり、省資源、ゴミの削減といった本来の目的から外れることにもなりかねなかった。
また、カートリッジ交換式の商品ではあっても、構造が簡略であり交換する部材数の少ない商品も存在したが、そのような商品は交換する部材を削減した分よけいに交換作業に要する操作が複雑になることがしばしばであった。
【0006】
そこで、このようなカートリッジ式塗布膜転写具の欠点を解消する技術が案出されており、例えば特開平9-2724号公報に開示される発明が挙げられる。
【0007】
この発明による塗布膜転写具は、図22に示すように転写ヘッド900とこれを支持するアーム901が一体的に回動可能に設けられており、図23に示すように塗布膜転写テープホルダー1000に装着した交換用塗布膜転写テープ1001を容易に装着可能とするものであった。つまり、塗布膜転写テープの交換時には、ヘッド900及びアーム901部分を回転させて図22に示す状態としておき、この状態でホルダ1000に固定された交換用の塗布膜転写テープ1001と巻取リール1002とを塗布膜転写具本体の上方から取付けることができた。塗布膜転写テープを取付けた後は、ヘッド900及びアーム901部分を反時計回りに回転させることにより自動的に塗布膜転写テープがヘッドにセットされると同時に、塗布膜転写テープが巻き取られて弛みがなくなるので、交換作業は容易に実施することが可能となっていた。多くの場合、使用者にとって交換式塗布膜転写具の最大の悩みは、交換作業時に塗布膜転写テープをヘッドに掛けなくてはならない点にあったが、このような構成によれば、テープ交換時に使用者が特別な操作を行うことなく塗布膜転写テープをヘッドに掛けることができ、さらに塗布膜転写テープの弛みも自動的に調節することができるので優れた機構であるといえる。また、一般的に塗布膜転写テープの交換作業の容易さと交換対象となる部材の数は相反する傾向にあり、交換対象となる部材を削減して使用済み塗布膜転写テープのみの交換に近づけようとすると、使用者が塗布膜転写テープを手作業でヘッドに掛けてから巻取リールを調節してテープの弛みをとるなどの面倒な作業を行う必要があったが、この発明ではそれは不要である。
さらに、交換対象となる部材は塗布膜転写テープ、巻取リール、塗布膜転写テープコア、ホルダだけであり、塗布膜転写具の内部機構のほとんどを交換対象としていた商品と比較して大幅な省資源化が図られていた。
【0008】
しかしながら、このような商品にも改良の余地はあり、省資源、ゴミの削減を図ると同時に、さらに簡単な操作によって塗布膜転写テープを交換可能とすることが求められていた。例えば、前記従来技術の場合、塗布膜転写テープの交換時には▲1▼本体ケースを開き、▲2▼ヘッド及びアームを回転させ、▲3▼塗布膜転写テープを交換し、▲4▼ヘッド及びアームを回転させて元の位置に戻し、▲5▼本体ケースを閉じるという五段階の操作が必要であった。このような操作自体は慣れてしまえば難しいものではなかったが、使用者に煩わしさを感じさせ、商品に対して好ましくない印象を与えることにもなりかねなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、簡便さを損なうことなく少ない操作で転写テープの交換作業を実施することが可能な塗布膜転写具を提供することを課題とする。
また本発明は、省資源、ゴミの削減等に貢献する塗布膜転写具を提供することを課題とする
【0010】
請求項1記載の発明は、テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に押圧して転写するために用いられる塗布膜転写具において、塗布膜転写具本体には、少なくとも2部材に分割して形成される本体ケースを設けると共に、該ケースを構成する部材の一方を他方のケースに対して手動で回動可能な状態で配設し、前記ケースの一方には、該ケースの動作と連動して回動するヘッド保持体と、塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設け、前記ヘッド保持体は、ヘッド保持体と一体として回動する歯車部を有し、前記ケースの他方には、前記ヘッド保持体と一体とされた歯車部と噛合するラックを有し、前記本体ケースの一方を一方向に回転させて開くとき、前記歯車部が前記ラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、供給リールと巻取リールがケース外部に露出して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となり、前記本体ケースの一方を反対方向に回転させて本体ケースを閉じるとき、該歯車部がラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能となることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、上記構成により本体ケースの動作と、ヘッド保持体の動作と、本体ケース内に設けられた各部材の動作とを連動させることが可能となる。即ち、一方の本体ケースを他方のケースに対して回転させて開くことにより、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると共に、供給リールと巻取リールが露出して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となる。そして、前記本体ケースを反対方向に回転させて閉じることにより、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に、移動前と同位置に復帰する。そのため、使用者は本体ケースを開き、使用済み塗布膜転写テープを外して新しいものと交換し、本体ケースを閉じるだけで塗布膜転写テープの交換作業を完了することが可能となる。このように、従来個別に手動で行っていた煩わしい操作を不要とすることが可能となり、塗布膜転写テープの交換に要する操作を極めて容易なものとすることができる。
【0012】
請求項2記載の発明は、テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に押圧して転写するために用いられる塗布膜転写具において、塗布膜転写具本体には、本体ケースと、手動で回動させることが可能な状態で本体ケースの内部に設けた支持体とを設け、前記支持体には、該支持体の動作と連動して回動するヘッド保持体と、塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設け、前記ヘッド保持体は、ヘッド保持体と一体として回動する歯車部を有し、前記本体ケースには、前記ヘッド保持体と一体とされた歯車部と噛合するラックを有し、前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すとき、前記歯車部が前記ラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、前記支持体がケース外部に移動して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となり、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに収めるとき、該歯車部がラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能となることを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、上記構成により支持体の動作と、ヘッド保持体の動作と、支持体上に設けられた各部材の動作とを連動させることが可能となる。即ち、前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すことにより、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、前記支持体がケース外部に移動して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となり、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに収めると、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能となる。そのため、使用者は本体ケースを開き、使用済み塗布膜転写テープを外して新しいものと交換し、本体ケースを閉じるだけで塗布膜転写テープの交換作業を完了することが可能となる。このように、従来個別に手動で行っていた煩わしい操作を不要とすることが可能となり、塗布膜転写テープの交換に要する操作を極めて容易なものとすることが可能となる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項2において、前記支持体には、本体ケースに設けられたラックと噛合する歯車と共に供給リールの回転方向を規制するラチェット設けたヘッド保持体と、該ヘッド保持体の回転中心軸と同軸上に中心軸を有する前記ラチェットに係止する爪が設けられ塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、部材の回転中心軸と同軸上に中心軸を有する歯車が設けられ使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールにそれぞれ設けた歯車を連動させるための中間歯車とを設けたことを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、上記構成により支持体の動作と、ヘッド保持体の動作と、供給リールの動作と、巻取リールの動作とを連動させることが可能となり、支持体を一方向に回転させて本体ケースから開くだけで支持体上の各部材を自動的に連係動作させることが可能となる。そのため、塗布膜転写テープの交換に際しては、使用者は使用済みとなった塗布膜転写テープを外して新しいものと交換するだけでよく、塗布膜転写具内部に設けた部材を個別に動かして新しく交換した塗布膜転写テープの弛みをとるなどの調整作業を行うことは不要となる。このように、従来交換作業に際して使用者が個別に行っていた調整作業を不要とすることが可能となり、交換に要する操作を極めて容易なものとすることが可能となる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3において、前記支持体を一方向に回転させることにより本体ケースから引き出すと、ヘッドが自動的に回転して供給リールと巻取リールの間に移動すると共に、ヘッドが自動的に塗布膜転写テープから外れることを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、塗布膜転写テープの交換に際して前記支持体を一方向に回転させることにより本体ケースから引き出すと、ヘッド保持体が支持体の動作に連動して自動的に回転することになる。このときヘッドが自動的に回転して供給リールと巻取リールの間に移動すると共に、ヘッドが自動的に塗布膜転写テープから外れるように動作する。したがって、使用者が意識的に塗布膜転写テープをヘッドから外したり、ヘッドの位置を塗布膜転写テープの交換の障害とならない位置まで移動させたりする必要はなくなり、極めて容易に塗布膜転写テープの交換作業を完了することが可能となる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項2乃至請求項4の何れかに記載の塗布膜転写具において、前記支持体を反対方向に回転させることにより本体ケースに収めると、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に塗布膜転写テープの弛みを除去することを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、塗布膜転写テープの交換に際して前記支持体を反対方向に回転させることにより本体ケースに収めると、ヘッド保持体が支持体の動作に連動して自動的に逆方向に回転することになる。このときヘッドは交換された塗布膜転写テープに掛かると共に、塗布膜転写テープの弛みを除去することが可能となる。したがって、使用者が意識的に塗布膜転写テープをヘッドに掛けたり塗布膜転写テープの弛みを調整したりする必要はなくなり、極めて容易に塗布膜転写テープの交換作業を完了することが可能となる。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項2乃至請求項5の何れかに記載の塗布膜転写具において、前記支持体の回動軌跡上に位置する本体ケースには、本体ケースに対して回動可能な回動壁を設けて構成し、該回動壁には回動位置から回動前の位置へと自動的に復帰可能とする付勢機構を設けて構成したことを特徴とする。
【0021】
本発明によれば、塗布膜転写テープの交換に際して支持体を一方向に回転させると、ヘッド又は支持体の一部が回動壁に接触し、このとき回動壁は支持体の動作を妨げることなく動かされる。そして、塗布膜転写テープの交換後に前記支持体を反対方向に回転させると、回動壁はこのときも支持体と接触してその動作を妨げることなく動かされる。この一連の動作に際して、回動壁には付勢機構を設けて構成しているので、回動壁には常に元の位置に復帰する方向で力が作用することになり、開け放たれたままの状態になることを防止することができる。
【0022】
請求項7記載の発明は、テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に押圧して転写するために用いられる塗布膜転写具において、塗布膜転写具本体には、本体ケースと、手動で回動させることが可能な状態で本体ケースの内部に設けた支持体とを設け、前記支持体には、該支持体の動作と連動して回動するヘッド保持体と、塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設け、前記ヘッド保持体は、ヘッド保持体と一体として回動する歯車部を設け、前記本体ケースには、前記ヘッド保持体と一体とされた歯車部と噛合するラックを設け、前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すとき、前記歯車部が前記ラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、前記支持体がケース外部に移動して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となり、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに収めるとき、該歯車部がラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能とし前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すことにより使用済み塗布膜転写テープを取外し可能とする操作と、使用済み塗布膜転写テープを除去したのち交換用塗布膜転写テープを供給リールと巻取リールに装着する操作と、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに戻す操作とからなることを特徴とする。
【0023】
本発明によれば、上記構成により、容易に塗布膜転写テープの交換作業を実施することが可能となる。即ち、使用者は支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すことにより使用済み塗布膜転写テープを取外し可能とする操作と、使用済み塗布膜転写テープを除去したのち交換用塗布膜転写テープを供給リールと巻取リールに装着する操作と、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに戻す操作を行うだけで塗布膜転写テープの交換作業を完了することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明は、塗布膜転写具の本体に、少なくとも2部材に分割して形成される本体ケースを設けると共に、これらケースのうちの一方が他方のケースに対して手動で回動可能に配設して構成される。そして、前記ケースの一方には、このケースの動作と連動して回動するヘッド保持体と、塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設けて構成している。このように構成することにより、一方の本体ケースを他方のケースに対して回転させて開くことで、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると共に、供給リールと巻取リールが露出して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となる。また、前記本体ケースを反対方向に回転させて閉じることで、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に、移動前と同位置に復帰可能となる。
また、本発明に係る塗布膜転写具の他の構成は、本体ケースと、手動で回動させることが可能な状態で本体ケースの内部に設けた支持体とから構成される。そして、前記支持体には、この支持体の動作と連動して回動するヘッド保持体と、塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールとを連動させる伝達機構とを設けて構成している。このように構成することにより、前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すことで、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、支持体がケース外部に移動して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となる。また、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに収めると、ヘッドが自動的に逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置にヘッドが復帰可能となる。
このように構成することにより、簡便さを損なうことなく少ない操作で容易に塗布膜転写テープの交換作業を実施することが可能な塗布膜転写具を提供することが可能となる。さらに、交換する部材は塗布膜転写テープ、塗布膜転写テープのコア、テープ係止体などの限られた部材でよいため、省資源、ゴミの削減に貢献する塗布膜転写具を提供することが可能となる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明に係る一実施例の外観を示す。
本発明に係る塗布膜転写具の本体1は、上ケース11、下ケース13、支持体(中間ケース)12を備えている。これら各ケースは樹脂素材によって形成されている。そして、本体内部の主要な機構は、支持体12に設けられている。この支持体12は、上ケース11と下ケース13にそれぞれ設けた支持部111と135に軸121を軸支することにより回動自在とし、使用者が塗布膜転写テープの交換作業を行う際に容易に開くことを可能としている。回動壁14は支持体12を開く際にヘッド68又は支持体12の一部と接触し、このときその移動を妨げることのないように回動する。
【0027】
図2は、図1に示す塗布膜転写具の本体内部の構成を示す分解斜視図である。なお、本図では便宜上の理由により、支持体12の側壁122は切断した状態で図示している。
図3は、図2に示す支持部材上に配置される各部材の構成を示す分解斜視図である。
本体1の上ケース11と下ケース13は、上ケース11に設けた突起(図示せず)を下ケース13に設けた穴131に嵌合して組立可能に形成されている。なお、上ケース側の突起は、下ケース13に設けた穴131と対向する位置に設けられており、穴131にきつく嵌合する寸法で形成されている。
【0028】
回動壁14は、その一端の上下に軸141を設けて形成し、この軸141を上ケース11に設けた穴(図示せず)と下ケース13に設けた穴134にそれぞれ軸支して回動自在な状態で取付けられている。また、回動壁14には付勢手段となる板バネ142が取り付けられており、組立時にこの板バネ142の端部1421を下ケースに設けた係止溝133に挿入して係止させている。この板バネ142により回動壁14は反時計方向に付勢されるので、自動的に閉じることが可能となる。さらに、下ケース13内部に当接部136を設けることにより、板バネ142によって付勢される回動壁14の移動可能範囲を規定している。なお、本実施例では付勢手段として樹脂製の板バネ142を設けた構成を説明しているが、板バネ以外にも、これと同等の機能を果たすものを使用して構成しても構わない。例えば、回動壁14の端部に板バネと同等の機能を担う部材を一体的に形成してもよいし、コイルスプリングの復元力を利用した付勢機構を設けても構わない。
【0029】
支持体12は、その一端に設けた軸121を上ケース11と下ケース13にそれぞれ設けた支持部111と135の穴112と132に軸支することにより回動自在としている。そして、支持体12には供給リール5、ヘッド保持体6、中間歯車4、巻取リール3がそれぞれ設けられている。
【0030】
以下、支持体上に設けられた各部材の取付け関係を説明するに当たり、図2及び図3のみでは各部材の細部の詳細が明瞭ではないので、図4乃至図6を加えて参照して説明する。
図4は、供給リール近傍の構成を示す部分断面図である。
図5は、巻取リール近傍の構成を示す部分断面図である。
図6は、図2及び図3からでは形状が明瞭にならない部材に関し、上下方向を反転して示す斜視図である。
【0031】
供給リール5は、保持キャップ54、筒状体52、摩擦体51、歯車部材53から構成されている。保持キャップ54、筒状体52、歯車部材53の各部材は樹脂成型により形成されており、摩擦体51はフェルトをリング状に加工して形成されている。また、前記保持キャップ54の上部には四つの凹部543が形成されており、この凹部に嵌合する器具を用いることで容易に保持キャップ54を回動可能としている。そして、各部材の取付け関係は、まず歯車部材53の太軸部533に摩擦体51を緩挿し、その上から筒状体52を緩挿する。そして保持キャップ54を歯車部材53の細軸部534に緩挿して時計回りに回動することで組立てられる。すると、保持キャップ54は、穴541の周縁部に形成された段差部の上面542に歯車部材53の細軸534に設けた一対の係止爪532が係止された状態となる。そして、このとき摩擦体51は筒状体52の底面と歯車部材53の上面に挟まれた状態となり、摩擦クラッチを構成する。つまり、摩擦体51の厚みと筒状態52の高さの合計が太軸部533の高さよりも若干大きくなるように形成しているので、摩擦体51は縦方向に圧縮される状態となり、筒状態52はこの摩擦体51との接触面において生じる摩擦によって回転時に一定の付加を生じることになる。使用に際しては、この筒状態52に塗布膜転写テープのコア23が嵌合され、塗布膜転写テープはこの筒状態52と共に回転する。そのとき、この摩擦クラッチ機構によって、塗布膜転写テープが供給リールから供給される分量と巻取リールに巻回される巻取り量が常に等しくなるように調整される。つまり、巻取リールの巻取り量が供給リールの供給量よりも多くなるようにしておき、巻取り量が超過している分を摩擦クラッチ部の滑動によって吸収する構成としている。このように構成することにより、塗布膜転写テープが弛んだりちぎれたりすることなく、一定の張力を保った状態で安定して繰り出し可能となる。
【0032】
また、供給リール5の下部に位置するヘッド保持体6には、ガイドフランジ65とローラー66とを備えるヘッド68、ラチェット61、歯車部材67が設けられている。このラチェット61は、供給リール5の歯車部材53に設けたアーム536の端部に形成された係止爪5361に係合して供給リールの回転方向を規制している。具体的には、供給リールの時計方向の回転は自在であるが反時計方向の回転は阻止される。これにより塗布膜転写テープの移動可能な方向が一方向に規定されるので、使用に際して誤った方向に塗布膜転写テープを引き出してしまうことを防止することができる。
【0033】
供給リール5とヘッド保持体6はこのように構成されるものであり、取付け関係は次のようになっている。
まず、ヘッド保持体6は、部材中央に形成された穴62を支持体12に形成された太軸128に緩挿され回転自在な状態となる。この状態でヘッド保持体6のリム63が支持体12に形成された第一凹部126に案内されると共に、ヘッド保持体6下部に設けた歯車部材67が支持体12に形成された第2凹部129に案内される。そして、ヘッド保持体6の縁部69は支持体12に設けた太軸部128の上面1281と同じ高さに位置した状態となる。
【0034】
次に、供給リール5の穴535を支持体12に設けた細軸127に緩挿する。すると、供給リール5は太軸部128の上面1281とヘッド保持体6の縁部69の上に載置され回動自在な状態となる。また、このときヘッド保持体6に設けたラチェット61と供給リール5の歯車部材53に設けたアーム536の端部に形成された係止爪5361が係止した状態となる。
【0035】
次に、中間歯車4を支持体12に設けた軸123に緩挿して取付ける。中間歯車4に設けた穴41は軸123の軸径よりも若干大きく形成されているので、中間歯車4は軸123に対して回転自在となる。また、このとき中間歯車4は供給リール5の歯車部材53と噛合する。
【0036】
次に、巻取リール3を支持体12に設けた軸124に緩挿し、その上方から下面に突起31が形成された保持キャップ31を取付けて巻取リール3が固定される。この保持キャップ31の下面に形成された突起31は、軸124に設けた穴1241にきつく嵌合される。このとき、軸124の高さは巻取リール3の高さよりも高く形成されており、巻取リール3に設けた穴34は軸124の軸径よりも若干大きく形成されているので、巻取リール3は軸124に対して回転自在となる。そして、巻取リール3の下部に形成された歯車部33は中間歯車4と噛合した状態となる。また、巻取リール3のリム35は供給リール5の歯車部材53の上部に若干離間した場所に位置した状態となり、歯車部材53の上下方向の移動を規制して供給リール5が軸から脱落することを防止する。
そして、使用に際しては、この後テープユニット2が取付けられる。このテープユニット2は、内部に複数の空転防止爪231が形成されたテープコア23に塗布膜転写テープ22を巻回すると共に、塗布膜転写テープの一端に丸軸状のテープ係止体21を取付けて構成されている。取付け時には、供給リール5に塗布膜転写テープ22が巻回されたコア23が装着され、巻取リール3に形成されたスリット32にテープ係止体21が取付けられる。このとき、供給リール5に設けた筒状体52の外周面に複数設けた係止爪521とテープコア23に形成された空転防止爪24が接触した状態となり、テープユニット2は筒状体52と共に回転可能となる。そして、筒状体52に取付けられた塗布膜転写テープは歯車部材53の上面に形成された凸部531と接触した状態となり、前記摩擦クラッチ作動時において、塗布膜転写テープに不要な回転負荷がかかることが防止される。
このようにして組立てた支持体12を下ケース13に取り付けると、ヘッド保持体6に設けた歯車部67が下ケース13に設けたラック137に噛合した状態となり、ラック137、ヘッド保持体6、供給リール5、中間歯車4、巻取リール3の各部材が連携して動作可能となる。
なお、前記テープユニット2の詳細に関しては、図11乃至図13を参照して後述する。
【0037】
本実施例における塗布膜転写具は以上説明したように構成されるものであり、以下にその動作を説明する。
図7乃至図10は、支持体12とヘッド保持体6の連係動作の過程を示している。各図とも説明上必要である部材のみ記載しており、他の部材は省略若しくは外形のみ簡略に記載している。また、内部機構の動作を明確にするため、本体ケースは断面図としている。
図7は、支持体12を閉じた状態であり、ヘッド保持体6の左側部64aは支持体12の段差部125aに接触している。この状態で、支持体12を矢印Aの方向に回転させる。すると、ヘッド保持体6の下部に設けた歯車部材67が支持体12に設けたラック135に噛合しているので、ヘッド保持体6は、図8に示すように矢印C方向に回転する。このときヘッド保持体6の一部が回動壁14と接触し、回動壁14を矢印B方向に回転させる。さらに支持体12の回動が進行すると、図9に示すように、ヘッド保持体6の下部に設けた歯車部材67が支持体12に設けたラック135から外れる。このときヘッド保持体の右側部64bは支持体12の段差部125bに接触した状態となる。そして、さらに支持体12の回転が進行すると、図10に示すように支持体12が本体ケースから引き出された状態となる。以上が支持体12を本体ケースから引き出す過程におけるヘッド保持体6の動作であり、支持体12を本体ケースに収納する過程においては、ヘッド保持体6はその動作方向が逆転する。即ち、ヘッド保持体6は反時計回りに回動し、支持体12が本体ケースに完全に収納された段階でヘッド保持体の左側部64aが支持体12の段差部125aに接触した状態となり、動作を終えて図7の状態に復帰する。
【0038】
この一連の動作を踏まえて、本実施例における塗布膜転写テープの取付けを説明する。
なお、本実施例において使用する塗布膜転写テープの構成は、次の通りである。
図11乃至図13は、本実施例に使用する交換用塗布膜転写テープの一実施例を示すものである。図11及び図12は、ホルダ式のものを示しており、図13は他の構成によるものを示している。
まず、図11及び図12を参照してホルダ式の交換用塗布膜転写テープの一実施例を説明する。本実施例に係る交換用塗布膜転写テープ7は、テープユニット2と台紙71とから構成される。テープユニット2は、内部に複数の空転防止爪231が形成されたテープコア23に塗布膜転写テープ22を巻回すると共に、塗布膜転写テープの一端に丸軸状のテープ係止体21を取付けて構成されている。また、テープコア23とテープ係止体21の下部にはそれぞれ係止部232と211が形成されており、この部分が台紙71に設けた取付け部に嵌合される。台紙71は、樹脂製の板状部材であり、リール取付け部713、テープ係止体取付け部712、ガイド取付け部711が設けられている。なお、リール取付け部713とテープ係止体取付け部712の周縁部には複数の切欠部715を設けて各取付け部の変形を容易とし、台紙71に取付けられる各部材の着脱を容易としている。また、ガイド取付け部711にはガイド部材72の下部に設けた取付け部721が嵌合して取付けられ、塗布膜転写テープはこのガイド部材72によって案内されている。
【0039】
図13に示す構成は、台紙を使用していない点を除いて前述したホルダ式のものと基本的に共通している。テープユニット2は、内部に複数の空転防止爪231が形成されたテープコア23に塗布膜転写テープ22を巻回すると共に、塗布膜転写テープの一端に丸軸状のテープ係止体21を取付けて構成されている。そして、塗布膜転写テープの一部を剥離可能な粘着材84で接着して塗布膜転写テープが回旋してしまわないように固定している。
【0040】
以上が本実施例に使用する交換用塗布膜転写テープの構成であり、図14乃至図20を参照して塗布膜転写テープの交換を説明する。
図14乃至図20は塗布膜転写テープの交換過程における各部材の動作を示している。
支持体12を矢印A方向に回転させると、ヘッド保持体6は矢印C方向に回転する。このとき、ヘッド保持体6が回動壁14に接触すると回動壁14は矢印B方向に回転する。支持体12の回転がさらに進行すると、図15の状態を経て図16に示す状態となる。図16に示す状態は図10に示す状態に対応している。
この状態で塗布膜転写テープ22はヘッド68から外れた状態となりヘッド68は供給リール5と巻取リール3の間に位置した状態となるので、使用済み塗布膜転写テープを供給リール5と巻取リール3から取外し、新しい塗布膜転写テープと交換することが可能となる。本実施例では前述したホルダ式の塗布膜転写テープを交換する場合を示している。図17に示すように台紙71に取付けられた交換用塗布膜転写テープを各部材の取り付け位置を合わせて装着し、その後タブ714をつまんで台紙71を除去することにより交換作業が行われる。台紙71を除去した状態では、図18に示すように塗布膜転写テープがまだ弛んだ状態にあるがヘッドの外部に掛けられているので、その位置を直す必要はない。
この状態のまま支持体12を矢印Dの向きに回転させると、図19に示すようにヘッド保持体6が矢印E方向へ回転するので、ヘッド68と巻取リール3までの距離が長くなり塗布膜転写テープ22が緊張した状態でヘッド68に掛けられる。そして、支持体12がさらに回転して本体ケースの内部に収まると、塗布膜転写テープ22はヘッド68に掛け渡され、塗布膜転写テープ22は緊張した状態となり、ヘッド68の位置は交換作業前と同位置に復帰しており全ての作業が完了する。
【0041】
このように、本発明に係る塗布膜転写具は▲1▼支持体を開く、▲2▼塗布膜転写テープを交換する、▲3▼支持体を閉じる、の三つの操作により全ての交換作業が完了するのであり、操作に要する手順は明快且つ簡単である。
また、交換される部材に関しても、塗布膜転写テープと一緒に交換を余儀なくされるものはテープコアとテープ係止体のみであるから、省資源やゴミの削減にも貢献することができる。
【0042】
以上が本発明に係る一実施例の構成であるが、本発明に係る塗布膜転写具は次のように構成することも可能である。
塗布膜転写具本体には、上ケースと下ケースの2部材に分割して形成される本体ケースを設けると共に、上ケースが下ケースに対して手動で回動可能となるように配設する。そして、上ケースの内部にはラックを形成し、下ケースには取付け軸を中心として回動可能なヘッド保持体と、塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設けて構成する。そして、前記上ケースとしたケースの組立て時において、前記ラックとヘッド保持体に設けた歯車部が噛合するように配置し、ケースの開閉時にこのヘッド保持体が所定区間を回動可能となるように構成する。
このように構成することで、前記本体ケースを一方向に回転させて開くと自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、供給リールと巻取リールがケース外部に露出して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となるようにする。また、前記本体ケースを反対方向に回転させて本体ケースを閉じることにより、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能となるようにする。
これにより、前記実施例と同様に交換作業が容易な塗布膜転写具を提供することができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、次のような効果を有する。
【0044】
本発明によれば、上記構成により本体ケースの動作と、ヘッド保持体の動作と、本体ケース内に設けられた各部材の動作とを連動させることが可能となる。即ち、一方の本体ケースを他方のケースに対して回転させて開くことにより、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、前記支持体がケース外部に移動して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となる。そして、前記本体ケースを反対方向に回転させて閉じることにより、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰する。そのため、使用者は本体ケースを開き、使用済み塗布膜転写テープを外して新しいものと交換し、本体ケースを閉じるだけで作業を完了することが可能となる。このように、従来個別に手動で行っていた煩わしい操作を不要とすることが可能となり、塗布膜転写テープの交換に要する操作を極めて容易なものとすることができる。
【0045】
また本発明によれば、上記構成により支持体の動作と、ヘッド保持体の動作と、支持体上に設けられた各部材の動作とを連動させることが可能となる。即ち、支持体を一方向に回転して本体ケースから開くだけで支持体上の各部材は自動的に連係動作するので、使用者は塗布膜転写テープを外して新しいものと交換するだけで作業を完了することが可能となる。このように、従来個別に手動で行っていた煩わしい操作を不要とすることが可能となり、塗布膜転写テープの交換に要する操作を極めて容易なものとすることが可能となる。
【0046】
また本発明によれば、上記構成により支持体の動作と、ヘッド保持体の動作と、供給リールの動作と、巻取リールの動作とを連動させることが可能となり、支持体を一方向に回転させて本体ケースから開くだけで支持体上の各部材を自動的に連係動作させることが可能となる。そのため、塗布膜転写テープの交換に際しては、使用者は使用済みとなった塗布膜転写テープを外して新しいものと交換するだけでよく、塗布膜転写具内部に設けた部材を個別に動かして新しく交換した塗布膜転写テープの弛みをとるなどの調整作業を行うことは不要となる。このように、従来交換作業に際して使用者が個別に行っていた調整作業を不要とすることが可能となり、交換に要する操作を極めて容易なものとすることが可能となる。
【0047】
また本発明によれば、塗布膜転写テープの交換に際して前記支持体を一方向に回転させることにより本体ケースから引き出すと、ヘッド保持体が支持体の動作に連動して自動的に回転することになる。このときヘッドが自動的に回転して供給リールと巻取リールの間に移動すると共に、ヘッドが自動的に塗布膜転写テープから外れるように動作する。したがって、使用者が意識的に塗布膜転写テープをヘッドから外したり、ヘッドの位置を塗布膜転写テープの交換の障害とならない位置まで移動させたりする必要はなくなり、極めて容易に塗布膜転写テープの交換作業を完了することが可能となる。
【0048】
また本発明によれば、塗布膜転写テープの交換に際して前記支持体を反対方向に回転させることにより本体ケースに収めると、ヘッド保持体が支持体の動作に連動して自動的に逆方向に回転することになる。このときヘッドは交換された塗布膜転写テープに掛かると共に、ヘッド保持体と連動した供給リールと巻取リールが回転して塗布膜転写テープの弛みを除去することが可能となる。したがって、使用者が意識的に塗布膜転写テープをヘッドに掛けたり塗布膜転写テープの弛みを調整したりする必要はなくなり、極めて容易に塗布膜転写テープの交換作業を完了することが可能となる。
【0049】
本発明によれば、塗布膜転写テープの交換に際して支持体を一方向に回転させると、ヘッド又は支持体の一部が回動壁に接触し、このとき回動壁は支持体の動作を妨げることなく動かされる。そして、塗布膜転写テープの交換後に前記支持体を反対方向に回転させると、回動壁はこのときも支持体と接触してその動作を妨げることなく動かされる。この一連の動作に際して、回動壁には付勢機構を設けて構成しているので、回動壁には常に元の位置に復帰する方向で力が作用することになり、開け放たれたままの状態になることを防止することができる。
【0050】
また本発明によれば、上記構成により、容易に塗布膜転写テープの交換作業を実施することが可能となる。即ち、使用者は支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すことにより使用済み塗布膜転写テープを取外し可能とする操作と、使用済み塗布膜転写テープを除去したのち交換用塗布膜転写テープを供給リールに装着すると共にテープ係止体を巻取リールに装着する操作と、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに戻す操作を行うだけで塗布膜転写テープの交換作業を完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の外観を示す図である。
【図2】図1に示す塗布膜転写具の内部構成を示す分解斜視図である。
【図3】図2において支持体上に設けられた部材の構成を示す分解斜視図である。
【図4】供給リール近傍の構造を示す部分断面図である。
【図5】巻取リール近傍の構造を示す部分断面図である。
【図6】ヘッド保持体及6、巻取リール3、供給リール5に関し、各部材を下方から見た状態を示す斜視図である。
【図7】支持体及びヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図8】支持体及びヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図9】支持体及びヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図10】支持体及びヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図11】交換用塗布膜転写テープの一構成を示す図である。
【図12】図11に示す交換用塗布膜転写テープの構成を示す分解斜視図である。
【図13】交換用塗布膜転写テープの他の構成を示す図である。
【図14】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動作を示す図である。
【図15】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動作を示す図である。
【図16】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動作を示す図である。
【図17】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動作を示す図である。
【図18】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動作を示す図である。
【図19】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動作を示す図である。
【図20】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動作を示す図である。
【図21】従来の交換用塗布膜転写テープの構成を示す図である。
【図22】従来の塗布膜転写具の構成を示す図である。
【図23】図22に示す塗布膜転写具に使用される交換用塗布膜転写テープを示す図である。
【図24】従来の塗布膜転写具における塗布膜転写テープの交換を示す図である。
【符号の説明】
1 塗布膜転写具本体
11 上ケース
12 支持体(中間ケース)
13 下ケース
135 ラック
14 回動壁
142 板バネ(付勢機構)
2 テープユニット
21 テープ係止体
22 塗布膜転写テープ
23 テープコア
3 巻取リール
4 中間歯車
5 供給リール
521 空転防止爪
53 歯車部材
536 アーム
5361 爪
6 ヘッド保持体
61 ラチェット
67 歯車部材
68 ヘッド

Claims (7)

  1. テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に押圧して転写するために用いられる塗布膜転写具において、
    塗布膜転写具本体には、少なくとも2部材に分割して形成される本体ケースを設けると共に、該ケースを構成する部材の一方を他方のケースに対して手動で回動可能な状態で配設し、前記ケースの一方には、
    該ケースの動作と連動して回動するヘッド保持体と、
    塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、
    使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、
    前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設け、
    前記ヘッド保持体は、ヘッド保持体と一体として回動する歯車部を有し、
    前記ケースの他方には、前記ヘッド保持体と一体とされた歯車部と噛合するラックを有し、
    前記本体ケースの一方を一方向に回転させて開くとき、前記歯車部が前記ラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、供給リールと巻取リールがケース外部に露出して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となり、前記本体ケースの一方を反対方向に回転させて本体ケースを閉じるとき、該歯車部がラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能となることを特徴とする塗布膜転写具。
  2. テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に押圧して転写するために用いられる塗布膜転写具において、塗布膜転写具本体には、
    本体ケースと、
    手動で回動させることが可能な状態で本体ケースの内部に設けた支持体とを設け、前記支持体には、
    該支持体の動作と連動して回動するヘッド保持体と、
    塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、
    使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、
    前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設け、
    前記ヘッド保持体は、ヘッド保持体と一体として回動する歯車部を有し、
    前記本体ケースには、前記ヘッド保持体と一体とされた歯車部と噛合するラックを有し、
    前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すとき、前記歯車部が前記ラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、前記支持体がケース外部に移動して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となり、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに収めるとき、該歯車部がラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能となることを特徴とする塗布膜転写具。
  3. 請求項2において、前記支持体には、本体ケースに設けられたラックと噛合する歯車と共に供給リールの回転方向を規制するラチェット設けたヘッド保持体と、該ヘッド保持体の回転中心軸と同軸上に中心軸を有する前記ラチェットに係止する爪が設けられ塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、部材の回転中心軸と同軸上に中心軸を有する歯車が設けられ使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、前記供給リールと巻取リールにそれぞれ設けた歯車を連動させるための中間歯車とを設けたことを特徴とする塗布膜転写具。
  4. 請求項2又は請求項3において、前記支持体を一方向に回転させることにより本体ケースから引き出すと、ヘッドが自動的に回転して供給リールと巻取リールの間に移動すると共に、ヘッドが自動的に塗布膜転写テープから外れることを特徴とする塗布膜転写具。
  5. 請求項2乃至請求項4の何れかに記載の塗布膜転写具において、前記支持体を反対方向に回転させることにより本体ケースに収めると、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に塗布膜転写テープの弛みを除去することを特徴とする塗布膜転写具。
  6. 請求項2乃至請求項5の何れかに記載の塗布膜転写具において、前記支持体の回動軌跡上に位置する本体ケースには、本体ケースに対して回動可能な回動壁を設けて構成し、該回動壁には回動位置から回動前の位置へと自動的に復帰可能とする付勢機構を設けて構成したことを特徴とする塗布膜転写具。
  7. テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に押圧して転写するために用いられる塗布膜転写具において、
    塗布膜転写具本体には、
    本体ケースと、
    手動で回動させることが可能な状態で本体ケースの内部に設けた支持体とを設け、前記支持体には、
    該支持体の動作と連動して回動するヘッド保持体と、
    塗布膜転写テープが着脱可能な状態で装着される供給リールと、
    使用済み塗布膜転写テープが巻回される巻取リールと、
    前記供給リールと巻取リールとを連動させるための伝達機構とを設け、
    前記ヘッド保持体は、ヘッド保持体と一体として回動する歯車部を設け、
    前記本体ケースには、前記ヘッド保持体と一体とされた歯車部と噛合するラックを設け、
    前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すとき、前記歯車部が前記ラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが回転して塗布膜転写テープから外れると同時に、前記支持体がケース外部に移動して使用済み塗布膜転写テープの取外し及び取付けが可能となり、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに収めるとき、該歯車部がラックに沿って移動することにより回動して、自動的にヘッドが逆方向に回転して交換された塗布膜転写テープに掛かると共に移動前と同位置に復帰可能とし、
    前記支持体を一方向に回転させて本体ケースから引き出すことにより使用済み塗布膜転写テープを取外し可能とする操作と、使用済み塗布膜転写テープを除去したのち交換用塗布膜転写テープを供給リールと巻取リールに装着する操作と、前記支持体を反対方向に回転させて本体ケースに戻す操作とからなることを特徴とする塗布膜転写テープの交換方法。
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