JP4689710B2 - 据え置き型リモートコントロール送信機 - Google Patents

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Description

本発明は、被制御機器に制御データを送信して制御する据え置き型リモートコントロール送信機に関し、更に詳しくは、回転操作する操作部を備えた据え置き型リモートコントロール送信機に関する。
従来、DVDレコーダなどの映像再生機器を遠隔制御するリモートコントロール送信機として、ジョグダイヤルといわれる円環状のダイヤルキーをケースへ回転自在に取り付け、ジョグダイヤルの回転操作に応じて、DVDレコーダに記録された録画をコマ送り再生や変速再生制御するリモートコントロール送信機が知られている(特許文献1)。
このようなリモートコントロール送信機では、液晶パネルなどの表示部に制御内容(例えば、電源のON、OFF、早送り、巻き戻し、再生など)を表示し、ジョグダイヤルと別にケースに取り付けられた決定キーでいずれかの制御内容を選択した後、例えば、「再生」が選択されると、ジョグダイヤルの回転操作による回転角度に応じた制御データをDVDレコーダへ送信し、録画のコマ送り再生制御を行っている。
また、電動ブラインドのスラット角度調節の回転動作を遠隔制御するリモートコントロール送信機も知られている(特許文献2)。このリモートコントロール送信機の平面には、右下がりと右上がりのスラットの姿勢がそれぞれ表示された一対の入力スイッチが取り付けられ、各入力スイッチを入力操作すると、スラット角度調節用モータの動作を制御する制御データを含む赤外線のリモコン信号RSが、リモートコントロール送信機を向けた電動ブラインドに送信される。
一対の入力スイッチの制御データは、スラット角度調節用モータを正、逆方向に回転動作制御し、これにより右下がりのスラットの姿勢が表示された入力スイッチを入力操作すると、スラットが右下がりに回転し、左下がりのスラットの姿勢が表示された入力スイッチを入力操作すると、スラットが左下がりに回転するように回転動作制御される。従って、いずれかの入力スイッチを入力操作することにより、スラットの回転姿勢を任意に制御して、最適な採光量が得られる。
特開2007−36508号公報(第3頁36行乃至50行、第4頁26行乃至32行、図1、図3) 特開2000−240375号公報(第3頁4欄35行乃至第4頁5欄13行、図1、図2)
特許文献1のリモートコントロール送信機は、ケースを手で握ることができるように、ケースが縦長の形状に形成され、その長手方向の上下に分けて、複数の制御内容を表示する表示部と円環状操作部であるジョグダイヤルとが取り付けられている。従って、ジョグダイヤルと表示部が離れているので、所望の制御を行うためのジョグダイヤルの回転方向を表示部の表示により案内することができず、いずれの方向へ回転操作すればよいかを操作者へ伝達できないという問題があった。
また、被制御機器をジョグダイヤルの回転操作に応じて回転動作制御する場合に、リモートコントロール装置と被制御機器の相対位置によっては、被制御機器の回転動作方向がジョグダイヤルの回転操作方向と逆方向になる場合があり、操作者はジョグダイヤルの回転操作方向を誤ったり、違和感をもって回転操作することとなるものであった。
また、特許文献2のリモートコントロール送信機は、回転動作制御する被制御機器の回転姿勢を入力スイッチに表示し、入力スイッチを入力操作することによる被制御機器の回転動作方向を案内しているが、入力スイッチを入力操作するスイッチの押し下げ方向と、被制御機器の回転姿勢や回転動作方向は、全く無関係であり、同様に違和感のある入力操作となっていた。
更に、スラットは、入力スイッチを入力操作している間に、スラット角度調節用モータの回転により回転動作制御されるが、入力スイッチの入力操作とスラットの回転動作の間にタイムラグが生じるので、スラットの姿勢を微調整することは極めて困難であった。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、ジョグダイヤルの回転操作方向を、ジョグダイヤルの回転中心側の表示部に表示し、正確に回転操作方向を案内する据え置き型リモートコントロール送信機を提供することを目的とする。
また、ジョグダイヤルを回転操作する回転方向や回転角度を、その回転操作により制御される被制御機器の回転動作方向や回転動作角度に一致させ、違和感なく、正確に回転操作を行うことができる据え置き型リモートコントロール送信機を提供することを目的とする。
また、被制御機器の回転動作方向と回転動作角度を、微調整制御することが可能な据え置き型リモートコントロール送信機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1の据え置き型リモートコントロール送信機は、底面を載置面とした筐体と、筐体に回転自在に取り付けられる操作部と、操作部の回転中心軸回りの回転方向を検出する回転検出手段と、被制御機器を回転動作制御する制御内容を含む複数の制御内容を表示する表示部と、筐体に取り付けられ、入力操作により表示部に表示される複数の制御内容から特定の制御内容を選択する入力スイッチと、入力スイッチの入力操作により特定の制御内容が選択された制御モードで、回転検出手段が検出した回転方向から、被制御機器を選択された制御内容で制御する制御データを生成する操作信号生成手段と、制御データをRF信号により複数の被制御機器へ送信するRF送信手段とを備え、操作部の回転移動軌跡の回転中心軸側に露出する筐体の平面に、表示部が取り付けられ、被制御機器を回転動作制御する制御内容が選択された制御モードで、表示部は、選択された回転動作制御の回転動作方向を表示し、操作信号生成手段は、表示部に表示される回転動作方向に一致する操作部の回転方向から、被制御機器を表示部に表示される回転動作方向へ回転動作制御する制御データを生成することを特徴とする。
表示部が、操作部の回転移動軌跡の回転中心軸側に露出する筐体の平面に取り付けられるので、操作部の回転操作方向が操作者へ明確に伝えられる。
操作部の回転操作する回転操作方向に一致させて、その回転操作によって制御される被制御機器の回転方向を表示部に表示するので、表示部で制御しようとする回転動作方向を確認しながら、違和感なく操作部を回転操作することができる。
請求項2の据え置き型リモートコントロール送信機は、回転検出手段が、円環状操作部の中心軸回りの回転方向と回転角度を検出し、操作信号生成手段は、被制御機器を回転動作制御する制御内容が選択された制御モードで、表示部は、選択された回転動作制御の回転動作方向と回転動作角度から特定される被制御機器の回転姿勢を表示し、操作信号生成手段は、表示部に表示される回転姿勢に一致する円環状操作部の回転方向と回転角度から、被制御機器を表示部に表示される回転姿勢へ回転動作制御する制御データを生成することを特徴とする。
操作部の回転操作する回転操作方向や回転角度に一致させて、その回転操作によって制御される被制御機器の回転方向と回転角度から特定される回転姿勢を表示部へ表示するので、表示部で制御しようとする回転姿勢をみながら、操作部の回転方向や回転角度を調整して回転操作することができる。
操作部の回転方向と回転角度から、被制御機器を表示部に表示される回転姿勢へ回転動作制御する制御データが生成されるので、操作部を微小回転操作させることにより、被制御機器の回転姿勢を微調整制御できる。
請求項3の据え置き型リモートコントロール送信機は、被制御機器を回転動作制御する制御内容が、ブラインドのスラットを回転動作制御する制御であることを特徴とする。
スラットの回転方向と回転角度で特定される回転姿勢が表示部に表示されるので、操作部の回転操作方向と回転角度を、表示部に表示された回転姿勢を目安に回転操作することができる。
請求項4の据え置き型リモートコントロール送信機は、操作部が回転中心軸回りの円環状に形成され、表示部は、円環状の操作部に囲まれた開口に露出する筐体の平面に取り付けられることを特徴とする。
表示部が、円環状の操作部に囲まれた開口に露出するので、操作部の回転操作方向が操作者へ明確に伝えられる。
請求項5の据え置き型リモートコントロール送信機は、底面を載置面とし、固定して設置される筐体と、
筐体に回転自在に取り付けられる操作部と、
操作部の回転中心軸回りの回転方向を検出する回転検出手段と、
操作部の回転移動軌跡の回転中心軸側に露出する筐体の平面に取り付けられ、筐体から固定した方向にある複数の被制御機器と、各被制御機器をそれぞれ制御する複数の制御内容を表示する表示部と、
筐体に取り付けられ、入力操作により表示部に表示される複数の被制御機器と複数の制御内容から特定の被制御機器と制御内容を選択する入力スイッチと、
入力スイッチの入力操作により特定の被制御機器とその被制御機器を制御する特定の制御内容が選択された制御モードで、選択された被制御機器を選択された制御内容で制御する制御データを生成する操作信号生成手段と、
制御データをRF信号により複数の被制御機器へ送信するRF送信手段とを備え、
表示部は、被制御機器を選択する入力モードで、複数の各被制御機器をそれぞれ表すアイコンを、筐体の載置位置から各被制御機器の設置方向に対応する位置へ表示するとともに、回転検出手段が検出する操作部の回転方向と同一回りでアイコン間にカーソルを移動表示し、
入力スイッチを入力操作した際に、カーソルの表示位置のアイコンで表される被制御機器を、入力スイッチの入力操作により選択された被制御機器として制御モードを生成することを特徴とする。
RF信号により制御データを被制御機器へ送信するので、被制御機器の位置によってリモートコントロール送信機を移動させず、筐体と複数の被制御機器との相対位置を一定とすることができる。表示部は、被制御機器を選択する入力モードで、複数の各被制御機器をそれぞれ表すアイコンを、筐体との相対位置が一定である各被制御機器の設置方向に対応する位置へ表示するので、表示部に表示されるアイコンと制御する被制御機器との関係が違和感なく操作者に認識される。
アイコン間を移動するカーソルの移動方向は、操作部の回転操作方向に一致するので、複数の被制御機器の設置方向に合わせて、設置位置と同一回りで操作部を回転操作し、カーソルを移動させることにより被制御機器を選択できる。
請求項6の据え置き型リモートコントロール送信機は、表示部は、制御内容を選択する入力モードで、複数の被制御機器の制御を連続して制御する連続制御内容を表示し、操作信号生成手段は、入力スイッチの入力操作により表示部に表示される特定の連続制御内容が選択された制御モードで、選択された連続制御内容に従って複数の被制御機器を連続制御する制御データを生成することを特徴とする。
表示部に表示される特定の連続制御内容を選択することにより、複数の被制御機器を連続制御する制御データが生成されるので、制御内容毎に入力スイッチを入力操作する必要がない。
請求項7の据え置き型リモートコントロール送信機は、操作部が回転中心軸回りの円環状に形成され、表示部は、円環状の操作部に囲まれた開口に露出する筐体の平面に取り付けられることを特徴とする。
表示部が、円環状の操作部に囲まれた開口に露出するので、操作部の回転操作方向が操作者へ明確に伝えられる。
請求項1の発明によれば、回転操作する操作部の中心に表示部が配置されるので、制御内容によって異なる操作部の回転操作方向を表示部の表示で誤りなく操作者へ伝えることができる。
また、被制御機器の回転動作方向を表示部に表示し、その回転動作制御を行うための円環状操作部の回転操作方向を表示部に表示される方向と一致させたので、違和感なく回転操作を行うことができる。
請求項2の発明によれば、表示部に制御しようとする被制御機器の回転姿勢が表示されるので、表示部により、操作部の回転方向や回転角度が案内され、誤りなく回転操作することができる。
被制御機器の回転動作制御を、回転操作する操作部の回転角度により微調整制御できる。
請求項3の発明によれば、スラットの回転動作を、回転動作と違和感のない操作部の回転操作によって、制御できる。また、操作部の回転角度に応じて、スラットの回転動作角度を調整できるので、微小回転操作によりスラットの回転姿勢を微調整できる。
請求項4と請求項7の発明によれば、円環状の操作部に囲まれた開口内の表示部に、選択された回転動作制御の回転動作方向と一致する操作部の回転操作方向が表示されるので、操作者に操作方向が明確に伝えられる。また、円環状の操作部に囲まれた開口の内側に表示部が取り付けられるので、筐体の外形を小型化することができる。
請求項5の発明によれば、複数の被制御機器の設置方向に合わせて、被制御機器を表すアイコンを表示部に表示するので、誤りなく制御しようとする被制御機器を選択できる。
また、複数の被制御機器の設置方向に合わせて、複数の被制御機器の設置位置と同一回りで、操作部を回転操作するので、被制御機器の設置位置と違和感なく、操作部を回転操作することができる。
請求項6の発明によれば、複数の被制御機器に対する複数の制御内容を、一回の入力スイッチの入力操作で制御することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る据え置き型リモートコントロール送信機1を、図1乃至図9を用いて説明する。図1は、据え置き型リモートコントロール送信機1の斜視図、図2は、同縦断面図、図3は、据え置き型リモートコントロール送信機1の上方から見た分解斜視図、図4は、同下方から見た分解斜視図である。
図3、図4に示すように、据え置き型リモートコントロール送信機1は、小径円板部21と大径円板部22とから構成される絶縁性のケース2と、小径円板部21と大径円板部22間に挟まれて取り付けられる円形のプリント配線基板3と、リング状のジョグダイヤル41と作動リング42とから構成される円環状操作部4と、小径円板部21の平面側に操作摘みを臨ませた3個の入力スイッチ11、12、13及び液晶表示素子5とを備えている。
小径円板部21は、合成樹脂で円板状に形成されたもので、その底面(図2において下面)側から液晶表示素子5が取り付けられ、平面側に連通する長方形状の開口内に液晶表示素子5の表示画面が臨んでいる。また、この長方形状の開口の一側に沿って、3個の入力スイッチ11、12、13の各操作摘み11a、12a、13aが平面側に出没自在に取り付けられ、底面側にプリント配線基板3を取り付けると、それぞれプリント配線基板3に実装される入力スイッチ11、12、13上となる部位に取り付けられる。
小径円板部21の外周縁部21aは、円形の輪郭で、その外周縁部21aの底面側のやや中心寄りに、外周縁部21aの輪郭に沿った90度間隔の4カ所の位置から、円弧状のガイド片21bが垂設されている(図4参照)。ジョグダイヤル41の中心開口41aが形成される内周縁の円筒形内側面は、円形の段部41bを介して上側の内側面の内径が、小径円板部21の外周縁部21aの外径よりわずかに長く、下側の内側面の内径が外周縁部21aの外径より短く、4片のガイド片21bで形成される円の直径よりわずかに長くなっている。これにより、中心開口41aへ上方からを組み入れたジョグダイヤル41は、段部41bに外周縁部21aが当接して、小径円板部21に対して相対的に上方への移動が規制されるとともに、上側の内側面と下側の内側面が、それぞれ小径円板部21の外周縁部21aとガイド片21bに沿って摺動し、回動自在に案内される。
小径円板部21の底面には、更に、4カ所の位置に、円筒内面にネジ孔が螺刻されたネジ受け突起23が垂設され、このネジ受け突起23にプリント配線基板3と大径円板部22を挿通させたネジ14をネジ止めする。ネジ受け突起23の外径は、プリント配線基板3の4カ所に穿設された挿通孔31の内径より長く、従って、ネジ止めされる小径円板部21の底面とプリント配線基板3間の間隔は、ネジ受け突起23の高さに等しく、この高さは、プリント配線基板3上に実装される各回路部品の高さより高く、入力スイッチ11、12、13が、押し下げ操作していない各操作摘み11a、12a、13aの底面に接触する高さとなっている。
プリント配線基板3の平面には、上述した入力スイッチ11、12、13の他、液晶表示素子5のドライバーを兼ねた図5に示すマイコン7、RF通信モジュール8及びレバー式検出スイッチ9が実装されている。レバー式検出スイッチ9は、プリント配線基板3の円形の輪郭に沿って可動する可動端子9aが、プリント配線基板3の周縁から半径方向の外方に突出するように、プリント配線基板3の周縁に実装されている。また、プリント配線基板3の底面には、平面側の電源パターンに一端を接続させた一対のワイヤコンタクト10が取り付けられている。
大径円板部22は、合成樹脂で、小径円板部21の外径より長い外径の円板状に形成され、円形の外周に沿った外周縁部22aの平面に、断面が半円形状の下ガイド溝26が凹設されている。図3に示すように、この下ガイド溝26には、下ガイド溝26内を転動する8個のボール17と、ボール17間の間隔を保持する円弧状のスペーサ18が収容されている。スペーサ18は、大径円板部22を形成する合成樹脂との摩擦力が少ないシリコンなどの可撓性材料によって細長の線状に形成されたもので、リング状の下ガイド溝26に沿って収容されることにより、下ガイド溝26に沿った円弧状となっている。外周縁部22aの下ガイド溝26とボール17は、ジョグダイヤル41を中心軸回りに回動自在に案内する。
大径円板部22の平面側中央には、直方体状のバッテリー収容部24が一体に形成されている。バッテリー収容部24内のバッテリー収容凹部24aは、底面側に開口し、底面側から4本のバッテリー16(図2参照)を収容するようになっている。バッテリー収容部24の2カ所の部位には、大径円板部22の平面側にプリント配線基板3を積層した際に、上記一対のワイヤコンタクト10の先端を、バッテリー収容凹部24a内に臨ませるコンタクト挿通孔27が穿設され、バッテリー収容凹部24aに収容するバッテリー16の+電極と−電極を接続させている。これにより、バッテリー収容凹部24a内で直列に接続される4本のバッテリー16の直流電源が、コンタクト10とプリント配線基板3の電源パターンを介して、プリント配線基板3に実装される各回路部品に供給される。
また、バッテリー収容部24の周囲4カ所の位置には、上述の4本のネジ14を挿通させる挿通孔25が大径円板部22の底面まで連通して穿設されている。挿通孔25の底面側の開口は、バッテリー収容凹部24aの開口とともに、底面側にネジ止めされるバッテリーカバー15(図2参照)で覆われる。
本実施の形態に係る据え置き型リモートコントロール送信機1は、テーブルなどに載置して使用するもので、入力操作の際に、据え置き型リモートコントロール送信機1が移動しないように、大径円板部22の底面側には、120度間隔の3カ所の位置に滑り止めパッド17が固着されている。
ジョグダイヤル41は、浅皿状の頂部を円形の中心開口41aで開口し、中心開口41aの輪郭となる小径の内周縁から大径の外周縁間のリング状の回転操作面41cが中心から外側に向かって下方に傾斜する切頭円錐状に形成されている。上述したように、中心開口41aに面する内周縁側の内側面は、段部41bを介して上側の内側面の内径が、下側の内側面の内径より長く、小径円板部21の外周縁部21aとガイド片21bと係合することによって、ジョグダイヤル41を、小径円板部21の上方へ抜け止めし、かつ、小径円板部21の中心軸回りで、回動自在に案内している。
ジョグダイヤル41の外径は、大径円板部22の外径に略等しく、外周縁部の底面には、大径円板部22の下ガイド溝26と対称形状の断面半円形の上ガイド溝27が円形の外周縁に沿って凹設されている。この構成によって、同一中心軸線上の大径円板部22上にジョグダイヤル41を載置すると、上ガイド溝27と下ガイド溝26が対向し、その間にボール17とスペーサ18が上ガイド溝27と下ガイド溝26の間で転動若しくは摺動自在に収容され、ジョグダイヤル41が大径円板部22の中心軸回りで回動自在に案内される。
回転操作面41cの平面には、中心軸回りの等角度間隔で、回転操作の滑り止めとする円形の滑り止め凹部28が凹設され、また、底面には、中心軸回りの90度間隔で位置決め円筒部29が一体に垂設されている。
作動リング42は、プリント配線基板3の外径よりわずかに大きい内径の円筒部42aと、円筒部42aの底面から外側に向けて水平方向に突設されたフランジ部42cとから形成される。円筒部42aとフランジ部42cとの間には、中心軸回りの等角度間隔で、複数のブラケット片19が起立して固着され、各ブラケット片19の先端は、円筒部42aを貫通する動作突起19aとなっている。
ジョグダイヤル41の位置決め円筒部29に対向する作動リング42のフランジ部42c平面上には、位置決め円筒部29に嵌入する位置決め突起30が立設され、作動リング42は、位置決め突起30を位置決め円筒部29へ嵌入した後、両者を接着剤で固着することによって、ジョグダイヤル41の回転操作面41の底面側に固定される。
上述の据え置き型リモートコントロール送信機1の組立は、底面側に作動リング42を固定したジョグダイヤル41を、小径円板部21と大径円板部22との間に挟んだ状態で、図2、図3に示すように、4本のネジ14を、大径円板部22の底面側から、大径円板部22挿通孔25とプリント配線基板3の挿通孔31に挿通し、小径円板部21のネジ受け突起23にネジ止めして一体化する。
ネジ止めして組み立てた状態では、上方から順に、小径円板部21、ジョグダイヤル41、作動リング42、プリント配線基板3及び大径円板部22が、同一中心軸回りで上下に配置され、図2に示すように、ジョグダイヤル41は、小径円板部21と大径円板部22の各外周縁部により、中心軸回りで回動自在に案内される。
また、プリント配線基板3上に実装されたレバー式検出スイッチ9の周囲に、作動リング42の円筒部42aが回動自在に配置され、レバー式検出スイッチ9の可動端子9aは、円筒部42a内に突出する動作突起19aと同一円周上に配置されるとともに、上述したように、入力スイッチ11、12、13の各操作摘み11a、12a、13aは、プリント配線基板3に実装された入力スイッチ11、12、13のアクチュエータに接触している。
図5は、据え置き型リモートコントロール送信機1を構成する回路部品を示すブロック図であり、マイコン7に、レバー式検出スイッチ9、入力スイッチ11、12、13、液晶表示素子5及びRF通信モジュール8が接続されている。
レバー式検出スイッチ9は、ジョグダイヤル41の回転操作による回転方向と回転角度を検出する回転検出素子で、ジョグダイヤル41が一方向(例えば図5のA方向)に回転操作されると、回転方向に移動する動作突起19aがレバー式検出スイッチ9の可動端子9aに当接する毎に、可動端子9aと回転方向にある固定端子9bが接触し、可動端子9aと固定端子9b間の接触によるパルス信号が発生する。一方、ジョグダイヤル41が逆方向(例えば図5のB方向)に回転操作されると、同様に、可動端子9aと回転方向にある固定端子9cが接触し、可動端子9aと固定端子9c間の接触によるパルス信号が発生する。マイコン7は、レバー式検出スイッチ9から入力されるパルス信号が、可動端子9aと固定端子9b間から入力されれば、A方向の回転操作と、可動端子9aと固定端子9c間から入力されれば、B方向の回転操作と判別する。また、動作突起19aは、ジョグダイヤル41の中心軸回りに等角度間隔で設けられているので、入力されるパルス信号の発生回数により、ジョグダイヤル41の回転角度が、所定単位時間内のパルス信号の発生回数により、回転速度が検出される。
尚、可動端子9aは、中立位置へ復帰する弾性を有し、動作突起19aは可動端子9aから受ける弾性力に抗して可動端子9aをいずれかの固定端子9b、9cへ接触させ、動作突起19aが可動端子9aを乗り越えると、可動端子9aから受ける弾性力が解かれるので、操作者は、ジョグダイヤル41を通して、動作突起19aが可動端子9aを乗り越える毎にクリック感を受け、回転操作量(回転操作角度)を含む回転操作感を得ることができる。
マイコン7は、レバー式検出スイッチ9の上記回転操作を表すパルス信号と、入力スイッチ11、12、13の操作信号の入力があると、その入力に応じてカーソル6の移動制御など液晶表示素子5の表示を表示制御し、また、RF通信モジュール8を通信動作制御する。ここでは、入力スイッチ11の操作信号を入力すると、そのときに、液晶表示素子5に白抜きのカーソル6で指示される被制御機器、被制御機器の制御動作などの制御内容が選択され、入力スイッチ12の操作信号を入力すると、制御している被制御機器とRF通信モジュール8により無線通信を行って、その動作状態が液晶表示素子5に表示され、入力スイッチ13の操作信号を入力すると、入力スイッチ11で選択した被制御機器や被制御機器の制御動作を表す制御内容の選択がキャンセルされる。また、レバー式検出スイッチ9のパルス信号から、液晶表示素子5に表示されるカーソル6が後述するように移動制御され、入力スイッチ11により被制御機器を回転制御する制御内容が選択されると、パルス信号の発生回数に応じて被制御機器を回転制御する制御データを生成し、RF通信モジュール8へ出力する。
RF通信モジュール8は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)に準拠し、非同期双方向通信でマイコン7と接続している。また、RF通信モジュール8は、無線通信規格IEEE802.15.4に準拠する仕様で、予めペアリングにより特定される被制御機器と無線通信を行うものであり、マイコン7からの命令を受けて、被制御機器の動作状態を受信し、マイコン7から被制御機器の動作を制御する制御データを受信すると、無線通信により制御データを被制御機器へ送信し、制御データに従った動作を実行させる。
以下、上述のように構成された据え置き型リモートコントロール送信機1の動作を、図6乃至図9を用いて説明する。据え置き型リモートコントロール送信機1を用いていない待機状態では、バッテリー16の消耗を最小限とするために、マイコン7は、入力スイッチ11、12、13及びレバー式検出スイッチ9からの入力を検出するだけのスリープモードで動作している。
入力スイッチ11、12、13及びレバー式検出スイッチ9のいずれかの入力を検出した初期状態では、液晶表示素子5に図7の101で示すメインメニューが表示され、被制御機器の一つであるTVの表示位置に反転で表されるカーソル6が表示されている。メインメニューは、制御する被制御機器を選択する入力モードであり、被制御機器の選択は、図6に示すように、ジョグダイヤル41の滑り止め凹部28に指を押し当てて中心軸回りに回転させることにより、液晶表示素子5に表示されるカーソル6を移動させる。
カーソル6は、ジョグダイヤル41の回転方向に一致するように液晶表示素子5の表示画面上を移動し、例えば、ジョグダイヤル41を図6のA方向(反時計回り)へ回転操作すると、マイコン7に可動端子9aと固定端子9b間から複数のパルス信号が連続して入力され、マイコン7は、A方向の回転操作を検出し、TVの表示位置にあるカーソル6を、102に示すA方向と同一方向のAVアンプの表示位置へ移動させる。
同様の回転操作で制御しようとする被制御機器の表示位置へカーソル6を移動させた後、入力スイッチ11を入力操作する。ここでは、TVの音量を操作することとし、メインメニューでTVの表示位置へカーソル6を移動し(101)、入力スイッチ11を入力操作すると、TVメニューの入力モード(201)に液晶表示素子5の表示画面が切り替わる。カーソル6は、メインメニューと同様にジョグダイヤル41の回転操作方向に一致して移動し、音量を操作するために、ジョグダイヤル41をA方向に回転操作し、ボリュームの表示位置にカーソル6を移動させた状態で(202)、入力スイッチ11を入力操作する。これにより、マイコン7は、TVの音量を制御する制御内容が選択された制御モードに移行する。尚、TVメニューを表示するいずれかの表示画面で、入力スイッチ13を入力すると、1階層戻ったメインメニューの表示画面(101)へ戻る。
カーソル6がボリュームの表示位置にある(202)ときに、入力スイッチ11を入力操作すると、ボリューム調整の入力モード(301)に液晶表示素子5の表示画面が切り替わる。ボリューム調整の入力モード(301)では、ボリュームのUp若しくはDown制御の制御内容と共に、これらの制御を行うためのジョグダイヤル41の回転操作方向が、ジョグダイヤル41の中心側に配置された液晶表示素子5によってその回転中心回りの矢印で表示される。すなわち、制御内容(ボリュームのUp若しくはDown)の制御データを生成するジョグダイヤル41の回転操作方向が、ジョグダイヤル41の中心側で同一中心軸回りの矢印で案内されるので、操作者は、制御内容についてジョグダイヤル41の回転操作方向を誤ることなく、回転操作することができる。ジョグダイヤル41をA方向へ回転操作するとTVへ音量を下げる制御制御データがTVに送信され、A方向の回転角度に応じて、音量が減少するとともに、音量を表示する黒三角マークが減少する表示に移行する(302乃至304)。また、ジョグダイヤル41をB方向へ回転操作するとTVへ音量を上げる制御が行われ、B方向の回転角度に応じて、音量が増大するとともに、音量を表示する黒三角マークが増加する表示に移行する(305乃至307)。
次に、ブラインドの遮光制御を行うものとすると、図7の101で示すメインメニューから、ジョグダイヤル41をA方向、B方向のいずれかに回転操作し、図8のブラインドの表示位置へカーソル6を移動させ(103)、入力スイッチ11を入力操作する。液晶表示素子5の表示画面は、ブラインドメニューの入力モード(203)に切り替わり、この入力モードでカーソル6を遮光調整に移動させて、入力スイッチ11を入力操作すると、ブラインドを開閉する方向が図示させたブラインド遮光調整の入力モード(320)が表示される。同時に、マイコン7は、ブラインド遮光調整を制御する制御内容が選択された制御モードに移行する。
ブラインド遮光調整の入力モード(320)では、ブラインドを側方からみた開閉状態が液晶表示素子5に表示され、この開閉方向は、ジョグダイヤル41の回転操作によって開閉制御する方向に一致させている。すなわち、ジョグダイヤル41をA方向の反時計回りに回転操作すると、ブラインドは右側から見て反時計回りに回転制御され、ブラインド間の隙間が狭まって遮光が進み、B方向の時計回りに回転操作すると、ブラインドは時計回りに回転制御され、ブラインド間の隙間が広がり採光が進む。
また、ジョグダイヤル41の回転角度に比例して、ブラインドは回転制御され、ジョグダイヤル41をA方向へ回転操作すると、その回転角度に応じてブラインドは左回りに回転制御され、液晶表示素子5の表示は、ブラインドが徐々に左回りに回転する表示の方向(図8の317から323の方向)に移行する。逆に、B方向に回転操作すると、その回転角度に応じてブラインドは右回りに回転制御され、液晶表示素子5の表示は、ブラインドが徐々に右回りに回転する表示の方向(図8の317から323の方向)に移行する。
据え置き型リモートコントロール送信機1は、複数の被制御機器の複数の動作を連続制御することもでき、ここでは、この連続制御をメインメニュー(103)の「スペシャル」から選択する。連続制御内容を選択する場合には、図7の101で示すメインメニューから、ジョグダイヤル41をA方向、B方向のいずれかに回転操作し、図9のスペシャルの表示位置へカーソル6を移動させ(104)、入力スイッチ11を入力操作する。
液晶表示素子5の表示画面は、スペシャルメニューの入力モード(204)に切り替わる。スペシャルメニューから選択可能な「シアター」「お昼寝」は、上述の複数の被制御機器の複数の制御動作を一連の動作で連続させることが好適な制御動作を組み合わせてなるもので、例えば、「お昼寝」を選択すると、被制御機器である「照明」を消灯制御するととに、「ブラインド」を採光が最小となるように遮光調整制御する制御データが生成され、これらの被制御機器へ送信される。
スペシャルメニューの入力モード(204)では、ジョグダイヤル41をA、Bのいずれかの方向へ回転操作する毎に、カーソル6が「お昼寝」(205)、「シアター」(204)、「通常」(206)の間で同方向に移動し、入力スイッチ11の入力操作があったときに、カーソル6の表示位置にある連続制御内容が選択される。「シアター」が選択されると、上記「お昼寝」の連続制御に加えて、「DVD」の電源をONとする制御データが生成され、これらの被制御機器へ送信される。尚、「通常」の連続制御内容は、利用者が予め複数の被制御機器の制御内容を任意に設定して登録することが可能で、複数の被制御機器を同時に制御する必要がある汎用の制御を登録することにより、個々の入力操作による制御を行わずに、一度の選択で複数の制御を実行させることができる。
図10は、本発明の第2の実施の形態を示す据え置き型リモートコントロール送信機50の液晶表示素子51に表示されるメインメニューの入力モードを示すもので、第1実施の形態と同一、若しくは相当する構成には、同一番号を付して、以下説明する。第2実施の形態に係るリモートコントロール送信機50は、乗用車の左右のサイドミラー52、53、バックミラー54を回転動作制御する為に、運転席の側方に固定して設置されている。リモートコントロール送信機50の設置位置から回転動作制御される各被制御機器52、53、54の方向は固定された方向であるので、液晶表示素子51には、制御されるサイドミラー52、53及びバックミラー54を示すアイコン(被制御機器と同一番号で図示)が、乗用車の運転席周囲を図示した模式図上に、モートコントロール送信機50の設置位置からの方向にほぼ一致して表示されている。
被制御機器を選択する図中長方形枠で示すカーソル55は、アイコン52、53、54間を、リモートコントロール送信機50の円環状操作部4の回転方向と同一回りで移動し、カーソル55の表示位置にあるアイコンで表される被制御機器が入力スイッチ11の入力操作により選択される。
従って、図10に示すメインメニューでは、実際に据え置き型リモートコントロール送信機50が設置される位置から、制御する左右のサイドミラー52、53、バックミラー54の方向にほぼ一致して、各被制御機器を表すアイコン52、53、54が液晶表示素子51に表示されるので、アイコン52、53、54で表される被制御機器を、操作者が誤りなく認識できる。また、アイコン52、53、54間を移動するカーソル55の移動方向は、円環状操作部4の回転方向に一致するので、違和感なくいずれかの被制御機器へカーソル55を移動させて選択できる。
右サイドミラー53の回転位置を調整する場合には、円環状操作部4を回転操作し、図示するように、アイコン53の表示位置へカーソル55を移動し、入力スイッチ11を入力操作し、右サイドミラー53を被制御機器として選択する。右サイドミラー53を回転動作制御する回転位置調整モードでは、円環状操作部4の回転操作方向が、右サイドミラー53の回転制御動作方向に一致し、円環状操作部4の回転操作角度に比例して、右サイドミラー53が回転する。また、液晶表示素子51には、円環状操作部4の回転操作によって制御される右サイドミラー53の回転方向とその回転位置が表示され(図示省略)、操作者は、その表示により回転操作方向と回転操作角度の目安を知ることができる。
上述の第1実施の形態に係る据え置き型リモートコントロール送信機1は、RF送信手段により制御データを各被制御機器へ送信するので、被制御機器の方向を考慮することなく任意の位置に固定して設置することができ、また、円環状操作部4の回転操作は、操作方向が制約されないので、任意の方向から操作することができる。従って、液晶表示素子5に、所定回転角度毎に同一の表示を繰り返して表示することにより、いずれの方向からも液晶表示素子5の表示を確認し、円環状操作部4を回転操作することができる。
上述の各実施の形態では、操作部4が、ケース2の平面の輪郭全体を覆う大きさとし、外径が長い大型のジョグダイヤル41とすることにより微小角度の回転操作を容易にしているが、操作部4は、ケース2の一部に取り付けられ、その中心側開口内に液晶表示素子が取り付けられるものであれば、その形状や大きさは任意のものとすることができる。例えば、ケース2に回転自在に取り付けられる操作部であれば、必ずしも円環状である必要はない。円環状に形成されない操作部がケース2に取り付けられる場合には、円若しくは円弧で表れる回転軌跡の回転中心軸側である内側に表示部51が配設される。
また、円環状操作部4の回転操作面にLED等の発光表示手段を取り付け、発光表示手段の点灯若しくは消灯で、選択された特定の制御内容を表すようにしてもよい。
本発明は、操作部の回転操作により、被制御機器を制御する据え置き型リモートコントロール送信機に適している。
本発明の一実施の形態に係る据え置き型リモートコントロール送信機1の斜視図である。 据え置き型リモートコントロール送信機1の縦断面図である。 据え置き型リモートコントロール送信機1の各部を上方から見た分解斜視図である。 据え置き型リモートコントロール送信機1の各部を下方から見た分解斜視図である。 据え置き型リモートコントロール送信機1の回路構成を示すブロック図である。 据え置き型リモートコントロール送信機1の使用状態を示す斜視図である。 TVの音量制御の際に液晶表示素子5に表示される表示を示す説明図である。 ブラインドの遮光制御の際に液晶表示素子5に表示される表示を示す説明図である。 連続制御内容を選択する際に液晶表示素子5に表示される表示を示す説明図である。 他の実施の形態に係る液晶表示素子51に表示される表示を示す説明図である。
符号の説明
1 据え置き型リモートコントロール送信機
2 ケース(筐体)
4 円環状操作部
6 液晶表示素子(表示部)
7 マイコン(操作信号生成手段)
8 RF通信モジュール(送信手段)
9 レバー式検出スイッチ(回転検出手段)
11 入力スイッチ
12 入力スイッチ
13 入力スイッチ
17 ボール
21 小径円板部
21b ガイド片21b
22 大径円板部
26 下ガイド溝
41 ジョグダイヤル
41a 中心開口(中心側開口)

Claims (7)

  1. 底面を載置面とした筐体と、
    筐体に回転自在に取り付けられる操作部と、
    操作部の回転中心軸回りの回転方向を検出する回転検出手段と、
    被制御機器を回転動作制御する制御内容を含む複数の制御内容を表示する表示部と、
    筐体に取り付けられ、入力操作により表示部に表示される複数の制御内容から特定の制御内容を選択する入力スイッチと、
    入力スイッチの入力操作により特定の制御内容が選択された制御モードで、回転検出手段が検出した回転方向から、被制御機器を選択された制御内容で制御する制御データを生成する操作信号生成手段と、
    制御データをRF信号により複数の被制御機器へ送信するRF送信手段とを備え、
    操作部の回転移動軌跡の回転中心軸側に露出する筐体の平面に、表示部が取り付けられ、
    被制御機器を回転動作制御する制御内容が選択された制御モードで、
    表示部は、選択された回転動作制御の回転動作方向を表示し、
    操作信号生成手段は、表示部に表示される回転動作方向に一致する操作部の回転方向から、被制御機器を表示部に表示される回転動作方向へ回転動作制御する制御データを生成することを特徴とする据え置き型リモートコントロール送信機。
  2. 回転検出手段は、操作部の中心軸回りの回転方向と回転角度を検出し、
    操作信号生成手段は、被制御機器を回転動作制御する制御内容が選択された制御モードで、
    表示部は、選択された回転動作制御の回転動作方向と回転動作角度から特定される被制御機器の回転姿勢を表示し、
    操作信号生成手段は、表示部に表示される回転姿勢に一致する操作部の回転方向と回転角度から、被制御機器を表示部に表示される回転姿勢へ回転動作制御する制御データを生成することを特徴とする請求項1に記載の据え置き型リモートコントロール送信機。
  3. 被制御機器を回転動作制御する制御内容が、ブラインドのスラットを回転動作制御する制御であることを特徴とする請求項2に記載の据え置き型リモートコントロール送信機。
  4. 操作部が回転中心軸回りの円環状に形成され、表示部は、円環状の操作部に囲まれた開口に露出する筐体の平面に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3に記載の据え置き型リモートコントロール送信機。
  5. 底面を載置面とし、固定して設置される筐体と、
    筐体に回転自在に取り付けられる操作部と、
    操作部の回転中心軸回りの回転方向を検出する回転検出手段と、
    操作部の回転移動軌跡の回転中心軸側に露出する筐体の平面に取り付けられ、筐体から固定した方向にある複数の被制御機器と、各被制御機器をそれぞれ制御する複数の制御内容を表示する表示部と、
    筐体に取り付けられ、入力操作により表示部に表示される複数の被制御機器と複数の制御内容から特定の被制御機器と制御内容を選択する入力スイッチと、
    入力スイッチの入力操作により特定の被制御機器とその被制御機器を制御する特定の制御内容が選択された制御モードで、選択された被制御機器を選択された制御内容で制御する制御データを生成する操作信号生成手段と、
    制御データをRF信号により複数の被制御機器へ送信するRF送信手段とを備え、
    表示部は、被制御機器を選択する入力モードで、複数の各被制御機器をそれぞれ表すアイコンを、筐体の載置位置から各被制御機器の設置方向に対応する位置へ表示するとともに、回転検出手段が検出する操作部の回転方向と同一回りでアイコン間にカーソルを移動表示し、
    入力スイッチを入力操作した際に、カーソルの表示位置のアイコンで表される被制御機器を、入力スイッチの入力操作により選択された被制御機器として制御モードを生成することを特徴とする据え置き型リモートコントロール送信機。
  6. 表示部は、制御内容を選択する入力モードで、複数の被制御機器の制御を連続して制御する連続制御内容を表示し、
    操作信号生成手段は、入力スイッチの入力操作により表示部に表示される特定の連続制御内容が選択された制御モードで、選択された連続制御内容に従って複数の被制御機器を連続制御する制御データを生成することを特徴とする請求項5に記載の据え置き型リモートコントロール送信機。
  7. 操作部が回転中心軸回りの円環状に形成され、表示部は、円環状の操作部に囲まれた開口に露出する筐体の平面に取り付けられることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の据え置き型リモートコントロール送信機。
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