JP4689266B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源からの画像情報に基づいて光変調した光束で、光走査手段を用いて被走査面上を走査することにより該被走査面上に画像を表示し、観察するようにした頭部装着型ディスプレイや、電子式ビューファンダーシステム等に好適な画像表示装置に関するものである。
現在、頭部装着型ディスプレイ装置やデジタルカメラ等の電子ビューファンダーシステムにおける画像表示として、透過型液晶、反射型液晶、または有機EL素子などのいわゆるフラットパネルと呼ばれる2次元表示素子が使用されている。そしてこれら2次元表示素子を接眼光学系と組み合わせ、表示画像を虚像として観察している。
近年、そのような画像表示装置には、より高精細な画像表示が要求されている。このため、フラットパネルディスプレイ上に数多くの画素を製作することが求められている。
一般に画素数が増えると画素欠陥が増加したり、フラットパネルの大きさに対して、相対的に画素の大きさが小さくなり製造が困難になってくる。
また2次元画像表示素子を用いず走査手段を使った画像表示装置が提案されている(特許文献1)。
特許文献1では、R、G、Bの各色光を水平方向と垂直方向に走査し、光学系を介して網膜上に直接画像を形成する技術を示している。
特許文献1にて開示の走査型の画像表示装置では、非常に高速に光を走査することが要求されるため、光を走査するミラー等の走査部に非常に小型のデバイスが使われている。したがって、走査される光ビームがきわめて細いものとなり、観察者の瞳位置での光ビームが非常に径の小さなものとなっている。
こうした小さな射出瞳径を拡大する方法が提案されている(特許文献2、3)。
特許文献2では、走査されたビームが形成する曲率を有した中間結像面上に、レンズアレイや拡散板等の拡大手段を配置し、透過させることにより、拡大手段を透過した後の光束の広がり角を拡大するようにしている。
また、特許文献3では、走査型の画像表示装置ではないものの、平行光により照明される液晶などの画像表示素子に入射した後の光を拡散板を透過させることで、同様に射出瞳を拡大するようにしている。
これら特許文献2、3の構成では、中間像透過型の射出瞳の拡大手段を用いるため、光路が長くなり、装置が大型化してくる傾向があった。
この他にも走査型の画像表示装置が提案されている(特許文献4〜6)。
特許文献4、5では、光学系として非回転対称な面を持つ、屈折率nが1以上の材質で作られたプリズム部材を用い光学系を構成している。プリズム部材を用いることで、光路を折りたたむことが可能で、かつその光路長が実際の透過距離のn倍となるため、光学系を小型に構成し、かつその光路長を長く取ることができる。
しかし特許文献4、5で示される光学系では、射出瞳の拡大手段を持たないため、観察者が観察可能な射出瞳径は小さなままとなる。
また、特許文献6では、プリズム部材と折り返し反射面を用いた画像表示装置を開示している。特許文献6では、プリズム部材に加え折り返し反射面を持つことで、光路をさらに折りたたみ、プリズムの小型化を図っている。
しかし、この例では、画像の階調の表現手法についての記載がない。また走査手段として1次元方向の走査を行う走査手段を組み合わせ2次元走査を行うものが提示されており、2次元走査を行うには走査手段そのものが大型化しやすい。
一方、半導体プロセスの進歩に伴い微小機械システム(Micro Electro Mechanical SYSTEM:MEMS)により、小型軽量でありながら高速の走査手段を作る技術が提案されている(特許文献7、8)。
特許文献7ではプレーナ型ガルバノミラーおよびその製造方法が開示されている。
又、特許文献8では、走査用の光偏向素子を、半導体プロセスを用いて製造する技術が開示されている。
米国特許第5467104号 米国特許第5701132号 米国特許第5767544号 特開2001−4955号公報 特開2001−194617号公報 特開平11−125791号公報 特開平07−175005号公報 特開平08−334723号公報
特許文献2、3に開示された技術では、中間像透過型の射出瞳の拡大手段を用いるため光路が長くなるが、これを回避するために反射型の光拡散手段を用いて光路を折りたたむことが考えられる。この作用により光学系を小さく構成できるが、その一方で反射型の光拡散手段に入射する光と反射して拡散する光の光路が重複することになり光路を分岐するための手段が必要になる。
半透過型のミラー等を用いて、反射型の光拡散手段に入射する光路と射出する光路を分離することが考えられるがこの方法では、光量の損失が発生してしまう。
また、特許文献4、5に開示されている光学系の構成では、中間結像面がプリズムの内部に存在するため、中間結像面に瞳拡大手段を配置することができず、瞳径が小さなままとなり、画像の観察が困難となる。
本発明は、走査手段とプリズム部材を含む光学系の構成を適切に設定することにより、装置全体が小型で被走査面上に形成した画像情報を良好に観察することができる画像表示装置の提供を目的とする。
本発明の画像表示装置は、光源手段と、前記光源手段からの光を2次元走査可能な走査手段と、前記走査手段によって走査された光で被走査面上に2次元画像情報を形成する走査光学系と、前記被走査面上の画像情報を観察者に導光する接眼光学系とを有する画像表示装置において、複数の光学面を備えるプリズム部材を有し、前記走査光学系と前記接眼光学系は、前記プリズム部材に形成された複数の光学面のうちの互いに異った複数の光学面と、1つの共有する光学面とを用いて構成されており、視度調整の為に前記光源手段と、前記被走査面とを同期して移動させる機構を有することを特徴としている。
本発明によれば装置全体が小型で被走査面上に形成した画像情報を良好に観察することができる画像表示装置が得られる。
図1は本発明の走査型の画像表示装置の実施例1の光学系の垂直断面図である。
図1において、光源101は、画像入力手段SIからの表示画像の入力信号に基き、直接変調され光変調した複数の色光の光束を放射している。光源101から射出した光束102は、色合成手段108(光路を展開したガラスブロックとして示している。)を介し、集束光学系103により集束光束とされ、走査手段104に入射する。
108a,108bは色合成手段108の入射面と射出面である。
集光光学系103は、負レンズと正レンズの接合レンズより成っている。103a,103b,103cは接合レンズの各面を示している。
走査手段104により光束102は2次元方向に偏向され、プリズム光学系(プリズム部材)105に入射する。プリズム光学系105に入射した光束102は、光源101からの光束が入射する側から順に、入射面105a、反射面105b、透過面(第1の光学面)105cを通過し被走査面106に入射する。被走査面106上には、走査手段104による光束の走査により2次元画像が形成される。また、被走査面106は平面の折り返し反射面(拡散面)となっており、入射した光束102は被走査面106上もしくはその近傍にてスポットを結び、被走査面106で反射され再び透過面105c面よりプリズム光学系105へ入射する。
プリズム光学系105に再び入射した光束102は、光学面(第2の光学面)105dで全反射、更に反射面105eで反射された後、光学面105dを透過して走査手段104の共役点となる射出瞳107に入射する。
観察者は射出瞳107近傍に眼を置くことで、被走査面106上に形成される画像を観察している。
以上のように本実施例では、光源手段101からの画像情報に基づいて光変調され出射した光束で2次元走査可能な走査手段104と、走査光学系によって被走査面106上を走査し、倒立の2次元画像情報を形成し、該被走査面上の画像情報を接眼光学系によって導光し、瞳位置107から観察している。
ここで、被走査面106を中心に、走査手段104を射出してから被走査面106に入射するまでに介する面は光学面105a,105b,105cの3面である。これらの105a〜105cは、走査手段104で偏向された光束102を被走査面106上に結像させる走査光学系としての作用を持ち、被走査面106から射出瞳107までの光学面105c〜105eによる光学系は、被走査面106上に形成された画像を観察者が拡大観察するための接眼光学系としての作用をもつ。
この走査光学系と、接眼光学系という2つの光学系の作用を1つのプリズム光学系105により構成している。そして、走査光学系と接眼光学系は、1つのプリズム部材105に形成した複数の光学面のうちの互いに異った複数の光学面と、1つの共有する光学面とを利用している。以下、実施例1中で走査光学系と記載した場合は、光学面105a〜105cによる光学系を、接眼光学系と記載した場合には光学面105c〜105eによる光学系を示すものとする。
走査光学系の光路上で光源像として中間像を持つことなく、被走査面106上に倒立像として集光させるため、各面のパワーを弱め曲率を小さくしている。また、1つの面を2つの光学面105b、105dに分割することで光学的な自由度が増し、走査光学系及び接眼光学系の光学性能を良好に維持している。
さらに、走査光学系と接眼光学系で光学面105cを共通に用いることで、光学系全体の小型化を図っている。
なお、プリズム光学系105の光学面105a〜105eの1以上は、回転対称軸を持たない非回転対称面で構成される。また、反射面105bと全反射面105dは異なる係数を持つ関数で表記される非回転対称面で構成されている。
このように共役関係にある走査手段104と射出瞳107の間の光路上に、光源101の像が倒立像となる結像面としての被走査面106を1つだけ有する構成を取ることにより、走査手段104から被走査面106までの光路を短くすることができ、光学系の小型化を安易にしている。
また、走査光学系と接眼光学系を、共通に利用する面を持つ1つのプリズム部材105により構成することで、光学系の構成を簡単にしている。なお、本実施例ではプリズム光学系1つで光学系を構成したが、走査光学系・接眼光学系の2つの光学系で共通に利用する面を持つプリズムが1つでもあれば、その他にプリズム及び光学系があっても構わない。
また、本実施例では、光源101の位置を、射出する光束102の中心軸上で移動させ、それに同期させ被走査面106を入射光束に沿う方向に移動させることにより、視度調整を行っている。このとき、観察者により観察される画像の位置が、被走査面106の移動により紙面内方向にシフトしてしまう場合、走査手段104を紙面に垂直かつ走査手段104の偏向点を中心とした軸の周りで回転させることで、発生するシフトを打ち消してもよい。
また、被走査面106の移動方向として、走査手段104の走査角の中心を通る光束の中心軸方向に移動させると、被走査面106に必要な有効面積が最も小さくなるため、この方向に移動させることが好ましい。
本実施例においては、光源101として赤、緑、青の光を独立に発する光源からの光を色合成手段により組み合わせ、各色の光源からの光束を映像信号にあわせ変調することで、カラー画像を観察者に提供しているが、単色の光源を用いても良い。
本実施例では、フルカラー画像の表示も想定し、色合成手段108としてダイクロイックプリズムを使用している。
図2は、本実施例における被走査面106上の折り返し反射面が有する、反射拡散作用の説明図である。
不図示の走査手段により走査され、プリズム光学系105に入射した光束102a〜102cは、被走査面106上もしくはその近傍にて結像し、被走査面106上を走査する。
ここで、被走査面106に入射する光束102は細い集束光束となっているが、被走査面106のもつ反射拡散作用により、射出する光束201a〜201cは広がりの大きな光束となる。光束201a〜201cの広がりが大きくなるため、射出瞳107に到達する光束はその径が拡大される。
また、本実施例では、走査手段104として1つのデバイスで2次元走査が可能な公知の2次元走査手段を用いている(例えば特開平8−334723号公報)。
図3に走査手段104の一例を示す。
図3は、半導体プロセス技術により作成された、微小機械システム(Micro Electro Mechanical System)MEMSより成る2次元走査が可能な偏向デバイス301を示している。偏向デバイス301は偏向面(反射面)を持つ微小ミラー302がトーションバー303及び304で支持された構造をもつ。微小ミラー302はトーションバー303がねじれることで軸305を略中心とした共振往復運動を、さらにトーションバー304がねじれることで軸306を略中心とした往復運動を行う。この往復運動により偏向面302の法線方向が2次元的に変化し、微小ミラー302に入射してくる光束を反射させ、2次元方向に走査している。
本実施例のように、小型の2次元走査手段により2次元走査された光束を、プリズム部材105の反射面を利用した走査光学系を用いて被走査面106上に結像させることで、光路長を短くし光学系の小型化を容易にしている。
さらに、走査光学系と接眼光学系を一体のプリズム光学系105で構築することで、光学系の部品点数を減らし光学系全体の構成を簡単にしている。
図4は、本発明の走査型画像表示装置の実施例2の光学系の垂直断面図である。
図中、光源401は、画像入力手段SIからの表示画像の入力信号に基き、直接変調され光変調した光束を放射する。
光源401から射出した光束402は、色合成手段409を介し、集束光学系403により集束光束とされ、走査手段404に入射する。
409a,409bは色合成手段409を構成する入射面と射出面である。403a,403b,403cは集光光学系403を構成する負レンズと正レンズの接合レンズの各面を示している。
走査手段404により光束402は2次元方向に偏向され、プリズム光学系405に入射する。
プリズム光学系405に入射した光束402は、光源401からの光束が入射する側から順に、入射面405a、反射面405b、透過面405cを通過し被走査面406に入射する。このとき走査手段404の2次元走査により非走査面406上に画像を形成する。
被走査面406は平面の折り返し反射面となっており、入射した光束402は被走査面406上もしくはその近傍にてスポットを結び、被走査面406で反射され再び透過面405c面よりプリズム光学系405へ入射する。プリズム光学系405に再び入射した光束402は、光学面405dで全反射、更に反射面405eで反射された後、光学面405dを透過、回転対称面を持つアイレンズ408を透過して走査手段404の共役点となる射出瞳407に入射する。
観察者は射出瞳407近傍に眼を置くことで、被走査面406上に形成される画像を観察している。
ここで、被走査面406を中心に、走査手段404を射出してから被走査面406に入射するまでに介する面は光学面405a,405b,405cの3面である。これらの光学面405a〜405cは、走査手段404で偏向された光束402を被走査面406上に結像させる走査光学系としての作用を持ち、被走査面406から射出瞳までの光学面405c〜405eと回転対称レンズ408による光学系は、被走査面406上に形成された画像を観察者が観察するための接眼光学系としての作用をもつ。
この走査光学系及び接眼光学系という2つの光学系の作用を1つのプリズム光学系405と1つの回転対称レンズ408の2つの光学部材により構成している。以下、実施例2中で走査光学系と記載した場合は、光学面405a〜405cによる光学系を、接眼光学系と記載した場合には光学面405c〜405e及びアイレンズ408による光学系を示すものとする。
走査光学系の光路上で光源像として中間像を持つことなく、被走査面406上に倒立像として集光させるため、各面のパワーを弱め、曲率を小さくしている。
また、1つの面を2つの光学面405b、405dに分割することで光学的な自由度が増し、走査光学系及び接眼光学系の光学性能を良好に維持している。
さらに、走査光学系と接眼光学系で光学面405cを共通に用いることで、光学系全体の小型化を図っている。
なお、プリズム光学系405の光学面405a〜405eの1以上は、回転対称軸を持たない非回転対称面で構成される。また、反射面405bと全反射面405dは異なる係数を持つ関数で表記される非回転対称面で構成されている。
これ以降、反射拡散作用を持つ被走査面409や走査手段404の作用、カラー画像の表示等については実施例1と同じであるため、説明を省略する。
このように共役関係にある走査手段404と射出瞳407の間の光路上に、光源401の像が倒立像となる結像面としての被走査面406を1つだけ有する構成を取ることにより、走査手段404から被走査面406までの光路を短くすることができ、光学系の小型化を容易にしている。
さらに本実施例では、アイレンズ408をレンズの中心軸方向に移動させることで、視度調整機能を持たせている。もちろん実施例1と同様、反射拡散面406と走査手段404を同期して動かすことで視度調整を行っても構わない。また、視度調整をアイレンズ408を動かすことで行わない場合には、アイレンズ408としては回転対称なレンズに限らず、アナモルフィック非球面や、非回転対称な面をもつレンズを用いても構わない。
また、プリズム部材405に光学プラスチックを用いた場合、プラスチック材はやわらかく傷つきやすいため、その保護が必要となる。アイレンズ408をプリズム部材405と観察者の間に配置することで、プリズム部材405が直接外部にさらされることがなくなるという保護部材の役割を持たせることもできる。
本実施例のように、走査手段404により2次元走査された光束を、プリズム部材405の反射面を利用した走査光学系を用いて被走査面406上に結像させることで、光路長を短くし光学系の小型化を容易にしている。
さらに、走査光学系と接眼光学系を1つプリズム光学系405と1つのレンズ408で構築することで、光学系の部品点数を減らし光学系全体の構成を簡単にしている。
また、観察者の瞳407とプリズム光学系405の間に、アイレンズ408を配置することで、視度調整機能や、プリズムの保護などの役割を持たせている。
図5は、本発明の走査型画像表示装置の実施例3の光学系の垂直断面図である。
図中、光源501は、画像入力手段SIからの表示画像の入力信号に基き、直接変調され光変調した光束を放射している。
光源501から射出した光束502は、色合成手段509を介し、集束光学系503により集束光束とされ、走査手段504に入射する。
509a,509bは色合成手段509を構成する入射面と射出面である。503a,503b,503cは、集光光学系503を構成する負レンズと正レンズの接合レンズの各面を示している。
走査手段504により光束502は2次元方向に偏向され、プリズム光学系505に入射する。プリズム光学系505に入射した光束502は、光源501からの光束が入射する側から順に、入射面505a、反射面505b、透過面505cを透過し被走査面506に入射する。このとき走査手段504の2次元走査により被走査面506上に画像を形成する。
被走査面506は曲率を持った折り返し反射面となっており、入射した光束502は被走査面506上もしくはその近傍にてスポットを結び、被走査面506で反射され再び透過面505c面よりプリズム光学系505へ入射する。プリズム光学系505に再び入射した光束502は、光学面505dで全反射、更に反射面505eで反射された後、光学面505dを透過、さらにアイレンズ508を透過して走査手段504の共役点となる射出瞳507に入射する。
観察者は射出瞳507近傍に眼を置くことで、被走査面506上に形成される画像を観察している。
ここで、被走査面506を中心に、走査手段504を射出してから被走査面506に入射するまでに介する面は光学面505a,505b,505cの3面である。これらの光学面505a〜505cは、走査手段504で偏向された光束502を被走査面506上に結像させる走査光学系としての作用を持ち、被走査面506から射出瞳までの505c〜505eおよびアイレンズ508による光学系は、被走査面506上に形成された画像を観察者が観察するための接眼光学系としての作用をもつ。
この走査光学系と接眼光学系という2つの光学系の作用を1つのプリズム光学系405とアイレンズ508により構成している。以下、実施例3中で走査光学系と記載した場合、光学面505a〜505cによる光学系を、接眼光学系と記載した場合には光学面505c〜505eによる光学系を示すものとする。
走査光学系の光路上で光源像として中間像を持つことなく、倒立像として集光させるため、各面のパワーを弱め、曲率を小さくしている。
また、1つの面を2つの光学面505b、505dに分割することで光学的な自由度が増し、走査光学系及び接眼光学系の光学性能を良好にしている。
さらに、走査光学系と接眼光学系で光学面505cを共通に用いることで、光学系全体の小型化を図っている。
なお、プリズム光学系505の光学面505a〜505eは、回転対称軸を持たない非回転対称面で構成される。
また、反射面505bと全反射面505dは異なる係数を持つ関数により表記される非回転対称面で構成されている。
このように共役関係にある走査手段504と射出瞳507の間の光路上に、結像面である被走査面506を1つだけ有する構成を取ることにより、走査手段504から被走査面506までの光路を短くすることができ、光学系の小型化を図っている。
本実施例のように、走査手段により2次元走査された光束を、プリズム部材505の反射面を利用した走査光学系を用いて被走査面506上に結像させることで、光路長を短くし光学系の小型化を容易にしている。
さらに、走査光学系と接眼光学系を一体のプリズム光学系505で構築することで、光学系の部品点数を減らし光学系全体の構成を簡単にしている。
また、被走査面506に曲率を持たせることで、発生する像面湾曲とディストーションの補正を切り分けて、収差補正を光学系側と被走査面に分担して行っている。被走査面506の曲率については、球面に限らず、回転対称非球面や、対称軸を持たない非回転対称面としても構わない。
さらに本実施例では、アイレンズ508をレンズの中心軸方向に移動させることで、視度調整機能を持たせることが可能になる。もちろん実施例1同様、反射拡散面506と走査手段504を同期して動かすことで視度調整を行っても構わない。また、視度調整をアイレンズ508を動かすことで行わない場合には、アイレンズ508としては回転対称なレンズに限らず、アナモルフィック非球面や、非回転対称な面をもつレンズを用いても構わない。
また、プリズム部材505に光学プラスチックを用いた場合、プラスチック材はやわらかく傷つきやすいため、その保護が必要となる。アイレンズ508をプリズム部材505と観察者の間に配置することで、プリズム部材505が直接外部にさらされることがなくなるという保護部材の役割を持たせることもできる。
以下に実施例1−3にあたる数値実施例を記述する。実施例中の説明では、光源側の光路から順に説明を行ったが、数値実施例では観察者の瞳位置側から逆に光線を追跡した形での記述とする。
表1〜3に各数値実施例を記述する。記述に際して、観察者の瞳位置を絶対座標系の基準として表記する。
絶対座標系における3次元の座標軸をZ軸、Y軸、X軸とし、
Z軸:第0面の中心から第1面の中心(絶対座標原点)を通る直線で、この方向を正とする
Y軸:第1面中心(絶対座標原点)を通り、Z軸に対し反時計回りに90度をなす直線
X軸:原点を通り、Z軸及びY軸に垂直となる直線
と定義する。
また、光学系を構成する第i面の面形状の表記にいたってはローカル座標系を設定して、そのローカル座標系に基づいた関数により表現することとする。第i面のYZ面内でのチルト角は、絶対座標系のZ軸に対して、反時計周りを正とした角度θgi(単位はdegree)で表している。本実施例では、チルト角は、YZ面内のみに設定している。第i面のローカル座標系(x,y,z)のy,z軸は、絶対座標系のYZ面内にあり、YZ面内で、角度θgi傾いている。
z軸:ローカル座標の原点を通り、絶対座標系のZ軸に対してYZ面内において反時計方向にθiをなす直線
y軸:ローカル座標の原点を通り、z方向に対しYZ面内において反時計方向に90degreeなす直線
x軸:ローカル座標の原点を通り、YZ面に対し垂直な直線
Ndi,νdiは、第i面とi+1面の間のd線の屈折率とアッベ数を表している。
以下に本発明で使用する回転対称軸を有さない面形状を以下のような数式で表現する。
数値実施例中では、非回転対称面(表中はSPS XYPと表記してある。)
この関数は、第i面のローカル座標(x,y,z)により面形状を定義する関数である。
また、同上の関数で、ローカル座標系でxの奇数次に関する項を0とすることで、yz平面に対して対称な面をえることができる。
また、本実施例では、一部の面に回転対称性を有する回転対称非球面を用いており
その関数は、
として表現する。
ここで
である。この回転対称非球面に関しても、各ローカル座標系により定義される。
各実施例では各面の面頂点をy軸方向でのシフト偏心、x軸回りのチルト偏心しかさせていないため、従来の母線断面とローカル母線断面は同一断面であるが、各面の従来子線断面とローカル子線断面は異なる。
数値実施例中の表1―3では、画像中心の光線の各光学面のヒットポイント上でのローカルな曲率半径(ローカル母線断面上の曲率半径、ローカル子線断面上の曲率半径)rx,ryおよびローカル面間隔は現在の面と次の面との2つのヒットポイント間の距離(基準光線上の距離、空気換算なしの値)の値dおよび、偏心量shift,tilt、屈折率nd・アッべ数νdを示している。
面の形状が自由曲面である面をXYP,球面である面をSPH、非球面である場合をASPとして示しており、各係数を表下段に示している。Mという表記は、その面が反射面であることを示している。
以下の数値実施例1−3は、それぞれ実施例1−3が対応する。
数値実施例1
観察者の水平画角±12度(紙面垂直)、垂直画角±9度(紙面内)である。
走査手段は第13面(実施例1中の104に対応)、水平方向偏向角(紙面内を軸とし、紙面垂直方向に振動)±5.49度、垂直方向偏向角(紙面垂直方向を軸とし、紙面内で振動)±4.118度である。
入射瞳径は1.35mmである。
図1中の符番との対応は以下の通りである。
瞳107 面番号1
面105d 面番号2、4
面105e 面番号3
面105c 面番号5、7
面106 面番号6
面105b 面番号8
面105a 面番号9
面104 面番号10
面103c 面番号11
面103b 面番号12
面103a 面番号13
面108b 面番号14
面108a 面番号15
光源101 面番号16

図6は本実施例における接眼光学系の、被走査面106(面番号7)上における横収差図である。図9a)〜c)はそれぞれ図1の瞳107(面番号1)近傍に観察者が眼をおいたときの、画面中心、右上端、左下端の各位置における横収差図である。本収差図における波長は587.56nmである。

数値実施例2
観察者の水平画角±12度(紙面垂直)、垂直画角±9度(紙面内)である。
走査手段は第15面(実施例2中の404に対応)、水平方向偏向角(紙面内を軸とし、紙面垂直方向に振動)±5.49度、垂直方向偏向角(紙面垂直方向を軸とし、紙面内で振動)±4.118度である。
入射瞳径は1.35mmである。
図4中の符番との対応は以下の通りである。
瞳407 面番号1
面408b 面番号2
面408a 面番号3
面405d 面番号4、6
面405e 面番号5
面405c 面番号7、9
面406 面番号8
面405b 面番号10
面405a 面番号11
面404 面番号12
面403c 面番号13
面403b 面番号14
面403a 面番号15
面409b 面番号16
面409a 面番号17
光源401 面番号18
図7は本実施例における接眼光学系の、被走査面406(面番号9)上における横収差図である。図10a)〜c)はそれぞれ図4の瞳407(面番号1)近傍に観察者が眼をおいたときの、画面中心、右上端、左下端の各位置における横収差図である。本収差図における波長は587.56nmである。

数値実施例3
観察者の水平画角±12度(紙面垂直)、垂直画角±9度(紙面内)である。
走査手段は第15面(実施例3中の504に対応)、水平方向偏向角(紙面内を軸とし、紙面垂直方向に振動)±5.49度、垂直方向偏向角(紙面垂直方向を軸とし、紙面内で振動)±4.118度である。
入射瞳径は1.35mmである。
図5中の符番との対応は以下の通りである。
瞳507 面番号1
面508b 面番号2
面508a 面番号3
面505d 面番号4、6
面505e 面番号5
面505c 面番号7、9
面506 面番号8
面505b 面番号10
面505a 面番号11
面504 面番号12
面503c 面番号13
面503b 面番号14
面503a 面番号15
面509b 面番号16
面509a 面番号17
光源501 面番号18
図8は本実施例における接眼光学系の、被走査面506(面番号9)上における横収差図である。図11a)〜c)はそれぞれ図1の瞳507(面番号1)近傍に観察者が眼をおいたときの、画面中心、右上端、左下端の各位置における横収差図である。本収差図における波長は587.56nmである。
以上のように、本発明の各実施例によれば次のような効果が得られる。
◎光源101を変調することにより、外部変調器などを用いることなく、小型な構成を可能としている。
また、走査手段104として1つの素子で2次元方向の走査を可能にすることで、走査手段の構成がシンプルになり、システム全体を小型にしている。
また、光学系にプリズム部材105を用いることで、光路を折りたたみ、かつ光路長を材質の屈折率nの比例倍分長く取り、光学系の小型化を容易にしている。
さらに中間結像面(被走査面)106において光路を折り返し、走査光学系と接眼光学系で少なくとも1つの面を共用することで光学面数を減らし、光学系をさらに小型化にしている。
◎プリズム部材105は、走査手段から被走査面106までの光路上に少なくとも1面の反射面を有し、走査手段から被走査面までの間の光路上にある、最も被走査面に近い反射面である第1の反射面105bと射出面とが、異なる面で構成することで、光学系の自由度を増やし、収差をより補正している。
ここで異なる面とは、それぞれの面を多項式などの関数で表現した場合、2つの面を表す関数内の係数が少なくとも1つ以上異なることを指す。
◎折り返し反射面が、反射面に入射する光束の集束角に対し、反射面より射出する光束の発散角が大きくなるような光拡散作用を持たせることで、光学系の解像度を低下させることなく、観察者の瞳位置107における光束を広げている。
さらにその光拡散作用を持つ面を反射面とすることで、光路を折りたたみ光学系を小型化にしている。
◎プリズム部材105は、入射面105aの有効領域である第1の領域と、被走査面106から観察者までの間の光路上にある、裏面反射面である第2の反射面105eの有効領域である第2の領域とが、離れた(重なりを持たない)領域とすることで、第2反射面を反透過型のミラーにしたり、または第2反射面に入射光線透過のための透過領域を持たせることなく、第2反射面に入射した光束を光量ロス無しに観察者に導くことを容易にしている。
◎プリズム部材105は、入射光束がプリズム内部での反射回数を3回以上とする、即ち3以上の内面反射面を有することで、光学系の光路をより折りたたむことができ、光学系全体の小型化を容易にしている。
◎プリズム部材105は、被走査面106から観察者107までの間の光路上に2以上の反射面を配置することで、被走査面106から観察者107までの光路を折りたたみ光学系を小型化しながら、射出瞳107の位置を観察者の観察しやすい位置へと導いている。
◎光源101と、被走査面106とを同期して移動させる機構を設けることで、視度調整を行うことにより、追加の光学部材を必要としないで視度調整を行い、光学系の構成をシンプルにしている。
◎半導体プロセスを用いて作製された微小機械システム(MEMS)による走査手段を用いることで、走査手段の大きさを小さくして、装置全体の小型化を容易にしている。
本発明の、実施例1の光学系の垂直断面図である 本発明に係る折り返し反射面の光拡散作用の説明図である 本発明に係る2次元走査手段の一例である 本発明の実施例2の光学系の垂直断面図である 本発明の実施例3の光学系の垂直断面図である 実施例1における、接眼光学系の被走査面上における横収差図である 実施例2における、接眼光学系の被走査面上における横収差図である 実施例3における、接眼光学系の被走査面上における横収差図である
符号の説明
101、401、501 光源
102、402、502 光束
103、403、404 集束光学系
104、404、504 走査手段
105、405、505 プリズム光学系
106、406、506 被走査面(光拡散手段)
107、407、507 射出瞳
108、409、509 ダイクロイックプリズム
408、508 アイレンズ
201 拡散光束
301 偏向デバイス
302 ミラー
303、304 トーションバー
305、306 軸

Claims (8)

  1. 光源手段と、前記光源手段からの光を2次元走査可能な走査手段と、前記走査手段によって走査された光で被走査面上に2次元画像情報を形成する走査光学系と、前記被走査面上の画像情報を観察者に導光する接眼光学系とを有する画像表示装置において、複数の光学面を備えるプリズム部材を有し、前記走査光学系と前記接眼光学系は、前記プリズム部材に形成された複数の光学面のうちの互いに異った複数の光学面と、1つの共有する光学面とを用いて構成されており、視度調整の為に前記光源手段と、前記被走査面とを同期して移動させる機構を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記プリズム部材は、前記走査手段により走査された光が入射する入射面と、前記被走査面からの光を前記観察者に向けて射出する射出面と、前記入射面と前記射出面の間の光路上に配置された複数の反射面とを有し、前記被走査面上あるいはその近傍に、光路を折り返す折り返し反射面が配置されていることを特徴とする請求項1の画像表示装置。
  3. 前記折り返し反射面は、該折り返し反射面に入射する光束の集束角に対し、前記折り返し反射面で反射する光束の発散角が大きくなるような光拡散作用を有していることを特徴とする請求項2の画像表示装置。
  4. 前記プリズム部材は、前記走査手段により走査された光が入射する入射面と、前記被走査面からの光を前記観察者に向けて射出する射出面と、前記入射面と前記射出面の間の光路上に配置された複数の反射面とを有し、前記走査手段から前記被走査面までの間の光路上で最も前記被走査面に近い反射面と、前記射出面とが、異なる面で構成されることを特徴とする請求項1の画像表示装置。
  5. 前記プリズム部材は、前記走査手段により走査された光が入射する入射面と、前記被走査面からの光を前記観察者に向けて射出する射出面と、前記入射面と前記射出面の間の光路上に配置された複数の反射面とを有し、前記入射面の有効領域である第1の領域と、前記被走査面から前記観察者までの間の光路上で前記被走査面からの光を反射する反射面の有効領域である第2の領域とが、離れていることを特徴とする請求項1の画像表示装置。
  6. 前記プリズム部材は、3以上の内面反射面を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項の画像表示装置。
  7. 前記プリズム部材は、前記被走査面から前記観察者までの間の光路上に2以上の反射面を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項の画像表示装置。
  8. 前記プリズム部材は、前記走査手段からの光が入射する入射面、前記入射面からの光を反射する第1の反射面、前記第1の反射面からの光を前記被走査面に出射させる第1の光学面、前記被走査面を介して前記第1の光学面に入射した光を全反射する第2の光学面、該第2の光学面で全反射した光を反射する第2の反射面とを有し、前記第2の反射面で反射した光は前記第2の光学面から前記観察者に向けて出射することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項の画像表示装置。
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