JP4688601B2 - 物質を角質線維に塗布する器具 - Google Patents

物質を角質線維に塗布する器具 Download PDF

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Description

本発明は、物質を角質線維に塗布する器具に関し、この器具は、長手方向軸線に沿って延びる支持体及び支持体と一体に単一品として作られた歯を有し、歯は、支持体の共通の側面に連結されている。
米国特許第6,581,610号明細書は、物質を睫毛に塗布する器具を開示しており、この器具は、物質を収容するよう構成された容器と、歯の少なくとも1つの列を有するアプリケータとを有し、歯の列は、連続した歯から成る連続体を有し、連続体の各歯は、ベース及びベースから延びる一部を有する。連続した歯のベースは、互いに実質的に整列しており、ベースから延びる部分は、幾何学的な分離面の各側に交互にずれた状態で位置し、即ち、想像上の幾何学的構造は、各側に交互の歯が設けられていて、以下「分離面」と称する境界を定めている。
米国特許第6,343,607号は、物質を睫毛に塗布する器具であって、ステムと、ステムの一端部に設けられたアプリケータ要素とを有し、アプリケータ要素が、複数の辺を定める多角形断面の支持体と、支持体に設けられた複数のアプリケータ要素とから成り、アプリケータ要素のうちの少なくとも2つは、上記支持体の種々の辺の実質的に延長方向に支持体から遠ざかって延びると共に互いに異なる方向に延びている器具を開示している。
米国特許第4,660,582号明細書は、全て互いに平行に延びる細かい歯を有するマスカラブラシを開示している。
加うるに、米国特許第4,422,986号明細書は、厳密に互いに整列状態にある列の状態で設けられた歯を有するマスカラブラシを成形する方法及び装置を開示しており、これら列は、ブラシの長手方向軸線に平行に延び、又これに垂直に延びている。
物質を睫毛に塗布できる他の器具も又、本出願人名義の米国特許第6,412,496号明細書、第6,530,950号明細書及び第6,546,937号明細書で知られている。
歯の数を増やしてメーキャップを一層塗布しやすくし、これがもたらす効果を高めるが、睫毛が歯の間を通るのを阻止すると共にアプリケータ部材の寸法形状を過度に増大にさせず又はその製造を複雑にしないようにすることが望ましい場合がある。
本発明は特に、この要望を満たそうとするものである。
一実施形態では、本発明は、物質を睫毛及び(又は)眉毛に塗布する器具(1)であって、長手方向軸線に沿って延びる支持体と、支持体と一体に単一品として作られた歯の第1の列及び第2の列とを有し、上記歯は、支持体の共通の側面に連結され、且つ、支持体の長さの少なくとも1/4にわたって延び、列のうちの少なくとも一方は、少なくとも一部が上記列に沿って延びる分離面の各側で延びる2つの歯から成する。
少なくとも2つの歯は、互いに平行ではない方向に延びる。
第1及び第2の列は、支持体の長手方向軸線に実質的に平行に延びるのがよい。
歯の両方の列を支持体の共通フェースに連結するのがよく、支持体は、例えば実質的に平らである。
本発明により、支持体は、比較的多い数の歯を備えることができ、この場合、睫毛は、歯相互間を通るのが阻止され、しかもアプリケータの嵩張り具合をそれほど大きくしない。
特に、アプリケータ部材により得られる効果は、ブラシにより得られる効果に近く、歯は、特に睫毛を梳り、物質を睫毛表面に撫で付けるのに適している。
少なくとも一方の列の少なくとも3つの連続した歯は、任意的に互いに実質的に整列しているベースを有するのがよい。
本明細書及び特許請求の範囲で用いられる「実質的に整列している」という表現は、連続して並んだ各歯のベースの一部が連続した歯のベースを通る線の第1の側に位置し、連続して並んだ各歯のベースの別の部分が第1の側とは反対側の線の第2の側に位置し、線は、検討中の列の長手方向軸線に実質的に平行であることを意味するものとして理解されるべきである。特に、この線は、連続した歯のベースの中心を通る直線であるのがよい。互いに整列状態にはないベースを有する歯は、アプリケータ部材を製造しやすくすることができる。一方の列の歯のべースは、アプリケータ部材を側面から見て、その長手方向軸線に垂直な方向に少なくとも部分的に重なり合うのがよいが、このようにするかどうかは任意である。互いに重ね合わせられていないベースを有する歯も又、アプリケータ部材を製造しやすくすることができる。歯は、例えば所望のメーキャップ効果の関数として多くの形態に配列することができる。
少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯は、必ずしも互いに触れ合っている必要はない。互いに触れ合っていない歯は、より広い空間を歯相互間に生じさせることができる場合があり、しかも場合によってはアプリケータ部材に装填できる物質の量を増大させる。
少なくとも一方の列の少なくとも3つの連続した歯は、少なくとも一部が分離面の各側で交互に延びるのがよい。少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯は、末広がりに開く方向又は互いに実質的に平行な方向に延びるのがよい。少なくとも一方の列の少なくとも2つの歯は、互いに異なり又は互いに同一の長さを有してよい。少なくとも一方の列の少なくとも2つの歯は、互いに異なり又は互いに同一の形状を有してもよい。少なくとも一方の列の少なくとも1つの歯は、任意的に直線状である軸線に沿って延びるのがよい。少なくとも一方の列の少なくとも1つの歯は、その自由端部に向かってテーパして全体としてテーパした形状を有してもよい。
少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯は、支持体の遠位端部及び近位端部の方へそれぞれ差し向けられているのがよい。
少なくとも一方の列の2つの連続した歯は、支持体を側面から見て互いに交差しているのがよい。
歯は、これらの交差部のところで互いに触れ合うのがよいが、このようにするかどうかは任意である。
交差部の上方に延びる歯の部分は、V字形チャネルを構成するのがよい。
少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯は各々、少なくとも1つのフェース、例えば実質的に平らなフェースを有するのがよく、歯は、形状が例えば実質的に半円形である断面を有し、かかる歯は、例えば列の内側の方へ向いた実質的に平らなフェースを有する。
少なくとも一方の列は、直線状である軸線に沿って延びるのがよい。
分離面は、2上記表面に関連した列の中間平面であるのがよい。
第1及び第2の列の歯は、支持体の長さの1/2以上にわたって、特に支持体の長さの3/4以上にわたって延びるのがよい。
器具は、歯の列を2つだけ有してもよく、或いは3以上の列を有してもよく、上述の第1及び第2の列以外の列は、第1及び第2の列と同一の支持体の側面又は例えば別の側面に設けられる。
少なくとも一方の列の歯は、共通方向に平行に延びるのがよいが、そのようにするかどうかは任意である。
第1の列の歯は、第1の方向に実質的に平行に延びるのがよく、第2の列の歯は、第2の方向に実質的に平行に延びるのがよい。第1の方向と第2の方向は、互いにゼロではない角度をなすのがよく、角度は場合によっては、例えば5°〜60°であり、特に15°〜45°である。第1及び第2の列の歯が連結された支持体のフェースは、実質的に平らであるのがよい。第1の方向と第2の方向のなす角度の2等分線は、歯が連結されたフェースと交差するのがよく、又これに実質的に垂直であるのがよいが、このようにするかどうかは任意である。
第1の列の少なくとも1つの歯は、支持体上の実質的に同一の軸方向位置を占める第2の列の歯に対応するのがよく、2つの歯は任意的に触れ合う。
列のうちの一方の少なくとも1つの歯は、他方の列の歯のプロフィールとは異なるプロフィールを有するのがよい。
一方の列の少なくとも1つの歯は、他方の列の歯の長さとは異なる長さを有するのがよい。
一方の列の2つの歯は、互いに第1の角度をなす方向に延びるのがよく、他方の列の2つの歯は、互いに第2の角度をなす方向に延びるのがよく、第1の角度と第2の角度は、互いに等しくてもよく、或いは互いに異なっていてもよい。第1の角度及び第2の角度のうち少なくとも一方は、ゼロであるのがよい。
両方の列は、実質的に同一の数の歯を有するのがよいが、このようにするかどうかは任意である。一例を挙げると、各列は、20〜50の歯を有するのがよく、特に30を超える歯を有するのがよい。
歯は、各列内で、列の長手方向軸線にとって等間隔を置いて配置されるのがよく、或いは2以上の歯から成るグループをなして整然と配置されるのがよく、一グループ内の歯相互間の列の長手方向軸線に沿う距離は、上記列の歯の2つの隣り合うグループ相互間の距離よりも短い。
第1及び第2の列にそれぞれ属する歯の2つのグループは、支持体上の実質的に同一の軸方向位置を占める必要はない。一例を挙げると、列のうちの一方に属する歯の少なくとも1つのグループは、他方の列に属する歯の対応のグループに対し軸方向にずれているのがよい。特に、歯のグループは、支持体上に互い違いの形態で配置されるのがよい。
支持体は、直線状である必要はない長手方向軸線に沿って延びてもよく、例えば長手方向軸線は、曲線であってもよい。
歯は、プラスチック材料で支持体と一体に成形されるのがよく、プラスチック材料は、エラストマーであるのがよい。
支持体及び歯のうち少なくとも一方は、磁性を有するのがよい。一例を挙げると、磁性は、磁気粒子充填材が支持体及び(又は)歯のプラスチック材料中に分散して配置された結果であるのがよい。
支持体及び歯のうち少なくとも一方は、フロック加工されたものであるのがよい。
アプリケータ部材は、各々が本発明による配列状態の歯を備えた複数の側面を有するのがよい。
支持体をステムの第1の端部に締結するのがよい。ステムは、第1の端部から見て遠くの第2の端部のところで取っ手に連結されるのがよく、取っ手は、塗布されるべき物質、特にマスカラを収容した容器を実質的に漏れ止め状態で密閉するよう構成されたものであるのがよい。
容器は、ワイパ部材を有するのがよく、このワイパ部材は、ステム及びアプリケータ部材を拭い取るようになっているのがよい。支持体は、ワイパ部材を通過しやすくするように形作られたものであるのがよい。
器具は、金属を用いないで作られたものであるのがよく、それにより器具をマイクロ波オーブン内に配置できる。
一実施形態では、本発明は又、物質を睫毛及び(又は)眉毛に塗布する器具であって、長手方向軸線に沿って延びる支持体と、支持体と一体に単一品として作られた歯の第1の列及び第2の列とを有し、上記歯は、支持体の共通の側面に連結され、且つ、支持体の長さの少なくとも1/4にわたって延び、列のうちの少なくとも一方は、少なくとも一部が上記列に沿って延びる分離面の各側で延びる2つの歯から成り、少なくとも一方の列の2つの連続した歯は、列の内部へ向いた実質的に平らなフェースを有する器具を提供する。
一実施形態では本発明は又、物質を睫毛及び(又は)眉毛に塗布する器具であって、長手方向軸線に沿って延びる支持体と、支持体と一体に単一品として作られた歯とを有し、上記歯は、上記支持体の共通フェースに連結され、支持体の長手方向軸線に実質的に平行である少なくとも4本の線に沿って互いに整列状態にある自由端部を備える器具を提供する。
歯の第1の列及び第2の列のうち少なくとも一方は、上記列に沿って延びる分離面の各側で少なくとも部分的に、好ましくは全体が延びる2つの歯を有するのがよく、2つの歯は、分離面に対し互いに異なって配置される。
同一列の2つの連続した歯は、並進移動により一方が他方の鏡像でなくてもよい。
歯の第1の列及び第2の列は、これらが連結された支持体の共通の側面の縁部から見て内方に配置されるのがよい。これら列は、歯の幅よりも長い距離だけ縁部から間隔を置いて位置するのがよい。
歯の第1の列の2つの連続した歯は、列をその長手方向軸線に沿って見て、列の長手方向軸線に垂直に測定した歯の幅よりも短い距離だけ互いに間隔を置いて位置するのがよい。
歯の第2の列の2つの連続した歯は、列をその長手方向軸線に沿って見て、列の長手方向軸線に垂直に測定した歯の幅よりも短い距離だけ互いに間隔を置いて位置するのがよい。
歯の第1の列及び第2の列の歯は各々、歯が延びる起点である共通側面に垂直な方向に対しゼロでは角度をなして延びるのがよい。この共通側面は、平らな側面であるのがよい。
本発明は、以下の詳細な説明を読むと共に添付の図面を参照すると一層よく理解されよう。
図1は、本発明に従って製作された包装型アプリケータ器具を示しており、この包装型アプリケータ器具は、アプリケータ2と、睫毛及び(又は)眉毛に塗布されるべき物質P、例えばマスカラ又はケア製品を収容した関連の容器3とを有している。
検討中の実施形態では、容器3は、ねじ山付きネック4を有し、アプリケータ2は、これが使用されていない場合、容器3を漏れ止め状態に密閉するようネック4に螺着されるよう構成されたクロージャキャップ5を有し、クロージャキャップ5は又、アプリケータ2の取っ手を構成している。
容器3は、ネック4に挿入されるワイパ部材6を更に有している。
アプリケータ2は、頂端部がクロージャキャップ5に連結された長手方向軸線Xのステム7を有し、このステムは、その底端部にアプリケータ部材8を有している。
ワイパ部材6は、アプリケータ2が容器3から取り出される際にステム7を拭い取るよう配置されたリップ9を有している。
図示の実施形態では、ステム7は、円形断面を有するが、ステム7が平らな断面を有することは本発明の範囲から逸脱せず、この場合、キャップ5は、必要ならばねじ係合以外の方法で容器3に締結される。
検討中の実施形態では、ステム7の長手方向軸線Xは、直線状であり、アプリケータ2が上記容器上の定位置にある間、容器3の長手方向軸線と一致するが、ステム7が非直線状であり、例えばこのステムが曲げ部を形成することは本発明の範囲から逸脱しない。
適宜、ステム7は、ワイパ部材6のリップ9と同一高さに位置するようになった環状くびれ部を有するのがよく、したがって上記リップは、貯蔵中、機械的な応力を受けないようになっている。当然のことながら、図示のワイパ部材とは異なるワイパ部材6、特にフォームのブロック又は割り型ワイパリップを有するワイパ部材を使用することは本発明の範囲から逸脱しない。
図2を参照すると、アプリケータ部材8は、長手方向軸線Yに沿って延びていて、一方の側面にフェース11を備えた支持体10を有し、フェース11は、実質的に平らであり、これには、歯の2つの列20,30が連結されている。
歯の2つの列は、プラスチック材料を成形することにより支持体10と一体に単一品として作られている。比較的硬質又は比較的軟質のプラスチック材料を用いることができ、プラスチック材料としては、例えば、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS)、シリコーン、エチレン−プロピレンターポリマーゴム(EPDM)、ニトリル、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン又はビニルエラストマーだけでなく、ポリオレフィン、例えばポリエチレン(PE)又はポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリアミド(PA)又はポリメチルメタクリレート(PEMMA)が挙げられるが、この一覧は限定的なものではない。適宜、アプリケータ部材は又、金属を成形することにより又は機械加工により作られたものであってもよい。
支持体10は、アプリケータ2を容器3内へ戻しやすいよう前に向かって丸くなった遠位端部12と、アプリケータ2を取り外している間、アプリケータ部材8がワイパ部材6を通過しやすいようにするよう形作られた近位部分13とを有している。
支持体10は、その近位端部の延長部として軸線Zの円筒形エンドピース14を有し、このエンドピースにより、支持体をステム7に締結することができる。検討中の実施形態では、エンドピース14は、環状溝15を有し、この環状溝15は、ステム7の底端部のところに設けられた対応関係をなすハウジングとスナップ嵌合するよう配置されている。当然のことながら支持体10を任意他の手段、特にスナップ嵌合以外の手段、例えば接着剤、ヒートシール又はクランプによりステム7に締結してもよい。支持体10は又、成形によりステム7と一体に単一品として作られたものであってもよい。
検討中の実施形態では、エンドピース14の軸線Zは、アプリケータを一層人間工学的にするよう支持体10の長手方向軸線Yと数度の角度iをなしており、角度iは、歯の列20,30から見て遠くに位置する軸線Yの端のところに作られている。
各列20又は30は、図2で理解できるように、支持体10の可視長さlの1/4以上に相当する距離dにわたって延びている。
検討中の実施形態では、距離dは、距離lの3/4以上であり、差l−dは、実質的に遠位部分12及び近位部分13の軸線Yに沿う寸法の合計に一致している。
少なくとも2つの歯は、互いに平行ではない方向に延びている。
さらに、検討中の実施形態では、列20,30は各々、曲線状であり、支持体10の長手方向軸線Yに平行である長手方向軸線Wに沿って延びているが、他の形態も可能である。図示していない変形例では、列20,30の長手方向軸線は、特に支持体10の長手方向軸線Yに対し斜めに延びてもよい。
図3を参照すると、歯の列20又は30は、列20について符号21,22で示され、列30について符号31,32で示された交互に配置されている歯を有していることが理解できる。各列20又は30は有利には、30を超える歯、例えば約35個の歯を有する。
列20では、2つの連続した歯21,22が少なくとも部分的に平面である分離面S1の各側にそれぞれ設けられている。検討中の実施形態では、同じことが、列30の歯31,32について当てはまり、これら歯31,32は、少なくとも部分的に、これまた平面である分離面S2の各側にそれぞれ設けられている。
図示の実施形態では、分離面S1,S2は、互いに約40°の角度αをなしている。フェース11の法線又は垂直線Nは、図3で理解できるように角度αを実質的に2等分している。
図3の実施形態では、列20内では、歯21,22は、互いに整列していないベース21b,22bをそれぞれ有している。というのは、これらは、全体がそれぞれ分離面S1の互いに反対側の側面に位置しているからである。同じことが、互いに整列しておらず、全体が分離面S2の互いに反対側の側面に位置したベースをそれぞれ備えた歯31,32について当てはまる。
図示の実施形態では、ベース21b,22bは、アプリケータ部材を側面から見て、図4の場合のように軸線Yに垂直な方向に互いにオーバーラップしていない。同じことが、歯31,32について当てはまる。
図7で理解できるように、第1の列20の各歯21は、第2の列30の歯31の各々と関連しているのがよく、第2の列の歯は、支持体の軸線Yに沿う実質的に同一の軸方向位置を占めている。同じことは、歯32と関連するのがよい各歯22について当てはまる。
図3では、歯21,31のベースは、互いに触れ合っているのがよいことが理解できる。歯21,31は、外方に開いた実質的にV字形を形成している。同じことが、歯22,32について当てはまる。
検討中の実施形態では、歯21,22は、直線状であり、支持体10のフェース11に対して平行ではない長手方向軸線に沿って延び、これら歯は、断面で見て、平らなフェース21a,22aを有し、歯は、図5及び図6に示すように特に半円形の断面を有し、歯21,22の平らなフェース21a,22aは、列20の内側の方へ向いている。同じことは、歯31,32について当てはまる。
アプリケータ部材8を製造するため、例えば、図8に示すように底部ブロック40及び頂部ブロック41を有する金型を用いることが可能である。
底部ブロック40は、矢印Aの方向に互いに遠ざかることができる2つの部分40a,40bで構成されており、頂部ブロック41を矢印Bに沿って動くことにより底部ブロック40と組立て可能である。
底部ブロック40は、歯21を形成するためのキャビティ42及び歯32を形成するためのキャビティ43を有し、頂部ブロックは、歯22を形成するためのキャビティ44及び歯31を形成するためのキャビティ45を有し、キャビティ44,45は、金型を閉じている間、それぞれキャビティ42,43相互間に位置する。
注目されるべきこととして、頂部ブロック41を底部ブロック40に対して軸方向に変位させてキャビティ42,44を互いに位置合わせ状態にすることにより、互いに整列状態にあり、互いに逆方向に交互に延びるベース付きの歯の単一の列を備えたアプリケータ部材を米国特許第6,581,610号に記載されているのと同一の仕方で製作することができる。
器具1を使用するため、ユーザは、クロージャキャップ5をねじ戻して弛め、アプリケータ部材8を容器3から取り出すことができる。
アプリケータ部材8がワイパ部材をいったん通過すると、或る量の物質が、歯の列20,30相互間及び上記列の歯相互間に残り、この物質をユーザの睫毛又は眉毛に塗布することができる。比較的多い数の歯及びアプリケータ上へのこれらの配置により、睫毛を適切に手入れすることができる。
当然のことながら、本発明は、上述の実施形態には限定されない。
特に、支持体上の歯の位置決めを変更することができ、例えば、列20,30を図9aに示すように互いに離隔させることができる。この実施形態では、列のうちの一方の歯はどれも他方の列の歯に触れない。
各列に属する歯は又、分離面S1又はS2から末広がりに遠ざかってもよい。
図1〜図7を参照して上述した実施形態では、列20の歯21,22は、第1の方向に平行に延び、列30の歯31,32は、第1の方向とは異なる第2の方向に平行に延びている。これは、必ずしもそうである必要はない。
かくして、アプリケータ部材10を横断面で見て、図9cはかくして、歯21,22の長手方向軸線が、互いに角度β1をなし、この角度β1が、歯31,32の長手方向軸線のなす角度β2とは異なる形態を示している。それ自体角度β1,β2の2等分線のなす角度αの2等分線は、フェース11に垂直であるのがよいが、このようにするかどうかは任意である。
図9dは、分離面S1,S2のなす角度αの2等分線は、支持体10のフェース11の法線Nと一致していない形態を示している。
図9eは、列のうちの一方、例えば列20の歯が、列30の歯の長さとは異なる長さを有する変形実施形態を示している。
図9fは、列のうちの少なくとも一方の歯が互いに異なる高さを有する可能性を示している。検討中の実施形態では、列20,30は各々、互いに異なる高さの歯を有している。一例を挙げると、歯21を歯22よりも短く作り、歯31を歯32よりも長く作ってもよい。
図9gは、列20,30の歯の少なくとも1つが、レリーフ部分を有し、例えば、成形に起因して生じる***部又はプラスチック材料中の充填材の存在に関連付けられた粗さを備える可能性を示している。
図9hに示す実施形態では、列20,30は各々、互いに異なるレリーフ部分を備えた歯を有している。
図9iは、充填材入りプラスチック材料、例えば磁気粒子を含むプラスチック材料でアプリケータ部材を製作する可能性を示している。磁化性であると共に(或いは)磁化させることができるかかる粒子により作られる磁界は、例えば、睫毛に作用を及ぼすことができると共に(或いは)物質中に存在している磁気繊維と相互作用することができる。
図9jは、少なくとも一部がフロック加工部を備えたアプリケータ部材を製作する可能性を示しており、このフロック加工部は、例えば歯だけにわたって延びる。
図9kは、各列の歯が互いに整列状態にあるベースを有する可能性を示している。歯は、半円形ではない断面、例えば図9Kに示すように円形である断面を有してもよい。
図9lは、歯がこれらの自由端部のところにそれぞれレリーフ部分又は特定の形状、例えば図示のようにフック形状の部分を有する可能性を示しており、フックは、支持体の長手方向軸線に対して横断方向に又はこれと平行に延びることができる。
図10a〜図10cは、アプリケータ部材が複数の側面を有する可能性を示しており、各側面は、本発明の歯の配列体をそれぞれ支持している。
図10aは、2つの互いに反対側のフェース11a,11bを有するアプリケータ部材を示しており、各フェースは、本発明に従って配置され、例えば図3を参照して説明したような歯の2つの列を支持している。
図10bでは、支持体10は、3つのフェース11a,11b,11cを有し、各フェースは、本発明に従って配置された歯の2つの列を支持し、図10cでは、支持体10は、4つのフェース11a〜11dを有し、各フェースは、本発明に従って配置された歯の2つの列を支持している。
図11は、支持体10が直線状ではなく、例えば、曲線状の長手方向軸線Yを有する可能性を示しており、歯は、例えば図示のように支持体の凹状側面に位置している。歯を支持体の凸状側面に設けることは本発明の範囲から逸脱せず、この変形例は図示されていない。
列20,30は、図12に示すように互いに異なる数の歯を有してもよく、例えば、列のうちの一方は、他方の列よりも短い。
歯は、各列内で、図13及び図14に示すように歯のグループ40をなして整然と配置されたものであるのがよい。
列20の歯21,22は、例えば1対ずつグループ分けされ、同じことは、列30の歯31,32について当てはまり、2つの列の歯の対40は、例えば図14を参照して理解できるように互い違いの形態に配置されている。
図16は、列のうちの一方の歯、例えば列20の歯21,22が支持体の遠位端部及び近位端部に向かって交互に延びる可能性を示している。
同じことが、列30の歯31,32についての当てはまる。
歯の交差した対の頂部相互間にV字形チャネル50を形成するのがよい。
互いに交差した歯は、これらの交差部のところで互いに触れ合うのがよいが、このようにするかどうかは任意である。歯を支持体の長さの全てに沿って又はその一部に沿ってのみ交差してもよい。
適宜、2つの交差した歯を歯が連結された支持体のフェースに垂直な長手方向軸線を含む中間平面に対し外方又は内方に差し向けてもよい。
2つの交差した歯の少なくとも2つの連続した対を、列に沿って進むと、上記中間平面に対し内方又は外方に傾斜させてもよく、或いは対を交互に内方及び外方に傾斜させてもよい。
当然のことながら、本発明は、上述の実施形態には限定されない。例えば、歯を対をなすやり方以外の或るやり方でグループ分けすることが可能であり、同一列内のグループ相互間の距離は、任意的に同じであり、特に、一グループ内の歯相互間の距離よりも長い。
上述の種々の実施形態の特徴を互いに組み合わせることができ、例えば、上述の変形実施形態のうちの任意のものを充填材として磁気粒子を含むプラスチック材料で作ることができる。
本明細書全体を通じ、部材個数に関し、「〜を有する又は含む(comprises a )」という用語は、特段の指定がなければ、「〜を少なくとも一つ有する又は含む(comprises at least of )」という表現と同義であると解されるべきである。
本発明に従って構成された器具の実施形態の部分縦断面概略立面図である。 図1のアプリケータ部材をそれだけ切り離して示す図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 図2のアプリケータ部材の実施形態の細部を示す図である。 図4のVに沿って見た列の2つの連続した歯の断面図である。 図4のVIに沿って見た列の2つの連続した歯の断面図である。 図2の矢印VIIに沿って見た部分平面図である。 図2のアプリケータ部材を製作するために利用されるのに適した金型の概略部分斜視図である。 図3に類似した図であり、一実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 図3に類似した図であり、別の実施形態を示す図である。 アプリケータ部材が歯の列を支持した複数の側面を有する他の実施形態の断面図である。 アプリケータ部材が歯の列を支持した複数の側面を有する他の実施形態の断面図である。 アプリケータ部材が歯の列を支持した複数の側面を有する他の実施形態の断面図である。 曲線状の長手方向軸線を備えたアプリケータ部材の支持体を製作する可能性を示す図である。 図7に類似した図であって、列のうち一方が他方の列よりも歯の数の少ない変形実施形態の図である。 歯が束の状態に互いにグループ分けされた変形実施形態の側面図である。 図13のXIV矢視平面図である。 円形断面の歯の断面図である。 本発明の変形実施形態の歯の列の概略部分側面図である。

Claims (14)

  1. 物質を睫毛及び(又は)眉毛に塗布する器具(1)であって、長手方向軸線(Y)に沿って延びる支持体(10)と、支持体と一体に単一品として作られた歯の第1の列(20)及び第2の列(30)とを有し、前記歯は、支持体の共通の側面に連結され、且つ、支持体の長さの少なくとも1/4にわたって延び、少なくとも一方の列の少なくとも3つの連続した歯は、少なくとも一部が、前記列に沿って延び分離面(S1;S2)の各側で交互に延びており、前記分離面は互いに角度をなして延びており、一方の列(20又は30)の少なくとも1つの歯と他方の列(30又は20)の少なくとも1つの歯は、互いに平行ではない方向に延びており、
    第1の列の少なくとも1つの歯(21)は、支持体上の実質的に同一の軸方向位置を占める第2の列の歯(31)に対応していることを特徴とする器具。
  2. 第1及び第2の列は、支持体の長手方向軸線(Y)に実質的に平行に延びることを特徴とする請求項1記載の器具。
  3. 少なくとも一方の列の少なくとも3つの連続した歯は、互いに整列していないベースを有することを特徴とする請求項1記載の器具。
  4. 少なくとも一方の列の少なくとも3つの連続した歯は、互いに実質的に整列しているベースを有することを特徴とする請求項1記載の器具。
  5. 少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯のベースは、互いに触れ合っていないことを特徴とする請求項1記載の器具。
  6. 少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯のベースは、互いに触れ合っていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  7. 少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯は、互いに実質的に平行な方向に延びていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  8. 少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯は、互いに分岐する方向に延びていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  9. 少なくとも一方の列の少なくとも2つの連続した歯は、支持体の遠位端部及び近位端部の方へそれぞれ差し向けられていることを特徴とする請求項8記載の器具。
  10. 少なくとも一方の列の前記2つの連続した歯は、支持体を側面から見て互いに交差していることを特徴とする請求項9記載の器具。
  11. 少なくとも一方の列の少なくとも1つの歯は、直線状ではない長手方向軸線に沿って延びていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  12. 少なくとも一方の列(20)の少なくとも2つの連続した歯は、実質的に半円形の断面を有し、前記歯は、列の内側の方へ向いた実質的に平らなフェース(21a;21b)を有することを特徴とする請求項1記載の器具。
  13. 一方の列の2つの歯は、互いに第1の角度(β1)をなす方向に延びており、他方の列の2つの歯は、互いに第2の角度(β2)をなす方向に延び、また、第1の角度(β1)と第2の角度(β2)は互いに異なることを特徴とする請求項1記載の器具。
  14. 列の歯は、グループ(40)をなして整然と配置され、列のうちの一方に属する少なくとも1つのグループは、他方の列に属する対応のグループに対し軸方向にずれていることを特徴とする請求項1記載の器具。
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