JP4686555B2 - 真空開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は真空開閉装置に係り、特に運転中に真空バルブ内の真空圧力の健全性を診断する機能を備えているものに好適な真空開閉装置に関する。
一般に、真空開閉装置は、真空容器内部で電極の開閉動作が行われるため、真空容器内部の圧力(真空圧力)が装置の耐電圧性能及び遮断性能に影響を与える。図4は、真空中の放電特性を示す、いわゆるパッシェンカーブであり、電極間の真空絶縁ギャップ長を5mmとした時の圧力と放電開始電圧の相関を表している。該図に示す如く、放電開始電圧は真空圧力に依存をしており、このことから真空容器における耐電圧性能及び遮断性能は、真空圧力に依存をすることがわかる。従って真空開閉装置は、それらの性能を保証すべく、定期的に真空圧力が適正であるか否か、即ち真空圧力の健全性について診断する必要がある。
この真空圧力の健全性診断は、開閉部を受電盤の外部に運び出した後、極間に所定の高電圧を印加し、閃絡の有無によって真空圧力の健全性を診断することで行っている。この場合、真空圧力診断時には、装置を停電させなければならず、また高電圧を印加するための高電圧電源が別途必要となることから、診断時の負担が増大してしまう。診断時の負担が増大しないためには、運転中の診断、即ち装置を停電させずに診断を行うことが望ましく、係る診断を可能にする真空開閉装置として、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1には、浮遊電位の金属容器と対向して真空圧力診断用の測定端子を配置し、この測定端子は、前記金属容器とともに絶縁物内にモールドされており、該測定端子は、一方が接地されたコンデンサと接続され、該コンデンサの両端に発生する電圧をあらかじめ設定しておいた閾値とコンパレータで比較し、該コンパレータの出力にて動作するリレー接点によってON/OFFされる警報ランプを用いて、真空圧力の健全性を診断する真空開閉装置が記載されている。
上記の装置では、前記警報ランプを診断員が定期診断時に視認することで、真空圧力の健全性を診断することが可能となる。
特開2007−80594号公報
しかし、需要家直近に配置される二次変電所(路肩に設置される受電箱)については、真空開閉装置は外箱に覆われており、上記装置の警報ランプを視認するためには、外箱の内部に入る必要があり、真空圧力の健全性を診断するのが難しかった。
また、警報ランプを見る機会があるのは数年に1回の定期診断の時に限られる。よって真空圧力が劣化し、警報ランプが長期間点灯し続ける場合には、定期診断時に警報ランプ自体が劣化・故障し、結果として真空圧力の劣化を見過ごしてしまい真空圧力の診断の信頼性が損なわれる恐れがあった。
故に上記のような装置では、フェールセーフ思想の観点から、信号電圧が健全時ON・劣化時OFFとなるように新たに反転回路を設けたり、又は警報ランプ診断用の別途の回路を設けたりすることで、警報ランプの健全性を診断しなければならず、構造が複雑となり、またコストアップを余儀なくされていた。
本発明は、上記の問題点を鑑みなされたものであり、その目的は、簡単に真空圧力の健全性の診断を行うことができる真空開閉装置を提供することにある。
本発明の真空開閉装置は、前記の目的を達成するため、内部が真空で、かつこの内部に固定電極及び可動電極から成る少なくとも一対の主回路を有する浮遊電位の金属容器と、前記可動電極の固定電極との開閉操作を行う操作機構と、前記主回路に電力を供給する母線と、前記主回路からの電力を負荷側へ供給するケーブルとを備え、これらを筐体内に収納してなる真空開閉装置において、前記筐体に、前記金属容器内の真空圧力を診断する真空圧力診断手段が着脱可能に接続される第1の接続手段、及び前記主回路が課電されているかを判別する課電診断手段が着脱可能に接続される第2の接続手段を備えており、前記第1の接続手段と、前記第2の接続手段の構造は共通しており、前記真空圧力診断手段と前記課電診断手段は同一手段であることを特徴とする。
本発明の真空開閉装置によれば、簡単に真空圧力の健全性の診断を行うことができる。
以下、本発明の真空開閉装置の実施例を図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2に示す如く、真空開閉装置1は、開閉部100と、該開閉部100の上部に設けられ、該開閉部100の電極の開閉操作を行う操作機構3と、前記開閉部100に接続され、該開閉部100に電力を供給する母線4と、開閉部100に接続され、該開閉部100からの電力を負荷側へ供給するケーブル5と、これらをその内部に収納する金属製の筐体2とから概略構成されている。
上述した開閉部100は、遮断器および断路開閉器用の真空バルブ101と、接地開閉器用の真空バルブ102と、該真空バルブ101と母線4を連結する母線側の導体112と、該母線側の導体112と母線4とを接続するブッシング113と、真空バルブ101とケーブル5を連結する負荷側の導体116と、該導体116とケーブル5を接続するブッシング117と、一端が負荷側の導体116に接続される電圧検出用コンデンサ152とから構成されている。
開閉部100内に設置された遮断および断路機能を有する真空バルブ101は、浮遊電位とした内部が真空の金属容器12と、該金属容器12の内部に収納され、互いに対向し、主回路を構成する2対の固定電極110,114及び可動電極120,121によって概略構成されている。固定電極110は、固定導体111の一端に支持されており、該固定導体111の他端は、母線側の導体112に接続されている。可動電極120は、可動導体122の一端に支持されており、該可動導体122の他端は、連結導体124の片側に連結されている。また可動電極121は、可動導体123の一端に支持されており、該可動導体123の他端は、前述の連絡導体124の他方側に連結されている。固定電極114は、固定導体115の一端に支持されており、該固定導体115の他端は、導体116に接続されている。
固定電極110と可動電極120及び固定電極114と可動電極121の周囲には、それぞれアークシールド119が配置され、該アークシールド119は、電極の周囲を覆う絶縁性のセラミック筒118に挟持されている。セラミック筒118は、アークシールド119により可動電極の投入及び遮断時に電極から放出されるアークが付着するのが防止されている。また前記連結導体124は、セラミックロッド125を介して操作ロッド126と連結している。操作ロッド126と金属容器12の間には、真空状態を維持しながら操作機構3を操作するためのベローズ130が設けられ、さらに操作ロッド126は、真空バルブ101の外部まで突出しており、セラミックロッド125に対して逆側に位置する端部は絶縁ロッド127によって支持され操作機構3に連結されている。
図2に示すように開閉部100の各部位及び真空圧力診断用の導電性の端子50は、エポキシなどの絶縁物20で一体となってモールドされており、真空バルブ101と端子50は互いに絶縁されている。端子50は、金属容器12の外部にあり、金属容器12と対向して配置されている。また該絶縁物20の表面には導電塗装21が施され、該導電塗装21は接地電位とされている。
一方、接地開閉用の真空バルブ102は、絶縁性のセラミック筒140及びその両端に位置する端子板141,142によって周囲が覆われる固定電極145及び該固定電極145と対向する可動電極146から概略構成されている。前記固定電極145は、固定導体143の一端に支持され、固定導体143の他端は導体116に接続されている。また前記可動電極146は、ベローズ148を介して端子板141に支持されている可動導体144の一端に支持され、該可動導体144は、その一部がセラミック筒140及び端子板141,142から外へ突出している。ベローズ148は、可動導体144の動きに追従し、また該ベローズ148を設けることで、可動導体144と端子板141の間を密閉することができる。可動導体144において、可動電極146が支持されているのと逆側の端部は、接地とされている連結導体149と連結され、該連結導体149は金具150を介して絶縁ロッド151と接続されている。該絶縁ロッド151は、その上部において操作機構3に連結されている。真空バルブ102内は、真空炉中で高温ロウ付けされることにより、各部の接合がなされている。
上述した電圧検出用コンデンサ152の導体116とは逆側の他端は、電圧検出用カップリングコンデンサ1001の一端に接続され、該電圧検出用カップリングコンデンサ1001の他端は、接地されている。また、筐体2に設けられた正面パネル1002には、前記主回路が課電されているかを判別するための診断手段であって、真空開閉装置1における外部機器であるプラグインタイプの電圧検出器2000が接続される接続プラグ1003が設けられ、該接続プラグ1003は、同軸配線1004を通じて電圧検出用カップリングコンデンサ1001の両端と電気的に接続されており、電圧検出用カップリングコンデンサ1001の電圧が印加されるようになっている。電圧検出器2000は、例えば、LED及び、接続プラグ1003に対し挿着可能な端子から構成されている。
一方、開閉部100の各部位と一体となってモールドされている真空圧力診断用の端子50は金属容器12の外部にあり、金属容器12とは対向して配置されている。この端子50は、筐体2の内部に収納され、他端が接地された真空圧力診断用コンデンサ1005と導体を介して接続される。また、該真空圧力診断用コンデンサ1005の両端は、筐体2の正面パネル1002に設けられた接続プラグ1006と同軸配線1007を介して電気的に接続されており、真空圧力診断用コンデンサ1005の電圧が接続プラグ1006に印加されるようになっている。ここで、接続プラグ1006は、上記の接続プラグ1003と構造は共通(同じ構造)しており、電圧検出器2000が着脱可能に接続されるようになっている。
次に、開閉部100内に設置された接地開閉真空バルブ102の開閉機構について説明する。操作機構3によって絶縁ロッド151が上下方向に駆動されることに伴い、可動電極146も上下動し、固定電極145との開閉操作が行われる。固定導体143は、導体116と一端が接続しており、また連結導体149が接地されていることから、真空バルブ102の投入動作によって負荷が接地されている。
ここで、開閉部100内の電流の流れ及び動作機構について説明する。上述した構成とすることにより、開閉部100には、母線4からの電力がブッシング113−導体112−固定導体111−固定電極110−可動電極120−可動導体122−連結導体124−可動導体123−可動電極121−固定電極114−固定導体115−導体116−ブッシング117の経路で通電され、ケーブル5を介して負荷側へ供給される。操作機構3によって、絶縁ロッド127が上下に駆動されることに伴い、可動電極120,121は、固定電極110,114との間で形成する入位置Y0,切位置Y1,断路位置Y2の3位置に移動し、入位置Y0−切位置Y1間の操作にて遮断機能、切位置Y1−断路位置Y2間の操作にて断路機能が果たされる。
以下、上述した電圧検出器2000を用い、真空開閉装置1が課電されているかどうかの判別及び真空圧力の健全性診断の方法について図3を用いて説明する。
まず初めに、主回路が課電されているかを判別するための外部機器である電圧検出器2000を接続手段である接続プラグ1003に接続する(符号200)。導体116が荷電されている場合、電圧検出用コンデンサ152と電圧検出用カップリングコンデンサ1001の間の電位は、電圧検出用コンデンサ152の静電容量C152と電圧検出用カップリングコンデンサ1001の静電容量C1001で決定される系統電圧Vの対地電圧V/√3に対する分圧電圧V1
V1=V/√3×C152/(C152十C1001)
に等しくなる。従って、同軸配線1004を通じて電気的に接続され、接続プラグ1003には、分圧電圧V1に比例する電圧が印加されるため、電圧検出器2000が点灯すれば、主回路が課電状態であると判別することができ、同時に、電圧検出器2000が正常であると診断される(符号204)。一方、電圧検出器2000が点灯しない場合、可動電極120,121が閉位置にあるかを調べ、閉位置にない場合には、操作機構3を操作して可動電極120,121を閉位置に投入し、電圧検出器2000の点灯状況を観察する。点灯した場合、電圧検出器2000は正常であると診断する(符号204)。点灯しない場合、又は可動電極120,121が閉位置にあった場合で点灯しなかった場合、電圧検出器2000は故障していると診断し(符号203)、修理に出すか、別の電圧検出器2000を用いて同様の手順を行う。
従って、電圧検出器2000のLEDの点灯の是非により、真空開閉装置1が課電されているかどうかの判別及び電圧検出器2000の健全性も診断できる(符号204)。
次に、電圧検出器2000を、接続手段である接続プラグ1006に接続する(符号205)。浮遊電位とした金属容器12と接地された導電塗装21との間の静電容量Cgは、真空バルブ101内の主回路−金属容器12間の静電容量Cmと比較して、充分大きく(Cg≫Cm)、従って、真空圧力健全時には、金属容器12の電位は接地電位とほぼ等しくなる。一方、真空圧力が劣化し、真空バルブ101内の主回路と金属容器12との間で放電が発生する場合、金属容器12の電位は系統電圧Vの対地電圧V/√3まで上昇する。つまり、金属容器12と真空圧力診断用の端子50及び真空圧力診断用コンデンサ1005の間の電位は、真空圧力健全時には、ほぼ接地電位に等しいが、真空圧力が劣化して、主回路と金属容器12との間で放電が発生する場合には、端子50と金属容器12間の静電容量C0と真空圧力診断用コンデンサ1005の静電容量C1005で決定される系統電圧Vの対地間電圧V/√3に対する分圧電圧V2
V2=V/√3×C0/(C0+C1005)
に等しくなる。
従って、真空圧力診断用コンデンサ1005と同軸配線1007を通じて電気的に接続される接続プラグ1006には、分圧電圧V2に比例する電圧が印加されることになる。この場合に電圧検出器2000が点灯すれば、真空圧力が健全であると診断し(符号206)、点灯しない場合には真空バルブ101内の真空圧力が劣化していると診断する(符号207)。真空圧力が劣化していると診断された場合、真空バルブ101あるいは開閉部100は修理又は交換することが必要となる。
ここで、上述した電圧検出用コンデンサ152の静電容量C152と電圧検出用カップリングコンデンサ1001の静電容量C1001に求められる関係は、電圧検出器2000の動作電圧をvとすると、v≦V1を少なくとも満たす必要があり、
(C1001/C152)≦{(V/√3)−v}/v
である。
従って、電圧検出用カップリングコンデンサ1001の静電容量C1001及び電圧検出用コンデンサ152の静電容量C152の比が、系統電圧Vの1/√3と電圧検出器2000の動作電圧vの差及び電圧検出器2000の動作電圧の比以下であれば、真空圧力を診断する診断手段としての電圧検出器2000が着脱可能に接続される接続プラグ1006に接続することによって、課電状態を判別できると共に、警報ランプの劣化・故障可能性を低減させることができる。
また、上述した端子50と金属容器12間の静電容量C0と真空圧力診断用コンデンサ1005の静電容量C1005に求められる関係についても、v≦V2を少なくとも満たす必要があり、
(C1005/C0)≦{(V/√3)−v}/v
である。
従って、真空圧力診断用コンデンサ1005の静電容量C1005及び端子50と金属容器12の間の静電容量C0の比が、系統電圧Vの1/√3と電圧検出器2000の動作電圧vの差に対する電圧検出器2000の動作電圧vの比以下であれば、真空圧力を診断する診断手段としての電圧検出器2000が着脱可能に接続される接続プラグ1003に接続することによって、真空圧力の健全性を診断できる。
本実施例では、主回路の課電状態の判別と電圧検出器2000を用いた真空圧力の健全性診断を一つの手順として説明したが、電圧検出器2000による真空圧力の健全性診断のみ行うこともでき、簡単に真空圧力の健全性診断を行うことを可能にする。
本実施例では、金属容器12に対向して配置された端子50と、該端子50に導体を介して一端が接続され、他端が接地された真空圧力診断用コンデンサ1005と、該真空圧力診断用コンデンサ1005と同軸配線1007を通じて電気的に接続され、外部機器である電圧検出器2000が着脱可能に接続される接続プラグ1006を備え、診断時に外部機器である電圧検出器2000を接続することで、真空圧力の健全性を診断することができ、簡単に診断できる。また接続プラグ1006には、電圧検出器2000が着脱可能に接続されることから、診断後には該電圧検出器2000を持ち運び、別の真空開閉装置に対しても同様の真空圧力の健全性診断を行うことができ、複数の真空開閉装置を1台で診断することができ、便利かつ経済的である。
本実施例では、金属容器12の外部に、該金属容器12と対向して端子50を配置したが、端子の代わりに導電材を用いても、金属容器12との間に静電容量は発生し、上記の真空圧力の健全性診断を行うことができる。
本実施例によれば、接続プラグ1003と、上記の接続プラグ1006は構造が共通しているので、真空圧力の健全性を診断する前に、電圧検出器2000を用いて、予め真空開閉装置1が課電されているかどうか判別できる。加えて該判別により、電圧検出器2000の健全性診断も同時に行うことができる。これにより、電圧検出器2000自身を診断するための別途の回路や信号電圧が健全時ON・劣化時OFFとなるように新たに反転回路を特に設けたりする必要がなく、構造を複雑にすることやコストアップをすることなく、真空圧力の健全性診断の信頼性を向上させることができる。
本実施例では、開閉部100の各部位及び真空圧力診断用の端子50は、エポキシなどの絶縁物20で一体にモールドされ、表面に接地電位である導電塗装21が施されているので、作業時に該絶縁物20に触れても作業者の安全性を確保することができる。
本実施例では、電圧検出用カップリングコンデンサ1001及び真空圧力診断用コンデンサ1005の一端は接地されているが、必ずしも接地されていなくとも、絶縁破壊が生じた場合における端子50よりも電位が低く、かつ該電位が既知であれば、電圧V2が電圧検出器2000の動作電圧以上となるように、端子50と金属容器12間の静電容量C0と真空圧力診断用コンデンサ1005の静電容量C1005を選択し、電圧検出器2000を接続プラグ1006に接続することができ、真空圧力の健全性を診断できる。
本実施例では、電圧検出用コンデンサ152及び電圧検出用カップリングコンデンサ1001,真空圧力診断用コンデンサ1005は筐体の内部に収納されているとしたが、例えば筐体の外部に設置したとしても、本診断手法を適用することができる。
本実施例では、接続手段は接続プラグ1003及び1006であるとしたが、例えばねじ止めする等、接続プラグ以外でも、それぞれの接続手段の構造が共通していれば、電圧検出器2000自身を診断するための別途の回路や信号電圧が健全時ON・劣化時OFFとなるように新たに反転回路を設けなくとも、真空開閉装置1が課電されているかどうか判別し、電圧検出器2000の健全性を判別した後に、真空圧力の健全性診断を行えばフェールセーフ思想に基づく診断を行うことができる。
従って、構造を複雑にすることやコストアップをすることなく、真空圧力の健全性診断の信頼性を向上させることができる。また、電圧検出器2000に、例えば接続プラグ1003,1006に対して複数の挿着可能な端子を有している場合などには、真空開閉装置1が課電されているかどうかを判別し、電圧検出器2000の健全性を判別すると同時に、真空圧力の健全性診断を行えばフェールセーフ思想に基づく診断を行うことができる。
本実施例では、診断手段である電圧検出器2000が接続される接続手段である接続プラグ1003及び1006は、筐体2の正面パネル1002に設けられ、操作性及び安全性が向上するが、筐体2の正面パネルに限らず、筐体2の外部から診断員によって、電圧検出器2000といった診断手段が接続可能な位置に設けてあれば、同様の効果を得ることができる。
本実施例では、接続プラグ1003は真空圧力診断用コンデンサ1005と、接続プラグ1006は電圧検出用カップリングコンデンサ1001と、同軸配線1007及び1004を介して接続されていることから、配線間距離が配線上の任意の位置で等しくなり、その結果、電流が流れる配線同士に発生する静電容量が配線上の任意の位置で等しくなるため、真空圧力診断用コンデンサ1005または電圧検出用カップリングコンデンサ1001の静電容量のみによって、接続プラグ1003及び接続プラグ1006に印加される電圧値を調整することが可能となる。
本実施例では、課電状態判別及び真空圧力診断を行う手段である電圧検出器2000が、例えばLEDを備えている場合について言及したが、LED以外にも例えばブザーなど、接続プラグ1003及び1006に印加された電圧に基づいて、診断員が異常状態にあることを認識することができるものであれば良いことは勿論である。
本発明の実施例1の真空開閉装置を示す側断面図である。 本発明の実施例1の真空開閉装置に搭載される開閉部の断面図である。 本発明の真空圧力診断方法を示すフロー図である。 圧力と放電開始電圧の関係を示す特性図である。
1 真空開閉装置
2 筐体
3 操作機構
4 母線
5 ケーブル
12 金属容器
20 絶縁物
21 導電塗装
50 端子
100 開閉部
101,102 真空バルブ
110,114 固定電極
111,115,143 固定導体
112,116 導体
117 ブッシング
118,140 セラミック筒
119 アークシールド
120,121,146 可動電極
122,123,144 可動導体
124,149 連結導体
125 セラミックロッド
126 操作ロッド
127,151 絶縁ロッド
130,148 ベローズ
141,142 端子板
150 金具
152 電圧検出用コンデンサ
1001 電圧検出用カップリングコンデンサ
1002 正面パネル
1003,1006 接続プラグ
1004,1007 同軸配線
1005 真空圧力診断用コンデンサ
2000 電圧検出器

Claims (8)

  1. 内部が真空で、かつこの内部に固定電極及び可動電極から成る少なくとも一対の主回路を有する浮遊電位の金属容器と、前記可動電極の固定電極との開閉操作を行う操作機構と、前記主回路に電力を供給する母線と、前記主回路からの電力を負荷側へ供給するケーブルとを備え、これらを筐体内に収納してなる真空開閉装置において、
    前記筐体に、前記金属容器内の真空圧力を診断する真空圧力診断手段が着脱可能に接続される第1の接続手段、及び前記主回路が課電されているかを判別する課電診断手段が着脱可能に接続される第2の接続手段を備えており、
    前記第1の接続手段と、前記第2の接続手段の構造は共通しており、前記真空圧力診断手段と前記課電診断手段は同一手段であることを特徴とする真空開閉装置。
  2. 請求項に記載の真空開閉装置において、
    前記第2の接続手段には、前記主回路及び前記ケーブルと電気的に接続される負荷側導体に一端が接続される電圧検出用コンデンサの他端に接続される電圧検出用カップリングコンデンサの電圧が印加されることを特徴とする真空開閉装置。
  3. 請求項に記載の真空開閉装置において、
    前記第2の接続手段には、同軸配線を介して前記電圧検出用カップリングコンデンサの電圧が印加されることを特徴とする真空開閉装置。
  4. 請求項乃至のいずれかに記載の真空開閉装置において、
    前記金属容器の外部で該金属容器と対向し、かつ該金属容器と絶縁されている導電材と、該導電材と接続される真空圧力診断用コンデンサとを備え、
    前記第1の接続手段には、前記真空圧力診断用コンデンサの電圧が印加されることを特徴とする真空開閉装置。
  5. 請求項に記載の真空開閉装置において、
    前記第1の接続手段には、同軸配線を介して前記真空圧力診断用コンデンサの電圧が印加されることを特徴とする真空開閉装置。
  6. 請求項に記載の真空開閉装置において、
    前記導電材は、導電性の端子であることを特徴とする真空開閉装置。
  7. 内部が真空で、かつこの内部に固定電極及び可動電極から成る少なくとも一対の主回路を有する浮遊電位の金属容器と、前記可動電極の固定電極との開閉操作を行う操作機構と、前記主回路に電力を供給する母線と、前記主回路からの電力を負荷側へ供給するケーブルとを備え、これらを筐体内に収納してなる真空開閉装置において、
    前記主回路及び前記ケーブルと電気的に接続される負荷側導体に一端が接続される電圧検出用コンデンサの他端に電圧検出用カップリングコンデンサが接続され、かつ該電圧検出用カップリングコンデンサの電圧が同軸配線を介して印加され、この印加された電圧に基づいて前記主回路が課電されているかを判別する診断手段が着脱可能に接続される接続手段を前記筐体に備え、かつ前記金属容器の外部に、該金属容器と対向し、かつ該金属容器と絶縁されている導電性の端子を設け、該端子は真空圧力診断用コンデンサと接続され、真空圧力診断用コンデンサの電圧が同軸配線を介して印加され、この印加された電圧に基づいて前記金属容器内の真空圧力を診断する診断手段が着脱可能に接続される前記接続手段とは異なる別の接続手段を前記筐体に備え、前記二つの接続手段は共通し、前記電圧検出用カップリングコンデンサの静電容量及び前記電圧検出用コンデンサの静電容量の比は、系統電圧の1/√3と前記診断手段の動作電圧の差に対する前記診断手段の動作電圧の比以下であり、
    前記主回路が課電されているかを判別する診断手段と前記金属容器内の真空圧力を診断する診断手段とは同一手段であることを特徴とする真空開閉装置。
  8. それぞれが可動電極と固定電極とからなると共に、該可動電極と固定電極の周囲が絶縁筒で覆われ、閉,開,断路の3位置で動作する2対の開閉器部からなる主回路を有し、該主回路が、内部が真空の金属容器内に配置されてなる真空開閉器と、
    可動電極と固定電極からなり、該可動電極と固定電極の周囲が絶縁筒で覆われる開閉器部を有し、該開閉器部が真空容器内に配置されてなる真空接地開閉器と、
    前記真空開閉器及び前記真空接地開閉器における可動電極の固定電極との開閉操作を行う操作機構と、前記主回路に電力を供給する母線と、前記主回路からの電力を負荷へ供給するケーブルと、前記真空開閉器、前記真空接地開閉器、前記操作機構をいずれも内部に収納する筐体とを備え、
    前記主回路とケーブルを接続する導体に一端が接続される電圧検出用コンデンサの他端には、一端が接地電位である電圧検出用カップリングコンデンサが接続され、該電圧検出用カップリングコンデンサと同軸配線を介して接続されると共に、該同軸配線を介して前記電圧検出用カップリングコンデンサの電圧が印加され、該印加電圧に基づいて前記主回路が課電されているかを判別する診断手段が着脱可能に接続される第1の接続プラグを前記筐体に備え、前記筐体の内部で、かつ前記金属容器の外部に、該金属容器と対向し、かつ該金属容器と絶縁されている導電性の端子を設け、該端子は一端が接地電位である真空圧力診断用コンデンサと接続され、該真空圧力診断用カップリングコンデンサと前記同軸配線とは異なる同軸配線を介して接続されると共に、この真空圧力診断用コンデンサの電圧が該配線を介して印加され、該印加電圧に基づいて前記金属容器内の真空圧力を診断する診断手段を着脱可能に接続する第2の接続プラグを前記筐体に備え、前記第1と第2の接続プラグの構造は共通し、かつ前記真空開閉器と前記真空接地開閉器と前記端子は一体にモールドされており、
    前記主回路が課電されているかを判別する診断手段と前記金属容器内の真空圧力を診断する診断手段とは同一手段であることを特徴とする真空開閉装置。
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