JP4686058B2 - 電子レンジ用カートン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店頭ないし家庭において電子レンジで加熱調理して喫食する冷凍食品、たとえば、冷凍のフライドポテト、ピザ、たこ焼きなどを収納する電子レンジ用カートンに関し、さらに詳しくは、電子レンジで効率よく加熱調理することができる電子レンジ用カートンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、店頭ないし家庭において電子レンジで加熱調理して喫食する冷凍食品、たとえば、冷凍のフライドポテト、ピザ、たこ焼きなどを収納する電子レンジ用カートンは、図5(a)に例示するような直方体形状のカートンαが多用され、そのまま電子レンジで加熱調理する使用態様が一般的である。
【0003】
そして、このような直方体形状のカートンαは、図示はしないが天面板2’等に複数の蒸気抜き穴を設けた形態ないし図5(a)に示すような蒸気抜き穴を設けていない形態等からなり、複数の蒸気抜き穴を設けた形態のものは、そのまま電子レンジで加熱調理され、また蒸気抜き穴を設けていない形態のものは、図5(b)に示すように天面板2’と糊代片5’(糊代片5’は側面板1’内面に糊付けされている)との境界線上に設けたミシン目罫等の開封手段90を爪掛部91から切り取って天面板2’を開封して電子レンジで加熱調理される。
【0004】
上記いずれの場合も、カートンαは電子レンジ内に装備されたターンテーブル上に直置きされて加熱調理されるが、このようにターンテーブルに直置きした場合、電子レンジの特性から加熱調理する冷凍食品に加熱ムラが生じるといった問題や加熱効率が悪いといった問題を抱えていた(電子レンジの特性からすると、ターンテーブル上に直置きするのではなく、ターンテーブルから浮かせて載置できれば、加熱ムラを解消することができ、加熱効率を向上させることができる)。
【0005】
また、電子レンジに供する冷凍食品の種類によっては、見た目、あるいは、食味や食感を向上させる目的で、焼き目や焦げ目を付ける電子レンジ発熱シートをカートンの底面等に貼設した電子レンジ発熱シート付きカートンが用いられている。このような電子レンジ発熱シートを底面等に貼設した電子レンジ発熱シート付きカートンを電子レンジ内に装備されたターンテーブルに直置きして加熱調理すると、冷凍食品が加熱調理されると共に電子レンジ発熱シートが加熱されて冷凍食品表面に焼き目や焦げ目を付けるが、同時にカートン底面も加熱することになり、酷いときには、カートンの表面に購買者への訴求力を高めるために設けられている美麗な絵柄や使用方法等の文字からなる絵柄印刷がターンテーブルに転移するといった問題を抱えていた。特に、カートンがポリエチレン/紙/ポリエチレンからなる場合には、絵柄印刷のターンテーブルへの転移は一層顕著に現出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、加熱ムラを生じることがなく、また、加熱効率を向上させることができる電子レンジ用カートンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、側面板1、天面板2、側面板3、底面板4、糊代片5が折罫12、23、34、45を介して順次連接し、前記側面板1と前記糊代片5とを接着した断面矩形状の筒状体の上下開口部を前記天面板2の前記折罫12、23と直交する方向の端辺に折罫123を介して連接した上下部表面フラップ20で封止した直方体形状の電子レンジ用カートンA、Bにおいて、前記側面板1の前記折罫12と対向する端辺の略中央部に2つの切欠50と該切欠50のそれぞれの先端から前記折罫12側に摘み部用切込51を形成して前記切欠50と前記摘み部用切込51とで区画された摘み部兼差込フラップ60を形成し、さらに前記摘み部用切込51のそれぞれの先端から互いに乖離するように前記折罫12側に一定長さ延びたそれぞれの終点から前記折罫12、23に直交する方向に前記側面板1、前記天面板2、前記側面板3と順に延び、前記側面板3の前記折罫23と前記折罫34との中心線より前記折罫34側に前記折罫23、34に平行に形成した折罫70の両端部にそれぞれ収斂する開封用切目線52を形成して前記開封用切目線52と前記折罫70とで区画された蓋兼脚板61を形成すると共に、前記摘み部兼差込フラップ60に対応する前記糊代片5に前記摘み部兼差込フラップ60を係入する差込用切込80を形成したことを特徴とするものである。このように構成することにより、摘み部兼差込フラップ60を手指で容易に摘むことができ、摘んだ前記摘み部兼差込フラップ60を天面板2から側面板3側へと継続して引き上げることにより、摘み部用切込51から開封用切目線52に沿って蓋兼脚板61を開封することができると共に大きな開口を得ることができ、さらに前記蓋兼脚板61を前記側面板3に形成した折罫70で底面板4側に折り返すと共に前記摘み部兼差込フラップ60を差込用切込80に係入することにより、前記底面板4を浮かした状態で電子レンジに装備したターンテーブルに載置することができる。これにより、加熱ムラを生じることなく、また、加熱効率を向上させることができる。
【0008】
また、電子レンジ用カートンA、Bにおいて、前記折罫70が前記折罫23と前記折罫34との中心線より前記折罫34側に形成されていることにより、一層確実に底面板4を浮かせた状態でターンテーブルに載置することができる。
【0009】
また、請求項記載の発明は、請求項1記載の電子レンジ用カートンA、Bにおいて、前記折罫45側の前記糊代片5に前記差込用切込80側に開口する略コの字状の開封用切込ないし開封用半切り線からなる開封開始手段81を形成したことを特徴とするものである。このように開封開始手段81を設けた構成とすることにより、摘み部兼差込フラップ60を手指で摘んで引き上げることにより、前記開封開始手段81と差込用切込80とで区画された部分の全部ないし前記糊代片5の前記側面板1側の表層が紙層間で前記摘み部兼差込フラップ60と一体となって切り取られるないし剥がれるため、一層スムーズで確実な開封を約束することができる。
【0010】
また、請求項記載の発明は、請求項1または2のいずれかに載の電子レンジ用カートンA、Bにおいて、前記底面板4の内面に電子レンジ発熱シートを貼設したことを特徴とするものである。このように構成することにより、焼き目や焦げ目を付けることができると共に、カートンの表面に購買者への訴求力を高めるために設けられている美麗な絵柄や使用方法等の文字からなる絵柄印刷がターンテーブルに転移することを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明にかかる電子レンジ用カートンの一実施例を示す一部切欠斜視図、図2は図1の展開図、図3は本発明にかかる電子レンジ用カートンの他の実施例を示す図2に対応する要部平面図、図4は本発明にかかる電子レンジ用カートンの使用状態を説明する斜視図、図5は従来の電子レンジ用カートンを説明する斜視図であり、図中のA,Bは電子レンジ用カートン、A’,B’はブランク板、1,3は側面板、2は天面板、4は底面板、5は糊代片、12,23,34,45,70,123,234,345は折罫、20は上下部表面フラップ、30は上下部裏面フラップ、40は上下部折込みフラップ、50は切欠、51は摘み部用切込、52は開封用切目線、60は摘み部兼差込フラップ、80は差込用切込、81は開封開始手段をそれぞれ示す。
【0012】
図1は本発明にかかる電子レンジ用カートンの一実施例を示す一部切欠斜視図であって、電子レンジ用カートンAは紙ないし紙を主体とする基材からなり、側面板1、天面板2、側面板3、底面板4、糊代片5が折罫12、23、34、45を介して順次連接し、前記側面板1と前記糊代片5とを接着した断面矩形状の筒状体の上下開口部を前記天面板2の前記折罫12、23と直交する方向の端辺に折罫123を介して連接した上下部表面フラップ20で封止した直方体形状のカートンであって、前記側面板1の前記折罫12と対向する端辺の略中央部に2つの切欠50と該切欠50のそれぞれの先端から前記折罫12側に摘み部用切込51を形成して前記切欠50と前記摘み部用切込51とで区画された摘み部兼差込フラップ60を形成し、さらに前記摘み部用切込51のそれぞれの先端から互いに乖離するように前記折罫12側に一定長さ延びたそれぞれの終点から前記折罫12、23に直交する方向に前記側面板1、前記天面板2、前記側面板3と順に延び、前記側面板3において前記側面板3の略中央部に前記折罫23、34に平行に形成した折罫70の両端部にそれぞれ収斂する開封用切目線52を形成して前記開封用切目線52と前記折罫70とで区画された蓋兼脚板61を形成すると共に、前記摘み部兼差込フラップ60に対応する前記糊代片5に前記摘み部兼差込フラップ60を係入する差込用切込80を形成したものである。なお、前記切欠50は図1に示したVの字状に限ることはなく、Iの字状等の切り裂き易い適宜な形状を採ることができる。
【0013】
図2は図1の展開図であって、電子レンジ用カートンAは、側面板1、天面板2、側面板3、底面板4、糊代片5が折罫12、23、34、45を介して順次連接し、前記側面板1、前記天面板2、前記側面板3、前記底面板4の前記折罫12、23、34、45と直交する方向のそれぞれの端辺に折罫234、123、234、345を介して上下部折込みフラップ40、上下部表面フラップ20、上下部折込みフラップ40、上下部裏面フラップ30を連接し、そして前記側面板1の前記折罫12と対向する端辺の略中央部に2つの切欠50と該切欠50のそれぞれの先端から前記折罫12側に摘み部用切込51を形成して前記切欠50と前記摘み部用切込51とで区画された摘み部兼差込フラップ60を形成し、さらに前記摘み部用切込51のそれぞれの先端から互いに乖離するように前記折罫12側に一定長さ延びたそれぞれの終点から前記折罫12、23に直交する方向に前記側面板1、前記天面板2、前記側面板3と順に延び、前記側面板3において前記側面板3の略中央部に前記折罫23、34に平行に形成した折罫70の両端部にそれぞれ収斂する開封用切目線52を形成して前記開封用切目線52と前記折罫70とで区画された蓋兼脚板61を形成すると共に、前記摘み部兼差込フラップ60に対応する前記糊代片5に前記摘み部兼差込フラップ60を係入する差込用切込80を形成したブランク板A’を組み立てることにより得ることができる。なお、前記側面板3に形成する前記折罫70は、前記折罫23と前記折罫34との中心線より前記折罫34側に形成するのが後述する理由により好ましい。
【0014】
前記ブランク板A’を組み立てて電子レンジ用カートンAとするには、まず、前記ブランク板A’の前記折罫34で前記底面板4と前記糊代片5を前記天面板1上に折り重ねると共に前記側面板1を前記折罫12で前記糊代片5上に折り重ねて前記側面板1と前記糊代片5とを接着剤〔図2上破線(h)で表示〕で接着した製函品を作製し、次に、この製函品を前記折罫12、23、34、45で起函して内容物である冷凍食品を収納して後に、前記上下部折込みフラップ40を前記折罫234で内側に折り曲げ、さらに前記上下部裏面フラップ30を前記折罫345で内側に折り曲げると共に前記上下部表面フラップ20を前記折罫123で前記上下部裏面フラップ30上に折り重ねて前記上下部表面フラップ20と前記上下部裏面フラップ30とを接着剤で接着することにより、図1に示す本発明の電子レンジ用カートンAとすることができる。なお、接着剤hと当接する摘み部兼差込フラップ60面にシリコーン等を塗工するなりの弱接着処理を施してもよい。
【0015】
図3は本発明にかかる電子レンジ用カートンの他の実施例を示す図2に対応する要部平面図であって、電子レンジ用カートンブランク板B’は前記折罫45側の前記糊代片5に差込用切込80側に開口する略コの字状の開封用切込からなる開封開始手段81を形成した以外は、図2に示したブランク板A’と同じであって説明は省略するが、このように略コの字状の開封用切込からなる開封開始手段81を形成することにより、図示はしないがブランク板B’を上記したと同様に組み立てて電子レンジ用カートンB(図示せず)としたものを開封する際に、摘み部兼差込フラップ60を手指で摘んで引き上げると前記摘み部兼差込フラップ60と一体となって前記差込用切込80と前記略コの字状の開封用切込からなる開封開始手段81とで区画された部分が切り取られるために、一層スムーズで確実な開封を約束することができる。また、図示はしないが、前記略コの字状の開封用切込に代えて開封用半切り線からなる開封開始手段81を前記糊代片5の前記側面板1と当接する面に形成しても、前記差込用切込80と前記略コの字状の開封用半切り線からなる開封開始手段81とで区画された部分が紙層間で剥がれるために、上記と同様にスムーズで確実な開封を約束することができる。当然前記開封用半切り線は紙層まで設けてある。
【0016】
図4は本発明にかかる電子レンジ用カートンの使用状態を説明する斜視図であって、電子レンジ用カートンAの摘み部兼差込フラップ60を手指等で摘んで引き上げて摘み部用切込51、開封用切目線52に沿って引き裂いて蓋兼脚板61を開封すると共に側面板3に形成した折罫70で前記蓋兼脚板61を折り返し、さらに折罫23を逆折りして前記蓋兼脚板61を底面板4の下側に位置させ、さらに折罫12を逆折りすると共に前記摘み部兼差込フラップ60を糊代片5に形成した差込用切込80に係入した状態を示す図であって、この状態で電子レンジに装備されたターンテーブルに載置される。カートン内に収納された内容物である冷凍食品(図示せず)は前記蓋兼脚板61で底面板4を浮かせた状態でターンテーブルに載置されるために、加熱ムラを生じることなく、また、加熱効率よく加熱調理することができる。そして、前記摘み部兼差込フラップ60の前記摘み部用切込51の長さ及び前記糊代片5に形成する前記差込用切込80の折罫45と直交する方向の位置と関係するが、前記折罫70を前記折罫23と前記折罫34との中心線より前記折罫34側に形成することにより、電子レンジ用カートンAの底面板4を電子レンジに装備されたターンテーブルに載置した際に、ターンテーブルから確実に浮かせることができるのである。
【0017】
また、本発明の電子レンジ用カートンの底面板4の内面に内容物である冷凍食品に焼き目や焦げ目を付けるための特公昭60−15548号、特公平4−68758号等で開示されている電子レンジ発熱シートを貼設して電子レンジ発熱シート付きカートンとした場合においても、底面板4を浮かせた構成とした本発明の電子レンジ用カートンは、従来問題となっていたカートン表面に形成した絵柄印刷のターンテーブルへの転移を解消することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明の電子レンジ用カートンは、今まで縷々説明したように、加熱ムラを生じることがなく、また、加熱効率を向上させることができるという優れた効果を奏するものである。また、電子レンジ発熱シートをカートンの底面板の内面に貼設して電子レンジ発熱シート付きカートンとしても、カートン表面に形成した絵柄印刷が熱によりターンテーブルへ転移することがなく、ターンテーブルを汚すことがないという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる電子レンジ用カートンの一実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】 図1の展開図である。
【図3】 本発明にかかる電子レンジ用カートンの他の実施例を示す図2に対応する要部平面図である。
【図4】 本発明にかかる電子レンジ用カートンの使用状態を説明する斜視図である。
【図5】 従来の電子レンジ用カートンを説明する斜視図である。
【符号の説明】
A,B 電子レンジ用カートン
A’,B’ ブランク板
1,3 側面板
2 天面板
4 底面板
5 糊代片
12,23,34,45 折罫
70,123,234,345 折罫
20 上下部表面フラップ
30 上下部裏面フラップ
40 上下部折込みフラップ
50 切欠
51 摘み部用切込
52 開封用切目線
60 摘み部兼差込フラップ
80 差込用切込
81 開封開始手段

Claims (3)

  1. 側面板(1)、天面板(2)、側面板(3)、底面板(4)、糊代片(5)が折罫(12、23、34、45)を介して順次連接し、前記側面板(1)と前記糊代片(5)とを接着した断面矩形状の筒状体の上下開口部を前記天面板(2)の前記折罫(12、23)と直交する方向の端辺に折罫(123)を介して連接した上下部表面フラップ(20)で封止した直方体形状の電子レンジ用カートン(A、B)において、前記側面板(1)の前記折罫(12)と対向する端辺の略中央部に2つの切欠(50)と該切欠(50)のそれぞれの先端から前記折罫(12)側に摘み部用切込(51)を形成して前記切欠(50)と前記摘み部用切込(51)とで区画された摘み部兼差込フラップ(60)を形成し、さらに前記摘み部用切込(51)のそれぞれの先端から互いに乖離するように前記折罫(12)側に一定長さ延びたそれぞれの終点から前記折罫(12、23)に直交する方向に前記側面板(1)、前記天面板(2)、前記側面板(3)と順に延び、前記側面板(3)の前記折罫(23)と前記折罫(34)との中心線より前記折罫(34)側に前記折罫(23、34)に平行に形成した折罫(70)の両端部にそれぞれ収斂する開封用切目線(52)を形成して前記開封用切目線(52)と前記折罫(70)とで区画された蓋兼脚板(61)を形成すると共に、前記摘み部兼差込フラップ(60)に対応する前記糊代片(5)に前記摘み部兼差込フラップ(60)を係入する差込用切込(80)を形成したことを特徴とする電子レンジ用カートン(A、B)。
  2. 前記折罫(45)側の前記糊代片(5)に前記差込用切込(80)側に開口する略コの字状の開封用切込ないし開封用半切り線からなる開封開始手段(81)を形成したことを特徴とする請求項1記載の電子レンジ用カートン(A、B)。
  3. 前記底面板(4)の内面に電子レンジ発熱シートを貼設したことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電子レンジ用カートン(A、B)。
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