JP4685542B2 - 油圧駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に用いられる油圧駆動装置に係わり、特に、油圧ポンプの吐出圧力が複数のアクチュエータの最高負荷圧力より目標差圧だけ高くなるように制御するロードセンシング制御方式の油圧駆動装置に関する。
この種の油圧駆動装置として、例えば特開2001−193705号公報(特許文献1)等に記載のものがある。この従来技術において、油圧ポンプ(メインポンプ)の吐出が導かれる油圧供給回路にはメインリリーフ弁とアンロード弁とが接続されている。メインリリーフ弁は一種の安全弁であり、流量制御弁動作時に、アクチュエータの負荷圧が高く、油圧供給回路の圧力(油圧ポンプの吐出圧力)がリリーフ設定圧(例えば25Mpa)に達すると動作し、回路圧力それ以上の上昇を防止する。アンロード弁は、主に、流量制御弁が動作していない条件(中立時)で動作し、油圧供給回路の圧力(油圧ポンプの吐出圧力)をリリーフ設定圧より低い圧力(例えば2.0Mpa)に制限し、中立時のエネルギロスを低減する。
特開2001−193705号公報
ロードセンシング制御方式の油圧駆動装置においては、油圧供給回路の圧力(油圧ポンプの吐出圧力)を制限するバルブとしてメインリリーフ弁とアンロード弁の2つのバルブが設けられている。メインリリーフ弁は流量制御弁の動作時に動作して油圧回路を保護し、アンロード弁は流量制御弁の中立時(非動作時)に動作してエネルギロスを回避する。つまり、両者は同時には動作しない。
メインリリーフ弁とアンロード弁は同時には動作しないことに着目し、アンロード弁にメインリリーフ弁の機能を持たせることで両者の機能を集約することが考えられる。このようにすると、メインリリーフ弁は不要となるため、回路構成を簡略化することが可能となる。また、メイン回路のバルブ数が減るため、製作コストも低減する。しかし、メインリリーフ弁を油圧回路から削除した場合、万一、アンロード弁にメインリリーフ弁の機能を持たせるために設けた部品の故障時等のフェイルセーフ安全弁機能がなくなってしまう。
本発明の目的は、ロードセンシング制御の油圧回路において、アンロード弁がメインリリーフ弁の機能を有するとともに、フェイルセーフ安全弁機能を維持することができる油圧駆動装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、可変容量型の油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチュエータと、前記油圧ポンプから複数のアクチュエータに供給される圧油の流量を制御する複数の流量制御弁と、前記油圧ポンプの吐出圧力が高くなると前記油圧ポンプの吐出量(傾転)を減らす馬力制御手段及び前記油圧ポンプの吐出圧力が前記複数のアクチュエータの最高負荷圧力より目標ロードセンシング差圧だけ高くなるよう前記油圧ポンプの吐出量(傾転)を制御するロードセンシング制御弁とロードセンシング制御(傾転)アクチュエータを備えたロードセンシング手段とを有するポンプ吐出量制御機構と、前記複数の流量制御弁の中立時に開口して前記油圧ポンプの吐出油が導かれる油圧供給回路の吐出油をタンクに排出し、前記油圧供給回路の吐出圧を目標アンロード差圧に制御するアンロード弁とを備え、前記ロードセンシング制御弁は前記油圧ポンプ吐出圧力が導かれて前記油圧ポンプ吐出量(傾転)を減少方に向作用させる受圧部と、前記複数のアクチュエータの最高負荷圧力が導かれて前記油圧ポンプ吐出量(傾転)を増大方向に作用させる受圧部と、前記目標ロードセンシング差圧を設定する前記油圧ポンプ吐出量(傾転)を増大方向に作用させる付勢手段とを有し、前記アンロード弁は、前記油圧ポンプの吐出圧力が導かれて前記アンロード弁を開方向に作用させる第1受圧部と、前記複数のアクチュエータの最高負荷圧力が導かれて前記アンロード弁を閉方向に作用させる第2受圧部と、前記目標アンロード差圧を設定する前記アンロード弁の閉方向に作用する付勢手段とを有する油圧駆動装置において、前記アンロード弁の第2受圧部に前記最高負荷圧力を導く信号圧油路と、前記信号圧油路に設けられた絞り部と、前記信号圧油路の前記絞り部と前記第2受圧部との間に設けられた信号圧リリーフ弁とを備え、前記信号圧リリーフ弁の設定圧を前記油圧供給油路を含む油圧回路の定格圧力とし、前記アンロード弁の第1受圧部の面積を第2受圧部の面積より大きく設定すると共に前記信号圧リリーフ弁が故障で不作動時に前記アンロード弁が安全弁として機能する最高負荷圧力を設定し、かつ、前記アンロード弁の前記信号圧リリーフ弁が設定圧でリリーフする直前の状態と前記アンロード弁が安全弁として機能する最高負荷圧力の状態とで、アンロード弁に同等のストローク(開口面積)が得られるように前記アンロード弁の第1受圧部の面積と第2受圧部の面積比率を設定したものとする。
これにより最高負荷圧力が信号圧リリーフ弁の設定圧に達すると、絞り部下流の信号圧油路の圧力はその設定圧に制限され、圧油供給油路の圧力がその設定圧にアンロード弁の目標制御差圧を加算した圧力以上になろうとすると、アンロード弁は開き、圧油供給油路の圧油をタンクにドレンする。この機能により、アクチュエータ(油圧シリンダ)がストロークエンドに達する等により、圧油供給油路を含む油圧回路の圧力(油圧ポンプの吐出圧力)が最高負荷圧力に一致する状態で、当該回路圧は信号圧リリーフ弁の設定圧にアンロード弁の目標制御差圧を加算した圧力に制限される。
一方、万一信号圧リリーフ弁が何らかの理由(スティック等)により動作しない場合は、アンロード弁は、第1受圧部の面積を第2受圧部の面積より大きく設定すると共に前記信号圧リリーフ弁が故障で不作動時に前記アンロード弁が安全弁として機能する最高負荷圧力を設定し、かつ、前記アンロード弁の前記信号圧リリーフ弁が設定圧でリリーフする直前の状態と前記アンロード弁が安全弁として機能する最高負荷圧力の状態とで、アンロード弁に同等のストローク(開口面積)が得られるように前記アンロード弁の第1受圧部の面積と第2受圧部の面積比率を設定したことで、その面積比率に基づく負荷依存特性により前記の最高負荷圧力に達すると自らのスプール推力で動作して圧油供給油路の圧油(油圧ポンプの吐出油)をタンクにドレンすることが可能となり、アンロード弁は安全弁として機能することとなる。
本発明によれば、ロードセンシング制御の油圧回路において、アンロード弁がメインリリーフ弁の機能を有するとともに、信号圧リリーフ弁が故障等により動作不能になった状態でも、圧油供給油路を含む油圧回路の圧力の極端な上昇を制限することが可能となり、フェイルセーフ安全弁機能を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係わる油圧駆動装置を示す図である。
図1において、本実施の形態に係わる油圧駆動装置は、エンジン1と、このエンジン1により駆動されるメインポンプとしての可変容量型の油圧ポンプ2及びパイロットポンプとしての固定容量型のパイロットポンプ3と、メインの油圧ポンプ2から吐出された圧油により駆動される複数のアクチュエータ5a,5b,5cと、コントロールバルブ4と、油圧ポンプ2の傾転(容量)を制御するポンプ傾転制御機構12とを備えている。
パイロットポンプ3の吐出油路3aにはパイロットリリーフ弁(信号圧リリーフ弁)15が設けられ、パイロットポンプ3の吐出圧力(吐出油路4aの圧力)が一定に保持されている。
ポンプ傾転制御機構12は、油圧ポンプ2の吐出圧力が高くなると油圧ポンプ2の傾転を減らす馬力制御傾転アクチュエータ12aと、油圧ポンプ2の吐出圧力が複数のアクチュエータ5a,5b,5cの最高負荷圧力より目標差圧だけ高くなるよう油圧ポンプ2の傾転を制御(ロードセンシング制御)するLS制御弁14及びLS制御傾転アクチュエータ12bとを備えている。
LS制御弁14は、油圧源ポート14xがパイロットポンプ3の吐出油路13aに接続され、出力ポート14yがLS制御傾転アクチュエータ12bに接続され、排出ポート14zがタンクTに接続されている。また、LS制御弁14は、アクチュエータ12bを増圧し油圧ポンプ2の傾転を減らす側に位置する受圧部14aと、アクチュエータ12bを減圧し油圧ポンプ2の傾転を増やす側に位置する受圧部14b及びばね14cとを有し、受圧部14aには油圧ポンプ2の吐出圧力が導かれ、受圧部14bにはアクチュエータ5a,5b,5cの最高負荷圧力が導かれる。ばね14cは、ロードセンシング制御の目標差圧(目標ロードセンシング差圧)を設定する。
アクチュエータ5a,5b,5cは例えば油圧ショベルのブームシリンダ、アームシリンダ、旋回モータである。油圧ショベルには、その他のアクチュエータとして、左右の走行シリンダ、バケットシリンダ等が搭載されている。図1では、それらのアクチュエータと、コントロールバルブ3の対応する部分は図示を省略している。
コントロールバルブ4は、油圧ポンプ2からアクチュエータ5a,5b,5cに供給される圧油の流れを制御するバルブセクション4a,4b,4cとインレット・アウトレットセクション4dとを有している。
バルブセクション4a,4b,4cは、それぞれ、クローズドセンタ型の複数の流量制御弁(メインスプール)42a,42b,42cと、これら複数の流量制御弁42a,42b,42cのメータイン絞り部の前後差圧を制御する複数の圧力補償弁41a,41b,41cとを含み、バルブセクション4aは、更に、アクチュエータ5a,5b,5cの駆動時に流量制御弁42a,42b,42cの負荷ポートより取り出された負荷圧のうちの最高の圧力(最高負荷圧力)を検出して信号圧油路7に出力するシャトル弁6aを含み、バルブセクション4bは、更に、アクチュエータ5b,5cの駆動時に流量制御弁42b,42cの負荷ポートより取り出された負荷圧のうちの高圧側の圧力を検出して、シャトル弁6aに出力するシャトル弁6bを含んでいる。
流量制御弁42a,42b,42cはそれぞれ図示しない操作レバーの操作により切り換え操作され、その操作レバーの操作量に応じてメータイン絞り部の開口面積が決まる。
複数の圧力補償弁41,41b,41cは、それぞれ、流量制御弁42a,42b,42cのメータイン絞り部の上流に設置された前置きタイプ(ビフォアオリフィスタイプ)であり、圧力補償弁41aは1対の対向する受圧部31a,31bともう1対の対向する受圧部31c,31dとを有し、受圧部31a,31bに流量制御弁42aのメータイン絞り部の上流側及び下流側の圧力がそれぞれ導かれ、受圧部31c,31dに油圧ポンプ2の吐出圧力と信号圧油路7に検出された最高負荷圧力とがそれぞれ導かれ、油圧ポンプの吐出圧力と最高負荷圧力との差圧を目標補償差圧として流量制御弁42aの前後差圧を制御する。圧力補償弁41b,41cも同様に構成されている。これにより流量制御弁42a,42b,42cのメータイン絞り部の前後差圧は全て同じ値になるように制御され、負荷圧の大小に係わらず、流量制御弁42a,42b,42cのメータイン絞り部の開口面積に応じた比率で圧油を供給することができる。また、油圧ポンプ2の吐出流量が要求流量に満たないサチュレーション状態になっても、流量制御弁42a,42b,42cのメータイン絞り部の開口面積に応じた比率で圧油を供給することができる。
コントロールバルブ4のインレット・アウトレットセクション4dは、油圧ポンプ2の吐出油路に至る配管に接続され、油圧ポンプ2の圧油をバルブセクション4a,4b,4cに導く圧油供給油路8aと、タンクTに至る配管に接続され、バルブセクション4a,4b,4cからの戻り油をタンクTに排出する圧油排出油路8bと、制御圧ポート9xが圧油供給油路8aに接続され、排出ポート9yが圧油排出油路8bに接続され、圧油供給油路8aの圧力(油圧ポンプ2の吐出圧力)を制御するアンロード弁9と、アンロード弁9をメインのリリーフ弁として機能させるためのリリーフカット弁13とを備えている。
アンロード弁9は閉方向作用の受圧部9aと、開方向作用の受圧部9bと、閉方向作用のばね9cとを有している。受圧部9aは信号圧油路10aを介して信号圧油路7と接続され、受圧部9bは信号圧油路10bを介して制御圧ポート9x(圧油供給油路8a)に接続されている。信号圧油路10aには絞り部11が設置されている。アンロード弁9の受圧部9aにはシャトル弁6aで検出された最高負荷圧力が絞り部11を介して導かれ、受圧部9bには信号圧油路10bを介して制御圧ポート9xの圧力(圧油供給油路8aの圧力、つまり油圧ポンプ2の吐出圧力)が導かれる。ばね9cはアンロード弁の目標制御差圧(目標アンロード差圧)を設定する。リリーフカット弁13は、制御圧ポート13xが信号圧油路12を介して信号圧油路10aの絞り部11と受圧部9aとの間に接続され、排出ポート13yが圧油排出油路8bに接続されている。リリーフカット弁13は、閉方向作用のばね13aと、開方向作用の受圧部13bを有し、ばね13aは目標リリーフカット圧を設定し、受圧部13bには信号圧油路13cを介して制御圧ポート13xの圧力(信号圧油路10aの圧力;通常時は、最大負荷圧)が導かれる。
アンロード弁9のポンプ吐出圧力が導かれる受圧部9bの面積は最高負荷圧力が導かれる受圧部9aの面積より大きく設定され、アンロード弁9には負荷依存特性が持たせられている。
図2はアンロード弁9の弁構造を示す断面図である。アンロード弁9はバルブハウジング50とバルブスプール51とを有し、バルブスプール51はバルブハウジング50に摺動自在に挿入されている。バルブスプール51は、左右のランド部51a,51bと、中間軸部51cと、左右の制御スプール部51d,51eとを有し、図示左側のランド部51aに可変絞り部を形成するためのノッチ(切り欠き)51fが形成されている。バルブハウジング50には上記の制御圧ポート9xと排出ポート9yが形成され、制御圧ポート9xは中間軸部51cが位置する入口室51gに開口し、排出ポート9yは図示左側のランド部51aの摺動面にノッチ51fに近接して開口している。また、バルブハウジング50には環状のドレン室51h,51iと受圧室51j,51kと上記の制御圧油路10a,10bが形成され、図示左側のドレン室51hにはランド部51aの端面と制御スプール部51dが位置し、図示右側のドレン室51iにはランド部51bの端面と制御スプール部51eが位置し、図示左側の受圧室51jには制御スプール部51dの端面が位置し、図示右側の受圧室51kには制御スプール部51eの端面が位置し、信号圧油路10a,10bは受圧室51j,51kに開口している。制御スプール部51dの端面と受圧室51jは受圧部9aを構成し、制御スプール部51eの端面と受圧室51kは受圧部9bを構成している。制御スプール部51dの端面は受圧部9aの面積を規定し、制御スプール部51eの端面は受圧部9bの面積を規定している。前述したように、制御スプール部51dの端面の面積(受圧部9bの面積)は制御スプール部51eの端面の面積(受圧部9aの面積)より大きく設定されている。受圧室51j内にはアンロード弁9の目標制御差圧(目標アンロード差圧)を設定するばね9cが配置されている。
図3は比較例として、アンロード弁に負荷依存特性を持たせない場合の油圧駆動装置を示す図1と同様な図である。図中、図1に示す部分と同等の部分には同じ符号を付している。図3に示す比較例において、コントロールバルブ4Aのインレット・アウトレットセクション4Adにアンロード弁9Aが設けられ、アンロード弁9Aの受圧部9Abの面積は受圧部9Aaの面積と同じである。比較例のそれ以外の部分は図1に示すものと同じである。
次に、比較例と対比しつつ本実施の形態の動作を説明する。
LS制御弁14において、対向する受圧部14a,14bに導かれた油圧ポンプ2の吐出圧力と最高負荷圧力との差圧がばね14が設定する目標ロードセンシング差圧に等しくなるように油圧ポンプ2の傾転が制御される(ロードセンシング制御)。
流量制御弁42a,42b,42cが全て中立の状態にあるとき(非操作時)、シャトル弁6aで検出される最高負荷圧力はタンク圧となり、アンロード弁9においては、受圧部9aに導かれる圧力がタンク圧となるため、受圧部9bに導かれる油圧ポンプ2の吐出圧力をばね9cによるアンロード弁9のオーバライド特性により設定される圧力(目標アンロード差圧)に制御する。この圧力は、圧油供給油路8aを含む油圧回路のリリーフ圧であるリリーフカット弁13のばね13aにより設定される圧力よりはるかに低い値になるように調整されている。ここで、このときの目標アンロード差圧をPunとし、油圧回路のリリーフ圧力(リリーフカット弁13のばね13aの設定圧力)をPrとすると、例えばPun<0.15Prである。
流量制御弁42a,42b,42cのいずれかが操作されると、シャトル弁6aで検出される最高負荷圧力は、単独操作では、操作された流量制御弁に係わるアクチュエータの負荷圧となり、複合操作では、操作された流量制御弁に係わるアクチュエータのうちの高圧側(或いは最も高い)負荷圧となり、アンロード弁9は閉じ方向に動作し、アクチュエータ動作中は全閉或いは絞り状態(後述)となる。
この状態で、圧油供給油路8aの圧力は、ロードセンシング制御により、最高負荷圧力よりLS制御弁14のばね14cの目標ロードセンシング差圧だけ高い圧力に制御されている。つまり、圧油供給油路8aの圧力(油圧ポンプ2の吐出圧力)をPsとし、最高負荷圧力をPlmaxとし、ばね14cの目標ロードセンシング差圧をPls-refとすると、
Ps=Plmax+Pls-ref
更に、最高負荷圧力Plmaxがリリーフカット弁13で設定したリリーフ圧Prに達すると、絞り部11の下流の信号圧油路10aの圧力はPrに制限される。圧油供給油路8aの圧力がそのPrにアンロード弁9の目標制御差圧を加算した圧力以上になろうとすると、アンロード弁9は開き、圧油供給油路8aの圧油をタンクTにドレンする。この機能により、アクチュエータの油圧シリンダがストロークエンドに達する等により、圧油供給油路8aを含む油圧回路の圧力(油圧ポンプ2の吐出圧力)がPs=Plmaxとなる状態で、当該回路圧はリリーフカット弁13で設定したリリーブ圧Prにアンロード弁9の目標制御差圧を加算した圧力に制限される。
以上の動作は本実施の形態も比較例も同じである。リリーフカット弁13が何らかの理由(スティック等)により動作しない場合、比較例では次のように動作する。
万一、リリーフカット弁13が何らかの理由(スティック等)により動作しない場合は、図3に示す比較例では信号圧油路10aの圧力(最大負荷圧力)は制限されることなく上昇してしまう。この状態ではアンロード弁9Aは開かず、圧油供給油路8aの圧力(油圧ポンプ2の吐出圧力)はリリーフカット弁13で設定したリリーフ圧Pr以上に上昇し、油圧機器を破損するおそれがある。
本実施の形態では、アンロード弁9の受圧室9a,9bは、それぞれ受圧面積をAa,Abとすると、Aa<Abと設定している。この結果、アンロード弁9に作用する力のバランスは、ばね9cによる力をFspとすると、下記のようになる。
Fsp=Ab×Ps−Aa×Plsmax
受圧室9a,9bの受圧面積の差をΔAとすると、
Ab=Aa+ΔA
また、Ps=Plsmaxより、
Fsp=(Aa+ΔA)×Ps−Aa×Plsmax
=ΔA×Plsmax(=ΔA×Ps)
上式のように、アンロード弁9には、受圧部a,bの面積差ΔAに圧油供給油路8aの圧力(油圧ポンプ2の吐出圧力)を乗じた油圧力がアンロード弁9を開く方向に作用する。この力はばね9cのばね力Fspとバランスする。ここで、油圧ポンプ2の吐出圧力が上昇すると、それに従って面積差ΔAによる油圧力が増大するため、その油圧力に対応するばね9cのばね力Fspが得られるばね変位も増大し、アンロード弁9はその変位で動作する。つまり、ばね9cの変位に応じて図2のノッチ51fが開口する。これにより、ノッチ51fの開口面積と油圧ポンプ2の吐出圧力に応じた流量の圧油がタンクTへとドレンし、油圧ポンプ2の吐出圧力の過度の上昇を防止することができる。
次に、アンロード弁9の動作を検証する。
まず、アンロード弁9の負荷依存特性による目標制御差圧(目標アンロード差圧)の変化について検証する。
アンロード弁9に係わる諸量次のように表す。
F:アンロード弁9のスプールに作用する力
x:アンロード弁9のスプールストローク
k:ばね9cのばね定数
Aa:受圧部9aの受圧面積
Ab:受圧部9bの受圧面積
ΔA:受圧部9aと受圧部9bの面積差(ΔA=Ab−Aa)
ΔP:ポンプ吐出圧力と最大負荷圧力との差圧(ΔP=Ps−Plmax)
アンロード弁9の挙動の関係式は次のように表せる。
F=kx=AbPs−AaPlmax
ここで、Ab=ΔA+Aa、Ps=Plmax+ΔPであるため、
kx=(ΔA+Aa)(Plmax+ΔP)−AaPlmax
この式を展開して、
kx=ΔAPlmax+(ΔA+Aa)ΔP …(1)
本来、負荷依存特性を持たないアンロード弁では、上記(1)式でΔA=0であるため、
kx=AaΔP
として、ばね定数kにより差圧ΔPは制御される。これに対し、本発明では、差圧ΔPは(1)式より、
ΔP=(1/ΔA+Aa)(kx−ΔAPlmax)
として定義される。これは、最高負荷圧力Plmaxによってアンロード弁9の制御差圧ΔPが変化することを意味し、最高負荷圧力Plmaxの上昇により、見かけのアンロード弁制御差圧を設定するばね9cのばね定数が低下したことになる。
次に、アンロード弁9に負荷依存特性を持たせたことによるアンロード弁としての制御機能への影響について検討する。
リリーフカット弁13がリリーフ直前の状態を条件1とし、リリーフカット弁13が何らかの理由により動作せず、アンロード弁9が安全弁として機能するときの状態を条件2とし、それぞれの状態でのアンロード弁の挙動を考える。
<条件1>
リリーフカット弁13のばね13aによるリリーフ設定圧をPRとすると、リリーフ直前ではPlmax≒PRであるため、上記(1)式は下記のようになる。
F1=kx1=ΔAPR+(ΔA+Aa)ΔP …(2)
<条件2>
例えば油圧アクチュエータ5a,5bがストロークエンドに達すると、流量制御弁42a、42bの通過流量がなくなり、メータイン絞りでの圧損が0となるため、Ps=Plmaxとなる。よって、ΔP=0となるため、上記(1)式は下記のようになる。
F2=kx2=ΔAPlmax+(ΔA+Aa)×0
=ΔAPlmax …(3)
条件1と条件2でアンロード弁9に同等の開口面積(=ストローク)が得られると仮定すると、F1=F2より、
ΔAPR+(ΔA+Aa)ΔP=ΔAPlmax
ΔA(Plmax−PR)=(ΔA+Aa)ΔP
(ΔA+Aa)/ΔA=(Plmax−PR)/ΔP …(4)
ここで、具体的に数値を下記のように与える。
ΔP=PGR(目標ロードセンシング差圧)=20(kgf/cm
PR=230(kgf/cm
Plmax=500(kgf/cm
Plmax=500(kgf/cm)は、リリーフカット弁13が何らかの理由により動作せず、アンロード弁9が安全弁として機能するときの最高負荷圧力(≒油圧ポンプ2の吐出圧力)である。これらの数値を上記(4)式の右辺に代入すると、
(ΔA+Aa)/ΔA=(Plmax−PR)/ΔP
=(500−230)/20=13.5
よって、下記の関係が得られる。
Aa:Ab=12.5:13.5=25:27
つまり、受圧部9aの受圧面積Aaと受圧部9bの受圧面積Abの比率を25:27にすれば、万一、リリーフカット弁13が何らかの理由により動作しない場合でも、アンロード弁9の負荷依存特性により油圧ポンプ2の吐出圧力の上限は500kgf/cmに制限される。
図4は、条件1及び条件2で仮定した開口面積におけるアンロード弁9の流量特性を示す図である。図4の横軸はアンロード弁9からタンクTへと流れる流量(アンロード流量)であり、縦軸は油圧ポンプ2の吐出圧力である。また、条件1及び条件2では、馬力制御傾転アクチュエータ12aによる馬力制御のため、油圧ポンプ2の最大吐出流量は、それぞれ、例えば30L/min、15L/minに制限されているものとする。
条件1では、最大負荷圧PlmaxがPlmax≒PR=230kgf/cmであり、ΔP=20kgf/cmであるため、油圧ポンプ2の吐出圧力は250kgf/cm(=25.0Mpa)であり、このときのアンロード流量は10.6L/minである。条件2では、油圧ポンプ2の吐出圧力は500kgf/cm(50.0Mpa)であり、このときのアンロード流量は15L/minである。つまり、条件1では、油圧ポンプ2の吐出流量の約1/3がアンロードし、条件2では、油圧ポンプ2の吐出流量の全量がアンロードする。
条件1において、油圧ポンプ2の吐出流量の約1/3がアンロードするということは、その分が無駄に消費されることを意味する。しかし、高負荷領域の作業では、速度よりも力を要求される場合が多く、油圧ポンプ2の吐出流量の約2/3がアクチュエータに供給されれば、高負荷領域での作業を支障なく行うことができる場合が多いと考えられる。
一方、アンロード弁9は負荷依存特性を有し、油圧ポンプ2の吐出流量の一部がアンロードするということは、アンロード弁9がブリード弁として機能することを意味する。つまり、面積比を25:27と設定した場合、アンロード弁の負荷依存特性によりアンロード弁9の開口面積とアンロード流量は次のように変化する。油圧ポンプ2の吐出圧力Psが低圧時は、アンロード弁9は全閉し、ポンプ吐出圧力Psがある圧力まで上昇するとアンロド弁9は開き始め、その後、ポンプ吐出圧力Psの上昇と共にアンロード弁9の開口面積は増加し、Ps=25Mpaで条件1の開口面積になる。また、それに対応してアンロード流量も変化し、油圧ポンプ2の吐出圧力Psが低圧時は、アンロード流量は0であり、アンロード弁9が開き始めるとアンロード流量も流れ始め、その後、ポンプ吐出圧力Psの上昇と共にアンロード流量は増加し、Ps=25Mpaの条件1でアンロード流量は10.6L/minになる。
このようにアンロード弁9が動作する結果、アンロード弁9はオープンセンタタイプの流量制御弁におけるセンタバイパス絞りのブリード機能と類似の機能を果たすこととなり、この機能によりロードセンシング制御時の圧力変動を抑制し、操作性を向上することができるという付加的効果も得られる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能なものである。例えば、上記実施の形態では、圧力補償弁41,41b,41cは、それぞれ、流量制御弁42a,42b,42cのメータイン絞り部の上流に設置された前置きタイプ(ビフォアオリフィスタイプ)としたが、流量制御弁42a,42b,42cのメータイン絞り部の下流側に設置され、メータイン絞り部の下流側の圧力を最高負荷圧と同じになるように制御することでメータイン絞り部の前後差圧を同じに制御する後置きタイプ(アフターオリフィスタイプ)であってもよい。また、ポンプ傾転制御機構12はLS制御弁14及びLS制御傾転アクチュエータ12bにより油圧的に構成したが、圧力センサと、コントローラと、電磁弁とで電気油圧的に構成してもよい。この場合、油圧ポンプの吐出圧と最高負荷圧を圧力センサで検出し、その検出値をコントローラに入力してコントローラにより電磁弁を制御することにより、油圧ポンプ2の吐出圧と複数のアクチュエータ5a,5b,5cの最高負荷圧との差圧が目標ロードセンシング差圧に保たれるよう油圧ポンプ2の傾転量を制御することができる。
本発明の一実施の形態による油圧駆動装置を示す図である。 負荷依存特性を持つアンロード弁の構造を示す断面図である。 比較例として、アンロード弁に負荷依存特性を持たせない場合の油圧駆動装置を示す図1と同様な図である。 条件1及び条件2で仮定した開口面積におけるアンロード弁9の流量特性を示す図である。
符号の説明
1 エンジン
2 油圧ポンプ(メインポンプ)
3 油圧ポンプ(パイロットポンプ)
4 コントロールバルブ
4a,4b,4c バルブセクション
4d インレット・アウトレットセクション
5a,5b,5c アクチュエータ
6a,6b シャトル弁
7 信号ライン
8a 圧油供給油路
9 アンロード弁
9a,9b 受圧部
9c ばね
9x 制御圧ポート
9y 排出ポート
10a,10b 信号圧油路
11 絞り部
12 ポンプ傾転制御機構
12a 馬力制御傾転アクチュエータ
12b LS制御傾転アクチュエータ
13 リリーフカット弁(信号圧リリーフ弁)
13a ばね
13b 受圧部
13c 信号圧油路
13x 制御圧ポート
13y 排出ポート
14 LS制御弁
15 パイロットリリーフ弁
41a,41b,41c 圧力補償弁
42a,42b,42c 流量制御弁

Claims (1)

  1. 可変容量型の油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチュエータと、前記油圧ポンプから複数のアクチュエータに供給される圧油の流量を制御する複数の流量制御弁と、
    前記油圧ポンプの吐出圧力が高くなると前記油圧ポンプの吐出量(傾転)を減らす馬力制御手段及び前記油圧ポンプの吐出圧力が前記複数のアクチュエータの最高負荷圧力より目標ロードセンシング差圧だけ高くなるよう前記油圧ポンプの吐出量(傾転)を制御するロードセンシング制御弁とロードセンシング制御(傾転)アクチュエータを備えたロードセンシング手段とを有するポンプ吐出量制御機構と、
    前記複数の流量制御弁の中立時に開口して前記油圧ポンプの吐出油が導かれる油圧供給回路の吐出油をタンクに排出し、前記油圧供給回路の吐出圧を目標アンロード差圧に制御するアンロード弁とを備え、
    前記ロードセンシング制御弁は前記油圧ポンプ吐出圧力が導かれて前記油圧ポンプ吐出量(傾転)を減少方向に作用させる受圧部と、前記複数のアクチュエータの最高負荷圧力が導かれて前記油圧ポンプ吐出量(傾転)を増大方向に作用させる受圧部と、前記目標ロードセンシング差圧を設定する前記油圧ポンプ吐出量(傾転)を増大方向に作用させる付勢手段とを有し、
    前記アンロード弁は、前記油圧ポンプの吐出圧力が導かれて前記アンロード弁を開方向に作用させる第1受圧部と、前記複数のアクチュエータの最高負荷圧力が導かれて前記アンロード弁を閉方向に作用させる第2受圧部と、前記目標アンロード差圧を設定する前記アンロード弁の閉方向に作用する付勢手段とを有する油圧駆動装置において、
    前記アンロード弁の第2受圧部に前記最高負荷圧力を導く信号圧油路と、前記信号圧油路に設けられた絞り部と、前記信号圧油路の前記絞り部と前記第2受圧部との間に設けられた信号圧リリーフ弁とを備え、
    前記信号圧リリーフ弁の設定圧を前記油圧供給油路を含む油圧回路の定格圧力とし、
    前記アンロード弁の第1受圧部の面積を第2受圧部の面積より大きく設定すると共に前記信号圧リリーフ弁が故障で不作動時に前記アンロード弁が安全弁として機能する最高負荷圧を設定し、かつ、前記アンロード弁の前記信号圧リリーフ弁が設定圧でリリーフする直前の状態と前記アンロード弁が安全弁として機能する最高負荷圧力の状態とで、アンロード弁に同等のストローク(開口面積)が得られるように前記アンロード弁の第1受圧部の面積と第2受圧部の面積比率を設定したことを特徴とする油圧駆動装置。
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