JP4683627B2 - 位置決め構造 - Google Patents

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Description

この発明は、部材を所定位置に位置決めする位置決め構造に関する。
従来、部材を所定位置に位置決めする位置決め構造としては、たとえば、緩衝器やシリンダ装置のバルブ等に具現化されており、バルブのスプール等を中立位置に位置決めるものがある。
この位置決め構造は、具体的には、スプールの両端とスプールを収納するハウジングとなるピストンロッドおよびシート部材のスプールの両端に対向する部位との間にそれぞれコイルバネを介装し、上記各コイルバネのスプールを附勢するバネ力によってスプールの位置決めを行うようにしている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平7−217696号公報(段落番号0047,図1)
ここで、上記位置決め構造では、スプールを中立位置に位置決めることが可能であるが、たとえば、スプールの外周とハウジングであるピストンロッドとの間をシールするためにシール部材を設ける場合や、ハウジングをシリンダとし、シリンダ内に摺動自在に収納され摺動抵抗が大きいピストンのシリンダに対する位置決めを行うような場合には、フリクションが大きく、スプール等を狙った位置に位置決めることが難しくなることがある。
また、スプール等のストローク長を長くしたい場合には、コイルバネの縦横比が大きくなるとコイルバネが座屈する恐れがあるので、コイルバネの平均径を大きくしなければならず、バルブ、緩衝器やシリンダ等といった位置決め構造が採用される機器の大型化を招く結果となる。
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、位置決め構造が適用される機器の大型化を回避しつつ精度よく位置決めを行える位置決め構造を提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明の位置決め構造は、中空なハウジング内に摺動自在に挿入された部材を所定箇所に位置決める位置決め構造において、部材の両端にそれぞれ結合される一対のロッドと、各ロッドの外周側に配在される各バネ受けと、部材の両端と各バネ受けとの間にそれぞれ二つ以上直列に介装されるコイルバネとを備え、各バネ受けがそれぞれ内周側に配置されたロッドによって部材から離れる方向への移動を規制されて上記コイルバネを圧縮状態に保つとともに、部材が所定位置から移動する際にいずれかのバネ受けの端部がハウジングの部材の両側となる位置に設けた規制部のいずれか一方に少なくとも当接するようにした。
また、本発明の他の位置決め構造は、中空なハウジング内に摺動自在に挿入された部材を所定箇所に位置決める位置決め構造において、ハウジング内面から起立され部材の両端にそれぞれ対向する一対のロッドと、各ロッドの外周側に配在される各バネ受けと、各ハウジング内面と各バネ受けとの間にそれぞれ二つ以上直列に介装されるコイルバネとを備え、各バネ受けがそれぞれ内周側に配置されたロッドによってハウジング内面から離れる方向への移動を規制されて上記コイルバネを圧縮状態に保つとともに、少なくとも部材が所定位置から移動する際にいずれかのバネ受けの端部が対向する部材の端部のいずれか一方に当接するようにした。
さらに、他の本発明の位置決め構造は、中空なハウジング内に摺動自在に挿入された部材を所定箇所に位置決める位置決め構造において、部材の一端に結合されるロッドと、ハウジング内面から起立され部材の他端に対向する一対のロッドと、各ロッドの外周側に配在される各バネ受けと、部材の一端とバネ受けとの間に二つ以上直列に介装されるコイルバネと、ハウジング内面とバネ受けとの間に二つ以上直列に介装されるコイルバネとを備え、部材の一端側のバネ受けが内周側に配置されたロッドによって部材から離れる方向への移動を規制されて部材の一端側のコイルバネを圧縮状態に保つとともに、部材の他端側のバネ受けが内周側に配置されたロッドによってハウジング内面から離れる方向への移動を規制されて部材の他端側のコイルバネを圧縮状態に保ち、部材が所定位置から部材の一端側に移動する際に部材の一端側のバネ受けの端部がハウジングの部材の一端側となる位置に設けた規制部に当接し、部材が所定位置か部材の他端側に移動する際に部材の他端側のバネ受けの端部が対向する部材の端部に当接することを特徴とするようにした。
本発明の位置決め構造によれば、部材とハウジングとの間の摺動抵抗が大きい場合にあっても部材を所定位置に確実に戻して精度良く位置決めることが可能となる。
そして、摺動抵抗が大きくとも部材を所定位置に位置決めることが可能であるから、部材の外周側にシールが配在される場合には、シールのハウジングの内周面への接触圧力を高めることが可能となり、これにより位置決め構造が具現化される機器のシール性を高めることができる。
さらに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、一つ一つのコイルバネの縦横比を小さく設定することが可能であるので、コイルバネが座屈することが防止され、これにより部材のストローク長を長く設定することが可能であるとともに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、コイルバネの径を小さく設定しても座屈しない縦横比を確保できることから、位置決め構造が適用される機器の径方向の大きさをコンパクトにすることが可能、すなわち、位置決め構造が適用される機器の大型化を回避することが可能である。
以下に、図示した一実施の形態に基づいて、この発明を説明する。図1は、一実施の形態における位置決め構造が具現化したシリンダ装置の縦断面図である。図2は、一実施の形態の変形例における位置決め構造が具現化されたシリンダ装置の縦断面図である。図3は、他実施の形態における位置決め構造が具現化されたシリンダ装置の縦断面図である。図4は、他実施の形態の変形例における位置決め構造が具現化されたシリンダ装置の縦断面図である。
一実施の形態における位置決め構造は、図1に示すように、シリンダ装置S1に具現化されており、このシリンダ装置S1は、ハウジングであるシリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に挿入された部材の一部であるピストン2と、ピストン2を介してシリンダ1内に移動自在に挿入された部材の一部であるピストンロッド3と、ピストンロッド3の両端に設けた各穴33,34の底面にそれぞれ結合される一対のロッド5と、各ロッド5の外周側に配在される各バネ受け6と、ピストンロッドの両端と各バネ受け6との間にそれぞれ二つの直列に介装されるコイルバネ7,8と、シリンダ1内のピストンロッド3の両側となる位置に設けた規制部12とを備え、いわゆる両ロッド型のシリンダ装置として構成されている。
以下、詳細に説明すると、シリンダ1は、筒状に形成されるとともに、両端側は縮径され縮径部11が形成されるとともに、その両端となる縮径部11の管端部には内方に向けて突出する規制部12が形成されている。そして、このシリンダ1の中間部すなわち縮径部11と縮径部11との間の部位の内周側には、ピストン2が摺動自在に挿入されている。
ピストン2は、外周にシリンダ1の内周に摺接するシール部材21を備えており、さらに、このピストン2の軸芯部の両端から突設されるピストンロッド3が延設され、このピストン2とピストンロッド3とで部材が構成されている。
また、ピストンロッド3の両端側は、シリンダ1の縮径部11に摺動自在に挿入され、ピストンロッド3の外周側に設けたシール部材31,32で縮径部11の内周とピストンロッド3の外周との間がシールされている。
さらに、ピストンロッド3は、その両端部から開口される各穴33,34を備えており、この各穴33,34のそれぞれの底部からはロッド5が突設され、該ロッド5は先端にフランジ51を備えている。なお、穴33,34の底部への各ロッド5の結合は螺合によればよく、また、他の方法を用いて結合するとしてもよいが、ロッド5の外周側には後述するバネ受け6やコイルバネ7,8が配置される都合上螺合による結合が位置決め構造を構成する各部の組付時に有利となる。
また、各ロッド5の外周側にはそれぞれバネ受け6が配在され、この各バネ受け6は、筒状に形成され、一端は内方に向けて彎曲されて係止部61が形成されるとともに、他端は外方に向けて折り曲げられて鍔62が形成されている。
そして、上記各バネ受け6内にはロッド5が挿入され、バネ受け6は、ロッド5に対し図中左右方向の移動が許容されるが、ロッド5の先端にはフランジ51が形成されており、バネ受け6がピストン2から所定距離離れると上記係止部61がフランジ51に当接して、バネ受け6のそれ以上のピストン2から離れる方向への移動が規制されている。
なお、上記フランジ51は、バネ受け6の内周に摺接しており、これによりバネ受け6のロッド5に対する軸ぶれが防止されている。
さらに、穴33,34の内径は、ロッド5、バネ受け6およびコイルバネ7,8が挿入可能な径となっており、ピストンロッド3の各穴33,34と各バネ受け6の鍔62との間のそれぞれには、二つの直列配置されたコイルバネ7,8が介装されている。
このコイルバネ7,8は、バネ受け6が上記係止部61とフランジ51によってピストン2から離れる方向への移動が規制された状態でそれぞれ圧縮された状態となるような自然長を有しており、これによってコイルバネ7,8は、常に所定の初期荷重で圧縮された状態に維持されている。
なお、図中左方のコイルバネ7と穴33の底部との間および図中右方のコイルバネ7と穴34の底部との間に環状のシム200がそれぞれ介装されており、この各シム200はその外径が穴33,34の内径によって径方向への位置ずれを防止可能な径に設定されており、このシム200の介装によって穴33,34の底部の平面加工を省略することができ、この位置決め構造が具現化されるシリンダ装置S1等の機器の製造を容易とし、また、製造コストを低減することができる。
上記直列配置されるコイルバネ7,8は、逆巻に形成されており、また、コイルバネ7,8間には、バネ受け6の外周側に摺動自在に嵌装されるガイド部材9が介装されている。
このガイド部材9は、コイルバネ7の端面とコイルバネ8の端面に挟持される環状板部91と、環状板部91の一端側から突設されコイルバネ7内に嵌合する嵌合部92と、環状板部91の他端側から突設されコイルバネ8内に嵌合する嵌合部93とを備えており、上述のように、その内周側には、バネ受け6が摺動自在に挿入されている。
したがって、コイルバネ7,8は、ガイド部材9によってバネ受け6、ロッド5およびピストンロッド3に対して半径方向の位置決めがなされ、軸ぶれを生じないようになっている。
また、各バネ受け6の鍔62は、ピストン2が所定位置である中立位置にある、すなわち、ピストン2がシリンダ1の中央に位置する状態で、それぞれシリンダ1に設けた規制部12にちょうど接するようになっている。つまり、上述のバネ受け6とピストン2との所定距離は、ピストン2が所定位置にある状態で各バネ受け6の鍔62が規制部12にちょうど接する距離とされる。
なお、所定位置を中立位置から偏心した位置に設定する場合には、適宜上記所定距離を変更するようにすればよく、また、所定位置がある範囲、たとえば、上記中立位置を中心として図中左右に幅を持たせた範囲とするような場合には、ピストン2が所定位置となる範囲内では、各バネ受け6の鍔62がそれぞれ規制部12に接しないように所定距離を調節しておけばよい。
さらに、ピストン2のストローク長は、ピストン2が中立位置にある状態における図中左右側の各規制部12とピストンロッド3との間の各隙間長Wの総和でであり、少なくとも各穴33,34の底面と各ロッド5のフランジ51との間の長さは、上記隙間長Wと同じかあるいは長くなるように設定されるとともに、各ロッド5の先端から穴33,34の底部までの長さHは、各穴33,34の深さより短く設定され、これにより、ピストン2の最大ストロークが上記隙間長の総和より短くなることが防止されている。
なお、シリンダ1のピストン2で区画される部屋R1,R2には、流体を供給および排出が可能なように、シリンダ1の側部にそれぞれ部屋R1および部屋R2に連通する図示しないポートが設けられている。
そして、たとえば、一方のロッド5の先端に出力軸を設けるなどして外部にシリンダ装置S1の発生する推進力を伝達することが可能である。
また、上記ポートを連通する流路を設けるか、あるいは、上記ポートを設けずピストン2に上記部屋R1,R2同士を連通する流路を設けておき、上記該流路の途中に流体の流れに抵抗を与える絞りなどを設けておけば、シリンダ装置S1を緩衝器としても機能させることが可能である。
なお、このシリンダ装置S1にあっては、縮径部11とピストンロッド3とで作られる各部屋、すなわち、ロッド5、バネ受け6およびコイルバネ7,8が収納される空間に流体圧を作用させるようなシリンダ装置としても使用可能である。
また、シリンダ1の端部を封止して構わない場合には、規制部12としての機能を上記端部に担わせる、すなわち、封止された端部にバネ受け6を当接させてこれを規制部とするとしても構わない。またさらに、バルブのスプールを位置決めする場合には通常ハウジングの端部は封止されているので、この場合にも同様にあえて規制部を設けるのではなく封止された端部に規制部としての役割を担わせれば足りる。
つぎに、この位置決め構造が具現化されたシリンダ装置S1のピストン2の位置決めにおける作動を説明すると、たとえば、外部あるいは内部から力をピストン2に作用させ、ピストン2が図中右方に移動すると、右側のバネ受け6の右方への移動が規制部12によって規制されるので、右側のコイルバネ7,8は圧縮される。
他方、左側のバネ受け6は、左側のロッド5のフランジ51と係止部61とによってピストン2から離れる方向への移動が規制されているので、ピストン2とともに右方へ移動し、規制部12から離脱する。
ここで、上記外部あるいは内部からの力を除去すると、右側のコイルバネ7,8はピストン2を所定位置である中立位置に戻す方向へ附勢力を発揮し、ピストン2を中立位置まで戻す。
そして、ピストン2が中立位置まで戻ると、右側のロッド5のフランジ51に右側のバネ受け6の係止部61が当接して、それ以上のコイルバネ7,8の伸長が規制される。
上記動作でピストン2は中立位置までコイルバネ7,8によって戻され位置決めされることになるが、コイルバネ7,8はあらかじめ圧縮された状態で保持されているので、ピストン2を所定位置である中立位置に位置決める際のコイルバネ7,8が発生する附勢力は、もともとロッド5、バネ受け6およびピストンロッド3によって圧縮された状態からピストン2がこの場合右方へ移動したことに伴いさらに圧縮されるので大きくなり、ピストン2を中立位置へ戻す力を大きく設定できる。
さらに、従来の構造ではピストン2が左右のどちら側に移動しても両端側のコイルバネは、ピストン2の方向へ附勢力を発揮しているので、どうしても、中立位置へ戻そうとするコイルバネの附勢力を減殺させることになるが、本位置決め構造では、図中左側のコイルバネ7,8はピストン2とともに右方へ移動して規制部12と縁切りがなされることから、左側のコイルバネ7,8がピストン2を中立位置へ戻す右側のコイルバネ7,8の附勢力に影響を与えることがない。
また、本位置決め構造においては、左右のどちらのコイルバネ7,8も規制部12から縁切りしても、縁切りされた側のコイルバネ7,8はロッド5およびバネ受け6によって保持されているから脱落したり、ピストン2が中立位置へ戻る際に部材であるピストンロッド3に対して斜めに配置されて圧縮されたりするような危惧もない。
したがって、ピストン2やピストンロッド3とシリンダ1との間の摺動抵抗が大きい場合にあっても部材であるピストン2を所定位置たる中立位置に確実に戻して精度良く位置決めることが可能となる。
そして、摺動抵抗が大きくとも部材であるピストン2を所定位置に位置決めることが可能であるから、ピストン2等の外周側に配在されるシール部材21,31,32のハウジングたるシリンダ1の内周面への接触圧力を高めることが可能となり、これにより位置決め構造が具現化される機器のシール性を高めることができる。
さらに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、一つ一つのコイルバネの縦横比を小さく設定することが可能であるので、コイルバネが座屈することが防止され、これにより部材であるピストン2のストローク長を長く設定することが可能であるとともに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、コイルバネの径を小さく設定しても座屈しない縦横比を確保できることから、位置決め構造が適用されるシリンダ装置S1の径方向の大きさをコンパクトにすることが可能、すなわち、シリンダ装置S1の大型化を回避することが可能である。
また、部材であるピストンロッド3にロッド5、バネ受け6およびコイルバネ7,8が挿入可能な穴33,34が設けられているので、その分、この位置決め構造が適用されるシリンダ装置S1の図中左右方向の全長を短く設定することができる。なお、この位置決め構造においては、シリンダ装置S1の全長を短く設定する必要が無い場合には、上記穴33,34を省略することができる。
さらに、この実施の形態では、隣り合うコイルバネ7,8は、逆巻のコイルバネとされている。コイルバネは、圧縮、伸長時には、線条の一端が他端に対して円周方向に回転する性質を有しているが、上記したように、隣り合うコイルバネ7,8は、逆巻であるから、各コイルバネ7,8を逆巻とした以外の仕様を同じにしておけばコイルバネ7,8が圧縮、伸長時にガイド部材9がコイルバネ7,8の端部と同調して回転することができ、環状板部91や部材であるピストンロッド3端部、バネ受け6の鍔62を傷つけることがない。
そして、環状板部91や部材であるピストンロッド3端部、バネ受け6の鍔62を傷つけることがないから、位置決め構造が油圧機器等に具現化される際、コンタミネーションを生じる事がない。
さらに、ロッド5の螺子部5aにおける螺条は、コイルバネ7の巻方向と逆向きに設定されている。すなわち、コイルバネ7が圧縮されて円周方向に回転する際には、ロッド5にはピストンロッド3に捩じ込む方向のトルクが作用することとなり、これにより、ロッド5とピストンロッド3との締結を螺合によることとしてもロッド5のピストンロッド3からの脱落を確実に防止することができる。また、本案ではコイルバネ7,8が逆巻に設定されているが、これが同じ方向に巻かれるように設定されている場合には、螺子部5aの線条を両方のコイルバネの巻き方向と逆向きに設定しておけばよい。なお、コイルバネ伸長時にはコイルバネ7によってロッド5に作用するトルクが減少することから、伸縮を繰り返しても圧縮時には必ず大きなトルクでロッド5を捩じ込むことになるからを伸長時にロッド5を弛ませてしまう恐れは無い。
つづいて、一実施の形態の変形例における位置決め構造について説明する。この位置決め構造は、やはり、シリンダ装置S2に具現化されている。
なお、シリンダ装置S2の説明に際し、シリンダ装置S1と同様の各部については、同じ符号を付するのみとして詳しい説明を省略し、異なる部分について詳細に説明することとする。また、このことは、この変形例以降の説明に際しても同様とする。
シリンダ装置S2にあっては、図2示すように、ピストンロッド3に穴が設けられておらず、端部に直接ロッド5が結合され、また、このロッド5は、環状板状のバネ受け100内に摺動自在に挿入され、さらに、このバネ受け100は、ロッド5のフランジ51によって部材であるピストンロッド3から所定距離以上離れることが規制されている。
そして、このバネ受け100とピストンロッド3の端部との間には、コイルバネ7,8が介装され、コイルバネ7,8の間にはガイド部材9が設けられている。
このガイド部材9は、内径がロッド5の外周に摺接するように設定され、これによりコイルバネ7,8の軸ぶれを防止している。
なお、シリンダ装置S2の図中右端側のみを図示し、左端および中央部については省略してあるが、シリンダ装置S2の中央部にはピストン2が設けられ、左端は図示した右端側と同様の構成となっている。
また、シリンダ1は規制部12を備え、ピストン2が所定位置で中立位置にある状態で、上記バネ受け100が規制部12に当接するように、上記所定距離が設定されている。
このシリンダ装置S2に具現化された位置決め構造にあっても、一実施の形態と同様にコイルバネ7,8を圧縮状態に保つことができ、かつ、ピストン2を中立位置に戻すコイルバネ7,8の附勢力に反対側のコイルバネ7,8が影響を与えることがない。
したがって、ピストン2やピストンロッド3とシリンダ1との間の摺動抵抗が大きい場合にあっても部材であるピストン2を所定位置たる中立位置に確実に戻して精度良く位置決めることが可能となる。
さらに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、一つ一つのコイルバネの縦横比を小さく設定することが可能であるので、コイルバネが座屈することが防止され、これにより部材であるピストン2のストローク長を長く設定することが可能であるとともに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、コイルバネの径を小さく設定しても座屈しない縦横比を確保できることから、位置決め構造が適用されるシリンダ装置S2の径方向の大きさをコンパクトにすることが可能、すなわち、シリンダ装置S2の大型化を回避することが可能である。
なお、この変形例においてもコイルバネ7,8が圧縮、伸長時にガイド部材9がコイルバネ7,8の端部と同調して回転することができること勿論であり、環状板部91や部材であるピストンロッド3端部、バネ受け6の鍔62を傷つけることがなく、位置決め構造が油圧機器等に具現化される際、コンタミネーションを生じる事がない。
つづいて、他の実施の形態における位置決め構造について説明する。この他の実施の形態における位置決め構造も、やはりシリンダ装置S3に具現化されている。
シリンダ装置S3では、図3に示すように、ピストンロッド3側にロッド5が設けられるのではなく、シリンダ1側にロッド5を設けている。
すなわち、図中右側となるハウジング内面となるシリンダ1の端部13にロッド5を結合してあり、このロッド5は、部材であるピストンロッド3の端部に対向し、さらに、一実施の形態と同様の構成のバネ受け6内に挿入してある。
また、コイルバネ7,8は一実施の形態と同様の構成としてあり、このコイルバネ7,8は直列に上記バネ受け6の鍔62とシリンダ1の端部13との間に介装されている。
さらに、ピストンロッド3の端部には穴34が設けられており、この穴34内には上記したロッド5、バネ受け6およびコイルバネ7,8の全部の侵入が可能なようになっている。
つまり、一実施の形態における位置決め構造においては、ピストンロッド3側にロッド5、バネ受け6およびコイルバネ7,8が保持されていたが、この他の実施の形態においてはハウジング内面となるシリンダ1の端部13に保持されているのであり、フランジ51と係止部61との当接によって端部13からバネ受け6が所定距離以上離れることが規制され、これによってコイルバネ7,8が圧縮状態とされている。
なお、シリンダ装置S3の図中右端側のみを図示し、左端および中央部については省略してあるが、シリンダ装置S3の中央部にはピストン2が設けられ、左端は図示した右端側と同様の構成となっている。
また、この他の実施の形態における位置決め構造にあっては、ピストン2が中立位置にある状態でバネ受け6の左端が上記穴34の底部に接するように、上記した端部13とバネ受け6との所定距離が設定されている。したがって、この場合の部材の端部は、穴34の底部ということになる。
そして、この他の実施の形態における位置決め構造にあっては、一実施の形態の位置決め構造の取付部位が逆となっただけであるので、その作用効果については、一実施の形態における位置決め構造と同様である。
なお、この他の実施の形態における位置決め構造にあっても、シリンダ装置S3の全長を短く設定する必要が無い場合には、上記穴34を省略することができる。
最後に、他の実施の形態の変形例における位置決め構造について説明する。この位置決め構造は、図4に示すように、シリンダ装置S4に具現化され、基本的には、一実施の形態における位置決め構造の取付部位を他の実施の形態における位置決め構造と同様にハウジング内面となるシリンダ1の端部13に保持させたものである。
なお、シリンダ装置S4にあっては、図4示すように、ハウジング内面となるシリンダ1の端部13に直接ロッド5が結合され、また、このロッド5は、環状板状のバネ受け100内に摺動自在に挿入され、さらに、このバネ受け100は、ロッド5のフランジ51によってシリンダ1の端部13から所定距離以上離れることが規制されている。
また、シリンダ1の端部13にロッド5を結合したことに伴って、ピストンロッド3にはロッド5が挿入可能なように穴35が設けられている。
そして、このバネ受け100とシリンダ1の端部13との間には、コイルバネ7,8が介装され、コイルバネ7,8の間にはガイド部材9が設けられている。
このガイド部材9は、内径がロッド5の外周に摺接するように設定され、これによりコイルバネ7,8の軸ぶれを防止している。
なお、シリンダ装置S4の図中右端側のみを図示し、左端および中央部については省略してあるが、シリンダ装置S4の中央部にはピストン2が設けられ、左端は図示した右端側と同様の構成となっていることは勿論である。
また、ピストン2が所定位置で中立位置にある状態で、バネ受け100はピストンロッド3の端部36に当接するように、上記所定距離が設定されている。
したがって、部材の端部は、この他の実施の形態の変形例においては、ピストンロッドの端部36ということになる。
このシリンダ装置S4に具現化された位置決め構造にあっても、一実施の形態と同様にコイルバネ7,8を圧縮状態に保つことができ、かつ、ピストン2を中立位置に戻すコイルバネ7,8の附勢力に反対側のコイルバネ7,8が影響を与えることがない。
したがって、ピストン2やピストンロッド3とシリンダ1との間の摺動抵抗が大きい場合にあっても部材であるピストン2を所定位置たる中立位置へ確実に戻して精度良く位置決めることが可能となる。
さらに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、一つ一つのコイルバネの縦横比を小さく設定することが可能であるので、コイルバネが座屈することが防止され、これにより部材であるピストン2のストローク長を長く設定することが可能であるとともに、コイルバネを直列に二つ以上配置することによって、コイルバネの径を小さく設定しても座屈しない縦横比を確保できることから、位置決め構造が適用されるシリンダ装置S4の径方向の大きさをコンパクトにすることが可能、すなわち、シリンダ装置S4の大型化を回避することが可能である。
なお、この変形例においてもコイルバネ7,8が圧縮、伸長時にガイド部材9がコイルバネ7,8の端部と同調して回転することができること勿論であり、環状板部91や部材であるピストンロッド3端部、バネ受け6の鍔62を傷つけることがなく、位置決め構造が油圧機器等に具現化される際、コンタミネーションを生じる事がない。
以上で、各実施の形態における位置決め構造についての説明を終えるが、部材の左端側を一実施の形態の位置決め構造の構成とし、部材の右端側を他の実施の形態の位置決め構造の構成とするなど、各実施の形態における位置決め構造におけるロッド、バネ受け、部材の構成、ロッドの保持箇所を部材の左端もしくは右端で異なる実施の形態の位置決め構造のものに置き換えることも可能である。
また、図示はしないが、一実施の形態の変形例にあっては、コイルバネ7とピストンロッド3の端部との間に、他の実施の形態およびその変形例にあっては、コイルバネ8とシリンダ1の端部13との間に、ロッド5を挿入することよって径方向に位置決められる環状のシムを介装することで、上記各端部の平面加工を省略することができ、一実施の形態の位置決め構造と同様にシムの存在によってシリンダ装置等の機器の製造が容易化され製造コストを低減することが可能である。
さらに、一実施の変形例にあってはロッド5の螺子部における螺条をコイルバネ7の巻方向と逆向きに設定し、また、他の実施の形態およびその変形例にあっては、コイルバネ8の巻き方向と逆向きに設定しておけば、一実施の形態と同様に、コイルバネ7あるいはコイルバネ8が圧縮されて円周方向に回転する際には、ロッド5にはピストンロッド3あるいはシリンダ1の端部13に捩じ込む方向のトルクが作用することとなり、これにより、ロッド5とピストンロッド3あるいはシリンダ1の端部13との締結を螺合によることとしても一実施の形態と同様に、ロッド5のピストンロッド3あるいはシリンダ1の端部13からの脱落を確実に防止することができる。
なお、上述したところでは、本位置決め構造がシリンダ装置に具現化された場合について説明したが、これをスプールの位置決めのためにバルブに具現化することもでき、その他、およそ部材をハウジングに対して位置決めるような装置に具現化することが可能なことは勿論である。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態における位置決め構造が具現化されたシリンダ装置の縦断面図である。 一実施の形態の変形例における位置決め構造が具現化されたシリンダ装置の縦断面図である。 他実施の形態における位置決め構造が具現化されたシリンダ装置の縦断面図である。 他実施の形態の変形例における位置決め構造が具現化されたシリンダ装置の縦断面図である。
符号の説明
1 ハウジングであるシリンダ
12 規制部
13 ハウジング内面である端部
2 部材の一部であるピストン
3 部材の一部であるピストンロッド
33,34 穴
5 ロッド
51 フランジ
6,100 バネ受け
61 係止部
62 鍔
7,8 コイルバネ
9 ガイド部材
S1,S2,S3,S4 シリンダ装置

Claims (11)

  1. 中空なハウジング内に摺動自在に挿入された部材を所定箇所に位置決める位置決め構造において、部材の両端にそれぞれ結合される一対のロッドと、各ロッドの外周側に配在される各バネ受けと、部材の両端と各バネ受けとの間にそれぞれ二つ以上直列に介装されるコイルバネとを備え、各バネ受けがそれぞれ内周側に配置されたロッドによって部材から離れる方向への移動を規制されて上記コイルバネを圧縮状態に保つとともに、部材が所定位置から移動する際にいずれかのバネ受けの端部がハウジングの部材の両側となる位置に設けた規制部のいずれか一方に少なくとも当接することを特徴とする位置決め構造。
  2. 少なくとも部材の一端にバネ受けおよびコイルバネの侵入が可能な穴を設け、上記ロッドが穴の底部に結合されることを特徴とする請求項1に記載の位置決め構造。
  3. バネ受けは、筒状に形成されるとともに端部に鍔を備え、直列配置される各コイルバネ内にバネ受けが挿入されるとともに、該各コイルバネは、上記鍔と部材の端部とで担持されることを特徴とする請求項1または2に記載の位置決め構造。
  4. 直列配置される各コイルバネ間に筒の外周に摺接するガイド部材を設け、隣り合うコイルバネは、逆巻に形成されることを特徴とする請求項3に記載の位置決め構造。
  5. 中空なハウジング内に摺動自在に挿入された部材を所定箇所に位置決める位置決め構造において、ハウジング内面から起立され部材の両端にそれぞれ対向する一対のロッドと、各ロッドの外周側に配在される各バネ受けと、各ハウジング内面と各バネ受けとの間にそれぞれ二つ以上直列に介装されるコイルバネとを備え、各バネ受けがそれぞれ内周側に配置されたロッドによってハウジング内面から離れる方向への移動を規制されて上記コイルバネを圧縮状態に保つとともに、少なくとも部材が所定位置から移動する際にいずれかのバネ受けの端部が対向する部材の端部のいずれか一方に当接することを特徴とする位置決め構造。
  6. 少なくとも部材に一端に上記ロッドあるいはロッド、コイルバネおよびバネ受けの全部の侵入が可能な穴を設けたことを特徴とする請求項5に記載の位置決め構造。
  7. バネ受けは、筒状に形成されるとともに端部に鍔を備え、直列配置される各コイルバネ内にバネ受けが挿入されるとともに、該各コイルバネは、上記鍔とハウジング内面とで担持されることを特徴とする請求項5または6に記載の位置決め構造。
  8. 直列配置される各コイルバネ間に筒の外周に摺接するガイド部材を設け、隣り合うコイルバネは、逆巻に形成されることを特徴とする請求項7に記載の位置決め構造。
  9. 中空なハウジング内に摺動自在に挿入された部材を所定箇所に位置決める位置決め構造において、部材の一端に結合されるロッドと、ハウジング内面から起立され部材の他端に対向する一対のロッドと、各ロッドの外周側に配在される各バネ受けと、部材の一端とバネ受けとの間に二つ以上直列に介装されるコイルバネと、ハウジング内面とバネ受けとの間に二つ以上直列に介装されるコイルバネとを備え、部材の一端側のバネ受けが内周側に配置されたロッドによって部材から離れる方向への移動を規制されて部材の一端側のコイルバネを圧縮状態に保つとともに、部材の他端側のバネ受けが内周側に配置されたロッドによってハウジング内面から離れる方向への移動を規制されて部材の他端側のコイルバネを圧縮状態に保ち、部材が所定位置から部材の一端側に移動する際に部材の一端側のバネ受けの端部がハウジングの部材の一端側となる位置に設けた規制部に当接し、部材が所定位置か部材の他端側に移動する際に部材の他端側のバネ受けの端部が対向する部材の端部に当接することを特徴とする位置決め構造。
  10. 部材の一端にバネ受けおよびコイルバネの侵入が可能な穴を設け、上記ロッドが穴の底部に結合されることを特徴とする請求項9に記載の位置決め構造。
  11. 部材に他端に上記ロッドあるいはロッド、コイルバネおよびバネ受けの全部の侵入が可能な穴を設けたことを特徴とする請求項9または10に記載の位置決め構造。
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