JP4683535B2 - ジョブネット管理システム - Google Patents
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また、ジョブの定義情報をジョブ定義文の雛型と入出力データを分離して管理することにより、ジョブの独立性を高める技術として、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。
下記特許文献1に記載のものは、既に運用手順が確立されていてジョブの実行順序は決まっているような運用で、ジョブを実行する際に使用するホスト名やファイル名を実行環境に合わせて容易に変更することで、定型業務を容易に運用する方法に関するものである。
また、データフローとジョブフロー図からジョブ制御言語を生成する技術として、例えば、下記特許文献2に記載のものが知られている。
下記特許文献2に記載のものは、ジョブ運用時に使用する手順書と実際のジョブ実行手順の相違を無くし、ジョブ運用時の運用性およびジョブ実行手順の定義効率向上を目的とした、ジョブフロー図とジョブ制御言語の相互変換の方法に関するものである。
そのため、運用手順内で使用する可変部分の変数名は、例えば台帳に登録するなどして、同じ情報を示す変数名は共通にし、新設する変数名は既存の変数名と重複しない名称にするといった、ジョブネット運用システム内で管理する必要があるという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の技術は、ジョブフロー図とジョブ制御言語を同じ状態に保つことが出来るため、運用手順書の保守を容易にし、ジョブ制御言語との不一致を防止することができるものの、ジョブフロー図そのものの妥当性を確認する手段はないため、誤ったジョブ実行順序の関連を定義したなどジョブネット設計時の人的ミス防止には効果が低い。
また、実際のジョブ実行時の状態監視には利用することができないため、異常終了したジョブの入力情報がどのジョブで作成されたのか、異常終了ジョブの後続あるいは異常終了ジョブの出力結果を期待しているジョブはどれかといったジョブネット運用時の対処は、紙あるいは紙と同等の電子データのジョブフロー図を人が目視によって追跡する必要があり、監視の容易性は期待できないという問題がある。
さらに、ジョブネットの入出力データの過不足や実行順序の矛盾といった静的な調査を事前に実施し、人的ミスの削減を図ることができるジョブネット管理システムを提供することにある。
また、障害発生時の問題個所の調査や、影響個所の確認といった監視作業を容易に実施することができるジョブネット管理システムを提供することにある。
また、前記第2の手段により定義された各ジョブの入力データ及び出力データの変数をジョブ単位のアイコンとしてジョブネット定義画面を表示装置に表示させる第3の手段と、表示されたジョブネット定義画面上で各ジョブの実行順序の関連、各ジョブの入力データ及び出力データの変数の関連を入力装置における接続線描画操作によって受付け、各ジョブの実行順序、各ジョブの入力データ及び出力データの変数の関連を定義した関連定義情報を前記テーブルに格納する第4の手段とをさらに備えることを特徴とする。
また、前記第4の手段により各ジョブの入力データ及び出力データの変数の関連を定義するに際し、接続線によって関連付けられた入出力データの種別が引継ぎ可能な種別であるかを判定し、引継ぎ不可能な変数であった場合にはエラー情報を出力する第5の手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記第4の手段により定義された各ジョブの実行順序、各ジョブの入力データ及び出力データの変数の関連について、前記テーブルに格納された情報に基づき先行、後続の関係が矛盾なく定義されているかをチェックする第6の手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記テーブルに格納された情報に基づくジョブネットの実行中に異常が発生した場合、ジョブネット全体の表示画面に異常終了したジョブのアイコンと、その先行及び後続のジョブの変数を強調表示する第7の手段をさらに備えることを特徴とする。
この時の変数名は、当該ジョブ内でユニークな変数名であれば良く、他のジョブで使用している変数名と合わせたり、あるいは他のジョブで使用していない名称を探したりする必要が無いため、設計が容易であるとともに、ジョブの独立性が高いため、作成したジョブを別のジョブネットで容易に再利用することができる。
さらに、ジョブ及び変数の関連接続線を描画する時に、同一種別の変数の引継ぎかどうかを調査し、例えばホスト名を出力する出力情報とファイル名を入力する入力情報を誤って関連付けた場合に、関連設定に誤りがあるといった妥当性を事前に調査することができる。
また、ジョブ実行を制御するプログラムでは,ジョブの実行を開始する日時や、休日は実行しないといったスケジュールを併せ持つのが一般的である。本実施例においても、図18のようにジョブにスケジュール情報を持つことで、ジョブの実行日時を制御するスケジューリングは容易に実現が可能である。そのため、ジョブの実行順序やスケジュールは、システム全体の負荷、ジョブの重要度、オペレータ介入の有無などによっても調整されるため、必ずしも入力情報として参照するジョブの直前に入力情報を生成するジョブが存在するとは限らず、ジョブの実行時に前提条件である入力情報が生成されているかどうかを確認するのは、特にジョブ数が多い場合には困難である。そのため、ジョブの実行順序の定義と入出力データの関連とを同じ定義情報で管理することで、ジョブで参照する入力情報を生成するジョブが正しく先行ジョブの中に定義されているか、休日に実行されないジョブの結果を休日に実行するジョブで参照していないか、といった実行順序やスケジュールとの関係を調査することができる。
さらに、ジョブに異常があり、その原因が入力情報の誤りであった場合など、入力情報を生成する先行ジョブの状態を調査するといった調査も、入出力データの関連設定を辿ることで容易に確認することができる。
また、異常があったジョブを飛ばして後続ジョブの実行を再開したような場合、入出力データに関連のある後続ジョブを容易に確認できるため、大きな影響のあるジョブを優先的に対処するといった監視運用が容易になる。
図1は、本発明を実施する情報処理システムの実施の形態を示すハードウェア構成図である。
本実施形態の情報処理システムは、CPUおよびメモリからなるコンピュータ103、ディスプレイなどの表示装置101、キーボードやマウスなどの入力装置102、ハードディスクなどの外部記憶装置104で構成される。
コンピュータ103は、ワークステーションやPCなどで構成され、オペレーティングシステムが動作している。また、このオペレーティングシステムでは、表示装置101、入力装置102、および外部記憶装置104を制御する機能を有している。また、オペレーティングシステム上では、プログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなるジョブを自動的に実行するジョブネット管理システム(プログラム)が動作している。
外部記憶装置104には、後述する各種のテーブルが格納されるようになっている。
図2において、表示装置201は、後述する図6、図7、図8、図9、図10および図11の画面を表示するディスプレイ装置である。
ジョブ・ジョブネット定義プログラム202は、表示装置201のジョブ定義画面から定義されるジョブ及びジョブネットの定義情報を、ジョブ・ジョブネット情報データベース203に格納するプログラムである。
ジョブ・ジョブネット定義内容調査プログラム204は、ジョブ・ジョブネット情報データベース203に格納されている情報を解析して、ジョブの実行順序や変数の関連に矛盾が無いかを調査し、表示装置201に調査結果を表示するプログラムである。
ジョブ・ジョブネット実行プログラム205は、ジョブ・ジョブネット情報データベース103に格納されている情報に従ってジョブを実行し、ジョブの実行結果をジョブ・ジョブネット状態情報データベース207に格納するプログラムである。
ジョブ・ジョブネット監視プログラム206は、ジョブ・ジョブネット情報データベース203とジョブ・ジョブネット状態情報データベース207の情報を合成して、ジョブネット内のジョブの実行結果や、変数に設定された情報などを表示装置201に表示するプログラムである。
処理の流れは、1つめの入力ファイル301をソートする処理として、入力ファイル301をソート処理302でソートして作業ファイル303に出力し、並行して2つめの入力ファイル304をソートする処理として、入力ファイル304をソート処理305でソートして作業ファイル306に出力する。その後、ソートされた作業ファイル303と作業ファイル306を、マージ処理307でマージして出力ファイル308を作成するというものである。
本例のソートマージ処理では、作業ファイル303や306を用いており、これらのファイル303,306はソートマージ処理307の入出力データとしては意識不要なものである。このため、作業ファイルの割り当てと削除処理を加えることで、作業ファイルを意識せずにソートマージ処理ができる汎用的な業務にしたものが図4である。
それぞれのジョブには、実行するコマンドやコマンドに指定するパラメータを定義する。例えば図6のようなジョブ定義画面600で定義する。
このジョブ定義画面600では、「定義タグ」を指定することにより、ジョブ名601、コメント602、実行ファイル名603、パラメータ604、標準入力ファイル名605、標準出力ファイル名606などを定義するようになっている。
また、「変数タグ」を指定することにより、入力データ及び出力データの変数や種別などを定義するようになっている(図8参照)。
ソート処理では入力ファイルが1つ、出力ファイルが1つあり、それぞれコマンドの実行時に業務の実行に必要な任意のファイルが指定できるように、その変数を指定する。
変数の定義はジョブ定義画面のダイアログに含まれており、ソート処理で使用する入力ファイル名、出力ファイル名は、例えば図8のように定義する。図8では、入力データ(入力ファイル)及び出力データ(出力ファイル)の変数として、Input-FilenameとOutput-Filenameの2つの変数を定義している。
同様に、図5のジョブである作業ファイル割り当て401と403、マージ307、作業ファイル削除402と404を定義し、各ジョブの実行順序と各入出力データの流れを関連付けたものが図9である。
先に定義したソート処理302のジョブは、図9の302のように、入力ファイル名Input-Fileと、出力ファイル名OutputNameの2つの変数を入力し、結果としてSort-Fileを出力することを示している。また、入力情報の1つである出力ファイル名は、先行ジョブの作業ファイル割り当て401の出力結果から入手することを点線の関連線で示しており、同様に出力結果であるSort-Fileは、後続のマージ処理307の入力情報となることも点線の関連線で示している。
本実施形態によれば、図9で示す2つのソート処理302と305は、それぞれ別のファイル名を入力としているが、ジョブの使用変数は、入力ファイル名がInput-File、出力ファイル名がOutputNameというように同じ値であり、1つのジョブネット内に複数のソート処理が存在しても、それぞれの変数名を変更する必要は無く、一度作成したソート処理を複写して使用することが容易である。
また、図9では、ソート処理302と305の入力ファイル名Input-File、マージ処理307の出力結果を格納する出力ファイル名Output-Fileの、合計3つの変数の入力元が解決できていない。これは7つのジョブ(401,403,302,305,307、402、404)から構成される1つのジョブネットの入力情報として、3つの変数が必要であることを示しており、図10のように、1つのジョブネットとしての入出力データをジョブの場合と同様に扱うことで、本例のソートマージ処理自体も別の業務に複写して使用することが容易となり、種々の部品を組み合わせて大きな業務を作成する際に、効果を発揮する。
なお、ジョブ定義処理の処理内容を図12、ジョブネット定義処理の処理内容を図13に示す。
この状態で、入力装置101からジョブ定義画面内の必要な定義データが入力されたならば、その入力データを解析し(ステップ1202)、不正データがあった場合にはエラー処理して終了する(ステップ1203,1204)。
ここで、不正データとは、例えば、ジョブの名称に使用できないスペースなどの特殊文字が含まれていないか、指定できる長さを超えていないか,指定が必須な項目に値が指定されているか、といったものである。
不正データがなかった場合には、ジョブ・ジョブネット情報データベース203のオブジェクト情報テーブルから未使用のオブジェクトIDを検索し、その未使用のオブジェクトIDを当該ジョブに割り当て、オブジェクト情報テーブルにジョブ名称や定義情報を格納する(ステップ1205,1206)。
ジョブ・ジョブネット情報データベース203には、図16に示すように、オブジェクト情報テーブル1710、入力変数情報テーブル1720、出力変数情報テーブル1730、実行順序情報テーブル1740が設けられている。
図17に、これらの各テーブル1710〜1740のデータ構造とデータ例を示している。
次に、入力変数定義が入力されているかを判断し(ステップ1207)、入力されていたならば、図17の入力変数情報テーブル1720に入力変数名,タイプの情報を格納
する(ステップ1208)。この場合、当該ジョブに割り当てられたオブジェクトID1721を付して格納する。
なお、図17の入力情報変数テーブル1720において、先行ジョブ(引継ぎ元ジョブ)に割り当てられるID1724はジョブネットを定義した段階で格納される。
なお、上位IDとは、オブジェクトの階層構造を管理する情報であり、本実施例のソートマージ処理のジョブ401,403,302,305,402,404は,ソートマージ処理を行う一つのオブジェクト配下に存在するジョブ群であることを管理するために,上位オブジェクトのIDを共通情報として保持しているものである。
次に、出力変数定義が入力されているかを判断し(ステップ1209)、入力されていたならば、図17の出力変数情報テーブル1730に出力変数名,タイプの情報を格納する(ステップ1210)。この場合、当該ジョブに割り当てられたオブジェクトID1731を付して格納する。
そこで、ユーザが各ジョブの関連を定義すべく、ジョブアイコン間を結ぶ実線や変数相互間を結ぶ点線を描画する操作を入力装置102で行うと、ジョブ・ジョブネット定義プログラム202は操作内容が実行順序の関連線設定かどうかを判定し(ステップ1302)、そうであった場合には、図17の実行順序情報テーブル1740にレコードを追加し、先行オブジェクトIDの情報を格納する(ステップ1303)。
同様に、操作内容が実行順序の関連線切断かどうかを判定し(ステップ1304)、そうであった場合には、実行順序情報テーブルの該当レコードを削除する(ステップ1305)。これによって、各ジョブの実行順序が定義される。
次に、操作内容が変数の関連線設定かどうかを判定し(ステップ1306)、そうであった場合には、変数のタイプは等しいかを判定し、等しくない場合には引継ぎ不可能としてエラー処理にエラーメッセージを応答する(ステップ1307,1308)。
等しい場合には、入力変数情報テーブル1720の引継ぎ元情報として引継ぎ元のオブジェクトIDと出力変数名を格納する(ステップ1310)。
同様に、操作内容が変数の関連線切断かを判定し(ステップ1311)、そうであった場合には、入力変数情報テーブル1720の該当引継ぎ元情報のオブジェクトIDをクリアする(ステップ1312)。
次に、変数の関連線(図9の点線)と実行順序の関連線(図9の実線)の妥当性をチェックし(ステップ1313)、関連線が妥当でない(矛盾がある)場合には、訂正を促す警告処理によってユーザに警告メッセージを出力する(ステップ1314,1315)。
ここでは、オブジェクト情報テーブル1710のオブジェクトID毎に、以下のチェックを行う(ステップ1401)。すなわち、入力変数情報テーブル1720に該当オブジェクトIDのレコードあるかどうかを調べ(ステップ1402)、ある場合には、次に引継ぎ元情報毎に、実行順序情報テーブル1740から先行オブジェクト一覧を求め、先行オブジェクト一覧に引継ぎ元オブジェクトIDが定義されているかどうかを調べる(ステップ1403〜1405)。もし、先行オブジェクト一覧に引継ぎ元オブジェクトIDが定義されていなかった場合には、関連定義が妥当でないと判断し、終了または警告メッセージを出力する。
以上により、ジョブとジョブネットの定義が終了し、図9のジョブネットの全ての定義を終了した段階では、図17の各テーブルの内容は図17に示すように更新される。
例えば、図9では、作業ファイル削除402の入力情報は、先行ジョブである作業ファイル割り当て401の出力結果と関連付けている。即ち、作業ファイル削除402の前提条件として、作業ファイル割り当て401が実行されている必要があるが、これは、ジョブの実行順序関係を、作業ファイル削除402から逆に辿っていき、先行ジョブはマージ処理307、さらに先行がソート処理302、さらに先行が作業ファイル割り当て401であるため、ジョブの実行順序と変数データの関連に定義上の矛盾が無いことが証明される。
加えて、ジョブの実行条件としてジョブにスケジュールを指定することができるジョブネット制御システムの場合は、同じ日に実行予定があるかどうかを機械的に調査し、警告を発することができる。例えば、誤って作業ファイル割り当て301に、月曜日だけ実行するようにスケジュールを付けた場合、作業ファイル割り当て401の出力結果を参照しているソート処理302や作業ファイル削除処理402が月曜日以外にも実行されるスケジュールであれば、月曜日以外は前提条件である作業ファイル割り当て401が実行されないため、正しく実行することができないことを機械的に調査することができる。
また、それぞれの変数は図8で示すようにタイプを定義することができるようになっているため、異なるタイプの変数間で関連付けを行っていないかを調査することができる。
また、変数の関連と実行順序の関連の妥当性チェックについて、調査対象のジョブをオブジェクト情報テーブル1710を順読みすることで1つずつ求め、求まったオブジェクトID1711をキーに、入力変数テーブル1720を検索し、同一キーを持つレコードが存在した場合は,このオブジェクトに入力変数が存在することを示しており、同レコードにある引継ぎ元オブジェクトID1724から、変数の引継ぎ元オブジェクトのオブジェクトIDを求めることができる。
そして、先に求めたオブジェクトID1711をキーに実行順序情報テーブル1740を検索し、存在した場合はその先行オブジェクトID1742についても再帰的に実行順序情報テーブル1740に検索を行い、調査対象ジョブの先行オブジェクトの一覧を作成することができる。変数の引継ぎ元オブジェクトIDがこの先行オブジェクトの一覧に存在する場合は、変数の引継ぎ関係と実行順序関係は正しいと判断することができ、存在しない場合は、関連に問題がある可能性があることを見つけることができる。
ジョブの実行状態の概要は、図9で定義したジョブネット図で各ジョブを表すアイコンの色が変化することで監視できる。例えば、図9でソート処理305が異常終了した場合は、ソート処理305のアイコンを特定の色(例えば赤色)に変化させる。異常が検知され、異常の詳細を確認する場合は、アイコンから詳細な情報を表示する画面を表示し、例えば図11のような画面を表示させる。
この画面よりソート処理305が異常終了した原因を推測し、入力ファイルが正しく存在するかなどを確認する。この時、図9に示すように変数情報も合わせて表示されているため、変数に設定された値を確認することができるようにすることで、先行ジョブから引き継がれたデータに問題がある場合などは、先行ジョブを変数データの関連線から辿り問題を容易に発見することができる。
また、異常があったジョブの結果を参照している後続ジョブを容易に確認できる。なお、画面上で変数を選択した際に、選択した変数の関連線や関連先の変数を強調表示することで、さらに視認性の向上を図ることも可能である。
図15において、ジョブ・ジョブネット監視プログラム204が図9と同じジョブネット監視画面を表示する(ステップ1501)。
この画面において、ユーザからの指令を待ち、その指令に応じて、以下の処理を行う。
すなわち、入力指令がジョブの詳細細結果表示であった場合には、ジョブ詳細結果を表示する(ステップ1502、1503)。
また、入力指令が変数の設定値表示であった場合には、図19のように変数画面で図9で選択したジョブの変数の設定値を表示する(ステップ1504,1505)。
また、入力指令が変数の関連値表示であった場合には、指定変数の先行と後続の変数を求め、先行と後続の変数を強調表示する(ステップ1506〜1508)。
Claims (2)
- 電子計算機上でプログラムやシェルスクリプトなどの実行単位からなるジョブを複数関連付けて定型的な業務を実行するジョブネット管理システムにおいて、
表示装置にジョブ定義画面を表示させる第1の手段と、
表示されたジョブ定義画面上で各ジョブの実行に際して前提となる入力データを表す変数と、別のジョブの入力データとなるジョブの出力データを表す変数をそれぞれ独立したオブジェクトとしてジョブ単位に定義する情報を入力装置から受付け、ジョブ単位のオブジェクト識別情報を付した第1のテーブルに格納する第2の手段と、
前記第2の手段により受付けた各ジョブの入力データ及び出力データの変数をジョブ単位のアイコンとしてジョブネット定義画面を表示装置に表示させる第3の手段と、
表示されたジョブネット定義画面上で各ジョブの実行順序の関連、各ジョブの入力データ及び出力データの変数の関連を入力装置における接続線描画操作によって受付け、各ジョブの実行順序の関連を第2のテーブルに格納し、各ジョブの入力データの変数の関連を定義した関連定義情報を第3のテーブルに格納し、出力データの変数の関連を定義した関連定義情報を第4のテーブルに格納する第4の手段と、
前記第4の手段により各ジョブの入力データ及び出力データの変数の関連を定義するに際し、接続線によって関連付けられた入力データとその引継ぎ元の出力データの変数のタイプが同一であるかを判定し、同一でなかった場合にはエラー情報を出力する第5の手段と、
前記第4の手段により定義された各ジョブの実行順序の関連について、前記第1〜第4のテーブルに格納された情報に基づき先行ジョブが定義されているかをチェックし、定義されていない場合は訂正を促す警告を発する第6の手段をさらに備えることを特徴とするジョブネット管理システム。 - 前記第1〜第4のテーブルに格納された情報に基づくジョブネットの実行中に異常が発生した場合、ジョブネット全体の表示画面に異常終了したジョブのアイコンと、その先行及び後続のジョブの変数を強調表示する第7の手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のジョブネット管理システム。
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