JP4682446B2 - 放送言語表示機能を有する放送受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、現在出力中の放送言語に関する情報を表示手段にOSD表示させる放送言語表示機能を有する放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の言語によるメニュー表示を行うテレビジョン受像機において、所定の特別な指令コードを受けたときは、他のメニューを表示する前に、言語選択メニューを表示するものが知られている(例えば、特開平7−95492号公報参照)。このテレビジョン受像機によれば、ユーザは、メニュー言語の設定を容易に行うことができる。また、映像中にオンスクリーン表示する文字の言語をユーザが選択する映像表示装置において、言語の選択の際に、選択前の言語と選択後の言語をOSD表示するものが知られている(例えば、特開2000−206955号公報参照)。この映像表示装置によれば、ユーザの誤操作によって理解できない言語が表示されたときであっても、選択前の言語の表示により、容易に選択前の状態に復帰することができる。
【0003】
また、近年、北米においては、放送局からATSC(Advanced Television Systems Committee)に準拠するデジタル放送が配信されている。このデジタル放送を受信して、既存のNTSC(National Television Systems Committee)のアナログ放送対応のテレビジョン受像機が受像可能な信号に変換するための放送受信装置(セットトップボックス:以下STBと記す)が普及しつつある。このSTBに上記のような機能を持たせることは可能である。
【0004】
ところで、上記のデジタル放送では、複数の放送言語の音声信号を伴った放送信号が配信されており、ユーザは、この複数の放送言語の中から自身の好みに応じた放送言語を選択して、聴取することができる。そして、STBでは、ユーザによる放送言語の選択を容易なものとするため、ユーザが選択した言語に関する情報を映像に付加してOSD表示する放送言語表示機能を備えたものがある。このようなSTBでは、各放送言語とその放送言語に対応するIDコードが言語データテーブルとして予めメモリに記憶されている。そして、STBは、放送信号ヲ解析して放送言語ごとに定められたIDコードを取得し、上記言語データテーブルを参照することにより、どの放送言語により放送がなされているかを特定し、該当する放送言語を示したOSD表示を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、デジタル放送の規格によると102種類もの放送言語が定められており、将来さらに追加される可能性もある。これら全ての言語についてIDコードと、OSD表示の際に映像に付加するために必要な表示データをメモリに記憶させるには、大きな記憶容量を有するメモリが必要となり、装置のコストダウンを妨げる要因となる。また、放送言語の特定は、装置全体の制御を司る制御部が、上記取得したIDコードを言語データテーブルの中から検索することによりなされる。このとき、放送言語を特定するためには102種類以上のIDコードを検索しなければならないことになり、このような場合は、チャンネルを変更してから放送言語がOSD表示されるまでに時間がかかり、使い勝手が良くない。また、IDコードの検索中は、制御部は他の処理を行えないため、装置の反応速度が一時的に遅くなる可能性がある。
【0006】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、低コストで、かつ、チャンネル変更から放送中の放送言語がOSD表示されるまでの時間を短縮し、ユーザの使い勝手の向上を図ることができる放送言語表示機能を有する放送受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、装置本体にチャンネル変更指令を入力するための入力手段と、放送局から複数言語の音声信号を伴って発信される符号化されたデジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したデジタル放送信号から映像信号、音声信号及び制御信号を抽出する信号抽出手段と、前記信号抽出手段によって抽出された映像信号に含まれる映像信号を復号して、その復号信号を本装置に接続された映像を表示する表示手段に出力するデジタル復号手段と、前記信号抽出手段によって抽出された制御信号を記憶する記憶手段と、前記表示手段に所定のオンスクリーンディスプレイ(以下、OSDと記す)表示をさせるOSD出力手段と、前記音声信号に基いて音声を出力する音声出力手段に出力させる音声信号処理手段と、上記装置の各手段を制御する制御手段とを備え、現在、音声出力手段から出力している放送言語に関する情報をOSD表示させる放送言語表示機能を有する放送受信装置において、前記記憶手段には、放送局から放送される可能性が有る放送言語のうち、主要な1つ又は複数の放送言語とそのIDコードが言語データテーブルとして予め記憶されており、前記言語データテーブルの中からユーザにより所望の放送言語が選択され、前記制御手段は、前記信号抽出手段が抽出した制御信号を解析して得られたVCT(Virtual Channel Table)を参照することにより、前記受信手段で受信した放送信号に含まれる放送言語のIDコードを取得し、前記音声出力手段から出力させている放送言語のIDコードを、ユーザによって選択された前記放送言語のIDコードの中から検索し、このIDコードが存在する場合は、該当する放送言語によって音声出力している旨のOSD表示を前記表示手段に出力させ、IDコードが存在しない場合は、その他の言語で音声出力している旨のOSD表示を前記表示手段に出力させるものである。
【0008】
この構成においては、記憶手段には、放送局から発信される頻度の高い主要な放送言語、例えば、英語、フランス語及びスペイン語等とそれらのIDコードが言語データテーブルとして記憶されている。制御手段は制御信号を解析して得られたVCTを参照して、放送されている放送言語のIDコードを取得する。そして、言語データテーブルを検索して、言語データテーブル内に上記VCTを参照して取得し音声出力手段から出力させている放送言語のIDコードが存在するか否かを判断する。上記出力中のIDコードが存在すれば、OSD出力手段に指令を出し、該当する放送言語によって音声出力している旨のOSD表示を行う。上記の例では、表示画面の端に“英語”,“フランス語”,“スペイン語”等をOSD表示させる。一方、上記出力中のIDコードが存在しなければ、OSD出力手段に指令を出し、その他の放送言語で音声出力している旨のOSD表示を行う。このOSD表示は、表示画面の端に“その他”(OTHER)を表示させればよい。このように、記憶手段には主要な放送言語についてのみ記憶させればよいので、記憶手段のデータ記憶領域を少なくすることができる。また、記憶手段に記憶させるOSD表示を映像に付加するための表示データも少なくすることができる。さらに、記憶手段に記憶させている主要な放送言語についてのみIDコードの検索処理を行えばよいので、放送される可能性を有する全ての放送言語について検索処理を実行する場合と比較して、少ない時間で検索することができる。従って、放送言語についてのOSD表示を迅速に行える。なお、“その他”を表示するときは、ユーザは、どの放送言語によって音声出力されているのかを知ることができない場合もあるが、上述のごとく、放送される頻度が高い主要な放送言語のIDコードを言語データテーブルとして記憶すれば、ほとんどの場合はこれらの放送言語が表示されるので、ユーザの使い勝手が悪くなることもない。また、言語データテーブル中の全ての放送言語について検索するのではなく、ユーザに選択された放送言語について検索を行う。従って、ユーザの嗜好に応えつつ、検索に要する時間を短縮することができる。なお、ユーザは、入力手段を用いて放送言語を選択すればよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態に係るデジタル放送受信装置(セットトップボックス:以下STBと記す)について図面を参照して説明する。図1はSTBのブロック構成を示す。STB1は、本体ボタン又はリモコン等の入力装置11(入力手段)を用いたユーザからの操作入力に応じて、テレビジョン放送局から発信されATSCに準拠する符号化されたデジタル放送信号をアンテナ10により受信し、NTSCに準拠した映像信号に変換して表示装置12(表示手段)に表示させる装置である。デジタル放送では、複数の放送言語の音声信号を伴った放送信号が配信されており、STB1はスピーカ装置15(音声出力手段)から現在出力している放送言語を表示装置12にOSD表示させる機能を有している。
【0014】
STB1は、例えば、8VSB(Vestigial Side Band)の変調方式により送信されるデジタル放送信号を受信するチューナ2(受信手段)と、チューナ2により受信したデジタル放送信号をトランスポートストリーム(Transport Stream:以下、TSと記す)信号に変換するTS変換回路4と、TS変換回路4が変換したTS信号を解析して映像信号を復号し、表示装置12に映像を表示させるTS解析回路6と、デジタル放送の各メインチャンネルの発信周波数、放送言語等に関するチャンネル情報を記憶するメモリ7(記憶手段)と、所定の放送言語のデジタル音声信号を抽出し、スピーカ装置15に音声を出力させる音声出力回路9(音声信号処理回路)と、受信装置各部を制御するCPUからなる制御部8(制御手段)とを備えている。
【0015】
チューナ2は、アンテナ10により受信されたデジタル放送信号の供給を受け、ユーザが入力装置11から制御部8に入力した指令に応じて選局動作を行ない、ユーザが入力したチャンネルに対応する周波数帯域に存在する8VSB変調のデジタル放送信号を受信する。TS変換回路4は、チューナ2が受信した8VSB変調の放送信号をTS信号に変換する。
【0016】
TS解析回路6は、TS変換回路4が変換したTS信号を解析し、必要に応じてOSD表示を付加した映像信号を表示装置12に出力する。図2は、TS解析回路6のブロック構成を示す。TS解析回路6は、トランスポートパーサ6a(信号抽出手段)と、外部メモリインターフェース6bと、ビデオデコーダ6c(デジタル復号手段)と、ディスプレイコントローラ6dと、OSD回路6e(OSD出力手段)と、デジタルビデオエンコーダ6fと、オーディオインターフェース6gと、ホストプロセッサインターフェース6hとPLL(Phase Locked Loop)回路6iとを備えている。トランスポートパーサ6aは、TS変換回路4から伝送されたTS信号を取得し、これを映像信号、音声信号及び制御信号に分解する。外部メモリインターフェース6bは、ホストプロセッサインターフェース6hを介して制御部8からの指令を受け、トランスポートパーサ6a、ビデオデコーダ6c及びディスプレイコントローラ6dとメモリ7との接続を司る。例えば、トランスポートパーサ6aによって分解された映像信号、音声信号及び制御信号は、それぞれ、外部メモリインターフェース6bを介してメモリ7に格納される。
【0017】
ビデオデコーダ6cは、制御部8からの指令を受け、メモリ7に格納させた映像信号を読み出して復号する。ディスプレイコントローラ6dは、制御部8からの指令を受け、ビデオデコーダ6cが復号した映像信号をNTSCのフォーマットに変換する。OSD回路6eは、制御部8からの指令を受け、ビデオデコーダ6cが変換したNTSCの映像信号をデジタルビデオエンコーダ6fに送出する他、必要に応じて映像信号にOSD表示を付加した信号をデジタルビデオエンコーダ6fに送出する。このOSD回路6eは、制御部8からの指令に応じて、1フレームの映像信号ごとにOSD表示を付加する演算処理を行い、所定の色によるOSD表示を表示装置12に表示させることができる。また、上記演算処理を行うためにOSD回路6eには、メモリが内蔵されている。
【0018】
デジタルビデオエンコーダ6fは、制御部8からの指令を受け、OSD回路6eから送出された映像信号をアナログ信号に変換して表示装置12に出力する。オーディオインターフェース6gは、トランスポートパーサ6aが分解した音声信号を音声出力回路9に送出する。また、ホストプロセッサインターフェース6hは、制御部8からの指令をトランスポートパーサ6aと、外部メモリインターフェース6bと、ビデオデコーダ6cと、ディスプレイコントローラ6dと、OSD回路6eと、デジタルビデオエンコーダ6fに伝送する。また、PLL回路6iは、入力されるクロック信号に基づいて局部発振周波数を所定の周波数に一致させる。
【0019】
メモリ7は、放送局から放送される可能性を有する放送言語のうち、主要な1つ又は複数の放送言語とそのIDコードが言語データテーブル7aとして記憶する。図1では、英語、フランス語及びスペイン語と、それらのIDコードとがそれぞれ関連付けて記憶されている。また、メモリには、放送中の言語についてのOSD表示を映像に付加して表示させるための表示データがそれぞれの言語ごとに記憶されている。制御部8は、ユーザによる入力装置11を用いた入力操作を受けて、各部の制御をデータバス(Data-Bus)を通して行う。例えば、制御部8は、メモリ7に格納された制御信号を読み出してVCT(Virtual Channel Table)を解析し、それに含まれるステータス信号に基づいて現在受信中のチャンネルのチャンネル情報を取得し、このチャンネル情報をOSD回路6e、デジタルビデオエンコーダ6fを介して表示装置12に出力させる。
【0020】
音声出力回路9は、オーディオインターフェース6gから取得した音声信号をスピーカ装置15に対応する音声信号に変換し、この音声信号をスピーカ装置15に送出する。具体的には、制御部8から指示された放送言語に関する音声信号を抽出し、復号処理し、アナログ信号に変換している。入力装置11は、ユーザによるチャンネル変更等の操作指令を制御部8に対して入力するための装置である。この入力装置11の例としては、STB1の前面に設けた本体ボタンや、赤外線等を用いてSTB1の動作指令を行うリモコン等が挙げられる。表示装置12は、テレビジョン受像機の表示画面を用いてもよいし、また、CRTの他、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等のフラットパネルディスプレイ装置であってもよい。その際、表示装置12が、デジタル信号の入力に対応していれば、デジタルビデオエンコーダ6fを介さずに、OSD回路6eから表示装置12の入力端子に直接に接続する構成であってもよい。スピーカ装置15は、音声出力回路9に接続され、音声出力回路9にて処理された音声信号に基いて音声を出力する。
【0021】
制御部8は、上述したように、VCTを解析し、それに含まれるステータス信号に基いて現在受信中のチャンネルのチャンネル情報を取得する。このチャンネル情報の中には、そのチャンネルで現在放送されている放送言語のIDコードが含まれている。制御部8は、放送局又はユーザが設定した優先順位等に基いて選択した放送言語に関する信号を音声出力回路9に伝送する。この信号を受けた音声出力回路9は、トランスポートパーサ6aが分解した音声信号の中から該当する放送言語の音声信号を抽出してスピーカ装置15から出力させる。また、制御部8は、言語データテーブル7aを検索して、言語データテーブル7aにスピーカ装置15から出力させている放送言語のIDコードが存在するか否かを判断する。上記IDコードが存在すれば、該当する放送言語によって音声出力している旨のOSD表示を行う。制御部8は、該当する放送言語のOSD表示を行うための表示データを読み出して、OSD回路6eに出力し、表示装置12にOSD表示をさせる。例えば、図3(a)は、“英語”(ENGLISH)によって音声出力している旨のOSD表示画面を示している。一方、上記IDコードが存在しなければ、その他の放送言語で音声出力している旨のOSD表示を行う。例えば、図3(b)は、このような場合における“その他”(OTHER)をOSD表示している画面を示している。この“その他”をOSD表示するためのデータもメモリ7に記憶されている。制御部8は、このデータを読み出してOSD回路6eに出力し、表示装置12にOSD表示をさせる。
【0022】
図4は、チャンネル変更時に出力中の放送言語のOSD表示を行う際の、制御部8の動作手順を示している。ユーザよりチャンネル変更指令の入力があると、メモリ7に記憶させた制御信号を解析してVCTを取得する(#1)。そして、このVCTを参照することにより、放送言語のIDコードを含むチャンネル情報を取得する(#2)。さらに、映像及び音声を出力しながら(#3)、言語データテーブル7aを検索する(#4)。その結果、#2で取得し、音声出力している放送言語IDコードが存在すれば(#5においてYES)、表示手段12に該当する放送言語を出力させる(#6)。IDコードが存在しなければ(#5においてNO)、表示手段12に“OTHER”をOSD表示させる(#7)。こうして、現在放送中の言語について、OSD表示がなされる。なお、上記の処理は、チャンネル変更時に限られず、STB1の起動時や、番組プログラムが切替わったときに出力中の放送言語をユーザに知らせるために行ってもよい。
【0023】
このように、本STB1によれば、言語データテーブル7aに記憶する放送言語を放送頻度の高い主要な言語に限定し、それ以外の言語をひとまとめにして、その他の言語として表示処理することとしている。従って、メモリ7内にデジタル放送の規格で規定されている102種類の全ての放送言語についてIDコードを記憶する必要がない。また、上記102種類の放送言語についてOSD表示を付加するための表示データを記憶する必要もない。例えば、図1に示したように言語データテーブル7aに英語、フランス語及びスペイン語の3個の言語のIDコードを有する場合は、これら3個の言語についての表示データと、“OTHER”を表示するための表示データを記憶するだけでよい。このため、メモリ7の記憶領域は、102種類の放送言語を記憶する場合に比べて少なくすることができ、装置の製造コストの低減を図ることが可能になる。また、制御部8は、メモリ7に記憶させている上記3個の放送言語についてのみIDコードの検索処理を行えばよいので、検索に要する時間を短かくすることができ、放送言語についてのOSD表示を迅速に行え、他の処理に支障をきたす虞もない。
【0024】
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であり、例えば、制御部は、言語データテーブル7aの全ての放送言語について検索するのではなく、ユーザに選択された放送言語について検索を行うようにしてもよい。このようにすれば、従って、ユーザの嗜好に応えつつ、検索に要する時間をさらに短縮することができる。なお、このときユーザは、入力装置11を用いて放送言語を選択すればよい。また、取得したIDコードが言語データテーブル7a内に存在しない場合における“その他”のOSD表示は、省略してもよい。また、STB1は、ATSCのデジタル放送信号に加えて、NTSCのアナログ放送信号をも受信することができる構成としてもよい。この場合、チューナ2はアナログ放送の配信される帯域の放送信号をも受信できるものとされ、STB1はチューナ2が受信したアナログ放送信号を復号するアナログデコーダを別途備えたものとされる。
【0025】
以上のように請求項1の発明によれば、デジタル放送受信装置において、記憶手段の記憶容量を少なくすることができ、装置の製造コストを低減することができる。また、IDコードの検索時間を短縮することにより、チャンネル変更から放送言語がOSD表示されるまでの時間を短縮し、ユーザの使い勝手の向上を図ることができる。また、言語データテーブルに記憶させた放送言語以外の言語によって音声出力している場合は、その旨の表示を行うので、ユーザは音声出力状態を容易に理解することができる。また、デジタル放送受信装置において、IDコードの検索時間を短縮することにより、チャンネル変更から放送言語がOSD表示されるまでの時間を短縮し、ユーザの使い勝手の向上を図ることができる。さらに、ユーザによって言語データテーブルをカスタマイズ可能となり、使い勝手はさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるデジタル放送受信装置のブロック構成図。
【図2】 同装置のTS解析回路のブロック構成図。
【図3】 同装置の音声出力中の放送言語をOSD表示した画面を示した図。
【図4】 同装置のチャンネル変更時に現在出力中の放送言語のOSD表示を行う際における制御部の動作手順を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 STB(放送受信装置)
2 チューナ(受信手段)
6a トランスポートパーサ(信号抽出手段)
6c ビデオデコーダ(デジタル復号手段)
6e OSD回路(OSD出力手段)
7 メモリ(記憶手段)
7a 言語データテーブル
8 制御部(制御手段)
9 音声出力回路(音声信号処理手段)
11 入力装置(入力手段)
12 表示装置(表示手段)
15 スピーカ装置(音声出力手段)
Claims (1)
- 装置本体にチャンネル変更指令を入力するための入力手段と、放送局から複数言語の音声信号を伴って発信される符号化されたデジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したデジタル放送信号から映像信号、音声信号及び制御信号を抽出する信号抽出手段と、前記信号抽出手段によって抽出された映像信号に含まれる映像信号を復号して、その復号信号を本装置に接続された映像を表示する表示手段に出力するデジタル復号手段と、前記信号抽出手段によって抽出された制御信号を記憶する記憶手段と、前記表示手段に所定のオンスクリーンディスプレイ(以下、OSDと記す)表示をさせるOSD出力手段と、前記音声信号に基いて音声を出力する音声出力手段に出力させる音声信号処理手段と、上記装置の各手段を制御する制御手段とを備え、現在、音声出力手段から出力している放送言語に関する情報をOSD表示させる放送言語表示機能を有する放送受信装置において、
前記記憶手段には、放送局から放送される可能性が有る放送言語のうち、主要な1つ又は複数の放送言語とそのIDコードが言語データテーブルとして予め記憶されており、
前記言語データテーブルの中からユーザにより所望の放送言語が選択され、
前記制御手段は、前記信号抽出手段が抽出した制御信号を解析して得られたVCT(Virtual Channel Table)を参照することにより、前記受信手段で受信した放送信号に含まれる放送言語のIDコードを取得し、
前記音声出力手段から出力させている放送言語のIDコードを、ユーザによって選択された前記放送言語のIDコードの中から検索し、このIDコードが存在する場合は、該当する放送言語によって音声出力している旨のOSD表示を前記表示手段に出力させ、IDコードが存在しない場合は、その他の言語で音声出力している旨のOSD表示を前記表示手段に出力させることを特徴とする放送言語表示機能を有する放送受信装置。
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