JP4682213B2 - エアゾール用撥水処理組成物及びエアゾール型撥水処理剤 - Google Patents

エアゾール用撥水処理組成物及びエアゾール型撥水処理剤 Download PDF

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Description

本発明は、エアゾール用撥水処理組成物及び、それを用いたエアゾール型撥水処理剤に関するものであり、より詳しくは、鏡やガラス面等に、水滴の付着を完全に防止しながら、ムラ無く確実に撥水性を付与する撥水処理組成物及び撥水処理剤に関するものである。
従来、例えば鏡やガラス等の表面(以下、ガラス面等と記載することがある。)に、撥水性を付与する処理剤が、各種検討されている。
中でも、微粒子をガラス面等に施与することによって、水滴の接触面積を減らし、撥水性を付与する方法が種々開発されており、例えば、特許文献1のような撥水塗料等がある。
しかし、特許文献1の微粒子含有撥水塗料では、接触した水分の接触角が高いものの、転落角が高く、しかも長期に撥水性を持続することができないという問題があった。
この問題を解決するため、我々は、高い接触性を低い転落角と、更には長期撥水性の持続をも同時に達成し得る撥水処理剤を開発した(特許文献2)。
しかしながら、この撥水処理剤は、主に、スポンジに含浸させて、適用面に施与する方法や、刷毛塗り,トリガースプレー等のスプレーコーティング等を想定している。
このスプレーコーティングは、スポンジや刷毛等を用いるよりは、簡便な方法に思えるが、処理剤が均一に塗布されず、斑に付着し、施与面が斑に白濁するばかりか、肝心の撥水性にもムラが出来るという欠点がある。
微粒子による撥水性の均一な付与には、微粒子を、施与面にできるだけ均一に積層することが必要だからである。
そこで本発明者等は、この欠点を改良するために、一般に、スプレー式よりも均一に内容物を噴霧・施与できるエアゾール容器で、この撥水処理剤を施与することを検討した。
しかしながら、上記の特許文献2の撥水処理剤を、そのまま単に公知のエアゾール容器に入れただけでは、撥水処理剤の施与時に結露が生じるという新たな問題が発生し、結局は、スプレー式の場合と同様に、白濁や撥水性のムラ等が起こるという予想外の結果となることが判明した。
特開平11−029722号公報 特願2006−217221号
本発明者は、上記の問題を解決するために鋭意検討した結果、スプレー用の撥水剤を一般的なエアゾール剤に応用しただけでは、噴霧された撥水剤がエアゾールの原理である液体ガスの気化によって冷却され(気化熱の放出)てしまい、撥水性能を付与すべき施与面において結露を起こし、結局は結露(水分)中で微粒子が再凝集する(つまり、粒子の均一な施与を妨害する)ため、この結露・再凝集を防止することこそが重要であることを見出し、本発明に到達したものであって、その目的とするところは、結露の発生を防止しながら、施与面の白濁や撥水性のムラ無く、確実に撥水性を付与し得る、エアゾール用の撥水処理組成物及びエアゾール型撥水処理剤を提供するにある。
上述の目的は、下記第一の発明から第八の発明によって、達成される。
<第一の発明>
平均粒子径が10nm以下の微粒子,反応性シリコーン,溶媒を含有することを特徴とする、エアゾール用撥水処理組成物。
<第二の発明>
更に酸を含むことを特徴とする、第一の発明記載のエアゾール用撥水処理組成物。
<第三の発明>
更にカップリング剤を含むことを特徴とする、第一の発明又は第二の発明記載のエアゾール用撥水処理組成物。
<第四の発明>
微粒子の含有量が、エアゾール用撥水処理組成物の総量を100として、0.01〜20質量%であることを特徴とする、第一の発明乃至第三の発明のいずれかに記載のエアゾール用撥水処理組成物。
<第五の発明>
反応性シリコーンの含有量が、エアゾール用撥水処理組成物の総量を100として、0.001〜20質量%であることを特徴とする、第一の発明乃至第四の発明のいずれかに記載のエアゾール用撥水処理組成物。
<第六の発明>
第一の発明乃至第五の発明のいずれかに記載のエアゾール用撥水処理組成物と、エアゾール容器を構成要素として含むことを特徴とする、エアゾール型撥水処理剤。
<第七の発明>
エアゾール容器の噴出口の口径が、0.1〜5mmであることを特徴とする、第六の発明に記載のエアゾール型撥水処理剤。
<第八の発明>
噴射時の撥水処理組成物の拡散角度が、5〜20度であることを特徴とする、第六の発明又は第七の発明に記載のエアゾール型撥水処理剤。
本発明の、エアゾール用撥水処理組成物や、エアゾール型撥水処理剤は、水滴の接触角が大きく尚かつ転落角が低いという利点を有している。しかも本発明の、エアゾール用撥水処理組成物や、エアゾール型撥水処理剤は、鏡やガラス面等に、水滴の付着を完全に防止しながら、ムラ無く確実に撥水性を付与することができる、撥水処理組成物及び撥水処理剤である。
[本発明のエアゾール用撥水処理組成物]
本発明のエアゾール用撥水処理組成物は、平均粒子径が10nm以下の微粒子,反応性シリコーン,溶媒を含有するものである。
以下、各成分について、詳述する。
《平均粒子径が10nm以下の微粒子》
本発明に用いられる平均粒子径が10nm以下の微粒子としては、有機,無機いずれでも使用可能であるが、使用後の変性が少ない,環境への影響が少ない,安価に入手し易い等の理由で、無機粒子が好ましい。
具体的には、無機微粒子としては、無水シリカ等の二酸化ケイ素(シリカ),シラス(シリカを主成分とする火山灰堆積物),石英ガラス(シリカガラス),ケイ酸マグネシウム,ケイ酸カルシウム等のケイ素を含む粒子,酸化チタン,酸化亜鉛,酸化アルミニウム(アルミナ),酸化マグネシウム,酸化ジルコニウム(ジルコニア),酸化スズ,酸化インジウム,スズドープ酸化インジウム,インジウムドープ酸化スズ,アンチモンドープ酸化スズ,炭酸マグネシウム,炭酸カルシウム,リン酸カルシウム,ホウ酸アルミニウム,ホウ酸マグネシウム,ケイ酸ジルコニウム,窒化アルミニウム,等の、金属系粒子,窒化ケイ素,窒化ホウ素等の窒化物,真珠岩,シリコーン樹脂製粒子,ナイロンパウダー等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中でも、シリカ,特に無水シリカが好ましく、最も好ましくは、超微粒子無水シリカである。
二酸化ケイ素の微粒子の製法としては、下記の湿式と乾式が挙げられるが、無水シリカは、乾式法によって製造される。
(1)湿式法とは、ケイ酸ナトリウムと酸を反応させる方法であるが、中でも、高純度の硅砂を原料としたケイ酸ソーダと、硫酸を混合して得られるケイ酸ゾルを重合して一次粒子とし、三次元的な凝集体を形成し、ゲル化し、得られたシリカを微粉化したものが、多孔質化し易く、比表面積の大きなものが得られる点で好ましい。
(2)乾式法とは、四塩化ケイ素の分解による方法であるが、内部比表面積を持たない、コンパクトなシリカが得られやすい。
また、微粒子としては、表面が、予め疎水化処理されているものが好ましい。
疎水化処理方法としては、各種の公知の方法が挙げられるが、例えば、湿式シリカ(無水シリカ)の場合、親水性のシリカ(表面にOH基を有するシリカ)を、シランまたはシロキサン等で化学的に処理する方法が挙げられる。
疎水化処理したシリカとしては、例えば以下のようなものが挙げられる。
日本アエロジル社製のシリル化シリカ:
アエロジル(登録商標)R812,アエロジル(登録商標)R812S,アエロジル(登録商標)R8200,アエロジル(登録商標)NAX50,アエロジル(登録商標)NX90,アエロジル(登録商標)RX200,アエロジル(登録商標)RX300,アエロジル(登録商標)RX50等
日本アエロジル社製のジメチルシリル化シリカ:
アエロジル(登録商標)R976,アエロジル(登録商標)R976S,アエロジル(登録商標)R974,アエロジル(登録商標)R972等
日本アエロジル社製の、デカメチルテトラシロキサン処理シリカ:
アエロジル(登録商標)R202,アエロジル(登録商標)NY50,アエロジル(登録商標)RY200,アエロジル(登録商標)RY200S,アエロジル(登録商標)RY300,アエロジル(登録商標)RY50等
旭化成ワッカーシリコーン社製の、アルキルシラン表面処理疎水性シリカ(WACKER HDL(登録商標)シリーズ):
シリカ表面の水酸基と、ポリジメチルシロキサンの両末端とを化学結合させることによって、シリカをほぼ完全に疎水化した、HDK(登録商標)H18(旭化成ワッカーシリコーン社製)
予め疎水化処理された微粒子は、吸湿性が、親水性微粒子よりも低いため、エアゾール容器から噴出させた際の、結露の可能性を、より低減し、撥水性能を良くすることができる。
また、有機微粒子としては、ポリメタクリル酸メチル等の、架橋重合体等が挙げられる。
また、本発明に用いられる微粒子は、その平均粒子径、より具体的には、1次平均粒子径が、10nm以下であることが必要であり、好ましくは、5〜8nmである。
平均粒子径が10nmを超えると、透明性が低下してしまい、視界不良等、透明性を確保できる撥水処理組成物として用いることができない場合がある他、エアゾール容器から噴出させた際に、エアゾールの機構上、細い配管を通るので、動脈硬化のようにつまりや噴霧異常を引き起こしてしまうからである。
なお、平均粒子径とは、微粒子が凝集してしまった際の見掛けの粒子径ではなく、個々の微粒子の平均粒子径を意味する。
このような平均粒子径は、例えば、電子顕微鏡観察によって得られる観察像を、コンピュータに読み込み、コンピューターノギスによって、測定した粒子径の平均径を求めることにより算出することができる。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物中における、平均粒子径が10nm以下の微粒子の含有量は、エアゾール用撥水処理組成物総量を100として、0.01〜20質量%であることが好ましく、より好ましくは、0.05〜10質量%,特に好ましくは、0.1〜5質量%,最も好ましくは、0.2〜2量%である。
《反応性シリコーン》
本発明に用いられる反応性シリコーンとしては、特に限定されるものでは無く、例えば、ポリシロキサンの側鎖及び/又は末端に、反応性官能基が導入されている反応性シリコーンであれば良い。反応性官能基の導入位置により、側鎖型,両末端型,片末端型,側鎖両末端型等に分類されるが、本発明においては、いずれをも用いることができ、その目的および用途によって、適宜選択される。
ポリシロキサンとしては、ジメチルポリシロキサン等のオルガノポリシロキサン等が挙げられる。
反応性官能基の具体例としては、例えば、アミノ基,エポキシ基,カルボキシル基,カルビノール基,メルカプト基,フェノール基等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が併用して導入されていてもよい。
これら反応性官能基のうち、アミノ基が好ましいものとして挙げられる。アミノ基が導入されたアミノ変性シリコーンは、その他の変性シリコーンに比べて、耐久性(撥水持続性)に特に優れるからである。
本発明に用いられる上記の反応性シリコーンは、公知の方法で製造することもできるが、市販品として市場から購入することもできる。
例えばアミノ変性シリコーンの場合、信越化学工業,旭化成ワッカーシリコーン,東レ・ダウコーニング・シリコーン等から購入することができる。
具体的には、アミノ変性シリコーンとしては、例えば、下記の表1に記載のもの等が挙げられる。
Figure 0004682213
また、アミノ変性以外の変性シリコーンとしては、エポキシ基が導入されたエポキシ変性シリコーンは、信越化学工業等から購入することができる。
具体的には、上記のような変性シリコーンとしては、例えば、下記の表2に記載のもの等が挙げられる。
Figure 0004682213
また、上記した反応性シリコーンの25℃での動粘度は、例えば500mm/s以上,好ましくは、650〜50000mm/sである。
また、上記した反応性シリコーンの官能基当量は、例えば、300〜10000、好ましくは、1000〜5000であり、より具体的には、アミノ変性シリコーンのアミン当量が、例えば、300〜8000、好ましくは、1000〜4000である。
300以上であると、撥水性の付与効果に特に優れ、10000以下で、ガラス面への吸着性に特に優れるほか、撥水剤中での水溶性及び均一分散性に優れ、また、特に油膜になり難く、撥水の持続性に優れるという利点を有するからである。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物中における、反応性シリコーンの含有量は、エアゾール用撥水処理組成物総量を100として、0.001〜20質量%であることが好ましく、より好ましくは、0.003〜10質量%,特に好ましくは、0.008〜2質量%,最も好ましくは、0.01〜1質量%である。
反応性シリコーンの含有量が20質量%以下の場合に、撥水処理性能が特に高く、0.001質量%以上の場合に、撥水持続性に特に優れているからである。
《溶媒》
本発明に用いられる溶媒としては、メチルアルコール,エチルアルコール,ビニル(エテニル)アルコール,アセチルアルコール,プロピルアルコール,イソプロピルアルコール,プロパジエニルアルコール,プロピニルアルコール,ブチルアルコール,イソブチルアルコール,t−ブチルアルコール,ペンチルアルコール,ヘキシルアルコール等のアルコール類のほか、エチレングリコール,エチレングリコールモノメチルエーテル,エチレングリコールモノエチルエーテル,ジエチレングリコールモノメチルエーテル,ジエチレングリコールモノエチルエーテルなどのグリコール類,石油系溶媒などが挙げられるが、アルコール類が好ましく、中でも、エチルアルコール,イソプロピルアルコール等が好ましく、特にイソプロピルアルコールが塗布と乾燥のバランスがよいという点で好ましい。
なお、アルコール類の場合、溶質の溶解性を上げることで、撥水処理組成物の、凍結や、沈殿・白濁を防止する効果がある。
上記の溶媒は、単独で用いることもできるが、2種以上併用することもできる。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物中における、溶媒の含有量は、その他の含有成分の残部とすれば良く、特に制限は無いが、エアゾール用撥水処理組成物総量を100として、おおよそ70.0〜99.9質量%程度である。
《酸》
本発明のエアゾール用撥水処理組成物には、更に酸を含有させることが好ましい。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物に用いられる酸としては、有機酸,無機酸及びこれらの混合物が挙げられる。
有機酸としては、例えばギ酸,酢酸,乳酸,モノ−,ジ−及びトリ−クロル酢酸,モノ−,ジ−及びトリ−フルオロ酢酸,p−トルエンスルホン酸,ベンゼンスルホン酸,エチルスルホン酸,メチルスルホン酸,エチレンジスルホン酸,ドデシルスルホン酸,トリフルオロメチルスルホン酸,パーフルオロアルキルカルボン酸類,パーフルオロアルキルスルホン酸類,マレイン酸,ピクリン酸,トリヒドロキシ安息香酸,トリニトロフェノール,スルファミン酸,フルオロケイ酸,クロロスルホン酸,フルオロスルホン酸,及びこれらの混合物等が挙げられる。
本発明において用いられる酸は、強酸でなくても良いため、カルボン酸を用いて、より安全性の高い撥水処理組成物を得ることができる。カルボン酸としては、上記の、ギ酸,酢酸,乳酸,トリ−フルオロ酢酸,パーフルオロアルキルカルボン酸類,マレイン酸,ピクリン酸,及びトリヒドロキシ安息香酸等が挙げられるが、撥水の持続性が高い点で、ギ酸,酢酸,乳酸が好ましく、更に好ましくは、ギ酸,酢酸である。
無機酸としては、硫酸,亜硫酸,発煙硫酸(オレウム),フッ化水素酸,塩酸,臭化水素酸,リン酸,亜リン酸,ピロリン酸,硝酸,硫化水素,ヨウ素酸,及びこれらの混合物等が挙げられる。
無機酸の場合には、硫酸,塩酸,硝酸等が好ましいものとして挙げられるが、特に硫酸,塩酸が好ましい。
これらの酸は、単独で用いることもできるが、2種以上併用することもできる。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物中における、酸の含有量は、エアゾール用撥水処理組成物総量を100として、0.0001〜2質量%であることが好ましく、より好ましくは、0.001〜0.4質量%である。
《カップリング剤》
また、本発明のエアゾール用撥水処理組成物は、更に、カップリング剤を含有させることが好ましい。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物に用いられるカップリング剤としては、公知のカップリング剤を用いることができ、特に限定されるものでは無いが、例えば、シランカップリング剤や、チタンカップリング剤等が挙げられ、シランカップリング剤が好ましく用いられる。
シランカップリング剤の中では、特にフッ素系シランカップリング剤が好ましい。
フッ素系シランカップリング剤が、水滴の接触角を向上させる効果に特に優れるからである。
フッ素系シランカップリング剤としては、例えば、下記の一般式(1)で示されるフルオロアルキルシラン化合物等が挙げられる。
YRSiX3 (1)
(式中、Rは炭素数2〜4のアルキレン基を表す。また、Xは、同一または相異なる、炭素数1〜4のアルコキシ基,塩素原子または炭素数1〜4のアルキル基のいずれかを表す。Yは、炭素数2〜12のフッ素化アルキル基を表す。但し、Xは、すべてがアルキル基である場合を除く。)
より具体的には、例えば、以下の、パーフルオロアルキルアルキレンアルコキシシラン化合物が挙げられる。
1)CFCFCHCHSi(OC
2)CF(CFCHCHSi(OC
3)CF(CFCHCHSi(OC
4)CF(CFCHCHSiCH(OC
5)CF(CFCHCHSiCH(OC
6)CF(CFCHCHSi(OCH
7)CF(CFCHCHSi(OC
8)CF(CFCHCHSiCH(OC
9)CF(CFCHCHSi(OC
10)CF(CFCHCHSi(OCH
11)CF(CFCHCHSiCH(OC
上記のような、フッ素系シランカップリング剤は、市販品として入手可能であり、例えば、東芝GEシリコーン,信越化学工業等から入手可能である。
より具体的には、例えば、TSL8257,TSL8233,XC95−A9715(以上、東芝GEシリコーン社製・フルオロアルキルシラン),KBM−7803(信越化学工業社製シランカップリング剤・KBMシリーズ)等が挙げられる。
これらカップリング剤は、単独または併用して用いることができる。
これらカップリング剤は、エアゾール用撥水処理組成物中の酸により、加水分解を促進され、微粒子,反応性シリコーン,及びカップリング剤との間に、強固な結合を形成させることができる。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物中における、カップリング剤の含有量は、エアゾール用撥水処理組成物総量を100として、0.001〜20質量%であることが好ましく、より好ましくは、0.01〜10質量%,特に好ましくは、0.02〜8質量%である。
本発明のエアゾール用撥水処理組成物は、この他、本発明の目的を損なわない範囲で、撥水処理組成物に一般に用いられる成分を含有させることができる。
例えば、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤等の各種界面活性剤,粘剤,粘度調整剤,油剤,樹脂,色素,顔料等の着色剤,香料,防腐剤,防錆剤,抗菌剤,酸化防止剤,紫外線吸収剤,キレート剤,パール化剤,中和剤,pH調整剤等の成分を適宜配合することができる。
《本発明の撥水処理組成物の製造方法》
そして、本発明の撥水処理組成物を得るには、例えば、溶媒に、平均粒子径が10nm以下の微粒子,反応性シリコーン,及び必要に応じて、酸やカップリング剤等を、適宜投入した後、例えば、超音波又は高速乱流エネルギー等によって、平均粒子径が10nm以下の微粒子を分散させながら、残りの成分と混合分散させる方法等が挙げられる。
[本発明のエアゾール型撥水処理剤]
本発明のエアゾール型撥水処理剤は、上記のエアゾール用撥水処理組成物と、エアゾール容器を、構成要素として含むものである。
《エアゾール容器》
本発明のエアゾール型撥水処理剤としては、公知のエアゾール容器を用いることができる。
《液体ガス》
本発明のエアゾール型撥水処理剤には、エアゾール容器に一般に用いられている、液化ガスを封入することができる。
液化ガスとしては、LPG(液体プロパンガス),窒素ガス,DME(ジメチルエーテル),等が挙げられるが、安価で使い勝手が良い点で、LPGが好ましい。
液化ガスとエアゾール用撥水処理組成物との含有比は、特に制限されず、一般のエアゾール製品の比率であれば良いが、例えば、エアゾール用撥水処理組成物:液化ガス=95:5〜30:70であることが好ましい。
《エアゾール容器の噴出口の口径》
本発明で用いられるエアゾール容器の噴出口(ノズル)の口径は、特に制限はされないものの、0.1〜5mmであることが好ましい。
0.1mm以上の場合、噴出された撥水処理組成物が冷えにくく、施与面に結露が生じることを防止する効果が高いため好ましく、5mm以下の場合に、撥水処理組成物が程よく噴出し、少量で均一な塗布面を形成できるからである。
《エアゾール容器による噴射時の撥水処理組成物の拡散角度》
本発明のエアゾール型撥水処理剤は、噴射時の撥水処理組成物の拡散角度(以下、噴出角度と記載することがある。)が、5〜20度であることが好ましい。
噴射角度を5度以上とすることで、短時間で広い面積に撥水処理組成物を施与することができ、20度以下とすることで、噴出された撥水処理組成物が冷えにくく、施与面での結露の発生を、抑える効果に優れているからである。
このように、噴出角度を調整する方法としては、エアゾール容器の口径を調整するほか、エアゾール容器に内蔵させる液化ガスの濃度や含有量を調整する等の方法がある。
《本発明のエアゾール型撥水処理剤の製造方法》
そして、本発明のエアゾール型撥水処理剤は、一般的なエアゾール製品の製法に準じて製造することができるが、例えば本発明のエアゾール用撥水処理組成物を、上述のエアゾール容器に入れた後、容器内を真空に保ちながら、液体ガスを吸引させる方法等によって製造することができる。
《エアゾール型撥水処理剤の使用形態》
エアゾール製品には、使用形態として、使用前に「振るタイプ」と「振らないタイプ」があり、また、使用時に容器の頭(噴出口のある方)を「上にして使用するタイプ」と「下にして使用するタイプ」があり、更には、ディップチューブの「有るもの」と「無いもの」があるが、本発明のエアゾール型撥水処理剤は、そのいずれのタイプにも適用可能である。
《本発明のエアゾール用撥水処理剤の適用方法》
本発明のエアゾール用撥水処理組成物は、上述のエアゾール型撥水処理剤として、対象物に、噴霧し、乾燥させるだけで、撥水性を付与することができる。
《本発明のエアゾール用撥水処理組成物を適用する対象物》
本発明のエアゾール用撥水処理組成物を、エアゾール型撥水処理剤を用いて適用する「対象物」としては、撥水性が必要となる物であれば、特に制限されるものでは無いが、特に、雨や雪に直接接触する機会の多い、建築物の外装(屋根,壁,窓,シャッター,ドア,サッシ等)の他、自動車やバイク等のサイドミラーや道路上に設置されたカーブミラー等の鏡,自動車のフロントガラス等のガラス製品等に、特に有用である。
尚、実施例に先立ち、本発明の性能を確認するための試験方法等を以下に記載する。
1)接触角測定試験
実施例1〜7および比較例1〜4の撥水処理剤を、垂直に配置した15cm×15cmのガラスに10cmの距離から均一にスプレーし、30分間乾燥した。その後、接触角計(FTA社製 FTA125動的接触角計)を用いて接触角を評価した。
接触角の評価は次の通りとした。
接触角が140度以上のもの ◎
接触角が125度以上140度未満のもの ○
接触角が110度以上125度未満のもの △
接触角が110度未満のもの ×
2)耐久性測定試験
実施例1〜7および比較例1〜4の撥水処理剤をスプレーしたガラスを、45度に傾けて10cmの高さから0.05gの水滴を同じ場所に落とし、750滴落とした後の接触角を測定し、これを耐久接触角とした。
耐久性の評価は次の通りとした。
接触角が140度以上のもの ◎
接触角が125度以上140度未満のもの ○
接触角が110度以上125度未満のもの △
接触角が110度未満のもの ×
3)透明性測定試験
実施例1〜7および比較例1〜4の撥水処理剤を、垂直に配置した15cm×15cmのミラーに15cmの距離から均一にスプレーし、30分間乾燥した。斜め45度から目視したときの透明性を測定した。
透明性の評価は次の通りとした。
全く白濁を感じないもの ◎
良く見ると白濁を感じるもの ○
白濁を感じるもの △
白濁を強く感じるもの ×
[実施例1]
下記の表3に示した各成分を、イソプロピルアルコールに配合して、これを超音波分散機(日本精機社 F-5型 出力150W)を用いて30分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、本発明のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=80/20vol%
アクチュエーターの噴射口は、1mmのものを使用した。このときの拡散角度は、10度であった。
[実施例2]
下記の表3に示した各成分を、エチルアルコールに配合して、これを超音波分散機(SMT COPMPANY製 ULTRA SONIC HOMOGENIZER UH-600s 出力600W)を用いて20分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、本発明のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=70/30vol%
アクチュエーターの噴射口は、3mmのものを使用した。このときの拡散角度は、7度であった。
[実施例3]
下記の表3に示した各成分を、メチルアルコールに配合して、これを超音波分散機(SMT COPMPANY製 ULTRA SONIC HOMOGENIZER UH-600s 出力600W)を用いて80分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、本発明のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/DME=85/15vol%
アクチュエーターの噴射口は、0.5mmのものを使用した。このときの拡散角度は、18度であった。
[実施例4]
下記の表3に示した各成分を、エチルアルコールに配合して、これを、超音波分散機(日本精機社 F-5型 出力150W)を用いて20分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を次のような割合でエアゾールとして充填し、本発明のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=75/25vol%
アクチュエーターの噴射口は、0.8mmのものを使用した。このときの拡散角度は、15度であった。
[実施例5]
下記の表3に示した各成分を、イソプロピルアルコールに配合して、これを、超音波分散機(日本精機社 F-5型 出力150W)を用いて30分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、本発明のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=60/40vol%
アクチュエーターの噴射口は、0.05mmのものを使用した。このときの拡散角度は、40度であった。
[実施例6]
下記の表3に示した各成分を、各成分をイソプロピルアルコールに配合して、これを超音波分散機(日本精機社 F-5型 出力150W)を用いて20分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、本発明のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=80/20vol%
アクチュエーターの噴射口は、0.8mmのものを使用した。このときの拡散角度は、2度であった。
[実施例7]
下記の表3に示した各成分を、メチルアルコールに配合して、これを超音波分散機(SMT COPMPANY製 ULTRA SONIC HOMOGENIZER UH-600s 出力600W)を用いて80分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、本発明のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/DME=50/50vol%
アクチュエーターの噴射口は、20mmのものを使用した。このときの拡散角度は、10度であった。
[比較例1]
下記の表3に示した各成分を、エチルアルコールに配合して、これを、超音波分散機(SMT COPMPANY製 ULTRA SONIC HOMOGENIZER UH-600s 出力600W)を用いて20分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、比較例のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=80/20vol%
アクチュエーターの噴射口は、1mmのものを使用した。このときの拡散角度は、10度であった。
[比較例2]
下記の表3に示した各成分を、メチルアルコールに配合して、これを、超音波分散機(SMT COPMPANY製 ULTRA SONIC HOMOGENIZER UH-600s 出力600W)を用いて80分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を、次のような割合でエアゾールとして充填し、比較例のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=80/20vol%
アクチュエーターの噴射口は、1mmのものを使用した。このときの拡散角度は、10度であった。
[比較例3]
下記の表3に示した各成分を、エチルアルコールに配合して、これを、超音波分散機(SMT COPMPANY製 ULTRA SONIC HOMOGENIZER UH-600s 出力600W)を用いて50分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を次のような割合でエアゾールとして充填し、比較例のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=75/25vol%
アクチュエーターの噴射口が2mmのものを使用した。このときの拡散角度は、13度であった。
[比較例4]
下記の表3に示した各成分を、エチルアルコールに配合して、これを、超音波分散機(日本精機社 F-5型 出力150W)を用いて20分間混合分散し、撥水処理組成物を得た。
上記撥水処理組成物を次のような割合でエアゾールとして充填し、比較例のエアゾール型撥水処理剤を得た。
撥水処理組成物/LPG=80/20vol%
アクチュエーターの噴射口が1mmのものを使用した。このときの拡散角度は、10度であった。
[試験例1]
(接触角測定試験)
表3に示した実施例及び比較例のエアゾール型撥水処理剤を用い、上述の接触角測定試験を行った。
上記試験の結果を、表3に示す。
表3から分かる通り、実施例のエアゾール型撥水処理剤は、比較例のものに比べて、優れた接触角を有していた。
[試験例2]
(耐久性測定試験)
表3に示した実施例及び比較例のエアゾール型撥水処理剤を用い、上述の耐久性測定試験を行った。
上記試験の結果を、表3に示す。
表3から分かる通り、実施例のエアゾール型撥水処理剤は、比較例のものに比べて、優れた耐久性(接触角の維持)を有していた。
[試験例3]
(透明性測定試験)
表3に示した実施例及び比較例のエアゾール型撥水処理剤を用い、上述の透明性測定試験を行った。
上記試験の結果を、表3に示す。
表3から分かる通り、実施例のエアゾール型撥水処理剤は、比較例のものに比べて、優れた透明性を有していた。
Figure 0004682213
本発明のエアゾール用撥水処理組成物や、エアゾール型撥水処理剤は、鏡やガラス面等に、水滴の付着を完全に防止し、ムラ無く確実に撥水性を付与する撥水処理組成物及び撥水処理剤に関するものであり、自動車・建築物等に利用可能である。

Claims (8)

  1. 平均粒子径が10nm以下の微粒子,アミノ変性シリコーン,溶媒を含有することを特徴とする、エアゾール用撥水処理組成物。
  2. 更に酸を含むことを特徴とする、請求項1記載のエアゾール用撥水処理組成物。
  3. 更にカップリング剤を含むことを特徴とする、請求項1又は2記載のエアゾール用撥水処理組成物。
  4. 微粒子の含有量が、エアゾール用撥水処理組成物の総量を100として、0.01〜20質量%であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のエアゾール用撥水処理組成物。
  5. アミノ変性シリコーンの含有量が、エアゾール用撥水処理組成物の総量を100として、0.001〜20質量%であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のエアゾール用撥水処理組成物。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のエアゾール用撥水処理組成物と、エアゾール容器を構成要素として含むことを特徴とする、エアゾール型撥水処理剤。
  7. エアゾール容器の噴出口の口径が、0.1〜5mmであることを特徴とする、請求項6に記載のエアゾール型撥水処理剤。
  8. 噴射時の撥水処理組成物の拡散角度が、5〜20度であることを特徴とする、請求項6又は7記載のエアゾール型撥水処理剤。
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