JP4681724B2 - 電子マネーチャージシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子マネーをチャージすることのできるICカード、および該ICカードへの電子マネーチャージ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ICカードに電子マネーを載せ、そのICカードを利用して買い物などをすることのできる電子マネーシステムが導入されつつある。
【0003】
このようなICカードは、買い物などで使用するたびに電子マネーの金額が減少してしまうため、使用しつづけるためにはICカードに電子マネーをチャージする必要がある。このようなICカードに電子マネーをチャージするためには、現状、ICカードのユーザは、限られた場所に限られた台数しか設置されていないチャージ機に出向いて行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況に鑑み、例えば特開平2000−222498号公報(携帯電話装置及び電子マネーリチャージシステム)には、携帯電話機にICカードを接続可能とし、携帯電話から銀行にユーザの口座番号と暗証番号とを送信し、受信した口座番号と暗証番号とをもとに銀行でユーザの認証を行い、認証された場合にユーザの指定する電子マネーの金額に相当する金額をユーザの口座から減額する一方でその金額の電子マネーをICカードにチャージする技術が提案されている。
【0005】
しかしながら、前述の特開平2000−222498号公報においては、電子マネーのチャージ時点において銀行口座に残高があることが前提であるため、近く入金の予定はあるものの口座の残高に余裕がない場合には、電子マネーをチャージしたくてもチャージできないという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、上述の問題に鑑みて、口座残高や手持ちの現金残高に制限されることなく電子マネーをチャージすることができる電子マネーチャージシステムを提供することにある。
【0012】
このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電子マネー情報を記憶するICカードに対して、電子マネーサーバとホストコンピュータとを用いて電子マネー情報をチャージする電子マネーチャージシステムであって、前記ICカードは、電子マネー情報を記憶した電子マネー情報記憶手段と、クレジット情報を記憶したクレジット情報記憶手段と、本人認証用IDを記憶する暗証番号記憶手段と、ユーザ端末からの本人認証用IDの入力に応答して該本人認証用IDと前記暗証番号記憶手段に記憶された本人認証用IDとを照合し、本人認証照合結果を符号化して生成する照合手段と、少なくとも前記本人認証照合結果を暗号化することでカード認証用IDを作成するカード認証用ID作成手段と、少なくとも前記作成したカード認証用IDと、前記クレジット情報記憶手段に記憶する前記クレジット情報とを前記ユーザ端末に出力する出力手段と、前記ユーザ端末からの電子マネーのチャージ指令信号に応答して、前記電子マネー情報記憶手段に記憶された電子マネー情報に、前記ユーザ端末からの電子マネーの金額を加算し、その合計金額を前記電子マネー情報記憶手段に書き込むことで、電子マネーをチャージするチャージ手段と、を備えており、前記電子マネーサーバは、前記ユーザ端末において生成された、少なくとも前記カード認証用IDと前記クレジット情報とチャージする電子マネーの金額情報とを含む送信用データを前記ユーザ端末から受け取り、該送信用データにおける少なくとも前記カード認証用IDと前記クレジット情報とを前記ホストコンピュータに送る第1の通信手段と、前記ホストコンピュータから受け取る与信判定結果が与信認定であった場合には、前記ICカードに対する電子マネーのチャージ指令信号と前記チャージする電子マネーの金額とを前記ユーザ端末に送る指示信号発信手段と、を備えており、前記ホストコンピュータは、前記カード認証用IDに基づき、前記ICカードの真偽判定を行う判定手段と、前記判定手段の前記ICカードは真との判断に応答して、前記クレジット情報を用いて前記ICカード所有者への与信判定を行い、前記電子マネーサーバに与信判定結果を通知する第2の通信手段と、を備える、電子マネーチャージシステムである。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記ユーザ端末は、前記ICカードにチャージする電子マネーの金額の入力を受け付ける第1の入力手段と、前記本人認証用IDの入力を受け付ける第2の入力手段と、前記ICカードに対して、電子マネーのチャージ指令信号を発信する信号発信手段と、前記ICカードとの情報の交信を行う第1の端末側入出力手段と、前記電子マネーサーバとの情報の交信を行う第2の端末側入出力手段と、を備える、電子マネーチャージシステムであることを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記ユーザ端末は、さらに、少なくとも前記カード認証用IDと前記クレジット情報とチャージする電子マネーの金額情報とをさらに暗号化して送信用データを生成する暗号化手段、を備える、電子マネーチャージシステムであることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記電子マネーサーバは、さらに、前記ユーザ端末の暗号化手段が生成した送信用データを復号化する復号化手段、を備える、電子マネーチャージシステムであることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について、以下に図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0038】
図1は、本発明の実施される電子マネーチャージシステムのシステム構成の一例を示す。電子マネーチャージシステムは、ユーザ端末100と、このユーザ端末100に接続され、ICクレジットカード(以下「ICカード」という)300を装填してこのICカード300に対するリード/ライトを行うリーダ/ライタ装置200と、電子マネーサーバ600およびホストコンピュータ700を備えた金融機関側(コンピュータ)システム500と、ユーザ端末100と金融機関側システム500とを接続するインターネットなどの通信ネットワーク800とを有する。
【0039】
ユーザ端末100は、ICカードの所有者であるユーザが使用する端末であり、ユーザ個人が所有する端末でも、店舗など特定の場所に設置され、電子マネーのチャージを行うことのできる端末でもよい。ユーザは、ユーザ端末100より、通信ネットワーク800を介して電子マネーサーバ600にアクセスを行い、ICカード300に対する電子マネーのチャージ要求を行う。ユーザ端末100の機器としては、ウェブ情報(HTML文書などのマークアップランゲージ文書により規定される情報)を閲覧可能なブラウザソフトウェア(例えば、マイクロソフト社のインターネットエクスプローラ(商標)、ネットスケープ・コミュニケーション社のネットスケープ(商標)等)を搭載した市販のパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Data Assistance)等の情報処理装置や、無線呼出端末、PHS端末、移動体通信端末のいずれであってもよい。特に、移動体通信端末は、電子メール機能やインターネットへのアクセス機能を有する端末であってもよい(例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ社が提供するiモード(サービス名)端末等)。
【0040】
リーダ/ライタ装置200は、ユーザ端末100と同様、ユーザが使用する装置である。リーダ/ライタ装置200は、ユーザ端末100に接続され、ICカード300に格納された情報の読み取り/書き込みを行う。ICカード300は、ユーザの所持するカード装置であり、ICカード300内のICチップ上に電子マネーの金額、電子マネーアプリケーションのID、電子署名などを含む電子マネー情報と、ICカード300のクレジットカード機能によりユーザが購入し、ICカード300にチャージしようとしている電子マネーの金額、クレジットカード番号、などを含むクレジット情報などを格納する。
【0041】
電子マネーサーバ600は、電子マネーの発行を行う銀行などの金融機関側のシステム500の一部として設置されたサーバであり、従来と同様のハードウェア構成とすることができる。電子マネーサーバ600内のハードディスクには、WEBサーバと呼ばれ、ホームページ(HTML文書)をユーザ端末100に提供するプログラム、及びゲートウェイプログラムなどが搭載されている。ゲートウェイプログラムは、WEBサーバを介して電子マネーサーバ600が取得したユーザ端末100からの情報の処理を行うプログラムである。
【0042】
後述するが、本実施形態では、電子マネーのチャージに関する処理、クレジットカードや電子マネーによる代金決済処理のために、ホストコンピュータ700と電子マネーサーバ600との間の情報の授受等をユーザ端末100側からの指示に応じて、ゲートウェイプログラムが主に実行する。
【0043】
電子マネーサーバ600は、電子マネー発行のためのプログラム、及び電子マネー発行に関連する電子マネー情報610を記憶する。電子マネーサーバ600は、ユーザ端末100から受信した送信用データを復号化し、ホストコンピュータ700にクレジット情報を送信する機能と、ホストコンピュータ700から取得した与信判定結果と、ユーザ端末100から送信された送信用データに含まれる電子マネー情報とに基づき、ユーザの所持するICカード300に対して電子マネーのチャージを指示する機能を有する。
【0044】
ホストコンピュータ700は、クレジットカードの発行元、例えばクレジットカード会社側に設置されたサーバであり、従来と同様のハードウェア構成とすることができる。ホストコンピュータ700内のハードディスクには、電子マネーアプリケーションプログラム(後述)に基づき、ICカード300が真か偽かを判断するプログラム、内部記憶装置に記憶するICカード所有者であるユーザに関連する会員情報710を参照して行ったICカード300の所有者に対する与信判定の結果を電子マネーサーバ600に提供するプログラムなどが搭載される。ホストコンピュータ700は、電子マネーサーバ600から受信したクレジット情報に基づいて、ICカード300が真か偽かを判断し、ICカード300の所有者であるユーザに対して、クレジットカードによりユーザの指定する電子マネーの金額の購入、すなわち電子マネーの金額の与信を行うか否かを判断し、ユーザに対し与信を認めた場合に、電子マネーサーバ600に対し、ユーザの所持するICカード300に電子マネーサーバ600からユーザの指定する電子マネーの金額の移転を行って良い旨の指示を行う。
【0045】
通信ネットワーク800は、通信ネットワーク800を介してユーザ端末100と金融機関側システム500とを相互に接続する。通信ネットワーク800としては、例えば、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、一般公衆電話網(アナログ/デジタルの双方を含む)、PDC/PDC―P/W−CDMA方式等の移動体通信回線交換網/移動体通信パケット交換網、無線呼出網、PHS網、及び衛星通信網等のうちのいずれかの通信ネットワークを使用すればよい。
【0046】
図2は、図1のユーザ端末100の構成の一例を示す。
ユーザ端末100は、例えばパーソナルコンピュータによって実現され、主制御部(以下「CPU」という)110と、入力部120と、表示部130と、記憶部140と、通信部150と、リーダ/ライタ部160とを有する。CPU110、入力部120、表示部130、記憶部140、通信部150、リーダ/ライタ部160は、バス170によって接続されている。
【0047】
CPU110は、OS(Operating System)等の制御プログラムに基づき、電子マネーチャージプログラム(後述)を実行してICカード300から受信したクレジット情報等の暗号化などを行う。入力部120は、暗証番号やチャージする電子マネーの金額などの各種データをユーザが入力する入力手段であり、画面上のメニューを選択しデータを入力するためのマウス等の各種ポインティングデバイスやキーボードやイメージスキャナなどを有する。ディスプレイ装置を使用した表示部130は、各種データの入力結果をユーザがモニタするために利用され、各種メニュー画面や、処理結果等を表示する。記憶部140は、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスクなどのデータストレージ手段と、RAMなどのデータ一時記憶手段とを有する。データストレージ手段は、電子マネーチャージプログラム及びOS等を保存する。データ一時記憶手段は、CPU110が電子マネーチャージプログラムを実行する際の入出力データを一時記憶する。通信部150は、電子マネーサーバ600などと通信回線を介してデータ通信を行う。通信部150としては、通信回線(有線/無線、LAN/インターネット、アナログ/デジタル等を含む)の種類に応じて、モデムやターミナルアダプタなどを使用することができる。リーダ/ライタ部160は、ICカード300と電子マネー情報やクレジット情報などを送受信する機能を有する。
【0048】
図3は、図1のICカード300の構成の一例を示す。
ICカード300は、主制御部(以下「CPU」という)310と、入出力インタフェース部320と、記憶部340を有し、これらCPU310、入出力インタフェース部320、記憶部340、バス330によって接続されている。
【0049】
CPU310は、電子マネーアプリケーションプログラム(後述)等に基づき電子マネーをチャージする処理、ユーザ端末100から受信した本人認証用ID(暗証番号)に基づいてユーザの本人認証を行う処理、記憶部340の記憶する本人認証の照合結果などを暗号化してカード認証用ID(ICカード内情報と称する場合がある)を作成する処理などを実行する。入出力インタフェース部320は、ユーザ端末100と本人認証用ID、カード認証用ID、電子マネー情報、クレジット情報などの送受信を行う。記憶部340は、EEPROM等のデータの書き換え可能な不揮発メモリが使用され、電子マネー情報記憶部350とクレジット情報記憶部360とを有する。電子マネー情報記憶部350は、電子マネーアプリケーションプログラム、お金としての価値を有する電子マネーのほか、ICカード300の保有する電子マネーアプリケーションの名称、電子マネーアプリケーションのID番号、チャージしようとする電子マネーの金額、電子マネーアプリケーションタイプを表すコード、電子マネーチャージ取引を特定するための取引通番、電子署名等を含む電子マネー情報を記憶する。クレジット情報記憶部360は、クレジットアプリケーションプログラム、クレジットカード番号やチャージしようとする電子マネーの金額などを含むクレジット情報などのほか、クレジットカード番号に対応する本人認証用ID(例えば暗証番号)を記憶する暗証番号記憶部370と、CPU310が行った本人認証の照合結果等を記憶する本人認証照合結果記憶部380を有する。
【0050】
図4は、上記電子マネーチャージシステムにおける情報の流れの一例を示す。図4に基づき、ユーザが、ICカード300にチャージする電子マネー購入の決済手段としてICカードの備えるクレジット機能を利用して電子マネーの購入を行う例について説明する。
【0051】
処理(1)
まず、ユーザは、ICカード300に電子マネーをチャージするために、ユーザ端末100のキーボードから、クレジットカード発行会社から与えられた暗証番号(本人認証用ID)を入力する。ユーザ端末100はICカード300に暗証番号を送信する。
【0052】
処理(2)
次に、ユーザは、ユーザ端末100のキーボードから、ICカード300にチャージしたい電子マネーの金額を入力する。次に、ユーザ端末100は、このチャージしたい電子マネーの金額をICカード300に送信する。
【0053】
処理(3)
ICカード300は、上記処理(1)で受信した暗証番号に基づき、ICカード300内に格納してある本人認証用のIDである暗証番号を読み出し、入力された暗証番号と照合(一致有無判定)し、本人認証を行う。一致判定が得られた場合には、ユーザはICカード300の所有者本人と認証される。
【0054】
ICカード300は、次に、ICカード300の所有者本人として認証されたか否かの本人認証の結果を、例えば「00000010000000」のように符号化して本人認証照合結果を生成する。そして、この本人認証照合結果と、チャージしようとする電子マネーの金額と、取引日付等を暗号化して、ICカード内情報(カード認証用ID)を生成する。そして、ICカード300は、このICカード内情報と、電子マネー情報、クレジット情報等をユーザ端末100に送信する。なお、ユーザ端末100側では、ネットワーク800を介して金融機関側システム500に情報を送信するためにさらに暗号化処理を行うが、その暗号化で暗号キーとして使用するデータ、たとえば、本人認証照合結果も、ICカード内情報等と併せてユーザ端末100に送信する。
【0055】
処理(4)
ユーザ端末100は、ユーザがユーザ端末100から入力したICカード300にチャージする電子マネーの金額、取引日付、ICカード300から受信したICカード内情報、電子マネー情報、クレジット情報等を、暗号キー(一例として本人認証照合結果)を使用してさらに暗号化して、送信用データを生成する。生成した送信用データは、ユーザ端末100から電子マネーサーバ600に送信される。
【0056】
処理(5)
電子マネーサーバ600は、ユーザ端末100から受信した送信用データを復号化し、送信用データの中から自己が処理するための電子マネー情報だけを取り出し、ホストコンピュータ700に残りの送信用データを送信する。
【0057】
処理(6)
ホストコンピュータ700は受信した残りの送信用データ(クレジット情報、ICカード内情報等)をもとに、ICカード300が真か否かを判定する。より具体的には、ICカード300におけるICカード内情報生成時に暗号化の対象となったデータを暗号化して生成した暗号化データと、ICカード300内で生成されたICカード内情報とを突合し、両者が一致した場合にICカード300が真であると判定する。ICカード300が真であると判断した場合、ホストコンピュータ700は会員情報710を参照して与信認定判定を行い、その判定結果を電子マネーサーバ600に送信する。
【0058】
処理(7)
ホストコンピュータ700から受信した与信判定結果がユーザに対する与信認定であった場合には、電子マネーサーバ600は、電子マネーサーバ600内の電子マネーをユーザの指定した電子マネー金額だけ減額してユーザ端末100に送信し、ユーザ端末100に対し、送信した電子マネーをユーザの所持するICカード300にチャージするよう指示する。
【0059】
処理(8)
ユーザ端末100は、電子マネーサーバ600から受信した電子マネーをICカード300に送信し、ICカード300に対し、電子マネーのチャージ指令を行う。ICカード300は、ユーザ端末100からの電子マネーのチャージ指令に応答して、ユーザ端末100から送信されてきた電子マネーを電子マネー情報記憶部350にチャージする。このようにしてユーザがクレジットカードを用いて購入した電子マネーの代金は、ユーザがICカード300のクレジット機能を使って一般の店頭で購入した他の商品の代金請求時にあわせてカード発行会社からユーザに請求される。
【0060】
次に、図5を参照して、ユーザ端末100の動作について説明する。
ユーザが、ICカード300のクレジット機能を利用して電子マネーを購入し、ICカード300にチャージを行うために記憶部140の格納する電子マネーチャージプログラムを起動すると、CPU110は、以下の処理を行う。
【0061】
まずCPU110は、図8に示すような処理選択画面を表示部130の表示画面上に表示する。処理選択画面(図8)には、例えば、ICカード300に電子マネーのチャージを行う処理を選択するための選択肢である「電子マネーチャージ」や、ICカード300内の電子マネーの残高確認を行うための選択肢である「電子マネー残高チェック」などの選択肢が表示されている。
【0062】
ユーザから、処理選択画面(図8)上の処理選択番号入力欄8aから「電子マネーチャージ」を選択するための番号である「1」の入力、及び決定ボタン8bの操作により処理選択を受付けると、CPI110は、図9に示すような電子マネーチャージ処理メイン画面へと表示画面を遷移させ、次いで、図10に示すようなカード挿入画面を表示し、ユーザにICカード300の挿入の指示を行う(S1000−S1005)。
【0063】
CPU110は、リーダ/ライタ部160のリーダ/ライタ装置200にICカード300が挿入されたことを確認すると、表示部130の表示画面上に、図11に示すような決済手段選択画面を表示する。決済手段選択画面(図11)には、ICカード300の備えるクレジットカード機能で決済を行うために指定するクレジットカード名や、銀行口座からの引き落としによる決済を行うために指定する取引銀行名などが電子マネーチャージの決済手段の選択肢として表示されている。CPU110は、表示部130の表示画面上に決済手段選択画面(図11)を表示することにより、ユーザに決済手段の選択を行うよう指示する(S1010−S1015)。
【0064】
ユーザから、決済手段選択画面(図11)上の決済手段番号入力欄11aからクレジットカードによる決済を選択するための番号「1」の入力と、決定ボタン11bの操作とによる決済手段の選択を受付けると、CPU110は、表示部130の表示画面を図12に示すような決済手段選択後画面へと遷移させ、次いで、図13に示すようなチャージ額入力画面を表示し、ユーザにチャージを行う電子マネーの金額の入力を行うよう指示する(S1020−S1025)。
【0065】
チャージ額入力画面(図13)には、チャージ額入力欄13aが設けられているので、ユーザはここからチャージしようとする電子マネーの金額の入力を行い、決定ボタン13bを操作することにより、ユーザ端末100にチャージしようとする電子マネーの金額を入力する。なお、この例ではユーザは、決済手段としてクレジットカードを選択しているので、クレジットカード発行会社が与信を認める範囲内の額であれば、ユーザの銀行口座の残高などにかかわらず、チャージしたい電子マネーの金額を指定して入力することができる。ユーザからチャージしようとする電子マネーの金額の入力を受付けると、CPU110は、通信部150を介して、ICカード300に対し、クレジットカード番号の読み取り等を指示する(S1030−S1035)。
【0066】
CPU110が通信部150を介してICカード300からのクレジットカード番号等を受信すると、CPU110は、表示部130の表示画面を図14に示すような暗証番号入力画面へと遷移させ、ユーザにクレジットカードの暗証番号(本人認証用ID)の入力を行うよう指示する(S1040−S1045)。
【0067】
暗証番号入力画面(図14)には、暗証番号入力欄14aが設けられているので、ユーザはここからクレジットカード発行時にクレジットカード発行会社にあらかじめ登録してある暗証番号を入力し、次いで決定ボタン14bを操作して、ユーザ端末100に対して暗証番号の入力の確定を行う。ユーザから暗証番号の入力を受付けると、CPU110は、通信部150を介してICカード300に対して暗証番号を送信する(S1050−S1055)。
【0068】
ICカード300は、CPU110の送信した暗証番号をもとに本人認証を行い、ユーザ端末100に本人認証終了の通知を送信してくるので、CPU110は、通信部150を介してこの本人認証終了通知を受信すると、ICカード300に、S1030において入力されたチャージしようとする電子マネーの金額、電子マネーチャージ処理当日である取引日付等を通信部150を介して送信し、ICカード300に対し、ICカード内情報(カード認証用ID)の生成を指示する(S1060−S1065)。
【0069】
このICカード内情報の生成指示に基づき、ICカード300からはICカード内情報と、電子マネー情報と、本人認証の照合結果等が送信されてくる。CPU110は、通信部150を介してこれらの情報を取得すると、表示部130の表示画面を図15に示すような確認画面へと遷移させ、ユーザに取引内容を確認するよう指示する。
【0070】
確認画面(図15)には、ユーザが決済手段選択画面(図11)において選択した決済手段と、チャージ額入力画面(図13)において入力したチャージしようとする電子マネーの金額とが表示されているので、ユーザは、表示内容に間違いがないようであれば、OKボタン15aを操作することにより、ユーザ端末100に対し、取引内容を確認した旨を入力する(S1070−S1075)。
【0071】
ユーザから取引内容の確認を受付けると、CPU110は、チャージしようとする電子マネーの金額と取引日付に、通信部150を介してICカード300から受信したICカード内情報、電子マネー情報、クレジット情報、本人認証照合結果を加え、暗号キーを使用してこれらを暗号化し、電子マネーサーバ600に送信するための送信用データを生成する。そして、生成した送信用データを電子マネーサーバ600に送信する。送信用データを電子マネーサーバ600に送信している間、CPU110は、表示部130の表示画面に図16に示すような取引中画面を表示し、ユーザ端末100は電子マネーのチャージを行うことができるか否かを金融機関などに問い合わせている状態であることをユーザに通知する(S1080−S1082)。
【0072】
CPU110には、ホストコンピュータ700が送信用データに含まれるクレジット情報などをもとにカード認証を行った後、判定した与信判定の結果に基づいて、電子マネーサーバ600から応答電文が送信されてくる。CPU110が通信部150を介して受信した応答電文が電子マネーである場合、CPU110は、通信部150を介して、ICカード300に対し、電子マネーサーバ600から受信した電子マネーを送信し、送信した電子マネーのチャージを指示する。一方、CPU110が受信した応答電文がエラー情報であった場合には、表示部130の表示画面に図18に示すような取引失敗画面を表示し、ユーザに、電子マネーのチャージを行うことができなかったことを通知する(S1090−S1097)。
【0073】
通信部150を介してCPU110がICカード300に電子マネー情報を送信した場合、ICカード300からは電子マネーのチャージを行うことができたか否かを示す結果通知が送信されてくる。
【0074】
通信部150を介してCPU110が受信した結果通知が取引完了通知であった場合には、CPU110は、表示部130の表示画面に図17に示すような取引成功画面を表示し、ユーザに、電子マネーのチャージが正しく行われたことを通知する。一方、通信部150を介してCPU110が受信した結果通知がエラー通知であった場合は、CPU110は、表示部130の表示画面に図18に示すような取引失敗画面を表示し、ユーザに、電子マネーのチャージを行うことができなかったことを通知する(S1100−S1102)。
【0075】
なお、電子マネーチャージ後にユーザがICカード300内の電子マネーの残高確認を行う場合は、ユーザは、処理選択画面(図8)から電子マネーの残高確認を行うための選択肢である「電子マネー残高チェック」を選択するための番号である「2」の入力、及び決定ボタン8bの操作により、ユーザ端末100に対して残高照会要求を出すことができる。CPU110は、このようにしてユーザから残高照会要求を受付けると、表示部130の表示画面に図19に示すような残高確認画面を表示し、ユーザに電子マネーの残高を通知する。
【0076】
次に、図6を参照して、ICカード300の動作について説明する。
ユーザによってICカード300がリーダ/ライタ部160であるリーダ/ライタ装置200に挿入されると、CPU310は、クレジットアプリケーションプログラム及び電子マネーアプリケーションプログラムを起動し、以下の処理を行う。まず、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100からクレジットカード番号の読み取り等指示を受信すると、クレジット情報記憶部360に記憶するクレジットカード番号等を読取り、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100にクレジットカード番号等を送信する(S2000−S2015)。
【0077】
CPU310は、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100から暗証番号(本人認証用ID)を受信すると、受信した暗証番号とクレジット情報記憶部360に記憶する暗証番号との一致有無判定を行い、ユーザ端末100の操作者がICカード300の所有者本人であるか否かの本人認証を行う。CPU310は、本人認証の結果にかかわらず、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100に対して本人認証終了通知を送信し、本人認証作業を終了したことを通知する(S2020−S2022)。
【0078】
次にCPU310は、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100からチャージしようとする電子マネーの金額、取引日付とともにICカード内情報(カード認証用ID)の生成要求を受信する。まずCPU310は、S2021で行った本人認証の結果を、例えば「00000010000000」のように符号化し、本人認証照合結果を生成する。そして、この本人認証照合結果に、チャージしようとする電子マネーの金額と、取引日付等を加えて暗号化し、ICカード内情報を生成する。そしてこのICカード内情報と、電子マネー情報記憶部350の格納する電子マネー情報と、クレジット情報記憶部360の記憶するクレジット情報と、本人認証照合結果とを、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100に送信する。(S2030−S2032)。
【0079】
CPU310は、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100から電子マネーと、電子マネーのチャージ指示を受信すると、受信した電子マネーの金額をICカード300内の電子マネー情報記憶部350の記憶する電子マネーの残高に加算し、その合計結果を電子マネー情報記憶部350に書き込むことにより電子マネーのチャージを行う。電子マネーのチャージが成功した場合、CPU310は、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100に対し取引完了通知を送信する。
【0080】
一方、チャージが成功しなかった場合、CPU310は、入出力インタフェース部320を介してユーザ端末100にエラー通知を送信する(S2040−S2047)。
【0081】
次に、図7を参照して、電子マネーサーバ及びホストコンピュータの動作について説明する。
電子マネーサーバ600は、ユーザ端末100から送信用データを受信すると、送信用データを復号化し、自己が使用する電子マネー情報とを取り出す。そして、ホストコンピュータ700に対し、電子マネー情報を取り出した残りの送信用データを送信する(S3000−S3002)。
【0082】
ホストコンピュータ700は、電子マネーサーバ600から残りの送信用データ(クレジット情報、ICカード内情報等)を受信すると、以下のような手順を踏むことによってICカード300が真か否かを判断する。
【0083】
ホストコンピュータ700は、ICカード300におけるICカード内情報生成時に暗号化の対象となったデータ、例えば本人認証照合結果、チャージしようとする電子マネーの金額、取引日付等の暗号化を行う。そして生成した暗号化データと、ICカード300内で生成されたICカード内情報とを突合し、両者が一致した場合にICカード300が真であると判定する。
【0084】
ICカード300が真であると判定した場合、ホストコンピュータ700は会員情報710を参照して与信認定を行い、その結果を示す応答を作成する。与信が認められると判断した場合には、与信認定応答を作成する。一方、与信が認められないと判断した場合には、与信拒否応答を作成する。そして、応答内容がいずれの結果であっても、その応答内容を電子マネーサーバ600に送信する(S3020−S3028)。
【0085】
電子マネーサーバ600は、ホストコンピュータ700から受信した応答内容が与信認定応答であった場合には、ユーザの指定した電子マネー金額だけ電子マネーサーバ600内の電子マネーを減算してユーザ端末100に対して送信し、ユーザ端末100に対し、送信した電子マネーをユーザの所持するICカード300にチャージするよう指示する。一方、応答内容が与信拒否応答であった場合には、電子マネーサーバ600はユーザ端末100に対し電子マネーを送信せず、エラー情報のみを送信する(S3030−S3037)。
【0086】
以上、説明したように、本実施形態では、ICカード300で本人認証を行い、本人の確認が行われた場合、ICカード300において、ホストコンピュータ700でカード認証を行うためのカード認証用IDを作成する。このため、通信ネットワーク上では、ICカード所有者の本人認証用IDが流れないので、ICカード関連情報の安全性が確保される。また、ICカード300において作成されたカード認証用IDは、ICカード300側で暗号化されているものであり、またネットワーク800を介して送信される前にユーザ端末100においてさらに暗号化されるので、その安全性がさらに高まる。
【0087】
上述の実施形態は、インターネットのような通信ネットワークを使用して電子マネーのチャージを行う形態について説明した。本実施形態のICカード300はクレジットカードと電子マネーカードの2つの機能を有するので、従来と同様、本実施形態のICカード300を、クレジットカードまたは電子マネーカードとして、それぞれの目的で使用することができる。
【0088】
クレジットカードとしてICカード300を使用する場合には、クレジットカード用の専用端末(不図示)にICカード300を挿入する。専用端末とホストコンピュータ700とは専用電話回線により接続されており、ホストコンピュータからのリモートによる指示で、ICカード300内のクレジット情報記憶部360からCPU110を介して必要情報を読み出す。必要情報の読み出しは、専用端末とホストコンピュータ700とがオフラインの状態で、専用端末のみから読み出す場合もある。ホストコンピュータ700は、読み出した情報により本人認証およびカード認証を行う。このとき、本人認証およびカード認証については、上述の実施形態と同様の認証方法を使用することができる。ホストコンピュータ700の認証結果は専用端末に表示されるので、その表示結果で、商品販売者はICカード300による支払いの可否を決定する。
【0089】
次にICカード300を電子マネーカードとして使用する場合を説明する。
通常、商品販売者の店には、電子マネーサーバ600と類似の電子マネーサーバが設置されている。ICカード300は電子マネーサーバに接続されたカードリーダライタに挿入され、電子マネーサーバからの指示でICカード300内の電子マネー情報記憶部350内の電子マネー情報がCPU110により読み書きされる。電子マネーサーバは、ICカードの残高チェックを行うためにICカード300から残高を示すマネー情報を読み出す。また、代金決済のために、ICカード300の電子マネー情報記憶部350の電子マネーをCPU110を介して更新する。
【0090】
次に、他の実施の形態について説明する。
1)上述した実施の形態においては、電子マネーを発行する銀行などが電子マネーサーバ600を保有し、クレジットカード発行会社がホストコンピュータ700を保有する場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、他の実施の形態においては、電子マネーサーバ600及びホストコンピュータ700のいずれをも同じ金融機関、例えばクレジットカード会社または銀行で保有することが考えられる。またユーザ端末100は、ICカード300保有者自身が保有するだけでなく、コンビニエンスストアなどやその他の場所に設置してもよい。
【0091】
2)上述した実施の形態においては、ICカード300の備えるクレジット機能を決済手段として電子マネーの購入を行い、ICカード300に電子マネーをチャージする場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、上述のようにICカード300の備えるクレジット機能のみを使用したり、ICカード300の備える電子マネーのみを使用したり、あるいは併用することも考えられる。また、ICカード300の備える電子マネーでクレジットカード会社から請求されたクレジットカード使用代金の支払を行ってもよい。
【0092】
3)ICカード300、ユーザ端末100、電子マネーサーバ600、ホストコンピュータ700等で実行するプログラムは、携帯用記録媒体や通信を使用して、上記装置に転送してもよい。したがって、本発明の記録媒体の概念には装置内の記憶装置、たとえば、ICメモリ、ハードディスク、携帯用記録媒体、たとえば、CDROMなどが含まれる。
【0093】
4)上述の実施形態ではICカード300側でカード認証用IDを作成しているが、他の作成例としては、カード認証用IDそのものをICカード300内の所定記憶領域に格納しておくことが考えられる。この場合は、暗号キーを使用して暗号化することによりカード認証用IDを作成する場合よりもセキュリティ性が落ちるが、情報処理が簡素化されるので、ICカード内のメモリ容量に制限がある場合に効果的である。
【0094】
5)ICカードあるいはユーザ端末で暗号化する暗号化方法については、セキュリティの関係上、クレジット会社で実際に使用している方法を開示できないが、周知の暗号化方法を使用することができる。
【0095】
6)ユーザ端末100側で情報入力するためのプログラム等には、ユーザ端末100にインストールしたプログラム、または電子マネーサーバ600から受信したHTML文書、XML文書などのマークアップランゲージ文書を使用すればよい。
【0096】
7)上述した実施の形態においては、ユーザ端末100における送信用データ生成時の暗号化対象データは、電子マネーの金額、取引日付、ICカード内情報、電子マネー情報、クレジット情報である場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、他の実施の形態においては、データの種類、あるいは個数について、より多くの情報を暗号化の対象データとして送信用データを生成することとしてもよい。
【0097】
8)上述した実施の形態においては、ICカード300の記憶部340として、EEPROMなどの書き換え可能な不揮発メモリを使用する場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、他の実施の形態においては、書き換え不可なメモリ、例えばROMを使用することも考えられる。
【0098】
9)上述した実施の形態においては、CPU110が通信部150を介してICカード300からICカード内情報、電子マネー情報、本人認証の照合結果等を受信した後に、表示部130の表示画面を確認画面(図15)へと遷移させ、ユーザに取引内容を確認するよう指示する場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。他の実施の形態においては、表示部130への確認画面(図15)の表示を先に行い、ユーザに取引内容の確認を行わせた後に、ICカード300からICカード内情報、電子マネー情報、本人認証の照合結果等を受信することも考えられる。
【0099】
10)上述した実施の形態においては、ICカード300におけるICカード内情報生成時に暗号化の対象となったデータをホストコンピュータ700内で暗号化し、生成した暗号化データと、ICカード300内で生成されたICカード内情報とを突合することによってホストコンピュータ700においてICカード300の真偽判定を行う場合を一例に説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。他の実施の形態においては、ICカード300内で生成されたICカード情報をホストコンピュータ700において複合化を行い、複合化が可能であるか否かを確認することによってカードの真偽判定を行うことも考えられる。
【0100】
以上述べたように本実施形態によれば、電子マネーを備えたICカードがクレジットカード機能をも備えたことにより、カード保有者の口座残高や手持ちの現金残高に制限されることなく、ICカードに電子マネーをチャージすることが可能となる。ICカードのクレジットカード機能のみを使用して商品を買うことも可能となる。また、本実施形態によれば、ICカードの暗証番号などが通信ネットワーク上に流れないため、安全にICカードに電子マネーのチャージを行うことができる。
【0101】
【発明の効果】
以上、説明したように,請求項1および請求項2の発明によれば、クレジットカードによる決済で電子マネー情報を購入し、ICカードにチャージ補充することができる。
【0102】
また、本人認証用IDに基づき、ICカード側で本人認証を行った後、その認証結果などをもとにICカード側で生成されたカード認証用IDでカード認証が行われるので、本人認証用のIDが外部環境に流出せず、その安全性が確保される。
【0103】
請求項3および請求項4の発明では、ICカード側で暗号化されたカード認証用IDに複数のデータを含め、さらにそれをユーザ端末側で暗号化するので、さらにカード認証用IDの解読が困難となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子マネーチャージシステムのシステム構成の一例を示す図である。
【図2】ユーザ端末の構成の一例を示す図である。
【図3】ICカードの構成の一例を示す図である。
【図4】電子マネーチャージシステムにおける情報の流れの一例を示す図である。
【図5】ユーザ端末の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】ICカードの動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】電子マネーサーバ及びホストコンピュータの動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】処理選択画面の一例を示す図である。
【図9】電子マネーチャージ処理メイン画面の一例を示す図である。
【図10】カード挿入画面の一例を示す図である。
【図11】決済手段選択画面の一例を示す図である。
【図12】決済手段選択後画面の一例を示す図である。
【図13】チャージ額入力画面の一例を示す図である。
【図14】暗証番号入力画面の一例を示す図である。
【図15】確認画面の一例を示す図である。
【図16】取引中画面の一例を示す図である。
【図17】取引成功画面の一例を示す図である。
【図18】取引失敗画面の一例を示す図である。
【図19】残高確認画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 ユーザ端末
110 主制御部(CPU)
120 入力部
130 表示部
140 記憶部
150 通信部
160 リーダ/ライタ部
170 バス
200 リーダ/ライタ装置
300 ICカード
310 主制御部(CPU)
320 入出力インタフェース部
330 バス
340 記憶部
350 電子マネー情報記憶部
360 クレジット情報記憶部
370 暗証番号記憶部
380 本人認証照合結果記憶部
500 金融機関側システム
600 電子マネーサーバ
610 電子マネー情報
700 ホストコンピュータ
710 会員情報
800 ネットワーク

Claims (4)

  1. 電子マネー情報を記憶するICカードに対して、電子マネーサーバとホストコンピュータとを用いて電子マネー情報をチャージする電子マネーチャージシステムであって、
    前記ICカードは、
    電子マネー情報を記憶した電子マネー情報記憶手段と、
    クレジット情報を記憶したクレジット情報記憶手段と、
    本人認証用IDを記憶する暗証番号記憶手段と、
    ユーザ端末からの本人認証用IDの入力に応答して該本人認証用IDと前記暗証番号記憶手段に記憶された本人認証用IDとを照合し、本人認証照合結果を符号化して生成する照合手段と、
    少なくとも前記本人認証照合結果を暗号化することでカード認証用IDを作成するカード認証用ID作成手段と、
    少なくとも前記作成したカード認証用IDと、前記クレジット情報記憶手段に記憶する前記クレジット情報とを前記ユーザ端末に出力する出力手段と、
    前記ユーザ端末からの電子マネーのチャージ指令信号に応答して、前記電子マネー情報記憶手段に記憶された電子マネー情報に、前記ユーザ端末からの電子マネーの金額を加算し、その合計金額を前記電子マネー情報記憶手段に書き込むことで、電子マネーをチャージするチャージ手段と、を備えており、
    前記電子マネーサーバは、
    前記ユーザ端末において生成された、少なくとも前記カード認証用IDと前記クレジット情報とチャージする電子マネーの金額情報とを含む送信用データを前記ユーザ端末から受け取り、該送信用データにおける少なくとも前記カード認証用IDと前記クレジット情報とを前記ホストコンピュータに送る第1の通信手段と、
    前記ホストコンピュータから受け取る与信判定結果が与信認定であった場合には、前記ICカードに対する電子マネーのチャージ指令信号と前記チャージする電子マネーの金額とを前記ユーザ端末に送る指示信号発信手段と、を備えており、
    前記ホストコンピュータは、
    前記カード認証用IDに基づき、前記ICカードの真偽判定を行う判定手段と、
    前記判定手段の前記ICカードは真との判断に応答して、前記クレジット情報を用いて前記ICカード所有者への与信判定を行い、前記電子マネーサーバに与信判定結果を通知する第2の通信手段と、を備える、
    ことを特徴とする電子マネーチャージシステム。
  2. 前記ユーザ端末は、
    前記ICカードにチャージする電子マネーの金額の入力を受け付ける第1の入力手段と、
    前記本人認証用IDの入力を受け付ける第2の入力手段と、
    前記ICカードに対して、電子マネーのチャージ指令信号を発信する信号発信手段と、
    前記ICカードとの情報の交信を行う第1の端末側入出力手段と、
    前記電子マネーサーバとの情報の交信を行う第2の端末側入出力手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子マネーチャージシステム。
  3. 前記ユーザ端末は、さらに、
    少なくとも前記カード認証用IDと前記クレジット情報とチャージする電子マネーの金額情報とをさらに暗号化して送信用データを生成する暗号化手段、を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子マネーチャージシステム。
  4. 前記電子マネーサーバは、さらに、
    前記ユーザ端末の暗号化手段が生成した送信用データを復号化する復号化手段、を備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子マネーチャージシステム。
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