JP4676161B2 - レーザ加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ加工ヘッドを移動させながらワークにレーザ加工を施すレーザ加工機に関する。
従来、レーザ加工ヘッドを移動させながらワークにレーザ加工を施すレーザ加工機としては、種々の構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、そのようなレーザ加工機の従来構造の一例を示す正面図であり、図中の符号200は、レーザ光を発生させるレーザ発振器を示し、符号201は、ワークWを載置する加工テーブルを示し、符号202は、移動駆動されながら該ワークWにレーザ光を照射するレーザ加工ヘッドを示し、符号203は、レーザ発振器200とレーザ加工ヘッド202との間のレーザ光路系を示し、符号204は、レーザ光路系を密閉して埃等の侵入を防止するための蛇腹部材を示す。
特開2003−290967号公報
ところで、上述した蛇腹部材204は、レーザ加工ヘッド202の矢印205の方向への往復移動に伴い繰り返し伸縮されることとなるため、破損され易く耐久性に劣るという問題があった。
本発明は、耐久性に優れたレーザ加工機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、図1及び図2に例示するものであって、レーザ光を発生させるレーザ光発生手段(2)と、該レーザ光のための光路を形成する光路手段(A)と、該光路手段(A)を通過してきたレーザ光をワーク(W)に照射するレーザ加工ヘッド(3)と、を備えたレーザ加工機(1)において、
前記光路手段(A)は、
レーザ光(L1)を一の方向(30)に導く空洞部(31a)、及び該空洞部(31a)の開口部(31b)を有する導光部(31)と、
前記レーザ加工ヘッド(3)が移動駆動されることに伴い前記開口部(31b)に沿って移動され、前記空洞部(31a)からレーザ光を他の方向(32、L3)に取り出して前記レーザ加工ヘッド(3)に供給する光取り出し部(33)と、
前記光取り出し部(33)が配置された部分以外(30B)では前記開口部(31b)を閉塞するように配置され、前記光取り出し部(33)が配置された部分(30A)では前記開口部(31b)を閉塞せずに前記光取り出し部(33)を迂回するように配置されて前記光取り出し部(33)へのレーザ光の取り出しを許容するベルト部材(36)と、を有し、
前記光取り出し部(33)は、
該光取り出し部(33)の移動方向一端部であって前記開口部(31b)に近接する位置に配置された第1ローラ(331)と、
前記移動方向中央部であって前記開口部(31b)から離れた位置に配置された第2ローラ(332)と、
前記移動方向他端部であって前記開口部(31b)に近接する位置に配置された第3ローラ(333)と、を有し、
前記ベルト部材(36)は、前記第1ローラ(331)及び前記導光部(31)の間、前記第2ローラ(332)の外側、並びに前記第3ローラ(333)及び前記導光部(31)の間をそれぞれ通るように配置され、
更に、前記光取り出し部(33)に、前記開口部(31b)を通って前記導光部(31)の内部に突出するようにブラケット(35)を設け、該ブラケット(35)に光反射手段(34)を前記空洞部(31a)に配置する形で設けるとともに、反射ミラー(334)を前記第2ローラ(332)と前記開口部(31b)の間に、前記空洞部(31a)からのレーザ光の前記他の方向への取り出しを、該レーザ光(L1)を前記光反射手段(34)及び反射ミラー(334)にて反射させることにより行ない得るように配置し、
前記ベルト部材(36)及び前記導光部(31)の少なくとも一方に磁石(図5(a) (b) の符号37参照)が配置されていて、前記ベルト部材(36)が前記磁石の磁力により前記開口部(31b)を閉塞することを特徴とする。
請求項に係る発明は、図3に例示するものであって、請求項1に記載の発明において、前記開口部(31b)の両縁に沿うように前記磁石(37)が配置され、前記ベルト部材(36)がスチールベルトであって、該ベルト部材(36)が前記磁石(37)の磁力を介して前記開口部(31b)を閉塞することを特徴とする。
請求項に係る発明は、図4に例示するものであって、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の発明において、前記導光部(31)はレール部材(40a,40a)を有し、
前記光取り出し部(33)は前記レール部材(40a,40a)に沿って移動するように構成された、ことを特徴とする。
請求項に係る発明は、図2に例示するものであって、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、ワーク(W)を載置する加工テーブル(T)と、該加工テーブル(T)の上方に横架されると共に前記レーザ加工ヘッド(3)を移動自在に支持するクロスアーム(50)と、を備え、
前記導光部(31)が前記加工テーブル(T)に沿うように配置され、
前記光取り出し部(33)が前記クロスアーム(50)に取り付けられて、
前記レーザ光発生手段(2)からのレーザ光が、前記導光部(31)、前記光取り出し部(33)及び前記クロスアーム(50)に導かれた後、前記レーザ加工ヘッド(3)に供給される、ことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、ワーク(W)を載置する加工テーブル(T)と、該加工テーブル(T)の上方に横架されて前記レーザ加工ヘッド(3)を移動自在に支持するクロスアーム(50)と、を備え、
前記導光部(31)が前記クロスアーム(50)に沿って配置され、
前記光取り出し部(33)が前記レーザ加工ヘッド(3)に取り付けられて、
前記レーザ光発生手段(2)からのレーザ光が、前記導光部(31)及び前記光取り出し部(33)を経由して前記レーザ加工ヘッド(3)に供給される、ことを特徴とする。
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
請求項1〜5に係る発明によれば、ベルト部材は導光部に密着した状態で開口部を閉塞するので、導光部内部への埃や異物の侵入を防止することができる。また、前記光取り出し部を前記一の方向(又はその反対方向)に移動させた場合、ベルト部材はその厚み方向に移動されるだけなので傷みにくく、蛇腹を用いる場合に比べて耐久性が向上される。別の言い方をすれば、ベルト部材は、軸方向に大きく変形される蛇腹と異なり、変形量は小さいので、変形し易い材料にて形成する必要は必ずしもなく、その他の性質を持つ材料(例えば、耐久性や耐熱性に富む材料)を用いることができる。
請求項に係る発明によれば、前記光反射手段と前記光取り出し部とは一体的に移動されるように構成されているため、前記光反射手段を駆動する手段を別途設けておく必要は無く、構造を簡素化できる。また、前記光反射手段と前記光取り出し部との相対位置関係は常に適正に維持されるため、該光反射手段からレーザ加工ヘッドにレーザ光を正確に導くことができる。
請求項に係る発明によれば、光取り出し部が如何なる位置に移動したとしても、レーザ光の光路をベルト部材が遮蔽してしまうことはなく、導光部から光取り出し部へのレーザ光の取り込みが可能になる。
以下、図1乃至図5に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、図3のE−E断面図であって、光取り出し部等の構造を示す断面図である。また、図2は、本発明に係るレーザ加工機の全体構造の一例を示す外観斜視図であり、図3は、光路手段の構造の一例を示す斜視図であり、図4は、図1のF−F断面図であり、図5(a) は、図4の詳細断面図であり、図5(b) は、その詳細拡大断面図である。
本発明に係るレーザ加工機は、図2に符号1で示すように、レーザ光を発生させるレーザ光発生手段2と、該レーザ光のための光路を形成する光路手段Aと、該光路手段Aを通過してきたレーザ光をワークWに照射するレーザ加工ヘッド3と、を備えている。
ところで、前記光路手段Aは、図1に示すように、レーザ光L1を一の方向30に導く導光部31と、該レーザ光L1を、符号L2に示すように他の方向32に取り出して前記レーザ加工ヘッド3に供給する光取り出し部33と、を有している。このうち、導光部31は、レーザ光L1の光路として機能する空洞部31aを内部に有しており、表面には該空洞部31aの開口部31b(図3参照)を有している。
ところで、上述したレーザ加工ヘッド3は少なくとも前記一の方向30に沿って移動駆動可能に構成されている。また、前記導光部31の空洞部31a及び開口部31bは前記一の方向30に沿って形成されていて、前記光取り出し部33は、前記一の方向30に移動駆動され、いずれの位置においても前記空洞部31aからレーザ光L1を取り出せるようになっている(詳細は後述する)。
前記光取り出し部33は、前記導光部31と接した状態又は微小間隙を開けた状態で移動させると良い。例えば、図4に示すように、レール部材40a,40aを導光部31に(前記一の方向30に沿うように)配置しておいて、該レール部材40a,40aに前記光取り出し部33を移動自在に支持させておき、不図示の駆動手段によって該光取り出し部33を前記レール部材40a,40aに沿って移動駆動すると良い。この場合、前記光取り出し部33が前記レール部材40a,40aを摺動するようにしても、前記光取り出し部33に不図示のローラを設けておいて該ローラがレール部材上を転動するようにしても良い。
ところで、光取り出し部33がいずれの位置にある場合にもレーザ光L1を取り出せるようにするには、図1に示すように、該レーザ光L1を符号L2で示すように反射させるための光反射手段34を前記空洞部31aの内部(正確には、レーザ光L1の光路上)であって前記光取り出し部33に対向する位置に配置しておくと良い。この図1では、前記開口部31bを通って前記導光部31の空洞部31aに突出するようなブラケット35が前記光取り出し部33に取り付けられていて、光反射手段34はそのブラケット35に取り付けられているので、光反射手段34は、前記光取り出し部33と一体的にレーザ光L1の光路上を移動することとなるため、前記光反射手段34を駆動する手段を別途設けておく必要は無く、構造を簡素化できる。また、前記光反射手段34と前記光取り出し部33との相対位置関係は常に適正に維持されるため、該光反射手段34からレーザ加工ヘッド3にレーザ光を正確に導くことができる。なお、構造及び駆動制御が複雑になるが、光反射手段34を光取り出し部33に取り付けないで、両者を別の駆動手段で駆動するようにしても良い。
ところで、上述した導光部31には、その開口部31bに沿うようにベルト部材36が配置されている。このベルト部材36は、前記光取り出し部33が配置された部分(つまり、図1に符号30Aで示す部分)では前記開口部31bを閉塞せず(前記光取り出し部33を迂回するように配置されて)、前記光取り出し部33へのレーザ光の取り出しを阻害しないようになっている(詳細は後述する)。また、該ベルト部材36は、前記光取り出し部33が配置された部分以外(図1に符号30Bで示す部分)では前記開口部31bを閉塞して、導光部内部への埃や異物の侵入を防止するように構成されている。本発明によれば、光取り出し部33を前記一の方向30(又はその反対方向)に移動させた場合、ベルト部材36はその厚み方向(図1に符号32で示す方向、及びその反対方向)に移動されるだけなので傷みにくく、蛇腹を用いる場合に比べて耐久性が向上される。なお、“ベルト部材36が迂回するように配置され”とは、ベルト部材36が導光部31(開口部31b)から離れた状態に配置されて、ベルト部材36と導光部31との間に光路(図4の符号L3参照)を形成できることを意味する。
上述したベルト部材36は磁力により開口部31bを閉塞するようにすると良い。例えば、図5(a) (b) に示すように、開口部31bの端縁(好ましくは、開口部31bの両方の端縁)に沿って磁石37を配置し、前記ベルト部材36はスチールベルトにすると良い。このようにした場合には、ベルト部材36は導光部31に密着した状態で開口部31bを閉塞するので、導光部内部への埃や異物の侵入を防止することができる。なお、磁石は、前記ベルト部材36及び前記導光部31の少なくとも一方に設けていれば良く、
(1) 上述のように導光部31の側に設けても、
(2) 導光部31の側でなくベルト部材36の側に設けても、
(3) 導光部31及びベルト部材36の両方に設けても、
いずれでも良い。ところで、上記(2) のように、磁石をベルト部材36の側に設ける方法としては、
(2-1) ベルト部材36に磁石を埋め込む方法
(2-2) ベルト部材36に磁石を接着する方法
(2-3) ベルト部材36に帯状ゴム磁石を用いる方法
を挙げることができる。なお、磁石を前記ベルト部材36の側に配置する場合は、前記光取り出し部33の一端部(後述するように第1ローラ331が配置される部分)及び他端部(後述するように第3ローラ333が配置される部分)にも光取り出し部側磁石を配置しておいて(該光取り出し部側磁石をベルト部材35と開口部31bとの間に配置する場合には、ベルト部材35の側の磁石と同極性の磁石、光取り出し部側磁石と開口部31bとの間にベルト部材35を配置する場合には、ベルト部材35の側の磁石とは異極性の磁石)、光取り出し部33を移動させる際には、ベルト部材側磁石及び光取り出し部側磁石の反発力又は吸引力によって、ベルト部材36を前記導光部31から容易に剥離できるようにしておくと良い。
ところで、導光部31を形成する部材は、図3及び図4に詳示するように断面が略コ字状のものとし、開口部31bは上側に配置すると良い。
また、前記開口部31bの両縁に沿うように、前記一の方向30にウレタン等のシール部材(図3及び図5(a) (b) の符号38参照)を設けておいて、該シール部材38と前記ベルト部材36と密着させて、導光部内部への埃や異物の侵入を防止すると良い。この場合、図5(a) (b) に示すように、シール部材38と磁石37とを互いに近接するように配置しておいて、磁石37により引き付けられたベルト部材36がシール部材38に押し付けられ密着されるようにしておくと良い。また、図5(b) に示すように、シール部材38の表面を、磁石37の表面よりも突出させておいて、磁石37がシール部材38に接触し易くすると良い。この場合のシール部材38は、ベルト部材36に押し付けられて多少弾性変形する程度の材質にすると良く、ベルト部材36も多少撓む程度の材質にすると良い。図5(a) (b)では、シール部材38は磁石37の片側のみに配置されているが、磁石37の両側に配置しても良い。
なお、図5(a) (b)に示すシール部材38や磁石37は、空洞部31aを形成する部材(符号39で示す部材)自体に形成されておらず板状の部材40に形成されているが、部材39自体に形成しても良い。
ところで、ベルト部材36は、前記光取り出し部33へのレーザ光L2の取り出しを阻害しないように前記光取り出し部33を迂回させる必要があるが、そのために最適な光取り出し部33の構造について図1を参照して説明する。
図示の光取り出し部33は、回転自在な第1〜第3ローラ331,332,333を有している。このうち、第1ローラ331は、該光取り出し部33の移動方向一端部であって前記開口部31bに近接する位置に配置され、第2ローラ332は、前記移動方向中央部であって前記開口部31bから離れた位置に配置され、第3ローラ333は、前記移動方向他端部であって前記開口部31bに近接する位置に配置されている。また、この第2ローラ332と開口部31bとの間には反射ミラー334を配置して、導光部31からのレーザ光L2をレーザ加工ヘッド3の側(例えば、紙面垂直方向)に反射するように構成している。さらに、前記ベルト部材36は、前記第1ローラ331及び前記導光部31の間(つまり、前記第1ローラ331及び前記開口部31bの間)、前記第2ローラ332の外側(前記導光部31が配置された方とは反対側)、並びに前記第3ローラ333及び前記導光部31の間(つまり、前記第3ローラ333及び前記開口部31bの間)をそれぞれ通るように配置されている。このように構成した場合、光取り出し部33が前記一の方向30の如何なる位置に移動したとしても、レーザ光L2の光路をベルト部材36が遮蔽してしまうことはなく、導光部31から光取り出し部33へのレーザ光L2の取り込みが可能となる。なお、ベルト部材36が導光部31から離間した位置に配置される部分30Aでは、図3に示すように、ローラ331,332,333を回転自在に支持する壁部335a,335bが立設されていて、ベルト部材36と協働することにより開口部31bを閉塞するため、導光部内部への埃や異物の侵入を確実に防止することができる。但し、一方の壁部335a(レーザ加工ヘッド3に近接する方の壁部)には、図4に示すように、孔部Gが形成されているので、反射ミラー334にて反射されたレーザ光L2が遮蔽されることは無い。また、図1に示すように、移動方向端部のローラ331,333よりも外側には、可撓性材料からなるへら部材336を配置し、ベルト部材36の表面の埃や異物を除去できるようにしておくと良い。
ところで、本発明に係るレーザ加工機には、図2に示すように、ワークWを載置する加工テーブルTを設けておくと良い。そして、この加工テーブルTの上方にはクロスアーム50を横架し、このクロスアーム50には、前記レーザ加工ヘッド3を移動自在に支持させると良い。このようなレーザ加工機において、上述した導光部31は、前記加工テーブルTに沿うような位置(図2の符号51参照)に配置すると良く、上述した光取り出し部33は前記クロスアーム50に取り付けておいて(図2の符号52参照)、前記レーザ光発生手段2からのレーザ光が、符号51に示す位置に配置された前記導光部31、符号52に示す位置に配置された前記光取り出し部33、及び前記クロスアーム50に導かれた後、前記レーザ加工ヘッド3に供給されるようにしておくと良い。
また、上述のように、加工テーブルTやクロスアーム50を配置するが、導光部31は、前記加工テーブルTに沿うように配置するのではなく、前記クロスアーム50に沿うように配置し、光取り出し部33は前記レーザ加工ヘッド3に取り付けておいて(図2の符号53参照)、前記レーザ光発生手段2からのレーザ光が、前記クロスアーム50に沿うように配置された前記導光部31、及び符号53に示す位置に配置された前記光取り出し部33を経由して前記レーザ加工ヘッド3に供給されるようにしておくと良い。
さらに、図2及び図3に示すように、符号51で示す位置、及びクロスアーム50に沿う位置の両方に導光部31を配置し、符号52で示す位置、及び符号53で示す位置の両方に光取り出し部33を配置しても良い。
図1は、光取り出し部等の構造を示す断面図である。 図2は、本発明に係るレーザ加工機の全体構造の一例を示す外観斜視図である。 図3は、光路手段の構造の一例を示す斜視図である。 図4は、図1のF−F断面図である。 図5(a) は、図4の詳細断面図であり、図5(b) は、その詳細拡大断面図である。 図6は、レーザ加工機の従来構造の一例を示す正面図である。
符号の説明
1 レーザ加工機
2 レーザ発生手段
3 レーザ加工ヘッド
31 導光部
31a 空洞部
31b 開口部
33 光取り出し部
34 光反射手段
35 ブラケット
36 ベルト部材
37 磁石
331 第1ローラ
332 第2ローラ
333 第3ローラ
A 光路手段
T 加工テーブル
W ワーク

Claims (5)

  1. レーザ光を発生させるレーザ光発生手段と、該レーザ光のための光路を形成する光路手段と、該光路手段を通過してきたレーザ光をワークに照射するレーザ加工ヘッドと、を備えたレーザ加工機において、
    前記光路手段は、
    レーザ光を一の方向に導く空洞部、及び該空洞部の開口部を有する導光部と、
    前記レーザ加工ヘッドが移動駆動されることに伴い前記開口部に沿って移動され、前記空洞部からレーザ光を他の方向に取り出して前記レーザ加工ヘッドに供給する光取り出し部と、
    前記光取り出し部が配置された部分以外では前記開口部を閉塞するように配置され、前記光取り出し部が配置された部分では前記開口部を閉塞せずに前記光取り出し部を迂回するように配置されて前記光取り出し部へのレーザ光の取り出しを許容するベルト部材と、を有し、
    前記光取り出し部は、
    該光取り出し部の移動方向一端部であって前記開口部に近接する位置に配置された第1ローラと、
    前記移動方向中央部であって前記開口部から離れた位置に配置された第2ローラと、
    前記移動方向他端部であって前記開口部に近接する位置に配置された第3ローラと、を有し、
    前記ベルト部材は、前記第1ローラ及び前記導光部の間、前記第2ローラの外側、並びに前記第3ローラ及び前記導光部の間をそれぞれ通るように配置され、
    更に、前記光取り出し部に、前記開口部を通って前記導光部の内部に突出するようにブラケットを設け、該ブラケットに光反射手段を前記空洞部に配置する形で設けるとともに、反射ミラーを前記第2ローラと前記開口部の間に、前記空洞部からのレーザ光の前記他の方向への取り出しを、該レーザ光を前記光反射手段及び反射ミラーにて反射させることにより行ない得るように配置し、
    前記ベルト部材及び前記導光部の少なくとも一方に磁石が配置されていて、前記ベルト部材が前記磁石の磁力により前記開口部を閉塞する、
    ことを特徴とするレーザ加工機。
  2. 前記開口部の両縁に沿うように前記磁石が配置され、前記ベルト部材がスチールベルトであって、該ベルト部材が前記磁石の磁力を介して前記開口部を閉塞する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  3. 前記導光部はレール部材を有し、
    前記光取り出し部は前記レール部材に沿って移動するように構成された、ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載のレーザ加工機。
  4. ワークを載置する加工テーブルと、該加工テーブルの上方に横架されると共に前記レーザ加工ヘッドを移動自在に支持するクロスアームと、を備え、
    前記導光部が前記加工テーブルに沿うように配置され、
    前記光取り出し部が前記クロスアームに取り付けられて、
    前記レーザ光発生手段からのレーザ光が、前記導光部、前記光取り出し部及び前記クロスアームに導かれた後、前記レーザ加工ヘッドに供給される、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーザ加工機。
  5. ワークを載置する加工テーブルと、該加工テーブルの上方に横架されて前記レーザ加工ヘッドを移動自在に支持するクロスアームと、を備え、
    前記導光部が前記クロスアームに沿って配置され、
    前記光取り出し部が前記レーザ加工ヘッドに取り付けられて、
    前記レーザ光発生手段からのレーザ光が、前記導光部及び前記光取り出し部を経由して前記レーザ加工ヘッドに供給される、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーザ加工機。
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