JP4675623B2 - 燃料電池システム及びその制御方法 - Google Patents

燃料電池システム及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4675623B2
JP4675623B2 JP2004381013A JP2004381013A JP4675623B2 JP 4675623 B2 JP4675623 B2 JP 4675623B2 JP 2004381013 A JP2004381013 A JP 2004381013A JP 2004381013 A JP2004381013 A JP 2004381013A JP 4675623 B2 JP4675623 B2 JP 4675623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
scavenging
cathode
low temperature
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004381013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006185862A (ja
Inventor
幸一郎 宮田
健一郎 上田
千大 和氣
純平 小河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004381013A priority Critical patent/JP4675623B2/ja
Priority to US11/313,113 priority patent/US20060141310A1/en
Publication of JP2006185862A publication Critical patent/JP2006185862A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4675623B2 publication Critical patent/JP4675623B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04007Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04231Purging of the reactants
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04223Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids during start-up or shut-down; Depolarisation or activation, e.g. purging; Means for short-circuiting defective fuel cells
    • H01M8/04253Means for solving freezing problems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、低温始動に対応可能な燃料電池システム及びその制御方法に関するものである。
近年、車両の駆動源として燃料電池を備えた燃料電池車両が提案されている。この種の燃料電池としては、アノードとカソードとの間に電解質膜を介装した単位セルを所定数積層された構造をとるものが知られている。そして、アノードに水素を、カソードに空気(酸素)をそれぞれ導入することで、水素と酸素との電気化学反応によって発電して、水を生成する。燃料電池の運転中において、生成水は主にカソードにて生成されるものの、カソードとアノードとの間に介装した電解質膜を介して、カソード中の水分がアノードに移動する場合がある。
燃料電池の発電を停止する際には燃料電池のガス流路内には前述した生成水や加湿水が残留しており、この残留水を放置したまま発電を停止すると、低温時に残留水が凍結してしまい反応ガス(水素、空気)の供給排出の妨げとなるため、低温始動性が低下してしまう。
これに対し、特許文献1には、燃料電池の発電停止時において、アノードやカソードの一方または両方の掃気処理(パージ処理)を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−203665号公報
しかしながら、燃料電池の発電を停止してから再度始動されるまでに、氷点下またはそれに近い低温環境下に晒されると、燃料電池システムに滞留する水蒸気が凝結してしまい、この状態で燃料電池の発電を行うと、発電効率が低下して、発電が不安定になるという問題がある。
また、燃料電池の発電を停止したときに一々掃気処理を行うと、燃料電池システムが停止した状態になっても、燃料電池のシステムが掃気処理のために稼働され続けるので、燃料電池システムが車両である場合には搭乗者に、燃料電池システムが定置型のシステムである場合には作業者に、違和感を与える虞があり、商品性の点で問題がある。
従って、本発明は、燃料電池が低温環境下に晒されたときであっても、発電を安定化させることができる燃料電池システムを提供することを目的とする。加えて、搭乗者や作業者に違和感を与えることを防止して商品性を向上することを他の目的とする。
請求項1に係る発明は、反応ガスの反応により発電を行う燃料電池(例えば、実施の形態における燃料電池1)と、カソード側のエア供給路から空気を送り込むことによるカソード掃気および、前記エア供給路とアノード側の水素供給路とを接続する合流流路に設けられた開閉弁を開閉制御することにより、前記カソード側のエア供給路から合流流路、水素供給路を介して空気を送り込むことによるアノード掃気を行う掃気手段(例えば、実施の形態におけるエアコンプレッサ5、開閉弁10、水素パージ弁17、エアパージ弁18)と、前記燃料電池の温度を検知する温度検知手段(例えば、実施の形態における温度センサ13)と、前記燃料電池の温度が0〜5度の範囲内の所定値以下のときに前記燃料電池を低温と判断する低温判断手段(例えば、実施の形態におけるECU12)と、前記燃料電池の発電停止信号が入力された以後に、前記カソード掃気を行い、その後前記低温判断手段により燃料電池の温度が低温になったと判断された場合に、前記アノード前記燃料電池の掃気を行う掃気制御手段(例えば、実施の形態におけるエアコンプレッサ5、開閉弁10、水素パージ弁17、エアパージ弁18)と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、前記低温判断手段により燃料電池の温度が前記低温になったと判断された場合に、前記掃気制御手段により掃気を行うことで、発電の安定化を図ることができる。すなわち、燃料電池の温度が低下すると、燃料電池システム内に滞留する水蒸気が凝結するため、この状態で燃料電池の発電を行うと発電効率が低下してしまう。従って、前記掃気制御手段により凝結した水を掃気することで、発電を安定化させて発電効率を向上させることができる。ここで、燃料電池を低温と判断する所定値としては、氷点下の温度より上であって、かつ、その近傍の温度であることが好ましい(例えば0〜5度の範囲)。このように所定値を設定すれば、残留水の凍結を防止しつつ燃料電池システム内に滞留する水蒸気の大部分を凝結した状態で掃気処理を行えるので、掃気効率を高めることができる。また、前記低温判断手段は所定時間(例えば、実施の形態における第1所定時間)毎に間欠的に起動されるように制御することで、消費電力を低減することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のものであって、低温経験の無い初期状態で、前記燃料電池の温度が低温になったと判断されて前記アノード掃気が行われると、低温フラグをセットし、次の前記燃料電池の起動時に、通常モードに比べてアノード圧を増圧、カソード圧を増圧、および、カソード流量を増大する低温モードで起動することを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項に記載のものであって、前記掃気制御手段は、前記燃料電池の発電停止信号が入力された後に必ず前記カソード掃気を行い、該カソード掃気後、低温フラグが立っていると判定されると、作業者または搭乗者が前記燃料電池から離れたとみなせる第2所定時間が経過した後に、前記アノード掃気を行うことを特徴とする。
請求項にかかる発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載のものであって、前記低温判断手段は、燃料電池の温度に応じて設定される第1所定時間毎に間欠的に起動されることを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池の発電停止後に直ちに掃気処理を行う事態を避けることができるので、搭乗者や作業者に違和感を与えることを防止できる。
請求項5に係る発明は、反応ガスの反応により発電を行う燃料電池と、カソード側のエア供給路から空気を送り込むことによるカソード掃気および、前記エア供給路とアノード側の水素供給路とを接続する合流流路に設けられた開閉弁を開閉制御することにより、前記カソード側のエア供給路から合流流路、水素供給路を介して空気を送り込むことによるアノード掃気を行う掃気手段と、前記燃料電池の温度を検知する温度検知手段と、前記燃料電池の温度が0〜5度の範囲内の所定値以下のときに前記燃料電池を低温と判断する低温判断手段と、を備える燃料電池システムの制御方法であって、前記燃料電池の発電停止信号が入力された以後に、前記カソード掃気を行い、その後前記低温判断手段により燃料電池の温度が低温になったと判断された場合に前記アノード掃気を行う掃気制御処理を行うことを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池の温度が所定値以下になったと判断された場合に、燃料電池の掃気を行うことで、燃料電池の温度低下により凝結した水を掃気することができるので、発電を安定化させて発電効率を向上させることができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のものであって、前記掃気制御処理は、低温経験の無い初期状態で、前記燃料電池の温度が低温になったと判断されて前記アノード掃気が行われると、低温フラグをセットし、次の前記燃料電池の起動時に、通常モードに比べてアノード圧を増圧、カソード圧を増圧、および、カソード流量を増大する低温モードで起動することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載のものであって、前記掃気制御処理は、前記燃料電池の発電停止信号が入力された後に必ず前記カソード掃気を行い、該カソード掃気後、低温フラグが立っていると判定されると、作業者または搭乗者が前記燃料電池から離れたとみなせる第2所定時間が経過した後に、前記アノード掃気を行うことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項5乃至7の何れか一項に記載のものであって、前記低温判断手段を、燃料電池の温度に応じて設定される第1所定時間毎に間欠的に起動することを特徴とする。
本願発明によれば、燃料電池が低温環境下に晒されたときであっても、発電を安定化させて発電効率を向上させることができる。
さらに本願発明によれば、搭乗者や作業者に違和感を与えることを防止できる。
さらに本願発明によれば、発電を安定化させて発電効率を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態における燃料電池システムを図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態における燃料電池システムを示すブロック図である。
燃料電池1は、例えば固体ポリマーイオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜をアノードとカソードとで両側から挟み込んで形成されたセルを複数積層して構成されたものである。
このように構成された燃料電池1のアノードに燃料として水素を供給し、カソードに酸化剤として酸素を含む空気を供給する。これにより、アノードで触媒反応により発生した水素イオンが、電解質膜を通過してカソードまで移動して、カソードで酸素と電気化学反応を起こして発電し、その際に水が生成される。このとき、カソード側で生じた生成水の一部は電解質膜を介してアノード側に逆拡散するため、アノード側にも生成水が存在する。
水素タンク等の水素供給源2から供給される水素は、遮断弁4を介して水素供給流路3を通って燃料電池1のアノードに供給される。
一方、空気はエアコンプレッサ5によりエア供給流路6に圧送され、燃料電池1のカソードに供給される。
また、水素供給流路3とエア供給流路6とは、合流流路9を介して接続されている。合流流路9には開閉弁10が設けられ、開閉弁10を開閉制御することにより、互いの流路3、6にそれぞれ流通する反応ガス(水素、エア)の合流を許容または防止することができる。
燃料電池1に供給された水素、エアは、発電に供された後、燃料電池1からアノード側の生成水等の残留水と共に水素排出流路7、エア排出流路8にそれぞれオフガスとして排出される。
水素排出流路7、エア排出流路8には、水素パージ弁17、エアパージ弁18がそれぞれ設けられている。パージ弁17、18が開かれると、反応済のオフガスである水素やエア、残留水が水素排出流路7、エア排出流路8から排出させる。なお、水素排出流路7から排出された水素は、図示しない希釈ボックスにより所定濃度以下に希釈されるが、詳細については省略する。
燃料電池システムには、各種機器の制御を行う制御部(ECU)12が設けられている。
ECU12には、イグニッションスイッチ15やタイマー16が接続され、これらからイグニッションON、OFF(IG−ON、IG−OFF)の信号や計測時刻の信号が入力される。
また、燃料電池1には、温度センサ13が接続されている。そして、この温度センサ13で検出された温度TがECU12に入力される。
そして、制御部12は、これらの入力された検出値や信号に基づいて、エアコンプレッサ5、遮断弁4、開閉弁10、パージ弁17,18を駆動させる信号を出力する。
上述のように構成された燃料電池システムの作用について図2〜図5を用いて説明する。図2は図1に示す燃料電池の掃気制御処理を示すメインフローチャートである。図3は図2に示す掃気フローの処理内容を示すサブフローチャートである。図4は図3に示すアノード掃気(低温アノード掃気、I−Vアノード掃気)の処理内容を示すサブフローチャートである。図5はECU、燃料電池温度、発電の有無、アノード掃気の有無、低温経験の有無、についての時間変化を示すグラフ図である。
まず、図2に示すように、イグニッションスイッチ15がOFFに設定されたことをECU12で検知すると、ステップS2で、燃料電池1の発電が停止される。すなわち、水素供給流路3の遮断弁4が閉じられて、燃料電池1への反応ガスの供給が停止される。そして、ステップS3でカソード掃気が開始される。この処理は、エアコンプレッサ5が駆動されるとともに、エアパージ弁18が開弁されることで、燃料電池1のカソード系(燃料電池1のカソードやエア供給流路6、エア排出流路8)の掃気が行われる。このようにシステム停止後にカソード掃気を行うのは、燃料電池1の発電反応の性質上、生成水が主にカソードで生成されるからである。ついで、ステップS10で、掃気フローの処理を行う。これについて、図3を用いて説明する。
まず、ステップS12で、「低温経験有り」のフラグが設定されているか否かを判定する。この判定結果がYESであればステップS28に進み、判定結果がNOであればステップS14に進む。なお、燃料電池1の初期状態(すなわち、「低温経験有り」のフラグが後述するステップS22でセットされる前)においては、「低温経験無し」のフラグが設定されているので、この場合にはステップS14に進むことになる。
ステップS14では、所定時間(後述するステップS30の所定時間と区別するために、便宜上「第1所定時間」と称す)が経過したか否かを判定する。この判定結果がYESであればステップS16に進み、判定結果がNOであればステップS14に戻る。すなわち、第1所定時間が経過するまでステップS14の処理を繰り返す。

ステップS16では、温度センサ13を起動して、燃料電池1の温度を測定する。なお、本実施の形態では、燃料電池1に温度センサ13を直接接続しているが、燃料電池1に温度センサ13を内蔵してもよい。また、反応ガス流路(水素排出流路7、エア排出流路8等)に温度センサ13を接続してもよく、さらに、燃料電池1を冷却する冷却媒体流路に温度センサ13を接続してもよい。
ステップS18では、燃料電池システムの温度が低下したか否かを判定する。この判定は、温度センサ13で検出した温度が所定値(例えば5度)よりも低下したか否かにより行う。この判定結果がYESであればステップS20に進み、判定結果がNOであればステップS26に進む。
ステップS20では、燃料電池システムの温度低下によるアノード掃気処理(「低温アノード掃気」と称す)を行う。このアノード掃気処理の詳細については、図4を用いて後述する。このとき、上述したように、ステップS18の所定値を氷点下よりも若干高い温度に設定することで、残留水の凍結を防止しつつ燃料電池システム内に滞留する水蒸気の大部分を凝結した状態で掃気処理を行える。そして、ステップS22で、「低温経験有り」のフラグを設定する。その後、ステップS24で温度センサ13を停止して、本フローチャートの処理である掃気フローを終了する。すなわち、図2の処理を終了する。
一方、ステップS18の判定結果がNOの場合、すなわち、システム温度が所定値よりも高い場合には、ステップS26に進み、温度センサ13の作動を停止して、本フローチャートの最初の処理(ステップS10)に戻る。
また、一旦「低温経験有り」のフラグがセットされた後に、図3の掃気フローが開始されると、ステップS12の判定結果がYESとなり、ステップS28に進む。ステップS28では、I−Vアノード掃気を実行済みか否かを判定する。この判定結果がYESであればステップS34に進み、この判定結果がNOであればステップS30に進む。ここで、I−Vアノード掃気とは、後述するステップS32で行う発電安定化のために行う掃気処理のことである。従って、燃料電池1の初期状態においては、ステップS28の判定結果はNOになりステップS30に進むことになる。
ステップS30では、所定時間(ステップS14の所定時間と区別するために、「第2所定時間」と称す)が経過したか否かを判定する。この判定結果がYESであればステップS32に進み、判定結果がNOであればステップS30に戻る。すなわち、第2所定時間が経過するまでステップS30の処理を繰り返す。なお、上述の第1所定時間は、燃料電池1のシステム温度に応じて設定される時間であり、第2所定時間は作業者または搭乗者が燃料電池システム1から離れたとみなせる時間である。
ステップS32では、燃料電池システムの発電安定化のためのアノード掃気処理(「I−Vアノード掃気処理」と称す)を行う。このI−Vアノード掃気処理を行うことで、燃料電池1の発電を安定化させて発電効率を向上することができる。すなわち、燃料電池システムが一旦上述の低温環境下に晒されると、燃料電池システム内に残留する水分が凝結してしまい、発電の安定化の障害となり発電効率を低下させてしまうため、I−Vアノード掃気処理を行うことで、凝縮した水を掃気することで発電の安定化や発電効率を向上することができる。このステップS32の処理を行った後は、本フローチャートの最初の処理(ステップS10)に戻る。
このアノード掃気処理について図4を用いて説明する。まず、ステップS52で、エアコンプレッサ5を駆動する。次ぎに、ステップS54で、開閉弁10を開弁し、エアコンプレッサ5により圧送されるエアを、合流流路9を介して水素供給流路3から燃料電池1のアノードに供給する。このとき、水素パージ弁17も併せて開弁し、燃料電池1のアノードから排出されたエアを水素排出流路7から排出する。そして、ステップS56で、掃気完了したか否かを判定する。この判定結果がYESである場合はステップS58に進み、判定結果がNOである場合はステップS56の処理に戻る。この掃気完了の判定は、タイマにより行ってもよいし、水素供給流路3と水素排出流路7との差圧により行ってもよい。すなわち、水素供給流路3と水素排出流路7との差圧が一定値以内になったときには、燃料電池1内の流路閉塞の原因となる残留水が排出されていると推定することができる。その後、ステップS58で、開閉弁10、水素パージ弁17をそれぞれ閉弁し、ステップS60で、エアコンプレッサ5を停止させることで、アノード掃気処理を終了する。なお、上述したステップS20の低温アノード掃気も同様にして行う。
また、ステップS28の判定結果がYESのとき、すなわち、I−V掃気が実行済みと判定されたときには、ステップS34で、第1所定時間が経過したか否かを判定する。この判定結果がYESであればステップS36に進み、判定結果がNOであればステップS34に戻る。
ステップS36では、温度センサ13を起動して、燃料電池1の温度を測定する。ついで、ステップS38では、ステップS18と同様に、燃料電池システムの温度が低下したか否かを判定する。この判定結果がYESであればステップS22に進み上述した処理を行う。また、この判定結果がNOであればステップS40に進み、「低温経験無し」のフラグを設定する。このとき、「低温経験有り」のフラグはリセットされる。その後、ステップS42で温度センサ13を停止して、本フローチャートの処理である掃気フローを終了する。すなわち、図2の処理を終了する。ここで、図2、図3の停止処理中に、IG−ONとなった場合には、I−Vアノード掃気実行済みのフラグをリセットする。つまり、このフラグがリセットされた後、I−Vアノード掃気が再度実行されるまで、ステップS28の判定結果はNOとなる。
これらの制御について、図5を用いて説明する。なお、この図に示す処理内容は一例であり、この内容に限定されるものではない。まず、IG−OFFの信号がECU12に入力されると(時刻t0)、ECU12はステップS3に示すカソード掃気処理を行って発電を停止し、ECU12やタイマーを除く各種機器の作動を停止する(時刻t1)。そして、第1所定時間経過後にECU12が立ち上がり、温度センサ13を作動させる。このとき検出した燃料電池システムの温度が所定値より高ければそのまま温度センサ13を停止させてECU12も停止する(時刻t2〜t5)。
そして、温度センサ13により検出した燃料電池システムの温度が所定値以下のときには(時刻t6)、ステップS20の低温アノード掃気が行われ、この掃気処理の終了後に「低温経験有り」フラグがセットされる(時刻t7)。
その後、IG−ONの信号がECU12に入力されると(時刻t8)、掃気処理は中断されて、ECU12は各種機器を作動させて発電起動処理を開始する。このときの発電起動は、低温モードで行われる。この、低温モードは、後述する通常モードに比べて、例えば、アノード圧の増圧、カソード作動圧の増圧、カソード流量の増大という点で異なっている。ついで、IG−OFFの信号がECU12に入力されると(時刻t9)、ECU12はステップS3に示すカソード掃気処理を行って発電を停止し、ECU12やタイマーを除く各種機器の作動を停止する(時刻t10)。
そして、第2所定時間経過後(時刻t11)、ECU12が立ち上がり、ステップS32のI−V復帰アノード掃気が行われる(時刻t12)。そして、第1所定時間経過後に再度ECU12が立ち上がり、温度センサ13を起動する(時刻t13、14)。このとき、燃料電池システムの温度は所定値以下であるので、「低温経験有り」のフラグはそのまま維持されている。
IG−ONの信号がECU12に入力されると(時刻t15)、掃気処理は中断されて、ECU12は各種機器を作動させて発電処理を開始する。この発電は、低温モードで行われる。その後、IG−OFFの信号がECU12に入力されると(時刻t16)、ECU12はステップS3に示すカソード掃気処理を行って発電を停止し、ECU12やタイマーを除く各種機器の作動を停止する(時刻t17)。その後、第1所定時間経過前にIG−ONの信号がECU12に入力されると(時刻t18)、掃気処理が中断されて発電起動処理が開始される。この発電は、発電起動処理時点でシステム温度が所定温度より高いため、通常モードで行われる。逆に、システム温度が所定温度よりも低い場合には低温モードで行われる。ついで、IG−OFFの信号がECU12に入力されると(時刻t19)、ECU12はステップS3に示すカソード掃気処理を行って発電を停止し、ECU12やタイマーを除く各種機器の作動を停止する(時刻t20)。
そして、第2所定時間経過後(時刻t21)、ECU12が立ち上がり、ステップS32のI−V復帰アノード掃気が行われる(時刻t22)。そして、第1所定時間経過後に再度ECU12が立ち上がり、温度センサ13を起動する(時刻t23、24)。このとき、燃料電池システムの温度は所定値を超えているので、「低温経験無し」のフラグがセットされる。
その後、IG−ONの信号がECU12に入力されると(時刻t25)、掃気処理は中断されて、ECU12は各種機器を作動させて発電処理を開始する。このときの発電は、通常モードで行われる。ついで、IG−OFFの信号がECU12に入力されると(時刻t26)、ECU12はステップS3に示すカソード掃気処理を行って発電を停止し、ECU12やタイマーを除く各種機器の作動を停止する(時刻t27)。そして、第1所定時間経過後にECU12が立ち上がり、温度センサ13を作動させて、燃料電池システムの温度を検出する(時刻t28、29)。
なお、本発明の内容は上述の実施の形態のみに限られるものでないことはもちろんである。例えば、燃料電池システムは車両であってもよいし、定置型の発電機であってもよい。また、ステップS30に示したように所定時間経過後に掃気処理を行うと、作業者や搭乗者の違和感を無くして商品性を向上できる点で好ましいが、所定時間を設けずに(換言すれば第2所定時間をゼロにして)直ちにステップS32の掃気制御を行うようにしてもよい。また、本実施の形態では、燃料電池1のIG−OFFの信号が入ると、カソード掃気を必ず行っているが、アノード掃気と同じタイミングで行ってもよい。また、本発明の掃気手段は、アノード若しくはカソードのいずれか一方を掃気するものであればよい。
本発明の実施の形態における燃料電池システムの全体構成図である。 図1に示す燃料電池の掃気制御処理を示すメインフローチャートである。 図2に示す掃気フローの処理内容を示すサブフローチャートである。 図3に示すアノード掃気(低温アノード掃気、I−Vアノード掃気)の処理内容を示すサブフローチャートである。 ECU、燃料電池温度、発電の有無、アノード掃気の有無、低温経験の有無、についての時間変化を示すグラフ図である。
符号の説明
1…燃料電池
5…エアコンプレッサ(掃気手段、掃気制御手段)
7…水素排出流路(反応ガス流路)
8…エア排出流路(反応ガス流路)
10…開閉弁(掃気手段)
12…ECU(低温判断手段)
13…温度センサ(温度検知手段)
17…水素パージ弁(掃気手段、掃気制御手段)
18…エアパージ弁(掃気手段、掃気制御手段)

Claims (8)

  1. 反応ガスの反応により発電を行う燃料電池と、
    カソード側のエア供給路から空気を送り込むことによるカソード掃気および、前記エア供給路とアノード側の水素供給路とを接続する合流流路に設けられた開閉弁を開閉制御することにより、前記カソード側のエア供給路から合流流路、水素供給路を介して空気を送り込むことによるアノード掃気を行う掃気手段と、
    前記燃料電池の温度を検知する温度検知手段と、
    前記燃料電池の温度が、0〜5度の範囲内の所定値以下のときに前記燃料電池を低温と判断する低温判断手段と、
    前記燃料電池の発電停止信号が入力された以後に、前記カソード掃気を行い、その後前記低温判断手段により燃料電池の温度が低温になったと判断された場合に前記アノード掃気を行う掃気制御手段と、を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記掃気制御手段は、低温経験の無い初期状態で、前記燃料電池の温度が低温になったと判断されて前記アノード掃気が行われると、低温フラグをセットし、次の前記燃料電池の起動時に、通常モードに比べてそれぞれアノード圧を増圧、カソード圧を増圧、および、カソード流量を増大する低温モードで起動することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記掃気制御手段は、前記燃料電池の発電停止信号が入力された後に必ず前記カソード掃気を行い、該カソード掃気後、低温フラグが立っていると判定されると、作業者または搭乗者が前記燃料電池から離れたとみなせる第2所定時間が経過した後に、前記アノード掃気を行うことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記低温判断手段は、燃料電池の温度が低くなるほど短く設定される第1所定時間毎に間欠的に起動されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の燃料電池システム。
  5. 反応ガスの反応により発電を行う燃料電池と、
    カソード側のエア供給路から空気を送り込むことによるカソード掃気および、前記エア供給路とアノード側の水素供給路とを接続する合流流路に設けられた開閉弁を開閉制御することにより、前記カソード側のエア供給路から合流流路、水素供給路を介して空気を送り込むことによるアノード掃気を行う掃気手段と、
    前記燃料電池の温度を検知する温度検知手段と、
    前記燃料電池の温度が、0〜5度の範囲内の所定値以下のときに前記燃料電池を低温と判断する低温判断手段と、を備える燃料電池システムの制御方法であって、
    前記燃料電池の発電停止信号が入力された以後に、前記カソード掃気を行い、その後前記低温判断手段により燃料電池の温度が低温になったと判断された場合に前記アノード掃気を行う掃気制御処理を行うことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
  6. 前記掃気制御処理は、低温経験の無い初期状態で、前記燃料電池の温度が低温になったと判断されて前記アノード掃気が行われると、低温フラグをセットし、次の前記燃料電池の起動時に、通常モードに比べてそれぞれアノード圧を増圧、カソード圧を増圧、および、カソード流量を増大する低温モードで起動することを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システムの制御方法。
  7. 前記掃気制御処理は、前記燃料電池の発電停止信号が入力された後に必ず前記カソード掃気を行い、該カソード掃気後、低温フラグが立っていると判定されると、作業者または搭乗者が前記燃料電池から離れたとみなせる第2所定時間が経過した後に、前記アノード掃気を行うことを特徴とする請求項6に記載の燃料電池システムの制御方法。
  8. 前記低温判断手段を、燃料電池の温度が低くなるほど短く設定される第1所定時間毎に間欠的に起動することを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項に記載の燃料電池システムの制御方法。
JP2004381013A 2004-12-28 2004-12-28 燃料電池システム及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4675623B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381013A JP4675623B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 燃料電池システム及びその制御方法
US11/313,113 US20060141310A1 (en) 2004-12-28 2005-12-20 Fuel cell system and method of controlling the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381013A JP4675623B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 燃料電池システム及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006185862A JP2006185862A (ja) 2006-07-13
JP4675623B2 true JP4675623B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=36612000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004381013A Expired - Fee Related JP4675623B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 燃料電池システム及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060141310A1 (ja)
JP (1) JP4675623B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4542911B2 (ja) * 2005-01-07 2010-09-15 本田技研工業株式会社 燃料電池システムの掃気処理装置及び掃気処理方法
JP2007212006A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nissan Motor Co Ltd 触媒燃焼器の燃焼状態検知装置
JP4478707B2 (ja) * 2007-09-06 2010-06-09 本田技研工業株式会社 燃料電池車両
US9960438B2 (en) * 2013-03-14 2018-05-01 Ford Global Technologies, Llc Fuel cell system and method to prevent water-induced damage
JP6222044B2 (ja) * 2014-11-07 2017-11-01 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システムにおける残水掃気処理方法および燃料電池システム
JP6198146B2 (ja) * 2014-11-13 2017-09-20 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム及びその制御方法
JP6562308B2 (ja) * 2016-01-27 2019-08-21 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP7298541B2 (ja) * 2020-05-19 2023-06-27 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
CN114725451B (zh) * 2022-05-14 2024-01-16 塑云科技(深圳)有限公司 燃料电池停机吹扫控制方法、装置、设备及存储介质

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000512068A (ja) * 1996-06-07 2000-09-12 バラード パワー システムズ インコーポレイティド 水の凝固温度より低い温度での燃料電池電力発生装置の作動開始方法及び装置
JP2001143736A (ja) * 1999-11-10 2001-05-25 Toshiba Corp 電源システム
JP2002208421A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Denso Corp 燃料電池システム
JP2002208422A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Denso Corp 燃料電池システム
JP2003510786A (ja) * 1999-09-27 2003-03-18 バラード パワー システムズ インコーポレイティド 電気化学的燃料電池のコールドスタート能力を向上させる方法
JP2003203665A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2004022198A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Denso Corp 燃料電池システム
JP2004039527A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2004152600A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の停止方法および停止装置
JP2004193102A (ja) * 2002-11-25 2004-07-08 Honda Motor Co Ltd 燃料電池運転方法と燃料電池運転装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6635479B1 (en) * 1996-08-02 2003-10-21 The Scripps Research Institute Hypothalamus-specific polypeptides
US6242120B1 (en) * 1999-10-06 2001-06-05 Idatech, Llc System and method for optimizing fuel cell purge cycles
US20020076583A1 (en) * 2000-12-20 2002-06-20 Reiser Carl A. Procedure for shutting down a fuel cell system using air purge
JP2002231293A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Toshiba Corp 燃料電池システムのパージ装置およびその方法
JP3659204B2 (ja) * 2001-08-30 2005-06-15 日産自動車株式会社 移動体用燃料電池パワープラント
JP3804515B2 (ja) * 2001-11-01 2006-08-02 トヨタ自動車株式会社 燃料電池及びその制御方法
DE10221146A1 (de) * 2002-05-13 2003-12-04 Daimler Chrysler Ag Verfahren zum Betreiben eines wenigstens eine diskontinuierlich betriebene Brennstoffzelle aufweisenden Brennstoffzellensystems
EP1416561B1 (en) * 2002-10-31 2008-05-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of operation fuel cell system and fuel cell system
WO2004049478A2 (en) * 2002-11-27 2004-06-10 Hydrogenics Corporation Fuel cell power system with external humidification and reactant recirculation and method of operating the same
DE10314820B4 (de) * 2003-04-01 2016-11-24 General Motors Corp. (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Verfahren zum Verhindern der Einfrierung von Wasser im Anodenkreislauf eines Brennstoffzellensystems sowie Brennstoffzellensystem
US7291411B2 (en) * 2003-09-17 2007-11-06 General Motors Corporation Fuel cell shutdown and startup purge using a stoichiometric staged combustor
US7270903B2 (en) * 2004-02-27 2007-09-18 Ford Motor Company Temperature-based vehicle wakeup strategy to initiate fuel cell freeze protection
JP4722409B2 (ja) * 2004-04-12 2011-07-13 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
US7270904B2 (en) * 2004-08-18 2007-09-18 General Motors Corporation Procedures for shutting down fuel cell system by using air purge at low cell temperature

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000512068A (ja) * 1996-06-07 2000-09-12 バラード パワー システムズ インコーポレイティド 水の凝固温度より低い温度での燃料電池電力発生装置の作動開始方法及び装置
JP2003510786A (ja) * 1999-09-27 2003-03-18 バラード パワー システムズ インコーポレイティド 電気化学的燃料電池のコールドスタート能力を向上させる方法
JP2001143736A (ja) * 1999-11-10 2001-05-25 Toshiba Corp 電源システム
JP2002208421A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Denso Corp 燃料電池システム
JP2002208422A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Denso Corp 燃料電池システム
JP2003203665A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2004022198A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Denso Corp 燃料電池システム
JP2004039527A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2004152600A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の停止方法および停止装置
JP2004193102A (ja) * 2002-11-25 2004-07-08 Honda Motor Co Ltd 燃料電池運転方法と燃料電池運転装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060141310A1 (en) 2006-06-29
JP2006185862A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8129044B2 (en) Fuel cell system and method for operating the same
US7875399B2 (en) Stop method for fuel cell system
US7989112B2 (en) Fuel cell system and purging method therefor
US20060088745A1 (en) Fuel cell system
JP4804507B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2007103172A (ja) 燃料電池システムおよびそのガス排出方法
US20060141310A1 (en) Fuel cell system and method of controlling the same
JP5009761B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
US8895166B2 (en) Fuel cell system and activation method of fuel cell
JP4554494B2 (ja) 燃料電池システム、及び、そのシステムの掃気方法
US8268496B2 (en) Fuel cell system and control method thereof
JP4732407B2 (ja) 燃料電池システムの発電停止方法
JP4028363B2 (ja) 燃料電池システムの発電停止方法
US7588848B2 (en) Fuel cell controller and control method
JP4498707B2 (ja) 燃料電池システムの運転方法と燃料電池運転装置
JP5358085B2 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池の低温下起動方法
US8241804B1 (en) Method for controlling fuel cell system
JP2009076261A (ja) 燃料電池システム及びその起動方法
JP2005302539A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの起動方法
JP4945001B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
JP5102448B2 (ja) 燃料電池システムおよびその運転方法
JP2010160935A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムのカソード圧制御方法
JP2009140860A (ja) 燃料電池システム
JP4791022B2 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4675623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees