JP4674585B2 - 車両用歩行者衝突検知センサ - Google Patents

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Description

本発明は、歩行者との衝突を検知する車両用歩行者衝突検知センサに関する。
車両に装備されて歩行者との衝突を検知する車両用歩行者衝突検知技術が下記の特許文献1、2に提案されている。この種の車両用歩行者衝突検知技術では、衝突物体が歩行者否かの判別が重要であることが知られている。
本出願人が所有する特許文献1は、衝突荷重の大きさと衝突幅との両方に基づいて歩行者判別を行うことを記載している。具体的には、衝突幅を検出するために、バンパにその長手方向へ多数の感圧センサを配列しておき、各感圧センサが検出した衝突荷重の合計を衝突物体により生じた衝突荷重としてみなし、この衝突荷重と車速センサで測定した車速から衝突質量を算出する。また、衝突荷重(又は衝突質量)が所定のしきい値を超えた感圧センサの合計幅により衝突物体の幅(衝突幅と称する)を算出し、この算出幅が所定範囲であれば歩行者と判定している。
また、下記の特許文献2は、検知した衝突幅の大小により歩行者を判別することを記載している。
特開2005−053473号公報 EP1710131
しかしながら、衝突物体が一人の歩行者の場合には上記特許文献の方法による歩行者幅の検知で問題ないが、複数の歩行者と略同時に衝突する場合が想定される。この場合、検知する衝突物体の幅は予め設定した歩行者の想定幅を超えるため、衝突物体が歩行者であると認識することができず、誤判定を生じてしまうという欠点があることがわかった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、歩行者判別精度を向上可能な車両用歩行者衝突検知センサを提供することをその目的としている。
上記課題を解決するべくなされたこの車両用歩行者衝突検知センサは、車両前面の左右方向へ所定ピッチで配列されて入力衝突荷重に応じた大きさの荷重信号をそれぞれ出力する多数の荷重検出セルと、前記各荷重検出セルから出力される前記荷重信号に基づいて衝突物体が歩行者か否かを判別する歩行者判別回路部とを備える車両用歩行者衝突検知センサにおいて、前記歩行者判別回路部が、互いに隣接するとともに歩行者幅に略等しい所定幅内(即ち互いに隣接するとともに車両左右方向において歩行者幅に略等しい幅内)に設置された複数の前記荷重検出セルから出力される衝突荷重の合計又はその相関量を算出し、算出した前記衝突荷重の合計又はその相関量に基づいて歩行者衝突の有無を判定することを特徴としている。
なお、上記所定幅内に設置される複数の荷重検出セルのうちの一対の荷重検出セルは、上記所定幅の両端に配置されるものとする。また、上記で言う歩行者幅とは、モデルとして想定した歩行者が衝突した際に上記多数の荷重検出セルのうち所定しきい値以上の荷重信号を出力する荷重検出セルが存在する幅を言うものとする。モデルとする歩行者としては、ある程度小柄な歩行者が好適である。
すなわち、この発明の歩行者衝突検出技術は、車両前面の左右方向にわたって検出した衝突荷重分布から、所定幅に相当する幅に分布する衝突荷重の合計を演算して、それを衝突から得られた衝突荷重と見なし、この衝突荷重の合計に基づいて衝突を判定する点をその特徴とする。したがって、左右に配列された多数の荷重検出セルは、車両前面における左右方向の衝突荷重分布を出力するセンサであればなんでもよい。すなわち、上記で言う荷重検出セルとは、このセンサのうち、所定部位の部分的な衝突荷重を出力する部分を指す。
このようにすれば、車両前面に左右方向に配列された多数の荷重検出セルに複数の衝突体がほぼ同時に衝突した場合においても、それらを区別して判別することができるため、衝突幅や衝突荷重合計が大きすぎるとして衝突体を歩行者と判定しない問題を解決することができる。更に、所定幅でのみ衝突荷重合計を求めるので、この衝突エリアとは異なるエリアの荷重検出セルが何らかの故障乃至障害物との衝突により衝突荷重を出力する場合でもそれによる歩行者衝突判定の精度が低下することが無い。
また、前記歩行者判別回路部は、互いに隣接するとともに歩行者幅に略等しい所定幅内に設置された複数の前記荷重検出セルにより構成されるとともに、互いに異なる少なくとも1個の前記荷重検出セルを含む多数のセル群を予め設定、記憶し、前記セル群内の各荷重検出セルが出力する衝突荷重の合計又はその相関量を前記セル群ごとに算出し、前記衝突荷重の合計又はその相関量を変数とし、前記一つのセル群の質量に相関を有する値を関数値とし、予め記憶する所定の関数に前記衝突荷重合計又は前記相関量を入力することにより前記関数値を前記セル群ごとに算出し、前記各セル群ごとに求めた前記関数値のいずれか一つが予め記憶する歩行者衝突時の前記関数値の所定範囲内にあるかどうかを調べることにより、前記関数値が前記範囲内にある場合に歩行者衝突と判定することを特徴としている。
すなわち、予め定められた左右方向所定幅の範囲を左右方向位置を変えて設定し、各位置の所定幅ごとに衝突荷重合計を求め、各衝突荷重合計に相関を有する量の少なくとも一つが歩行者衝突に相当する範囲にある場合に歩行者衝突と判別する。
更に具体的に説明すると、この発明は、歩行者幅に略等しい幅である所定幅に設置された複数の荷重検出セルを一群として、各荷重検出セルを群別しておく。ただし、荷重検出セルは、複数の群のメンバーとなることができ(複数の群に所属することができ)、かつ、複数の群に所属することが望ましい。定期的に所属する各荷重検出セルの衝突荷重合計を各群ごとに算出し、この衝突荷重合計に相関を有する量を予め記憶する方法により求める。この量は、歩行者衝突時の衝突質量乃至それに強い相関を有する量とされる。
このようにすれば、車両前面に左右方向に配列された多数の荷重検出セルに複数の歩行者がほぼ同時に衝突した場合においても、それらを区別して判別することができるため、衝突幅や衝突荷重合計が大きすぎるとして歩行者と判定しないという従来の不具合を解決することができる。更に、歩行者幅と想定した幅でのみ衝突荷重合計を求めるので、単独の歩行者と衝突する場合にこの歩行者衝突エリアとは異なるエリアの荷重検出セルが何らかの故障乃至障害物との衝突により衝突荷重を出力する場合でもそれによる歩行者衝突判定の精度が低下することが無い。
好適な態様において、前記歩行者判別回路部は、入力された車速信号に基づいて車両の速度を入力し、前記各セル群の衝突荷重合計及び前記速度に基づいて衝突物体の有効質量を前記各セル群ごとに求め、前記有効質量を前記関数値とする。このようにすれば、歩行者の質量に相当する質量により歩行者判定を行うので、車速などによる衝突荷重の変動の影響を無視することができる。
好適な態様において、前記歩行者判別回路部は、前記有効質量の所定短期間内の最大値を前記関数値とする。このようにすれば、衝突体との衝突時に荷重検出セルから出力される衝突荷重波形が複雑かつ急峻な変化するにもかかわらず、高精度の歩行者衝突判定を行うことができる。
好適な態様において、前記荷重検出セルは、少なくとも10cm以下の一定ピッチで配列され、前記所定幅は、20〜60cmに設定される。このようにすれば、歩行者衝突の判定精度を従来より改善することができる。
好適な態様において、前記荷重検出セルは、少なくとも10cm以下の一定ピッチで配列され、前記所定幅は、30〜50cmに設定される。このようにすれば、歩行者衝突の判定精度を従来より一層改善することができる。
好適な態様において、前記荷重検出セルは、少なくとも10cm以下の一定ピッチで配列され、前記所定幅は、35〜45cmに設定される。歩行者衝突の判定精度を従来より更に一層改善することができる。
好適な態様において、前記歩行者衝突時の前記関数値の所定範囲は、前記バンパの側端部に設置された前記荷重検出セル群に対してよりも相対的に、前記バンパの中央部に設置された前記荷重検出セル群に対して大きく設定される。
歩行者衝突時における荷重検出セルが出力する衝突荷重は、たとえばバンパー剛性や形状の局部的な差などにより、同一衝撃力に対して車両前面の中央において両側端部よりも大きくなる傾向があるため、このようにすれば、衝突位置による衝突荷重のばらつきによる歩行者衝突の判定精度低下を抑止することができる。なお、前記関数値の所定範囲を上記のように変更する代わりに、中央部と側端部とで荷重検出セルの出力信号の増幅率を変更しても実質的に同じである。
好適な態様において、荷重検出セルは、公知のフィルム状感圧センサとされる。このようにすれば、各荷重検出セル及びその配線群を一体かつ同時に製造できるため、信頼性を向上し、製造工程を簡素化することができる。なお、フィルム状感圧センサとしては、導電粒子をゴムに混練りして加硫成形した公知の導電ゴム型感圧センサや、導電粉末混合体(導電インクとも呼ぶ)を含有するペースト、ゲル、ゾル、発泡層などを一対の導電電極でサンドイッチしてなる公知の導電インク型感圧センサなどを採用することができる。バンパの左右方向に配列されるこれらの各フィルム状感圧センサは、衝突荷重を検出できればバンパを構成するバンパカバー、バンパアブソーバ及びバンパリーンフォースのどの部位に配置されてもよい。たとえば、フィルム状感圧センサは、バンパカバーとバンパアブソーバとの間、又は、バンパアブソーバとバンパリーンフォースとの間に配置することができる。
フィルム状感圧センサ及びそれと演算用のICとを接続する配線をフレキシブル回路基板上に形成することができ、このフレキシブル回路基板に上記演算用のICを実装することもできる。このようにすれば装置構成特に配線を簡素化することができる。
(変形態様)
衝突荷重合計と車速から衝突体の質量を演算する代わりに、上記質量と比較するべきしきい値範囲を車速により補正し、この車速補正したしきい値範囲と衝突荷重合計とを比較してもよい。これは、上記した衝突体の質量を求めることと実質的に同じことである。
以下、本発明の車両用歩行者衝突検知センサ好適な実施形態を具体的に説明する。
(全体構成の説明)
この実施形態の車両用歩行者衝突検知センサを用いた車両用衝突保護装置の構成を図1、図2に示す。図1はそのブロック図、図2は車両用歩行者衝突検知センサの配置を示す模式横断面図である。
1は荷重検出セル列をもつマットセンサ、2は車速センサ、3はマイコン構成の衝突保護コントローラであって、マットセンサ1及びコントローラ3は本発明で言う車両用歩行者衝突検知センサを構成している。4は歩行者保護装置、5は乗員保護装置である。コントローラ3は、マットセンサ1及び車速センサ2から得た情報に基づいて歩行者衝突を検出するとともに、歩行者衝突を検出した場合に公知の歩行者保護装置4や乗員保護装置を作動させる。
マットセンサ1は、車両のバンパアブソーバ6とバンパリーンフォース7との間に位置して左右に延設されている。歩行者がバンパカバー8の所定位置に衝突すると、衝撃荷重が変形したバンパカバー8の所定部位からその直後のバンパアブソーバ6を通じてその直後の荷重検出セルに作用する。マットセンサ1の多数の荷重検出セルのうち歩行者衝突による衝撃荷重が作用するのは、歩行者直後に位置する荷重検出セルのみとみなすことができる。バンパカバー8及びバンパアブソーバ6の剛性は衝突荷重が上記直後の荷重検出セルのみへ伝達可能な剛性とされるが、通常のバンパカバー8及びバンパアブソーバ6の剛性はこの範囲にある。9はサイドメンバである。
マットセンサ1を図3を参照して説明する。図3はマットセンサ1の正面図である。マットセンサ1は、ベルト状に形成されており、多数の荷重検出セル10が左右方向へ一列に配置されている。マットセンサ1は帯状のフレキシブル回路基板を含み、このフレキシブル回路基板の両端にはアナログマルチプレクサ(図示せず)がそれぞれ配置されている。11は各荷重検出セル10とアナログマルチプレクサを接続する配線群であり、各荷重検出セル10は、配線群11を通じて定電流が通電され、各荷重検出セル10の電圧降下は配線群11を通じてアナログマルチプレクサに出力される。
これらアナログマルチプレクサはそれぞれサブミリ秒未満の短インタバルにて時間順次に入力を選択して図示しないADコンバータに送り、ADコンバータは入力信号をデジタル信号に変換してマイコン内蔵のコントローラ3に出力する。
なお、上記した各荷重検出セル10の出力信号処理は上記実施形態に限定されるものではなく、歩行者衝突判定に支障が生じない範囲の時間内にて各荷重検出セル10の出力信号をコントローラ3にデジタル信号として出力できるものであれば他の回路処理技術を採用することができる。
たとえば、アナログマルチプレクサの前段に各荷重検出セル10ごとに所定インタバルでサンプルホールドを繰り返すサンプルホールド回路を設けておき、アナログマルチプレクサが各サンプルホールド回路のホールド電圧を時間順次にADコンバータに出力するようにしてもよい。その他、ADコンバータを各荷重検出セル10ごとに設けてもよい。
この実施形態で用いた荷重検出セル10の例を図4を参照して説明する。荷重検出セル10は、通常のフィルム式荷重センサであって、それぞれ帯状に形成された一対のポリエステル製のベースフィルム100、101の内面側に左右方向一定ピッチでそれぞれ電極層(図示せず)を互いに対向して設け、更にこれら電極層の上に感圧インク層103、104を形成したものである。105は、左右方向一列に配列された多数の電極層層対のうちの少なくともどちらか一方を分離するスペーサである。スペーサ105はたとえば円形孔が一定ピッチで設けられた帯状のゴム層であって、ベースフィルム100に荷重が作用しない場合に、互いに対向する感圧インク層103、104の間に所定のギャップを確保している。
感圧インク層103、104は、導電粒子をゴムに混練りして加硫成形した感圧ゴム層としたり、導電インクを含有するペースト、ゲル、ゾル、発泡層などからなる感圧インク層など、公知のフィルム状感圧センサを採用することができる。マットセンサ1の配置は上記に限定されるものでなく、衝突荷重の左右への分散が許容範囲であれば、他の部位に配置することができることはもちろんである。
(荷重検出セル10の配列ピッチ)
荷重検出セル10の配列ピッチを図5を参照して説明する。図5は荷重検出セル10の配列を示す説明図である。
荷重検出セル10の感圧インク層103、104は前面から見て有効感圧半径が約30mmの円形形状を有している。荷重検出セル10の配列ピッチは50mmとされている。
この実施形態では、互いに隣接する9個の荷重検出セル10を一つのセル群とする群別(グループ分け)を行っている。ただし、任意の一つのセル群は、図5に示すように、隣接するセル群に対して8個の共通の荷重検出セル10を含んでいる。これにより、荷重検出セル10の総数をNとすれば、(Nー9+1)個のセル群が形成されることになる。
(歩行者衝突検出動作)
次に、マイコン内蔵のコントローラ3によりなされる歩行者衝突検出動作を図6に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、スタートとともにリセット、初期化を行い(S100)、車速センサ2から車速に比例した車速信号Sを読み込み(S102)、車速が所定車速範囲Smin〜Smaxの範囲かどうかを調べ(S104)、この範囲でなければステップS102にリターンする。これは、歩行者衝突検出が重要なのは、ある車速範囲であるためである。車速が所定車速範囲Smin〜Smaxの範囲であれば、各荷重検出セル10の出力Pi(t)をすべて読み込む(S106)。なお、iは1〜N(Nは整数)であり、ここでは16に設定されている。
次に、セル群(グループとも呼ぶ)に所属する荷重検出セル10の出力の出力Pi(t)を各群ごとに合計して衝突荷重合計Fj(t)を各セル群ごとにそれぞれ算出し(S108)、求めた衝突荷重合計Fj(t)を時間積分し、その積分値を車両速度で割って衝突質量Mj(t)を各セル群ごとに算出する(S110)。ここで、時間積分はセンサの誤差等の影響を排除するため、ここでは歩行者衝突現象を把握するのに十分な50msとした区間積分を用いている。なお、jはセル群の数である。
次に、各セル群の衝突質量Mj(t)が過去の衝突質量Mj(t)の最大値Mjmax以上かどうかを各セル群ごとに判定し(S112)、超えたらこの最大値Mjmaxをそのセル群の衝突質量Mj(t)としてレジスタに書き込んで(S114)、ステップS116に進み、そうでなければ直接ステップS116に進む。
ステップS116では、各セル群の衝突質量Mj(t)が最大値Mjmaxの80パーセント未満かどうかを各セル群ごとに判定し、衝突質量Mj(t)が最大値Mjmaxの80パーセント以上であればステップS102にリターンする。ステップS112〜S116により、マイコンの衝突質量Mj(t)を保持するレジスタには過去の衝突質量Mj(t)のピーク値が各セル群ごとに記憶されることになる。また、ステップS116により、衝突質量Mj(t)がその最大値Mjmaxよりも80%未満まで減衰したことを確認する。
なお、通常の歩行者との衝突では、衝突質量Mj(t)の波形は単ピーク波形であり、衝突質量Mj(t)がその最大値Mjmaxからも80%未満まで減衰した後、再度それ以上に増大することはない。
衝突質量Mj(t)がその最大値Mjmaxよりも80%未満まで減衰したことを確認したら、各セル群の最大値Mjmaxのどれかが所定しきい値範囲内かどうかを判定し(S118)、範囲内であれば歩行者との衝突と判定して(S120)、メインルーチン(図示せず)にリターンする。
なお、上記所定しきい値範囲は、幼児の質量〜大柄な男性の質量を含む数値範囲に予め設定されている。
(効果)
上記したこの実施例によれば、衝突質量Mj(t)を互いに隣接する歩行者幅に略等しい幅に配置されたセル群の衝突荷重合計に基づいて算出するため、この衝突質量Mj(t)を歩行者想定しきい値範囲との比較に際して衝突質量Mj(t)に余分の質量が加算されて検出誤差となることがないので、衝突体が歩行者かどうかを従来に比較して高精度に判定するが可能となる。
(変形態様)
上記実施例では、歩行者幅に相当するセル群を多数あらかじめ設定して各セル群ごとに衝突質量Mj(t)を求めた。その他、各荷重検出セル10から得た車両左右方向の衝突荷重分布のうち、たとえばその最大値を中心としてその両側にそれぞれ想定歩行者幅の半分に相当する幅に含まれる荷重検出セル10の出力を加算して衝突荷重合計としてもよい。
また、少なくとも衝突荷重を出力する荷重検出セルを含むとともに互いに隣接する歩行者幅に相当する荷重検出セル数のセル群をすべて抽出し、これらのセル群ごとに衝突荷重合計を求めてもよい。
(最適な歩行者幅)
上記実施例で設定したセル群の横幅は40cmとしたが、セル群に含まれる荷重検出セル10の数、言い換えれば想定歩行者幅の設定は非常に重要である。それが大きすぎると余分な出力が衝突荷重合計に加算されて検出感度が低下し、それが小さすぎるとたとえば道路標識の柱等のように横幅が小さい衝突体を歩行者と誤判定してしまうケースが生じる。
図7に、標準男性成人相当が衝突した場合と標準6才児相当の衝突時に発生する左右方向の面圧分布例を示す。この面圧分布は、バンパR/F表面に発生したもので、バンパアブソーバは材質発泡PP,厚さが約80mmの場合である。このとき、子供の分布が約40cm,成人男性の分布が55mmである。この分布はバンパ表皮形状やバンパアブソーバの厚さ,硬さによって変化するので、各バンパに応じて設定することが望ましい。子供の幅に合わせて設定すれば、成人男性の場合でも大きな荷重のほとんどをカバーできることから、この図の例の場合には、40cm付近に設定することが望ましい。したがって、セル群の横幅は、少なくとも20〜60cm、好適には30〜50cm、更に好適には35〜45cmに設定される。また、荷重検出セル10の配列ピッチは、少なくとも10cm以下、好適には7cm以下、更に好適には5cm以下とすることが好適であった。
実施形態の車両用歩行者衝突検知センサを用いた車両用衝突保護装置の構成を示すブロック図である。 図1の車両用歩行者衝突検知センサの配置を示す模式横断面図である。 マットセンサの正面図である。 荷重検出セルの模式縦断面図である。 荷重検出セルの配列ピッチを示す説明図である。 歩行者衝突検出動作を示すフローチャートである。 歩行者衝突時の面圧分布例を示す実測図である。
符号の説明
1 マットセンサ
2 車速センサ
3 コントローラ
4 歩行者保護装置
6 バンパアブソーバ
7 バンパリーンフォース
8 バンパカバー
10 荷重検出セル
11 配線群
100、101 ベースフィルム
103、104 感圧インク層
105 スペーサ

Claims (7)

  1. 車両前面の左右方向へ所定ピッチで配列されて入力衝突荷重に応じた大きさの荷重信号をそれぞれ出力する多数の荷重検出セルと、
    前記各荷重検出セルから出力される前記荷重信号に基づいて衝突物体が歩行者か否かを判別する歩行者判別回路部と、
    を備える車両用歩行者衝突検知センサにおいて、
    前記歩行者判別回路部は、
    所定幅内に設置された複数の前記荷重検出セルから出力される衝突荷重の合計又はその相関量に基づいて歩行者衝突の有無を判定し、
    前記歩行者判別回路部は、
    互いに隣接するとともに歩行者幅に略等しい所定幅内に設置された複数の前記荷重検出セルにより構成されるとともに、互いに異なる少なくとも1個の前記荷重検出セルを含む多数のセル群を予め設定、記憶し、
    前記セル群内の各荷重検出セルが出力する衝突荷重の合計又はその相関量を前記セル群ごとに算出し、
    前記衝突荷重の合計又はその相関量を変数とし、前記一つのセル群の質量に相関を有する値を関数値とし、予め記憶する所定の関数に前記衝突荷重合計又は前記相関量を入力することにより前記関数値を前記セル群ごとに算出し、
    前記各セル群ごとに求めた前記関数値のいずれか一つが予め記憶する歩行者衝突時の前記関数値の所定範囲内にあるかどうかを調べることにより、前記関数値が前記範囲内にある場合に歩行者衝突と判定することを特徴とする車両用歩行者衝突検知センサ。
  2. 請求項1記載の車両用歩行者衝突検知センサにおいて、
    前記歩行者判別回路部は、
    入力された車速信号に基づいて車両の速度を入力し、
    前記各セル群の衝突荷重合計及び前記速度に基づいて衝突物体の有効質量を前記各セル群ごとに求め、
    前記有効質量を前記関数値とする車両用歩行者衝突検知センサ。
  3. 請求項2記載の車両用歩行者衝突検知センサにおいて、
    前記歩行者判別回路部は、
    前記有効質量の所定短期間内の最大値を前記関数値とする車両用歩行者衝突検知センサ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載の車両用歩行者衝突検知センサにおいて、
    前記荷重検出セルは、少なくとも10cm以下の一定ピッチで配列され、
    前記所定幅は、20〜60cmに設定される車両用歩行者衝突検知センサ。
  5. 請求項1乃至3のいずれか記載の車両用歩行者衝突検知センサにおいて、
    前記荷重検出セルは、少なくとも10cm以下の一定ピッチで配列され、
    前記所定幅は、30〜50cmに設定される車両用歩行者衝突検知センサ。
  6. 請求項1乃至3のいずれか記載の車両用歩行者衝突検知センサにおいて、
    前記荷重検出セルは、少なくとも10cm以下の一定ピッチで配列され、
    前記所定幅は、35〜45cmに設定される車両用歩行者衝突検知センサ。
  7. 請求項1記載の車両用歩行者衝突検知センサにおいて、
    前記歩行者衝突時の前記関数値の所定範囲は、前記車両のバンパの側端部に設置された前記荷重検出セル群に対してよりも相対的に、前記バンパの中央部に設置された前記荷重検出セル群に対して大きく設定される車両用歩行者衝突検知センサ。
JP2007000701A 2007-01-05 2007-01-05 車両用歩行者衝突検知センサ Expired - Fee Related JP4674585B2 (ja)

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