JP4673046B2 - スイッチング電源 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング電源に関する。特に、ソフトスタート回路を備え、コイルに流れる電流をスイッチングすることによって、出力側に所定の負電圧を出力するスイッチング電源に関する。
従来、スイッチング電源には、起動時に出力コンデンサを充電するためのラッシュカレントによるスイッチングトランジスタやスイッチング電源の負荷となるIC等の破壊や誤動作を防ぐため、ソフトスタート回路が採用されている。
ここで、図14を参照する。図14には、降圧モード(電源電圧(Vcc)>出力電圧(Vo)の関係となるモード、「Buck Mode」とも言う。)の正電圧出力のスイッチング電源1000の回路例が示されている。図14に示す従来のスイッチング電源1000は、ソフトスタート回路1001、三角波発生回路1002、誤差増幅器1003、比較器1004、駆動部1005、スイッチングトランジスタTr、ダイオードD、コイルL、コンデンサC、並びに抵抗R1及びR2を有している。ソフトスタート回路1001からの出力電圧は、誤差増幅器1003の基準電圧Vrefとして入力されている。誤差増幅器1003には、このソフトスタート回路1001からの出力電圧Vref並びに出力電圧Voが抵抗R1及びR2により分圧された電圧が入力される。また、スイッチングトランジスタTrのソース又はドレインには、Vccが入力されている。なお、ソフトスタート回路1001は、その出力電圧がVrefを超えることがないように制御するクランプ回路(図示せず)を有している。
スイッチング電源1000が正常に動作している場合は、誤差増幅器1003の2つの入力(非反転入力及び反転入力)の電位がほぼ等しいバーチャルショートの状態になり、また誤差増幅器1003の入力インピーダンスが十分大きければ、以下の数式(1)の関係が成り立つ。
Figure 0004673046
数式(1)から明らかなとおり、出力電圧Voが基準電圧Vrefに比例するので、電源投入時にある一定電圧に達するまでVrefを徐々に大きくしていくことにより、この基準電圧Vrefに比例する出力電圧Voも徐々に大きくなっていく。
図15には、従来のスイッチング電源1000の動作波形図が示されている。時刻t1で電源Vccが投入され、ある一定電圧に達するまでVrefを徐々に大きくしていくことにより、この基準電圧Vrefに比例する出力電圧Voも徐々に大きくなっていく様子がわかる。この期間がソフトスタート期間(t2−t1)に相当する。
次に、図16を参照する。図16には、従来用いられている降圧モードの正電圧出力のスイッチング電源1100の別の回路例が示されている。図16に示す従来のスイッチング電源1100は、ソフトスタート回路1101、三角波発生回路1102、誤差増幅器1103、比較器1104、駆動部1105、スイッチングトランジスタTr、ダイオードD、コイルL、コンデンサC、並びに抵抗R1及びR2を有している。誤差増幅器1103は、3入力の誤差増幅器であり、ソフトスタート回路1101からの出力電圧、基準電圧Vref、並びに出力電圧Voが抵抗R1及びR2により分圧された電圧が入力される。スイッチングトランジスタTrのソース又はドレインには、Vccが入力されている。
スイッチング電源1100の機能は、上述のスイッチング電源1000の機能と同様であるが、上述のスイッチング電源1000のソフトスタート回路1001がクランプ回路を必要とする一方、スイッチング電源1100のソフトスタート回路1101はそれを必要としない点で異なっている。
図17には、ソフトスタート回路1101の動作波形が示されている。時刻t1で電源が入力された直後は、ソフトスタート回路1101内部コンデンサの電圧が0Vであるため、ソフトスタート回路1101の出力電圧は時間に比例して変化する。ソフトスタート回路1101の出力が基準電圧Vrefとなるまでの時間(t2−t1)がソフトスタート期間に相当する。
図18には、従来のスイッチング電源1100の動作波形図が示されている。時刻t1で電源Vccが投入され、ある一定電圧に達するまでVrefを徐々に大きくしていくことにより、この基準電圧Vrefに比例する出力電圧Voも徐々に大きくなっていく様子がわかる。この期間がソフトスタート期間(t2−t1)に相当する。出力電圧Voは、上述の数式(1)を満たす。
また、従来用いられているスイッチング電源として、スイッチングトランジスタを導通状態(ON)にする期間(オンデューティ(On Duty))を、回路の起動から一定時間徐々に大きくすることにより出力電圧を徐々に大きくする方式のソフトスタートを採用した回路もある。このようなソフトスタートの方式を、「DTC(Dead Time Control)方式」という。以下の特許文献1には、DTC方式のソフトスタートが開示されている。
図19を参照する。図19には、DTC方式のソフトスタートを採用した従来の降圧モードの正電圧出力のスイッチング電源1200の回路例が示されている。図19に示す従来のスイッチング電源1200は、ソフトスタート回路1201、三角波発生回路1202、誤差増幅器1203、比較器1204、駆動部1205、スイッチングトランジスタTr、ダイオードD、コイルL、コンデンサC、並びに抵抗R1及びR2を有している。誤差増幅器1203は、2入力の誤差増幅器であり、出力電圧Voが抵抗R1及びR2により分圧された電圧並びに基準電圧Vrefが入力される。また、比較器1204は、3入力の比較器であり、誤差増幅器1203の出力、ソフトスタート回路1201の出力及び三角波発生回路1202の出力が入力される。また、スイッチングトランジスタTrのソースには、Vccが入力されている。
図20には、スイッチング電源1200の動作波形が示されている。なお、図20に示すように、比較器1204の出力端子の電圧を一定時間徐々に大きくすることにより、スイッチング電源出力電圧Voが徐々に大きくなっていく様子が示されている。出力電圧Voは、上述の数式(1)を満たす。なお、図20に示すスレッショルドレベルは、入力電圧Vccと出力電圧Voによって決まるものである。
スイッチング電源1200は、ソフトスタートが終了するまでは、比較器1204入力のところでフィードバックがとぎれており、ソフトスタートが終了してフィードバックが動作し出力電圧Voが落ち着く直前に出力電圧Voのオーバーシュートにより一時的に過電圧が生じるという欠点がある。
特開平10−164825号公報
最近、主にフラットパネルディスプレイ等の用途に負電圧電源を必要としており、また高精細度を追求するためにディスプレイ駆動用ICの微細化がすすみ、過電圧や電源起動のタイミングの影響を受けやすくなっている。そのような理由から、ソフトスタート機能を有する負電圧出力のスイッチング電源の必要性が生じてきている。
上述したスイッチング電源1000、1100及び1200は、何れもソフトスタート機能を有するが、正電圧を出力する降圧モードのスイッチング電源である。これらのスイッチング電源を昇圧モード(電源電圧(Vcc)<出力電圧(Vo)の関係となるモード、「Boost Mode」とも言う。)のスイッチング電源に改良した回路は、従来よく用いられているが、負電圧を出力する反転モード(「Inverting Mode」とも言う。)に改良した回路は存在しなかった。
そこで、本発明は上述の問題を解決するためになされたものであり、ソフトスタート機能を有するスイッチング電源を提供するものである。
本発明のスイッチング電源は、ソフトスタート機能を有する回路を備えており、これによって、起動時に出力コンデンサを充電するためのラッシュカレントによるスイッチングトランジスタの破壊等を防ぎ、安定した負電圧出力を提供することができる。
本発明によると、ソフトスタート期間を設定する第1の電圧を出力するソフトスタート回路を備えるスイッチング電源コントローラと;コイルと、前記スイッチング電源コントローラの出力で駆動して該コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、アノード側を出力端に、かつカソード側を該スイッチング素子と該コイルとの接続点に接続するダイオードを備えた、負電圧を出力する出力段と;前記ソフトスタート回路から出力される前記第1の電圧と前記出力端からフィードバックされる負電圧との電位差を分圧した第2の電圧を前記スイッチング電源コントローラの入力部に出力する分圧回路と;前記ソフトスタート期間を調整するための第3の電圧を電源起動後から前記ソフトスタート回路の入力部に出力するソフトスタート期間調整回路と;を備え、前記ソフトスタート回路は、前記ソフトスタート期間調整回路から入力される前記第3の電圧に基づいて前記電源起動後から前記ソフトスタート期間を設定する前記第1の電圧を出力するスイッチング電源が提供される。
また、前記スイッチング電源コントローラは、さらに、前記分圧回路の前記第2の電圧と基準電圧との電位差を増幅する誤差増幅器と、三角波を出力する三角波発生回路と、前記三角波発生回路の出力電圧と前記誤差増幅器の出力電圧とを比較し、この比較結果に応じたパルス信号を出力する比較器と、前記比較器から出力される前記パルス信号に基づいて前記スイッチング素子を駆動する駆動回路とを備えるようにしている。
また、本発明によると、誤差増幅器と、比較器と、三角波発生回路と、駆動回路とを備え、該比較器は、ソフトスタート期間を設定する第1の電圧を出力するソフトスタート回路と、前記三角波形発生回路の出力部と、を入力部に接続し、かつ該比較器は、その入力部にPチャンネルトランジスタ又はPNPトランジスタを有するスイッチング電源コントローラと;コイルと、前記スイッチ電源コントローラの出力で駆動して該コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、アノード側を出力端に、かつカソード側を該スイッチング素子と該コイルとの接続点に接続するダイオードとを備えた、負電圧を出力する出力段と;基準電圧と前記出力端からフィードバックされる負電圧との電位差を分圧した第2の電圧を前記誤差増幅器の入力部に出力する分圧回路と;前記ソフトスタート期間を調整するための第3の電圧を電源起動後から前記ソフトスタート回路の入力部に出力するソフトスタート期間調整回路と;を備え、前記ソフトスタート回路は、前記ソフトスタート期間調整回路から入力される前記第3の電圧に基づいて前記電源起動後から前記ソフトスタート期間を設定する前記第1の電圧を出力するスイッチング電源が提供される。
また、本発明によると、ソフトスタート期間を設定する第1の電圧を出力するソフトスタート回路を備えるスイッチング電源コントローラと;コイルと、前記スイッチング電源コントローラの出力で駆動して該コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、アノード側を出力端に、かつカソード側を該スイッチング素子と該コイルとの接続点に接続するダイオードとを備える負電圧出力用の出力段を備える複数の出力段と;前記ソフトスタート回路から出力される前記第1の電圧と前記複数の出力段の各出力端からフィードバックされる各電圧との電位差を分圧した第2の電圧を前記スイッチング電源コントローラの入力部に出力する複数の分圧回路と;前記複数の出力段毎に前記ソフトスタート期間を調整するための第3の電圧を電源起動後から前記スイッチング電源コントローラの入力部に出力する複数のソフトスタート期間調整回路と;前記複数の出力段の立ち上がりシーケンスを切り換えるため前記複数の出力段と前記複数のソフトスタート調整回路との間の接続を切り換える切換回路と;を備え、前記ソフトスタート回路は、前記ソフトスタート期間調整回路から入力される前記第3の電圧に基づいて前記電源起動後から前記ソフトスタート期間を設定する前記第1の電圧を出力するスイッチング電源が提供される。
また、前記ソフトスタート回路は、前記電圧をクランプするクランプ回路を備えるようにしてもよい。また、前記比較器は、前記ソフトスタート回路から出力される電圧をクランプするクランプ機能を備えるようにしてもよい。
本発明のスイッチング電源によれば、ソフトスタート機能を備え、且つ安定した負電圧出力を提供することができる。また、電源起動直後から回路内のフィードバック機能を動作させることができ、電源起動時の負電圧出力の負側のオーバーシュートを防止することができ、負電圧が出力される負荷回側の回路素子にダメージを与えることを解消することができる。よって、回路素子の微細化に伴う耐圧の低下にも対応することができる。
また、本発明のスイッチング電源によれば、複数の安定した電圧を出力することができ、且つそれらの立ち上がりシーケンスを容易に変更することができる。
本実施の形態においては、本発明のスイッチング電源の例について説明する。図1に示すスイッチング電源は、負電圧を出力する反転モード(Inverting Mode)を採用し、誤差増幅器に入力される基準電圧をソフトスタート回路から出力するようにしている。こうすることにより、電源起動直後から回路内のフィードバック機能を動作させることができ、電源起動時の負電圧出力の負側のオーバーシュートを防止することができ、負電圧が出力される負荷回側の回路素子にダメージを与えることを解消することができる。
図1には、スイッチング電源(スイッチング回路)100の回路図が記載されている。スイッチング電源(スイッチング回路)100は、ソフトスタート回路101、三角波発生回路102、誤差増幅器(誤差増幅回路)103、比較器(比較回路)104、駆動部(駆動回路)105、スイッチングトランジスタ(スイッチング素子)Tr1、ダイオードD、コイルL、コンデンサC1及びC2、並びに抵抗R1及びR2でなる分圧回路106を有している。ここで、スイッチング電源コントローラ107は,ソフトスタート回路101、三角波発生回路102、誤差増幅器103、比較器104及び駆動部105を備える。また、出力段108は,スイッチングトランジスタTr1、ダイオードD、コイルL及びコンデンサC1を備える。なお、ここでは、分圧回路106は2つの抵抗R1及びR2でなるようにしたが、これに限定されるわけではなく、ソフトスタート回路101の出力電圧と出力端Voの出力電圧(Vo)とを分圧する機能を有していれば、どのような回路を用いてもよい。また、R1及びR2に可変抵抗を採用してもよい。また、コンデンサC2は,ソフトスタート期間調整回路である。
次に、図2を参照する。図2には、スイッチング電源100におけるソフトスタート回路101の回路図が示されている。スイッチング電源100におけるソフトスタート回路101は、定電流源110、スイッチングトランジスタ(スイッチング素子)Tr2及びクランプ回路111を有している。なお、スイッチング電源100では、コンデンサC2はソフトスタート回路101内に内蔵しなかったが、ソフトスタート回路101内にコンデンサC2を内蔵するようにしてもよい。このコンデンサC2は、ソフトスタート期間を調整するためのものであり、ソフトスタート期間調整回路として機能する。
ソフトスタート回路101において、電源起動時はコンデンサC2に蓄積されている電荷はゼロであるので、コンデンサC2の上側の電位は0Vである。電源起動後は、定電流源110からコンデンサC2に一定電流で電荷が充電されていくので、コンデンサC2の上側の電位は図4に示すように一定の割合で時間に比例して上昇していく。この電圧がVrefに到達すると、クランプ回路111の働きにより一定電圧(=Vref)に維持されることとなる。
ここで、図3を参照する。図3には、スイッチング電源100におけるクランプ回路111の回路図が示されている。クランプ回路111は、演算増幅器(演算増幅回路)120及びスイッチングトランジスタ(スイッチング素子)Tr3を有している。演算増幅器の反転入力(−)には、コンデンサC2の上側の電位VCIが入力される。演算増幅器120の出力は、スイッチング素子Tr3を駆動する。スイッチング素子Tr3は、演算増幅器120の出力を受けて、所定の電圧Vrefの電圧源からの電圧出力をコントロールし、出力電圧VCOとして出力する。また、出力電圧VCOは、演算増幅器120の非反転入力(+)へフィードバックされる。
クランプ回路111においては、以下の数式(2)のとおりの関係式が成立する。クランプ回路111は、ソフトスタート回路1001の出力電圧がVrefを超えることがないように制御している。
Figure 0004673046
ここで、再度図1を参照し、スイッチング電源100の動作について説明する。出力電圧Voは、ソフトスタート回路101の出力電圧を用いて分圧される。つまり、ソフトスタート回路101の出力電圧と出力端Voの出力電圧(Vo)との電位差は、抵抗R1及びR2によって分圧される。この抵抗分圧の出力(分圧回路106の出力)は、誤差増幅器103に入力される。誤差増幅器103においては、分圧回路106の出力と誤差増幅器103の基準電圧(=GND(0V))との電位差が増幅されて誤差増幅器103より出力される。誤差増幅器103の出力は、比較器104の非反転入力(+)へ入力される。比較器104の反転入力(−)には、三角波発生回路102で発生した三角波(又はのこぎり波)が入力される。比較器104は、誤差増幅回路103の出力と三角波とを比較し、その結果をパルスとして駆動部105へ出力する。駆動部105は、比較器104の出力を入力として受け、スイッチング素子Tr1を駆動する。スイッチング素子Tr1は、駆動部105からの出力に基づいて、コイルLに流れる電流をON/OFFする。スイッチング素子Tr1がONのときに、コイルLには電気エネルギーが蓄えられ、スイッチング素子Tr1がOFFの時に、コイルLに蓄えられた電気エネルギーがダイオードDを通じて電力として出力端Voより出力される。このときコイルに蓄えられた電気エネルギーが、GND、外部の負荷回路(図示せず)、出力端Vo、ダイオードDのアノード及びダイオードDのカソードを経由して、電流としてコイルに戻ってくるように回路が構成されている。また、スイッチング素子がONの時は、ダイオードD1のカソード側がVcc電圧になるため、ダイオードD1は非導通となる。このときはコンデンサC1の下側の端子よりGNDを経由して、外部の負荷回路、出力端Vo及びコンデンサC1の上側の端子に流れ込むような回路を構成しているため、安定して出力電圧を発生させることができる。何れの場合も、GNDから流れ出た電流が出力端Voに流れ込むため、出力端Voに負電圧が生じる。そして、この出力電圧Voを分圧回路106に帰還させることによりフィードバック回路を構成する。
スイッチング電源100においては、このフィードバック回路は、電源起動直後に機能し始める。このとき、フィードバック回路の働きにより、誤差増幅回路103の2つの入力の電位はそれぞれほぼ等しくなり(バーチャルショート)、出力電圧Voは次の数式(3)に従うことになる。
Figure 0004673046
したがって、ソフトスタート回路の出力電圧を図4に示すように変化させることにより、図5のように負電圧出力のソフトスタートが可能になる。
図5は、スイッチング電源100の波形図を示したものである。図5に示すとおり、電源起動直後から、ソフトスタート回路の出力電圧が図4に示したとおり変化し、それに伴い、出力電圧Voが変化していき、ソフトスタート期間(t2−t1)終了後、安定した負電圧Voが得られる。
図6には、スイッチング電源100の実験結果を示す。ここでは、電源電圧Vccを5V、Vrefを1.2V、出力電圧Voを−5Vとした。約12msecのソフトスタート期間の経過後、安定した負電圧出力Vo(=−5V)が得られていることがわかる。
本発明のスイッチング電源によれば、ソフトスタート機能を備え、且つ安定した負電圧出力を提供することができる。また、電源起動直後から回路内のフィードバック機能を動作させることができ、電源起動時の負電圧出力の負側のオーバーシュートを防止することができ、負電圧が出力される負荷回側の回路素子にダメージを与えることを解消することができる。よって、回路素子の微細化に伴う耐圧の低下にも対応することができる。
以下、本発明のスイッチング電源の別の例について説明する。
図7を参照する。図7には、スイッチング電源(スイッチング回路)200の回路図が記載されている。スイッチング電源(スイッチング回路)200は、ソフトスタート回路201、三角波発生回路202、誤差増幅器(誤差増幅回路)203、比較器(比較回路)204、駆動部(駆動回路)205、スイッチングトランジスタ(スイッチング素子)Tr1、ダイオードD、コイルL、コンデンサC1及びC2、並びに抵抗R1及びR2でなる分圧回路206を有している。比較器204は、その入力部にPチャンネルトランジスタ又はPNPトランジスタを備える。ここで、スイッチング電源コントローラ207は,ソフトスタート回路201、三角波発生回路202、誤差増幅器203、比較器204及び駆動部205を備える。また、出力段208は,スイッチングトランジスタTr1、ダイオードD、コイルL及びコンデンサC1を備える。なお、スイッチング電源200においては、分圧回路206は2つの抵抗R1及びR2でなるようにしたが、これに限定されるわけではなく、ソフトスタート回路201の出力電圧と出力端Voの出力電圧(Vo)とを分圧する機能を有していれば、どのような回路を用いてもよい。また、R1及びR2に可変抵抗を採用してもよい。また、ソフトスタート期間調整回路として、コンデンサC2を用いている。
次に、図8を参照する。図8には、スイッチング電源200におけるソフトスタート回路201の回路図が示されている。ソフトスタート回路201は、定電流源210及びスイッチングトランジスタ(スイッチング素子)Tr2を有している。なお、スイッチング電源200では、コンデンサC2はソフトスタート回路201内に内蔵しなかったが、ソフトスタート回路201内にコンデンサC2を内蔵するようにしてもよい。このコンデンサC2は、ソフトスタート期間を調整するためのもので、ソフトスタート期間調整回路として機能する。
ここで、再度図7を参照する。電源起動後、すぐにVref電圧は立ち上がる。また、このとき出力電圧Voは、まだ0Vである。したがって、分圧回路206の出力電圧は、0Vより十分大きい正の電圧となる。この正の出力電圧が誤差増幅回路203の非反転入力(+)に入力されることにより、誤差増幅回路203は、正側に大きく振り切れる電圧(=正の飽和電圧)を出力する。
比較器204は、誤差増幅回路203の出力電圧とソフトスタート回路201の出力と三角波発生回路202の出力電圧とを比較する。比較器204内の入力部の差動増幅回路にPチャネルFET又はPNPトランジスタを使用すると、比較器204は、2つの非反転入力(+)のうち電圧値の小さいほうが有効になるように機能する。すなわち、比較器204がソフトスタート回路201のクランプ回路として機能する。図9には、ソフトスタート回路201の波形図が示されている。電源起動時は、図9に示すようにソフトスタート回路201の出力は0Vなので、ソフトスタート期間(t2−t1)はソフトスタート回路201の出力が有効になり、出力される。なお、このソフトスタート期間中は、スイッチング電源200のフィードバックは働いていない。
図10には、には、スイッチング電源200の動作波形が示されている。図10に示すように、ソフトスタート回路201の出力電圧が徐々に立ち上がってくるに従って比較器204の出力のパルス幅は徐々に大きくなってゆく。出力電圧Voが所定の電圧に到達すると、分圧回路206がほぼ0Vになる。そして、誤差増幅回路203の出力電圧が飽和電圧から低下し、ソフトスタート回路201の出力電圧よりも小さくなると、タイミングt2でソフトスタート期間は終了する。また、タイミングt2でソフトスタート期間が終了すると同時にスイッチング電源200のフィードバックが機能し始める。
スイッチング電源200によれば、ソフトスタート機能を備え、且つ安定した負電圧出力を提供することができる。
以下、本発明のスイッチング電源の別の例について説明する。
図11を参照する。図11には、スイッチング電源600の一例の回路図が示されている。第1出力段100−1、分圧回路100−2(抵抗R1及びR2),ソフトスタート期間調整回路100−3(コンデンサC2)及びスイッチング電源コントローラ500は、負電圧出力用スイッチング電源100を構成する。また、第2出力段300−1、分圧回路300−2(抵抗R1及びR2),ソフトスタート期間調整回路300−3(コンデンサC2)及びスイッチング電源コントローラ500は,降圧モードの正電圧出力用電源を構成する。また,第3出力段400−1、分圧回路400−2(抵抗R1及びR2),ソフトスタート期間調整回路400−3(コンデンサC2)及びスイッチング電源コントローラ500は,昇圧モードの正電圧出力用電源を構成する。ここで,スイッチング電源コントローラ500は,ソフトスタート回路、誤差増幅器、比較器及び駆動器を備える。図11においては、各出力電源のソフトスタートの時間を調整するためのソフトスタート期間調整回路(コンデンサC2)は、外付けされている。なお、コンデンサC2はスイッチング電源コントローラ500に内蔵されるようにしてもよいし、外付けとしてもよい。
図11に示すとおり、スイッチング電源用コントローラ500は、負電圧出力Vo_Invert、降圧モード正電圧出力Vo_Buck及び昇圧モード正電圧出力Vo_Boostの3電圧出力を有している。なお、これら3つの電圧の出力の立ち上がり順序は、図11に示すX部の接続を変更することにより、自由に変更することができる。
図11においては、スイッチング電源コントローラ500のP_GOOD3が配線L3にT2で接続されており、またP_GOOD2が配線L1にT1で接続されている。この場合、3つの電圧出力は、降圧モード正電圧出力Vo_Buck、負電圧出力Vo_Invert、昇圧モード正電圧出力Vo_Boostの順に出力されることになる。このX部(切り換え回路)の配線の接続を次のとおり変更することによって、3つの電圧出力の立ち上がりシーケンス(立ち上がり順序)を変更できる。
(1)Vo_Buck→Vo_Invert→Vo_Boost:P_GOOD2を配線L1に接続、P_GOOD3を配線L3に接続
(2)Vo_Buck→Vo_Boost→Vo_Invert:P_GOOD2を配線L3に接続、P_GOOD1を配線L1に接続
(3)Vo_Invert→Vo_Buck→Vo_Boost:P_GOOD3を配線L2に接続、P_GOOD2を配線L3に接続
(4)Vo_Invert→Vo_Boost→Vo_Buck:P_GOOD3を配線L3に接続、P_GOOD1を配線L2に接続
(5)Vo_Boost→Vo_Invert→Vo_Buck:P_GOOD1を配線L1に接続、P_GOOD3を配線L2に接続
(6)Vo_Boost→Vo_Buck→Vo_Invert:P_GOOD1を配線L2に接続、P_GOOD2を配線L1に接続
また、図11に示す3つの電源のうち、Vo_Boost及びVo_Buckについては、何れかの回路変更をし、両方ともVo_Boost又は両方ともVo_Buckとしてもよい。ただし、Vo_Boostとする場合とVo_Buckとする場合とで、外付け回路を変更する必要がある。
図12及び図13には、スイッチング電源用コントローラ500の電圧出力の実験結果を示す。図12においては、電源電圧Vccを5V、出力電圧Vo_Invertを−5V、Vo_Buck3.3V、Vo_Boostを16Vとした。3つの電圧出力は、Vo_Buck3.3V、Vo_Invert−5V、Vo_Boostの順に立ち上げるようにした。約10msecのソフトスタート期間の経過後、それぞれ、安定した出力が得られていることがわかる。
図13においては、電源電圧Vccを9V、出力電圧Vo_Invertを−5V、Vo_Buck1を5V、Vo_Buck2を3.3Vとした。3つの電圧出力は、Vo_Buck2、Vo_Invert、Vo_Buck1の順に立ち上げるようにした。約100msecのソフトスタート期間の経過後、それぞれ、安定した出力が得られている。
以上説明したとおり、本発明のスイッチング電源は、負電圧出力を含む3つの電源電圧を安定して供給することができ、且つそれらの立ち上がりシーケンスを容易に変更することができる。
本発明のスイッチング電源によれば、ソフトスタート機能を備え、且つ安定した負電圧出力を提供することができる。また、電源起動直後から回路内のフィードバック機能を動作させることができ、電源起動時の負電圧出力の負側のオーバーシュートを防止することができ、負電圧が出力される負荷回側の回路素子にダメージを与えることを解消することができる。よって、回路素子の微細化に伴う耐圧の低下にも対応することができる。
また、本発明のスイッチング電源は、負電圧出力を含む3つの電源電圧を安定して供給することができ、且つそれらの立ち上がりシーケンスを容易に変更することができる。
よって、本発明のスイッチング電源は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のディスプレイを始め、負電圧出力が必要な種々の製品へ用いることができる。
一実施の形態に係る本発明のスイッチング電源の回路図である。 一実施形態に係るソフトスタート回路101の回路図である。 一実施形態に係るクランプ回路111の回路図である。 一実施形態に係るソフトスタート回路101の波形図である。 一実施形態に係る本発明のスイッチング電源100の波形図である。 一実施形態に係る本発明のスイッチング電源100の実験結果を示す図である。 一実施形態に係る本発明のスイッチング電源200の回路図である。 一本実施形態に係るソフトスタート回路201の回路図である。 一本実施形態に係るソフトスタート回路201の波形図である。 一本実施形態に係るスイッチング回路200の波形図である。 一本実施形態に係る本発明のスイッチング電源用コントローラの一例の回路図である。 一本実施形態に係る本発明のスイッチング電源の電圧出力の実験結果を示す図である。 一本実施形態に係る本発明のスイッチング電源の電圧出力の実験結果を示す図である。 従来のスイッチング電源1000の回路例を示す図である。 従来のスイッチング電源1000の動作波形図である。 従来のスイッチング電源1100の回路例を示す図である。 ソフトスタート回路1101の動作波形を示す図である。 従来のスイッチング電源1100の動作波形図である。 従来のスイッチング電源1200の回路例を示す図である。 従来のスイッチング電源1200の動作波形図である。
符号の説明
100 スイッチング電源
101 ソフトスタート回路
102 三角波発生回路
103 誤差増幅器
104 比較器
105 駆動部
106 分圧回路
107 スイッチング電源コントローラ
108 出力段
110 定電流源
111 クランプ回路
120 演算増幅回路
200 スイッチング電源
201 ソフトスタート回路
202 三角波発生回路
203 誤差増幅器
204 比較器
205 駆動部
206 分圧回路
207 スイッチング電源コントローラ
208 出力段
210 定電流源

Claims (6)

  1. ソフトスタート期間を設定する第1の電圧を出力するソフトスタート回路を備えるスイッチング電源コントローラと;
    コイルと、前記スイッチング電源コントローラの出力で駆動して該コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、アノード側を出力端に、かつカソード側を該スイッチング素子と該コイルとの接続点に接続するダイオードを備えた、負電圧を出力する出力段と;
    前記ソフトスタート回路から出力される前記第1の電圧と前記出力端からフィードバックされる負電圧との電位差を分圧した第2の電圧を前記スイッチング電源コントローラの入力部に出力する分圧回路と;
    前記ソフトスタート期間を調整するための第3の電圧を電源起動後から前記ソフトスタート回路の入力部に出力するソフトスタート期間調整回路と;を備え、前記ソフトスタート回路は、前記ソフトスタート期間調整回路から入力される前記第3の電圧に基づいて前記電源起動後から前記ソフトスタート期間を設定する前記第1の電圧を出力することを特徴とするスイッチング電源。
  2. 誤差増幅器と、比較器と、三角波発生回路と、駆動回路とを備え、該比較器は、ソフトスタート期間を設定する第1の電圧を出力するソフトスタート回路と、前記三角波形発生回路の出力部と、を入力部に接続し、かつ該比較器は、その入力部にPチャンネルトランジスタ又はPNPトランジスタを有するスイッチング電源コントローラと;
    コイルと、前記スイッチ電源コントローラの出力で駆動して該コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、アノード側を出力端に、かつカソード側を該スイッチング素子と該コイルとの接続点に接続するダイオードとを備えた、負電圧を出力する出力段と;
    基準電圧と前記出力端からフィードバックされる負電圧との電位差を分圧した第2の電圧を前記誤差増幅器の入力部に出力する分圧回路と;前記ソフトスタート期間を調整するための第3の電圧を電源起動後から前記ソフトスタート回路の入力部に出力するソフトスタート期間調整回路と;
    を備え、前記ソフトスタート回路は、前記ソフトスタート期間調整回路から入力される前記第3の電圧に基づいて前記電源起動後から前記ソフトスタート期間を設定する前記第1の電圧を出力することを特徴とするスイッチング電源。
  3. 前記スイッチング電源コントローラは、さらに、
    前記分圧回路の前記第2の電圧と基準電圧との電位差を増幅する誤差増幅器と、
    三角波を出力する三角波発生回路と、
    前記三角波発生回路の出力電圧と前記誤差増幅器の出力電圧とを比較し、この比較結果に応じたパルス信号を出力する比較器と、前記比較器から出力される前記パルス信号に基づいて前記スイッチング素子を駆動する駆動回路とを備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源。
  4. ソフトスタート期間を設定する第1の電圧を出力するソフトスタート回路を備えるスイッチング電源コントローラと;
    コイルと、前記スイッチング電源コントローラの出力で駆動して該コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、アノード側を出力端に、かつカソード側を該スイッチング素子と該コイルとの接続点に接続するダイオードとを備える負電圧出力用の出力段を備える複数の出力段と;
    前記ソフトスタート回路から出力される前記第1の電圧と前記複数の出力段の各出力端からフィードバックされる各電圧との電位差を分圧した第2の電圧を前記スイッチング電源コントローラの入力部に出力する複数の分圧回路と;
    前記複数の出力段毎に前記ソフトスタート期間を調整するための第3の電圧を電源起動後から前記スイッチング電源コントローラの入力部に出力する複数のソフトスタート期間調整回路と;前記複数の出力段の立ち上がりシーケンスを切り換えるため前記複数の出力段と前記複数のソフトスタート調整回路との間の接続を切り換える切換回路と;
    を備え、前記ソフトスタート回路は、前記ソフトスタート期間調整回路から入力される前記第3の電圧に基づいて前記電源起動後から前記ソフトスタート期間を設定する前記第1の電圧を出力することを特徴とするスイッチング電源。
  5. 前記ソフトスタート回路は、前記電圧をクランプするクランプ回路を備えることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  6. 前記比較器は、前記ソフトスタート回路から出力される電圧をクランプするクランプ機能を備えることを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源。
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