JP4672301B2 - 固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法に関し、更に詳しくは、半導体基板上に設けられた固体撮像素子を封止するスペーサー及びカバーガラスを備えた固体撮像装置と、この固体撮像装置の製造方法の改良とに関する。
CCDやCMOS等の固体撮像装置を使用したデジタルカメラや、ビデオカメラが普及している。従来の固体撮像装置は、シリコン製の半導体基板上に固体撮像素子が設けられた固体撮像素子チップ(ベアチップ)と、この固体撮像素子チップを収納するセラミック製のパッケージと、このパッケージを封止する透明なカバーガラスとから構成されている。
デジタルカメラ等の小型電子機器では、固体撮像装置のサイズがその外形サイズに与える影響が大きいため、固体撮像装置の小型化が望まれていた。固体撮像装置を小型化するために、ウエハレベルチップサイズパッケージ(以下、WLCSPと略称する)を利用した固体撮像装置が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
WLCSPは、半導体ウエハプロセス中でパッケージングまで行なうパッケージング手法である。例えば図14に示すように、WLCSPを使用して製造された固体撮像装置70は、一方の面に固体撮像素子71が設けられた半導体基板72と、この半導体基板72に取り付けられて固体撮像素子71を取り囲むスペーサー73と、このスペーサー73の上に接合されて固体撮像素子71を封止するカバーガラス74とからなる。このWLCSPを利用した固体撮像装置70のサイズは、ベアチップと同程度となるため、従来のパッケージを利用した固体撮像装置と比べ大幅な小型化が可能となる。
上記WLCSPを利用した固体撮像装置70は、例えば、次のような手順で製造される。まず、カバーガラス74の基材となる透明基板の上に、多数のスペーサー73を形成する。次に、多数の固体撮像素子71が形成された半導体ウエハと透明基板のスペーサー73が形成された面とを接合し、各固体撮像素子71をスペーサー73と透明基板とで封止する。最後に、各固体撮像素子71ごとに透明基板と半導体ウエハとをダイシングすることにより、多数の固体撮像装置70を一括して製造する。
特開2002−231921号公報
上述した製造方法により製造されるWLCSPタイプの固体撮像装置70は、カバーガラス74の側端面が外部に露呈されたままとなる。そのため、この固体撮像装置70に入射した光L5がカバーガラス74の側端面で反射し、この反射光が固体撮像素子71に入射して撮像データにノイズを発生させることがあった。また、同様に、スペーサー73の内壁面で反射した光L6が固体撮像素子71に入射してノイズを発生させることもあった。
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、カバーガラスの側端面とスペーサーの内壁面とによる光の反射によって、撮像データにノイズが発生するのを防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の固体撮像装置は、半導体基板と、この半導体基板の一方の面に設けられた固体撮像素子と、この固体撮像素子の上を封止する透明板と、この透明板の側端面に設けられ、光の反射を防止する第1の反射防止層とから構成した。また、請求項2記載の固体撮像装置では、第1の反射防止層として、反射防止塗料の被膜を用いた。
請求項3記載の固体撮像装置は、透明板の側端面を下面から上面に向かって略テーパー状となるように形成した。
請求項4及び5記載の固体撮像装置は、半導体基板と透明板との間に固体撮像素子を取り囲むように配置されたスペーサーの内壁面に、光の反射を防止する第2の反射防止層を設けた。この第2の反射防止層としては、請求項6記載のように反射防止塗料の被膜や、請求項7記載のように粗面を用いた。
また、請求項8記載の固体撮像装置の製造方法は、透明基板の一方の面に多数のスペーサーを形成する工程と、透明基板のスペーサー形成面と、一方の面に多数の固体撮像素子が形成された半導体ウエハとを接合し、各固体撮像素子を封止する工程と、半導体ウエハと透明基板とを各固体撮像素子ごとに裁断し、固体撮像素子が設けられた半導体基板と、固体撮像素子を封止する透明板とからなる多数の固体撮像装置を形成する工程と、各固体撮像装置の透明板の側端面に、光の反射を防止する第1の反射防止層を形成する工程とから構成した。第1の反射防止層としては、請求項9記載のように、各固体撮像装置の透明板の側端面に反射防止塗料を塗布する工程と、反射防止塗料を乾燥させる工程とを用いた。
請求項10記載の固体撮像装置の製造方法は、透明基板の一方の面に多数のスペーサーを形成する工程と、透明基板のスペーサー形成面と、一方の面に多数の固体撮像素子が形成された半導体ウエハとを接合し、各固体撮像素子を封止する工程と、エッジ部分がテーパー状にされたカッターを使用して、透明基板を各固体撮像素子ごとに裁断して多数の透明板を形成し、かつ各透明板の側端面を下面から上面に向けて略テーパー状にする工程と、半導体ウエハを各固体撮像素子ごとに裁断し、この固体撮像素子が設けられた半導体基板と、固体撮像素子を封止する透明板とからなる多数の固体撮像装置を製造する工程とから構成した。
また、請求項11記載の固体撮像装置の製造方法は、透明基板の一方の面に多数のスペーサーを形成する工程と、透明基板のスペーサー形成面と半導体ウエハとを接合して各固体撮像素子を封止する工程との間に、各スペーサーの内壁面に、光の反射を防止する第2の反射防止層を形成する工程を設けた。
更に、請求項12記載の固体撮像装置の製造方法は、透明基板の一方の面に多数のスペーサーを形成する工程と、各スペーサーの内壁面に、光の反射を防止する第2の反射防止層を形成する工程と、透明基板のスペーサー形成面と、一方の面に多数の固体撮像素子が形成された半導体ウエハとを接合し、各固体撮像素子を封止する工程と、半導体ウエハと透明基板とを各固体撮像素子ごとに裁断して多数の固体撮像装置を形成する工程とから構成した。
第2の反射防止層を形成する工程としては、請求項13記載のように、透明基板のスペーサー形成面の固体撮像素子に対面する部分にマスクを形成する工程と、スペーサーの内壁面に反射防止塗料を塗布する工程と、反射防止塗料の乾燥後にマスクを除去する工程とから構成した。また、請求項14記載のように、スペーサーと、透明基板のスペーサー形成面とに反射防止塗料を塗布する工程と、反射防止塗料の乾燥後に、透明基板の固体撮像素子に対面する部分の反射防止塗料を除去する工程とから構成してもよい。
更に、請求項15記載のように、透明基板の一方の面に多数のスペーサーを形成する工程として、透明基板の一方の面にスペーサー用基板を接合する工程と、このスペーサー用基板にスペーサーの形状のマスクを形成する工程と、スペーサー用基板のマスクで覆われていない部分をその厚み方向において複数回に分けて除去してスペーサーを形成し、かつ各除去処理の境界に生じた段差によってスペーサーの内壁面に光を拡散する粗面を形成する工程とを用いた。
本発明の請求項1記載の固体撮像装置によれば、透明板の側端面に入射した光は、第1の反射防止層によって反射が防止されるので、反射光が固体撮像素子に入射することによる撮像データのノイズ発生を防止することができる。また、請求項2記載の固体撮像装置によれば、第1の反射防止層として、反射防止塗料の被膜を用いたので、簡単、ローコスト、及び省スペースに反射防止層を形成することができ、第1の反射防止層の形成によって固体撮像装置が大型化することもない。
請求項3記載の固体撮像装置によれば、透明板の側端面に入射した光は、テーパー状の傾斜によって固体撮像素子以外の方向へ反射されるので、反射光の入射による撮像データのノイズ発生を防止することができる。
また、請求項4及び5記載の固体撮像装置によれば、スペーサーに入射した光は、第2の反射防止層によってその反射が防止されるので、同様に撮像データにノイズを発生させることはない。また、本発明の請求項6及び7によれば、第2の反射防止層として、反射防止塗料の被膜や粗面を用いたので、簡単、ローコストに反射防止層を形成することができ、固体撮像装置が大型化することもない。
本発明の請求項8及び9記載の固体撮像装置の製造方法によれば、透明基板によって各固体撮像素子を封止し、透明基板と半導体ウエハとを裁断して多数の固体撮像装置を形成した後で、各透明板に第1の反射防止層を設けるようにしたので、第1の反射防止層の形成によって固体撮像素子が汚損され、歩留りが悪化することはない。
また、請求項10記載の固体撮像装置の製造方法によれば、透明基板を多数の透明板に分割するダイシングによって、透明板のテーパー状の側端面を形成することができるので、工数や工程数を増加させることなくローコストに採用することができる。また、加工精度の高いダイシングを利用して透明板をテーパー形状に加工することができるので、サイズの小さな固体撮像装置であっても、固体撮像素子内に反射光が入射しないようにテーパー形状を形成することができる。
請求項11及び12記載の固体撮像装置の製造方法によれば、透明基板上に多数のスペーサーを形成した、これらのスペーサーに一括して第2の反射防止層を形成したので、各固体撮像装置に反射防止層を形成する場合に比べて、工数及びコストを大幅に減少させることができる。更に、請求項13記載のように、透明基板の固体撮像素子に対面する部分をマスクで覆って第2の反射防止層を形成したので、透明基板が汚損されて歩留りが悪化することはない。また、請求項14記載のように、透明基板のスペーサー形成面全体に第2の反射防止層を形成し、固体撮像素子に対面する部分の反射防止層を除去する場合にはマスクの形成工程を省略することができるため、コストダウンに資することができる。
また、請求項15記載の固体撮像装置の製造方法のように、スペーサーの形成工程を用いて、スペーサーの内壁面に粗面を形成することができるので、工数及び工程数を増加させることなくローコストに採用することができる。
図1及び図2は、本発明を実施した固体撮像装置2の構成を示す外観斜視図及び断面図であり、図3は、固体撮像装置2のスペーサー5近傍の断面図である。固体撮像装置2は、上面に固体撮像素子3が形成された矩形状の半導体基板4と、固体撮像素子3を取り囲むように半導体基板4上に取り付けられた枠形状のスペーサー5と、このスペーサー5の上に取り付けられて固体撮像素子3を封止するカバーガラス6とからなる。
半導体基板4は、シリコン製の半導体ウエハが矩形状に分割されたもので、上面中心部には固体撮像素子3が形成されている。固体撮像素子3は、例えば、マトリクス状に配列された多数個の受光素子と、これらの受光素子に蓄積された電荷を搬送する電荷結合素子(CCD)とからなる。各受光素子の上には、RGBのカラーフイルタやマイクロレンズが積層されている。なお、CCDイメージセンサに代えて、C−MOSイメージセンサ等を用いてもよい。
スペーサー5は、中央に開口10が形成されたロ字形状であり、固体撮像素子3の外周を囲むように半導体基板4の上面に接合されている。スペーサー5は、例えば、シリコン等の無機材料で形成されている。このスペーサー5によって、固体撮像素子3とカバーガラス6との間に空隙が形成され、固体撮像素子3のマイクロレンズがカバーガラス6と干渉するのを防いでいる。
カバーガラス6は、スペーサー5の開口10を塞ぐように該スペーサー5の上面に接合された低α線ガラス13と、この低α線ガラス13の上に接合された赤外線カットフィルタ14とからなる。低α線ガラス13は、α線の放出が少ないガラスであり、固体撮像素子3の受光素子がα線によって破壊されるのを防止するために用いられている。赤外線カットフィルタ14は、特定波長域の赤外線をカットしてゴーストやかぶりを防止する機能を有し、固体撮像装置3の撮像画質向上のために用いられている、なお、赤外線カットフィルタ14の上または下に、光学ローパスフィルタを貼り合わせてもよい。
半導体基板4の上面でスペーサー5の外側には、複数個の外部接続端子17が設けられている。これらの外部接続端子17は、半導体基板4の表面に形成された配線によって固体撮像素子3と接続されており、実装基板との間でワイヤーボンディングによる配線を行なう際にも使用される。
カバーガラス6の側端面6aと、スペーサー5の内壁面5aとには、入射した光L1,L2の反射を防止する第1の反射防止膜20及び第2の反射防止膜21が設けられている。図14に示すように、反射防止膜を備えていない従来の固体撮像装置70では、カバーガラス74に斜めに入射した光L5,L6がカバーガラス74の側端面やスペーサー73の内壁面で反射して固体撮像素子71に入射し、一部の受光素子の受光量を大きくして撮像データにノイズを発生させることがあった。しかし、本発明の固体撮像装置2では、第1の反射防止膜20と第2の反射防止膜21とによって光の反射を防止することができるので、撮像データにノイズが発生することはない。
なお、第1の反射防止膜20と第2の反射防止膜21は、本来はカバーガラス6の側端面6aとスペーサー5の内壁面5aとだけに形成すれば、その目的の効果を得ることができる。しかし、カバーガラス6の側端面6aだけに第1の反射防止膜20を形成したり、スペーサー5の内壁面5aにだけ第2の反射防止膜21を形成することによってコストアップ等が生じる場合には、本実施形態のように、スペーサー5の外壁面5bまで第1の反射防止膜20及び第2の反射防止膜21を形成してもよい。また、詳しくは後述するが、本実施形態では、第2の反射防止膜21の形成後に第1の反射防止膜20を形成しているため、スペーサー5の外壁面5bの第1の反射防止膜20は第2の反射防止膜21の上に形成されている。
次に、固体撮像装置2の製造工程について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。第1の工程では、カバーガラス6の基材となるガラス基板の形成が行なわれる。図5(A)に示すように、ガラス基板24は、低α線ガラスの基板25の上に、同サイズの赤外線カットフィルタの基板26を接着剤27によって接合することにより行なわれている。
低α線ガラス基板25と赤外線カットフィルタ基板26との接合に使用される接着剤27としては、例えば、少なくとも固化後に透明になるUV接着剤等が使用される。接着剤27は、低α線ガラス基板25の上に均一な厚みで薄く塗布される。低α線ガラス基板25と赤外線カットフィルタ基板26との貼り合せは、間に空気が入らないようにするため、例えば真空環境下で行なわれ、貼り合せ後には真空加圧によって両者が密着される。その後、低α線ガラス基板25を通して紫外線を照射することにより接着剤27が固化し、低α線ガラス基板25と赤外線カットフィルタ基板26とが接合される。
第2の工程では、図5(D)に示すように、ガラス基板24の下面に多数のスペーサー5が形成される。このスペーサー5の形成は、例えば次のような手順によって行なわれる。まず、同図(B)に示すように、ガラス基板24の下面にシリコン製のスペーサー用ウエハ30が接着剤31によって接合される。この接合も、間に空気が入らないように、真空環境下で行なわれる。次に、同図(C)に示すように、スペーサー用ウエハ30の上に、フォトリソグラフィーによってスペーサー5の形状のレジストマスク32が形成される。そして、このレジストマスク32で覆われていない部分がプラズマエッチングによって除去されることにより、同図(d)に示すように、ガラス基板24上に多数のスペーサー5が形成される。エッチング後のレジストマスク32は、アッシングやウエット処理等によって除去される。
第3工程では、ガラス基板24上に設けられたスペーサー5の上に、第2の反射防止膜21が形成される。図6(A)に示すように、まずガラス基板24のスペーサー形成面24aと、スペーサー5の上とにレジストマスク35が形成される。このレジストマスク35は、第2の反射防止膜21がスペーサー5とガラス基板24との間を隙間なく覆うようにするために、スペーサー5の根元部分には設けられていない。
次に、図6(B)に示すように、吹き付け塗装やCVD装置等を利用して、各スペーサー5の上に反射防止塗料36が塗布される。なお、本実施形態ではスペーサー5の全面に反射防止塗料36を塗布しているが、スペーサーの内壁面5aにのみ反射防止塗料36を塗布してもよい。反射防止塗料36の塗布後には、熱や送風、経時等によって反射防止塗料36が乾燥固化する。
図6(d)に示すように、反射防止塗料36の固化後には、ウェット処理やアッシング処理等を用いて、レジストマスク35とこのレジストマスク35上の反射防止塗料36とが除去される。これにより、ガラス基板24上には、第2の反射防止膜21で覆われた多数のスペーサー5が形成される。このように、ガラス基板24の固体撮像素子に対面する部分をレジストマスク35で覆ってから反射防止塗料36を塗布するようにしたので、反射防止塗料36による汚損によって不良が発生し、固体撮像装置2の歩留りが悪化することはない。
第4工程では、図7(A)及び図8に示すように、ガラス基板24と、多数の固体撮像素子3が形成された半導体ウエハ38との接合が行なわれる。この接合は、固体撮像素子3とスペーサー5との位置調整を厳密に行なう必用があるため、アライメント貼付け装置が使用される。アライメント貼付け装置は、ガラス基板24と半導体ウエハ38の各オリフラ24b,38aを基準にして、両者のXY方向及び回転方向の位置調整を行なう。そして、スペーサー5上に接着剤39が塗布されたガラス基板24と半導体ウエハ38とを重ね合わせ、加圧することにより接合する。このガラス基板24と半導体ウエハ38との接合により、半導体ウエハ38上の各固体撮像素子3は、スペーサー5とガラス基板24とによって封止されるため、以後の工程で生じた塵芥により固体撮像素子3が汚損されることはない。
第5工程では、図7(C)に示すように、接合されたガラス基板24のダイシングと、半導体ウエハ38のダイシングとが実施される。同図(B)に示すように、ガラス基板24と半導体ウエハ38は、それぞれの面上にダイシングテープ42,43が貼付されてダイシング装置にセットされる。ダイシング装置は、基板に冷却水をかけながらダイシングカッターでガラス基板24を各固体撮像素子3ごとに分割する。次に、同様に冷却水をかけながら半導体ウエハ38を各固体撮像素子3ごとに分割し、多数の固体撮像装置2を一括して形成する。
次の第6工程では、図7(D)に示すように、各固体撮像装置2のカバーガラス6の側端面6aに第1の反射防止膜20が形成される。この第1の反射防止膜20は、吹き付け塗装やCVD装置等を利用した反射防止塗料の塗布によって形成され、乾燥固化されることにより第1の反射防止膜20となる。この第1の反射防止膜20の形成時には、カバーガラス6の上面に反射防止塗料が塗布されることが考えられるが、カバーガラス6の上面はダイシングテープ42によって保護されているため、カバーガラス6の汚損により固体撮像装置2不良が発生することはない。
なお、上記実施形態では、第2の反射防止膜21の形成において、ガラス基板24のスペーサー形成面24aとスペーサー5との上にレジストマスク35を形成してから反射防止塗料36を塗布したが、図9(A)に示すように、ガラス基板24のスペーサー形成面24aの全面に反射防止塗料46を塗布し、この反射防止塗料46の乾燥固化後に、同図(B)に示すように、エッチング処理等を利用してスペーサー5とガラス基板24上の反射防止塗料46を除去し、第2の反射防止膜21を形成してもよい。
反射防止塗料46を除去するエッチング処理としては、エッチング方向を限定することができる異方性エッチング処理を利用して、ガラス基板24及びスペーサー5上の反射防止塗料46だけを除去し、スペーサー5の側面の反射防止塗料46を残すことができる。また、ローコストな等方性エッチングを利用することもできる。この場合には、ガラス基板24のスペーサー形成面24aに対して垂直に等方性エッチング処理を行なう。垂直方向のエッチングレートに対し、水平方向のエッチングレートは低くなるため、エッチング処理の時間を適切に制御することにより、スペーサー5の内壁面5aの反射防止塗料46を残し、ガラス基板24及びスペーサー5の上の反射防止塗料46だけを完全に除去することができる。
また、上記実施形態では、第1の反射防止膜と第2の反射防止膜とを設けたが、固体撮像装置の形態によっては、カバーガラスの端面やスペーサーの端面に光が入射しない場合もあるので、いずれか一方だけをもうけてもよい。更に、上記実施形態では、第1の反射防止膜20によってカバーガラス6の側端面での光の反射を防止したが、図10に示す第2の実施形態の固体撮像装置50のように、カバーガラス51の側端面51aを下面から上面に向かってテーパー状となるようにカットしてもよい。これによれば、カバーガラス51の側端面51aに入射した光L3は、固体撮像素子3に向けて反射されず、スペーサー5の上に向けて反射されるため、第1の反射防止膜20と同様に反射光によるノイズを低減させるという効果を得ることができる。
固体撮像装置50は、上述した第1実施形態の固体撮像装置2の第1〜第4工程までは同じ方法によって製造される。第5工程のダイシングでは、図11(A)に示すように、両端のエッジ54a,54bがテーパー形状にされたダイシングカッター54によって、ガラス基板24を各固体撮像素子3ごとに分割し、各カバーガラス51の側端面51aを下面から上面に向かってテーパー状になるように形成する。
次の工程では、薄いダイシングカッターを使用して半導体ウエハ38を各固体撮像素子3ごとに分割し、多数の固体撮像装置50を一括して形成する。このように、カバーガラス51の側端面51aのテーパー形状の形成は、ダイシング工程と同時に実施することができるので、工程数が増加することがなく、ローコストに採用することができる。また、加工精度の高いダイシングを利用してテーパー形状に加工することができるので、サイズの小さな固体撮像装置であっても、固体撮像素子内に反射光が入射しないようにテーパー形状を形成することができる。
更に、上記各実施形態では、スペーサー5の内壁面5aでの反射を防止するために、反射防止塗料の被膜からなる第2の反射防止膜21を使用したが、図12に示す第3の実施形態の固体撮像装置60のように、スペーサー61の内壁面を荒して粗面61aを形成し、この粗面61aの光拡散効果によって入射した光L4の反射を防止してもよい。
スペーサー61の粗面61aは、上述した第2工程において、ガラス基板24に接合されたスペーサー用ウエハ30から多数のスペーサー61を形成する際に、周知のBoschプロセスを利用することによって形成することができる。Boschプロセスは、エッチングと、このエッチングによって浸食されにくいポリマーをワーク全体にコーティングするデポジションという作業とを交互に繰り返すプロセスをいう。
例えば、図13(A)に示すように、スペーサー5の形状のレジストマスク32が形成されたスペーサー用ウエハ30に短時間のエッチングを行ない、同図(B)に示すように、スペーサー用ウエハ30を僅かに除去する。次いで、同図(C)に示すように、デポジション処理によって、ポリマー64をガラス基板24全体にコーティングする。そして、同図(D)に示すように、再度エッチングを行なうが、スペーサー61の側面となる部分はポリマー64によって保護され、かつエッチングレートも低いためエッチングされず、スペーサー用ウエハ30の平面部分だけがポリマー64と一緒に除去される。
以上のようにエッチングとデポジションとを繰り返し、最後にポリマーとレジストマスクとを除去すると、図13(E)に示すように、側面にスキャロップと呼ばれる段差が複数形成されたスペーサー61が完成する。このように、スペーサー61の側面の粗面61aは、スペーサー61と同時に形成することができるので、工程数の増加によるコストアップは発生しない。
なお、カバーガラスの端面をテーパー形状にした固体撮像装置50において、スペーサー5の反射防止に第2の反射防止膜21を使用したが、粗面61aを用いてもよい。更に、上面に外部接続端子17が設けられた固体撮像装置を例に説明したが、貫通配線や側面配線等によって、下面に外部接続端子が設けられたWLCSPタイプの固体撮像装置にも本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施形態を適用した固体撮像装置の外観形状を示す斜視図である。 第1の実施形態の固体撮像装置の構成を示す断面図である。 第1の実施形態の固体撮像装置のスペーサー近傍の構成を示す要部断面図である。 第1の実施形態の固体撮像装置の製造工程を示すフローチャートである。 ガラス基板及びスペーサーの形成工程の手順を示す断面図である。 第2の反射防止膜の形成工程の手順を示す断面図である。 半導体ウエハとガラス基板との接合工程、及びダイシング工程、及び第1の反射防止膜の形成工程の手順を示す断面図である。 半導体ウエハとガラス基板との外観形状を示す斜視図である。 第2の反射防止膜の別の形成方法を示す断面図である。 第2の実施形態の固体撮像装置の構成を示す断面図である。 第2の実施形態の固体撮像装置のガラス基板のダイシング工程を示す断面図である。 第3の実施形態の固体撮像装置の構成を示す要部断面図である。 第3の実施形態の固体撮像装置のスペーサー形成工程の手順を示す断面図である。 従来の固体撮像装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
2,50,60 固体撮像装置
3 固体撮像素子
4 半導体基板
5,61 スペーサー
6,51 カバーガラス
20 第1の反射防止膜
21 第2の反射防止膜
24 ガラス基板
30 スペーサー用ウエハ
32,35 レジストマスク
36,46 反射防止塗料
38 半導体ウエハ
54 ダイシングカッター
61a 粗面

Claims (5)

  1. 透明基板の一方の面に、固体撮像素子の外周を取り囲むためのスペーサーを多数形成する工程と、
    各前記スペーサーの内壁面に、光の反射を防止する第2の反射防止層、または粗面を形成する工程と、
    前記透明基板のスペーサー形成されたスペーサー形成面と、一方の面に多数の前記固体撮像素子が形成された半導体ウエハとを接合し、前記透明基板及び前記スペーサーにより、各前記固体撮像素子を封止する工程と、
    前記半導体ウエハと前記透明基板とを各前記固体撮像素子ごとに裁断し、前記透明基板及び前記スペーサーによって封止された前記固体撮像素子を有する固体撮像装置を多数形成する工程とを含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  2. 前記第2の反射防止層を形成する工程は、
    前記透明基板の前記スペーサー形成面であって、前記固体撮像素子に対面する部分にマスクを形成する工程と、
    前記スペーサーの内壁面に反射防止塗料を塗布する工程と、
    前記反射防止塗料の乾燥後に前記マスクを除去する工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
  3. 前記第2の反射防止層を形成する工程は、
    前記スペーサーと、前記透明基板のスペーサー形成面とに反射防止塗料を塗布する工程と、
    前記反射防止塗料の乾燥後に、前記透明基板の前記固体撮像素子に対面する部分の前記反射防止塗料を除去する工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
  4. 前記スペーサーを形成する工程、及び前記粗面を形成する工程は、
    前記透明基板の一方の面にスペーサー形成用基板を接合する工程と、
    前記スペーサー形成用基板に前記スペーサーの形状のマスクを形成する工程と、
    前記スペーサー形成用基板の前記マスクで覆われていない部分をその厚み方向において複数回に分けて除去することにより前記スペーサーを形成し、前記スペーサー形成用基板の除去により生じた複数の段差によって前記内壁面に前記粗面を形成することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置の製造方法。
  5. 前記透明基板を各前記固体撮像素子ごとに裁断する際に、エッジ部分がテーパー状にされたカッターを使用することにより、裁断された前記透明基板の側端面を、前記スペーサー形成面からその反対側の面に向けて略テーパー状にすることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の固体撮像装置の製造方法。
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