JP4670692B2 - ディスク収納ケース - Google Patents

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本発明は、CDやDVDに代表される、音楽や映像等の各種の情報が記録されたディスクを収納するディスク収納ケースに関するものである。
従来のディスク収納ケースとしては、例えば特許文献1に記載されているように、ほぼ同じ大きさの長方形状の表側カバーと裏側カバーと、それらの長い方または短い方の一辺同士を相互に接続する短冊形状の背部カバーとを備え、表側カバーと背部カバーとの間及び背部カバーと裏側カバーとの間のそれぞれの接続する辺でコの字状に折り曲げられ開閉可能に構成され、そのコの字状に折り曲げられて閉じられた状態における内側にディスク収納部を備えるディスク収納ケースなどが知られている。
実用新案登録第3079427号公報
こうしたディスク収納ケースにディスクを収納して販売する場合には、消費者の商品選択の便宜及び販売促進効果を目的として、そのディスクの記録内容のタイトルや概要、イメージ写真又はイラストなどの、ディスクの内容を表示する情報を、ディスクの発行者名やその連絡先、商品コード、価格等の販売関連情報などと共に、ディスク収納ケースの外側から明瞭に見える様に表示しておく必要がある。この様な各種の表示は、従来のディスク収納ケースにおいては、予め適宜の紙に当該表示を印刷した印刷物を、ディスク収納ケースを構成する筐体の透明部分の内部に、その印刷面を外側に向けて収納することによって行われるのが一般的である。
ところで、かかるディスクを販売する場合に、例えば発売直後の一定期間や、その情報記録ディスクの記録内容に関連する行事の開催期間中や、その情報記録ディスクの記録内容に関連する他の商品の発売直後の一定期間又は販売期間中など、特定の期間に限って一時的に、他の時期には表示する必要のない関連情報をケースに表示したい場合がある。例えば、発売直後のキャンペーン期間中である旨の表示や、前述した関連する行事や他の商品に関する説明の表示などである。また、こうした場合には、他の時期とは異なる価格で販売される場合も多いので、価格の表示や販売店におけるレジ入力に利用されるバーコードなどの識別コードの表示も、他の時期とは異なる内容をケースに表示する必要が発生する場合がある。
しかし、前述した表示方法によると、表示の内容を変えるためには、ディスク収納ケースに収納する印刷物の印刷画像を変える必要があるため、普段用の印刷物とは別に特定の期間用の印刷物を用意する必要があり、表示内容の異なる印刷画像のデザイン費用など、印刷物の作製費用が嵩む。この費用を節約するために、特定の期間に限って表示したい情報のみを印刷した、ディスク収納ケースに収納する印刷物よりも小さい寸法の印刷シールを、印刷物の印刷面の一部に貼付して使用する方法も考えられる。しかしこの方法では、普段用の印刷画像の一部が印刷シールによって隠される結果、商品としての見栄えが悪くなることは避けられない。特定の期間用に印刷シールを貼ることを見越して、普段用の印刷画像の一部に印刷シールの貼付用のスペースを設けておくことも考えられるが、今度は印刷画像には一部に無用なスペースが存在するため見栄えが悪くなるし、普段用の印刷画像のデザイン上の制約にもなる。
また、特定の期間用の印刷物が収納された商品が売れ残った場合、その後は普段用として販売するためには、ディスク収納ケースを一つ一つ開封して内部に収納された印刷物を入れ替える必要があるので、非常に手間がかかり、しかも、取り出された特定の期間用の印刷物は丸ごと無駄になってしまう。印刷シールを貼付した場合には、印刷シールを剥がして印刷物を再利用すれば、資源の無駄は少なくなる。しかし、印刷シールを剥がす作業に手間がかかるし、綺麗に剥がせずに印刷シールの一部が残ったり、逆に印刷物の紙剥けやインキ取られを起こしたりすれば、やはり無駄になってしまう。
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑み、特定の期間に限って普段とは異なる情報を表示してディスクを販売したい場合にも、当該情報の表示用の印刷物の作製費用を節約することができ、商品の見栄えの低下の問題も少なく、しかも、期間終了後には容易に普段用としてディスクを販売可能なディスク収納ケースを提供することを課題とする。
本発明は、表側カバーと裏側カバーと、それらの一辺を相互に接続する背部カバーと、それぞれの接続する辺で折り曲げられ開閉可能に構成され、内側にディスク収納部を備えるディスク収納ケースであって、表側カバー、裏側カバー及び背部カバーの三つの外面側を連続して覆う透明シートと、それらのカバーと透明シートの間に挿入され、前記三つの外面側を連続して覆う印刷物と、前記透明シートの外側に貼着され、前記印刷物より小さい大きさで、前記三つの外面側を連続して覆う印刷シールを備え、前記透明シートは、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリエステルフィルムからなる透明シートであり、前記印刷シールは、前記透明シートの外観に痕跡を残すことなく前記透明シートから再剥離可能であり、前記印刷物は、少なくとも表側カバーを覆う部分に前記ディスク収納部に収納されるディスクの内容を表示する情報が印刷され、裏側カバーを覆う部分には、ディスクの種類や価格などの識別情報を表示する第一の識別コードが印刷されてなり、前記印刷シールの表側カバーを覆う部分、裏側カバーを覆う部分及び背部カバーを覆う部分の全てに、前記印刷物に表示された情報とは異なる、特定の期間に限って表示する必要がある情報が表示されており、前記印刷シールの裏側カバーを覆う部分は、前記第一の識別コードを覆っており、かつその外面に前記識別情報とは異なる識別情報を表示する第二の識別コードが印刷されてなり、前記特定の期間の終了後には、前記印刷シールを剥がし取ることによって普段用とすることが可能なディスク収納ケースである。
本発明のディスク収納ケースは、上記したとおりの構成を備えているので、特定の期間に普段とは異なる情報を表示したい場合には、その情報は、カバーと透明シートとの間に挿入する印刷物よりも小さい大きさの、透明シートの外側に貼着する印刷シールに印刷すればよく、印刷物は普段用のものをそのまま使用できるので、特定の期間用に専用の印刷物を作製する場合と比較すれば、印刷物の作製費用を節約することができる。
また、印刷物に表示された情報の一部が印刷シールによって隠されることがあっても、印刷シールを透明シートの外面から剥がし取ってしまえば、印刷物に表示された情報の全体が見えるようにすることが容易にできるので、結果として商品としての見栄えの悪化も少ない。従って、印刷物の作製にあたっては、特定の期間に印刷シールが貼着されて一部が隠されることをあまり気にすることなく、印刷画像を自由にデザインすることができ、印刷シールが貼着されない普段用の場合のみを念頭に置いて、最も見栄えの良いデザインを気兼ねなく制作することができる。
しかも、特定の期間用のディスク収納ケースを得るには、普段用のディスク収納ケースの最外面を覆う透明シートの外側に印刷シールを貼着するだけで良いので、簡易な工程で容易に作製することができる。さらに、特定の期間用の商品が売れ残った場合には、ディスク収納ケースを開封する必要なく、透明シートの外側に貼着された印刷シールを剥がし取るだけで、容易に普段用の商品を得ることができ、内部に収納された印刷物はそのまま使用できるので、資源の無駄が少ない。
また、印刷シールを剥がし取る際には、印刷シールが貼着されているのは印刷物ではないので、印刷シールを剥がしても、印刷物に印刷シールの一部が残ったり、印刷物の紙剥けやインキ取られが発生したりすることがなく、見栄えの悪化を確実に防止することができる。
本発明のディスク収納ケース10は、図1及び図2に模式的に示したように、表側カバー11と、裏側カバー12と、それらの一辺を相互に接続する背部カバー13とが、それぞれの接続する辺で折り曲げることによって開閉できるように構成された筐体を基本構造としている。表側カバー11と裏側カバー12とはほぼ同じ大きさであり、少なくとも内部に収納するディスクの寸法よりも大きく、背部カバー13と接続する部分に直線状の辺を備えた形状であればよく、図示したものは縦長の長方形状であるが、正方形状であっても勿論よいし、背部カバー13と接続する辺以外の輪郭は、例えば多角形状や円弧状など、任意の形状をなしていてもよい。背部カバー13は、少なくとも内部に収納するディスクの厚みと表側カバー11の厚みと裏側カバー12の厚みとの和以上の幅の短冊状の形状をなしており、その相対向する二つの長辺で、表側カバー11及び裏側カバー12とそれぞれ折り曲げ可能に接続されている。
上記表側カバー11と裏側カバー12と背部カバー13とは、それぞれが別個に形成されて、接続部分の辺を軸として相互に回動可能に枢着されていてもよいし、接続部分の辺の部分を他の部分よりも薄肉に形成することにより、折り曲げ可能に一体に形成されていてもよい。これらのカバーの材質は特に問わないが、一般的には例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、スチロール等のプラスチックが使用される。これら三つのカバーは、全体が透明ないし半透明であっても、全体が不透明であってもよいし、透明ないし半透明の部分と不透明の部分とをともに備えていてもよい。
上記の三つのカバーを接続部分でコ字状に折り曲げて閉じられる内部には、CDまたはDVDなどのディスクを収納できるディスク収納部14が少なくとも一つ設けられる。ディスク収納部14は、表側カバー11の内面側と裏側カバー12の内面側との一方又は両方に設けることができる。図示したものでは、ディスク収納部14は裏側カバー12の内面側にのみ一つだけ設けられており、表側カバー11の内面側には、ディスクの内容の解説や使用方法の説明などを記載した小冊子を収納するためのスペースが設けられている。
上記の三つのカバーの外面側には、そのほぼ全体を連続して覆う透明シート15が設けられている。透明シート15の材質は特に問わないが、一般的には例えばポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルムなどのプラスチックフィルムが使用される。透明シート15が覆う部分は、三つのカバーのそれぞれの外面に渡っていればよく、必ずしも全体に渡っている必要はない。しかし、後述する印刷物20の印刷画像による表示面積を可能な限り大きく取った方が、表示できる情報の量も多くなり、見栄えも良くなるので、透明シート15が覆う部分は、可能な限り三つのカバーの外面の全体に近い部分とするのがよい。
透明シート15は、三つのカバーから容易に脱落しないように、且つ後述する印刷物20を後から挿入できるように、その周囲の一部で各カバーに接着される。接着部分は、透明シート15がめくれたり印刷物20が容易に脱落したりしない様に、相対する二辺などに設けるとよい。図示したものでは、透明シート15は、表側カバー11の背部カバー13とは反対側の辺に近い箇所の線状の部分と、裏側カバー12の背部カバー13とは反対側の辺に近い箇所の線状の部分とで、表側カバー11及び裏側カバー12と接着されている。そして、それ以外の部分、つまり表側カバー11、背部カバー13及び裏側カバー12の天地方向の両端部では各カバーとは接着されておらず、ここから後述する印刷物20を三つのカバーと透明シート15との間に挿入できるようになっている。
なお、印刷物20を挿入してから透明シート15を各カバーに接着する場合には、接着部分は後から印刷物20を挿入可能な形にする必要は必ずしもなく、例えば透明シート15の周囲の全体を接着してしまってもよい。但し、透明シート15と各カバーとの間と外部との間で空気が出入りできた方が、ディスク収納ケースの開閉時の抵抗が少ないので、透明シート15の周囲の少なくとも一部に非接着部分を設けておいた方がよい。
透明シート15と各カバーとの接着方法は、それぞれの材質に応じて適宜の方法を採用すればよい。具体的には、接着剤を使用する方法や、熱融着(ヒートシール)の方法などが挙げられる。この接着は永久的な接着であることが望ましいが、実用上十分な強度さえ得られれば、粘着剤などによって繰り返し接着・剥離が可能にされていてもよいし、接着による代わりに咥え込みなどによって機械的に固定されていてもよい。
上記の様にして表側カバー11、裏側カバー12及び背部カバー13と透明シート15との間に形成される空間に、上記三つのカバーの外面側を連続して覆う様に、ディスク収納部に収納されるディスクの内容を表示する情報が外面に印刷された印刷物20が挿入されている。図3に示したのは係る印刷物20の外面に印刷された印刷画像の一例であり、この図上において左右方向中央付近の天地方向の2本の折れ線を表す2本の破線で挟まれた部分は背部カバー13を、その右側の破線よりも右側の部分は表側カバー11を、その左側の破線よりも左側の部分は裏側カバー12を、それぞれ覆う部分である。
そして、この印刷物20の少なくとも表側カバー11を覆う部分、すなわち図上で右側の破線よりも右側の部分には、収納するディスクのタイトル、イメージ写真又はイラストなどの、収納するディスクの内容を表示する情報21を少なくとも含む印刷画像が印刷されている。勿論、これらと同種のディスクの内容を表示する情報21は、表側カバー11を覆う部分以外の部分にも印刷されていてもよい。この図の例では、背部カバー13を覆う部分にはディスクのタイトル、裏側カバー12を覆う部分にはディスクの記録内容の概要やイラスト、ディスクの発行者名等が印刷されている。
さらに、この印刷物20の裏側カバー12を覆う部分、すなわち図上で左側の破線よりも左側の部分には、収納するディスクの種類や価格などの識別情報を表示する第一の識別コード22が印刷されている。この第一の識別コード22は、通例、印刷物20の裏側カバー12を覆う部分の天地方向地部近傍で且つ背側カバー13を覆う部分との間の折れ線近傍、つまり裏側カバー12を覆う部分の右下隅近傍に設けられる。識別コード22は、図に示した例ではバーコードにより表現されているが、これに限定されるものではなく、例えばOCRコードやQRコード(二次元コード)など、販売店の店頭等におけるレジ等の機器で読み取り可能なコードであれば何でもよい。なお、識別コード22によって表示される識別情報は、前述した特定の期間用のものではなく、それ以外の期間用のもの、つまり普段用のものである。
一方、透明シート15の外側には、上記印刷物20より小さい大きさで、しかも上記三つのカバーの外面側を連続して覆う印刷シール30が貼着される。印刷シール30は、上記三つのカバーのそれぞれの外面の一部のみを覆っていてもよいし、一部のカバーの外面の全部と他のカバーの外面の一部とを覆っていてもよい。図4に示した例では、印刷シール30は、天地方向の2本の折れ線を表す2本の破線で挟まれた部分で表される、背部カバー13の外面の全部を覆う部分と、その右側の破線よりも右側の部分で表される、表側カバー11の外面の背部カバー13との接続部分側の一部を覆う部分と、左側の破線よりも左側の部分で表される、裏側カバー12の外面の背部カバー13との接続部分側の一部を覆う部分とから構成されている。この印刷シール30を透明シート15の外側に貼着した状態を外側から観察すると、図5に示す様に観察される(但し、図5はディスクケースを開いた状態の模式図である)。
この図に示した様に、印刷シール30の形状を、表側カバー11や裏側カバー12の外面を覆う部分は、天地方向には各カバーの天地方向の全部に渡り、幅方向には各カバーの背部カバー13との接続部分の近傍の一部のみを覆う様な形状とすると、印刷物20の表側カバー11や裏側カバー12の外面を覆う部分に印刷された印刷画像(特に、ディスクの内容を表示する情報21)の一部を印刷シール30が覆い隠すことによる見栄えの悪化を最小限に留めながら、印刷シール30の表側カバー11や裏側カバー12の外面を覆う部分に表示可能な情報量を十分に確保することができる。
この場合、印刷シール30が背部カバー13の外面の全体を覆う様な形状とすると、印刷シール30を一部が括れた外形とする必要がないので、印刷シール30の貼着時に、誤って印刷シール30が括れた部分で破断する事故や、印刷シール30を誤って若干斜めに貼付した場合の見栄えの悪化などを防止することができる。
なお、印刷シール30の天地方向の寸法は、各カバーの天地方向の寸法と完全に一致させることも可能であるが、その場合には、印刷シール30の貼着時に若干でも位置ずれを発生すると、印刷シール30の端部の一部が各カバーの端部から食み出して貼着されるために、見栄えを悪化させたり、その食み出した部分がきっかけとなって印刷シール30が剥がれたり破れたりし易くなったりする場合がある。そこで、印刷シール30の天地方向の寸法は、各カバーの天地方向の寸法よりも若干小さめに設計することが望ましい。その意味では、前述した印刷シール30の形状や寸法の説明における「全部」(例えば「各カバーの天地方向の全部」における「全部」等)は、厳密には若干小さい「略全部」の場合を含めて意味するものである。
印刷シール30の外面には、普段は表示の必要がないが、前述した特定の期間に限って表示する必要がある情報を表示する。例えば、ディスクの発売直後その他の販売促進キャンペーン期間中である旨の表示や、ディスクの内容に関連する行事の開催期間中である旨の表示、ディスクの内容に関連する他の商品の発売直後その他の販売促進キャンペーン期間中である旨の表示、当該関連する行事や商品の説明の表示などである。勿論、ディスクのタイトル等、ディスクの内容に関する表示も同時になされていてもよいし、その他、当該特定の期間以外の普段も表示の必要がある情報も一緒に表示されていてもよい。係る表示は、印刷シール30の表側カバー11、裏側カバー12及び背部カバー13を覆う部分の全てに表示されている
そして、本発明においては、印刷シール30は、前述の印刷物20における第一の識別コード22を覆うように形成されており、しかもその箇所の外面には、当該第一の識別コード22が表示する識別情報とは異なる識別情報を表示する第二の識別コード31が印刷されている。これによって、前述した特定の期間中には、販売店のレジ等において他の時期とは異なる情報を入力することが可能となり、その入力の際には、普段の時期に第一の識別コード22を入力装置で読み取り入力する場合と全く同一の要領で、当該第一の識別コード22を覆うように形成された印刷シール30の外面に印刷された第二の識別コード31を入力装置で読み取り入力すればよいので、当該特定の期間中のみ普段とは異なる入力方法を販売員等に指示する必要もなければ、識別コードの入力ミスによる入力情報の誤りが発生するおそれもない。従って、例えば、識別コードがディスクの価格に関する情報を含む場合には、前述した特定の期間中には普段とは異なる価格で販売する場合にも、誤って普段と同じ価格で販売してしまうミスの発生を確実に防止することができる。
本発明に使用する印刷シール30の構成は、従来公知の通常の印刷シールの場合と同様のものでよい。例えば、紙や合成紙、プラスチックフィルム等の基材シートの表面に通常の方法で印刷画像の印刷を施し、裏面に粘着加工を施したもの等を使用することができる。なお、当該粘着加工には、後に印刷シール30を透明シート15の外側から容易に剥がし取ることができるように、再剥離可能な程度の粘着力を有する粘着剤を使用することが望ましい。透明シート15や後述する透明包装材に使用されるポリエチレン等のプラスチックフィルムは、一般的な粘着剤に対する接着性はあまり強くないので、特殊な強粘着タイプの粘着剤でも使用しない限り、容易に再剥離可能な場合が多い。
印刷シール30の貼着方法は、手貼りでも機械貼りでもよい。後者の場合、例えば特開平7−324922号公報、特開平9−142425号公報、特開2005−298009号公報などにより公知の機械又はこれらに類似した機械などを使用して、高速度で効率よく印刷シール30の貼着作業を行うことができる。なお、印刷シール30は、透明シート15の外面に直接貼着してもよいが、内部のディスク収納部14にディスクを収納し、各ケースと透明シート15との間に印刷物20を挿入したものを一旦プラスチックフィルム等の透明包装材により包装し、当該透明包装材の外面に印刷シール30を貼着するようにしてもよい。
本発明のディスク収納ケースは、各カバーと透明シート15との間に挿入した印刷物20の外面の印刷画像の一部が印刷シール30に覆われるので、その状態では印刷物20の印刷画像による表示の見栄えが低下することは否めないが、印刷シール30は透明シート15の外側から容易に剥がし取ることが可能であり、剥がし取った後は印刷物20の印刷画像の全体を何ら障害なく観察できるようになるので、見栄えの低下は一時的なものであると言うことができ、購入後は印刷シール30を剥がし取ることにより見栄えが回復した状態で使用、保存することができる。また、前述した特定の期間が終了した後に売れ残った場合には、単に印刷シール30を剥がし取るだけの簡単な操作によって、売れ残りの商品を無駄にすることなく、その後は普段用の商品として販売することができる。
本発明のディスク収納ケースの一例を開いた状態を示す模式平面図。 本発明のディスク収納ケースの一例を開いた状態を示す模式断面図。 本発明のディスク収納ケースの一例における印刷物の外面の印刷画像の模式図。 本発明のディスク収納ケースの一例における印刷シールの外面の印刷画像の模式図。 本発明のディスク収納ケースの一例における印刷物の外側に印刷シールを重ね合わせた状態で外側から観察される印刷画像の模式図。
符号の説明
10 ディスク収納ケース
11 表側カバー
12 裏側カバー
13 背部カバー
14 ディスク収納部
15 透明シート
20 印刷物
21 ディスクの内容を表示する情報
22 第一の識別コード
30 印刷シール
31 第二の識別コード

Claims (1)

  1. 表側カバーと裏側カバーと、それらの一辺を相互に接続する背部カバーと、それぞれの接続する辺で折り曲げられ開閉可能に構成され、内側にディスク収納部を備えるディスク収納ケースであって、
    表側カバー、裏側カバー及び背部カバーの三つの外面側を連続して覆う透明シートと、
    それらのカバーと透明シートの間に挿入され、前記三つの外面側を連続して覆う印刷物と、
    前記透明シートの外側に貼着され、前記印刷物より小さい大きさで、前記三つの外面側を連続して覆う印刷シールを備え、
    前記透明シートは、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリエステルフィルムからなる透明シートであり、
    前記印刷シールは、前記透明シートの外観に痕跡を残すことなく前記透明シートから再剥離可能であり、
    前記印刷物は、少なくとも表側カバーを覆う部分に前記ディスク収納部に収納されるディスクの内容を表示する情報が印刷され、裏側カバーを覆う部分には、ディスクの種類や価格などの識別情報を表示する第一の識別コードが印刷されてなり、
    前記印刷シールの表側カバーを覆う部分、裏側カバーを覆う部分及び背部カバーを覆う部分の全てに、前記印刷物に表示された情報とは異なる、特定の期間に限って表示する必要がある情報が表示されており、
    前記印刷シールの裏側カバーを覆う部分は、前記第一の識別コードを覆っており、かつその外面に前記識別情報とは異なる識別情報を表示する第二の識別コードが印刷されてなり、
    前記特定の期間の終了後には、前記印刷シールを剥がし取ることによって普段用とすることが可能な
    ディスク収納ケース。
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