JP4669587B1 - 筐体を備えた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
フロントキャビネットとバックキャビネットの組付け作業時におけるネジの使用数量削減または削除ができ、且つ前記フロントキャビネットと前記バックキャビネットの組付け解除時において係合部分に過剰な負荷を与えることなく容易に解除可能な筐体構造を実現する。
【解決手段】
フロントキャビネット3の上部および両側部には第一のフック6と第二のフック7を一組として複数形成し、下部には可撓部9aと押圧片9bを有する可撓フック9を形成する。一方、バックキャビネット4の上部および両側部には前記第一のフック6と前記第二のフック7が係合する係合孔8a,8aを有する第一の係合部8を形成し、下部には前記可撓フック9と係合する第二の係合部10と、筐体2の外部から前記押圧片9bの押圧を可能とする孔11を形成する。そして、前記第一のフック6には第一の係合部8の係合方向に直交して傾斜したテーパー6aを設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも二つの外装部材を組み合わせて成る筐体の組付けおよび解除が可能な筐体を備えた電子機器に関するものである。
従来より、二つの外装部材を組み合わせて成る筐体の組付け手段として、ネジによる螺着が最も一般的に使用されている。しかし、ネジの使用に伴う部品点数の増加、作業工数の増加などが課題としてあり、ネジの使用数量を少しでも減らして筐体の組付けを行う構造が考案されている。
特許文献1には、係合孔が設けられていると共に、この係合孔よりも端部側に延出している撓みガイド部を有する第1の部材と、抜け止め機能を有するフック部がフック形成部に突出形成されていると共に、上記撓みガイド部と対向する部分に押し込み孔が設けられている第2の部材と、を具備し、上記押し込み孔に押し込み部材を挿通させ、この押し込み部材を押し込むことで上記撓みガイド部を撓ませると共に、この撓みガイド部を撓ませることによって上記フック形成部も撓ませ、上記フック部と上記係合孔との係合状態を解くことを特徴とするフック取付構造が記載されている。
また、特許文献2には、先端にフックを有するフック部を内面から突出して備えるとともに一面が開口した第1筐体部と、前記フックと係合する係合溝を有するとともに一面が開口した第2筐体部と、を備え、前記フックが前記係合溝と係合することにより、前記第1筐体部及び前記第2筐体部の開口した一面が閉塞されて内部に閉空間が形成される筐体であって、前記フック部は、解除部材を前記第1筐体部の外面から挿入可能に形成された凹部を有し、前記フックと前記係合溝との係合状態は、前記凹部に挿入された前記解除部材により前記フック部を撓ませることによって解除されることを特徴とする筐体の構造が記載されている。
特開2004−221121号公報 特開2009−176937号公報
前記特許文献1および特許文献2の構造によれば、ネジを使用することなく二つの部材の組付け作業を行うことができ、また、前記二つの部材の組付け解除作業を容易に行うことができるが、それぞれの構造において次のような問題がある。
特許文献1の場合、係合孔よりも端部側に撓みガイド部を延出しているため、二つの部材の組付け状態を解除する際に撓みガイド部を撓ませる力を過剰に要し、係合部分の変形や破損が生じる虞がある。
また、特許文献2の場合、フックに解除部材を挿入する凹部を設けることからフック自体の大型化に繋がり、加えて解除部材の挿入部分がフックを撓ませるときの支点となることから特許文献1と同じくフックの変形や破損が懸念される。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、筐体を構成する少なくとも二つの外装部材の組付け時におけるネジの使用数量削減または削除ができ、前記二つの外装部材の組付け解除を行うときは係合部分に過剰な負荷を与えることなく容易に解除可能とした筐体を備えた電子機器を提供することにある。
また、請求項1に係る筐体を備えた電子機器は、少なくともフロントキャビネットとバックキャビネットの二つの外装部材を組み合わせて成る筐体を備えた電子機器において、前記フロントキャビネットの上部および両側部には、二以上を一組とするフックを複数形成し、前記バックキャビネットの上部および両側部には、前記フックが係合する第一の係合部を形成し、前記フロントキャビネットの両側部に形成する二以上を一組とするフックのうち少なくとも下側のフックには、前記フロントキャビネットの背面側から見て下方に向かって高さが低くなるよう傾斜する第1のテーパーと、前記フロントキャビネットの下面側から見て前記バックキャビネットが組付けられる方向に向かって高さが低くなるよう傾斜する第2のテーパーと、組み合わせて設け、前記フロントキャビネットの下部には、可撓部と押圧片を有する可撓フックを単数若しくは複数形成し、前記バックキャビネットの下部には、前記可撓フックと係合する第二の係合部と、筐体の外部から前記押圧片の押圧操作を可能とする孔を前記可撓フックと同数形成したことを特徴としている。
以上のような本発明の構成によれば、筐体の上部および両側部においてはフックが第一の係合部に係合し、前記筐体の下部においては可撓フックが第二の係合部に係合する構成としているため、ネジの使用数量削減または削除に繋がる筐体の組付けが可能となる。そして、筐体の組付け状態を解除するときには、まず前記筐体の下部に設けた係合解除手段によって可撓フックと第二の係合部の係合状態を解除し、解除した部分からフロントキャビネットとバックキャビネットが互いに離間する方向へ力を加えると、前記筐体の上部および両側部に設けた組付け解除補助手段によって組付け状態にあった前記フロントキャビネットと前記バックキャビネットの組付け解除作業を各係合部分に過剰な負荷を与えることなく容易に行うことができる。
本発明の第1の実施例における表示部を備えた電子機器を示す正面側斜視図。 本発明の第1の実施例における表示部を備えた電子機器を示す背面側斜視図。 本発明の第1の実施例におけるフロントキャビネットの内面側を示す斜視図。 本発明の第1の実施例における第一のフックおよび第二のフックが形成された図3のA部を示す部分拡大斜視図。 本発明の第1の実施例における可撓フックが形成された図3のB部を示す部分拡大斜視図。 本発明の第1の実施例におけるバックキャビネットの内面側を示す斜視図。 本発明の第1の実施例における第一の係合部が形成された図6のC部を示す部分拡大斜視図。 本発明の第1の実施例における第二の係合部が形成された図6のD部を示す部分拡大斜視図。 本発明の第1の実施例における複数フックの第一のフックと第一の係合部の係合状態、または第二のフックと第一の係合部の係合状態を示す断面図。 本発明の第1の実施例における可撓フックと第二の係合部の係合状態を示す断面図。 本発明の第1の実施例における可撓フックと第二の係合部の係合状態が解除される状態を示す断面図。 本発明の第1の実施例における複数フックと第一の係合部を示す図であり、図12(a)は複数フックと第一の係合部が係合している状態を示す部分拡大斜視図、図12(b)は複数フックと第一の係合部の係合状態が解除された状態を示す部分拡大斜視図。 本発明の参考例における単数フックを示す部分拡大斜視図。 本発明の参考例における単数フックが係合する第三の係合部を示す部分拡大斜視図。 本発明の第の実施例における複数フックを示す部分拡大斜視図。 本発明の第の実施例における複数フックを示す部分拡大斜視図。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図16を用いて説明する。なお、本発明はその主旨に反しない範囲で、実施例において説明した構成以外のものに対しても容易に適用可能である。
図1は本発明の第1の実施例における表示部を備えた電子機器を示す正面側斜視図、図2は同背面側斜視図である。同図の符号1は電子機器、2は電子機器1の外装部品を担う筐体であり、3は筐体2を構成するフロントキャビネット、4は筐体2を構成するバックキャビネットをそれぞれ表している。本発明の実施例で示す電子機器1は、フロントキャビネット3とバックキャビネット4の二つの外装部材を組み合わせて筐体2を構成しており、前記フロントキャビネット3には表示部が露出する開口部3aを有し、前記開口部3aを閉塞するように表示部材5が前記フロントキャビネット3の内面側より配設される。
図3は本発明の第1の実施例におけるフロントキャビネットの内面側を示す斜視図である。同図で示すように、本発明の実施例におけるフロントキャビネット3は開口部3aを有する概略平板状の枠体であり、前記フロントキャビネット3の内面側には上部および両側部において後方側へ延出するリブ3b,3c,3dが形成されている。そして、前記リブ3c,3dには、第一のフック6と第二のフック7を一組としたフックが間隔をあけて複数形成されている。また、前記フロントキャビネット3の内面側下部には、可撓フック9が間隔をあけて複数形成されており、これら第一のフック6、第二のフック7、可撓フック9は、後述するバックキャビネット4の係合部にそれぞれ係合する構造となっている。
図4は本発明の第1の実施例における第一のフックおよび第二のフックが形成された図3のA部を示す部分拡大斜視図である。同図で示すように、前記第一のフック6には、フロントキャビネット3の背面側から見て下方に向かって高さが低くなるよう傾斜する第1のテーパー6aと、前記フロントキャビネット3の下面側からみてバックキャビネット4が組付けられる方向に向かって高さが低くなるよう傾斜する第2のテーパー6bが設けられている。これは、互いに組み合わされた状態のフロントキャビネット3とバックキャビネット4の取り外しの作業を行う際に前記第一のフック6への負荷を軽減するために設けられた組付け解除補助手段であり、詳細については後述する。
図5は本発明の第1の実施例における可撓フックが形成された図3のB部を示す部分拡大斜視図である。同図で示すように、可撓フック9は、フロントキャビネット3の内面側より後方へ延出する可撓部9aと押圧片9bを一体に形成している。なお、互いに組み合わされた状態のフロントキャビネット3とバックキャビネット4の組付け解除の作業を容易に行う為に、前記押圧片9bの周囲にリブ9cを設けるのが好ましく、詳細については後述する。
図6は本発明の第1の実施例におけるバックキャビネットの内面側を示す斜視図である。同図で示すように、バックキャビネット4には、フロントキャビネット3のリブ3c,3dに形成された第一のフック6および第二のフック7がそれぞれ係合する第一の係合部8,8と、前記フロントキャビネット3の内面側下部に形成された可撓フック9が係合する第二の係合部10がそれぞれ一体に形成されている。そして、前記第二の係合部10の近傍には、フロントキャビネット3とバックキャビネット4の組付け状態を解除するための孔11が別途形成されている。
図7は本発明の第1の実施例における第一の係合部が形成された図6のC部を示す部分拡大斜視図である。同図で示すように、本実施例では一箇所の第一の係合部8において、フロントキャビネット3のリブ3c,3dに形成された第一のフック6と第二のフック7がそれぞれ係合する係合孔8a,8aを設けた構造としている。なお、第一の係合部8については本実施例の形状に限定せず、例えばフロントキャビネット3に形成された第一のフック6と第二のフック7がそれぞれ係合する第一の係合部8を別々に形成してもよく、また、前記第一のフック6と前記第二のフック7が係合する係合孔8aを一つにまとめた形状としてもよい。
図8は本発明の第1の実施例における第二の係合部が形成された図6のD部を示す部分拡大斜視図である。同図で示すように、フロントキャビネット3に形成された可撓フック9が係合する第二の係合部10はフック形状となっており、前記第二の係合部10の後方側には、フロントキャビネット3とバックキャビネット4を組付けた状態において前記可撓フック9に形成された押圧片9bが対向する位置に孔11が形成されている。すなわち、筐体2の外部より組み付け状態を解除するための解除部材を前記孔11から挿通し、前記押圧片9bを押圧することによって可撓部9aが撓み、可撓フック9と第二の係合部10の係合状態を解除することが出来る。
次に本発明の実施例で示すフロントキャビネットとバックキャビネットの組付け時における複数フックおよび可撓フックの係合状態について説明する。
図9は本発明の第1の実施例における複数フックの第一のフックと第一の係合部の係合状態、または第二のフックと第一の係合部の係合状態を示す断面図、図10は本発明の第1の実施例における可撓フックと第二の係合部の係合状態を示す断面図である。同図で示すように、フロントキャビネット3の上部および両側部に形成された第一のフック6と第二のフック7は、バックキャビネット4の上部に形成された第一の係合部8の係合孔8a,8aにそれぞれ係合し、また、図10で示すように、前記フロントキャビネット3の下部に形成された可撓フック10は、前記バックキャビネット4の下部に形成された第二の係合部10に係合する。その結果、前記フロントキャビネット3と前記バックキャビネット4の組付けが、ネジを使用せず、各フックの係合によって互いの組付け状態を維持でき、ネジの使用数量削減または削除が可能となる。
次に本発明の実施例で示すフロントキャビネットとバックキャビネットの組付け状態を解除する手順について説明する。
図11は本発明の第1の実施例における可撓フックと第二の係合部の係合状態が解除される状態を示す断面図である。同図で示すように、バックキャビネット4の下部に形成された孔11に棒状の解除部材12を挿通し、可撓フック9に形成された押圧片9bを押圧して可撓部9aを撓ませる。その結果、フロントキャビネット3に形成された前記可撓フック9とバックキャビネット4に形成された第二の係合部10の係合状態が解除され、前記フロントキャビネット3の下部と前記バックキャビネット4の下部の間に隙間ができる。
図12は本発明の第1の実施例における複数フックと第一の係合部を示す図であり、図12(a)は複数フックと第一の係合部が係合している状態を示す部分拡大斜視図、図12(b)は複数フックと第一の係合部の係合状態が解除された状態を示す部分拡大斜視図である。同図で示すように、前記第一のフック6には、フロントキャビネット3の背面側から見て下方に向かって高さが低くなるよう傾斜する第1のテーパー6aと、前記フロントキャビネット3の下面側から見てバックキャビネット4が組付けられる方向に向かって高さが低くなるよう傾斜する第2のテーパー6bを組み合わせて設けてあり、前記筐体2の下部にできた隙間からフロントキャビネット3とバックキャビネット4が互いに離間する方向へ力を加える、すなわち同図で示す矢印の方向へ第一の係合部8が移動するように力を加えることで、前記第一のフック6は前記第一の係合部8の係合孔8aから無理な負荷を加えることなく互いの係合状態を解除することができる。さらに詳述すれば、フロントキャビネット3の両側部に形成された第一のフック6の第1のテーパー6aは、下部に向かって低くなるように傾斜した形状となっており、筐体2の下部からフロントキャビネット3とバックキャビネット4が互いに離間する方向へ力を加えることで前記第一のフック6が前記第一の係合部から容易に離間することが可能な構造となっている。ところで、フロントキャビネット3の上部に形成される第一のフック6についても同じくテーパー6aを設けているが、複数形成された第一のフック6をフロントキャビネット3とバックキャビネット4の組み付け状態を解除する方向に同じ形状でテーパー6aを設ければよいため、予め解除する方向を決めて形成すればよい。なお、本実施例で示す第一のフック6は、フロントキャビネット3の内面側からみて右側が低くなるようにテーパー6aを設けた形状としている。
また、第一のフック6と同数形成される第二のフック7はテーパーを設けず第一の係合部8の係合孔8aに係合した状態となっているが、前記第一のフック6が前記第一の係合部8の係合孔8aから外れることで容易に外すことができる。すなわち、二個一組とする第一のフック6と第二のフック7のうち、前記第一のフック6が第一の係合部8の係合孔8aから外れることで前記第一の係合部8に対する係合力が弱まり、同じく前記係合孔8aに係合された前記第二のフック7を過剰な力を加えることなく簡単に解除することが可能となる。
以上、本発明の第1の実施例として、筐体の上部および両側部において第一の係合部に係合するフックが二個一組の複数フックである場合について説明したが、次に請求項1の理解を深めるための参考例および別の実施例について図13〜図16を用いて説明する。
参考例1
図13は本発明の参考例における単数フックを示す部分拡大斜視図、図14は本発明の参考例における単数フックが係合する第三の係合部を示す部分拡大斜視図である。なお、先の実施例において同一または同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明については省略する。第1の実施例においては、二個一組の複数フックである第一のフック6と第二のフック7が第一の係合部8の係合孔8a,8aに係合する内容について説明したが、本参考例で示すように、前記複数フックの代わりに単数フック13のみとし、前記単数フック13にテーパー13aを設けた構成としても前述と同様の効果を奏することができる。なお、前記単数フック13が係合する第三の係合部14には、単一の係合孔14aを設けている。
図15は本発明の第の実施例における複数フックを示す部分拡大図である。なお、先の実施例において同一または同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明については省略する。同図で示すように、テーパー6aを有する第一のフック6が二個と、第二のフック7が一個の計三個を一組とした複数フックであっても、前述と同様の効果を奏することができる。なお、複数フックの構成が三個以上であっても良い。
図16は本発明の第の実施例おける複数フックを示す部分拡大斜視図である。なお、先の実施例において同一または同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明については省略する。同図は第の実施例と同じく三個のフックを一組とした複数フックであるが、テーパー6aを有する第一のフック6を一個形成し、第二のフック7を二個形成している点で異なる。本実施例の構成であっても前述と同様の効果を奏することができる。なお、第の実施例と同じく、複数フックの構成が三個以上であっても良い。
以上、本発明の一実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本発明の実施例ではフロントキャビネット側に複数種のフックを形成し、バックキャビネット側に前記フックが係合する係合部と係合状態を解除するための孔を形成した構成について説明したが、例えばフロントキャビネット側に係合部及び孔を形成し、バックキャビネット側にフックを形成した構成としてもよく、また、係合可能な状態となればフロントキャビネットとバックキャビネットにそれぞれフックと係合部を混在して形成してもよい。加えて、本実施例では可撓フックと第二の係合部の係合状態を解除するために棒状の解除部材を用いた内容で説明したが、係合状態が解除可能な部材であれば何を使用してもよい。さらに、本実施例では筐体を構成する外装部材としてフロントキャビネットとバックキャビネットを用いた内容で説明したが、例えば、フロントキャビネットとバックキャビネット以外の外装部材としてカバー部材などが含まれる電子機器であっても、本発明の主たる特徴を逸脱しない範囲で適宜選定することは可能である。
1 電子機器
2 筐体
3 フロントキャビネット
3a 開口部
3b リブ
3c リブ
3d リブ
4 バックキャビネット
5 表示部材
6 第一のフック
6a 第1のテーパー(組付け解除補助手段)
6b 第2のテーパー(組付け解除補助手段)
7 第二のフック
8 第一の係合部
8a 係合孔
9 可撓フック
9a 可撓部
9b 押圧片
9c リブ
10 第二の係合部
11 孔
12 解除部材
13 単数フック
13a テーパー
14 第三の係合部
14a 係合孔

Claims (1)

  1. 少なくともフロントキャビネットとバックキャビネットの二つの外装部材を組み合わせて成る筐体を備えた電子機器において、前記フロントキャビネットの上部および両側部には、二以上を一組とするフックを複数形成し、前記バックキャビネットの上部および両側部には、前記フックが係合する第一の係合部を形成し、前記フロントキャビネットの両側部に形成する二以上を一組とするフックのうち少なくとも下側のフックには、前記フロントキャビネットの背面側から見て下方に向かって高さが低くなるよう傾斜する第1のテーパーと、前記フロントキャビネットの下面側から見て前記バックキャビネットが組付けられる方向に向かって高さが低くなるよう傾斜する第2のテーパーと、組み合わせて設け、前記フロントキャビネットの下部には、可撓部と押圧片を有する可撓フックを単数若しくは複数形成し、前記バックキャビネットの下部には、前記可撓フックと係合する第二の係合部と、筐体の外部から前記押圧片の押圧操作を可能とする孔を前記可撓フックと同数形成したことを特徴とする筐体を備えた電子機器。
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