JP4668941B2 - Manhole fall curing frame - Google Patents
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Description
本発明は、マンホール落下養生枠に関するもので、建設現場等のマンホール内での作業において作業者がマンホール内のステップを昇降する際の転落を防止したり、また第三者がマンホールに落下するのを防止するためのマンホール落下養生枠に関する。 The present invention relates to a manhole fall curing frame, which prevents a worker from falling when moving up and down steps in a manhole during work in a manhole such as a construction site, or a third party falls into a manhole. The present invention relates to a manhole fall curing frame for preventing the above.
従来のマンホール落下養生枠として特許公報等の具体的な公知文献を挙げることはできないが、従来使用されているマンホール落下養生枠Bは、図13に示すように、マンホールMHの開口部Oを挟んでその両側に配置される一対の鋼管製枠体31,31と、両枠体31,31の端部どうしをつなぐ鋼管製の連結管32,32とからなり、各枠体31は、夫々鋼管製の複数の縦材31a、横材31b,中桟31cによって一体的に枠組みしたもので、両枠体31,31の端部間に連結管32,32を架け渡し、パイプクランプ33で固定するようになっている。
As a conventional manhole dropping curing frame, specific publicly known documents such as a patent publication cannot be cited, but the conventionally used manhole dropping curing frame B sandwiches the opening O of the manhole MH as shown in FIG. And a pair of steel
しかして、マンホールの作業にあたっては、作業用安全ロープ37をマンホールMH内に垂らし、その上端部を図13に示すように連結管32に又は枠体31側に結び付けておいて、この安全ロープ37を伝って作業者がマンホールMH内のステップを昇り降りするようにしている。
Therefore, when working on the manhole, the
上記従来のマンホール落下養生枠Bでは、その組立に手間がかかる上に、養生枠Bへの安全ロープ37の取付個所が、図13から分かるように、養生枠Bの中心位置ではなく、その中心位置から周辺側へ偏った位置となるため、作業者がロープ37を握って昇降している時に養生枠Bのロープ取付位置にかかる張力により養生枠Bが倒れて、作業者が転落するといった危険性があった。
In the above-described conventional manhole dropping curing frame B, it takes time to assemble, and the attachment position of the
本発明は、上記のような課題に鑑み、養生枠の組立を簡単に行なえると共に、使用中に養生枠が倒れるようなことがなく、ステップを昇降中の作業者の安全を確保し得るマンホール落下養生枠を提供することを目的とする。 In view of the above-mentioned problems, the present invention can easily assemble a curing frame and prevent the curing frame from falling down during use, and can secure the safety of an operator who is moving up and down steps. The purpose is to provide a drop curing frame.
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、前後一対の敷桁材1,2の左右両端部に、夫々前後一対の縦材3,4と両縦材3,4をつなぐ横材5,6とからなる左右一対のサイドフレーム7,8を、直立姿勢と、縦材3,4どうしが重なりあって敷桁材1,2上に折り畳まれる折畳姿勢とに姿勢変更可能に取り付け、両サイドフレーム7,8の夫々左右に対向する前部縦材3,3間及び後部縦材4,4間には夫々、伸縮つなぎ材9を架け渡して、その一端部を対向する一方の縦材3又は4に枢着し、他端部を他方の縦材3又は4に取り外し可能に取り付け、両サイドフレーム7,8の上端部間には大引材10を取り外し可能に横架し、この大引材10に取付部材11を大引材長手方向スライド可能に取り付け、この取付部材11に作業用ロープ37を取り付けるようにしたことを特徴とする。
Means for solving the above problems will be described with reference numerals in the embodiments described later. According to the first aspect of the present invention, the left and right ends of the pair of front and
請求項2は、請求項1に記載のマンホール落下養生枠において、前記取付部材11には、ワイヤロープ37を繰り出し・巻取り自在に巻装した安全ブロックSBを取り付けるようにしたことを特徴とする。
According to a second aspect of the present invention, in the manhole dropping curing frame according to the first aspect, a safety block SB around which the
請求項3は、請求項1又は2に記載のマンホール落下養生枠において、伸縮つなぎ材9は、固定管9aと、固定管9aに伸縮可能に連結され、所要の伸縮位置でロック可能な伸縮管9bとからなるもので、固定管9aの基端部を一方の縦材3又は4に枢着し、伸縮管9bの先端部をノブボルト24によって他方の縦材3又は4に取り付けるようにしたことを特徴とする。
請求項4は、請求項3に記載のマンホール落下養生枠において、伸縮つなぎ材9は、固定管9aの基端部を一方の縦材3又は4に枢着し、伸縮管9bの先端部をノブボルト24によって他方の縦材3又は4に螺着するようにすると共に、伸縮管9bを固定管9aに対し収縮させた状態でその先端部をノブボルト24により前記一方の縦材3又は4に螺着して収納するようにしたことを特徴とする。
The fourth aspect of the present invention is the manhole dropping curing frame according to the third aspect of the present invention, wherein the expansion /
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、左右一対のサイドフレーム7,8を、直立姿勢と折畳姿勢とに姿勢変更可能に取り付け、両サイドフレーム7,8の夫々左右に対向する前部縦材3,3間及び後部縦材4,4間には夫々、伸縮つなぎ材9を架け渡して、その一端部を対向する一方の縦材3又は4に枢着し、他端部を他方の縦材3又は4に取り外し可能に取り付け、両サイドフレーム7,8の上端部間には大引材10を取り外し可能に横架したから、養生枠の組立及び折り畳み収納を簡単に行なうことができる。
The effect of the invention by the above-described solution means will be described with reference numerals in the embodiments described later. According to the invention according to
また、大引材10にスライド可能に取り付けた取付部材11に作業用ロープ37を取り付けるようにしたから、大引材10の任意の位置から作業用ロープ37を垂下でき、また取付部材11を大引材10の中央部側寄りにセットしておけば、作業中に養生枠が倒れるようなことがなく、ステップを昇降中の作業者の安全を確保できる。
Further, since the
請求項2に係る発明のように、取付部材11に、ワイヤロープ37を繰り出し・巻取り自在に巻装した安全ブロックSBを取り付けた場合には、作業者がマンホールMHのステップを昇降する時に、もし足を滑らせるなどして墜落しそうになっても、安全ブロックSBのワイヤロープ37が急激に引っ張られると、ブレーキがかかって、最小長さ内で落下が止められ、不測の事故を未然に防止できる。
As in the invention according to
請求項3に係る発明によれば、伸縮つなぎ材9は、固定管9aと、固定管9aに伸縮可能に連結され、所要の伸縮位置でロック可能な伸縮管9bとからなるもので、固定管9aの基端部を一方の縦材3又は4に枢着し、伸縮管9bの先端部をノブボルト24によって他方の縦材3又は4に取り付けるようにしたから、ノブボルト24を緩めることにより、縦材3又は4に対する伸縮管9b先端部の着脱を簡単容易に行なうことができる。
According to the invention of
請求項4に係る発明によれば、伸縮つなぎ材9は、固定管9aの基端部を一方の縦材3又は4に枢着し、伸縮管9bの先端部をノブボルト24によって他方の縦材3又は4に螺着するようにすると共に、伸縮管9bを固定管9aに対し収縮させた状態でその先端部をノブボルト24により一方の縦材3又は4に螺着して収納するようにしたから、折り畳み収納時には、各伸縮つなぎ材9をサイドフレーム7,8の縦材3,4に沿わせた状態に固定できるから、サイドフレーム7,8の折り畳み作業がし易くなると共に、折り畳んだ状態にある時、各伸縮つなぎ材9がガタつくようなことがなく、搬送が一層容易となる。
According to the invention of
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1の(a) は本発明に係るマンホール落下養生枠の全体を示す斜視図、(b) は安全ブロックを示す斜視図、図2の(a) は同マンホール落下養生枠の正面図、(b) は平面図であり、図3の(a) は右側面図、(b) は背面図であり、また図4の(a) は同マンホール落下養生枠を折り畳んだ状態での平面図、(b) は正面図である。 A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 (a) is a perspective view showing an entire manhole dropping curing frame according to the present invention, and (b) is a perspective view showing a safety block. 2A is a front view of the manhole dropping curing frame, FIG. 2B is a plan view, FIG. 3A is a right side view, FIG. 2B is a rear view, and FIG. (a) is a plan view of the manhole fall curing frame folded, and (b) is a front view.
これらの図においてAで示す本発明のマンホール落下養生枠は、図1の(a) から分かるように、前後一対の敷桁材1,2の左右両端部に、夫々前後一対の縦材3,4と両縦材3,4をつなぐ上下横材5,6と中縦材12と斜材13,13とからなる左右一対のサイドフレーム7,8を、水平面に対して垂直な直立姿勢と、縦材3,3、4,4どうしが重なりあって敷桁材1,2上に折り畳まれる折畳姿勢とに姿勢変更可能に取り付け、両サイドフレーム7,8の夫々左右に対向する前部縦材3,3間及び後部縦材4,4間には夫々、伸縮つなぎ材9を架け渡して、その一端部を対向する一方の縦材3,4に枢着し、他端部を他方の3,4に取り外し可能に取り付け、両サイドフレーム7,8の上端部間には大引材10を取り外し可能に横架し、この大引材10に取付部材11を大引材10長手方向スライド可能に取り付けてなるものである。
In these figures, the manhole dropping curing frame of the present invention indicated by A, as can be seen from FIG. 1 (a), is provided at the left and right ends of the pair of front and
上記マンホール落下養生枠Aの構造について更に図5〜図8を参照しながら詳しく説明すると、先ず、図5の(a) は図2の(a) の一部拡大図で、前部敷桁材1と、この前部敷桁材1に折り畳み可能に取り付けられた前縦材3の下端側部分を示しており、(b) は(a) の左側面図、(b) は(a) の右側面図である。
The structure of the manhole dropping curing frame A will be described in detail with reference to FIGS. 5 to 8. First, FIG. 5 (a) is a partially enlarged view of FIG. 2 (a). 1 and the lower end portion of the front
この図5から分かるように、前部敷桁材1にはその左端部の前後側面に縦材取付用ブラケット14,14が固着され、両ブラケット14,14間に前部縦材3,3のうち左側の縦材3の下端部が、ブラケット14の長孔15とこれに挿通された枢軸16とによって、図5の(a) に示す直立姿勢と、同図の直立姿勢から右回り90度回転して敷桁材1上に重なるように折り畳まれる折畳姿勢とに姿勢変更可能に枢着されており、また前部敷桁材1の左端部上面には左側の縦材3を直立姿勢に保持する保持板17が取り付けられている。この左側縦材3が直立姿勢に保持されている状態では、図5の(a) に示すように枢軸16が長孔15の下半部に位置しており、この直立姿勢から縦材3を同図(a) の矢印aのように上向きに引き上げて、枢軸16を長孔15の上半部に移動させた後、縦材3を矢印bのように右回りに回転させると、縦材3は敷桁材1上に重なって折畳姿勢に折り畳まれることになる。
As can be seen from FIG. 5, vertical
また前部敷桁材1の右端部の前後側面には左側縦材3のブラケット14よりも丈の高い縦材取付用ブラケット18,18が固着され、両ブラケット14,14間には右側縦材3の下端部が、ブラケット18の長孔19とこれに挿通された枢軸20とによって、図5の(a) に示す直立姿勢と、同図の直立姿勢から左回り90度回転して、先に敷桁材1上に折り畳まれた左側縦材3の上に重なるように折り畳まれる折畳姿勢とに姿勢変更可能に枢着されており、前部敷桁材1の右端部上面には右側縦材3を直立姿勢に保持する保持板21が取り付けられている。右側縦材3が直立姿勢に保持されている状態では、図5の(a) に示すように枢軸20が長孔19の下半部に位置しており、この直立姿勢から縦材3を同図(a) の矢印cのように上向きに引き上げて枢軸20を長孔19の上半部に移動させた後、この右側縦材3を矢印dのように左回りに回転させると、この縦材3は、先に敷桁材1上に折り畳まれた左側縦材3の上に重なって折畳姿勢に折り畳まれることになる。
Further, vertical
図5は前部敷桁材1とこれに折り畳み可能に取り付けられた前縦材3を示したものであるが、後部敷桁材1上に折り畳み可能に取り付けられる後部縦材4については、上述した前部縦材3の取付構造と全く同じであるため、図示及びその説明を省略する。前部敷桁材1及び後部縦材4が上記のように構成されていることによって、左右のサイドフレーム7,8は、直立姿勢と、縦材3,4どうしが重なりあって敷桁材1,2上に折り畳まれる折畳姿勢とに姿勢変更可能となる。
FIG. 5 shows the
図6の(a) は図2の(a) の一部拡大図で、伸縮つなぎ材9の取付時の状態を示し、(b) は伸縮つなぎ材9の収縮時の状態を示す正面図、(c) は(a) の矢印Xで示される部分の拡大図、(d) は(c) のY−Y断面図であり、図7の(a) は図6の(a) のさらに拡大正面図、(b) は(a) のV−V線断面図である。これらの図から分かるように、伸縮つなぎ材9は、角管状の固定管9aと、この固定管9aに伸縮可能に連結されていて、所要の伸縮位置でロック手段22によりロック可能とした角管状伸縮管9bとからなるもので、固定管9aの基端部を一方の縦材3又は4に枢軸23により枢着し、伸縮管9bの先端部をノブボルト24によって他方の縦材3又は4に取り付けるようにしている。
6 (a) is a partially enlarged view of FIG. 2 (a), showing the state when the
ロック手段22は、図6の(c) に示すように、伸縮管9bの内側から係合孔25(伸縮管9bの係合孔25bと固定管9aの係合孔25aとからなる)又は26(伸縮管9bの係合孔25bと固定管9aの係合孔26aとからなる)を貫通して固定管9aの外周面より突出する長さのピン部材27と、このピン部材27を前記係合孔25又は26から突出付勢するように伸縮管9b内に嵌挿した板ばね28とからなるもので、ピン部材27の頭部は丸く、例えば半球状に形成されていて、このピン部材27を板ばね28の付勢力に抗して押圧し、固定管9aの外周面から突出した部分を係合孔25又は26内に退入させることによりロック解除状態となって、伸縮管9bを固定管9aに対し伸縮移動させることができ、こうして伸縮管9bを伸縮移動させつつピン部材27が前記係合孔25又は26の位置に来ると、板ばね28の付勢力でピン部材27が係合孔25又は26に係合して、伸縮管9bを固定管9aに対しロックするようになっている。
As shown in FIG. 6 (c), the lock means 22 has an engagement hole 25 (consisting of an
図6の(a) は左右両サイドフレーム7,8の前部縦材3,3又は後部縦材4,4の上端部どうしを水平姿勢でつないでいる時の状態を示し、この時、伸縮つなぎ材9は、ロック手段22のピン部材27が伸縮管9b及び固定管9aの係合孔25に係合して伸張状態にロックされており、伸縮管9bの先端部がノブボルト24によって片方の縦材3に固定されている。また、同図の(b) はノブボルト24を緩めて伸縮管9bの先端部を当該縦材3から取り外した後に、伸縮管9bを固定管9a内に収縮させた時の状態を示し、この時、伸縮つなぎ材9は、ロック手段22のピン部材27が伸縮管9b及び固定管9aの係合孔26に係合して収縮状態(収納状態)にロックされている。
FIG. 6 (a) shows a state in which the upper end portions of the front
図1及び図2の(a) に示すように、左右両サイドフレーム7,8の前部縦材3,3には前部縦材3,3の上端部間に水平に架け渡された伸縮つなぎ材9の他に、前部縦材3,3の上端部間に斜めに架け渡されたもう一つの伸縮つなぎ材9があるが、この斜め架け渡し伸縮つなぎ材9は、水平架け渡し伸縮つなぎ材9と同じ構成である。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2 (a), the front
図7の(a) は縦材3,4に対する伸縮つなぎ材9の取付状態を示す拡大正面図、(b) は(a) のV−V線断面図である。この図から分かるように、伸縮つなぎ材9の固定管9aの基端部がボルト・ナットからなる枢軸23により一方の縦材3又は4に枢着され、そして伸縮管9bの先端部に取り付けられた取付片29を介してノブボルト24が、他方の縦材3又は4に設けられたナット30に着脱可能にねじ込まれるようになっている。従って、ノブボルト24を緩めることにより、伸縮管9bの先端部を簡単容易に縦材3又は4から離脱させることができる。またノブボルト24には、図7の(b) に示すように圧縮コイルバネ44が介装されているから、伸縮つなぎ材9の先端部は縦材3又は4に取り付けられた状態でガタツキがなく的確に固定される。
(A) of FIG. 7 is an enlarged front view showing the attachment state of the
図8の(a) は図2の(a) の矢印Wで示す部分の拡大図、(b) は(a) のQ−Q線断面図であって、大引材10に取付部材11を大引材10の長手方向スライド可能に取り付けた状態を示す。大引材10は角筒状型材により形成され、取付部材11は、この角筒状型材よりなる大引材10にスライド可能に嵌合されたもので、下端部に安全ブロック取付用のリング35が取り付けてあって、このリング35に安全ブロックSBが取り付けられる。
8A is an enlarged view of a portion indicated by an arrow W in FIG. 2A, and FIG. 8B is a cross-sectional view taken along the line Q-Q in FIG. The state which attached the large pulling
安全ブロックSBは、図1の(b) に示すような周知構造のもので、ケース36と、このケース36内に繰り出し・巻取り自在に巻装された作業用ワイヤロープ37とからなり、ケース36には前記取付部材11のリング35に着脱自在に取り付ける着脱リング38が設けてあり、ワイヤロープ37の先端部には作業者が装着する安全帯に係着可能な着脱フック39が設けてある。この安全ブロックSBの特徴は、マンホールMH内での使用時において、作業者が普通の速さでステップ等を移動すると、ワイヤロープ37が自動的に繰り出されたり、巻き込まれたりするが、作業者がもしも何らかの事故で墜落してワイヤロープ37を急激に引っ張ると、最小長さ、例えば60cm以内で落下を止めるようになっていることである。
The safety block SB has a known structure as shown in FIG. 1B, and includes a
また、大引材10の両端部下面には、図9の(a) に示すように、係合部片40が下向き直角に夫々突設され、サイドフレーム7,8の中縦材12には、図9の(b) に示すように大引材10の係合部片40が係合する係合凹部41が設けられると共に、係合部片40が係合凹部41に係合した状態で係合部片40の抜け出しを阻止するロックピン42が設けられ、このロックピン42は、中縦材12に取り付けてあるチェーン43につながれている。
Further, as shown in FIG. 9 (a), engaging
上記のように構成されるマンホール落下養生枠の使用にあたって、このマンホール落下養生枠を組み立てるには、前後一対の敷桁材1,2と左右一対のサイドフレーム7,8とは予め一体的に組み付けられているから、両サイドフレーム7,8の夫々左右に対向する前部縦材3,3間及び後部縦材4,4間に伸縮つなぎ材9を架け渡し、そして両サイドフレーム7,8の上端部間には大引材10を横架すればよい。この際、伸縮つなぎ材9は、固定管9aの基端部が縦材3,4に予め枢着されているから、伸縮管9bの先端部のノブボルト24を、縦材3,4に設けてあるナット30にねじ込んで締め付ければよく、また大引材10は、両端部の係合部片40をサイドフレーム7,8の中縦材12に設けてある係合凹部41に係合し、そしてロックピン42を中縦材12から係合部片40に差し込めばよいから、簡単容易に組み立てることができる。
In order to assemble the manhole drop curing frame configured as described above, the pair of front and
こうしてマンホール落下養生枠を組み立てた後、大引材10に取り付けてある取付部材11のリング35に安全ブロックSBの着脱リング38を取り付けたならば、作業者は、自身が装着している安全帯に安全ブロックSBの着脱フック39を係着し、マンホールMHに入って作業を開始する。尚、この作業開始時には、作業者は、安全ブロック取付用の取付部材11を大引材10に沿って適宜にスライドさせて、取付部材11の位置を所望にセットしておけば、マンホールMHに入り易くなるし、またステップ伝いに降りて行って作業を行なう時にも、地上にいる他の作業者によって取付部材11の位置を変えてもらうことにより、安全ブロックSBの垂下位置をマンホールMH内での所望位置に設定することができる。
After assembling the manhole dropping curing frame in this way, if the
また、作業者がマンホールMHのステップを昇降する時に、作業者がもし足を滑らせて墜落しそうになっても、安全ブロックSBのワイヤロープ37が急激に引っ張られると、ブレーキがかかって、最小長さ内で落下が止められ、不測の事故が未然に防止されるようになっている。
Also, when the worker goes up and down the steps of the manhole MH, even if the operator is likely to slide his / her foot and crash, if the
マンホールMHでの作業が終了して、マンホール落下養生枠を撤退するにあたり、このマンホール落下養生枠を折り畳む方法について図9〜図11を参照しながら説明すると、先ず、安全ブロックSBを取り外した後、図9の(a) に示すように、大引材10を両サイドフレーム7,8から取り外す。大引材10の取り外しにあたっては、ロックピン42をサイドフレーム7,8の中縦材12から抜いた後、大引材10を持ち上げればよい。
When the manhole MH is finished and the manhole falling curing frame is withdrawn, a method of folding the manhole falling curing frame will be described with reference to FIGS. 9 to 11. First, after removing the safety block SB, As shown in FIG. 9 (a), the large pulling
大引材10を取り外した後は、図9の(a) に示すように各伸縮つなぎ材9の伸縮管9b先端部のノブボルト24を緩めて縦材3又は4から離脱させた後、伸縮管9bを収縮させ、固定管9aの基端部を中心に回動して、縦材3又は4に重合させた状態で、伸縮管9b先端部のノブボルト24を縦材3又は4に設けられているナット30にねじ込んで締め付け固定し、図10に示すように左右両サイドフレーム7,8が直立姿勢で対向した状態とする。
After removing the large pulling
しかして、図10のように直立姿勢で対向する両サイドフレーム7,8の左側のサイドフレーム7を一旦引き上げた状態で右回りに回転させて、敷桁材1,2上に重なるように折り畳み、図11に示す状態とする。その後、右側のサイドフレーム8を、同じく一旦引き上げた状態で左回りに回転させて、先に敷桁材1,2上に折り畳まれた左側のサイドフレーム7の上に重なるように折り畳み、図12に示す状態となる。これにより、マンホール落下養生枠は、左右両サイドフレーム7,8が互いに敷桁材1,2上にコンパクトに折り畳まれることになり、移動、搬送及び保管に便利となる。
Then, as shown in FIG. 10, the
この場合、各伸縮つなぎ材9は、サイドフレーム7,8を形成する縦材3,4に沿わせた状態に固定しているため、サイドフレーム7,8の折り畳み作業がし易くなると共に、折り畳んだ状態にある時、各伸縮つなぎ材9がガタつくようなことがなく、養生枠の移動・搬送が一層容易となる。
In this case, each
以上の実施形態では、大引材10にスライド可能に取り付けた取付部材11に安全ブロックSBを取り付けるようにしたが、取付部材11には作業用安全ロープを取り付けるようにしてもよい。しかしながら、安全ブロックSBを取り付ける方が好ましく、不測の事態を回避できて、作業の安全性を十分に確保できる。
In the above embodiment, the safety block SB is attached to the
1,2 敷桁材
3,4 サイドフレームの縦材
5,6 サイドフレームの横材
7,8 サイドフレーム
9 伸縮つなぎ材
10 大引材
11 取付部材
SB 安全ブロック
37 ワイヤロープ
1, 2
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