JP4667329B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

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Description

この発明は、プリント基板材料やセラミックグリーンシートなどの電子材料に止まり穴や貫通穴を開けるレーザ加工装置に関するものである。
プリント基板材料やセラミックグリーンシートなどの加工対象物は、平面形状をしているので、従来のレーザ加工装置では、例えば図14に示すように2つのガルバノスキャナを用いてレーザ光を2次元的に走査して加工対象物に照射し、穴開け加工を行うようにしている(例えば、特許文献1等)。ここでは、この発明の理解を容易にするため、図14を参照してその概要を説明する。
図14は、レーザ加工装置の一般的な構成と動作を説明する概念図である。図14に示すレーザ加工装置は、ガルバノスキャンミラー2a,2bと、ガルバノスキャナ3a,3bと、fθレンズ4と、加工ワーク5を載置するテーブルとを備えている。
ガルバノスキャンミラー2aは、図示省略したレーザ発振器が出力するレーザ光1を最初に受ける第1のガルバノスキャンミラーであり、そのミラー面がガルバノスキャナ3aの駆動軸の回転に伴って変位し、入射するレーザ光1の光軸を一の方向(例えばX軸方向)に偏向走査し、それを第2のガルバノスキャンミラー2bに送出する。2番目にレーザ光を受けるガルバノスキャンミラー2bは、そのミラー面がガルバノスキャナ3bの駆動軸の回転に伴って変位し、入射するレーザ光1の光軸をほぼ直交する他の一の方向(今の例ではY軸方向)に偏向走査してfθレンズ4に送出する。fθレンズ4は、以上のように、XY面内で2次元走査されたレーザ光を加工ワーク5上に集光照射する。これによって、ガルバノスキャナ3a,3bによってレーザ光1を2次元走査できる範囲であるスキャンエリア7内の加工ワーク5に多数の加工穴6が形成される。
ところで、レーザ加工の生産性は、以上の説明から理解できるように、2つのガルバノスキャナの位置決め速度に大きく依存する。そのため、ガルバノスキャナの位置決め速度は、年々向上を続けているが、機械的な動作であるので振動や発熱などの問題から自ずと限界がある。位置決め速度が限界になった場合に備えて、生産性を向上させる方法として同時に照射できるビーム本数を増加させる方法が検討され、実用化されつつある。これには、2つの方法がある。1つは、図15に示すように、多軸化する方法であり、他の1つは、図16に示すように、ホログラフィック光学素子(Holographic Optical Element:HOE)を用いる方法である。
図15は、多軸化したレーザ加工装置の構成例を示す概念図である。図15において、レーザヘッド9a,9bは、それぞれ、ガルバノスキャンミラー2a,2b、ガルバノスキャナ3a,3b及びfθレンズ4をセットにしたもので、分光器8によって分光されたレーザ光1が同時に供給され、それぞれの加工ワーク5に穴開け加工を同時に施すように構成される。
図15は、2ヘッドの構成例であるが、現在では、4ヘッドへと増加させることで、生産性を向上させる試みがなされている。しかし、この場合には、ガルバノスキャナ及びガルバノスキャンミラーも、1セットから、2セット、4セットと増やし、高価なfθレンズも2個、4個と増やさなければならず、メンテナンス性及びコスト面からみても問題が多い。
図16は、図14に示すレーザ加工装置に適用するHOEによる分光を説明する概念図である。図16に示すように、HOE10は、レーザ光1を複数の方向に分光することができるので、HOE10を用いたレーザ加工装置では、加工パターンが丸穴を複数個組み合わせたある形状の加工パターンに限定される制限はあるが、レーザヘッドを増やさなくともレーザ光の本数を増加させ得るので、上記の問題を回避して確実に速度アップが図れる。
HOE10を用いたレーザ加工装置での加工方法を説明すると、HOE10は、第1のガルバノスキャンミラー2aの入力段に設けられ、レーザの可干渉性を利用し、通過するビームを小片に分け、それぞれに位相差を持たせて干渉させ、ある所では強め合い、その他の所では弱め合うように設計されている。強め合う干渉縞の所にHOE入射前の情報が伝達されるので、1本のビームが複数に分かれたかのように加工される。
このように、加工パターンが限定される制限はあるが、同じパターン加工を繰返し行うにはHOEを使用した加工方法(以降「HOE加工」と略称する)が生産性において非常に有利であるので、製品のコストを抑えなければならない電子部品業界を中心に、HOE加工の使用例が増加してきている。
特開2002−66769号公報
しかしながら、加工対象物に形成する止まり穴や貫通穴は、非常に小さいので、加工時の位置精度も非常に重要な要素になってくるが、従来のHOE加工や、HOEを用いない加工でも穴形状が楕円や長方形などを施す従来の長穴加工では、この加工穴の位置精度を向上させることが困難である。
具体的には、従来のHOE加工では、スキャンエリアの中心部では歪みも少なく、良好な加工状態であるが、以下に説明するように(図17〜図19)、ガルバノスキャンミラーを傾け、レーザ光の照射位置をfθレンズの周辺部(即ちスキャンエリア周辺部)に持っていくと、歪みや形状の傾きが発生する(図20参照)。この点は、HOEを用いない単一の穴加工でも上記の長穴加工を施す場合は同様である(図21参照)。これがHOE加工時やHOEを用いない単一の穴加工での長穴加工時の位置精度悪化の主要因であり、できるだけ低減することが必要となる。
以下、図17〜図19を参照してスキャンエリア周辺部で歪みや形状の傾きが発生する現象について説明する。なお、図17は、図14に示すレーザ加工装置において2つのガルバノスキャナ及び2つのガルバノスキャンミラーによる2次元走査を説明する光線追跡図である。図18は、図17において光線方向と走査角η,ξ及び仰角φとの関係を示し、(1)は光線方向の余弦成分、正弦成分を求める図であり、(2)光線方向の余弦成分、正弦成分及び正接成分を求める図である。図19は、図17に示す画面上での歪みと仰角φとの関係を示す図である。
図17において、A点は、第1のガルバノスキャンミラー2aのミラー面位置を示し、B点及びその直上に示すB’点は、第2のガルバノスキャンミラー2bのミラー面位置を示す。今、B点を原点とし、図中矢印で示すようにX、Y、Zの直交3軸を定義すると、A点における第1のガルバノスキャンミラー2aにて最初の反射が行われる。A点における第1のガルバノスキャンミラー2aでは、入射するレーザ光をY軸方向に角度η偏向して反射する。この反射レーザ光は、B点における第2のガルバノスキャンミラー2bのミラー面位置B’に入射し、そこでXZ面内での偏向操作を受けて反射され、fθレンズ4に向かうという経路を取る。図17では、レンズ面がXY面に平行するfθレンズ4は、4分割した第1象限が示されている。
このとき、B点における第2のガルバノスキャンミラー2bでのZ軸からX軸に向かう振れ角をξとすると、図示しないレーザ発振器を出たレーザ光は、Y軸方向、X軸方向の走査角がそれぞれη、ξである光路Rに沿ってfθレンズ4の第1象限内のY軸方向からX軸方向へ離れた上方位置に入射し、図14に示した直下のスキャンエリア7である画面11の角部に集光される。
このときの光路Rの方向余弦L、M、Nは、図18に示すように、
L=cosη・sinξ …(1)
M=sinη …(2)
N=cosη・cosξ …(3)
となる。
そして、光路Rが突き当たるfθレンズ4の第1象限内の上方位置は、XY面内において原点を起点としてX軸方向からY軸方向に向かう仰角φで表されるので、
Tanφ=M/L=tanη/sinξ …(4)
となる。
このような走査偏向角を有するので、光軸回転対称のfθレンズ4にて2次元画像を作るとき、画面11の周辺部では必然的に画像歪が発生する。即ち、振れ角ξ、ηがそれぞれ等角速度の偏向で、かつ最大偏向角が等しい場合を考え、理想的なfθレンズを使用すれば、画面中心を通る水平垂直方向(つまり第1象限におけるX軸上、Y軸上)での歪の発生はない。しかし、振れ角ηと振れ角ξとを同じに変化させた場合、仰角φは、式(4)から45度にはならず、像面上の図形の角部は、図19に実線で示されるような歪を有するものになる。
この歪の補正は、fθレンズ4で行うことは困難であるので、従来の技術では、2つのガルバノスキャナ3a、3bでの振れ角ξ,ηの振り方を、式(4)からtanη=sinξとなるように変化させるのみならず、fθレンズ4の場所による特性等を踏まえて微調整・制御することで対処することになる。
ところが、ガルバノスキャナ3a、3bでの振れ角制御によって、図19に実線で示す歪み有する角部の位置が点線で示す正しい位置に来るようにすることはできるが、元の歪んだ位置にHOE10にて分光されたパターンが形成される。
図20は、スキャンエリアの角部でのHOE分光パターンの歪み発生を説明する模式図である。つまり、上記のようにガルバノスキャナ3a、3bでの振れ角制御によって、この角部での歪みを補正すると、図20に示すように、HOE分光パターン12自体に回転が発生してしまうので、複数の丸穴が傾いて形成されることが起こる。
また、図21は、HOEを用いないで楕円や長方形などの長穴を開ける加工を行う場合におけるスキャンエリアの角部での長穴パターンの歪み発生を説明する模式図である。HOEを使用しない穴あけ加工では、マスクの開口形状に応じた形状の穴加工が行われる。そのうち、丸形状の加工の場合は、丸は角度をつけても丸形状のままであるので、傾きは全く問題にならない。しかし、楕円や長方形のような長穴形状の場合は、図19に示す現象が同様に起こり、図21に示すように、長穴パターン13が回転してしまうので、加工穴が傾いてしまう。
以上のように、HOEを用いて丸穴を複数個組み合わせたあるHOE分光パターンとして照射する場合や、HOEを用いない単一の穴加工でも穴形状が楕円や長方形などの長穴加工では、加工形状に傾きが発生し、この傾きが位置ズレを引き起こしてしまうので、従来では、加工穴の位置精度を向上させることが困難であった。加工穴の位置精度をよくするためには、以上説明した加工パターンの回転角度を最小化する必要があるが、どのようにして実現するかが問題である。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、HOEを用いて複数穴を同時に加工する場合やHOEを用いないで単一の長穴加工を行う場合に簡単にその加工穴の位置精度の向上や発生する歪みの低減が図れるレーザ加工装置を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明は、レーザ光を出射するレーザ発振器と、前記レーザ発振器から出射されたレーザ光を2次元走査する一組のガルバノスキャナと、前記一組のガルバノスキャナにて2次元走査されたレーザ光を被加工物上に集光して照射するfθレンズとを備え、前記一組のガルバノスキャナのうちレーザ光軸上において前記発振器側に配置される第1のガルバノスキャナに入射するレーザ光は、その照射パターンに存在する長軸および短軸のうちの長軸方向側が前記第1のガルバノスキャナの駆動軸の軸線方向側に向くように設定されていることを特徴とする。
この発明によれば、穴あけ加工を施す被加工物(ワーク)に照射する2次元走査レーザ光を生成する光学走査系に入射するレーザ光における照射パターンの方向を定める。具体的には、最初にレーザ光を受ける第1のガルバノスキャナに入射するレーザ光の照射パターンに存在する長軸および短軸のうちの長軸方向側を、駆動軸と直交する方向ではなく、その駆動軸の軸線方向側に向くように、好ましくは平行する方向に向くように調整設定する、という簡単な措置を講ずるだけでスキャンエリア角部での照射パターン回転角が小さくなるので、HOEを用いて複数穴を同時に加工する場合に位置精度を向上させることができ、HOEを用いないで単一の長穴加工を行う場合に歪みの発生を低く抑えることができる。
この発明によれば、HOEを用いて複数穴を同時に加工する場合やHOEを用いないで単一の長穴加工を行う場合に、簡単にその加工穴の位置精度の向上や発生する歪みの低減が図れるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明にかかるレーザ加工装置及びレーザ加工方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるHOEを用いたレーザ加工装置にて実施されるレーザ加工方法の原理を説明する光線追跡図である。図2は、図1においてHOEの配置位置Hに近い方の第1のガルバノスキャンミラーのミラー面内での光線追跡拡大図である。図3は、図2に示す第1のガルバノスキャンミラーのミラー面の法線方向での光線追跡拡大図である。図4は、図1において第1のガルバノスキャンミラーでの反射光を受ける第2のガルバノスキャンミラーのミラー面内での光線追跡拡大図である。図5は、図1において第2のガルバノスキャンミラーでの反射光を受けるfθレンズの受光面内でのHOE分光パターンの回転角を説明する図である。なお、構成要素の名称・符号は、説明の便宜から図14等の従来技術にて用いた名称・符号をそのまま使用する。
図1では、HOEの配置位置Hと、第1及び第2のガルバノスキャンミラー2a,2bと、fθレンズ4とが示されている。ガルバノスキャンミラー2bのミラー面中央を座標原点(0,0,0)として図中矢印で示すようにX、Y、Zの直交3軸を定義すると、HOEの配置位置Hは、(X,Y,Z)=(−l,−k,0)の座標位置にある。この位置HからY軸方向に光学距離kだけ離れた位置にガルバノスキャンミラー2aが配置され、ガルバノスキャンミラー2aからX軸方向に光学距離lだけ離れた位置にガルバノスキャンミラー2bが配置され、ガルバノスキャンミラー2bからZ軸方向に光学距離sだけ離れた位置にfθレンズ4が配置されている。
図14にて説明したように、ガルバノスキャンミラー2aは、そのミラー面がガルバノスキャナ3aの駆動軸の回転に伴って変位する。ガルバノスキャナ3aの駆動軸は、Z軸方向に向いている。また、ガルバノスキャンミラー2bは、そのミラー面がガルバノスキャナ3bの駆動軸の回転に伴って変位する。ガルバノスキャナ3bの駆動軸は、Y軸方向に向いている。
さて、HOEによる分光パターンは、規則性を有して繰り返されるので、線状のみならず格子状にすることができる。いずれにせよ、HOEによる分光パターンは、丸穴を複数個組み合わせたある形状の加工パターンであり、長手方向を有する。そこで、ここでは、パターン形状を長方形に置き換えて簡略化し、長方形パターンをガルバノスキャンミラー2a,2bにて反射偏向させたのち、fθレンズ4を介して図14に示した直下のスキャンエリア7である画面11上に転写した場合に、その長方形の辺がどのように回転するかを調べた。なお、ここで説明する事項は、HOEをマスクに置き換えて単一の楕円や長方形など丸形状以外の長穴形状を開ける場合にもそのまま適用することができる。
図1において、位置Hから3本の光線A1,A2,A3を発生させ、それらを最初に受けるガルバノスキャンミラー2a上の位置A{(X,Y,Z)=(−l,0,0)}を含みY軸に垂直な平面(XZ面)上に、図2に詳示するように、1つの辺が2nと2mとなる長方形を描き、その頂点を3本の光線A1,A2,A3が通るようにする。この3本の光線A1,A2,A3は、[数1]のように表せる。
Figure 0004667329
また、図3に示すように、ガルバノスキャンミラー2aのミラー面が、入射・反射の角度が45度である破線で示す状態から入射角度が「45度+η」である実線で示す状態に角度ηだけ傾いたときに、これらの3本の光線A1,A2,A3がガルバノスキャンミラー2a上の点P1,P2,P3にて反射されるとすると、ガルバノスキャンミラー2a上の点P1,P2,P3は、[数2]のように表せる。
Figure 0004667329
ガルバノスキャンミラー2aのミラー面は、大きさを限定しないとすれば、α(x+l)+βy=0なる方程式で表せるので、3本の光線A1,A2,A3がガルバノスキャンミラー2aのミラー面で上記のように反射された光線をB1,B2,B3とすれば、この3本の反射光線B1,B2,B3は、[数3]のように表せる。
Figure 0004667329
次に、座標原点(0,0,0)を含むYZ面をミラー面とするガルバノスキャンミラー2bでは、図4に詳示するように、そのミラー面はY軸を回転中心とし、−X軸側から+Z軸側に向かって回転変位する。図4では、−X軸側から+Z軸側に向かって45度傾いた状態から+Z軸側に向かって更に角度ξだけ変位する場合が示されている。このように振れ角ξを有するガルバノスキャンミラー2bのミラー面は、γ=sinξ−cosξ、δ=cosξ+sinξとしたγ,δを用いて、γx+δy=0なる方程式で表せる。
上記した3本の反射光線B1,B2,B3は、このような振れ角ξを有するガルバノスキャンミラー2bのミラー面における点Q1,Q2,Q3にて反射されるとすると、その点Q1,Q2,Q3は、[数4]のように表せる。
Figure 0004667329
また、反射後の光線をC1,C2,C3とすれば、この3本の反射光線C1,C2,C3は、[数5]のように表せる。
Figure 0004667329
そして、この3本の反射光線C1,C2,C3がfθレンズ4の表面と交わる点をR1,R2,R3とすれば、R1,R2,R3は長方形の頂点となり、この頂点R1,R2,R3は、[数6]のように表せる。
Figure 0004667329
ここで、図5に示すように、頂点R1と頂点R2とを結ぶ線が垂直方向(Y軸方向)に対してなす角をθ12とし、頂点R2と頂点R3とを結ぶ線が水平方向(X軸方向)に対してなす角をθ23とすれば、角度θ12,θ23は、それぞれHOE分光パターンの回転の程度を表すパラメータである。
そこで、この角度θ12,θ23を一方の振れ角ηの変化に対してプロットし、HOE分光パターンの回転角の変化(つまり、図19に示したスキャンエリアの4角部での位置ずれの程度)を調べた結果、図6及び図7に示す特性が得られた。図6は、図2に示すm,nがm>nである場合に振れ角ηと図5に示すように定義した角度θ12,θ23との関係を示す図である。図7は、図2に示すm,nがm<nである場合に振れ角ηと図5に示すように定義した角度θ12,θ23との関係を示す図である。
但し、この計算では、他方の振れ角ξは、式(4)に示す仰角φが45度になるように変化させた。具体的には、tanη=sinξとし、Tanφ=1となるようにした。そして、光学距離l,k,sは、実際の光学系の値を入れ、残りのパラメータm,nは、m>nの例としてm=12,n=6である場合(図6)と、m<nの例としてm=6,n=12である場合(図7)とを採用した。
この計算結果から、振れ角ηの増加に伴い、角度θ12は、m>nの場合もm<nの場合も大きな増大傾向を示すので、回転角が増大し位置ずれの程度が悪化するが、角度θ23は、僅かな増大傾向を示すのでこれによる回転角の増加は極めて小さい。そして、角度θ23による回転角は、m>nの場合よりもm<nの場合の方が若干増加するが、振れ角ηの増加に対する角度θ12,θ23の全体としての回転角の増加は、計算上小さくなることが判明した。
そして、図8は、図2に示すm,nの大小関係と図5に示すように定義した角度θ12,θ23による回転角最大値との関係を示す図である。図8に示すように、回転角最大値は、角度θ12による方が角度θ23による方よりも大きな値を示しているが、明らかにnがmよりも大きい場合の方が角度θ12と角度θ23との全体としての回転角最大値は小さくなる。
このことは、HOEが出力するレーザ光を最初に受ける第1のガルバノスキャンミラー2aのミラー面への入射態様として、HOEが出力するHOE分光パターンの長手方向側が、ガルバノスキャンミラー2aの回転軸であるZ軸の方向に向くように、好ましくは平行方向となる入射態様に設定しておけば、ワークへの加工形状の転写時の回転角が低く抑えられる、つまり、スキャンエリアの4角部での位置ずれが小さくなることを意味している。この措置は、HOEとガルバノスキャンミラー2aとの間に光学系が無い場合は、HOE自体の設置態様を定めることで実現でき、光学系が存在する場合は、HOEとその光学系とを含めた全体において上記した入射態様となるようにすることで実現できる。
次に、以上のように計算結果から判明した「第1のガルバノスキャンミラー2aのミラー面への入射態様」の妥当性を実機によって具体的に検証したので、その検証内容を、図9〜図12及び表1を参照して説明する。なお、実機(図11,図12)では、HOEと第1のガルバノスキャンミラー2aとの間には、光学系は存在しないとしている。HOEと第1のガルバノスキャンミラー2aとの間に、HOEを透過したレーザ光を、単数若しくは複数のレンズやミラー等の光学素子を透過または反射させた後にガルバノスキャンミラー2bに導くような光学系が存在する場合は、その光学系等で上記した「第1のガルバノスキャンミラー2aのミラー面への入射態様」の措置を講ずればよい。
図9は、スキャンエリアの4角部でのHOE分光パターンを概念的に示す。図9に示すように、HOEを、(1)そのHOE分光パターン14aの長手方向側を第1のガルバノスキャナ3aの駆動軸方向(図9中ではX軸方向)と平行する方向に設定した場合(これを「縦置き」と称している)と、(2)HOE分光パターン14bの長手方向側を第1のガルバノスキャナの駆動軸方向(図9中ではX軸方向)に直交する方向(Y軸方向)と平行する方向に設定した場合(これを「横置き」と称している)とを用意した。
そして、HOEを使用したレーザ加工装置は、図11と図12とに示すように、図14に示した構成において、HOE10を第1のガルバノスキャンミラー2aの入力段に設けた構成である。HOE10は、図示しないレーザ発振器が出力するレーザ光1を図3に示したように分光し、最初のガルバノスキャンミラー2aに与える。図11、図12では図示を省略したが、図14に示したように、第1のガルバノスキャンミラー2aは、第1のガルバノスキャナ3aの駆動軸に接続される。また、第2のガルバノスキャンミラー2bは、第2のガルバノスキャナ3bの駆動軸に接続される。
このようなHOEを使用したレーザ加工装置において、HOE10を、図9(1)に示す縦置きにしてレーザ加工を行い(図11)、また図9(2)に示す横置きにしてレーザ加工を行い(図12)、両者間でのスキャンエリア7の4角部での回転角の大きさ(つまり位置ずれ程度)を比較した。
この場合に、図10に示すように、スキャンエリアの4角部における、(1)図9(1)に示す縦置き時でのHOE分光パターン14aの長手方向側の第1のガルバノスキャナの駆動軸方向(図10中ではX軸方向)からの回転角θ1,θ2と、(2)図9(2)に示す横置き時でのHOE分光パターン14bの長手方向側の第1のガルバノスキャナの駆動軸方向(図10中ではX軸方向)と直交する方向(Y軸方向)からの回転角θ1,θ2とを、スキャンエリアの面積を変えて求めた(表1参照)。
Figure 0004667329
表1では、スキャンエリアの面積を26mm、33mm、43mm、65mmと大きくした場合の縦置き時と横置き時とにおける回転角θ1,θ2の変化が示されている。表1から理解できるように、スキャンエリアが大きくなると、そのパターン回転角度も大きくなるが、明らかに縦置き時の方が、回転角度が小さく抑えられることが解る。即ち、HOE分光パターンの長手方向側を、第1のガルバノスキャナの駆動軸方向と平行する方向に合わせた方(図11に示す場合)が、駆動軸に垂直な方向と平行する方向に合わせた場合(図12に示す場合)よりも、回転角度が小さく抑えられるという上記した検討結果の正しさが示されている。
斯くして、この実施の形態1によれば、HOEを用いて複数穴を同時に加工するレーザ加工装置において、HOE分光パターンの長手方向側を、第1のガルバノスキャナの駆動軸と直交する方向に向けるのではなく、第1のガルバノスキャナの駆動軸方向に向くように、好ましくは平行する方向に合わせるという簡単な措置で、その加工穴の位置精度の向上が図れるようになる。この措置は、HOEの配置位置(光学系が存在する場合はそれを含む)を調整して実現するのが実際的であるが、第1のガルバノスキャナの駆動軸方向を調整することでも実現することができる。
実施の形態2.
図13は、この発明の実施の形態2によるHOEを用いないレーザ加工装置にて実施されるレーザ加工方法の原理を説明する概念図である。HOEを用いないで単一の穴加工を行うレーザ加工装置は、図13に示すように、図14に示した構成において、マスク15を第1のガルバノスキャンミラー2aの入力段に設け、そのマスク形状を転写加工することが行われる。なお、図13では図示を省略したが、図14に示したように、第1のガルバノスキャンミラー2aは、第1のガルバノスキャナ3aの駆動軸に接続される。また、第2のガルバノスキャンミラー2bは、第2のガルバノスキャナ3bの駆動軸に接続される。
この場合に、特に加工穴形状が楕円や長方形等の長手方向と短手方向とを有する形状の場合は、前述したように、スキャンエリアの角部で、傾きが発生し、その転写形状自体に歪みが発生してしまう。
したがって、実施の形態1と同様に、マスク15または第1のガルバノスキャナ3aの配置態様として、そのマスク転写形状パターンの長手方向(最大長となる方向)側が第1のガルバノスキャナ3aの駆動軸方向に向くように、好ましくは平行する方向となるように、マスク15または第1のガルバノスキャナ3aを設置すれば、この傾きに起因して長穴パターン16に発生する歪みを最小限に抑えることができる。
なお、マスク15とガルバノスキャンミラー2aとの間には、図13では特別の光学系は存在しないかのように示してあるが、マスク15とガルバノスキャンミラー2aとの間に光学素子を配置しても、第1のガルバノスキャンミラー2aに入射するレーザ光における加工穴形状の長手方向側が、第1のガルバノスキャナの駆動軸方向に向くように、好ましくは平行する方向となるように、マスク15または第1のガルバノスキャナが配置されていれば、同様の歪み低減効果が得られる。
斯くして、この実施の形態2によれば、HOEを用いないで単一の長穴加工を行うレーザ加工装置において、マスクのマスク転写形状パターンの長手方向側が第1のガルバノスキャナの駆動軸方向側を向くように、好ましくは平行する方向となるように合わせるという簡単な措置で、楕円や長方形など丸穴形状以外の長穴形状の加工を施す場合に発生する形状の歪みを軽減することができる。
以上の実施の形態1,2での説明から理解できるように、穴あけ加工を施すワークに照射する2次元走査レーザ光をレーザ光軸上に所定の光学距離を置いて配置した2つのガルバノスキャナを用いて生成するレーザ加工においては、複数穴の同時加工あるいは単一の長穴加工を行う場合には、ワークへの照射パターンに長軸および短軸が存在するので、前記2つのガルバノスキャナのうちレーザ光軸上においてレーザ光発生源側に配置される第1のガルバノスキャナが回転駆動するミラー面に入射するレーザ光を、その照射パターンにおける長軸方向側が前記第1のガルバノスキャナの駆動軸の軸線方向側に向くように、好ましくは平行する方向に向くように設定すれば、同時に加工する複数の加工穴の位置精度を向上させることができ、また単一の加工長穴に発生する歪みを低く抑えることができる。
以上のように、この発明にかかるレーザ加工装置は、HOEを用いて複数穴を同時に加工する場合やHOEを用いないで単一の長穴加工を行う場合に、その加工穴の位置精度の向上や発生歪みの低減を図るのに有用である。
この発明の実施の形態1によるHOEを用いたレーザ加工装置にて実施されるレーザ加工方法の原理を説明する光線追跡図である。 図1においてHOEの配置位置Hに近い方の第1のガルバノスキャンミラーのミラー面内での光線追跡拡大図である。 図2に示す第1のガルバノスキャンミラーのミラー面の法線方向での光線追跡拡大図である。 図1において第1のガルバノスキャンミラーでの反射光を受ける第2のガルバノスキャンミラーのミラー面内での光線追跡拡大図である。 図1において第2のガルバノスキャンミラーでの反射光を受けるfθレンズの受光面内でのHOE分光パターンの回転角を説明する図である。 図2に示すm,nがm>nである場合に振れ角ηと図5に示すように定義した角度θ12,θ23との関係を示す図である。 図2に示すm,nがm<nである場合に振れ角ηと図5に示すように定義した角度θ12,θ23との関係を示す図である。 図2に示すm,nの大小関係と図5に示すように定義した角度θ12,θ23による回転角最大値との関係を示す図である。 スキャンエリアの4角部でのHOE分光パターンを示し、HOE分光パターンの長手方向を第1のガルバノスキャナの駆動軸方向とほぼ平行に設定した縦置き時の概念図と、HOE分光パターンの長手方向を第1のガルバノスキャナの駆動軸方向と直交する方向にほぼ平行に設定した横置き時の概念図である。 スキャンエリアの4角部でのHOE分光パターンの回転角をスキャンエリアの面積を変えて求める場合のその回転角と第1のガルバノスキャナの駆動軸方向との関係を示す図である。 図9(1)に示す縦置き時の場合に行うレーザ加工の概念図である。 図9(2)に示す横置き時の場合に行うレーザ加工の概念図である。 この発明の実施の形態2によるHOEを用いないレーザ加工装置にて実施されるレーザ加工方法の原理を説明する概念図である。 レーザ加工装置の一般的な構成と動作を説明する概念図である。 多軸化したレーザ加工装置の構成例を示す概念図である。 図14に示すレーザ加工装置に適用するHOEによる分光を説明する概念図である。 図14に示すレーザ加工装置において2つのガルバノスキャナ及び2つのガルバノスキャンミラーによる2次元走査を説明する光線追跡図である。 図17において光線方向と走査角η,ξ及び仰角φとの関係を示し、光線方向の余弦成分、正弦成分を求める図と、光線方向の余弦成分、正弦成分及び正接成分を求める図である。 図17に示す画面上での歪みと仰角φとの関係を示す図である。 スキャンエリアの角部でのHOE分光パターンの歪み発生を説明する模式図である。 HOEを用いないで楕円や長方形などの長穴を開ける加工を行う場合におけるスキャンエリアの角部での長穴パターンの歪み発生を説明する模式図である。
符号の説明
1 レーザ光
2a ガルバノスキャンミラー(第1のガルバノスキャンミラー)
2b ガルバノスキャンミラー(第2のガルバノスキャンミラー)
3a ガルバノスキャナ(第1のガルバノスキャナ)
3b ガルバノスキャナ(第2のガルバノスキャナ)
4 fθレンズ
5 加工ワーク
6 加工穴
7 スキャンエリア
8 分光器
9a,9b レーザヘッド
10 ホモグラフィック光学素子(HOE)
11 画面
12 HOE分光パターン
13 長穴パターン
14a 縦置き時のHOE分光パターン
14b 縦置き時のHOE分光パターン
15 マスク
16 長穴パターン
η,ξ 振れ角(走査角)
φ 仰角

Claims (3)

  1. レーザ光を出射するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から出射されたレーザ光を2次元走査する一組のガルバノスキャナと、
    前記一組のガルバノスキャナにて2次元走査されたレーザ光を被加工物上に集光して照射するfθレンズとを備え、
    前記一組のガルバノスキャナのうちレーザ光軸上において前記レーザ発振器側に配置される第1のガルバノスキャナに入射するレーザ光は、その照射パターンに存在する長軸および短軸のうちの長軸方向側が前記第1のガルバノスキャナの駆動軸の軸線方向側に向くように設定されている
    ことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記第1のガルバノスキャナに入射するレーザ光は、前記レーザ発振器からのレーザ光を複数のレーザ光に分光するレーザ分光手段の出力レーザ光であり、
    前記長軸方向側は、前記レーザ分光手段にて分光されたレーザ光の分光パターンにおける長手方向側である
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記第1のガルバノスキャナに入射するレーザ光は、前記レーザ発振器からのレーザ光を所望の断面形状に整形するマスクの出力レーザ光であり、
    前記長軸方向側は、前記マスクにて整形されたレーザ光の照射パターンにおける長手方向側である
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
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