JP4667105B2 - 開閉体装置 - Google Patents

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本発明は、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部や区画の出入口に設置されるシャッターカーテンなどの開閉部材を開閉する開閉体装置に関する。
ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部や区画の出入口に設置されるシャッターカーテン、ドア、門扉やチェーンゲートなどの開閉体装置には、その開閉動作を電動で行う電動シャッターや電動ドアなどが使用されることが多い。開閉動作を電動で行う電動シャッターには、開閉動作状態にあることを周囲の人に知らせて警告を促すための動作警告灯を配設したものがある。この動作警告灯として、開閉体の可動先端部にLEDやランプなどの発光素子を設けたものが特許文献1に記載されている。
特開平9−137669号公報
従来のように動作警告灯を開閉体の可動先端部に備えたものは、開閉体の可動時に動作警告灯を矢印を表示しながら点滅駆動させることによって、開閉体の可動部が開閉いずれの方向に動作中であるかを認識可能にしている。しかしながら、従来のものは、開閉体の可動方向は認識できても、開閉体の現在の開閉状態がどのようになっているのか、すなわち開閉体がどの程度開放した状態にあって、通過することが可能なのかどうか、又は、どの程度閉鎖した状態にあって通過不可能なのかどうかを即座に認識することは困難であった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、開閉体の開閉状態を容易に認識することのできる開閉体装置を提供することにある。
本発明の開閉体装置の第1の特徴は、開口部や出入口に設けられた開閉体手段と、前記開閉体手段の状態を検出する状態検出手段と、前記状態検出手段によって検出された前記開閉体手段の状態を表示及び発音の少なくとも一の手法で認識可能に報知する状態報知手段とを備えたことにある。
情報報知手段は、開閉体手段であるシャッターカーテンが全閉状態にあるのか、全開状態にあるのか、開放動作中なのか、閉鎖動作中なのか、停止中なのか、その時々の状態を目視可能に表示したり、音声認識可能に発音したりする。これによって、開閉体手段の開閉状態を容易に認識することができる。
本発明の開閉体装置の第2の特徴は、開口部や出入口に設けられた開閉体手段と、前記開閉体手段の状態を検出する状態検出手段と、前記状態検出手段によって検出された前記開閉体手段の現在の動作状態及びこれから開閉体手段が行う予定の動作の少なくとも一方を表示及び発音の少なくとも一の手法で認識可能に報知する状態報知手段とを備えたことにある。
これは、情報報知手段が、開閉体手段であるシャッターカーテンの現在の状態を報知すると共に開閉体手段がこれからどのような動作を行うのか、その予定の動作を報知するようにしたものである。開閉体手段は、操作スイッチの操作に応じて動作を開始するが、スイッチ操作から実際の動作が開始するまでにタイムラグがあるので、スイッチ操作後にその後の予定の動作を即座に表示することによって、スイッチ操作を確認することができると共にその後の動作を即座に認識することができる。
本発明の開閉体装置の第3の特徴は、前記第1の特徴又は第2の特徴に記載された開閉体装置において、前記状態報知手段が、前記開閉体手段が全開した後に閉鎖を開始するまでの時間を報知することにある。
これは、開閉体手段であるシャッターカーテンが全開後に所定時間だけ開放状態を維持して自動的に閉鎖する場合、開閉体手段が全開した後に閉鎖を開始するまでの時間、すなわちあと何分(秒)でシャッターカーテンが閉鎖動作を開始するのかを報知するようにしたものである。これによって、開閉体手段がどの程度開放した状態にあって、通過することが可能なのかどうかを即座に認識することができる。
本発明の開閉体装置によれば、開閉体の開閉状態を容易に認識することができるという効果がある。
以下添付図面に従って本発明に係る開閉体装置の好ましい実施の形態について説明する。この実施の形態では開閉体手段として上下に開閉制御されるシャッター装置を例に説明する。図1は、本発明の開閉体装置の全体構成を示す図である。図2は本発明に係る開閉体装置の動作の一例を示すフローチャート図である。
通常、シャッター装置は、建物などの構造物の開口部に設けられるものであり、基本的にシャッターケース1、シャッターカーテン2、ガイドレール3,4、巻取シャフト5、モータ6、リミットスイッチ7、シャッター開閉機制御装置8、操作スイッチ9、音声合成装置10、開閉状態表示装置11及び障害物感知装置12から構成される。なお、巻取シャフト5、モータ6、リミットスイッチ7及びシャッター開閉機制御装置8などは、シャッターケース1内に収納されているので、図1では、点線で示してある。
ガイドレール3,4は、シャッターカーテン2の両端部に接するように建物の開口部の両端側に設けられ、まぐさ部から床面21まで掛け渡された断面形状が略コの字型の案内溝を有する金属製部材で構成されている。シャッターカーテン2は、このガイドレール3,4の各案内溝に沿って上昇下降し、開口部の開閉動作を行う。
巻取りシャフト5は、シャッターケース1内に回動可能に設けられ、シャッターカーテン2を巻き取ったり巻き戻したりする。モータ6の回転駆動力は図示していないチェーン等を介して巻取りシャフト5側に伝達されるようになっており、モータ7が回転すると、チェーン等を介して巻取りシャフト5が回転し、シャッターカーテン2の開閉動作が制御されるようになっている。
モータ6には、その回転位置すなわちシャッターカーテン2の開閉位置と開閉状態を検出するためのリミットスイッチ7が設けられている。このリミットスイッチ7を用いる他に、パルス発生型のロータリーエンコーダ等をモータ6に設け、モータ6の回転に応じたパルス信号に基づいて、モータ7の回転位置及びシャッターカーテン2の閉鎖側先端部の開口部における位置などを演算で求めるようにしてもよい。
シャッター開閉機制御装置8は、リミットスイッチ7、操作スイッチ9及び障害物感知装置12などからの信号に基づいてシャッターカーテン2の開閉状態や操作状態などを検出し、音声合成装置10から音声を発音したり、開閉状態表示装置11の表示内容等を種々制御して、開閉体の開閉状態等を容易に認識することができるようにしている。シャッター開閉機制御装置8は、開放動作するシャッターカーテンを停止させたとき、所定時間経過後に自動的にシャッターカーテンの閉鎖動作を開始させることが出来る機能を備えている。なお、この制御は、シャッター開閉機制御装置8とは別の制御装置がシャッター開閉機制御装置8にシャッター作動命令を送信することによって、制御させるようにしてもよい。また、開放動作するシャッターカーテンを停止させたとき、所定時間経過後に自動的にシャッターカーテンの閉鎖動作を開始することは、全開状態で停止したときに限るものであってもよい。
シャッター開閉機制御装置8は、マイクロコンピュータを含む構成になっており、図示していない電源ラインを介して電力が供給されている。シャッター開閉機制御装置8は、操作スイッチ9上の各操作ボタンの操作状態に対応した制御信号やリミットスイッチ7及び障害物感知装置12などからの信号に基づいてモータ6の回転を制御したり、音声合成装置10の発音状態や開閉状態表示装置11の表示状態を種々制御する。操作スイッチ9は、開放(上昇)用ボタン9A、停止用ボタン9B、閉鎖(下降)用ボタン9Cを有し、それぞれのボタンの操作状態に応じた制御信号をシャッター開閉機制御装置8に出力する。なお、無線のリモコン操作スイッチなどを用いてシャッター開閉機制御装置8に制御信号を送信し、開閉操作させるように構成されていてもよい。
なお、図示していないが、温度や煙などの感知器などが設けられ、その検出信号がシャッター開閉機制御装置8に送信され、自動でシャッターカーテン2の開閉動作を制御する場合もある。
障害物感知装置12は、シャッターの昇降時における安全確保のために使用されるものであり、シャッターカーテン2の閉鎖側先端部の座板に設けられた座板スイッチ(マイクロスイッチ)で構成され、障害物の感知信号をシャッター開閉機制御装置8に送信する。シャッター開閉機制御装置8は、この感知信号の入力に応じてシャッターカーテン2の閉動作を停止制御したり、音声合成装置10からアラーム音を発音したりして危険防止を図るようになっている。
開閉状態表示装置11は、シャッターケース1の側面部分に設けられたLED等の発光素子で構成された文字表示装置やバックライト付きの液晶表示装置などであり、シャッター開閉機制御装置8によって、その表示内容が制御される。この実施の形態では、この開閉状態表示装置11の表示内容を利用者が目視することによって、開閉体であるシャッターカーテン2が現在どのような状態にあるかを容易に認識できるようにしている。
次に、本発明の開閉体装置の動作例を図2のフローチャートを用いて説明する。
[ステップS20]
シャッターカーテン2を全閉状態に維持する。
[ステップS21]
シャッターカーテン2が全閉状態にあるので、「ただいま全閉状態です」の文字を開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
[ステップS22]
操作スイッチ9の開放(上昇)用ボタン9Aが操作されたか否かを判定し、操作された(yes)の場合には次のステップS23に進み、そうでない(no)場合にはステップS20にリターンする。
[ステップS23]
前のステップS22で操作スイッチ9の開放(上昇)用ボタン9Aが操作されたと判定されたので、シャッターカーテン2の上昇開始前に、「今から開きます」の文字を開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
[ステップS24]
シャッターカーテン2が上昇(開放動作)を開始する。
[ステップS25]
シャッターカーテン2が上昇(開放動作)中なので、「ただいま上昇中です」と「後○分(秒)で全開です」の文字を交互に開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
[ステップS26]
シャッターカーテン2が全開したか否かの判定を行い、全開した(yes)場合には次のステップS27に進み、そうでない(no)場合はステップS25にリターンし、「ただいま上昇中です」と「後○分(秒)で全開です」の文字を交互に開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
[ステップS27]
シャッターカーテン2を全開状態に維持する。
[ステップS28]
シャッターカーテン2が全開状態にあるので、「ただいま全開状態です」と「後○分(秒)で下降を開始します」の文字を交互に開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。この実施の形態では、シャッターカーテン2が全開したら、自動降下タイマの計時処理によって全開後所定時間経過後に閉鎖動作を開始するようになっているので、「後○分(秒)で下降を開始します」の文字が開閉状態表示装置11に表示される。このときの時間は、時々刻々とデクリメント処理される。これによって、開閉状態表示装置11を目視した人は、どのくらいでシャッターカーテン2の下降が開始するかを認識することができる。
[ステップS29]
操作スイッチ9の閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作されたか否かを判定すると共に自動下降タイマによる全開後所定時間が経過したか否かを判定し、操作された又は所定時間が経過した(yes)場合には次のステップS2Aに進み、そうでない(no)場合にはステップS28にリターンする。
[ステップS30]
前のステップS29で操作スイッチ9の閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作された、又は自動下降タイマによる所定時間が経過したと判定されたので、シャッターカーテン2が下降を開始するので、「今から閉じます」の文字を開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
[ステップS31]
シャッターカーテン2が下降(閉鎖動作)を開始する。
[ステップS32]
シャッターカーテン2が下降(閉鎖動作)中なので、「ただいま下降中です」と「後○分(秒)で全閉です」の文字を交互に開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
[ステップS33]
障害物感知装置12が何らかの障害物を感知したか否かの判定を行い、感知した(yes)場合にはステップS34に進み、そうでない(no)場合はステップS35に進む。
[ステップS34]
前のステップS33で障害物感知装置12が何らかの障害物を感知したので、シャッターカーテン2の下降(閉鎖動作)を停止し、「障害物を感知したので、停止しました」の文字を開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりして、ステップS24にジャンプする。障害物の感知によって停止したシャッターカーテン2は、その後上昇(開放動作)を開始する。この場合には、「下降中でしたが上昇します」の文字を開閉状態表示装置11に表示するようにしてもよい。障害物の感知によって停止したシャッターカーテン2は、その後の所定距離又は所定時間の反転開放動作を行った後再停止し、「障害物を感知しました」の文字を開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりして、ステップS29へジャンプするようにしてもよい。
[ステップS35]
シャッターカーテン2が全閉したか否かの判定を行い、全閉した(yes)場合にはステップS20にリターンし、シャッターカーテン2を全閉状態に維持し、そうでない(no)場合はステップS32にリターンし、「ただいま下降中です」と「後○分(秒)で全閉です」の文字を交互に開閉状態表示装置11に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
上述の実施の形態では、シャッターカーテン2が全閉状態から全開し、そこで閉鎖ボタンが操作された場合又は所定時間が経過した場合に、閉鎖を開始するという一連の処理の中で、開閉状態表示装置11に表示される文字や音声合成装置10から発音される音声の一例と、閉鎖時に障害物感知装置12によって障害物が感知された場合に開閉状態表示装置11に表示される文字や音声合成装置10から発音される音声の一例について説明した。図3は、本発明に係る開閉体装置の表示装置に表示される文字及び音声合成装置10から発音される音声の一例を示す図である。開閉状態表示装置11は、シャッターカーテン2の全閉中、上昇中、全開中、下降中、停止中の各状態で操作スイッチ9の開放(上昇)用ボタン9A、停止用ボタン9B、閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作された場合に図3に示すような文字を表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
図3の表示文字例又は発音例を上から順番に説明する。まず、シャッターカーテン2が全閉中に、開放(上昇)用ボタン9Aが操作された場合には、「今から開きます」の文字を表示し、停止用ボタン9B、閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作されたり、又は無操作の場合には、「ただいま全閉状態です」の文字を表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
シャッターカーテン2が上昇中に、開放(上昇)用ボタン9Aが操作されたり、無操作の場合には、「ただいま上昇中です」と「後○分(秒)で全開です」の文字を交互に表示し、停止用ボタン9Bが操作された場合には、「上昇中で停止しました」の文字を表示し、閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作された場合には、その操作直後に「上昇中でしたが下降します」の文字を表示し、次いで「ただいま下降中です」と「後○分(秒)で全閉です」の文字を交互に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
シャッターカーテン2が全開中に、閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作された場合には、「今から閉じます」の文字を表示し、開放(上昇)用ボタン9A、停止用ボタン9Bが操作されたり、又は無操作の場合には、「ただいま全閉状態です」と「後○分(秒)で下降を開始します」の文字を交互に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
シャッターカーテン2が下降中に、閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作されたり、無操作の場合には、「ただいま下降中です」と「後○分(秒)で全閉です」の文字を交互に表示し、停止用ボタン9Bが操作された場合には、「下降中で停止しました」の文字を表示し、障害物感知装置12によって障害物が感知された場合には、「障害物を感知したので、停止しました」の文字を表示し、開放(上昇)用ボタン9Aが操作された場合には、その操作直後に「下降中でしたが上昇します」の文字を表示し、次いで「ただいま上昇中です」と「後○分(秒)で全開です」の文字を交互に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
シャッターカーテン2が停止中に、閉鎖(下降)用ボタン9Cが操作された場合には、「停止中でしたが下降します」の文字を表示し、次いで「ただいま下降中です」と「後○分(秒)で全閉です」の文字を交互に表示し、停止用ボタン9Bが操作されたり、又は無操作の場合には、「下降(上昇)中で停止しました」の文字を表示し、開放(上昇)用ボタン9Aが操作された場合には、その操作直後に「停止中でしたが上昇します」の文字を表示し、次いで「ただいま上昇中です」と「後○分(秒)で全開です」の文字を交互に表示したり、音声合成装置10から同情報を発音したりする。
上述の実施の形態では、開閉状態表示装置11をシャッターケース1の側面部に設ける場合について説明したが、左右のガイドレール3,4に沿って縦表示となるように設けても良いし、可能なら、シャッターカーテン2に設けてもよい。上述の実施の形態では、開閉状態表示装置11に文字を表示する場合について説明したが、開閉状態に併せて開閉状態案内灯のような点灯(点滅)装置を設けるようにしても良い。
開閉状態表示装置11の表示内容としては、文字、図、記号、標識などを単独表示でも複合的表示でもよい。開閉状態表示装置11の表示内容や音声合成装置10に発音させる内容は、実施の形態で記載した情報に限定されるものではなく、開閉体手段の使用用途により適した内容に置き換えてもよい。また、表示内容の種類の数も実施の形態と同じ数には限定されない。さらに、開閉状態表示装置11の表示内容や音声合成装置10に発音させる内容は、開閉状態に関する内容に限定されるものではなく、「通行できません」、「触れないで下さい」、「障害物を除いて下さい」など、人に対する指示(メッセージ)に関する内容などを表示させてもよい。
上述の実施の形態では、複数の表示内容を交互に表示する場合について説明したが、開閉状態表示装置11に複数の表示内容すなわち異なるメッセージ等を同時に複数表示するようにしてもよい。例えば、開閉状態表示装置11の上段に「ただいま上昇中です」、その下段に「通行できません」のメッセージを表示するようにしてもよい。さらに、通行可能になるまての残り時間を視認可能に開閉状態表示装置11に表示するようにしてもよい。その表示方法としては、文字で表示してもよいし、残り時間を減少させるゲージ方式で視認可能に表示してもよい。
残り時間の演算は、あらかじめ制御盤に記憶させた全開から全閉までに要する時間、全閉から全開までに要する時間を基準にして、この時間から減算(反転動作する場合は加算)して、残り時間を算出するようにしてもよい。また、全開から全閉まで、全閉から全開までの全行程の距離を基準にして、この距離から移動距離を減算して、それを開閉速度で除算して、残り時間を算出するようにしてもよい。
開閉状態表示装置11や音声合成装置10は、停止してからの所定の時間後から開閉体装置が操作されるまで、若しくは自動制御で動き始める所定の時間前まで、開閉状態を表示しなくてもよい。このとき、開閉状態とは異なる別の内容、例えば、広告などを表示するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、開閉体手段であるシャッターカーテンが下降しながら繰り出されて閉鎖するシャッター装置を例に説明したが、これ以外にも開閉部材が横引き方式で繰り出されたり、上昇方式で繰り出されたり、あるいは水平方式や斜め方式で繰り出されたりするものであっても、門扉やチェーンゲートのような開閉体手段であっても同様に適用することができる。開閉体装置としては、例えば、シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、防潮板装置、門扉装置、チェーンゲート装置などがある。開閉体装置をシャッター装置とした場合、開閉手段である開閉部材は、シャッターカーテンであり、その構成は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどによるものである。また、開閉体手段である開閉部材の材質は、使用目的に応じたものであれば、どのようなものでもよい。具体的には、金属製、木製、プラスチック製、布製、ガラス製、これらの複合されたものなどで構成することができる。
本発明の開閉体装置の全体構成を示す図である。 本発明に係る開閉体装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明に係る開閉体装置の表示装置に表示される文字及び音声合成装置から発音される音声の一例を示す図である。
符号の説明
1…シャッターケース
2…シャッターカーテン
3,4…ガイドレール
5…巻取シャフト
6…モータ
7…リミットスイッチ
8…シャッター開閉機制御装置
9…操作スイッチ
10…音声合成装置
11…開閉状態表示装置
12…障害物感知装置

Claims (3)

  1. 開口部や出入口に設けられた開閉体手段と、
    前記開閉体手段の状態を検出する状態検出手段と、
    前記状態検出手段によって検出された前記開閉体手段の状態として
    前記開閉体手段が開放動作中の場合には開放中である旨及び全開までの残り時間を、前記開閉体手段が全開状態にある場合には全開状態である旨及び閉鎖を開始するまでの時間を、又は前記開閉体手段が閉鎖動作中の場合には閉鎖中である旨及び全閉までの残り時間を、それぞれ表示及び発音の少なくとも一の手法で認識可能に報知する状態報知手段と
    を備えたことを特徴とする開閉体装置。
  2. 請求項1に記載された開閉体装置において、前記状態報知手段は、全閉状態にある前記開閉体手段が開放用ボタンの操作に応じて開放動作を開始する場合には、その開放動作の開始前に今から開放する旨の報知を行なうことを特徴とする開閉体装置。
  3. 請求項1又は2に記載された開閉体装置において、前記状態報知手段は、停止状態にある前記開閉体手段が開放用ボタンの操作に応じて開放動作を開始する場合には、前記開放用ボタンの操作直後に停止中であったが開放する旨の報知を行なうことを特徴とする開閉体装置。
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