JP4666804B2 - 緩衝体および機器梱包品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術】
この発明は、段ボール・硬質紙等のシート材を折り曲げて組立て形成する緩衝体に関する。および、その緩衝体を介して、複写機・ファクシミリ・プリンタ・自動原稿搬送装置(ADF)などの機器を、段ボール箱等の箱内に梱包収納する機器梱包品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機・ファクシミリなどの機器は、搬入時等の運搬時に、例えば図6に示すように梱包していた。図中符号1が、機器である。機器1は、緩衝体2・3を介して段ボール箱4内に収納する。
【0003】
緩衝体2・3としては、従来発泡材を多く用いていたが、近年ではリサイクル性や運搬保管時の簡便性などを考慮して、段ボール・硬質紙等のシート材を折り曲げて組立て形成したものを使用するようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この種の緩衝体2・3の中には、緩衝体2のように奥行きaが小さいものがあり、例えば図5に示すように、段ボール箱4内に緩衝体2・3を入れて後、機器1を挿入するとき、矢示するように緩衝体2が倒れることがあり、梱包作業性が悪い問題があった。
【0005】
緩衝体2の倒れを防止すべく、緩衝体2を段ボール箱4に接着することも考えられるが、コストアップとなり、また緩衝体2が箱4から分離できなくなるから、運搬や保管などの際に不便となり、コストアップとなる問題があった。
【0006】
そこで、この発明の第1の目的は、シート材を折り曲げて組立て形成する緩衝体において、コストアップを招くことなく、緩衝体の倒れを防止して梱包作業性を向上することにある。
【0007】
この発明の第2の目的は、そのような緩衝体において、緩衝体を構成する部品点数を1つとして、取り扱いを簡単とし、コストダウンを図るとともに、展開を可能として、場所を取らずに運搬や保管などを簡単とすることにある。
【0008】
この発明の第3の目的は、そのような緩衝体により機器梱包品が大型化することを防止することにある。
【0009】
この発明の第4の目的は、上記目的を達成した緩衝体を用いた機器梱包品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、
1枚のシート材を折曲線位置で折り曲げて組立て
上面を構成する部分と、内面を構成する部分と、底面を構成する部分と、外面を構成する部分とを形成するとともに、
前記内面を構成する部分の両端には、前記外面を構成する部分とは反対の向きに折り曲げた倒れ防止用のフラップを突出して設け
機器梱包用の箱内に、前記外面を構成する部分を箱の側壁内面に沿わせて入れ、箱内に梱包収納する機器を位置決めする、緩衝体である。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の緩衝体において、前記上面を構成する部分の一部を折曲線位置で折り曲げて形成した垂直面を構成する部分と、前記内面を構成する部分の一部を折曲線位置で折り曲げて形成した断面を構成する部分とで、箱内に梱包収納する機器の一部を嵌合載置する嵌合段部を設けてなる、ことを特徴とする。
【0013】
請求項に記載の発明は、機器梱包品において、請求項1、または2に記載の緩衝体を介して機器を箱内に梱包収納してなる、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の機器梱包品において、前記フラップが、箱の側壁内面に沿い、下縁が箱の底面に当接して前記緩衝体の倒れを防止するように、前記緩衝体を箱内に入れてなる、ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、機器の一例として自動原稿搬送装置を梱包する状態を示す。
【0015】
図中符号10は、段ボール箱である。段ボール箱10の中には、緩衝体20・30を入れて後、それらの緩衝体20・30で位置決めして自動原稿搬送装置40を収納する。
【0016】
自動原稿搬送装置40は、例えば複写機やファクシミリ上に設置して、読取原稿を自動的に読取位置へと順次送り込む装置である。
【0017】
図2には、図1の部分拡大図を示す。
【0018】
緩衝体20は、後述するごとく、シート材を折り曲げて組立て形成する。図示するように、緩衝体20には、自動原稿搬送装置40の一部を嵌合載置する嵌合段部Sを設け、また両端には各々倒れ防止用のフラップFを内方に向けて突出して設ける。
【0019】
図3には、緩衝体20を構成するシート材の展開図を示す。シート材としては、例えば段ボール、硬質紙などを用いる。
【0020】
図中符号21はシート材の、緩衝体20の上面を構成する部分、22は内面を構成する部分、23は内底面を構成する部分、24は内側外面を構成する部分であり、上面を構成する部分21から順次折曲線L1・L2・L3位置でそれぞれ折り曲げ可能とする。
【0021】
内面を構成する部分22の両端には、各々折曲線L4位置で折り曲げ可能に、上述したフラップFを設ける。また、内側外面を構成する部分24は、2つ備え、両端に各々折曲線L5位置で折り曲げ可能に補強フラップ25を設ける。補強フラップ25には、それぞれ嵌合溝25aと嵌合突部25bを形成する。
【0022】
また、26はシート材の、外側外面を構成する部分、27は外底面を構成する部分、28は舌片であり、上面を構成する部分21から反対側に順次折曲線L6、L7、L8位置でそれぞれ折り曲げ可能とする。
【0023】
上面を構成する部分21には、嵌合段部Sの垂直面を構成する部分21aを折曲線L9、L10位置で折り曲げ可能に設ける。また、中央には、自動原稿搬送装置40の逃げ孔21bを設ける。
【0024】
内面を構成する部分22には、嵌合段部Sの段面を構成する部分22aを折曲線L10、L11位置で折り曲げ可能に設ける。この部分22aには、4つの係合スリット22bを設ける。また、上面を構成する部分21との間に、係合突起22cを設ける。
【0025】
内面を構成する部分22と内底面を構成する部分23間の折曲線L2上には、嵌合スリット23aを設ける。
【0026】
そして、上面を構成する部分21から順次折曲線L1・L2・L3位置で、シート材の、内面を構成する部分22、内底面を構成する部分23、内側外面を構成する部分24を折り曲げる。同時に、2つの倒れ防止用のフラップFを各々外向きに折り曲げ、また4つの補強フラップ25をそれぞれ内向きに折り曲げる。
【0027】
続いて、上面を構成する部分21から反対側に順次折曲線L6、L7、L8位置で、シート材の、外側外面を構成する部分26、外底面を構成する部分27、舌片28をそれぞれ折り曲げる。そして、嵌合スリット23aに舌片28を入れて、内側外面を構成する部分24の外側に外側外面を構成する部分26を、内底面を構成する部分23の外側に外底面を構成する部分27を重ね合わせる。
【0028】
また、このとき垂直面を構成する部分21aと段面を構成する部分22aをそれぞれ折曲線L9、L10、L11位置で折り曲げて嵌合段部Sを形成し、
補強フラップ25の嵌合溝25aに内面を構成する部分22の係合突起22cを入れ、補強フラップ25の嵌合突部25bを4つの係合スリット22bに係合し、図4(A)ないし(C)に示すように組立てる。
【0029】
以上のようにして組立てた緩衝体20を、別の緩衝体30とともに、図1に示すように段ボール箱10内に入れ、それらの緩衝体20・30で位置決めして自動原稿搬送装置40を段ボール箱10内に収納する。このとき、この例では、緩衝体20に上述した逃げ孔21bを設け、自動原稿搬送装置40の突出する部分が逃げ孔21b内に入り込んで緩衝体20に突き当たらないようにする。
【0030】
以上説明したとおり、図示例では、シート材を折り曲げて組立て形成する緩衝体20において、シート材に倒れ防止用のフラップFを外向きに突出して設けから、図2中鎖線で示すように段ボール箱10内でそのフラップFで支えて緩衝体20が内向きに倒れることを防止し、緩衝体20の載置安定性を増し、自動原稿搬送装置40を梱包するときの梱包作業性を向上することができる。
【0031】
なお、フラップFは、緩衝体20の倒れを防止することができれば、その形状を適宜変更することができる。
【0032】
また、緩衝体20は、フラップFを含めてシート材を1枚のものを折り曲げて組立て形成するから、緩衝体20を構成する部品点数を1つとして、取り扱いを簡単とし、コストダウンを図るとともに、展開して重ねることにより、場所を取らずに運搬や保管などを簡単とすることができる。
【0033】
さらに、図示例では、図2に示すようにフラップFを緩衝体20の両端に設けてフラップFを段ボール箱10の内面に沿わせ、自動原稿搬送装置40の組み込みの邪魔にならないようにするから、緩衝体20により段ボール箱10が大型化することを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】
したがって、この発明によれば、シート材を折り曲げて組立て形成する緩衝体において、シート材に倒れ防止用のフラップを突出して設けるから、コストアップを招くことなく、緩衝体の倒れを防止して機器を梱包するときの梱包作業性を向上することができる。
【0035】
また、フラップを含めてシート材を1枚のものを折り曲げて組立て形成するから、緩衝体を構成する部品点数を1つとして、取り扱いを簡単とし、コストダウンを図るとともに、展開して重ねることにより、場所を取らずに運搬や保管などを簡単とすることができる。
【0036】
加えて、フラップを両端に設けるから、緩衝体により機器梱包品が大型化することを防止することができる。
【0037】
請求項3、4に記載の発明によれば、請求項1、または2に記載の緩衝体を介して機器を箱内に梱包収納するから、コストアップを招くことなく、緩衝体の倒れを防止して機器を梱包するときの梱包作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器の一例である自動原稿搬送装置の梱包状態を示す斜視図である。
【図2】その部分拡大図である。
【図3】その自動原稿搬送装置の梱包で用いる緩衝体で、それを構成するシート材の展開図である。
【図4】(A)はその緩衝体の平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。
【図5】従来における機器の梱包状態説明図である。
【図6】その梱包状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 段ボール箱
20 緩衝体
30 緩衝体
40 自動原稿搬送装置(機器)
F 倒れ防止用のフラップ

Claims (4)

  1. 1枚のシート材を折曲線位置で折り曲げて組立て
    上面を構成する部分と、内面を構成する部分と、底面を構成する部分と、外面を構成する部分とを形成するとともに、
    前記内面を構成する部分の両端には、前記外面を構成する部分とは反対の向きに折り曲げた倒れ防止用のフラップを突出して設け
    機器梱包用の箱内に、前記外面を構成する部分を箱の側壁内面に沿わせて入れ、箱内に梱包収納する機器を位置決めする、緩衝体。
  2. 前記上面を構成する部分の一部を折曲線位置で折り曲げて形成した垂直面を構成する部分と、前記内面を構成する部分の一部を折曲線位置で折り曲げて形成した断面を構成する部分とで、箱内に梱包収納する機器の一部を嵌合載置する嵌合段部を設けてなる、請求項1に記載の緩衝体。
  3. 請求項1、または2に記載の緩衝体を介して機器を箱内に梱包収納してなる、機器梱包品。
  4. 前記フラップが、箱の側壁内面に沿い、下縁が箱の底面に当接して前記緩衝体の倒れを防止するように、前記緩衝体を箱内に入れてなる、請求項3に記載の機器梱包品。
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