JP4665452B2 - 温度検知回路、および温度検知回路を備えたパワー半導体装置 - Google Patents

温度検知回路、および温度検知回路を備えたパワー半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、パワー半導体素子等における温度を検知する温度検知回路、および温度検知回路を備えたパワー半導体装置に関する。
たとえば、特開平3−148861号公報に記載されているような、パワー半導体素子を熱的破壊から保護するため等に使用される半導体素子用の温度検知回路として、温度検出対象であるパワー半導体素子に対して一体に形成されたダイオードを用い、このダイオードの逆漏れ電流の温度依存性を利用して温度検出動作を行うようにしたものが知られている。この従来例においては、温度検出用の素子であるダイオードとして、パワー半導体素子が形成されている半導体基板に形成されたダイオードを使用しているために、温度検出対象である半導体素子とダイオードとの間には、熱抵抗体が存在していないとしてよい。このため、ダイオードはパワー半導体素子の温度を温度差が無くしかも時間遅れを生ずることなく検出することができる(特許文献1参照)。
図14は、この種の従来の温度検知回路を示す回路図である。
従来の温度検知回路では、温度検知対象である半導体素子が形成された半導体基板と同一チップに埋め込まれたダイオード1に、定電流発生源としてデプレッション形(depletion type)MOSトランジスタ2を直列接続し、このダイオード1の順方向電圧V2の電圧比較手段として、エンハンスメント−デプレッション形インバータ(以下、EDインバータという。)3のしきい値を用い、温度上昇による順方向電圧の減少をEDインバータ3の出力反転により検出するという方式が使用されている。ダイオード1は通常、必要に応じて複数個直列接続される。ここで、EDインバータ4はEDインバータ3と同じしきい値を持ち、EDインバータ3の出力を増幅する働きをする。このEDインバータ4は、前段に設けたEDインバータ3の入力変化に対する出力の変化を増幅する機能を有しており、温度変化に対する出力変化を敏感にすることによって検知温度の精度を上げることを目的とするものである。ここでは、EDインバータ4は、増幅率を上げるために奇数段接続されている。
図15は、EDインバータの具体的な構成を示す回路図である。たとえば、図14の温度検知回路を構成するEDインバータ3は、デプレッション形MOSトランジスタ6、エンハンスメント形(enhancement type)nチャネルMOSトランジスタ7から構成されるものであって、トランジスタ6のドレインは電源電圧V1が供給される電源端子を構成している。そして、入力電圧V2がトランジスタ7のゲートから入力するとともに、出力電圧V3がトランジスタ6,7の接続点から出力される。
図16は、25℃におけるダイオード順方向電圧、およびEDインバータのしきい値を求めるための図である。また、図17はデプレッション形MOSトランジスタの電圧電流特性を示す図である。
図16に示す曲線8,9は、それぞれエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ7のドレイン−ゲート接続、ダイオード1の電圧電流特性であり、曲線10,11は図17のデプレッション形MOSトランジスタ6の特性を、電源電圧V1を原点として折り返した負荷曲線である。このうち負荷曲線10,11は、それぞれ電源電圧値がVb,Vcの時のものであって、各電圧電流特性(8,9)との交点における電圧値Vb1,Vb2、および電圧値Vc1,Vc2とは、それぞれ電源電圧値がVbの時のインバータ3のしきい値(Vb1)とダイオード1の順方向電圧値(Vb2)、および電源電圧値がVcの時のインバータ3のしきい値(Vc1)とダイオード1の順方向電圧値(Vc2)を表す。ここで、デプレッション形MOSトランジスタ6の特性(負荷曲線10,11)と、他素子の電圧電流特性(8,9)との交点が図17で示される飽和領域で生じるような電源電圧Vbを飽和電源電圧、非飽和領域で生じるような電源電圧Vcを非飽和電源電圧と定義する。すなわち、図16においては、電圧値Vb1、Vb2が飽和電源電圧範囲にある電源電圧値、電圧値Vc1、Vc2が非飽和電源電圧範囲にある電源電圧値となる。
図18は、EDインバータの入出力特性を示す図である。この図において、実線で示す曲線13と一点鎖線で示す曲線14は、それぞれ電源電圧V1の値がVb,Vcである場合の、入力電圧V2に対する出力電圧V3の変化を示している。また直線15によって、入力電圧V2と出力電圧V3が等しい場合の入出力特性を表している。
ここで、入力電圧V2と等しくなる出力電圧V3の電圧値Vb1,Vc1がEDインバータ3のしきい値であり、図16の電圧値Vb1,Vc1に対応する。また、出力反転時の入力電圧V2の変化に対する出力電圧V3の変化率が増幅率であって、図18では、出力反転時の出力電圧V3の傾きに相当する。EDインバータ3においては、電源電圧V1が飽和電源電圧Vbから非飽和電源電圧Vcまで低下した場合には、EDインバータ3のしきい値と増幅率は減少する。
このように、従来の温度検知回路では飽和電源電圧範囲内において電源電圧V1が変動した場合でも、定電流発生源であるデプレッション形MOSトランジスタ2のドレイン−ソース間電流は一定の値に飽和している。そのため、その電流が流し込まれたダイオード順方向電圧、およびEDインバータ3のしきい値に特性変動がなく、したがって検知温度の変動は生じない。しかしながら、電源電圧V1が飽和電源電圧Vbから非飽和電源電圧Vcまで低下するとき、ドレイン−ソース間の電流値が減少するから、図16に示すようにダイオード1の順方向電圧とEDインバータ3のしきい値はともに低下して、結果として検知温度の変動が生じる。
この点についてさらに考察を続けると、図16の負荷曲線に示すように、エンハンスメント型nチャネルMOSトランジスタ7の動作抵抗はダイオード1の動作抵抗よりも大きい(すなわち、曲線8が曲線9よりも小さい傾斜となる)。その場合、上述した電源電圧変動によるダイオード1の順方向電圧の変動分(Vb2−Vc2)と、EDインバータ3のしきい値の変動分(Vb1−Vc1)との間には、次式(1)の関係がある。
(Vb2−Vc2)<(Vb1−Vc1)・・・(1)
EDインバータ3とダイオード1の順方向電圧が図16の特性を持つとき、図14に示す従来の温度検知回路では、ダイオード1の順方向電圧は温度が1℃下がる毎にVx減少するものとすると、電源電圧V1がVb,Vcの時の検知温度Tb1,Tc1はそれぞれ次式(2),(3)で与えられる。
Tb1=25+(Vb2−Vb1)/Vx・・・(2)
Tc1=25+(Vc2−Vc1)/Vx・・・(3)
これらの各式(1),(2),(3)の関係から、次式(4)の関係が導かれる。
Tb1<Tc1・・・(4)
図19(a),(b)は、従来の温度検知回路における温度変化に対する電圧変化を示す特性図である。ここには、電源電圧V1が飽和電源電圧Vb(図16あるいは図18におけるVb)の範囲にある時(同図(a))と、非飽和電源電圧Vc(図16あるいは図18におけるVc)の範囲にある時(同図(b))の、温度変化に対するV2,V3,V4の電圧変化を示している。なお、EDインバータ4の出力電圧V4は、図14に示すEDインバータ4が奇数段接続されている場合を示している。また、式(1)の関係を考慮して、ここでは簡単化のために、
Vb2=Vc2・・・(1a)
Vb1>Vc1・・・(1b)
と仮定している。
温度上昇と共にダイオード1の順方向電圧V2がVb2(=Vc2)から減少し、EDインバータ3のしきい値Vb1またはVc1と交差する温度Tb1,Tc1が各電源電圧値Vb,Vcにおける検知温度となる。電源電圧V1の低下によってEDインバータ3の増幅率が減少するために、温度変化に対する出力電圧V3の変化率が小さくなるが、EDインバータ4の効果により増幅率が上がり、出力電圧V4は検知温度付近で急峻に変化する。図19(a),(b)では、それぞれ電源電圧値V1がVb,Vcのとき、検知温度Tb1,Tc1が式(4)を満たす関係となることを示している。
これらの検知温度Tb1,Tc1は、温度検知回路が組み込まれている対象素子の熱的破壊を防ぐ目的である場合、温度検出対象である半導体素子が熱的破壊に至る温度以下になるよう設定する必要がある。
特開平06−242176号公報(段落番号〔0002〕)
ところが、従来の温度検知回路において、電源電圧V1が通常使用される飽和電源電圧Vbの範囲で検知温度が適切に設定されていたとしても、電源電圧V1が非飽和電源電圧Vcの範囲まで低下した場合には、式(4)の関係が成り立ち、検知温度が上昇して、対象素子の熱破壊に至る温度を超える恐れがある。こうした温度検知回路の特性は、半導体素子の保護という観点からすると問題であった。
また、電源電圧V1が飽和電源電圧Vbの範囲であっても、デプレッション形MOSトランジスタ2,6の飽和電流のばらつきや、エンハンスメント形MOSトランジスタ7のしきい値のばらつきによって、ダイオード1の順方向電圧やEDインバータ3のしきい値がばらつくために、温度検知回路に設定された検知温度に変移が生じるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、検知温度、電源電圧変動に対して検知温度の変動割合が調整可能な温度検知回路、およびそのような温度検知回路を備えたパワー半導体装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記問題を解決するために、温度検知対象が形成された半導体基板に少なくとも1個のダイオードが埋め込まれた温度検知回路が提供される。
この温度検知回路は、前記ダイオードに順方向電流を供給する定電流発生手段と、複数の選択可能なしきい値を有し、前記しきい値と前記ダイオードの順方向電圧が比較される第1の電圧比較手段と、前記第1の電圧比較手段のしきい値と異なる大きさのしきい値を有し、該しきい値もしくは該しきい値により生成される比較電圧と前記第1の電圧比較手段の出力電圧が比較される第2の電圧比較手段と、を備え、前記第1の電圧比較手段および前記第2の電圧比較手段のしきい値はエンハンスメント−デプレッション形インバータのしきい値であって、前記第1の電圧比較手段は、それぞれ前記ダイオードの順方向電圧が入力されるとともに、それぞれにしきい値の異なる複数のエンハンスメント−デプレッション形インバータと、該複数のエンハンスメント−デプレッション形インバータからいずれかを選択する第1の選択回路とから構成されていることを特徴とする。
また、本発明によれば、前記温度検知回路を備えたパワー半導体装置であって、前記温度検知回路が温度検知対象である半導体素子が形成された半導体基板と同一チップ上に一体に組み込まれていることを特徴とするパワー半導体装置が提供される。
本発明の温度検知回路では、検知温度、電源電圧変動に対して検知温度の変動割合を調整することにより、ダイオードの順方向電圧に基づいて温度を検知することができる。したがって、温度検知対象の加熱による熱破壊を確実に防止できる。
また、この発明によれば、電源電圧が通常使用範囲以下に低下したような場合でも、検知温度を熱的破壊温度まで上昇させることがない。したがって、この温度検知回路を半導体基板と同一チップ上に一体に組み込むことによって、たとえば自動車用のパワー半導体素子などに対する過熱保護機能を備えたパワー半導体装置が実現できる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る温度検知回路を示す回路図である。
複数ダイオードが直列接続されたダイオード1は、温度検知対象が形成された半導体基板に埋め込まれており、定電流発生手段であるデプレッション形MOSトランジスタ2から順方向電流が供給されている。第1の電圧比較手段は任意のn個のEDインバータ31〜3nから構成され、それぞれにダイオード1の順方向電圧が入力されている。これらのEDインバータ31〜3nは、いずれもマルチプレクサ等の選択回路30(第1の選択回路)と接続され、それぞれ互いに異なるn個のしきい値を持っている。また、検知温度の変動割合を調整することを目的とする第2の電圧比較手段は、マルチプレクサ等の選択回路40(第2の選択回路)と任意のm個のEDインバータ群41〜4mとから構成され、1個のEDインバータ群41は任意のp段のEDインバータ411〜41pによりなる。各EDインバータ群41〜4mでは、それぞれp個の同一のしきい値を持つEDインバータ411〜41p、…4m1〜4mpが、それぞれ一段目の出力を二段目の入力に供給するように接続され、以下p段目まで同様に接続されている。また、それぞれのインバータ群41〜4mを構成するEDインバータは、群毎に異なるしきい値に設定されたものである。
選択回路30,40では、それぞれn個、m個の出力信号Vx1〜Vxn、Vy1〜Vymが生成されている。選択回路30の出力信号Vx1〜Vxnは、それぞれスイッチ回路s11〜s1nを介してEDインバータ31〜3nに出力され、EDインバータ31〜3nのうちから適切なしきい値のものを選択することができる。また、出力信号Vy1〜Vymは、それぞれスイッチ回路群g1〜gmを介して各EDインバータ群41〜4mに出力され、各EDインバータ群41〜4mのうちから適切なしきい値のものを選択することができる。
これらの選択回路30,40から出力信号を受けたスイッチ回路s11〜s1n、スイッチ回路群g1〜gmでは、電源電圧V1に等しい信号(以下、Hレベル信号と記す。)が入力されている1個のEDインバータと1群のEDインバータ群だけを動作させ、グランド電位の信号(以下、Lレベル信号と記す。)が入力されているEDインバータ、EDインバータ群は動作させない。すなわち、選択回路30,40の出力信号を任意に変更することによって、動作するEDインバータ31〜3nまたはEDインバータ群41〜4mを任意に変更することができる。
なお、これらの選択回路30,40を用いたEDインバータ選択原理の詳細については後述する。
図1に示す温度検知回路で、たとえば出力信号Vx1,Vy1がHレベル信号である場合には、動作するEDインバータとしてはEDインバータ31とEDインバータ群41が選択され、図14の従来回路と同様の回路結線構成になる。このとき、図1の電源電圧V1、ダイオード1の順方向電圧V2、出力電圧V3、EDインバータ群41の出力電圧V4、EDインバータ31およびEDインバータ群41は、それぞれ図14のV1、V2、V3、V4およびEDインバータ3,4に対応している。また、この温度検知回路が従来回路(図14)と比較して異なるのは、従来回路ではEDインバータ3とEDインバータ4のしきい値、増幅率が等しい値に設定されているのに対して、この温度検知回路ではEDインバータ31とEDインバータ群41のしきい値、増幅率が互いに異ならせてある点である。
図2は、選択可能なEDインバータ回路の一例を示す回路図である。この図2により、EDインバータの選択原理について説明する。
電源電圧V1はデプレッション形MOSトランジスタ6のドレイン端子に供給され、ダイオード1の順方向電圧V2はトランジスタ71〜7nのゲート端子に入力されている。デプレッション形MOSトランジスタ6とトランジスタ71〜7nとの接続点から出力電圧V3が取り出され、後段のEDインバータ群41への入力となる。トランジスタ71〜7nとQ1〜Qnは、いずれもエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタであって、スイッチ回路s11〜s1nに相当するトランジスタQ1〜Qnのゲートには、それぞれ選択回路30から出力信号Vx1〜Vxnが供給されている。そこで、選択回路30の出力信号Vx1がHレベル信号として出力され、出力信号Vx2〜VxnがLレベル信号として出力される場合について、図2のEDインバータの動作を説明する。
選択回路30の出力信号Vx2〜Vxnにより、インバータ制御用のエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタQ2〜Qnは、各ゲートがグランド電位となり、それらのソース−ドレイン間がオープン状態になっている。したがって、そのドレインに接続されたエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ72〜7nは、EDインバータ回路の動作に関与しない。これに対して、インバータ制御用のエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタQ1だけは、そのゲート電圧が電源電圧となって、そのドレイン−ソース間がショート状態になっている。したがって、そのドレインに接続されたエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ71は、デプレッション形MOSトランジスタ6とEDインバータを構成する。
すなわち、電源電圧V1の値が飽和電源電圧範囲にあるようなときには、図2に示すEDインバータ回路のしきい値Vth1は、以下の式で表される。
Vth1=[(W/L)6/(W/L)71]1/2×|VTD|+VTE・・・(5)
なお、Vth1はEDインバータのしきい値、(W/L)6はデプレッション形MOSトランジスタ6のチャネル幅Wとチャネル長Lの比、(W/L)71はエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ71のチャネル幅Wとチャネル長Lの比、VTDはデプレッション形MOSトランジスタ6のしきい値、VTEはエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ71のしきい値を表す。
同様に、出力信号Vx2〜Vxnの内、任意の1個の出力信号がHレベル信号であって、それ以外の出力信号Vx1を含む出力信号がLレベル信号であれば、図2に示すEDインバータ回路のしきい値は、それぞれ以下の式(6)…(7)で表される。
Vth2=[(W/L)6/(W/L)72]1/2×|VTD|+VTE・・・(6)
・・・・
Vthn=[(W/L)6/(W/L)7n]1/2×|VTD|+VTE・・・(7)
Vth1〜Vthnは選択可能なEDインバータのしきい値、(W/L)72〜(W/L)7nはエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ72〜7nのチャネル幅Wとチャネル長Lの比を表す。ここで、インバータ制御用エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタQ1〜Qnの動作抵抗は十分に低く、各しきい値Vth1〜Vthnへの影響は与えないものとしている。
このように、図2に示すEDインバータ回路では、式(5)〜(7)に示すように、エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ71〜7nのチャネル幅とチャネル長の比(W/L)72〜(W/L)7nをそれぞれ異なるように作り込んでおけば、選択回路30からの出力信号Vx1〜Vxnによる制御によって、任意のしきい値を実現できることになる。
図3は、電源電圧変動に対するしきい値の変動量の違いを示す特性説明図である。この図3では、異なるしきい値を持つEDインバータについて、電源電圧変動に対するしきい値の変動量を示しており、曲線8,10,11は図16の曲線8,10,11に対応する。曲線12はエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ72〜7nのドレイン−ゲート接続の電圧電流特性のいずれかを示す。ここでは、曲線8で示される特性よりも動作抵抗が低い場合を表している。すなわち、曲線12のような特性を持つエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタでEDインバータが構成されていれば、飽和電源電圧Vb、および非飽和電源電圧Vcにおけるしきい値はそれぞれVb3,Vc3となり、図3より次式(8)が成り立つ。
(Vb1−Vc1)>(Vb3−Vc3)・・・(8)
すなわち、しきい値の低いEDインバータでは、しきい値の高いEDインバータよりも電源電圧変動に対するしきい値変動が少ない。
以上の特性をふまえ、EDインバータ群41のしきい値がEDインバータ31のしきい値よりも低い値に設定されている場合について、図4を用いて説明する。
図4は、電源電圧変動に対する検知温度の変動を示す図である。同図(a)には、図1に示す温度検知回路の電源電圧V1が飽和電源電圧範囲にあるとき(図3、図16、および図18に示す電源電圧V1が飽和電源電圧Vbの場合)、その温度変化に対するダイオード1の順方向電圧V2、EDインバータ31の出力電圧V3、EDインバータ群41の出力電圧V4の変化を示している。また、同図(b)には、温度検知回路の電源電圧V1が非飽和電源電圧範囲にあるとき(図3、図16、および図18に示す電源電圧V1が非飽和電源電圧Vcの場合)、その温度変化に対する各電圧V2,V3,V4の変化を示している。
ここで、EDインバータ群41のしきい値VdはEDインバータ31のしきい値Vb1よりも低く設定されているので、図3についての上述した説明から明らかなように、電源電圧V1の変動によるしきい値Vdの変動はEDインバータ31のしきい値Vb1の変動よりも少ない。そこで、以下の説明を簡単化するために、図4(a),(b)においてはVb3,Vc3をともにVdとしている。
図4(a)のように、電源電圧V1が飽和電源電圧範囲であれば、EDインバータ群41のしきい値VdはEDインバータ31のしきい値Vb1より低いため、EDインバータ31の出力電圧V3を受けてEDインバータ群41の出力電圧V4が反転する温度Tb2は、ダイオード1の順方向電圧V2がEDインバータ31のしきい値Vb1と交わる温度Tb1よりも低くなる。この温度Tb1は、図19(a)に示す検知温度Tb1に対応するものであり、従来回路(図14)の検知温度に等しい。
飽和電源電圧範囲においては、EDインバータ31の増幅率が高く、温度変化に対する出力電圧V3の変化が敏感なため、従来回路との検知温度の差(Tb1−Tb2)は小さい。そこで、
Tb1=Tb2・・・(9)
とみなすことができる。
つぎに、図4(b)のように電源電圧V1が非飽和電源電圧範囲では、EDインバータ群41の出力電圧V4が反転する温度Tc2は、図4(a)の場合と同様に、ダイオード1の順方向電圧V2がEDインバータ31のしきい値Vc1と交わる温度Tc1よりも低くなる。ところが、この場合は電源電圧V1の低下によりEDインバータ31の増幅率が低下しているため、温度変化に対する出力電圧V3の変化がなだらかとなって、従来回路との検知温度の差(Tc1−Tc2)は、式(9)に示す検知温度差(Tb1−Tb2=0)よりも大きくなる。
図1の温度検知回路での電源電圧変動に応じた検知温度の差については、電源電圧V1が非飽和電源電圧まで低下する場合には、図14に示す従来回路では正の変動量、すなわち
(Tc1−Tb1)>0・・・(10)
であるのに対し、図1の温度検知回路においては負の変動量、すなわち
(Tc2−Tb2)<0・・・(11)
となる。言い換えると、この温度検知回路では、飽和電源電圧範囲における検知温度は従来回路のものと同様にほとんど等しいが、非飽和電源電圧まで低下した時の検知温度の変動量だけが異なっている。そして、図4(a),(b)に示すように、しきい値Vdの設定値を変更することによって、EDインバータ31の出力電圧V3とEDインバータ群41のしきい値Vdとの交点温度Tc2を、非飽和電源電圧範囲だけで大きく変更することができる。これは、EDインバータ群41のしきい値Vdを調整すれば、飽和電源電圧範囲での検知温度Tb2をほとんど変えることなしに、電源電圧V1の変動に対する検知温度の変動量(Tc2−Tb2)だけを任意に調整することが可能であることを意味している。
以上に説明したように、第1の実施形態によれば、このような調整効果を利用することにより、選択回路30によりEDインバータ31〜3nのうちから適切なしきい値をもつものを選択することによって、飽和電源電圧範囲における検知温度Tb2を調整することができる。また、選択回路40によりEDインバータ群41〜4mから適切なしきい値となるEDインバータ群を選択することによって、電源電圧V1が非飽和電源電圧範囲まで低下したときの検知温度の変動量(Tc2−Tb2)を調整できる。したがって、第1の実施形態に係る温度検知回路においては、第1、第2の選択回路30,40からの出力信号を調整することにより、検知温度のばらつき補正や感度変更が可能となるから、素子特性がばらついても検知温度を正確に設定でき、また、電源電圧変動があっても検知温度の変動率を最小に抑えることができ、しかも検知温度の設定変更を確実に行えるとともに、電源電圧変動に対する検知温度の変動率の変更も容易である。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る温度検知回路を示す回路図である。
この温度検知回路が第1の実施形態に係る温度検知回路と異なる点は、第2の電圧比較手段であるEDインバータ群41〜4mの部分が、入出力結合電圧源となるEDインバータ51〜5mとコンパレータ5とによって構成されていることである。この場合、EDインバータ51〜5mはそれぞれ異なるしきい値をもち、選択回路50(第2の選択回路)によって複数の比較電圧のいずれかを選択することにより、入力電圧V3と比較電圧とを等しく設定し、かつ電源電圧V1が低下しても増幅率の高いEDインバータとみなすことができる。
この温度検知回路では、第1の実施形態において既に説明したものと同様の温度検知動作が可能であり、同様の温度調整効果をもつが、これらについての重複した説明は省略する。
図6は、図2のものとは異なるEDインバータ回路を示す回路図である。図2のEDインバータ回路と異なる点は、各エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ71〜7nに対応するデプレッション形MOSトランジスタ61〜6nが独立に作り込まれていて、それぞれの接続点から独立に出力電圧V31〜V3nが取り出せることである。動作原理については図2のものと同じであり、それらの説明は省略する。
図7は、加熱検知温度の電源電圧依存性を示す特性図である。この特性図では、横軸に電源電圧V1を、縦軸に検知温度Tをとり、飽和電源電圧Vbにおける第1の電圧比較手段(EDインバータ31〜3n)と第2の電圧比較手段(EDインバータ51〜5m)のしきい値の差ΔV=(Vb1−Vd)をパラメータとして、3本の特性曲線16〜18を示している。
図7において、特性曲線16〜18はそれぞれΔV=0V(従来回路)、ΔV=0.7V、ΔV=1.1Vに設定したときのものである。特性曲線17,18では、一方のしきい値Vb1を固定とし、他方のしきい値Vdを調整することにより、パラメータΔVを変更している。たとえば、EDインバータ51〜5mのしきい値を調整して、単調増加曲線となる特性曲線18に設定すれば、従来回路のように電源電圧が非飽和電源電圧範囲まで低下した場合に、検知温度が温度検知対象の熱的破壊温度を超えて上昇することはなく、素子保護の観点から、より安全な温度検知回路となる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係るパワー半導体装置を示す回路図である。
このパワー半導体装置は、パワー半導体素子である絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(IGBT)19に、エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ20、電源分離抵抗21とともに加熱検知回路22を同一チップ内に組み込んだものである。CはIGBT19のコレクタ端子、Gはゲート端子、Eはエミッタ端子であり、IGBT19にはゲート端子Gから電源分離抵抗21を介してゲート制御信号を供給している。ここでは、ゲート−エミッタ間に設けたプルダウン用のエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ20を加熱検知回路22により制御し、設定温度以上に加熱したときゲート制御信号を阻止することによって、IGBT19のコレクタ電流を停止するようにしている。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態に係るパワー半導体装置を示す回路図である。
このパワー半導体装置は、パワー半導体素子である絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(IGBT)19に、エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ20、電源分離抵抗21とともに加熱検知回路22を同一チップ内に組み込んだものである。CはIGBT19のコレクタ端子、Gはゲート端子、Eはエミッタ端子であり、加熱検知回路22は電源分離抵抗21を介してコレクタ端子Cと接続されている。また、IGBT19にはゲート端子Gからゲート制御信号を直接に供給している。ここでは、ゲート−エミッタ間に設けたプルダウン用のエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ20を加熱検知回路22により制御し、設定温度以上に加熱したときゲート制御信号を阻止することによって、IGBT19のコレクタ電流を停止するようにしている。
(第5の実施形態)
図10は、本発明の第5の実施形態に係るパワー半導体装置を示す回路図である。
このパワー半導体装置は、パワー半導体素子である絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(IGBT)19に、エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ20とともに加熱検知回路22を同一チップ内に組み込んだものである。CはIGBT19のコレクタ端子、Gはゲート端子、Eはエミッタ端子であり、加熱検知回路22には電源電圧Vccが供給され、IGBT19にはゲート端子Gからゲート制御信号が直接に供給されている。ここでは、ゲート−エミッタ間に設けたプルダウン用のエンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ20を加熱検知回路22により制御し、設定温度以上に加熱したときゲート制御信号を阻止することによって、IGBT19のコレクタ電流を停止するようにしている。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。たとえば、図11、図12、図13にはそれぞれパワー半導体装置の変形例を示している。ここでは、IGBT19に代えて、MOS電界効果型トランジスタ(MOSFET)23がパワー半導体素子とされている。D,Sはそれぞれトランジスタ23のドレイン端子、ソース端子である。
第1の実施形態に係る温度検知回路を示す回路図である。 選択可能なEDインバータ回路の一例を示す回路図である。 電源電圧変動に対するしきい値の変動量の違いを示す特性説明図である。 電源電圧変動に対する検知温度の変動を示す図である。 第2の実施形態に係る温度検知回路を示す回路図である。 図2のものとは異なるEDインバータ回路を示す回路図である。 検知温度の電源電圧依存性を示す特性図である。 本発明の第3の実施形態に係るパワー半導体装置を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態に係るパワー半導体装置を示す回路図である。 本発明の第5の実施形態に係るパワー半導体装置を示す回路図である。 本発明の変形例に係るパワー半導体装置を示す回路図である。 本発明の変形例に係るパワー半導体装置を示す回路図である。 本発明の変形例に係るパワー半導体装置を示す回路図である。 従来の温度検知回路を示す回路図である。 EDインバータの具体的な構成を示す回路図である。 25℃におけるダイオード順方向電圧、およびEDインバータのしきい値を求めるための図である。 デプレッション形MOSトランジスタの電圧電流特性を示す図である。 EDインバータの入出力特性を示す図である。 従来の温度検知回路における温度変化に対する電圧変化を示す特性図である。
符号の説明
1 ダイオード
2 デプレッション形MOSトランジスタ
3,31〜3n,4,41〜4m エンハンスメント−デプレッション形インバータ(EDインバータ)
30,40,50 選択回路
5 コンパレータ
6,61〜6n デプレッション形MOSトランジスタ
7,71〜7n エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ
19 絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(IGBT)
22 温度検知回路
23 MOS電界効果型トランジスタ(MOSFET)
s11〜s1n n個のスイッチ回路
g1〜gm m個のスイッチ回路群
Q1〜Qn インバータ制御用エンハンスメント形nチャネルMOSトランジスタ

Claims (7)

  1. 温度検知対象が形成された半導体基板に少なくとも1個のダイオードが埋め込まれた温度検知回路において、
    前記ダイオードに順方向電流を供給する定電流発生手段と、
    複数の選択可能なしきい値を有し、前記しきい値と前記ダイオードの順方向電圧が比較される第1の電圧比較手段と、
    前記第1の電圧比較手段のしきい値と異なる大きさのしきい値を有し、該しきい値もしくは該しきい値により生成される比較電圧と前記第1の電圧比較手段の出力電圧が比較される第2の電圧比較手段と、
    を備え
    前記第1の電圧比較手段および前記第2の電圧比較手段のしきい値はエンハンスメント−デプレッション形インバータのしきい値であって、
    前記第1の電圧比較手段は、それぞれ前記ダイオードの順方向電圧が入力されるとともに、それぞれにしきい値の異なる複数のエンハンスメント−デプレッション形インバータと、該複数のエンハンスメント−デプレッション形インバータからいずれかを選択する第1の選択回路とから構成されていることを特徴とする温度検知回路。
  2. 前記定電流発生手段は、デプレッション形MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の温度検知回路。
  3. 前記第2の電圧比較手段は、それぞれ同一のしきい値を持つ複数段のエンハンスメント−デプレッション形インバータ群からなり、それぞれ前記第1の電圧比較手段の出力電圧が入力されるとともに、群毎に異なるしきい値に設定された複数のインバータ群と、該インバータ群からいずれかを選択する第2の選択回路とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の温度検知回路。
  4. 前記第2の電圧比較手段は、エンハンスメント−デプレッション形インバータの入出力を結合することによりそれぞれ異なる較電圧を生成する複数の電圧発生手段と、前記電圧発生手段のいずれかを選択する第2の選択回路と、該第2の選択回路で選択された前記比較電圧と前記第1の電圧比較手段の出力電圧とを比較するコンパレータとから構成されていることを特徴とする請求項1記載の温度検知回路。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の温度検知回路を備えたパワー半導体装置であって、前記温度検知回路が温度検知対象である半導体素子が形成された半導体基板と同一チップ上に一体に組み込まれていることを特徴とするパワー半導体装置。
  6. 前記半導体素子は、絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(IGBT)であることを特徴とする請求項5記載のパワー半導体装置。
  7. 前記半導体素子は、MOS電界効果型トランジスタ(MOSFET)であることを特徴とする請求項5記載のパワー半導体装置。
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