JP4664031B2 - 光パターン形成方法および装置、ならびに光ピンセット装置 - Google Patents

光パターン形成方法および装置、ならびに光ピンセット装置 Download PDF

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Description

この発明は、空間光変調器を用いた光パターンの形成に関する。
位相変調型の空間光変調器であるPAL−SLM(Parallel-Aligned Liquid crystal Spatial Light Modulator:平行配向型ネマチック液晶空間光変調器)の応用技術として、二次元の光パターンを高い光利用効率(理論的には、ほぼ100%)で作成する光パターン形成(波面整形)技術がある。現在、光パターン形成技術は、レーザ加工や光ピンセットの分野で注目されている。レーザ加工の分野では任意のパターンを刻印するレーザマーキング・レーザ加工に、また、光ピンセットなどの粒子捕捉の分野では多点制御に、光パターン形成技術を応用することができる。
読出し光をPAL−SLMによって位相変調し、その変調光をフーリエ変換して光パターンを形成すると、その光パターンには、位相変調に応じた所望のパターンの他に、位相変調の影響を受けない0次光も現れる。0次光が出現する原因は、PAL−SLMのMTF(変調伝達関数)や面精度の影響に起因して理想の位相変調とのずれが生じるためである。0次光はノイズであるため、光パターン形成の応用分野では問題となることも考えられる。例えば、レーザ加工応用では0次光の部分が強く加工されてしまうことになり、光ピンセット応用では0次光の部分に試料をトラップしてしまうことになる。そこで、0次光を遮断するために、0次光用の遮蔽板を光路上に配置する手法(特許文献1を参照)や、PAL−SLMの光アドレス部において0次光が入射する位置に不感応部分を設ける手法(特許文献2を参照)が提案されている。
特開2001−272636号公報 特開平7−28085号公報
しかし、上記の手法によって形成できる光パターンの形状は、0次光から十分に分離されたものに制限される。目的の光パターンが0次光に近かったり0次光と重なっていたりすると、0次光と一緒に光パターンまで遮断されてしまい、光パターンの形状を損ねてしまうためである。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、光パターンの形状を制限することなく0次光を低減することの可能な光パターン形成方法および装置、ならびに光ピンセット装置を提供することを課題とする。
本発明の一つの側面は、位相変調型の空間光変調器を用いて読出し光を位相変調し、その位相変調された読出し光をフーリエ変換して出力面上に結像させ、光パターンを形成する方法に関する。この方法は、空間光変調器に位相パターンを入力し、読出し光を空間光変調器に照射して、読出し光を位相パターンに応じて位相変調するステップと、その位相変調された読出し光を、レンズを用いてフーリエ変換し、出力面上に結像させるステップとを備え、読出し光を位相変調する前に、光パターンに対応する主位相パターンと、レンズ効果を有する副位相パターンとを足し合わせて位相パターンを作成するステップを更に備え、レンズの光軸方向に沿って出力面をレンズの焦平面からずらすことにより、位相変調された読出し光に含まれる0次光を出力面上でぼかすことを特徴とする。0次光をぼかすことによって、出力面上における0次光の輝度が低減される。0次光を遮断しないので、光パターンの形状は制限されない。
この方法は、読出し光を位相変調する前に、光パターンに対応する主位相パターンと、レンズ効果を有する副位相パターンとを足し合わせて位相パターンを作成するステップを更に備えている。副位相パターンは、フレネルゾーンパターンであってもよい。副位相パターンのレンズ効果のため、位相変調された読出し光が結像する出力面は、レンズの焦平面からずれる。一方、0次光は、空間光変調器による変調を受けないので、レンズの焦平面上に結像する。この結果、0次光が出力面上でぼけることになる。
読出し光を位相変調するステップは、平面波に所定の波面歪みを与えて読出し光を生成してもよい。位相パターンを作成するステップは、その波面歪みを補正する位相パターンを主および副位相パターンに足し合わせて位相パターンを作成してもよい。読出し光に与えられる波面歪みによって0次光の結像度が低下するので、0次光の輝度が出力面上でいっそう低減される。読出し光の0次光以外の成分に与えられた波面歪みは、主および副位相パターンに足し合わされた補正用の位相パターンによって補正される。これにより、出力面上における光パターンのぼけが防止される。
別の側面において、本発明は光パターン形成装置に関する。この光パターン形成装置は、読出し光を位相変調する位相変調型の空間光変調器と、読出し光を空間光変調器に照射する発光装置と、空間光変調器によって位相変調された読出し光をフーリエ変換して出力面上に結像させるレンズと、空間光変調器の位相変調を制御する位相パターンを作成し、その位相パターンを空間光変調器に入力する制御装置を備えており、位相パターンは、レンズの光軸方向に沿って出力面をレンズの焦平面からずらすように位相変調を制御することにより、位相変調された読出し光に含まれる0次光を出力面上でぼかすことを特徴としている。0次光をぼかすことによって、出力面上における0次光の輝度が低減される。0次光を遮断しないので、光パターンの形状は制限されない
制御装置は、光パターンに対応する主位相パターンと、レンズ効果を有する副位相パターンとを足し合わせて位相パターンを作成してもよい。副位相パターンは、フレネルゾーンパターンであってもよい。副位相パターンのレンズ効果のため、位相変調された読出し光が結像する出力面は、レンズの焦平面からずれる。一方、0次光は、空間光変調器による変調を受けないので、レンズの焦平面上に結像する。この結果、0次光が出力面上でぼけることになる。
発光装置は、平面波に所定の波面歪みを与えて読出し光を生成してもよい。制御装置は、その波面歪みを補正する位相パターンを主および副位相パターンに足し合わせて位相パターンを作成してもよい。読出し光に与えられる波面歪みによって0次光の結像度が低下するので、0次光の輝度が出力面上でいっそう低減される。読出し光の0次光以外の成分に与えられる波面歪みは、主および副位相パターンに足し合わされた補正用の位相パターンによって補正される。これにより、出力面上における光パターンのぼけが防止される。
制御装置は、位相パターンを電気的な画像信号として空間光変調器に入力してもよい。空間光変調器は、その画像信号に応じた光学像を表示する液晶表示装置と、液晶表示装置に照明光を照射してその光学像を投影する照明装置と、読出し光および投影された光学像を受光し、その光学像の強度分布に応じて読出し光を位相変調する変調素子を有していてもよい。
更に別の側面において、本発明は、上記の光パターン形成装置を備える光ピンセット装置に関する。この光ピンセット装置は、その光パターン形成装置によって形成された光パターンを試料に照射して試料を捕捉する。
本発明は、0次光を遮断するのではなく0次光を出力面上でぼかすので、光パターンの形状を制限することなく0次光を低減することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第1実施形態
図1は、本実施形態の光パターン形成装置10の構成を示す概略図である。光パターン形成装置10は、空間光変調器12、制御装置14、読出し光源16、ビームエキスパンダ18、コリメータレンズ20、およびフーリエ変換レンズ22を有しており、所望の二次元的な光パターンを出力面24上に形成することができる。
空間光変調器12は、電気アドレス型の位相変調型空間光変調器の一例であり、PPM(Programmable Phase Modulator:プログラマブル位相変調器)と呼ばれる。空間光変調器12は、書込み光源30、透過型のLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)32、結像レンズ34、およびPAL−SLM(Parallel-Aligned Liquid crystal Spatial Light Modulator:平行配向型ネマチック液晶空間光変調器)36を有している。
書込み光源30は、一様な二次元強度分布を有する平面波の書込み光38をLCD32に照射する。書込み光源30は、例えば、レーザ素子と、そのレーザ素子から発するコヒーレントなレーザ光をコリメートするコリメータレンズから構成される。ただし、書込み光源30がレーザ光源に限られるわけではない。
LCD32は、制御装置14から入力される電気的な画像信号に応じた画像を表示する。LCD32は、書込み光38を透過させ、書込み光38の強度分布を表示画像の輝度分布に応じて変調する。つまり、LCD32は、書込み光38を表示画像のパターンに応じて強度変調する電気アドレス型の強度変調型空間光変調器である。
結像レンズ34は、強度変調された書込み光38をPAL−SLM36上に結像させる。つまり、書込み光源30および結像レンズ34は、LCD32上に表示された画像をPAL−SLM36上に投影する。
PAL−SLM36は、光アドレス型の位相変調型空間光変調器である。PAL−SLM36の構造および動作は公知なので、ここでは簡単に説明するにとどめる。なお、PAL−SLM36の詳細な説明は、例えば国際公開第03/036368号パンフレットに開示されている。
PAL−SLM36は、その後部に照射された書込み光38によって光アドレスされ、前部に照射された読出し光26を位相変調して、書込み光38の強度分布に応じた二次元位相分布を読出し光26に与える。PAL−SLM36の後部には光導電層が設けられ、前部には液晶層が設けられている。液晶層および光導電層は一対の透明電極によって挟まれており、これらの透明電極を介して液晶層に電圧が印加される。強度変調された書込み光38が光導電層に照射されると、液晶層には書込み光の強度分布に応じた屈折率分布が形成される。この液晶層に読出し光26が照射されると、その屈折率分布に応じて読出し光26が位相変調される。こうして、書込み光38の強度分布に応じた位相分布が読出し光26に与えられる。PAL−SLM36は、反射型の位相変調器であり、液晶層と光導電層の間にはミラー層が設けられている。位相変調された読出し光26は、ミラー層によって反射され、PAL−SLM36から出射する。
制御装置14は、所望の光パターンに応じたCGH(Computer Generated Hologram:コンピュータ合成ホログラム)を作成し、そのCGHに対応する画像信号をLCD32に供給して、CGHの画像をLCD32上に表示させる。CGHは、PAL−SLM36による位相変調を制御するデータであり、読出し光26に与える位相の二次元分布、すなわち位相パターンを示している。CGH画像において各画素の輝度は位相値を示している。空間光変調器12は、CGH画像の輝度分布に応じて読出し光26を位相変調する。制御装置14の一例は、CGH作成ソフトウェアがインストールされたコンピュータシステムである。CGHは、シミユレーティッドアニーリング手法やキノホーム手法など、任意の手法により作成することができる。
読出し光源16、ビームエキスパンダ18およびコリメータレンズ20は、空間光変調器12に読出し光26を照射する発光装置28を構成している。読出し光26は、読出し光源16から出射し、ビームエキスパンダ18およびコリメータレンズ20を介してPAL−SLM36に照射される。
本実施形態では、読出し光源16はレーザ素子であり、コヒーレントで直線偏光のレーザ光を生成する。ただし、読出し光源16がレーザ光源に限られるわけではない。ビームエキスパンダ18は、このレーザ光の径を拡大し、コリメータレンズ20は、このレーザ光をコリメートする。このように、読出し光源16、ビームエキスパンダ18およびコリメータレンズ20は、平面波を生成する光学系を構成する。生成された平面波の読出し光26は、PAL−SLM36に照射される。本実施形態では、読出し光源16は、読出し光26がPAL−SLM36内の液晶層にp偏光として入射するように配置されている。ただし、読出し光26の入射角度が小さい場合には、読出し光26が液晶層にs偏光として入射するように読出し光源16を配置してもよい。
PAL−SLM36内の光導電層には、結像レンズ34によってLCD32上のCGH画像が投影される。この投影像の二次元強度分布に応じて光導電層のインピーダンスが変化するので、液晶層に印加される電圧は、CGH画像の強度分布に応じた分布を有することになる。液晶分子の傾斜角度は印加電圧に依存するので、結果として、CGH画像の強度分布に応じた屈折率分布が液晶層に形成される。液晶層を透過する読出し光26の波面には、この屈折率分布に応じた二次元位相分布が与えられる。こうして位相変調された読出し光26は、液晶層と光導電層の間に配置されたミラー層によって反射され、PAL−SLM36からフーリエ変換レンズ22に向かって出射する。
フーリエ変換レンズ22は、位相変調された読出し光26を受光してフーリエ変換し、出力面24上に光学像を結ばせる。ここで、出力面24はフーリエ変換面である。この光学像は、読出し光26の位相分布に応じた強度分布を有する。こうして、光パターンが出力面24上に形成される。読出し光26が十分なパワーを有していれば、光パターン形成装置10をレーザ加工装置として利用し、出力面24上に配置された物体の表面を所望のパターンに加工することが可能になる。
一般に、位相変調型空間光変調器によって変調された光をフーリエ変換する際には、0次光が発生する。0次光は、読出し光に与えられる位相分布とは無関係に現れるノイズである。本実施形態では、0次光を出力面24上でぼかすことにより光パターン周辺における0次光の輝度を低減する。以下では、この点について詳細に説明する。
まず、本実施形態との比較のため、0次光をぼかさない例を説明する。図2(a)は、この比較例においてLCD32に入力されるCGHを示す写真であり、図2(b)は、このCGHを用いて出力面24上に形成される光パターンを示す写真である。以下では、形成しようとする光パターンを「ターゲットパターン」と呼ぶことにする。
図2(a)のCGHは、図2(b)に示されるような星型のターゲットパターンに対応する位相パターンである。このCGHは、ターゲットパターン内の光量分布を均一にするように計算されている。しかし、図2(b)に示されるように、実際に形成された星型パターンの中心には、0次光が高い輝度の輝点として現れる。
出力面24上での0次光の輝度を低減するため、本実施形態では、ターゲットパターンに対応する位相パターンに、レンズ効果を持つ位相パターンを足し合わせて生成したCGHを使用する。後述するように、CGHにレンズ効果を与えることによって、出力面24を0次光の結像位置からずらし、出力面24上で0次光をぼかすことができる。
図3(a)および(b)は、レンズ効果を持つ位相パターンの例を示す。これらの位相パターンは、フレネルゾーンパターンと呼ばれ、同心円状に交互に配置された明暗の輪帯から構成される。星型の光パターンを形成する場合、制御装置14は、図2(a)に示される位相パターンに図3(a)または(b)の位相パターンを足し合わせてCGHを作成し、そのCGHを表す画像信号をLCD32に供給する。図4(a)は、図2(a)の位相パターンに図3(a)のフレネルゾーンパターンを足し合わせたCGHを示す写真である。このCGHは、シミュレーティッドアニーリング手法によって作成されたものである。上述のように、位相パターンの各画素の輝度は位相値を表すから、二つの位相パターンの足し合わせは、対応する画素同士の位相値の足し合わせを意味する。LCD32への入力が0から255までの輝度値を有する256階調の画像信号である場合、制御装置14は、位相パターンの足し合わせによって画素の輝度値が255を越えたら、足し合わせ後の数値から255を引いた数値をその画素の輝度値にするという演算を行って画像信号を生成する。
一般に、平面波がレンズに入射すると、平面波はレンズの焦点距離で収束し、像を結ぶ。しかし、レンズ効果を有する位相パターンによって平面波を空間的に位相変調してからレンズに入射させると、その平面波はレンズの焦点距離からレンズの光軸方向に沿ってずれた位置に収束する。これは、レンズ効果を有する位相パターンが、平面波の波面を球面に変換する作用を有するからである。したがって、レンズ効果を有する位相パターンを足し合わせたCGHを用いて位相変調を行うと、出力面24の位置が、レンズ効果を有する位相パターンの足し合わせがないときの位置から変化することになる。
図5は、フレネルゾーンパターンに応じた出力面24の位置を示す概略図である。この図において破線は、フレネルゾーンパターンの足し合わせがないときの読出し光26を示している。この場合、出力面24は、フーリエ変換レンズ22の焦点距離に位置する。つまり、出力面24はフーリエ変換レンズ22の像側焦平面に等しい。この焦平面上でターゲットパターンおよび0次光の双方が結像する。これに対し、図3(a)のフレネルゾーンパターンをターゲットパターン用の位相パターンに足し合わせた場合には、出力面24は、フーリエ変換レンズ22の光軸に沿ってフーリエ変換レンズ22の像側焦点25よりもフーリエ変換レンズ22の遠くにシフトする。この出力面を図5では参照番号24aで示す。図3(b)は、図3(a)のパターンの白黒を反転させたフレネルゾーンパターンであるが、このフレネルゾーンパターンをターゲットパターン用のCGHに足し合わせた場合には、出力面24は、フーリエ変換レンズ22の光軸に沿って像側焦点25よりもフーリエ変換レンズ22の近くにシフトする。この出力面を図5では参照番号24bで示す。出力面24の移動距離は、フレネルゾーンパターンの形状に依存する。
このように、本実施形態では、レンズ効果を有する位相パターンのために、フーリエ変換レンズ22の像側焦平面からずれた出力面24上にターゲットパターンが形成される。しかし、0次光は空間光変調器12による位相変調を受けないので、レンズ効果を有する位相パターンに影響されることなく、フーリエ変換レンズ22の像側焦平面上に像を結ぶ。そのため、像側焦平面からずれた出力面24では、0次光が結像せずにぼけることになる。
図4(b)は、フレネルゾーンパターンを足し合わせた図4(a)のCGHを用いて出力面24上に形成される光パターンを示している。フレネルゾーンパターンを足し合わせずに形成した図2(b)の光パターンと比較すると明らかなように、出力面24上で0次光の輝度が低下し、目立たなくなっている。
このように、光パターンが形成される出力面24をフーリエ変換レンズ22の焦平面からずらすことにより、出力面24上で0次光をぼかし、その輝度を低減することができる。しかも、0次光を遮断しないため、光パターンの形状を損ねることもない。したがって、光パターンの形状が制限されない。
第2実施形態
以下では、本発明の第2の実施形態を説明する。図6は、本実施形態の光パターン形成装置の構成を示す概略図である。この光パターン形成装置40は、第1実施形態と同様の光パターン形成装置10aを用いて光パターンを形成し、その光パターンを顕微鏡50内の観察面に結像させる。
光パターン形成装置10a内には、読出し光26を反射するミラー41〜43が配置されている。光パターン形成装置10aによって形成された光パターンの像は、リレーレンズ44および45によって顕微鏡50内に転送される。この光パターンは、顕微鏡50内のリレーレンズ51、ミラー52および対物レンズ53によって試料台54の底面に照射される。試料台54には光パターンを透過させるための窓(図示せず)が設けられており、光パターンは、この窓を通過して試料台54の上面、すなわち観察面で結像する。焦点合わせのために、対物レンズ53と試料台54との距離は調整可能になっている。
試料台54の上面には、図示しないプレパラートを介して試料60が載せられる。試料60には、試料台54の上方に配置された落射照明装置56から白色照明光58が照射される。この照明によって形成された試料60の光学像は、対物レンズ53、ミラー52およびリレーレンズ51によって顕微鏡50の外部に伝送される。リレーレンズ44および45の間には、ビームスプリッタ46が配置されている。試料60の光学像は、リレーレンズ45、ビームスプリッタ46およびリレーレンズ47によってCCDカメラ48まで伝送され、CCDカメラ48によって撮像される。観察者は、CCDカメラ48の出力画像を見ることで試料60を観察することができる。
一つ以上の点像を含む光パターンを顕微鏡50の観察面上に結像させれば、試料60中の粒子を光の圧力によって各点像の位置に捕捉することが可能である。空間光変調器12に入力するCGHを制御して点像の位置を徐々に変化させれば、それに伴って捕捉された粒子を移動させることもできる。このように、光パターン形成装置40は光ピンセット装置として機能する。以下では、複数の点像を有する光パターン、すなわち多点像パターンを使用するものとする。
図7(a)は、多点像パターン用の位相パターンのみからなるCGHを空間光変調器12に入力したときのCCDカメラ48の出力画像を示す写真である。このCGHは、キノホーム手法で作成されたものである。図7(a)に示されるように、レンズ効果を持つ位相パターンの足し合わせを行わないと、多点像パターン中に0次光(図7(a)の中央の白い輝点)が高い輝度で現れてしまう。多点像パターン中に0次光が存在する場合、0次光の位置でも粒子が捕捉される。しかし、意図しない位置で粒子が捕捉されるのは好ましくない。
図7(b)は、多点像パターン用の位相パターンに図3(a)のフレネルゾーンパターンを足し合わせたCGHを空間光変調器12に入力したときのCCDカメラ48の出力画像を示す写真である。このCGHもキノホーム手法で作成されたものである。フレネルゾーンパターンのレンズ効果によって、多点像パターンが形成される面は0次光の結像位置からずれることになる。したがって、多点像パターンが顕微鏡50の観察面に結像するように対物レンズ53と試料台54との距離を調整すれば、図7(b)のように多点像パターン中において0次光のみがぼけ、その輝度が低減される。これにより、所望の位置でのみ粒子を捕捉することが可能となる。しかも、0次光を遮断しないため、点像の位置が制限されることもない。
第3実施形態
以下では、本発明の第3の実施形態を説明する。図8は、本実施形態の光パターン形成装置の構成を示す概略図である。この光パターン形成装置70は、第1実施形態の光パターン形成装置10においてコリメータレンズ20およびPAL−SLM36間の光路上に位相板21を追加した構成を有している。したがって、本実施形態では、読出し光源16、ビームエキスパンダ18およびコリメータレンズ20に加えて位相板21が発光装置28を構成する。
位相板21は、透過型の位相変調型空間光変調器である。位相板21は、位相板21を透過する平面波の波面に不均一な位相分布を与えて、波面を歪ませる。この波面歪みは固定されており、位相板21を取り替えない限り、変化しない。位相板21は、例えば、平面波の波面に不規則な位相分布を与えるランダム位相板であってもよい。
こうして、波面の歪んだ読出し光26がPAL−SLM36に照射される。読出し光26の波面歪みは、出力面24上での結像度を低下させる。光パターン形成装置10において空間光変調器12を動作させずミラーの役割をさせた場合、出力面24上における読出し光26の像は、位相板21がない場合に比べてぼけることになる。
本実施形態では、この波面歪みを利用して、0次光についてのみ結像度を低下させ、出力面24上における0次光の輝度をさらに低減する。位相板21による波面歪みが出力面24上の光パターンに与える影響を除去するため、制御装置14は、ターゲットパターン用の位相パターンに、その波面歪みを補正する位相パターンを足し合わせてCGHを作成する。
図9は、この波面歪み補正パターンの一例を示す写真である。この波面歪み補正パターンは、位相板21が読出し光26に与える波面歪みと相殺する位相変調を読出し光26に与える。波面歪みの位相分布は、位相板21を透過した平面波の波面を波面センサで計測することにより測定できる。波面歪みの位相分布が特定されれば、その波面歪みを補正する位相パターンを計算することができる。例えば、波面歪みの位相分布の符号を反転することにより波面歪み補正パターンを作成してもよい。
星型の光パターンを形成する場合、制御装置14は、図4(a)に示される位相パターンに図9の波面歪み補正パターンを足し合わせてCGHを作成し、そのCGHを表す画像信号をLCD32に供給する。波面歪み補正パターンの足し合わせにより、PAL−SLM36での位相変調は、位相板21による波面歪みを打ち消すことになる。この結果、出力面24にはターゲットパターンがぼけることなく形成される。PAL−SLM36での位相変調の際、読出し光26から0次光が生じるが、この0次光はPAL−SLM36による位相変調を受けないので、0次光には波面歪みが残る。この波面歪みのために、出力面24上での0次光の結像度がさらに低下し、その輝度がいっそう低減される。
このように、レンズ効果を持つ位相パターンによる出力面24のシフトと位相板21による波面歪みの効果とが相まって、出力面24上での0次光の輝度を大きく低減することができる。読出し光26の0次光以外の成分に与えられた波面歪みは補正用の位相パターンによって補正されるので、出力面24上における光パターンのぼけを防止することができる。この光パターン形成装置70は、第2実施形態のように光ピンセット装置に応用することも可能である。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
例えば、レンズ効果を持つ位相パターンとして、フレネルゾーンパターンの代わりに、他の任意の位相パターンを使用することができる。空間光変調器12の代わりに、他の任意の電気アドレス型の位相変調型空間光変調器を使用することができる。例えば、透過型または反射型の位相変調型LCDや、ディフォーマブルミラーなどを採用することができる。LCD32の代わりに、他の任意の電気アドレス型の強度変調型空間光変調器を使用することができる。これは透過型でも反射型でもよい。PAL−SLM36の代わりに、他の任意の光アドレス型の位相変調型空間光変調器を使用することができる。これは透過型でも反射型でもよい。読出し光の波面に波面歪みを与える位相変調器として、第3実施形態における位相板21の代わりに、他の任意の位相変調型空間光変調器を使用することができる。これは透過型でも反射型でもよい。
第1実施形態の構成を示す概略図である。 比較例のCGHおよび光パターンを示す写真である。 レンズ効果を持つ位相パターンを示す写真である。 第1実施形態のCGHおよび光パターンを示す写真である。 位相パターンに応じた出力面の位置を示す概略図である。 第2実施形態の構成を示す概略図である。 比較例および第2実施形態で形成される光パターンを示す写真である。 第3実施形態の構成を示す概略図である。 波面歪み補正パターンを示す写真である。
符号の説明
10…光パターン形成装置、12…空間光変調器、14…制御装置、16…読出し光源源、18…ビームエキスパンダ、20…コリメータレンズ、21…位相板、22…フーリエ変換レンズ、24…出力面、26…読出し光、28…発光装置、30…書込み光源、32…LCD、34…結像レンズ、36…PAL−SLM、38…書込み光、40…光ピンセット装置、50…顕微鏡

Claims (9)

  1. 位相変調型の空間光変調器を用いて読出し光を位相変調し、その位相変調された読出し光をフーリエ変換して出力面上に結像させ、光パターンを形成する方法において、
    前記空間光変調器に位相パターンを入力し、前記読出し光を前記空間光変調器に照射して、前記読出し光を前記位相パターンに応じて位相変調するステップと、
    その位相変調された読出し光を、レンズを用いてフーリエ変換し、前記出力面上に結像させるステップと
    を備え、
    前記読出し光を位相変調する前に、前記光パターンに対応する主位相パターンと、レンズ効果を有する副位相パターンとを足し合わせて前記位相パターンを作成するステップを更に備え
    前記レンズの光軸方向に沿って前記出力面を前記レンズの焦平面からずらすことにより、前記位相変調された読出し光に含まれる0次光を前記出力面上でぼかすことを特徴とする光パターン形成方法。
  2. 前記副位相パターンがフレネルゾーンパターンである、請求項に記載の光パターン形成方法。
  3. 前記読出し光を位相変調するステップは、平面波に所定の波面歪みを与えて前記読出し光を生成し、
    前記位相パターンを作成するステップは、前記波面歪みを補正する位相パターンを前記主および副位相パターンに足し合わせて前記位相パターンを作成する、請求項またはに記載の光パターン形成方法。
  4. 読出し光を位相変調する位相変調型の空間光変調器と、
    前記読出し光を前記空間光変調器に照射する発光装置と、
    前記空間光変調器によって位相変調された前記読出し光をフーリエ変換して出力面上に結像させるレンズと、を備える光パターン形成装置において、
    前記空間光変調器の位相変調を制御する位相パターンを作成し、その位相パターンを前記空間光変調器に入力する制御装置を更に備え、
    前記位相パターンは、前記レンズの光軸方向に沿って前記出力面を前記レンズの焦平面からずらすように位相変調を制御することにより、前記位相変調された読出し光に含まれる0次光を前記出力面上でぼかすことを特徴とする光パターン形成装置。
  5. 前記制御装置は、前記光パターンに対応する主位相パターンと、レンズ効果を有する副位相パターンとを足し合わせて前記位相パターンを作成する、請求項に記載の光パターン形成装置。
  6. 前記副位相パターンがフレネルゾーンパターンである、請求項に記載の光パターン形成装置。
  7. 前記発光装置は、平面波に所定の波面歪みを与えて前記読出し光を生成し、
    前記制御装置は、前記波面歪みを補正する位相パターンを前記主および副位相パターンに足し合わせて前記位相パターンを作成する、請求項またはに記載の光パターン形成装置。
  8. 前記制御装置は、前記位相パターンを電気的な画像信号として前記空間光変調器に入力し、
    前記空間光変調器は、前記画像信号に応じた光学像を表示する液晶表示装置と、前記液晶表示装置に照明光を照射して前記光学像を投影する照明装置と、前記読出し光および投影された前記光学像を受光し、その光学像の強度分布に応じて前記読出し光を位相変調する変調素子を有している、請求項のいずれかに記載の光パターン形成装置。
  9. 請求項のいずれかに記載の光パターン形成装置を備え、その光パターン形成装置によって形成された光パターンを試料に照射して前記試料を捕捉する光ピンセット装置。
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