JP4661479B2 - 光走査装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置、及び画像形成装置に関する。
電子写真方式によるフルカラー画像形成装置では、複数色のトナー像を重ね合わせてフルカラー画像としている。よって、各色のトナー像を精度良く位置決めがなされないと、所謂、色ズレとなる。
この色ズレの原因の一つに、図15(A)に示すように、感光体上を走査する光ビームの走査線(BOW(Y)〜BOW(M))がそれぞれ異なった曲率で弓なりに湾曲(BOW)することによるものがある。このため、図15(B)に示すように、走査線(BOW(Y)〜BOW(M))の副走査方向の湾曲を補正して揃える、所謂、BOW補正を行い、色ズレを補正している。
BOW補正の従来技術として、以下のような方法が提案されている。
(1)長尺シリンダレンズを調整ビスで押すことで副走査方向に湾曲させて補正する方法。(例えば、特許文献1参照)。
(2)プラスチックレンズに湾曲補正手段を一体に設け、支持板に螺合された調整ビスで中央部を押すことでレンズを湾曲させて補正する方法。(例えば、特許文献2参照)。
(3)ミラー両端に押圧力をかけた状態で中央部を押すことでミラーを湾曲させて補正する方法(例えば、特許文献3参照)。
特開平05−34612号公報 特開平10−268217号公報 特開平08−146325号公報
しかしながら、上記(1)から(3)のいずれの方法も、図5に示すように、レンズやミラーの両端を支持し、中央部を押圧して湾曲させている。このようにして湾曲させると、図8に示すように、押圧部分872に応力が集中し、押圧部分872を中心に局部的に湾曲がきつくなり、単一の曲率中心を有する円弧形状に湾曲しない。
したがって、図9に示すように、湾曲して補正した感光体上の走査線を示す点線Bと所望する走査線(補正によって得たい走査線、図15(B))を示す実線Kとで差が生じる。このためカラーレジを正確に一致させること(色ズレ補正)が困難となる。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、被走査体上の光ビームの走査線の湾曲を適正に補正することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の光走査装置は、光源から射出されたレーザービームを偏向走査する偏向器と、偏向されたレーザビームを結像するとともに略等速で被走査体上を走査させる走査光学系と、該走査光学系の一部をなし、副走査方向にパワーを有する補正光学素子と、前記補正光学素子を副走査方向に湾曲させる湾曲調整手段と、を有し、該湾曲調整手段は外力によって弾性変形すると共に、この外力を前記主走査方向に並んだ複数の作用部に分散して前記補正光学素子に伝達する弾性部材を介して、該補正光学素子を副走査方向に湾曲させるとともに前記複数の作用部において主走査方向に作用力が働くことを特徴としている。
請求項1に記載の光走査装置によれば、外力(押圧力、或いは引っ張り力)が加わることによって弾性変形すると共に、主走査方向に並んだ複数の作用部に、この加わった外力を主走査方向に分散して補正光学素子に伝達する弾性部材を介して、補正光学素子を副走査方向に湾曲させているので、応力が局部的に集中しない。また、主走査方向に作用力が働くことによって局所的な変形を抑制し、補正光学素子は、副走査方向に単一の曲率中心を有する円弧形状に近い形状に湾曲する。
したがって、被走査体上を主走査方向に走査する光ビームの走査線の湾曲を適正に補正することができる。また、弾性変形するので、調整感度を落とすことができ、従来よりも微妙な調整が可能となる。
請求項2に記載の光走査装置は、複数のレーザー光源から射出されたビームを偏向走査する同一の偏向器と、複数ビームに共通な走査レンズと、複数ビーム毎に設けられ、副走査方向にパワーを有する補正光学素子と、前記補正光学素子を副走査方向に湾曲させる湾曲調整手段と、を有し、前記湾曲調整手段は、外力によって弾性変形するとともに、この外力を前記補正光学素子の主走査方向に配列した複数の作用部に分散して伝達する弾性部材を介して、該補正光学素子を副走査方向に湾曲させるとともに、前記複数の作用部において主走査方向に作用力が働くことを特徴としている。
請求項2に記載の光走査装置は、同一の偏向器に複数ビームを入射し、共通な走査レンズを通過後に、分離され各々異なる感光体を走査させる。ここで各レーザービームごとに偏向器での入射角度が異なるため、各々異なる量の走査線湾曲が発生する。そこで、各ビーム毎に副走査方向にパワーを有する補正光学系を設け、該補正光学系を湾曲させることで各レーザービームの走査線湾曲を同一とする。また、各補正光学素子の複数の作用部には、弾性変形によって、主走査方向にも作用力を働かせることにより変形部が主走査方向にも若干変形し、補正光学素子は、副走査方向に単一の曲率中心を有する円弧形状により近い形状に湾曲する。
請求項3に記載の光走査装置は、請求光1、又は請求項2に記載の構成において、前記弾性部材は、前記補正光学素子に一体化したことを特徴としている。
請求項3に記載の光走査装置は、弾性部材が補正光学素子に一体化している。つまり、分散された力を伝達する作用部が補正光学素子と繋がって一体化している。
よって、作用部に加わる力が全て、補正光学素子の湾曲に利用される。したがって、弾性部材と補正光学素子の当接状態のばらつきによる湾曲形状ばらつきを減少させることができる。
請求項4に記載の光走査装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記補正光学素子は、前記光ビームを補正する補正光学素子本体と前記補正光学素子本体の周囲に設けられた枠体とからなり、前記弾性部材の前記作用部は、前記枠体に外力を分散して伝達することを特徴としている。
請求項4に記載の光走査装置は、補正光学素子が補正光学素子本体と補正光学素子本体の周囲に設けられた枠体とからなり、弾性部材を介して、この枠体を湾曲させることで、補正光学素子全体を湾曲させている。よって、作用部の局所的な変形が枠体により緩和されるため、光学素子のビーム通過部の局所的な変形の発生を回避することができる。
請求項5に記載の光走査装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の構成において、前記弾性部材の配設位置は、前記補正光学素子を支持する支持部より外側にあることを特徴とする。
請求項5に記載の光走査装置は、弾性部材の配設位置を、補正光学素子を支持する支持部より外側とすることで、被走査体上を主走査方向に走査する光ビームの走査線の湾曲を、左右非対称な円弧形状に補正することができる。
請求項6に記載の光走査装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記補正光学素子は、樹脂製のトロイダルレンズであることを特徴とする。
請求項6に記載の光走査装置は、前記補正光学素子として樹脂製のトロイダルレンズを用いる。樹脂レンズとして用いられる樹脂、たとえばポリオレフィン樹脂は光学ガラスに比べヤング率で20分の1から40分の1と、撓みやすい材料であるため、本発明のように複数の作用部において副走査方向に湾曲させるとともに、主走査方向にも作用力が働く構成とすることで、より円弧形状に近い湾曲形状を実現できる。
また、樹脂製のトロイダルレンズの主走査方向における凸部または凹部の頂点部分は、金型加工時に表面精度が悪くなりがちであり、この部分、或いは近接部分に外力が加わって湾曲すると光ビームの被走査体上のビーム径が大きく変化する。しかし、弾性部材の作用部を、複数設け、その作用部を前記凸部あるいは凹部頂点から主走査方向にずらすことでビーム径の変化は殆ど無くなる。
なお、トロイダルレンズは、ビア樽のように縦横の曲率が異なる面からできているレンズであり、被走査面でのスポット径均一性を向上させることができる。
以上説明したように本発明によれば、被走査体上の光ビームの走査線の湾曲を適正に補正するという効果がある。
以下に図面を参照しながら本発明の一の実施形態について説明する。
図1に示すように、カラーレーザープリンタに備えられた光走査装置10は、4本の被走査体としての感光体12Y、12M、12C、12Kにそれぞれ光ビームとしてのレーザービーム群LY、LM、LC、LKを照射して潜像を形成する。感光体12Y、12M、12C、12Kに形成された潜像は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナーによって現像される。そして、各感光体上のトナーが図示しない転写ベルトに転写される。この際、各色のトナーが重ねられてフルカラー画像となり、普通紙等の記録媒体に転写される。
光走査装置10は、光源14、偏向前光学系16、偏向手段としてのポリゴンミラー18、及び走査光学系20で構成され、単一の光源14から4本のレーザービーム群LY、LM、LC、LKを射出して走査光学系において各レーザービーム群LY、LM、LC、LKを分離して4本の感光体12Y、12M、12C、12Kに結像走査させる。なお、光走査装置のポリゴンミラー18の回転による偏向走査方向を主走査方向、偏向走査方向に直交する方向を副走査方向と呼ぶ。即ち、感光体12Y、12M、12C、12Kにおいては、軸方向に対応する方向を主走査方向、及び回転方向に対応する方向を副走査方向と呼ぶ。
光源14は、8列×4行の計32個の発光点Pが主走査方向、及び副走査方向の2次元に配列された面発光レーザービームアレイであり、最も上の行から順にレーザービーム群LK、LC、LM、LYを射出し、感光体12K、12C、12M、12Yをそれぞれ8本のレーザービームで走査する。
光源14の副走査方向には、それぞれが8個の発光点Pで構成される4群の発光点群PK、PC、PM、PYが副走査方向に配列されている。各発光点群は、主走査方向、及び副走査方向に対して傾斜して直線状に配列された8個の発光点Pで構成されている。
図1、図2に示すように、偏向前光学系16は、それぞれ4群のレーザービーム群LY、LM、LC、LKに共通のカップリングレンズ22、アパーチャ24、及びシリンダレンズ26で構成されている。カップリングレンズ22は光源14に面して設けられ、焦点距離が23.3mmとなっている。アパーチャ24は、カップリングレンズ22の後側焦点位置に設けられている。また、シリンダレンズ26は、前側焦点位置をアパーチャ24の開口24Aに合わせて設けられ、焦点距離は97.86mmとなっている。また、シリンダレンズ26は、主走査方向にはパワーが無く、副走査方向に正パワーを有する。
光源14から射出されたレーザービーム群LK、LC、LM、LYは、カップリングレンズ22によって集光され、トランケートされながらアパーチャ24の開口24Aを通過し、シリンダレンズ26によって主光線を副走査方向に平行にもしくは集束されてポリゴンミラー18の偏向面18Aへ入射する。ここで、アパーチャ24は、焦点深度の余裕を確保するためにビーム径を50μmに絞るような開口幅に設定した。
この結果、偏向前光学系の副走査方向の結像倍率は4.2倍となっており、ポリゴンミラー18の偏向面18Aには、各レーザービーム群内のレーザービームの副走査方向ピッチが21μm、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKの副走査方向のピッチが0.693mmと拡大されて結像される。このため、後に走査光学系20において各レーザービーム群LY、LM、LC、LKを分離し易くなっている。
また、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKは、偏向面18Aに主光線を平行に若しくは集束されて入射される。このため、後述する走査光学系20における各レーザービーム群LY、LM、LC、LKの交差位置までの距離を短くでき、分離手段までの距離を短くすることができるため光走査装置10を小型化できる。
そして、ポリゴンミラー18は、6面の偏向面18Aを有し、約毎分3万回転の速度で回転し、各感光体12Y、12M、12C、12Kに走査線を毎秒254mmの速度で移動させる。
また、走査光学系20は、レーザービーム群LK、LC、LM、LYが通過する第1走査光学系としての非球面レンズ28と、分離手段としての平面ミラー群30、及び各レーザービーム群LY、LM、LC、LK毎に設けられた第2走査光学系としてのトロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kとで構成されている。非球面レンズ28、及びトロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kは共に正パワーを持つ。
非球面レンズ28は、ポリゴンミラー18によって偏向されたレーザービーム群LY、LM、LC、LKの光路に設けられ、副走査方向の焦点距離が60mmとなっている。また、偏向面18Aからの距離も約60mmとなっている。これによって、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKは、非球面レンズ28の後側焦点位置で交差して平面ミラー群30へ入射する。また、各レーザービームは略平行光となる。
ここで、非球面レンズ28は、プラスチック整形によって副走査方向の断面形状が非球面形状となるように形成されており、非球面レンズ28の光軸から離れた位置を通過するレーザービーム群LY、LKの収差を補正し、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKの副走査方向の結像倍率を略同一とする。また、非球面レンズ28は、主走査方向には、プラスチック製のトロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kと協働してfθ特性を持つように構成されている。
なお、非球面レンズ28の副走査方向の断面形状を非球面形状としたが、これに限らず各レーザービーム群LY、LM、LC、LKが通過する位置に最適化した波目形状であっても良く、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKの収差を補正できる非円弧状であれば良い。
そして、平面ミラー群30は、各レーザービーム群LY、LM、LC、LK毎に設けられた第1平面ミラー34Y、34M、34C、34K、及び第2平面ミラー36Y、36M、36C、36Kで構成されている。
第1平面ミラー34Y、34M、34C、34Kは、非球面レンズ28によって各レーザービーム群LY、LM、LC、LKの光軸を拡散されて平面ミラー群30へ入射された各レーザービーム群を負の方向へ反射する。また、第2平面ミラー36Y、36M、36C、36Kは、第1平面ミラー34Y、34M、34C、34Kによって反射された各レーザービーム群LY、LM、LC、LKを各感光体12Y、12M、12C、12Kへ向って反射する。
第1平面ミラー34Y、34M、34C、34Kは、非球面レンズ28から300mm離れた位置に配置されており、この位置での各レーザービーム群LY、LM、LC、LKの副走査方向の間隔は2.8mmとなっているので、充分に第1平面ミラー34Y、34M、34C、34Kを配置するスペースを確保できる。
このように、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKを分離する機構を、安価である平面ミラーを複数組合せることによって構成したので、製造コストを低減できる。また、平面ミラー群30には、各レーザービーム群LY、LM、LC、LK毎に2個ずつ平面ミラーが設けられ、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKを2回折り返している。このため、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKは副走査方向の順序及び書き出し順が反転されることなく各感光体12Y、12M、12C、12Kへ入射する。
トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ第2平面ミラー36Y、36M、36C、36Kによって反射された各レーザービーム群LY、LM、LC、LKを各感光体12Y、12M、12C、12Kへ副走査方向に10.58μmの間隔で集束させる。これによって、各感光体12Y、12M、12C、12Kには1インチあたり2400本の走査線により潜像が形成される。この際、トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kは、偏向面18Aの面倒れによるビーム位置変動を補正し、ピッチムラによる画質劣化を防止する。なお、トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kは、光源14から各感光体12Y、12M、12C、12Kまでの結像倍率が略同一になるように位置を調整され、焦点距離を設定されている。
また、トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kは、各被走査体(感光体12Y、12M、12C、12K)との距離、及び傾きを公知の調整手段によって調整可能とされている。このため、各レーザービーム群LY、LM、LC、LK毎に各被走査体上の走査線の姿勢、結像倍率、及びビームウエスト位置を調整できる。さらに、副走査方向に湾曲させ、各被走査体上の走査線の湾曲の補正、所謂、BOW補正もできる(図15参照)。本実施形態においては、ポリゴンミラー18により偏向されたレーザービームLY〜LKが、各々非球面レンズ28の副走査方向に異なる位置に入射するため、各レーザビームLY〜LKが異なる量のBOWが発生することになり、各レーザービームのBOWを同一とするBOW補正はカラーレジを所定以下とするためには重要な機能である。なお、このBOW補正については、以降に詳しく説明する。
つぎに、トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kについて詳しく説明する。なお、トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kは同じ構造であるので、各色を区別せずにトロイダルレンズ32と記載する。
図3に示すように、トロイダルレンズ32は、レンズ本体52とレンズ本体52の周囲に設けられた枠体54とから構成されている。枠体54の上面には、橋状(断面がコの字形状)の弾性部60が形成されている。この弾性部60は、枠体54の上面から立設した一対の板状の橋台部61,62を備えている。一対の橋台部61,62は、トロイダルレンズ32の長手方向(主走査方向)と直交する奥行き方向に沿って配置され、一対の橋台部61,62間の中心はトロイダルレンズ32の長手方向の中心位置と略一致する。一対の橋台部61,62の上部の間には、板状の橋桁部64が形成されている。
これらの、レンズ本体52、枠体54、弾性部60(橋台部61,62、橋桁部64)は、全て、プラスチックを一体成型して造られる。
さて、トロイダルレンズ32は、両端が矢印Sで示すように支持されている。両端を支持する構成として、本実施形態では、図6に示すように、トロイダルレンズ32の下面の端部を突起部84の上に載置すると共に、板金などからなるバネ部材82で上面の端部を抑える支持構造80によって、両端を支持する構成とした。
また、図3に示すように、弾性部60の橋桁部64の上面に外力を加え、副走査方向に押圧する。この外力を加える構成として、本実施形態では、図4に示すように、トロイダルレンズ32の上部のハウジング(図示略)等に設けられた固定部70にビス72を螺合し、このビス72を締め込むことで、ビス72が橋桁部64を押圧する構成とした。
図7に示すように、ビス72で弾性部60の橋桁部64の上面を副走査方向に押圧することによって、弾性部60の橋桁部64が、プラスチックの弾性によって弾性変形して撓むと共に、橋台部61,62の枠体54との境界部分61A,62Aに、押圧力が副走査方向に分散されて伝達される。そして、境界部分61A,62Aに主走査方向に互いに離れるような力が加わりつつ、枠体54を押圧し、トロイダルレンズ32が湾曲する。なお、橋桁部64の曲率より枠体54の曲率の方が小さいので、橋台部61,62は上端間よる下端間(境界部61A,62A)の方が若干広がった末広がりの形状(ハの字状)となり、主走査方向に離間する作用力が、副走査方向に応力を加えることによる作用部近傍の圧縮を緩和するように働き、湾曲形状をより緩やかにすることで円弧形状に近づく。
また、レンズ本体52の周囲に枠体54が形成され、この枠体54に弾性部60が形成される構成である。レンズ本体52自体を直接湾曲する構成と比較し、全体が四角柱形状となった枠体54を湾曲する方が、単一の曲率中心を有する円弧形状により近い円弧形状に湾曲する。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
図15(A)に示す、感光体12Y、12M、12C、12Kを走査する各レーザービーム群LY、LM、LC、LKの各走査線(BOW(Y)〜BOW(M))が、副走査方向にそれぞれ異なった曲率で弓なりに湾曲(BOW)している状態を、図15(B)に示すようなBOW補正を行い、各走査線(BOW(Y)〜BOW(M))を揃えて色ズレを補正している。具体的には、図4に示す、ビス72を締め込むことによって、各トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kを押圧して湾曲させ、BOW補正を行なっている。なお、図15は判りやすくするため、各レーザービーム群LY、LM、LC、LKを各一本の光ビームとして図示している。
さて、図5、図8に示すように、従来のように中心部を直接押圧して湾曲させると、押圧部分872に応力が集中し、押圧部分872を中心に局部的に湾曲がきつくなる。よって、単一の曲率中心を有する円弧形状に湾曲しない。このため、内部応力分布(=内部複屈折分布図)を示す図5の等高線Tも局部的に湾曲がきつくなり、単一の曲率中心を有する円弧形状に近い形状とならない。
したがって、図9に示すように、感光体12Y、12M、12C、12K上の走査線(BOW(Y)〜BOW(M))の形状を示す点線Bが、局部的に湾曲がきつくなり、所望する走査線(補正によって得たい走査線(図15(B))であり単一の曲率中心を有する円弧形状に略近い形状)を示す実線Kに一致しない。このためカラーレジを正確に一致させることが困難となる。(正確に色ズレ補正ができない)。
また、押圧部分872に応力が集中し、トロイダルレンズ832が破壊する恐れがある。さらに、トロイダルレンズの中心部は、主に凸もしくは凹の頂点にあたり、金型加工時に研削バイトの動きが反転するため表面精度が悪くなりやすい。よって、この頂点部と押圧部分832とが略一致する(或いは非常に近接する)と、図10の点線Bに示すように、ビーム径の変化が大きくなりやすく画質デフェクトが発生する。(図10は、横軸は感光体上の主走査方向の位置、縦軸はビーム径)。
これに対し、本実施形態は図7に示すように、橋桁部64にかかる押圧力によって橋桁部64が弾性変形すると共に押圧力が橋台部61、62の枠体54との境界部分61A,62Aに主走査方向に分散されて伝達され、この境界部61A,62Aが主走査方向に互い離れるような力が加わりつつ、枠体54を押圧している。
よって、本実施形態のトロイダルレンズ32は、従来のようには押圧部分を中心に局部的に湾曲がきつくなることなく、単一の曲率中心を有する円弧形状に略近い円弧形状に湾曲する。
ここで、本実施形態において、複数の作用部位に主走査方向に作用力を働かせることにより円弧形状に湾曲する原理について説明する。
図17(B)に示すように梁形状である補正光学素子32に中央部を垂直方向に作用力F1を加えると、加えた側の長手方向は圧縮応力Pが発生し、その反対側は引張応力Qが発生する。このため、特にヤング率の小さい樹脂では作用力を加えた部位の変形が大きく、いわゆるV字型に変形する。
また、図17(C)に示すように複数箇所で垂直方向に作用力F1を加えても、作用部に発生する圧縮応力Pは緩和しないため作用力F1の分散した効果はあるものの、作用部の変形は緩和されない。
これに対し、本実施形態である図17(A)の構成では複数箇所に垂直方向の作用力F1を加えるとともに、垂直方向に力を加えたことによる圧縮応力Pに抗する方向、すなわち主走査方向である長手方向にも作用力F2を発生させることで作用部の変形を緩和させ、補正光学素子全体にわたって変形させることができるため、より円弧近い湾曲形状となるのである。
このため、内部応力分布(=内部複屈折分布図)を示す図6の等高線Tも局部的に湾曲がきつくならず、単一の曲率中心を有する円弧形状に略近い円弧形状となる。
したがって、感光体12Y、12M、12C、12K上の走査線(BOW(Y)〜BOW(M))が、図9に示す、所望する走査線(補正によって得たい走査線(図15(B))であり単一の曲率中心を有する円弧形状)を示す実線Kに、略一致する。よって、カラーレジを正確に略一致させることができる。(正確に色ズレ補正ができる)。
また、応力が分散して加わるので、トロイダルレンズ32が破壊する恐れもない。さらに、弾性部60を弾性変形させているので、調整感度を落とすことができ、従来よりも微妙な調整が可能となる。
また、主走査方向の形状で凸部または凹部の頂点部分(本実施形態では中心部)と、橋台61、62の枠体54との境界部分61A,62Aと、は離れているので、図10の実線Aで示すように、ビーム径は殆ど変化しない。よって、画質デフェクトも防止される。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
例えは、上記実施形態では、弾性部60はトロイダルレンズ32の中央部分(トロイダルレンズ32を支持している間)に形成されていたが、これに限定されない。例えば、図11に示す第一変形例のトロイダルレンズ232のように、一方の端部に弾性部260を形成し、矢印Sで示すように、他方の端部と中央部とを支持する構成であってもよい。なお、このような構成とすると、左右非対称の形状に湾曲させることができる。
また、例えば、上記実施形態では、弾性部60を押圧してトロイダルレンズ32を湾曲したが、弾性部60を引っ張ってトロイダルレンズ32を湾曲させても良い。なお、この場合は、境界部61A,62Aには互いに接近するような方向に力がかかるため、作用部は引張応力を緩和できるため、円弧に近い湾曲形状を得ることができる。
また、例えば、上記実施形態では、レンズ本体52、枠体54、弾性部60は一体成型されていたが、これに限定されない。レンズ本体52と枠体54とは、別体であっても良い。
また、図12に示す第二変形例のトロイダルレンズ332のように、弾性部材360と枠体354とは一体成型されないで、接触面360Aと枠体354とを接着剤や溶接などで接合された構成であっても良い。或いは、図13に示す第三変形例のトロイダルレンズ432のように、弾性部材460の橋台の先端部460Aが枠体454に設けられた穴454Aに圧入する構成であっても良い。或いは、図示は省略するが弾性部材と枠体とをビス留めしても良い。
或いは、図16に示す第四変形例のトロイダルレンズ532のように、弾性部材560の橋台の先端面560Aと枠体554とは接合されずに、図16(B)に示すように、弾性部材560を押圧することによる弾性変形により、先端面560Aと枠体554の接触部分554Aの位置がズレる構成であっても良い。この実施例においては先端面560Aと枠体554との接触部分554Aの摩擦係数を所定の値とすることで主走査方向に発生する作用力を制御することが可能である。
また、例えば、上記実施形態では、弾性部60は橋状(断面がコの字形状)をしていたが、これに限定されない。例えば、図14に示す第五変形例のトロイダルレンズ632ように、断面が半円状のトンネル形状の弾性部660であっても良い。
また、例えば、上記実施形態では、トロイダルレンズ32Y、32M、32C、32Kに本発明を適用したが、これに限定されない。例えば、シリンダレンズ26など、他のレンズに本発明を適用しても良い。或いは、レンズでなく平面ミラー群30などのミラーに本発明を適用しても良い。
また、例えば、本実施形態は単一の偏向器により複数ビームを偏向走査し、分離した後、複数の感光体を走査する走査装置に適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えは、図18に示すように複数感光体毎に光走査装置を有するフルカラープリンターにおいても適用可能である。なお、この場合は、複数の光走査装置は同一の構成とすることが可能なため、設計上の走査線湾曲は同一とできるが、製造ばらつきあるいは調整ばらつきにより各走査線湾曲に差が発生するため、本発明は有効である。各光走査装置間の走査線湾曲を同一とするため、4つの光走査装置のうち3つの補正光学素子32Y、32M、32Cを調整することにより光走査装置10Cの走査線湾曲と同一とすればよい。
また、フルカラープリンターでなく、単色のプリンターであっても画像の高画質化を達成するために本発明を適用し、BOW補正することは有効である。
本発明の一の実施形態の光走査装置を示す斜視図である。 本発明の一の実施形態の光走査装置を示す概略図である。 本発明の一の実施形態の光走査装置のトロイダルレンズを示す斜視図である。 本発明の一の実施形態の光走査装置のトロイダルレンズの弾性部を押圧する機構の一例を説明する図である。 従来の光走査装置のトロイダルレンズを示し、中心部を押圧しトロイダルレンズを湾曲させたことによる内部応力分布(=内部複屈折分布図)の状態を説明する図である。 本発明の一の実施形態の光走査装置のトロイダルレンズを示し、弾性部を介して押圧しトロイダルレンズを湾曲させたことによる内部応力分布(=内部複屈折分布図)の状態を説明する図である。 (A)は本発明の一の実施形態の光走査装置のトロイダルレンズが湾曲していない状態の弾性部材近傍の拡大図であり、(B)は、弾性部を介して押圧しトロイダルレンズが湾曲した状態を示す拡大図である。 (A)は従来の光走査装置のトロイダルレンズが湾曲していない状態の拡大図であり、(B)は、中央部を押圧し、トロイダルレンズが湾曲した状態を示す拡大図である。 従来の光走査装置のトロイダルレンズを湾曲して補正した走査線を示す点線Bと所望する走査線(補正によって得たい走査線)を示す実線Kとを示す模式図である。 縦軸はビーム径を示し、横軸は感光体上の主走査方向の位置を示し、実線Aは、本発明の一の実施形態の光走査装置のトロイダルレンズの湾曲によるスポット径の変化を示し、点線Bは、従来の光走査装置のトロイダルレンズの湾曲によるスポット径の変化を示す模式図である。 第一変形例のトロイダルレンズを示す図である。 第二変形例のトロイダルレンズを示す図である。 第三変形例のトロイダルレンズを示す図である。 第五変形例のトロイダルレンズを示す図である。 (A)はBOW補正前の走査線を示す図であり、(B)は、BOW補正後の走査線を示す図である。 第四変形例のトロイダルレンズを示す図である。 (A)本発明の作用を説明する図である。(B)、(C)は従来例での変形を説明する図である。 本発明を異なる構成の走査装置に適用した図である。
符号の説明
10 光走査装置
12Y 感光体(被走査体)
12M 感光体(被走査体)
12C 感光体(被走査体)
12K 感光体(被走査体)
32Y トロイダルレンズ
32M トロイダルレンズ
32C トロイダルレンズ
32K トロイダルレンズ
52 レンズ本体(補正光学素子本体)
54 枠体
60 弾性部材(弾性部)
61A 境界部分(作用部)
62A 境界部分(作用部)
560A 先端面(作用部)
LY レーザービーム群(光ビーム)
LM レーザービーム群(光ビーム)
LC レーザービーム群(光ビーム)
LK レーザービーム群(光ビーム)

Claims (6)

  1. 光源から射出されたレーザービームを偏向する偏向器と、偏向されたレーザビームを結像するとともに略等速で被走査体上を走査させる走査光学系と、該走査光学系の1部をなし、副走査方向にパワーを有する補正光学素子と、前記補正光学素子を副走査方向に湾曲させる湾曲調整手段と、を有し、
    前記湾曲調整手段は、
    外力によって弾性変形すると共に、この外力を前記主走査方向に並んだ複数の作用部に分散して前記補正光学素子に伝達する弾性部材を介して、該補正光学素子を副走査方向に湾曲させるとともに前記複数の作用部において主走査方向に作用力が働くことを特徴とする光走査装置。
  2. 複数のレーザー光源から射出されたビームを偏向走査する単一の偏向器と、複数ビームに共通な走査レンズと、複数ビーム毎に設けられ、副走査方向にパワーを有する補正光学素子と、前記補正光学素子を副走査方向に湾曲させる湾曲調整手段と、を有し、
    前記湾曲調整手段は、
    外力によって弾性変形するとともに、この外力を前記補正光学素子の主走査方向に配列した複数の作用部に分散して伝達する弾性部材を介して、該補正光学素子を副走査方向に湾曲させるとともに、前記複数の作用部において主走査方向に作用力が働くことを特徴とする光走査装置。
  3. 前記弾性部材は、前記補正光学素子に一体化したことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記補正光学素子は、前記光ビームを補正する補正光学素子本体と前記補正光学素子本体の周囲に設けられた枠体とからなり、
    前記弾性部材の前記作用部は、前記枠体に前記外力を分散して伝達することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の光走査装置。
  5. 前記弾性部材の配設位置は、前記補正光学素子を支持する支持部より外側としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記補正光学素子は、樹脂製のトロイダルレンズであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光走査装置。
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