JP4661411B2 - 受信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体受信に最適な受信端末装置に関する。
従来より、移動体受信においては、反射や回折によって発生する干渉波の抑制が必須となっている。その干渉波抑制技術の一つとして、ダイバーシチ受信が知られている。
また、無線LANのようなデジタル伝送においては、あらかじめ定められた一定期間内で、信号レベルの高いアンテナを探索して送受信を行い、さらにデータが欠落した場合は、データの再送も可能である。
ダイバーシチ受信では、図12に示すように、複数のアンテナ111A,111Bを配置して、アンテナスイッチ112を使用し受信信号を高速に切り換えて、電界レベルの高い方を選択するという受信方式が一般的であり、アンテナスイッチ112により選択されたアンテナを介して受信される受信信号が周波数変換器113より周波数変換されて復調器114で復調される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この受信方式は、アナログ信号のような不連続性な信号でも通信可能な場合においてのみ有効であり、アナログ伝送のように不連続性の信号でも通信可能な場合、または、無線LANのようにデータの再送が可能な伝送においてのみ有効な手段であり、等価器等を用いた時系列上遡ったデータが必要な不連続性が許されないデジタル伝送や再送が不可能なリヤルタイム伝送においては、高速なアンテナ切り換えによって、データが不連続になり、正常に信号が受信されたに拘わらず、かえって伝送エラーが増加してしまう場合がある。
それらを低減するために、図13に示すように、複数のアンテナ211A,211Bにより受信される各受信信号をそれぞれ周波数変換器212A、212Bで周波数変換してアナログデジタル変換器213A,213Bでデジタル信号に変換し、ウエイト計算処理部214にて上記デジタル信号に変換した各受信信号のレベル差の重み付けを行い、復調器215に渡すという方式があり、また、図14のように、さらに、アンテナ311A,311B、周波数変換器312A,312B、アナログデジタル変換器313A,313B及び復調器214A,214B、すなわちアンテナから復調器まで2系を持ち、復調後ウエイト計算処理部215にて合成するという方式も提案されている。
しかしながら、これらの方式においては、周波数変換器や復調器が2系統以上必要であり、小型の端末においては、小型化や消費電力の面で問題があった。
また、図15のフローチャートを示すように、信号の検波電圧に一定の閾値を設定して、アンテナを切り換える受信方式も考えられる。信号レベルが高い方がエラーになる確率が低いため、受信率を向上することができる。しかしながら、検波電圧の情報のみを用いた場合、信号レベルが高くとも、その信号がノイズなのか、あるいは、歪んだ信号なのか等を検出することは、困難である。したがって、閾値を越える検波電圧(信号レベル)が得られていても、伝送エラーとなる可能性がある。さらに、検波電圧の値は、用いる検波器によって固体差があり一意に定めることができないという問題点もある。
一方、テレビ受信用端末を想定した場合、信号入力(同軸入力または、アンテナ端子)に、どのようなアンテナが使用されるのか、または、給電線路が直接接続されるのかは、接続形態は様々であり、信号のレベルも状況によって様々である。たとえば、アンテナを接続した場合は、信号レベルが小さくさらに、アンテナの種類や設置場所によっても信号レベルが変わってくる。一方給電線路を接続した場合は、非常に大きな信号レベルとなり、増幅器が歪んでしまう等の問題もある。
また、使用状況や周波数によっても信号レベルが様々で、すべての環境下に適応させるのは難しい。
また、近年、デジタル信号を伝送する方式として、直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)と呼ばれる変調方式が提案されている。このOFDM方式は、伝送帯域内に多数の直交する副搬送波(サブキャリア)を設け、それぞれのサブキャリアの振幅及び位相にデータを割り当て、PSK(Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)によりデジタル変調する方式である。
このようなOFDM方式を採用した地上波デジタル放送として、例えば、DVB−T(DigitalVideo Broadcasting-Terrestrial)やISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting -Terrestrial)といった規格が提案されている。
また、各サブキャリアに対する変調方式としてQAM系の変調を用いるOFDM方式においては、伝送時にマルチパス等の影響により各サブキャリア毎に異なるひずみが生じると、各サブキャリア毎の振幅及び位相の特性が異なるものとなってしまう。そのため、受信側では、各サブキャリア毎の振幅及び位相が等しくなるように、受信信号を波形等化する(補正する)必要がある。OFDM方式では、送信側で伝送信号中に所定の振幅及び所定の位相のパイロット信号を伝送シンボル内に散在させておき、受信側でこのパイロット信号の振幅及び位相を監視することで、伝送路の特性を推定し、この推定した伝送路の特性により受信信号を等化するようにしている。この伝送路の特性を推定するための用いられるパイロット信号は、スキャッタードパイロット信号(SP)と呼ばれている。
特開2005−33410号公報
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、簡単な構成で安定した受信状態を得られるようにした移動体受信に最適な受信端末装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明に係る受信端末装置は、受信状態の異なる複数種類の、パイロット信号を含むデジタル放送信号を選択的に入力する入力手段と、上記入力手段により入力された受信信号に復調処理を施す復調手段と、上記復調手段により受信信号から復調された誤り訂正符号を有するストリームデータのパケットエラーを検出するエラー検出手段と、上記エラー検出手段により検出される一定区間のパケットエラー率を計測し、その値が閾値を超えたか否かを判定し、その判定結果に応じて上記入力手段を制御する制御手段とを備え、上記入力手段は、少なくとも所定の周波数帯域の受信信号の振幅特性を変える回路素子と、上記回路素子を介して得られる受信信号に周波数変換処理を施す周波数変換手段と、上記周波数変換手段により周波数変換された受信信号に復調処理を施す復調手段とからなり、上記制御手段は、受信開始又はチャンネル選局時に、上記パイロット信号の搬送波に基づいて切り換え制御前後の変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を比較して、受信状態のよい振幅特性の受信信号を選択する切り換え制御を行ってデータ受信を開始し、その後、上記パケットエラー率が閾値を越えた場合に、上記入力手段の回路素子により上記復調手段で復調処理を施す受信信号の振幅特性を変更する切り換え制御を行う。
本発明では、復調手段により受信信号から復調されたストリームデータのエラーを検出するリード・ソロモン符号のような誤り訂正符号を用いたエラー検出手段により検出されたエラー数が閾値を越えたか否かを判定し、上記エラー数が閾値を越えた場合に、入力手段の回路素子により復調手段で復調処理を施す受信信号の振幅特性を変更するので、復調手段に入力する受信信号の振幅特性の切り換え回数を削減することができ、デジタル伝送では問題となる不連続要因を低減することができるので、非常に有用である。
また、本発明では、上記入力手段として、受信信号の振幅特性を変える回路素子を備えることにより、使用環境に応じて受信信号の振幅特性を変えることができ、簡単な構成で安定した受信状態を得られるようにした移動体受信に最適な受信端末装置を実現することができる。
さらに、本発明では、受信開始又はチャンネル選局時に、変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を使用することにより、エラー検出より瞬時に、受信状態の状況を把握して迅速に入力手段の振幅特性を変更する切り換え制御を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すように2つのアンテナ11A,11Bを備える携帯端末10に適用される。
この携帯端末10では、図2に示すように、2つのアンテナ11A,11Bが接続されたアンテナスイッチ12、このアンテナスイッチ12に接続された周波数変換部13、この周波数変換部13に接続された復調部14、この復調部14に接続されたエラー検出部15、このエラー検出部15に接続された制御部16を備え、上記制御部16により比較結果に応じて上記アンテナスイッチ12が切り換え制御されるようになっている。
この携帯端末10において、上記周波数変換部13は、上記2つのアンテナ11A,11Bから上記アンテナスイッチ12を介して選択的に供給される受信信号を周波数変換して復調部14に供給する。
上記復調部14は、上記周波数変換部13により周波数変換された受信信号に復調処理を施し、上記受信信号から復調されたトランスポートストリームデータを出力する。
そして、エラー検出部15では、上記復調部14により受信信号から復調されたストリームデータのエラーを検出する。上記制御部16は、上記エラー検出部15により検出されたエラー数が閾値を越えたか否かを判定し、上記エラー数が閾値を越えた場合に、上記アンテナスイッチ12により選択する受信信号を変更する。
ここで、一般的なデジタル無線通信方式においては、リード・ソロモン符号のような誤り訂正符号を含めて伝送するため受信系のみでエラーを検出することができる。この仕組みにて、検出されたエラーの個数を基準として、アンテナ11A,11Bを切り換える。
この携帯端末10では、図3のフローチャートに示すように、制御部16は、受信動作を開始すると、その時点でアンテナスイッチ12が選択しているアンテナ例えばアンテナ11Aによる受信信号から復調部14により復調されたストリームデータのエラー数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1)。
そして、ステップS1における判定結果がNOすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以下である場合には、その受信状態で受信を継続し、上記ステップS1の判定処理を繰り返し行う。
また、上記ステップS1における判定結果がYESすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以上である場合には、上記アンテナスイッチ12により選択する受信信号をアンテナ11Aから別アンテナすなわちアンテナ11Bに変更する(ステップS2)。
そして、上記アンテナスイッチ12が選択しているアンテナ11Bによる受信信号から復調部14により復調されたストリームデータのエラー数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS3)。
上記ステップS3における判定結果がNOすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以下である場合には、その受信状態で受信を継続し、上記ステップS3の判定処理を繰り返し行う。
また、上記ステップS3における判定結果がYESすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以上である場合には、上記アンテナスイッチ12により選択する受信信号をアンテナ11Bから元のアンテナすなわちアンテナ11Aに変更して(ステップS4)、上記ステップS1に戻る。
このように、エラーの個数の閾値を設けてアンテナスイッチ12により選択する受信信号のアンテナ11A,11Bを切り換えることによって、その伝搬環境に適応したアンテナを選ぶことができる。
すなわち、この携帯端末10では、あるアンテナ例えばアンテナ11Aによる受信信号から復調したストリームデータのエラー数が閾値を越えていなければ、そのままアンテナスイッチ12を切り換えずにあるアンテナ11Aで受信し、閾値を越えていれば、アンテナ11Aを別のアンテナ11Bに切り換えて、アンテナ11Bによる受信信号からストリームデータを復調する。この方法を閾値が越えるまで繰り返す。
ここで、上記制御部16に競合カウンタの機能を搭載して、図4のフローチャートに示すように、より細かくエラーの状況を見て切り換えるようにしてもよい。
すなわち、制御部16は、受信動作を開始すると、その時点でアンテナスイッチ12が選択しているアンテナ例えばアンテナ11Aによる受信信号から復調部14により復調されたストリームデータのエラー数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1)。
そして、ステップS1における判定結果がNOすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以下である場合には、競合カウンタのデクリメント又はリセットを行って(ステップS11)、上記ステップS1に戻って判定処理を繰り返し行うことにより、その受信状態で受信を継続する。
また、上記ステップS1における判定結果がYESすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以上である場合には、競合カウンタをインクリメントして(ステップS12)、競合カウンタの値が閾値を越えたか否かを判定し(ステップS13)、その判定結果がYES、すなわち、競合カウンタの値が閾値を越えていない場合には、上記ステップS1に戻って判定処理を繰り返し行うことにより、その受信状態で受信を継続し、そして、上記ステップS13の判定結果がNO、すなわち、競合カウンタの値が閾値を越えた場合に、競合カウンタのリセットを行ってから(ステップS14)、上記アンテナスイッチ12により選択する受信信号をアンテナ11Aから別アンテナすなわちアンテナ11Bに変更する(ステップS2)。
そして、上記アンテナスイッチ12が選択しているアンテナ11Bによる受信信号から復調部14により復調されたストリームデータのエラー数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS3)。
上記ステップS3における判定結果がNOすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以下である場合には、競合カウンタのデクリメント又はリセットを行って(ステップS15)、上記ステップS3に戻って判定処理を繰り返し行うことにより、その受信状態で受信を継続する。
また、上記ステップS3における判定結果がYESすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以上である場合には、競合カウンタをインクリメントして(ステップS16)、競合カウンタの値が閾値を越えたか否かを判定し(ステップS17)、その判定結果がYES、すなわち、競合カウンタの値が閾値を越えていない場合には、上記ステップS3に戻って判定処理を繰り返し行うことにより、その受信状態で受信を継続し、そして、上記ステップS17の判定結果がNO、すなわち、競合カウンタの値が閾値を越えた場合に、競合カウンタのリセットを行ってから(ステップS18)、上記アンテナスイッチ12により選択する受信信号をアンテナ11Bから元のアンテナすなわちアンテナ11Aに変更して(ステップS4)、上記ステップS1に戻る。
このように、エラーの個数の閾値を設けてアンテナスイッチ12により選択する受信信号のアンテナ11A,11Bを切り換えることによって、その伝搬環境に適応したアンテナを選ぶことができる。
ここで、両方のアンテナ11A,11Bによる受信信号から復調されるストリームデータのエラー数が閾値を越えている場合には、ダイバーシチ受信をしない場合においても、元来受信することができない。すなわち、両方のアンテナ11A,11Bによる受信信号から復調されるストリームデータのエラー数が閾値を越えている場合は、もともとアンテナを切り換えることによって解消できる干渉波、アンテナの指向性、ノイズの影響よるエラーよりも、シャドウウィングや到来距離によって電界レベルが低下したことによるエラーが支配的であるため、アンテナ切り換えを行わない単一のアンテナで受信した場合においても、受信することができない。また、信号レベルが高くとも、ノイズや歪等によってエラーとなる場合においても、エラー検出回路によってエラーを検出でき、適切にアンテナを切り換えることが可能である。したがって、この方式をもちいれば、アンテナ切り換えによって、干渉波やノイズの抑制し、エラーの時間を単一アンテナ受信より低減し、受信率の向上が可能である。また、複数系統の受信機が不要で受信系列が1つのみであるため、小型化や低電力化を図ることができる。デジタル放送のようなデジタル伝送においては、適切な閾値を設定することによって、検波電圧によるアンテナ切り換えより、不要なアンテナの切り換え回数を削減し、デジタル伝送において問題となる不連続要因を低減することができるので、非常に有用である。特に、ノートパソコンや携帯端末におけるデジタルテレビ放送の受信のような、比較的固定状態の多い受信においては、信号レベルの瞬時の変動が少ないため非常に有用である。なお、設定する適切な閾値については、伝搬プロファイルや搭載の機器や用いるアンテナによって変化するが、基本的には、その伝送方式において一意に設定しても、単一アンテナ受信より受信率を向上することが可能である。
以上説明した実施の形態では、本発明により受信状態の異なる複数種類の受信信号を入力する複数の入力手段として2つのアンテナ11A,11Bを備える携帯端末10におけるダイバーシチ受信機構を実現したが、本発明は、例えば、図5に示すように、複数の入力手段として受信信号の入力特性を変える複数の回路素子を備える携帯端末20に適用することもできる。
ここで、一般的な無線回路においては、信号入力部にどのような回路が接続されるかを推定するのは難しい。そこで、この携帯端末20では、接続される回路に応じて、状態を切り換えて送受信を行う。
デジタルテレビ放送の受信を例にとると、その利用周波数帯域は非常に広く、使用の状況によって様々のアンテナの利用が想定される。例えば、ヘッドホン付アンテナのように、波長にくらべてアンテナの大きさが比較的大きい場合は、インピーダンスが低くなり、携帯機器に内蔵される波長に対して小さいアンテナを用いた場合は、インピーダンスは、高くなり、入力される信号の振る舞いが変わってくる。このような複数の回路状態を満たして、広帯域にわたって良好な特性を得ることは難しい。
この携帯端末20では、図5に示すように、受信信号の入力特性を変える複数の回路素子として、想定される複数のアンテナに対応する複数の整合回路21A,21Bを備え、制御部26により切り換え制御される入力選択スイッチ22A,22Bを介して上記整合回路21A,21Bが選択的に周波数変換部23に接続され、アンテナ又は給電線路からの受信信号が上記整合回路21A,21Bの一方を介して周波数変換部23に供給されるようになっている。
上記周波数変換部23は、上記整合回路21A,21Bの一方を介して供給される受信信号を周波数変換して復調部24に供給する。
上記復調部24は、上記周波数変換部23により周波数変換された受信信号に復調処理を施し、上記受信信号から復調されたトランスポートストリームデータを出力する。
そして、エラー検出部25では、上記復調部24により受信信号から復調されたストリームデータのエラーを検出する。上記制御部26は、上記エラー検出部25により検出されたエラー数が閾値を越えたか否かを判定し、上記エラー数が閾値を越えた場合に、上記入力選択スイッチ22A,22Bにより整合回路21A,21Bを切り換える。
この携帯端末20では、使用されるアンテナが変わった場合の劣化を最小限に抑えることができる。
ここで、整合回路21A,21Bの選択は、アンテナ切り換えの場合と同じように、図6に示すフローチャートのように、エラーの検出個数又は割合を用いて行う。
すなわち、制御部16は、受信動作を開始すると、その時点で入力選択スイッチ22A,22Bにより選択している整合回路例えば整合回路21Aを介して得られる受信信号から復調部14により復調されたストリームデータのエラー数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS21)。
そして、ステップS21における判定結果がNOすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以下である場合には、上記ステップS21の判定処理を繰り返し行うことにより、その受信状態で受信を継続する。
また、上記ステップS1における判定結果がYESすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以上である場合には、上記入力選択スイッチ22A,22Bにより選択する整合回路を整合回路21Aから別の整合回路21Bに変更する(ステップS22)。
そして、上記入力選択スイッチ22A,22Bにより選択されている整合回路21Bを介して得られる受信信号から復調部14により復調されたストリームデータのエラー数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS23)。
上記ステップS23における判定結果がNOすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以下である場合には、上記ステップS23の判定処理を繰り返し行うことにより、その受信状態で受信を継続する。
また、上記ステップS23における判定結果がYESすなわち上記ストリームデータのエラー数が閾値以上である場合には、上記入力選択スイッチ22A,22Bにより選択する整合回路を整合回路21Bから別の整合回路21Aに変更して(ステップS24)、上記ステップS21に戻る。
このように、エラーの個数の閾値を設けて入力選択スイッチ22A,22Bにより選択する整合回路21A,21Bを切り換えることによって、使用されるアンテナが変わった場合の劣化を最小限に抑えることができる。
なお、設定する閾値を、切り換える状態によって個別に設けることも考えられ、整合回路21Aを選択する確率が整合回路21Bを選択する確率により高い場合は、整合回路21Aを選択する閾値を整合回路21Bを選択する閾値より高く設定し、整合回路21Bに移行しにくくするといったことも可能である。
また、上記携帯端末20では、受信信号の入力特性を変える複数の回路素子として、接続される複数のアンテナに対応させる整合回路21A,21Bを設けるようにしたが、上記整合回路21A,21B以外の例えば増幅器、減衰器、フィルタなどであってもよい。また、それらの回路に供給する電源を制御し、動作を切り換えてもよい。
すなわち、例えば、受信エリアに着目した場合、送信局に近い場合と郊外の送信局から離れた場合では、明らかに受信信号のレベルが違う。送信局から離れた地域では、信号レベルが低いため、増幅器が必要となる場合があり、一方、送信局に近い場合では、増幅器を用いると非線形による歪が発生し、エラーが生じてしまう場合があり、状況によっては、減衰器が必要となる場合もある。さらに、アンテナをとりはずして、信号入力端子にケーブルテレビ等給電線路を直接接続した場合においても、信号レベルがかなり高くなる。
そこで、整合回路21A,21Bに代えて増幅器や減衰器を設け、入力選択スイッチ22A,22Bにより切り換えることによって、信号レベルが低い地域では増幅器を、信号レベルが高く増幅器が歪む可能性ある地域では、減衰器を選択する確率が高くなり、受信率を向上することが可能である。また、使用される状況下相違が明らかに明確な場合は、設定する閾値をそれぞれの状態に単独に設けるといった場合もある。
また、図7に示す携帯端末20’のように、増幅器21の電源をON/OFFして、回路の動作(増幅/減衰、または、増幅/スルー)を変えることによって、状態を切り換えることも可能である。さらに、アンテナをとりはずして、信号入力端子にケーブルテレビ等給電線路を直接接続した場合においては、信号レベルがかなり高くなる。そこで、同様の手法によって、状態を切り換えれば、上記なような複数の状況に対応することが可能である。
さらに、伝搬環境に着目すると、他のユーザーが違う周波数を使用していた場合、その電波がシステムに影響を及ぼす可能性がある。
そこで、整合回路21A,21Bに代えて低域阻止フィルタ、高域阻止フィルタあるいは帯域通過フィルタなどを設け、入力選択スイッチ22A,22Bにより切り換えることによって、他の周波数の影響を低減することが可能である。この場合、すべての状況下において、必ずしもフィルタが必要ではなく、不要な場合は、最悪の場合増幅器が必要となり、消費電力が増大してしまう可能性もあるため、状態の切り換えが有効である。また、電源制御によって、周波数帯域を切り換えられるアクティブフィルターを用いるようにしてもよい。
また、マルチ周波数ネットワーク(MFN)を使用した放送においては、違う地域において、違う周波数で同じ番組が放送されている場合があるので、例えば、図8に示すように、受信信号の入力手段としてマルチ周波数ネットワークに対応する周波数変換部32を備える携帯端末30に本発明を適用することにより、チャネルプランが保持されていれば、その番組が放送されている周波数を切り換え、より受信状態のよい周波数(チャネル)を選択することができる。
すなわち、この携帯端末30は、マルチ周波数ネットワークに対応する周波数変換部32を備え、アンテナ31を介して供給される受信信号を上記周波数変換部32により周波数変換して復調部33に供給するようになっている。
上記復調部33は、上記周波数変換部23により周波数変換された受信信号に復調処理を施し、上記受信信号から復調されたトランスポートストリームデータを出力する。
そして、エラー検出部34では、上記復調部33により受信信号から復調されたストリームデータのエラーを検出する。制御部35は、上記エラー検出部34により検出されたエラー数が閾値を越えたか否かを判定し、上記エラー数が閾値を越えた場合に、上記周波数変換部32の動作を切り換える。
次に、受信信号として所定位置にパイロット信号が挿入されたデジタル放送信号が入力される場合を例として、エラーの検出による受信状態の切り換え制御の具体例を図9のフローチャートを参照して説明する。
すなわち、受信開始あるいはチャンネル選択時には、先ず、アンテナあるいは状態回路を状態1にセットし(ステップS31)、所定時間が経過するのを待って(ステップS32)、所定時間経過後に変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を測定する(ステップS33)。
次に、アンテナあるいは状態回路を状態2にセットし(ステップS34)、所定時間が経過するのを待って(ステップS35)、所定時間経過後に変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を測定する(ステップS36)。
ここで、変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)は、受信信号として入力されたデジタル放送信号に挿入されているスキャッタードパイロット信号(SP)の搬送波に基づいて算出する。なお、状態切り換え後に、一定の時間だけ待ち時間を設けることにより、状態切り換えの影響を避けて、変調誤差比の測定を確実に行うことができる。
変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)は、ヨーロッパの規格団体であるETSI(European Telecommunications Standards Institute)がETR290:Measurement guidelines for DVB systemで規格化した評価尺度であり、OFDM方式を採用したデジタル放送信号におけるi番目の理想信号点の振幅S(i)とi番目の受信信号点の誤差振幅n(i)とから、次の式(1)にて算出される。
Figure 0004661411
そして、状態1にセットして測定した変調誤差比MER1と状態2にセットして測定した変調誤差比MER2と比較し(ステップS37)、MER1>MER2の場合には状態1に切り換えて(ステップS38)、データ受信を開始し、MER1<MER2の場合には状態2でデータ受信を開始する。
このように、状態の遷移の選択に、変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を使用することにより、エラー検出より瞬時に、その状態の状況を把握することができる。
なお、状態を切り換える順番は、一番選択される(MERの値が高い)確率が高い状態を、最後に探索すれば、切り換え回数を低減することができる。
次に、データ受信開始後の定常時の制御動作の具体例を図10のフローチャートを参照して説明する。
データ受信を開始すると(ステップS41)、所定時間が経過するのを待って(ステップS42)、一定の数のパケットを受信する所定時間経過後に、リード・ソロモン符号のような誤り訂正符号を含めたパケット伝送によるエラー検出により、パケットエラーの個数をカウントしたエラー検出結果(パケットエラーの個数または割合)がエラー閾値以上であるか否かを判定し(ステップS43)、閾値以下の場合、そのまま現状の状態を保ちデータ受信を継続する。一方、エラーの個数または割合が、閾値以上の場合は、状態切り換え選択判断処理(ステップS44)に移る。
ここで、ステップS43において、パケットエラーと同時に、状態1での変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を測定しておく。これにより、ステップ44における状態切り換え選択判断を迅速に行うことができる。
上記ステップS44の状態切り換え選択判断処理では、図11のフローチャートに示すように、現状態例えば状態1から別の状態すなわち状態2にアンテナあるいは状態回路を遷移させ(ステップS51)、所定時間が経過するのを待って(ステップS52)、一定の数のパケットを受信する所定時間経過後に、その状態における変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を測定する(ステップS53)。
そして、上記ステップS43において測定した状態1での変調誤差比MER1と状態2に遷移して測定した変調誤差比MER2とを比較し(ステップS54)、MER1>MER2の場合には状態1に切り換えて(ステップS55)、所定時間が経過するのを待って(ステップS56)、上記ステップS41に戻って状態1でデータ受信を開始し、また、MER1<MER2の場合には所定時間が経過するのを待って(ステップS56)、上記ステップS41に戻って状態2でデータ受信を開始する。
なお、この状態切り換え選択判断処理を実行した後は、パケットエラーの検出を直ちに開始しないで、一定の待ち時間を設けることにより、不必要な状態切り換えを低減する。
ここで、上記実施の形態では、単一機能切り替えについて説明したが、2つ以上の複数機能切り替えを行っても良い。 例えばアンテナ切り替えと増幅器の増幅/スルー切り替えの組合せを制御する。切り替え制御は、アンテナ切り替えを増幅器動作切り替えより優先させ、エラー検出によりまずアンテナを切り替える。どちらのアンテナもエラーを生じた場合、増幅器動作を切り替えるようにステートマシンを構成する。
本発明を適用した携帯端末の外観斜視図である。 上記携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 上記携帯端末の動作を示すフローチャートである。 制御部に競合カウンタの機能を搭載した携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した他の携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 図5に示した携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した他の携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明を適用した他の携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明を適用した携帯端末において、受信信号として所定位置にパイロット信号が挿入されたデジタル放送信号が入力される場合を例として、エラーの検出による受信状態の切り換え制御の具体例を説明するためのフローチャートである。 本発明を適用した携帯端末において、データ受信開始後の定常時の制御動作の具体例を説明するためのフローチャートである。 上記データ受信開始後の定常時の制御動作における状態切り換え選択判断処理の詳細を示すフローチャートである。 従来のダイバーシチ受信の動作原理をブロック図である。 ダイバーシチ受信におけるエラーを防止するようにした従来の構成例を示すブロック図である。 ダイバーシチ受信におけるエラーを防止するようにした従来の他の構成例を示すブロック図である。 信号の検波電圧に一定の閾値を設定して、アンテナを切り換える受信方式を示すフローチャートである。
符号の説明
10,20,20’,30 携帯端末、11A,11B,31 アンテナ、12 アンテナスイッチ、13,23,32 周波数変換部、14,24,33 復調部、15,25,34 エラー検出部、16,26,35 制御部、21A,21B 整合回路、21 増幅器,22A,22B 入力選択スイッチ

Claims (10)

  1. 受信状態の異なる複数種類の、パイロット信号を含むデジタル放送信号を選択的に入力する入力手段と、
    上記入力手段により入力された受信信号に復調処理を施す復調手段と、
    上記復調手段により受信信号から復調された誤り訂正符号を有するストリームデータのパケットエラーを検出するエラー検出手段と、
    上記エラー検出手段により検出される一定区間のパケットエラー率を計測し、その値が閾値を超えたか否かを判定し、その判定結果に応じて上記入力手段を制御する制御手段とを備え、
    上記入力手段は、少なくとも所定の周波数帯域の受信信号の振幅特性を変える回路素子と、上記回路素子を介して得られる受信信号に周波数変換処理を施す周波数変換手段と、上記周波数変換手段により周波数変換された受信信号に復調処理を施す復調手段とからなり、
    上記制御手段は、受信開始又はチャンネル選局時に、上記パイロット信号の搬送波に基づいて切り換え制御前後の変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)を比較して、受信状態のよい振幅特性の受信信号を選択する切り換え制御を行ってデータ受信を開始し、その後、上記パケットエラー率が閾値を越えた場合に、上記入力手段の回路素子により上記復調手段で復調処理を施す受信信号の振幅特性を変更する切り換え制御を行う受信端末装置。
  2. 上記入力手段は、受信信号の振幅特性を変える回路素子を複数有し、更に上記複数の回路素子を選択する選択スイッチを有し、
    上記制御手段は、上記パケットエラー率が閾値を越えた場合に、上記選択スイッチにより選択する回路素子を切り換える請求項1記載の受信端末装置。
  3. 上記回路素子は、受信信号の入力特性を電源制御により可変自在な回路素子であり、
    上記制御手段は、上記パケットエラー率が閾値を越えた場合に、上記回路素子の電源制御により受信信号の振幅特性を切り換える請求項1記載の受信端末装置。
  4. 上記周波数変換手段は、マルチ周波数ネットワークに対応する周波数変換手段であり、
    上記制御手段は、上記パケットエラー率が閾値を越えた場合に、上記周波数変換手段の動作を切り換える請求項1記載の受信端末装置。
  5. 上記制御手段は、上記エラー検出手段により検出される一定区間のパケットエラー率を計測し、その値が閾値より大きいことを条件としてカウント動作を行う競合カウンタを備え、競合カウンタの値に基づいて上記切り換え制御を開始する請求項1記載の受信端末装置。
  6. 上記制御手段は、上記入力手段の回路素子により上記復調手段で復調処理を施す受信信号の振幅特性を変更した後、一定の遅延時間以上待ってから、上記エラー検出手段によるパケットエラー検出を開始させる請求項1記載の受信端末装置。
  7. 上記制御手段は、選択される確率が高い状態の閾値と、選択される確率が低い状態の閾値を異なる値にし、状態遷移にヒステリシスを持たせた切り換え制御を行う請求項1記載の受信端末装置。
  8. 上記制御手段は、設定切り換え後、所定の遅延時間以上待ってから、切り換え後の変調誤差比を取得する請求項1記載の受信端末装置。
  9. 上記制御手段は、チャンネル選局時に、全状態に切り換え、最も変調誤差比(MER:Modulation Error Raito)のよい状態に切り換え制御を行う請求項1記載の受信端末装置。
  10. 上記制御手段は、選択される確率が最も高い状態を最後に検索する請求項9記載の受信端末装置。
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