JP4659392B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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本発明は、化粧料容器に関するものである。
従来から、ファンデーション等の化粧料を収容して携帯するコンパクトとして、図8に示すようなものが出回っている。このコンパクトは、上面にパフ収容凹部22と化粧皿収容凹部23とが前後に形成された容器本体21と、この容器本体21の上面を蓋する蓋体24とを備えており、上記容器本体21の後端部に設けた凹部21aに蓋体24の後端部24aをヒンジ連結している。また、上記化粧皿収容凹部23には、その左右両側面に左右一対の凹部23a(図9参照。この図9では、一方の凹部23aしか図示せず)が相対向する状態で形成されており、これら両凹部23aの底面から弾性板25が立設されているとともに、これら両弾性板25の上端部に凸部25aが突設されている。また、上記化粧皿収容凹部23には、その後側面に突条(図示せず)が形成されている。そして、上記化粧皿収容凹部23内に化粧皿26を収容した状態では、上記両弾性板25の凸部25aに、化粧皿26の左右両側面に形成された左右一対の凹部26a(図10参照。この図10では、一方の凹部26aしか図示せず)が着脱自在に係合し、上記突条に、化粧皿26の後側面に形成された凹部(図示せず)が着脱自在に係合している(例えば、特許文献1参照)。図8において、28は上記パフ収容凹部22に収容されたパフで、29は開蓋用のフックピースである。
実開平6−79418号公報
しかしながら、上記のコンパクトでは、化粧皿26の左右両側面および後側面に凹部26aが形成されているため、化粧皿26の落下強度が低下する。しかも、化粧皿26の成形金型として、上記凹部26aを形成することができる特殊な成形金型を使用しなければならず、その分成形金型が高価になり、コンパクトのコストが上がる。そこで、化粧皿26の左右両側面や後側面に凹部26a等を形成することなく、化粧皿収容凹部23に化粧皿26を保持,固定することのできる化粧料容器の提供が強く要望されている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、化粧皿の側面に凹部等を形成することなく、化粧皿を収容するための凹部に化粧皿を保持,固定することのできる化粧料容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の化粧料容器は、上面に凹部が形成された容器本体と、この容器本体の上面を蓋する蓋体と、化粧料が充填された外周壁面および底面に係合用の凹凸を有しない化粧皿とを備え、上記容器本体の凹部が仕切り材を隔てて、上記化粧皿を収容しうる2つの小凹部に仕切られているとともに、上記仕切り材に、一方の小凹部に収容した化粧皿をスライド自在に通して他方の小凹部に収容しうる貫通孔が形成され、上記化粧皿が通過する上記凹部の底壁の部分の少なくとも一部を、下方に撓む弾性板に形成し、この弾性板に、上記他方の小凹部に収容した化粧皿が上記一方の小凹部側にスライドするのを阻止する位置決め用凸部が形成されているという構成をとる。
すなわち、本発明の化粧料容器は、その容器本体に形成された凹部が、仕切り材を隔てて、化粧皿を収容しうる2つの小凹部に仕切られており、上記仕切り材に、一方の小凹部に収容した化粧皿をスライド自在に通して他方の小凹部に収容しうる貫通孔が形成されている。また、上記化粧皿が通過する上記凹部の底壁の部分の少なくとも一部を、下方に撓む弾性板に形成し、この弾性板に、上記一方の小凹部に収容した化粧皿が上記他方の小凹部側にスライドするのを阻止する位置決め用凸部が形成されている。したがって、本発明の化粧料容器では、まず、上記一方の小凹部に化粧皿を収容し、つぎに、この収容した化粧皿を上記貫通孔を通して上記他方の小凹部側にスライドさせることで、化粧皿を他方の小凹部に収容することができる。また、上記スライドの途中で化粧皿が、弾性板に形成した位置決め用凸部を通過する際には、弾性板が下方に撓むため、上記位置決め用凸部を乗り越えて他方の小凹部にまでスライドさせることができる。また、化粧皿を上記他方の小凹部に収容した状態では、上記位置決め用凸部で化粧皿が上記一方の小凹部側にスライドするのが阻止されて、位置決め,固定されている。このため、化粧皿の側面に係合用の凹部等を形成する必要がなくなり、化粧皿の落下強度が向上し、しかも、化粧皿の成形金型として特殊な成形金型を使用しなくてよく、その分成形金型が安価になり、コンパクトのコストが下がる。
上記仕切り材の底壁に位置決め用凸部が形成されていると、化粧皿が上記他方の小凹部内に略収まる状態で、上記他方の小凹部に収容される。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1は本発明の化粧料容器の一実施の形態を示している。図において、1は上面に凹部1a(この凹部1aは、化粧皿収容凹部5およびパフ収容凹部6として利用される)が形成された合成樹脂製の容器本体(図2参照)で、2は上記容器本体1の上面を蓋する合成樹脂製の蓋体で、3は上記容器本体1の凹部1a(のうち、化粧皿収容凹部5として利用される部分)の底面上に載置,固定される金属製もしくは合成樹脂製の化粧皿であり、その内部に化粧料3aが収容されている。この化粧皿3には、その外周壁面に係合用凹部等は形成されていない。
上記容器本体1の凹部1aは、図3に示すように、左右方向に長い略長方形状に形成されており、その左右方向中央部の上端部には、平面視で上記凹部1aを左右に仕切る平板状の仕切り材11が前後方向に架設されている。そして、この仕切り材11で仕切られた左右両小凹部(左右両空間)のうち、左側小凹部が、化粧皿3を収容するための化粧皿収容凹部(他方の小凹部)5として、右側小凹部が、パフ(図示せず)を収容するためのパフ収容凹部(一方の小凹部)6としてそれぞれ利用されており、それぞれ、化粧皿3を収容することができる大きさに形成されている。また、上記仕切り材11の下側空間が、上記両収容凹部5,6を連通する貫通孔として利用されており、化粧皿3を左右方向にスライド自在に通過させることができるようにしている。
また、上記容器本体1の凹部1aの底壁のうち、上記パフ収容凹部6の底壁の左側部分、これに続く上記仕切り材11の下側空間(すなわち、貫通孔)の底壁部分、およびこれに続く化粧皿収容凹部5の底壁の右側縁部には、その前後方向中央部に、開放部が右側に向いているU字状の切り欠き部13が形成されており、このU字状の切り欠き部13で囲まれた部分が弾性板14に形成されている(図4参照)。この弾性板14には、その遊端部の上面(すなわち、仕切り材11の下側位置)に1条の突条(位置決め用凸部)15が突設されており(図5参照)、上記スライド時に、化粧皿3が突条15上を通る際に、弾性板14が下方に撓んで突条15を乗り越えることができるようにしている。また、化粧皿3通過後は、上記突条15が化粧皿3の右側面の下端部に当接して化粧皿3がパフ収容凹部6側にスライドするのを阻止し、化粧皿収容凹部1aに収容,固定できるようにしている。このとき、化粧皿3の上端部の右側縁部は仕切り材11の下側に位置しており、この仕切り材11で化粧皿3の上方への抜け出しが防止されている。また、上記容器本体1の凹部1a(の化粧皿収容凹部5)の左側面上端部から凹部1aの左側面に沿って突片16(図5参照)が突設されており、化粧皿3を化粧皿収容凹部1aに収容,固定した状態で、化粧皿3の上端部の左側縁が突部16の下側に位置しており、この突片16で化粧皿3の上方への抜け出しが防止されている。図2において、1bは上記容器本体1の前端部に設けた係合突部であり、上記蓋体2の前端部に設けた係合爪2aに着脱自在に係合するようにしている。また、2bは上記蓋体2の後端部に設けたヒンジ連結部であり、上記容器本体1の後端部にヒンジ連結している。
上記の構成において、容器本体1の凹部1aの化粧皿収容凹部5に化粧皿3を収容,固定する場合には、まず、上記凹部1aのパフ収容凹部6に化粧皿3を収容し(図5参照)、ついで、パフ収容凹部6に収容した化粧皿3を仕切り材11の下側空間を通して左側にスライドさせ、このスライドの途中で上記突条15上を乗り越え(図6参照)、化粧皿3を化粧皿収容凹部5に収容することを行う。この状態では、化粧皿3の上端部の左側縁部が上記容器本体1の凹部1aの突部16の下側に位置し、化粧皿3の上端部の右側縁部が上記仕切り材11の下側に位置している(図7参照)。一方、上記化粧皿収容凹部5から化粧皿3を取り出す場合には、パフ収容凹部6側から手指で弾性板14を押圧して下方に撓ませ、化粧皿3が仕切り材11の下側空間をスライドできる状態にしてから、化粧皿3を右側にスライドさせてパフ収容凹部6に移動させたのち、パフ収容凹部6から取り出すことを行う。
このように、上記実施の形態では、上記弾性板14に設けた突条15を利用し、容器本体1の凹部1aの化粧皿収容凹部5に化粧皿3を保持,固定することができるため、化粧皿3の外周壁面に係合用の凹部等を形成する必要がなく、化粧皿3の落下強度が向上する。しかも、化粧皿3の成形金型として、特殊な成形金型を使用する必要がなく、その分成形金型が安価になり、コンパクトのコストが下がる。
なお、上記実施の形態では、弾性板14の突条15を仕切り材11の下側位置に形成しているが、これに限定するものではなく、化粧皿3の大きさ(特に、左右幅寸法)に対応させて、適宜の位置(例えば、パフ収容凹部6の底壁,化粧皿収容凹部5の底壁)に形成することができる。
本発明の化粧料容器の一実施の形態を示す斜視図である。 容器本体の斜視図である。 上記容器本体の平面図である。 上記容器本体の底面図である。 上記容器本体の作用を示す断面図である。 上記容器本体の作用を示す断面図である。 上記容器本体の作用を示す断面図である。 従来例を示す斜視図である。 従来例の要部を示す斜視図である。 化粧皿の斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 凹部
3 化粧皿
3a 化粧料
5 化粧皿収容凹部
6 パフ収容凹部
11 仕切り材
14 弾性板
15 突条

Claims (2)

  1. 上面に凹部が形成された容器本体と、この容器本体の上面を蓋する蓋体と、化粧料が充填された外周壁面および底面に係合用の凹凸を有しない化粧皿とを備え、上記容器本体の凹部が仕切り材を隔てて、上記化粧皿を収容しうる2つの小凹部に仕切られているとともに、上記仕切り材に、一方の小凹部に収容した化粧皿をスライド自在に通して他方の小凹部に収容しうる貫通孔が形成され、上記化粧皿が通過する上記凹部の底壁の部分の少なくとも一部を、下方に撓む弾性板に形成し、この弾性板に、上記他方の小凹部に収容した化粧皿が上記一方の小凹部側にスライドするのを阻止する位置決め用凸部が形成されていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 上記仕切り材の底壁に位置決め用凸部が形成されている請求項1記載の化粧料容器。
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