JP4655163B1 - 流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法 - Google Patents

流体噴射装置、流体噴射装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パルス流噴射と連続流噴射とを切替え可能な流体噴射装置の制御方法を実現する。
【解決手段】流体噴射装置の制御方法は、流体室と前記流体室の容積を変更する容積変更手段とを有し、流体噴射開口部から流体をパルス流または連続流として噴射させる脈流発生部と、前記脈流発生部に所定の圧力で流体を供給する流体供給手段と、パルス流噴射と連続流噴射とを選択的に切り替える噴射指令切替え手段と、が備えられる流体噴射装置の制御方法であって、前記容積変更手段を駆動し流体を脈流に変換してパルス状に噴射させるパルス流噴射と、前記容積変更手段を停止し、パルス流噴射の場合よりも前記流体供給手段からの流体供給圧力を高めて流体を連続流として噴射させる連続流噴射と、に前記噴射指令切替え手段により選択的に切替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、パルス流噴射と連続流噴射とを切替え操作可能な流体噴射装置及び流体噴射装置の制御方法に関する。
従来より、体腔内に導入されるチューブにポンプから液体を高圧で供給し、チューブ先端のノズルから液体を噴射し流体圧によって体腔内組織の切除を行う手術装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、流体室の容積を容積変更手段により急激に変化させ流体を脈流に変換してノズルからパルス状に高速噴射させ、衝撃圧によって生体組織の切除や切開を行う流体噴射装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−99853号公報 特開2008−82202号公報
特許文献1では、柔軟性を有するチューブで高圧液体をノズルまで導いているために、仮にポンプで脈流を発生させたとしても液体は連続流噴射となる。連続流噴射により生体組織の切開を行う場合、流体圧により術部を押し広げるように切開を行うことから、十分な切除能力を得るためには液体供給圧力を高めなければならない。
また、特許文献2によれば、容積変更手段によって流体を脈流に変換してノズルからパルス流噴射をしている。この際、パルス化した流体の先頭波や流体粒の衝撃圧により生体組織を削り取るように切開及び切除を行うことから、流体供給圧力は低圧でもよく、液体供給量も少なくてよい。
上述したように、連続流噴射とパルス流噴射では、生体組織の切除能力や切除特性が異なるため、手術部位や切除特性に合わせて連続流とパルス流とを使い分けることが望ましい。
そこで、連続流噴射用とパルス流噴射用の2種類の流体噴射装置を使い分けることが考えられるが、その都度、流体噴射装置を使い分けることは煩わしく、作業性を著しく低下させる。
また、特許文献2の流体噴射装置において容積変更手段の駆動を停止すれば、連続流噴射が可能になるが、そのままでは流体供給圧力が十分に得られず切除能力が低下してしまうという課題がある。特に、特許文献2のように逆止弁を持たずに流体のイナータンス効果で高圧のパルス流を実現する構成においては、流路の一部でイナータンスを大きくする為に管路断面積を非常に小さくしたり、長くしたりしているので流路抵抗も高くなり、単に容積変更手段の駆動の切り替えをしても連続流噴射では所望の圧力での噴射は得られにくい。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る流体噴射装置は、流体室と、前記流体室の容積を変更する容積変更手段と、前記流体室に所定の圧力で流体を供給する流体供給手段と、前記容積変更手段を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射と、前記容積変更手段を停止させた状態で前記パルス流噴射の場合よりも前記流体供給手段からの流体供給圧力を高めて前記流体を噴射させる連続流噴射と、を切替える噴射指令切替え手段と、が備えられていることを特徴とする。
[適用例2]本適用例に係る流体噴射装置は、前記流体を噴射する流体噴射開口部の断面積をA(m2)としたとき、前記流体噴射開口部の断面積Aが、2.5π×10-9(m2)≦A≦22.5π×10-9(m2)であって、前記噴射指令切替え手段は、前記連続流噴射を行う場合の前記流体供給手段から流体を供給する流量が20A(m3/秒)以上となるように、前記流体供給圧力を高めること、を特徴とする
[適用例3]本適用例に係る流体噴射装置の制御方法は、流体室に流体を供給することと、前記流体室の容積を変化させることによって前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射と、前記流体室の容積を維持することによって前記流体を噴射させる連続流噴射と、を切り替えることと、を含み、前記切り替えることは、前記パルス流噴射の場合よりも、前記流体室に供給する前記流体の圧力を高めて前記連続流噴射を行うことを特徴とする。
上記適用例による流体噴射装置の構成及び制御方法によれば、一つの流体噴射装置を噴射指令切替え手段によりパルス流噴射または連続流噴射に切替えて使用することができる。よって、手術途中であっても切除特性に合わせて連続流噴射とパルス流噴射とに容易に切替えて手術することができる。
従って、パルス流噴射の場合は、少ない流量(低圧)で高い切除能力が得られるとともに、術視野を妨げることなく施術することができる。
また、連続流噴射の場合は、流体供給圧力を高めることによって切除能力を高めるとともに、生体組織の剥離等の連続流噴射に適合した施術を行うことができる。
また、連続流噴射の場合に、噴射開口部の断面積Aを2.5π×10-9(m2)≦A≦22.5π×10-9(m2)とし、流量が20A(m3/秒)となるように流体供給圧力を高める。従って、直径が0.1〜0.3mmの円形の流体噴射開口部から噴射される連続流の流速が20(m/秒)以上になる。これにより、噴射される連続流が生体組織の切開または切除等の能力を十分に有するため、生体組織の剥離等の連続流噴射に適合した施術を行うことができる。また、生体組織の切開、切除、剥離などを微細に行ったり、同程度の太さの血管周りを切除するのに適合した施術を行ったりすることができる。
実施形態1に係る手術具としての流体噴射装置を示す構成説明図。 実施形態1に係る脈流発生部を流体の噴射方向に沿って切断した切断面を示す断面図。 実施形態1に係る駆動制御部の概略構成を示すブロック説明図。 連続流噴射とパルス流噴射の切除特性を模式的に示す説明図であり、(a)はパルス流噴射、(b)は連続流噴射を示す。 流体噴射装置の制御方法を示すフロー説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明による流体噴射装置は、インク等を用いた描画、細密な物体及び構造物の洗浄、手術用メス等様々に採用可能であるが、生体組織を切開または切除することに好適な流体噴射装置を例示して説明する。従って、実施形態にて用いる流体は、水または生理食塩水等の液体である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る手術具としての流体噴射装置を示す構成説明図である。図1において、流体噴射装置1は、流体を収容する流体供給容器2と、流体供給手段としてのポンプ10と、ポンプ10から供給される流体を脈流(以降、パルス流と表すことがある)に変換させる脈流発生部20とポンプ10と脈流発生部20の駆動を制御する駆動制御部15と、を備えている。ポンプ10と脈流発生部20とは流体供給チューブ4によって接続されている。
脈流発生部20には、細いパイプ状の接続流路管90が接続され、接続流路管90の先端部には流路径が縮小された流体噴射開口部96を有するノズル95が挿着されている。なお、接続流路管90は、流体噴射時において変形しない程度の剛性を有している。
また、脈流発生部20には、噴射指令切替え手段25を有し、本実施形態では噴射指令切替え手段としてパルス流噴射を選択するパルス流指令スイッチ26と、連続流噴射を選択する連続流指令スイッチ27と、流体噴射を停止するOFFスイッチ28とが備えられている。
このように構成される流体噴射装置1における流体の流動を簡単に説明する。流体供給容器2に収容された流体は、ポンプ10によって吸引され、一定の圧力で流体供給チューブ4を介して脈流発生部20に供給される。脈流発生部20には、流体室80(図2、参照)と、この流体室80の容積を変化させる容積変更手段としての圧電素子30とダイアフラム40と、が備えられており、圧電素子30を駆動して流体室80内において脈流を発生させ、接続流路管90、ノズル95を介して流体噴射開口部96から流体をパルス状に高速噴射する。
なお、脈流発生部20が駆動を停止している場合には、ポンプ10から供給された流体は流体室80を通って、流体噴射開口部96から連続流噴射される。
ここで脈流とは、流体の流れる方向が一定で、流体の流量または流速が周期的または不定期な変動を伴った流体の流動を意味する。脈流には、流体の流動と停止とを繰り返す間欠流も含むが、流体の流量または流速が周期的または不定期な変動をしていればよいため、必ずしも間欠流である必要はない。
同様に、流体をパルス状に噴射するとは、噴射する流体の流量または移動速度が周期的または不定期に変動した流体の噴射を意味する。パルス状の噴射の一例として、流体の噴射と非噴射とを繰り返す間欠噴射が挙げられるが、噴射する流体の流量または移動速度が周期的または不定期に変動していればよいため、必ずしも間欠噴射である必要はない。
次に、本実施形態に係る脈流発生部20の構造について説明する。
図2は、本実施形態に係る脈流発生部を流体の噴射方向に沿って切断した切断面を示す断面図である。なお、図2は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。脈流発生部20は、ポンプ10から流体供給チューブ4を介して流体室80に流体を供給する入口流路81と、流体室80の容積を変化させる容積変更手段としての圧電素子30及びダイアフラム40と、流体室80に連通する出口流路82と、を有して構成されている。入口流路81には流体供給チューブ4が接続されている。
ダイアフラム40は、円盤状の金属薄板からなり、ケース50とケース70によって密着されている。圧電素子30は、本実施形態では積層型圧電素子を例示しており、両端部の一方がダイアフラム40に、他方が底板60に固着されている。
流体室80は、ケース70のダイアフラム40に対向する面に形成される凹部とダイアフラム40とによって形成される空間である。流体室80の略中央部には出口流路82が開口されている。
ケース70とケース50とは、それぞれ対向する面において接合一体化されている。ケース70には、出口流路82に連通する接続流路91を有する接続流路管90が嵌着され、接続流路管90の先端部にはノズル95が挿着されている。そして、ノズル95には、流路径が縮小された流体噴射開口部96が開口されている。
次に、本実施形態の駆動制御部の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る駆動制御部の概略構成を示すブロック説明図である。駆動制御部15は、ポンプ10の駆動制御を行うポンプ駆動回路152と、圧電素子30を駆動制御する圧電素子駆動回路153と、ポンプ駆動回路152と圧電素子駆動回路153とを制御する制御回路151と、メインスイッチ24と、を有して構成されている。
なお、制御回路151には、ポンプ10からの流体供給量(つまり、供給圧力)を決定するポンプ10の駆動周波数と、パルス一個の切除力を決定する流体室80の容積変化量(排除体積)と、切除速度を決定する流体室80の容積変化の周波数(圧電素子30の駆動周波数に相当する)と、を設定するプログラムが格納されている。
次に各スイッチの機能について説明する。メインスイッチ24は、流体噴射装置1の起動及び停止機能を有しており、具体的には制御回路151のON(立ち上げ)及びOFF(停止)を行う。
パルス流指令スイッチ26は、ポンプ10の低圧駆動及び脈流発生部20の起動を行い、連続流指令スイッチ27では、ポンプ10の高圧駆動及び脈流発生部20の停止を行う。流体噴射装置1の駆動途中でパルス流噴射から連続流噴射に切替える場合には、連続流指令スイッチ27を操作(ON)すればよい。また、連続流噴射からパルス流噴射に切替える場合には、パルス流指令スイッチ26を操作(ON)すればよい。さらに、噴射停止させる場合はOFFスイッチ28を操作すればよい。
次に、本実施形態における脈流発生部20のパルス流噴射動作について図1、図2を参照して説明する。本実施形態の脈流発生部20の流体吐出は、入口流路81側の合成イナータンスL1と出口流路82側の合成イナータンスL2の差によって行われる。
まず、イナータンスについて説明する。
イナータンスLは、流体の密度をρ、流路の断面積をS、流路の長さをhとしたとき、L=ρ×h/Sで表される。流路の圧力差をΔP、流路を流れる流体の流量をQとした場合に、イナータンスLを用いて流路内の運動方程式を変形することで、ΔP=L×dQ/dtという関係が導き出される。
つまり、イナータンスLは、流量の時間変化に与える影響度合いを示しており、イナータンスLが大きいほど流量の時間変化が少なく、イナータンスLが小さいほど流量の時間変化が大きくなる。
ここで、入口流路81側の合成イナータンスL1は、入口流路81の範囲において算出される。この際、ポンプ10と入口流路81を接続する流体供給チューブ4は柔軟性を有するため、合成イナータンスL1の算出から削除してもよい。
また、出口流路82側の合成イナータンスL2は、本実施形態では出口流路82と接続流路91の範囲のイナータンスである。なお、接続流路管90の管壁の厚さは、流体の圧力伝播に対して十分な剛性を有している。
そして、本実施形態では、入口流路81側の合成イナータンスL1が出口流路82側の合成イナータンスL2よりも大きくなるように、入口流路81の流路長及び断面積、出口流路82の流路長及び断面積を設定する。
ポンプ10によって入口流路81には、所定の圧力で流体が供給されている。なお、ポンプ10からの流体供給量はパルス流噴射量とほぼ等しい量であればよい。ここで、圧電素子30が動作を行わない場合、ポンプ10の吐出力と入口流路81側全体の流路抵抗の差によって流体は流体室80内に流動する。
圧電素子30に駆動信号が入力され、圧電素子30がダイアフラム40の流体室80側の面に対して垂直方向(矢印A方向)に急激に伸長したとすると流体室80の容積が縮小され、流体室80内の圧力は、入口流路81側及び出口流路82側の合成イナータンスL1,L2が十分な大きさを有していれば急速に上昇して数十気圧に達する。
この圧力は、入口流路81に加えられていたポンプ10による圧力よりはるかに大きいため、入口流路81から流体室80内への流体の流入はその圧力によって減少し、出口流路82からの流出は増加する。
さらに、入口流路81側の合成イナータンスL1は、出口流路82側の合成イナータンスL2よりも大きいため、入口流路81から流体室80へ流入する流量の減少量よりも、出口流路82から吐出される流体の増加量のほうが大きいため、接続流路91にパルス状の液体吐出、つまり、脈流が発生する。この吐出の際の圧力変動が、接続流路管90内(接続流路91)を伝播して、先端のノズル95の流体噴射開口部96から流体が噴射される。
ここで、流体噴射開口部96の流路径は、出口流路82の流路径よりも縮小されているので、流体はさらに高圧となり、パルス状の液滴となって高速噴射される。
一方、流体室80内は、入口流路81からの流体流入量の減少と出口流路82からの流体流出の増加との相互作用で、圧力上昇直後に低圧状態(真空に近い状態)となる。そして、圧電素子30を元の形状に復元すると、ポンプ10の圧力と、流体室80内の低圧状態の双方によって一定時間経過後、入口流路81の流体は圧電素子30の動作前(伸長前)と同様な速度で流体室80内に向かう流れが復帰する。
入口流路81内の流体の流動が復帰した後、圧電素子30の伸長があれば、流体噴射開口部96からパルス状の液滴を継続して噴射する。
ポンプ10から所定の圧力で流体供給を継続しながら脈流発生部20を駆動停止すると、流体は入口流路81、流体室80、出口流路82を通過して流体噴射開口部96に達する。この際、圧電素子30は停止しているので流体は連続流として流体噴射開口部96から噴射される。なお、流体噴射開口部96の流路径は、出口流路82及び接続流路91の流路径よりもはるかに縮小されているため、ポンプ10からの供給圧力より高い圧力で高速噴射される。
次に、連続流噴射とパルス流噴射との切除特性について説明する。
図4は、連続流噴射とパルス流噴射の切除特性を模式的に示す説明図であり、(a)はパルス流噴射、(b)は連続流噴射を示している。パルス流噴射の場合、主にパルス化した流体の先頭波や流体粒の衝撃圧によって生体組織を削り取るように切除する(図中、矢印Cで表す)。この際、パルス一個の衝撃圧による切除力を決定する要因は、パルス流の流体粒の大きさを決定する流体室80の容積変化量(排除体積)と、パルス流の流体粒の速度を決定する流体室80の容積を縮小させる速度(流体室80の容積を縮小させる際の圧電素子30の駆動時間に相当する)であるため、流体供給圧力は低圧でもよい。
連続流噴射の場合、連続的に噴射される流体の流体圧で生体組織を押し広げながら(図中、矢印Dで表す)切除(切開)が行われる。従って、流体圧による切除力はポンプ10による流体供給圧力に影響される。つまり、流体圧による切除力を衝撃圧による切除力と同等以上にするためには、ポンプ10の流体供給圧力をパルス流噴射の場合よりも高めておかなければならない。
上述したように、パルス流噴射と連続流噴射の切除特性を使い分けることによって、様々な手術対象に対応することが可能となる。
次に、一つの流体噴射装置1をパルス流噴射と連続流噴射とに切替えて使用する場合の制御方法について説明する。
(流体噴射装置の制御方法)
図5は、流体噴射装置の制御方法を示すフロー説明図である。図1〜図3も参照する。なお、表1に制御の指令に係る各スイッチの機能を示す。
Figure 0004655163
まず、メインスイッチ24を操作して流体噴射装置1を起動させる(S10)。つまり、制御回路151を立ち上げておく。次にパルス流噴射にするか連続流噴射にするかを選択する(S20)。
パルス流噴射を選択する場合には、パルス流指令スイッチ26を操作して噴射指令1を制御回路151に入力する(S21)。連続流噴射を選択する場合には、連続流指令スイッチ27を操作して噴射指令2を制御回路151に入力する(S40)。
まず、パルス流噴射の場合を説明する。噴射指令1の入力に伴い制御回路151からポンプ駆動回路152に駆動指令が入力されポンプ10が低圧駆動を開始する(S22)。そして、脈流発生部20には一定の圧力で流体供給が開始される。続いて、制御回路151から圧電素子駆動回路153に駆動指令が入力され脈流発生部20(具体的には圧電素子30)が起動され(S23)、パルス流噴射を開始する。
パルス流噴射を継続した後、連続流噴射に切替えたい場合には次のステップに移行する。そこで、連続流噴射に切替えるかを判断し(S24)、連続流噴射にしない場合には、パルス流噴射をそのまま継続し、その後停止させる場合にはOFFスイッチ28を操作して噴射指令3を制御回路151に入力する(S25)。噴射指令3に伴い制御回路151から圧電素子駆動回路153に停止命令が入力され脈流発生部20(つまり、圧電素子30)の駆動が停止され(S26)、制御回路151からポンプ駆動回路152に停止命令が入力されてポンプ10が駆動停止し(S27)、流体噴射動作が終了する。そして、メインスイッチ24を操作して流体噴射装置1の全システムを停止させる(S50)。
パルス流噴射から連続流噴射に切替える場合には、連続流指令スイッチ27を操作して制御回路151に噴射指令2を入力する(S30)。噴射指令2の入力に伴い制御回路151からポンプ駆動回路152にポンプ10の流体供給圧力をパルス流噴射の場合よりも高めて駆動するよう命令が入力され、ポンプ10は高圧駆動される(S31)。
連続流噴射の場合の流体供給圧力は、切除対象や切除特性から適切な圧力に予め設定され、そのプログラムは制御回路151に格納されている。ポンプ10の高圧駆動開始とほぼ同時に脈流発生部20が駆動停止し(S32)、連続流噴射を開始する。
ここで、連続流噴射の場合の流体供給圧力について説明する。生体組織切除用の流体噴射装置では、噴射される連続流が生体組織の切開または切除の能力を十分に有するために、流体噴射開口部から噴射される連続流の流速が20(m/秒)以上であることが望ましい。従って、パルス流噴射から連続流噴射に切替える際には、流体噴射開口部から噴射される連続流の流速が20(m/秒)以上となるように流体供給圧力を設定することにより、連続流でも十分に生体組織の切開または切除の能力を備えることが可能となる。
連続流の場合における流体の流速は、供給される流量と流路の断面積によって決まる。ここで、流体供給手段から供給される流量をQ(m3/秒)、流体噴射開口部から噴射される液体の流速をV(m/秒)、流体噴射開口部の断面積をA(m2)とする。生体組織切除用の流体噴射装置では、切開、切除、剥離などを微細に行ったり、同程度の太さの血管周りを切除するのに適合した施術を行ったりするために、流体噴射ノズルの流体噴射開口部の直径が0.1mm〜0.3mm程度に設定されると良い。従って、流体開口部の断面積Aは、2.5π×10-92〜22.5π×10-92となることが望ましい。
このとき、流体噴射開口部から噴射される液体の流速Vは次式のように表せる。
V=Q/A
流体噴射開口部から噴射される液体の流速Vが20(m/秒)以上であれば生体組織の切開または切除の能力を十分に備えるため、連続流において生体組織の切開または切除が可能となるための流体供給手段から供給される流量Qの条件について、以下の不等式が成り立つ。
Q≧20A
従って、流体供給手段から供給される流量が20A(m3/秒)以上となるように流体供給圧力を高めれば、連続流が生体組織の切開または切除能力を備えることが可能となる。なお、流体供給圧力と流体供給手段から供給される流量との間には相互的な関係があるため、流体供給圧力を高めれば流体供給手段からの供給流量が増加する。
例えば、本実施形態において、流体噴射開口部96の断面積が1×10-8(m2)であるとすると、連続流噴射の場合に、ポンプ10の流体供給圧力を高めてポンプ10からの流体供給量を20×10-8(m3/秒)以上になるように設定すれば、流体噴射開口部96から噴射される連続流の流速を20(m/秒)以上とすることができる。
なお、連続流噴射の場合におけるポンプ10の圧力の上限は、ポンプ10の性能で決めたり、流体噴射装置に使われている部品の耐圧(例えば、流体供給チューブ4の耐圧)に基づいて適宜上限を設定したりすればよい。
連続流噴射を継続した後、パルス流噴射に再度切替えたい場合には、パルス流噴射に切替えるかを判断し(S33)、パルス流噴射に移行しない場合にはそのまま連続流噴射を継続し、その後停止させる場合にはOFFスイッチ28を操作して噴射指令3を制御回路151に入力する(S43)。噴射指令3に伴い制御回路151からポンプ駆動回路152にポンプ駆動停止命令が入力されてポンプ10が駆動停止し((S44)、流体噴射が終了する。そして、メインスイッチ24を操作して流体噴射装置1の全システムを停止させる(S50)。
ステップ33(S33)で連続流噴射からパルス流噴射に再度切替える場合には、パルス流指令スイッチ26を操作して制御回路151に噴射指令1を入力する(S21)。噴射指令1によってポンプ10は低圧駆動に切替えられ(S22)、続いて、脈流発生部20(つまり、圧電素子30)を起動し(S23)、パルス流噴射に移行する。その後、ステップ24(S24)以降の制御ステップに沿って連続流噴射か、パルス流噴射かを選択制御する。
次に、流体噴射装置1を起動(S10)した後に、連続流噴射させる場合の制御方法について説明する。流体噴射装置1起動後、連続流噴射を選択する(S20)。次に連続流指令スイッチ27を操作して噴射指令2を制御回路151に入力する(S40)。噴射指令2の入力に伴い制御回路151からポンプ駆動回路152にポンプ10の流体供給圧力を高めて駆動するよう命令が入力され、ポンプ10は高圧駆動される(S41)。ここで、連続流噴射の場合のポンプ10からの流体供給圧力は、パルス流噴射の場合の供給圧力よりも高く設定されている。
連続流噴射を継続した後、パルス流噴射に切替えるかを判断し(S42)、パルス流噴射に移行しない場合には、連続流噴射をそのまま継続し、その後停止させる場合にはOFFスイッチ28を操作して噴射指令3を制御回路151に入力する(S43)。噴射指令3に伴い制御回路151からポンプ駆動回路152にポンプ駆動停止命令が入力されてポンプ10が駆動停止し(S44)、流体噴射が終了する。そして、メインスイッチ24を操作して流体噴射装置1の全システムを停止させる(S50)。
ステップ42(S42)で連続流噴射からパルス流噴射に切替える場合には、パルス流指令スイッチ26を操作して制御回路151に噴射指令1を入力する(S21)。噴射指令1によってポンプ10は低圧駆動に切替えられ(S22)、続いて、脈流発生部20(つまり、圧電素子30)を起動し(S23)、パルス流噴射に移行する。その後、ステップ24(S24)以降の制御ステップに沿って連続流噴射か、パルス流噴射かを選択制御する。
以上説明した流体噴射装置の構成及び制御方法によれば、一つの流体噴射装置を噴射指令切替え手段25によりパルス流噴射または連続流噴射を選択的に切替えて使用することができる。よって、手術途中であっても切除特性に合わせて連続流噴射とパルス流噴射とに容易に切替えて手術することができる。
パルス流噴射の場合、主にパルス化した流体の先頭波や流体粒の衝撃圧によって生体組織を削り取るように切除する。従って、パルス一個の衝撃圧による切除力を決定する要因は、パルス流の流体粒の大きさを決定する流体室80の容積変化量(排除体積)と、パルス流の流体粒の速度を決定する流体室80の容積を縮小させる速度(流体室80の容積を縮小させる際の圧電素子30の駆動時間に相当する)であるため、流体供給圧力は低圧でもよい。
例えば、本実施形態において、先に例示したように流体噴射開口部96の断面積が1×10-8(m2)であるとする。この時、パルス流噴射であれば、ポンプ10からの流体供給流量が20×10-8(m3/秒)未満となるようなポンプ10の流体供給圧力を設定しても、生体組織を切開または切除することが可能である。
従って、パルス流噴射の場合は、少ない流量(低圧)で高い切除能力が得られるとともに、術視野を妨げることなく施術することができる。
連続流噴射の場合、連続的に噴射される流体の流体圧で押し広げながら切除(切開)が行われる。従って、流体圧による切除力はポンプ10による流体供給圧力に影響される。つまり、流体圧による切除力を衝撃圧による切除力と同等以上にするためには、ポンプ10の流体供給圧力をパルス流噴射の場合よりも高めておかなければならない。特に、特開2008−82202号公報や本実施の形態のように逆止弁を持たずに流体のイナータンス効果で高圧のパルス流を実現する構成においては有効である。
従って、連続流噴射の場合は、流体供給圧力を高めることによって切除能力を高めるとともに、生体組織の剥離等の連続流噴射に適合した施術を行うことができる。
このようにパルス流噴射と連続流噴射の切除特性を使い分けることによって、様々な手術対象に対応することが可能となる。
なお、術者は流体噴射装置1を把持して手術を行う。噴射指令切替え手段25は、流体噴射装置1に設けられるスイッチ群で構成されるため、術者は手元でパルス流噴射か連続流噴射か噴射停止するかを選択することが可能であり作業性が極めてよい。
また、パルス流噴射を選択する場合、連続流噴射を選択する場合、及び噴射停止させる場合それぞれにおいて、専用のパルス流指令スイッチ26、連続流指令スイッチ27、OFFスイッチ28を設けているため、術者は1操作で流体噴射装置を所望の流体噴射状態に制御することができ、より一層作業性を高めることができる。
なお、以上説明した実施形態では、パルス流噴射と連続流噴射とをスイッチによって切り替える構成としたが、ノズル65の先端にカメラ等のセンサーを備え、センサーの検出結果に応じてパルス流噴射と連続流噴射とを切り替えてもよい。
例えば、切除対象の生体組織を画像認識技術によってセンサーが検出するまでは連続流噴射を行ってノズル65が生体内を侵入しやすいように生体組織を押し広げながら切除を行い、切除対象の生体組織を検出したときにパルス流噴射に切り替えることによって、悪性腫瘍等、飛散すると転移等の危険性が高い生体組織は少ない流体量で切除を行うといったことを術者がスイッチ操作を要することなく実現することができる。
また、実施形態では、パルス流噴射と連続流噴射とをスイッチによって切り替える構成としたが、流体供給容器2の流体残量に応じてパルス流噴射と連続流噴射とを切り替える構成としてもよい。例えば、流体残量が所定量以上の場合には多量の流体を使用できることから連続流噴射を行い、流体残量が所定量未満の場合には少量の流体で切除可能なパルス流噴射を行うようにしてもよい。特に砂漠等の流体が貴重な地域においては、流体を無制限に使用することが困難であることから、流体残量に応じてパルス流噴射と連続流噴射とを切り替える構成は好適である。
また、前述した実施形態では、ダイアフラム40を圧電素子30により押圧し脈流を発生させる構成としたが、これに限らず、脈流を発生させる構成であれば他の形態でも構わない。例えばピストン(プランジャー)を圧電素子を用いて駆動することによって流体室80の容積を縮小させ、脈流を発生させてもよい。また、流体室80内の液体をレーザー誘起によって泡状(バブル)にし、バブルを噴射させることによって脈流を発生するようにしてもよい。
1…流体噴射装置、10…流体供給手段としてのポンプ、20…脈流発生部、25…噴射指令切替え手段、26…パルス流指令スイッチ、27…連続流指令スイッチ、28…OFFスイッチ、30…容積変更手段としての圧電素子、40…ダイアフラム、80…流体室、96…流体噴射開口部。

Claims (3)

  1. 流体室と、
    前記流体室の容積を変更する容積変更手段と、
    前記流体室に所定の圧力で流体を供給する流体供給手段と、
    前記容積変更手段を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射と、前記容積変更手段を停止させた状態で前記パルス流噴射の場合よりも前記流体供給手段からの流体供給圧力を高めて前記流体を噴射させる連続流噴射と、を切替える噴射指令切替え手段と、
    が備えられていることを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記流体を噴射する流体噴射開口部の断面積をA(m2)としたとき、
    前記流体噴射開口部の断面積Aが、2.5π×10-9(m2)≦A≦22.5π×10-9(m2)であって、
    前記噴射指令切替え手段は、前記連続流噴射を行う場合の前記流体供給手段から流体を供給する流量が20A(m3/秒)以上となるように、前記流体供給圧力を高めること、
    を特徴とする請求項1記載の流体噴射装置。
  3. 流体室に流体を供給することと、
    前記流体室の容積を変化させることによって前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射と、前記流体室の容積を維持することによって前記流体を噴射させる連続流噴射と、を切り替えることと、
    を含み、
    前記切り替えることは、前記パルス流噴射の場合よりも、前記流体室に供給する前記流体の圧力を高めて前記連続流噴射を行うことを特徴とする流体噴射装置の制御方法。
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