JP4655136B2 - 対物レンズ、これを用いた光学ピックアップ装置、光記録再生装置及び収差補正方法 - Google Patents

対物レンズ、これを用いた光学ピックアップ装置、光記録再生装置及び収差補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、波長が例えば405nm(公差±8nm)の光を用いて光記録媒体に情報の記録、再生の少なくともいずれかを行う対物レンズ、これを用いた光学ピックアップ装置、光記録再生装置及び収差補正方法に関する。
波長405nm(公差±8nm)の光と、開口数0.80以上の光学系を用いて情報の記録、再生の少なくともいずれかを行う大容量の光記録媒体BD(Blu-ray Disc:登録商標、以下青色帯域対応光記録媒体と記す)が実用化されている。
この青色帯域対応光記録媒体の場合、対物レンズの開口数は0.80以上と従来の光記録媒体と比べて高く設定されている。対物レンズの開口数がこのように高く設定されていると、光記録媒体のカバー層の厚さ変動に対する球面収差の感度が高くなり、3次に加え5次の球面収差も無視できなくなってしまう。多層記録媒体の場合、各記録層の間に中間層が設けられるが、この中間層の厚さ分カバー層の厚さが変動することとなるので、特に5次の球面収差が無視できない傾向となる。
このような光記録媒体のカバー層の厚さの変化や製造上のばらつき等によって発生する球面収差を補正する機構は、さまざま提案されている。例えば、特許文献1にはコリメートレンズを光軸方向に駆動させ対物レンズへの光の入射倍率を変化させることで、収差を補正する方法が提案されている。これは、対物レンズの入射倍率変化により発生する球面収差が、カバー層の厚さの変化により発生する球面収差と逆の極性となるようコリメートレンズの駆動量を調整することで、収差をキャンセルさせる手法である。
なお、対物レンズの入射倍率の変化により発生する球面収差を以後倍率球面とよぶ。また同様に、カバー層の厚さの変化により発生する球面収差をディスク球面、温度変化により発生する球面収差を温特球面とよぶ。この、温特球面が発生する要因としては、レンズ形状の膨張収縮変化、レンズ材料屈折率変化、入射光の波長変化が挙げられる。
また、特許文献2においては、上述した大容量の光記録媒体において記録層が多層である場合に、3次と5次の球面収差を考慮して対物レンズを形成する技術が提案されている。
特開2000−131603号公報 特開2006−31901号公報
上述したような大容量の光記録媒体、特に多層光記録媒体の記録再生を行う光記録再生装置やその光学ピックアップ装置において、量産性向上などの目的のため、プラスチック製の多層記録用対物レンズへの期待が高まってきている。ところが、プラスチックはガラスに比べて屈折率の温度依存性や線膨張係数が大きい。このため、プラスチックレンズの場合は、温度変化によって屈折率やレンズ形状がガラスレンズよりも大きく変化することとなる。したがって、温度変化により発生する球面収差の量も、3次、5次ともにガラスレンズと比べて大きくなってしまう。
このため、上述したように開口数が0.80以上、特に0.85程度と従前の光記録媒体より高く、5次の球面収差も無視できない光学系においてプラスチックより成る対物レンズを用いる場合は、温度変化により生じる5次の球面収差が取れ残るという問題が生じる。5次の球面収差が取れ残ると、ひいては光スポットの集光特性が悪くなり、情報の記録再生特性が劣化してしまう。
以上の問題に鑑みて、本発明は、開口数が0.85程度とされる光学系において、温度変化により生じる球面収差を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による対物レンズは、開口数が0.80以上とされ、プラスチックより成り、光記録媒体のカバー層の厚さの相違で生じる3次と5次の球面収差の比率をpL、対物レンズが置かれる環境の温度変化で生じる3次と5次の球面収差の比率をpT、入射倍率を変化させた場合に生じる3次と5次の球面収差の比率をpM、前記光記録媒体の前記カバー層の厚さの相違で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(L)、前記対物レンズが置かれる環境の前記温度変化で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(T)、前記カバー層の厚さの変化量をΔL、前記温度の変化量をΔTとしたとき、ΔL=12.5μm,ΔT=35℃において下記式
Figure 0004655136
を満たすものである。
また、本発明による光学ピックアップ装置、光記録再生装置及び収差補正方法は、上述した本発明構成の対物レンズを用いるものである。
上述したように本発明においては、対物レンズにおいて、光記録媒体のカバー層の厚さの相違で生じる球面収差(ディスク球面)と入射倍率を変化させた場合に生じる球面収差(倍率球面)に加え、温度変化により生じる球面収差(温特球面)を考慮する。そして、3次と5次の倍率球面の比とディスク球面の比率との関係に加え、3次と5次の倍率球面の比と温特球面の比率とに着目し、これらの関係が一定範囲となるように構成するものである。このような構成とすることで、後段で詳述するように、光源波長が405nm程度、開口数が0.80以上、0.85程度の光学系において光記録再生を行うにあたって、5次のディスク球面に加えて5次の温特球面をも良好に補正することができる。このため、対物レンズとしてプラスチックレンズを用いることが可能となる。
本発明によれば、開口数が0.85程度の光学系を用いて情報の記録や再生を行うにあたって、温度変化により生じる5次の球面収差を補正することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は下記の例に限定されるものではない。本発明による対物レンズを用いた光学ピックアップ装置、光記録再生装置及び対物レンズを以下の順序で説明する。
[1]光学ピックアップ装置
[2]光記録再生装置
[3]対物レンズ
[4]収差補正方法
[5]設計例
[1]光学ピックアップ装置
図1は本発明の実施の形態に係る光学ピックアップ装置10の概略構成図である。この例では凹凸ピットを有する再生専用型や相変化型等の記録層を有する光記録媒体11に対して情報信号の記録及び再生を行うように構成される場合を示す。
図1に示すように、この光学ピックアップ装置10には、波長が例えば405nm±8nmの青色帯域光を出射する発光素子2を有する光源1が設けられる。この光源1は、光記録媒体11から情報信号を再生するときには、一定の出力のレーザ光を出射するようになされる。また、光記録媒体11に情報信号を記録するときには、記録する情報信号に応じて、出射するレーザ光の強度が駆動制御部(図示せず)等によって変調される。
そしてこの光源1の出射光路上に、偏光分離面3aを有する偏光ビームスプリッタ3、コリメートレンズ4、ミラー5が配置される。またミラー5の反射光路上に、1/4波長板6、対物レンズ20が配置される。光記録媒体11の記録面(図示せず)からの反射戻り光が偏光ビームスプリッタ3の偏光分離面3aにより反射される反射光路上には、集光レンズ7及びフォトディテクタ等の光検出器8が配置される。
光検出器8には、検出された光量を信号に変換して処理する制御部21が接続され、対物レンズ20のアクチュエータ(駆動部)22とコリメートレンズ4のアクチュエータ41とにそれぞれ駆動信号が出力されるようになされる。
なお、本発明に係る光学ピックアップ装置10においては、光源から出射されるレーザ光の波長は、特に限定されるものではない。例えば、405nmよりも長波長のレーザ光を出射する半導体レーザを使用する場合においても球面収差が問題となるような高開口数レンズを用いた場合において、本発明は有用となる。
この光学ピックアップ装置10において、光源1から出射されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ3の偏光分離面3aを透過して、コリメートレンズ4により所定の入射角に調整されて、ミラー5に入射される。ミラー5によって光路を例えば90°変換されたレーザ光は、1/4波長板6を介して対物レンズ20に入射され、光記録媒体11の所望の記録層(図示せず)に集光される。
光記録媒体11からの反射戻り光は、対物レンズ20を介して1/4波長板6に入射される。1/4波長板を往路及び復路にて2回通過した光は偏光方向が90°変換されて出射される。そしてミラー5により反射され、コリメートレンズ4を介して偏光ビームスプリッタ3に入射される。このとき、戻り光は偏光方向が90°変換されているためこの偏光面3aで反射されて、集光レンズ7により光検出器8に集光される。
この光学ピックアップ装置10において、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボは以下の方法により行ない得る。例えば、フォーカスサーボとしては、非点収差法等が利用可能であり、光検出器8を例えば6分割されたフォトダイオードより構成すると共に、集光レンズ7として非点収差を与える機能を有する構成とする。そして光検出器8において各フォトダイオードに入射した戻り光の光強度に応じた電気信号をそれぞれ出力し、制御部21においてこれら電気信号に対して所定の演算処理を施すことにより、フォーカスサーボ信号を生成することができる。そしてこのフォーカスサーボ信号に基づいて対物レンズ20を支持するアクチュエータ22を駆動することで、フォーカスサーボを行うことができる。フォーカスサーボの方法はその他種々の方法が利用可能である。
また、トラッキングサーボとしては、3ビーム法等が利用可能である。この場合、光検出器8は、回折格子等によって分割された光の戻り光をそれぞれ検出して、これらの検出信号を制御部21において演算することでトラッキングサーボ信号を生成することができる。そして、このトラッキングサーボ信号に基づいて対物レンズ20を支持するアクチュエータ22を駆動することで、トラッキングサーボを行うことができる。トラッキングサーボもその他の種々の方法が利用可能である。
さらに、光検出器8では、各フォトダイオードに入射した戻り光の光強度に応じた電気信号を出力する。この電気信号は、光記録媒体11から情報信号を再生するときには、所定の演算処理を施され、光記録媒体11の再生信号となる。
なお、この場合光記録媒体11はディスク状に構成される例であり、光記録媒体11が図示しない回転駆動手段により回転可能とされると共に、光学ピックアップ装置10全体が図示しない駆動部により例えば半径方向に移動可能とされる。そして、光記録媒体11の回転と、光学ピックアップ装置10の半径方向の移動とによって、対物レンズ20が光記録媒体11の記録面の前面にわたり所望の位置に移動可能として構成される。
また、この光学ピックアップ装置10においては、コリメートレンズ4を駆動するアクチュエータ41を設け、コリメートレンズ4を例えば光軸Cに沿って移動することで、倍率収差を発生させる。そして後述する方法により、光記録媒体11のカバー層の厚さの相違と、対物レンズ20が置かれる環境の温度変化により発生する球面収差を補正する構成とするものである。
上述の実施の形態では、本発明に係る光学ピックアップ装置を、相変化型等の光記録媒体11に対して情報信号の記録及び再生を行うものとして構成しているが、その他種々の光記録媒体の記録再生に適用可能である。例えば、再生専用光記録媒体、光磁気記録媒体、または、カード型の光記録媒体などに対して情報信号の記録及び再生を行うものとして構成することができる。
[2]光記録再生装置
次に、本発明の実施の形態に係る記録再生装置について図2を参照して説明する。図2は、上述した相変化型等の光記録媒体11に対して情報信号の記録及び再生を行う場合に適用可能な光記録再生装置30の概略構成図であり、上述した光学ピックアップ装置10を備える構成とするものである。
なお、図2の例においては例えば相変化型の光記録媒体11に対して記録及び再生を行う装置として構成しているが、本発明に係る光記録再生装置は、本発明構成の対物レンズを備えた光学ピックアップ装置を搭載した光記録再生装置として種々の態様で構成できる。すなわち、記録及び再生の対象となる光記録媒体は、再生専用光記録媒体、光磁気記録媒体、または、カード型光記録媒体などであってもよい。
この光記録再生装置30は、光記録媒体11を回転駆動するスピンドルモータ31と、情報信号の記録再生を行うにあたって使用される光学ピックアップ装置10と、光学ピックアップ装置10を光記録媒体11の内外周に移動操作する送りモータ32とを備える。また、所定の変調及び復調処理を行う変復調回路33と、光学ピックアップ装置10のサーボ制御などを行うサーボ制御回路34と、光記録再生装置30の全体の制御を行うシステムコントローラ35とを備えている。
スピンドルモータ31は、サーボ制御回路34により駆動制御され、所定の回転数で回転駆動される。すなわち、記録再生の対象となる光記録媒体11は、スピンドルモータ31の駆動軸上にチャッキングされ、サーボ制御回路34により駆動制御されるスピンドルモータ31によって、所定の回転数で回転操作される。
光学ピックアップ装置10は、記録再生動作時には、回転駆動される光記録媒体11に対してレーザ光を照射し、その戻り光を検出する。この光学ピックアップ装置10は、変復調回路33に接続され、情報信号の記録を行う際には、外部回路36から入力され変復調回路33によって所定の変調処理が施された信号が光学ピックアップ装置10に供給される。光学ピックアップ装置10は、変復調回路33から供給される信号に基づいて、光記録媒体11に対して、光強度変調が施されたレーザ光を照射する。また、情報信号の再生を行う際には、回転駆動される光記録媒体11に対して、一定の出力のレーザ光を照射し、その戻り光から再生信号が生成され、再生信号が変復調回路33に供給される。
上述したように光学ピックアップ10には、サーボ制御回路34(図1の制御部21に対応する)にも接続されている。そして、情報信号の記録再生時に、回転駆動される光記録媒体11によって反射された戻り光から、上述したように、フォーカスサーボ信号及びトラッキングサーボ信号が生成され、それらのサーボ信号がサーボ制御回路34に供給される。
また光学ピックアップ装置10の光検出部において検出された信号は変復調回路33に出力される。この変復調回路33は、システムコントローラ35及び外部回路36に接続される。そして情報信号を光記録媒体11に記録するときには、システムコントローラ35による制御のもとで、光記録媒体11に記録する信号を外部回路36から受け取り、信号に対して所定の変調処理を施す。変復調回路33によって変調された信号は、光学ピックアップ装置10に供給される。また、情報信号を再生する際には、システムコントローラ35による制御のもとで、光記録媒体11から再生された再生信号を光学ピックアップ装置10から受け取り、この再生信号に対して所定の復調処理を施す。そして、変復調回路33によって復調された信号は、変復調回路33から外部回路36へ出力される。
送りモータ32は、情報信号の記録及び再生を行うとき、光学ピックアップ装置10を光記録媒体11の径方向の所定の位置に移動させる機能を備え、サーボ制御回路34からの制御信号に基づいて駆動される。すなわち、この送りモータ32は、サーボ制御回路34に接続されており、サーボ制御回路34により制御される。
サーボ制御回路34は、システムコントローラ35による制御のもとで、光学ピックアップ装置10が光記録媒体11に対向する所定の位置に移動されるように、送りモータ32を制御する。また、サーボ制御回路34は、スピンドルモータ31にも接続されており、システムコントローラ35による制御のもとで、スピンドルモータ31の動作を制御する。すなわち、サーボ制御回路34は、光記録媒体11に対する情報信号の記録及び再生時に、光記録媒体11が所定の回転数で回転駆動されるように、スピンドルモータ31を制御する。
また、サーボ制御回路34は、光学ピックアップ装置10にも接続され、情報信号の記録及び再生時には、光学ピックアップ装置10から再生信号及びサーボ信号を受け取る。そして上述したサーボ信号に基づいて光学ピックアップ装置10に搭載されたアクチュエータ22(図1参照)によるフォーカスサーボ及びトラッキングサーボの制御を行う。またさらに、アクチュエータ41を制御して、コリメートレンズ4の位置を調整して収差の補正を行う。
以上説明した本実施の形態に係る光記録再生装置30では、光学ピックアップ装置10に搭載されるコリメートレンズ4が、光記録媒体11のカバー層の厚さの相違や対物レンズ20が置かれる環境の温度変化により発生する球面収差を補正する。したがって、光学ピックアップ装置10に搭載される対物レンズ20をプラスチックレンズにより構成する場合においても、収差を良好に補正して、記録再生特性への影響を抑えることが可能となる。
[3]対物レンズ
次に、本発明の実施の形態に係る対物レンズについて図3及び図4を参照して説明する。図3A及びB、図4A及びBはそれぞれ、本発明の対物レンズ20を備える光学ピックアップ装置の要部の概略構成図である。光源1から出射された例えば波長405nmの光が、コリメートレンズ4、対物レンズ20を介して光記録媒体(図示せず)のカバー層11aに入射される様子を示している。なお、Sは入射瞳を規定するスリットを模式的に示すものである。
そして図3Aにおいては、温度が中心温度Tcenter、カバー層11aの厚さが設計中心の厚さTcenterである場合を示す。また、図3Bにおいては、温度が最大温度Tmax、カ
バー層11aの厚さが設計中心の厚さTcenterである場合を示す。また、図4Aは、図3Aと同様に、温度が中心温度Tcenter、カバー層11aの厚さが設計中心の厚さTcenterである場合を示す。図4Bにおいては、温度が中心温度Tcenter、カバー層11aの厚さが最大厚さLmaxである場合を示す。なお、カバー層11aの厚さの変化は、記録層が多
層である場合の中間層の厚さに対応すると共に、カバー層(中間層)が製造時のばらつきによって発生する誤差を含むものとする。上述の青色帯域対応光記録媒体においては、カバー層(中間層)の屈折率は1.45以上1.70以下とされる。
ここで、対物レンズ20は上述したように、ディスク球面、温特球面、倍率球面の比率が所定の関係となるように構成される。すなわち、光記録媒体のカバー層11aの厚さの相違で生じる3次と5次の球面収差の比率をpL、対物レンズ20の温度変化で生じる3次と5次の球面収差の比率をpT、入射倍率を変化させた場合に生じる3次と5次の球面収差の比率をpMとする。このとき、
0.83<(pM/pL)<1.17で、かつ、0.83<(pM/pT)<1.17であるか、または、
0.80<(pM/pL)<1.20で、かつ、0.86<(pM/pT)<1.14として構成する。
このような構成とすることで、図3Bに示すように、対物レンズ20の環境の温度変化が最大Tmaxとなった場合においても、3次及び5次の温特球面、すなわち温度変化によ
り発生する3次及び5次の球面収差が所定範囲内となるようにすることができる。また、図4Bに示すように、カバー層11aの厚さの変化が最大Lmaxとなった場合においても
、3次及び5次のディスク球面、すなわちカバー層11aの厚さの変化により発生する3次及び5次の球面収差が所定範囲内となるようにすることができる。この原理については後述の収差補正方法の欄で詳細に説明する。
[4]収差補正方法
次に、本発明の収差補正方法の実施の形態について詳細に説明する。
先ず、上述したように設計中心のカバー層の厚さをLcenter、温度をTcenterと表記する。また想定するカバー層の厚さの最大値をLmax、最小値をLminとし、同様に想定する温度の最大値をTmax、最小値をTminとする。またさらに、それぞれの状態での球面収差の3次、5次の値を、これらの表記を添字にして表すこととする。例えば、設計中心のカバー層の厚さ、温度において発生する3次の球面収差は、SA3Lcenter,Tcenterと表記することとする。
ここで、一例としてカバー層の厚さLmax、温度Tmaxの状態において発生する球面収差について考える。カバー層の厚さ変化量をΔL(=Lmax−Lcenter)、温度変化量をΔT(=Tmax−Tcenter)とする。また3次、5次のディスク球面の傾き、温特球面の傾きをそれぞれ、下記の数1に示すように表わす
Figure 0004655136
このとき、SA3Lmax,Tmax、SA5Lmax,Tmaxはそれぞれ以下の数2及び数3で
示す式(1)及び式(2)として近似することができる。
Figure 0004655136
Figure 0004655136
ここで、対物レンズ20への入射倍率を変える(コリメートレンズ4の位置を変える)ことで、発生した球面収差を抑えることを考える。入射倍率の決定方針を、上記発生した3次の球面収差を表す式(1)を0にする値に取ることとすると、そのときの倍率Mは、下記の数4で示す式(3)より、下記の数5で示す式(4)で求められる。
Figure 0004655136
Figure 0004655136
なおここで、下記の数6で示す値は、3次の倍率球面の傾きである。
Figure 0004655136
このとき、この倍率Mにおける、5次の球面収差の残留量は、下記の数7で示す式(5)と表される。
Figure 0004655136
なお、pM、pL、pTは下記の数8で示す式(6)、(7)、(8)で表わされ、倍率球面、ディスク球面、温特球面の3次と5次の比率を表している。
Figure 0004655136
以上より、設計中心における球面収差SA3Lcenter,Tcenter、SA5Lcenter,Tcenterの値を0に追い込んだ上で、
pM=pL=pT・・・(9)
を満たすような設計とすることとなる。これにより、カバー層の厚さの変化や対物レンズが置かれる環境の温度変化において発生する球面収差を、倍率を変えることで3次、5次ともに同時に抑えることができる。
なお、ここでは一例として、Lmax、Tmaxの場合について説明したが、その他の状態においても、結論は同じである。
いま、下記の式(10)で表される点像強度Iの値が0.99程度以上となる波面収差Wrmsの値として0.010λrmsを選び、この値以下の5次の球面収差の残留量について議論する。
I=1−(2πWrms)・・・(10)
上記の導出のとおり、5次の球面収差の残留量は式(5)で表されるが、この中で、設計中心の状態での収差量SA3Lcenter,Tcenter、SA5Lcenter,Tcenterの値は0に押さえ込むとすれば、下記の数9で示す式(11)が導かれる。
Figure 0004655136
ここで、設計代表値として、下記数10で示す式(12)及び(13)を用いる。
Figure 0004655136
また、ΔL、ΔTの各値には、
ΔL=12.5・・・(14)
ΔT=35.0・・・(15)
の値を代入する。このとき、pM/pL、pM/pTの範囲として、
0.83<pM/pL<1.17、かつ、0.83<pM/pT<1.17・・・(16)
を用いる。もしくは、
0.80<pM/pL<1.20、かつ、0.86<pM/pT<1.14・・・(17)
を得る。
図5及び図6は、それぞれ上述の式(16)、式(17)で示す範囲を示す図である。図5及び図6において、横軸はそれぞれpM/pL、pM/pTの比を示し、縦軸は波面収差(単位λrms)を示す。
図5及び図6においては、実線及び破線はそれぞれ上記数9で示す式(11)の第2項及び第1項に対応する。これらの和の絶対値が0.01未満となればよい。すなわち、図5においては、上記式(16)で示す範囲を示すものであり、上記式(11)の第1項及び第2項の値が異なるが、それらの和の絶対値が0.01未満となる領域を示すものである。一方、図6においては、上記式(17)を示すものであり、式(11)の第1項及び第2項がそれぞれ0.005(λrms)未満となる範囲を示すものである。
以上説明した構成とする対物レンズを用いることによって、光記録媒体のカバー層の厚さの相違と対物レンズの温度変化により3次及び5次の球面収差が発生して問題となる光学系において、残留収差量を最小にすることができる。このような対物レンズを用いることにより、3次及び5次の収差を良好に補正できるため、良好なスポット形状を得て、すなわち良好な信号パターンを得ることができる。したがって、記録再生特性の低下を抑制ないしは回避することが可能となる。
[5]設計例
次に、上述の式(16)もしくは式(17)の範囲となるように構成する対物レンズの設計例について説明する。以下の例においては、対物レンズの各面の非球面関数を下記の数11で示すf(r)として構成した。各例共に、光記録媒体のカバー層の厚さの最大変化量ΔLmaxを±12.5μm、対物レンズの最大温度変化量ΔTmaxを±35℃とした。
Figure 0004655136
(1)設計例1
この例においては、光軸中心のレンズの厚みを1.80mmとし、屈折率1.5245の材料を用いて対物レンズを構成した。pM/pT=1.0100、pM/pL=1.0779である。下記の表1に光源側レンズ面S1及びディスク(光記録媒体)側レンズ面S2の曲率半径R、非球面係数K、A〜Jを示す。
Figure 0004655136
(2)設計例2
この例においては、光軸中心のレンズの厚みを1.80mmとし、屈折率1.5245の材料を用いて対物レンズを構成した。pM/pT=1.1117、pM/pL=1.0571である。下記の表2に光源側レンズ面S1及びディスク(光記録媒体)側レンズ面S2の曲率半径R、非球面係数K、A〜Jを示す。
Figure 0004655136
(3)設計例3
この例においては、光軸中心のレンズの厚みを1.80mmとし、屈折率1.5245の材料を用いて対物レンズを構成した。pM/pT=0.9723、pM/pL=1.0520である。下記の表3に光源側レンズ面S1及びディスク(光記録媒体)側レンズ面S2の曲率半径R、非球面係数K、A〜Jを示す。
Figure 0004655136
(4)設計例4
この例においては、光軸中心のレンズの厚みを1.80mmとし、屈折率1.5245の材料を用いて対物レンズを構成した。pM/pT=0.9928、pM/pL=1.0657である。下記の表4に光源側レンズ面S1及びディスク(光記録媒体)側レンズ面S2の曲率半径R、非球面係数K、A〜Jを示す。
Figure 0004655136
(5)設計例5
この例においては、光軸中心のレンズの厚みを1.80mmとし、屈折率1.5245の材料を用いて対物レンズを構成した。pM/pT=0.5809、pM/pL=0.7919である。下記の表5に光源側レンズ面S1及びディスク(光記録媒体)側レンズ面S2の曲率半径R、非球面係数K、A〜Jを示す。
Figure 0004655136
(6)残留5次球面収差結果
上記設計例1〜5について、光記録媒体のカバー層の厚さ最小値から最大値まで、対物レンズの温度最小値から最大値まで変化した場合の残留5次球面収差について計算した。この結果を下記の表6〜表10に示す。
Figure 0004655136
Figure 0004655136
Figure 0004655136
Figure 0004655136
Figure 0004655136
以上の結果から、上記式(16)もしくは式(17)の範囲となる本発明構成の対物レンズである設計例1〜4においては、残留5次収差が10mλrms(0.01λrms)未満となっていることがわかる。一方、設計例5においては、残留5次収差が10mλrmsを超えており、5次収差、特に5次の温特球面が取れ残っていることがわかる。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
本発明の実施の形態に係る光学ピックアップ装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る光記録再生装置の概略構成図である。 Aは設計中心の状態における光学ピックアップ装置の要部の概略構成図である。Bは温度変化最大の状態における光学ピックアップ装置の要部の概略構成図である。 Aは設計中心の状態における光学ピックアップ装置の要部の概略構成図である。Bは光記録媒体のカバー層の厚さ変化最大の状態における光学ピックアップ装置の要部の概略構成図である。 倍率球面とディスク球面の比、倍率球面と温特球面の比に対する波面収差の変化を示す図である。 倍率球面とディスク球面の比、倍率球面と温特球面の比に対する波面収差の変化を示す図である。
符号の説明
1.光源、2.発光素子、3.偏光ビームスプリッタ、4.コリメートレンズ、5.ミラー、6.1/4波長板、10.光学ピックアップ装置、11a.カバー層、20.対物レンズ、21.制御部、22.アクチュエータ、30.光記録再生装置、31.スピンドルモータ、32.送りモータ、33.変復調回路、34.サーボ制御回路、35.システムコントローラ、36.外部回路、41/アクチュエータ

Claims (10)

  1. 開口数が0.80以上とされ、
    プラスチックより成り、
    光記録媒体のカバー層の厚さの相違で生じる3次と5次の球面収差の比率をpL、対物レンズが置かれる環境の温度変化で生じる3次と5次の球面収差の比率をpT、入射倍率を変化させた場合に生じる3次と5次の球面収差の比率をpM、前記光記録媒体の前記カバー層の厚さの相違で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(L)、前記対物レンズが置かれる環境の前記温度変化で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(T)、前記カバー層の厚さの変化量をΔL、前記温度の変化量をΔTとしたとき、
    ΔL=12.5μm,ΔT=35℃において、下記式
    Figure 0004655136
    を満たす
    対物レンズ。
  2. 前記光記録媒体の前記カバー層の厚さの相違で生じる5次の球面収差の傾きの絶対値が0.002以下で、かつ前記対物レンズが置かれる環境の前記温度変化で生じる5次の球面収差の傾きの絶対値が0.001以下で、かつΔL=12.5かつΔT=35.0のとき、
    0.83<(pM/pL)<1.17で、かつ、0.83<(pM/pT)<1.17であるか、または、
    0.80<(pM/pL)<1.20で、かつ、0.86<(pM/pT)<1.14である請求項1に記載の対物レンズ。
  3. 波長405nm±8nmで用いられる、請求項1に記載の対物レンズ。
  4. 光源と、
    開口数が0.80以上とされ、プラスチックより成り、光記録媒体のカバー層の厚さの相違で生じる3次と5次の球面収差の比率をpL、対物レンズが置かれる環境の温度変化で生じる3次と5次の球面収差の比率をpT、入射倍率を変化させた場合に生じる3次と5次の球面収差の比率をpM、前記光記録媒体の前記カバー層の厚さの相違で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(L)、前記対物レンズが置かれる環境の前記温度変化で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(T)、前記カバー層の厚さの変化量をΔL、前記温度の変化量をΔTとしたとき、ΔL=12.5μm,ΔT=35℃において、下記式
    Figure 0004655136
    を満たす対物レンズと、
    前記光源から出射される光を前記対物レンズに導く光学系と、
    前記対物レンズを、前記光記録媒体と対向する所定位置に移動する駆動部と、を備える
    光学ピックアップ装置。
  5. 前記光源が、波長405nm±8nmの波長の光を出射する光源である請求項4に記載の光学ピックアップ装置。
  6. 上記光記録媒体のカバー層の厚さの相違及び温度変化で生じる3次と5次の球面収差を、上記対物レンズの入射倍率を変化させた場合に生じる3次と5次の球面収差で補正するための手段として、
    光軸方向に駆動され位置調整ができるコリメートレンズを有する請求項4に記載の光学ピックアップ装置。
  7. 光源と、開口数が0.80以上とされ、プラスチックより成り、光記録媒体のカバー層の厚さの相違で生じる3次と5次の球面収差の比率をpL、対物レンズが置かれる環境の温度変化で生じる3次と5次の球面収差の比率をpT、入射倍率を変化させた場合に生じる3次と5次の球面収差の比率をpM、前記光記録媒体の前記カバー層の厚さの相違で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(L)、前記対物レンズが置かれる環境の前記温度変化で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(T)、前記カバー層の厚さの変化量をΔL、前記温度の変化量をΔTとしたとき、ΔL=12.5μm,ΔT=35℃において、下記式
    Figure 0004655136
    を満たす対物レンズと、前記光源から出射される光を前記対物レンズに導く光学系と、前記対物レンズを、前記光記録媒体と対向する所定位置に移動する駆動部と、を備える光学ピックアップ装置と、
    前記対物レンズにより前記光記録媒体上に集光された光の前記光記録媒体の記録層からの戻り光を検出する光検出器と、を有する
    光記録再生装置。
  8. 上記光学ピックアップ装置は、光軸方向に駆動され位置調整ができるコリメータレンズをさらに有し、
    上記コリメータレンズを光軸方向に駆動し位置調整することで収差を補正する請求項7に記載の光記録再生装置。
  9. 光記録媒体のカバー層の厚さの相違で生じる3次と5次の球面収差の比率をpL、対物レンズが置かれる環境の温度変化で生じる3次と5次の球面収差の比率をpT、入射倍率を変化させた場合に生じる3次と5次の球面収差の比率をpM、前記光記録媒体の前記カバー層の厚さの相違で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(L)、前記対物レンズが置かれる環境の前記温度変化で生じる5次の球面収差の傾きをSA5(T)、前記カバー層の厚さの変化量をΔL、前記温度の変化量をΔTとしたとき、
    ΔL=12.5μm,ΔT=35℃において、下記式
    Figure 0004655136
    を満たし、開口数が0.80以上でかつプラスチックより成る対物レンズを用いて、前記光記録媒体の記録層に光を集光して、情報の記録、再生の少なくともいずれかを行う
    収差補正手法。
  10. 前記光記録媒体の記録層に集光する光として、波長405nm±8nmの光を用いる請求項9に記載の収差補正方法。
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