JP4653297B2 - 制御装置、電子機器、および媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入出力装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、タブレット、タッチパネル、マウス等の入力装置の操作性向上のため、様々な技術が提案されてきた。例えば、特開平5−143235号公報では、タッチスクリーンを接続した計算機において、タッチスクリーン上に指が触れた位置を確認できるようにして、所望の入力座標を計算機に入力できるようにすることが課題とされている。
【0003】
そのため、この計算機は、指がタッチスクリーンに触れた座標を読み、指の移動に伴いカーソルを移動させる。そして、指がタッチスクリーンを離れたとき、この計算機は、その直前の入力位置データを計算機への入力座標データとしていた。
【0004】
また、特開平10−187351号公報では、タッチパネル押下時に記録材の選択範囲や濃度選択範囲が表示される複写機が開示されている。ユーザはタッチパネル押下状態で、記録材の選択範囲や濃度選択範囲を、指を接触させて移動できる。そして、タッチパネルから指を解放することで、ユーザは、記録材や濃度を選択する。
【0005】
しかし、これらの技術は、タッチパネルから指が解放された時に、その解放直前の座標を入力座標としていた。このため、これらの技術では、タッチパネルへの押下と解放とによって動作を発生する、特に昨今のイベントドリブン型のオペレーティングシステムやアプリケーションソフトで利用されるボタン等のオブジェクトに対しては、操作が有効とならない。それは、タッチパネルが解放された位置において、タッチパネルの押下が認識されないからである。
【0006】
また、これらの従来技術では、最後に選択された位置において、その位置のみが認識されるため、オブジェクトの押下と解放との間の時間経過による効果を発生させることができなかった。例えば、オブジェクトに対する押下の解除を検出後、オブジェクトの状態を変化させ、その状態を所定時間継続させ、その後、押下の解除により動作を発生させるようなことはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の課題は、押下とその押下の解放とによって動作を発生するオブジェクトやプログラムに対する正確な位置決め機能を提供することである。
【0008】
また、本発明の課題は、そのような位置決めにより選択されたオブジェクトにおいて、入力装置による押下と解放の間の時間効果を発生させる技術を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
【0010】
すなわち、本発明は、入力装置に対する操作に応じた情報を出力する制御装置(2)であって、
入力装置に対する押下の解除を検出する検出部(8)と、
押下の解除を検出したときに、入力装置に対する押下を示す情報および押下の解除を示す情報を出力する出力部(8)と、
を備えるものである。
【0011】
好ましくは、上記検出部(8)は、入力装置に対する押下を検出し、
上記出力部(8)は、入力装置に対する押下を検出した時点での該押下を示す情報の出力を無効にすればよい。
【0012】
好ましくは、上記出力部(8)は、押下を示す情報の出力から所定時間経過後に、押下の解除を示す情報を出力してもよい。
【0013】
好ましくは、上記検出部(8)は、入力装置に対する移動操作を検出し、
上記出力部(8)は、移動操作に対応する表示装置の画面上の位置を出力すればよい。
【0014】
好ましくは、上記出力部(8)は、押下を示す情報の出力を制御するモードに応じて、押下の解除を検出したとき、または上記入力装置に対して押下がされたときのいずれの時点で上記押下を示す情報を出力するかを決定すればよい。
【0015】
好ましくは、上記入力装置はタブレットである。
【0016】
また、本発明は、入力装置を備えた電子機器(1)であって、
入力装置に対する押下の解除を検出する検出部(7、8)と、
押下の解除を検出したときに、押下を示す情報および押下の解除を示す情報を出力する出力部(7、8)と、
出力情報に応じた処理を行う処理部(9)と、
を備えるものでもよい。
【0017】
また、本発明は、入力装置に対する押下の解除を検出する手順(S7、S26)と、
前記押下の解除を検出したときに、押下を示す情報および押下の解除を示す情報を出力する手順(S28)と、
からなる入力装置のための制御方法であってもよい。
【0018】
また、本発明は、コンピュータに、以上のような機能のいずれかを実現させるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1から図7の図面に基いて説明する。図1は本発明の実施の形態に係るペン操作コンピュータ1のシステム構成図であり、図2及び図3は、このペン操作コンピュータ1による作画操作の例であり、図4は、ペン操作コンピュータ1におけるデスクトップ画面でのオペレーションの例であり、図5は、図1に示したタブレットコントローラ7の処理を示すフローチャートであり、図6は、図1に示したドライバ8の処理を示すフローチャートであり、図7は、図1に示したOS9の制御手順を示すフローチャートである。
<システム構成>
図1に、ペン操作コンピュータ1のシステム構成を示す。このペン操作コンピュータ1は、制御部2と、この制御部2に接続された表示装置5と、表示装置5の座標に対応した座標系を有し、ユーザのペン操作を検出するタブレット6と、タブレット6が検出したユーザのペン操作を制御部2に伝達し、タブレット6を制御するタブレットコントローラ7とを備えている。
【0020】
このタブレット6は、透明平板状のセンサであり、表示装置5に重ねて設置される。タブレット6は、その表面へのペンによる操作を検出し、その座標を示す電気信号を発生する。この表示装置5とタブレット6との組み合わせは、タッチパネル、あるいは、タッチスクリーンと呼ばれている。
【0021】
この場合、タブレット6のセンサは、感圧式、静電式、超音波式等、いずれの方式でもよい。押圧操作は、ペンによって行ってもよいし、人の指によって行ってよい。ただし、以下では、ペンによるタブレット6の操作を例に説明する。
【0022】
タブレットコントローラ7は、上記ペン操作によって発生した電気信号を検出し、制御部2に伝達する。タブレットコントローラ7は、不図示のA/Dコンバートと、CPUとを有しており、ペン操作、すなわち、ペンの押下の開始、押下の解除、及び押下状態でのペンの位置を示す座標を制御部に報告する。
【0023】
表示装置5は、ユーザに操作させるメニュー、アイコンやユーザの操作に応答するメッセージ等を表示する。表示装置5として、例えば、CRT、液晶ディスプレイ等が使用される。
【0024】
制御部2は、不図示のメモリとCPUとから構成される。このメモリには、OS9とドライバ8等のプログラムが展開されている。CPUは、これらのプログラムを実行し、ペン操作コンピュータ1の機能を提供する。
【0025】
ドライバ8は、タブレットコントローラ7からの信号を検出し、OS9に伝達する。このタブレットコントローラ7とドライバ8とが検出部に相当する。また、このタブレットコントローラ7とドライバ8は、出力部にも相当する。
【0026】
OS9は、ドライバ8を介して、タブレット6へのペン操作を認識する。また、OS9は、ペン操作に応じて所定の情報、例えば、ペンの位置を示すポインタ(カーソルとも呼ぶ)、メニュー、アイコン等を表示装置5に表示する。OS9またはOS9上で実行されるアプリケーションプログラムが処理部に相当する。
<ペン操作機能>
図2から図4に、タブレット6に対するペン操作に応じて提供される機能の例を示す。図2及び図3は、ペン操作コンピュータ1で実行される作画プログラムの画面50を示している。この画面50は、"Drawing screen"という文字列が付されたタイトルバーと、タイトルバー下部の操作モード選択メニュー51と、画面50左部の作画コマンド群と、作画領域とからなる。
【0027】
操作モード選択メニュー51は、操作モードを通常モードと、ペンアップクリックモードとの間で切り替える。通常モードとは、ペンがタブレット6を押下したときに、押下の開始を検出し、ペンがタブレット6から解放されたときに押下の解除を検出する操作モードである。
【0028】
一方、ペンアップクリックモードとは、ペンがタブレット6を押下したときに、押下の開始を検出せず、ペンがタブレット6から解放されたときにペンの押下の開始と押下の解除とを検出する操作モードである。ただし、ペンアップクリックモードでも、通常モードと同様、ペン押下中のペンの移動操作は、タブレット6から制御部2へ報告される。したがって、この操作モードでは、ペンによるタブレット6押下時、押下による指示が無効にされ、押下位置の座標は通常モードと同様に取り込まれる。
【0029】
通常モードかペンアップクリックモードかの設定は、制御部2及びタブレットコントローラ7から読み出すことのできるモードレジスタに記憶される。
【0030】
また、ユーザは、ペンで作画コマンド群のいずれかのシンボルを押下することで、作画モードを切り替えることができる。図2では、通常モードで、塗りつぶしコマンド(ブラシ形状のシンボル100)が選択されている。
【0031】
このとき、ペンの位置は、ブラシ形状のポインタ101によって表示される。この状態では、ユーザは、作画領域の所望の位置をペンで押下し、ペンを接触させたまま掃引することにより、所望の箇所を所定の色で塗りつぶすことができる。以下、このようにペンをタブレット6に接触させた状態で掃引する操作をドラッグという。
【0032】
すなわち、図2のおいて、ペン押下位置102から作画が開始され、経路103が所定のペン幅で塗りつぶされる。経路103の塗りつぶしは、ペン解放位置104で終了する。このとき、ブラシ形状のポインタ101は、ペン解放位置104に停止している。
【0033】
図3に、ペンアップクリックモードにおける塗りつぶしコマンドによる作画機能を示す。この状態でも、ペンの位置は、ブラシ形状のポインタ101によって表示される。
【0034】
このモードでは、ユーザがペン押下位置105からドラッグを開始しても経路106は塗りつぶされない。このドラッグ中は、その経路上の座標がタブレット6から制御部2に報告され、その位置にブラシ状のポインタ101が表示される。
【0035】
ユーザがペンをペン解放位置107で解放すると、その位置でブラシ形状のポインタ101は停止する。そして、所定時間をかけて、そのペン解放位置が徐々に塗りつぶされる(画面50a→50b)。
【0036】
図4は、操作モードがペンアップクリックモードである場合の、ペン操作コンピュータ1のデスクトップ画面での操作例を示している。このデスクトップ画面には、"File manager"、"Internet"、"Draw"、及び、"Edit"という4つのアイコンが表示されている。図4の矢印22は、ペンである。図4は、このデスクトップ画面において、ユーザが点線の矢印21の位置で、ペンを押下し、そのままデスクトップ画面右側にドラッグし、矢印22の位置でペンを解放した状態を示している。
【0037】
このような場合、このペン操作コンピュータ1は、ペンの位置をそのまま移動させ、ペンをタブレット6から解放した時点で、ペンの押下と押下の解除を有効にする。その結果、ペンが解放された位置に存在した"Edit"と記述されたアイコンに対して、ペンの押下と押下の解除が実行され、所定の処理、例えば、エディタが起動される。
<作用と効果>
[タブレットコントローラ7の処理]
図5にタブレットコントローラ7で実行される制御プログラムの処理手順を示す。タブレットコントローラ7は、ペンのタブレット6への押下を検出すると、この制御プログラムを起動する。
【0038】
まず、タブレットコントローラ7は、フラグを初期化する(S1)。これにより、ペンダウン状態フラグ=1、ペンダウン状態開始フラグ=1、及びペンダウン状態終了フラグ=0が設定される。以下これらのフラグをステータスと呼ぶ。
【0039】
ここで、ペンダウン状態フラグとは、ペンダウン(タブレット6の押下)中か否かを示すフラグである。ペンダウン状態フラグ=1のとき、ペンダウンを示す。
【0040】
ペンダウン状態開始フラグとは、ペンダウン(タブレット6の押下)状態が開始したことを示すフラグである。ペンダウン状態開始フラグ=1のとき、ペンダウンの開始を示す。このフラグは、ペンダウン開始後、所定ステップ後にクリアされる。すなわち、ペンによるタブレット6の表面のドラッグ中は、ペンダウン状態開始フラグ=0が設定される。
【0041】
ペンダウン状態終了フラグとは、ペンダウン(タブレット6の押下)状態が終了したことを示すフラグである。ペンダウン状態終了フラグ=1のとき、ペンダウンの終了を示す。
【0042】
次に、タブレットコントローラ7は、操作モードがペンアップクリックモードか通常モードかを判定する(S2)。すなわち、タブレットコントローラ7は、モードレジスタの設定を読み出し、操作モードを判定する。
【0043】
操作モードがペンアップクリックモードでない場合、タブレットコントローラ7は、ペンアップクリックモードフラグ=0を設定する(S3)。一方、操作モードがペンアップクリックモードである場合、タブレットコントローラ7は、ペンアップクリックモードフラグ=1を設定する(S4)。
【0044】
次に、タブレットコントローラ7は、タブレット6上のペン位置の座標を検出する(S5)。
【0045】
次に、タブレットコントローラ7は、上記ステータスと座標データとを制御部2のドライバ8に送出する(S6)。
【0046】
次に、タブレットコントローラ7は、ペンアップ状態(ペンがタブレット6から解放された状態)になったか否かを判定する(S7)。ペンアップ状態でない場合、タブレットコントローラ7は、ペンダウン開始フラグを0にクリアして、制御をS5に戻す。このようにして、タブレットコントローラ7は、ペンアップ状態になるまで座標データの送出を続ける。
【0047】
一方、ペンアップ状態となった場合、タブレットコントローラ7は、ペンダウン状態終了フラグ=1を設定し、ステータスを制御部2のドライバ8に送出する。その後、タブレットコントローラ7は、制御プログラムを終了する。
[ドライバ8の処理]
図6に制御部2で実行されるドライバ8の処理手順を示す。制御部2はタブレットコントローラ7からデータを受信すると、ドライバ8を実行し、受信データを処理させる。
【0048】
まず、ドライバ8は、タブレットコントローラ7からのデータを受信する(S20)。
【0049】
すると、ドライバ8は、モードレジスタを見て、操作モードがペンアップクリックモードか否かを判定する(S21)。操作モードがペンアップクリックモードであった場合、ドライバ8は、ステータスのうち、ペンダウン=0を設定する(S22、ステータスにペンダウンを付加しない)。なお、このステータスは、ドライバ8の内部ステータスであり、上述のタブレットコントローラ7のステータスとは異なる領域に記憶される。
【0050】
一方、操作モードがペンアップクリックモードでなく、通常モードである場合、ドライバ8は、ステータスのうち、ペンダウン=1を設定する(S23、ステータスにペンダウンを付加する)。
【0051】
次に、ドライバ8は、ステータスと、座標データ(タブレットコントローラ7から受信したデータ)をOS9に送出する(S24)。
【0052】
次に、ドライバ8は、次のデータを受信する(S25)。そして、ドライバ8は、ペンアップか否かを判定する(S26)。これは、タブレットコントローラ7から送出されるペンダウン終了フラグが1か否かの判定である。
【0053】
ペンアップでない場合、ドライバ8は、S24に制御を戻す。このようにして、ペンアップを検出するまで、ステータスと座標データがOS9に送出され続ける。
【0054】
ペンアップを検出すると、ドライバ8は、モードがペンアップクリックモードか通常モードかを判定する(S27)。ペンアップクリックモードの場合、ドライバ8は、ペンダウン=1、カウント=0、及び、ペンアップ=1をステータスに設定する。
【0055】
これによって、ペンダウンとペンアップが同時に設定される(有効化手順に相当)。また、カウントは、ペンダウンからペンアップへの遷移時間を指定するミリ秒単位のタイマ設定値である。図6のS28では、カウント=0が設定されたので、ペンダウンからペンアップへは時間0で遷移する。
【0056】
例えば、カウント=100が設定されると、ペンダウンからペンアップまでに100ミリ秒が費やされる。そして、図3に示したような操作において、100ミリ秒をかけて、塗りつぶしパターン108が表示される。
【0057】
一方、通常モードの場合、ドライバ8は、ペンアップ=1をステータスに設定する(S29)。
【0058】
次に、ドライバ8は、ステータスと座標データとをOS9に送出し、処理を終了する(S30)。
【0059】
図7に、OS9の処理手順を示す。まず、OS9は、ドライバ8からのデータを受信する(S40)。
【0060】
次に、OS9は、ペンダウンしているか否かを判定する(S41)。この判定は、ドライバ8から送信されるステータス中のペンダウン状態フラグ及びペンダウン状態開始フラグによる。
【0061】
ペンダウンしている場合、ドラッグ処理を実行する(S42)。この処理では、例えば、作画プログラムの画面上では、塗りつぶしコマンドによる作画を開始する。また、表示装置5上に表示されたオブジェクトがペンの移動とともに、移動される。OS9は、ドラッグ処理とともに、次のデータを受信する。
【0062】
次に、OS9は、ペンアップしたか否かを判定する(S43)。この判定は、ドライバ8から送信されるステータス中のペンダウン状態終了フラグによる。
【0063】
ペンアップしていない場合、OS9は、制御をS42に戻す。このようにして、OS9は、ペンアップを検出するまで、ドラッグ処理を継続する。
【0064】
一方、ペンアップを検出した場合、OS9は、ドラッグリリース処理を実行する(S44)。ドラッグリリース処理では、ドラッグ処理が終了される。すなわち、塗りつぶしコマンドによる作画を停止する。また、ドラッグされていたオブジェクトが解放される。その後、OS9は、処理を終了する。
【0065】
一方、S41の判定で、ペンダウンしていない場合、OS9は、カーソル移動処理、すなわち、ポインタを受信データの座標に移動する処理を実行する(S45)。カーソル移動処理とともに、OS9は、次のデータを受信する。
【0066】
次に、OS9は、ペンダウンしたか否かを判定する(S46)。この判定は、ドライバ8から送信されるステータス中のペンダウン状態開始フラグによる。
【0067】
ペンダウンしていない場合、OS9は、制御をS45に戻す。このようにして、OS9は、ペンダウンを検出するまで、カーソル移動処理を継続する。
【0068】
一方、ペンダウンを検出した場合、OS9は、タイマに待ち時間をセットする(S47)。タイマにセットする待ち時間は、ドライバ8が設定したカウントの値である。
【0069】
次にOS9は、所定のペンダウン後の処理を実行する(S48)。これは、例えば、図3に示した塗りつぶしコマンドによる作画の開始であり、また、図4のアイコンで示されるオブジェクトへのペンダウンの報告である。
【0070】
次に、OS9は、待ち時間が経過したか否かを判定する(S49)。OS9は、待ち時間が経過するまで、S48の処理を継続する。
【0071】
この待ち時間が経過すると、OS9はペンアップ後の所定の処理を実行する(S50)。例えば、図3の作画プログラムは、塗りつぶしを完了する。また、図4のデスクトップ画面に表示されたアイコンに対応するアプリケーションプログラムが起動される。
【0072】
以上述べたように、本実施の形態に係るペン操作コンピュータ1では、ペンアップ時に、ペンダウンと、ペンアップのステータス、及び、ペンダウンからペンアップへの遷移時間が検出される。
【0073】
このため、特定の場所、例えば、特定のアイコン等を正確にポイントすることができる。特に、そのアイコン等のオブジェクトがペンダウンとペンアップの双方のイベントによって動作を発生する場合にも、正確に指示を与えることができる。
【0074】
また、本実施の形態のペン操作コンピュータ1では、ペンダウンからペンアップまでの遷移時間を指定するカウントを設定することができる。そのため、ペンアップクリックモードであっても、時間的な効果を表現できる。
<変形例>
本発明の実施は、上記実施の形態で詳述したペン操作コンピュータだけでなく、タブレットを備えた機器であるPDA(Personal Digital Assistants)やナビゲーションシステム、ワードプロセッサ、各種オンライン端末など様々な電子機器に適用なものである。
【0075】
上記実施の形態では、表示装置5に重ねて設置したタブレット6に対するペン操作を検出するペンコンピュータ1の例を説明した。しかし、本発明の実施は、このような構成には、限定されない。
【0076】
例えば、上述のようなタッチスクリーン方式のタブレット6に代えて、表示装置5とは別個の平板上をペンやパックで指示する、いわゆるグラフィックスタブレットを用いてもよい。
【0077】
また、タブレット6をペンで押圧する構成に代えて、マウス、トラックボール、ジョイスティック、静電式タッチパッド、スティック形状のアキュポイント、あるいは、光学式ポインティングデバイスを用いてもよい。すなわち、表示装置5上のオブジェクトの位置を指定し、押下操作と解放操作によって指示する入力装置一般に対し、本発明を実施できる。
【0078】
その場合、ペンによる押圧操作に代えて、マウス、トラックボール、静電式タッチパッド、スティック形状のアキュポイント、光学式ポインティングデバイスのボタンに対する押下と押下の解除を検出すればよい。あるいは、ジョイスティックに対する押下開始と押下の解除を検出すればよい。
【0079】
なお、タブレット6とは異なり、マウス、トラックボール、静電式タッチパッド、スティック形状のアキュポイント、光学式ポインティングデバイス等では、押下状態でなくても移動操作は検出される。また、こららのポインティングデバイスでは、変位、すなわち、移動方向と移動量(または移動方向と、押圧時間)が検出される。そして、座標そのものは、この移動量に基づき制御部2において生成される。しかし、押下と押下解除に係る処理は、上記実施形態のタブレット6と同様であり、これらのポインティングデバイスに対しても本発明は実施できる。
【0080】
上記実施の形態では、通常モードとペンアップクリックモードとの切り替えは作画プログラムに備えた操作モード選択メニュー51により行われた。しかし、本発明の実施は、このような構成に限定されない。
【0081】
例えば、操作モードをポップアップメニューによって切り替えてもよい。また、操作モードをペン操作コンピュータ1に備える不図示の環境設定メニューにより、ペン操作コンピュータ1内のすべてのプログラムについて一律に切り替えてもよい。また、画面に表示されるメニューではなく、電気的、機械的なスイッチによって操作モードを切り替えるようにしてもよい。
【0082】
このような切り替え結果は、米国マイクロソフト社のウィンドウズにおけるレジストリのようなシステムファイルに登録し、ドライバ8に引き渡すようにすればよい。
【0083】
上記実施の形態では、ペンアップクリックモードの制御をタブレットコントローラ7、ドライバ8及びOS9の処理により実現した。しかし、本発明の実施は、このような構成には限定されない。
【0084】
例えば、図5から図7に示した処理をタブレットコントローラ7で行い、アプリケーションプログラムとの通信のみをドライバ8及びOS9に依頼してもよい。
【0085】
また、タブレット6への操作の検出のみタブレットコントローラ7に行わせ、図5から図7に示した処理をドライバ8のみで実行してもよい。その場合、OS8は、ドライバ8とアプリケーションプログラムとの間の通信のみを行えばよい。
【0086】
また、図5から図7に示した処理をOS9のみで実行してもよい。その場合、タブレット6への操作の検出をタブレットコントローラ7とドライバ8に行わせればよい。
【0087】
また、アプリケーションプログラムからリンクされるウィンドウシステムのライブラリ内において、または、マイクロソフト社のウィンドウズやXウィンドウシステムにおけるウィンドウマネージャのような画面管理プログラムにおいて、ペンアップクリックモードの制御を行ってもよい。そのためには、図5から図7に示した処理手順をそのまま、これらのプログラム内で実行すればよい。
【0088】
また、アプリケーションプログラムにおいて、ペンアップクリックモードの制御を行ってもよい。すなわち、アプリケーションプログラムにおいて、通知されるステータスと指定されているモードに応じて、押下を示す情報の無効化および有効化を実行し、上記実施の形態に示した機能を実現すればよい。
【0089】
図5に示した処理をタブレットコントローラ7で行わない場合、タブレットコントローラ7は必ずしも必要でない。すなわち、タブレット6の信号を制御部2に伝達する信号伝達部、例えば、A/Dコンバータがあれば、タブレットコントローラ7は不要である。その場合は、タブレット6からの信号の検出を制御部2が直接実行すればよい。そのような、制御部2がタブレット6からの信号を直接検出する場合には、ドライバ8が検出部に相当する。また、その場合にはドライバ8が出力部にも相当する。
<コンピュータ読み取り可能な記録媒体>
上記実施の形態の図8及び図9の処理を実行するプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上記実施の形態に示した制御部2として機能させることができる。
【0090】
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフロッピーディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0091】
また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
<搬送波に具現化されたデータ通信信号>
また、上記プログラムを、コンピュータのハードディスクやメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータに配布することができる。この場合、プログラムは、搬送波によって具現化されたデータ通信信号として、通信媒体を伝送される。そして、その配布を受けたコンピュータを上記実施の形態に示した制御部2として機能させることができる。
【0092】
ここで通信媒体としては、有線通信媒体、例えば、同軸ケーブル及びツイストペアケーブルを含む金属ケーブル類、光通信ケーブル等、または、無線通信媒体例えば、衛星通信、地上波無線通信等のいずれでもよい。
【0093】
また、搬送波は、データ通信信号を変調するための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直流信号でもよい。この場合、データ通信信号は、搬送波がないベースバンド波形になる。従って、搬送波に具現化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバンド信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0の直流信号を搬送波とした場合に相当)のいずれでもよい。
<その他>
本実施の形態は以下の発明を開示する。
(付記1)
入力装置に対する操作に応じた情報を出力する制御装置であって、
前記入力装置に対する押下の解除を検出する検出部と、
前記押下の解除を検出したときに、前記入力装置に対する押下を示す情報および押下の解除を示す情報を出力する出力部と、
を備える制御装置。
(付記2)
前記検出部は、前記入力装置に対する押下を検出し、
前記出力部は、前記入力装置に対する押下を検出した時点での該押下を示す情報の出力を無効にする付記1記載の制御装置。
(付記3)
前記出力部は、前記押下を示す情報の出力から所定時間経過後に、前記押下の解除を示す情報を出力する付記1記載の制御装置。
(付記4)
前記検出部は、前記入力装置に対する移動操作を検出し、
前記出力部は、前記移動操作に対応する表示装置の画面上の位置を出力する付記1記載の制御装置。
(付記5)
前記出力部は、前記押下を示す情報の出力を制御するモードに応じて、前記押下の解除を検出したとき、または前記入力装置に対して押下がされたときのいずれの時点で前記押下を示す情報を出力するかを決定する付記1記載の制御装置。
(付記6)
前記入力装置はタブレットである付記1記載の制御装置。
(付記7)
入力装置を備えた電子機器であって、
前記入力装置に対する押下の解除を検出する検出部と、
前記押下の解除を検出したときに、押下を示す情報および押下の解除を示す情報を出力する出力部と、
前記出力情報に応じた処理を行う処理部と、
を備える電子機器。
(付記8)
前記検出部は、前記入力装置に対する押下を検出し、
前記出力部は、前記入力装置に対する押下を検出した時点での該押下を示す情報の出力を無効にする付記7記載の電子機器。
(付記9)
前記出力部は、前記押下を示す情報の出力から所定時間経過後に、前記押下の解除を示す情報を出力する付記7記載の電子機器。
(付記10)
表示装置をさらに有し、
前記検出部は、前記入力装置に対する移動操作を検出し、
前記出力部は、前記移動操作に対応する前記表示装置の画面上の位置を出力する付記7記載の電子機器。
(付記11)
前記押下の解除を検出したとき、または前記押下を検出したときのいずれの時点で前記押下を示す情報を出力するかを指定する操作モード指定部を更に備え、
前記出力部は、指定された操作モードに応じて前記押下を示す情報を出力する付記7記載の電子機器。
(付記12)
前記入力装置はタブレットである付記7記載の電子機器。
(付記13)
入力装置に対する押下の解除を検出する手順と、
前記押下の解除を検出したときに、押下を示す情報および押下の解除を示す情報を出力する手順と、
からなる入力装置のための制御方法。
(付記14)
前記入力装置に対する押下を検出する手順と、
前記押下を検出したときに、前記押下時点での押下を示す情報の出力を無効にする手順とをさらに有する付記13記載の入力装置のための制御方法。
(付記15)
前記押下を示す情報の出力から所定時間経過後に、前記押下の解除を示す情報を出力する付記13記載の入力装置のための制御方法。
(付記16)
前記入力装置に対する移動操作を検出する手順と、
前記移動操作に対応する表示装置の画面上の位置を出力する手順とをさらに有する付記13記載の入力装置のための制御方法。
(付記17)
前記押下を示す情報の出力を制御するモードに応じて、
前記押下の解除を検出したとき、または前記入力装置に対して押下がされたときのいずれの時点で前記押下を示す情報を出力するかを決定する手順をさらに有する付記13記載の入力装置のための制御方法。
(付記18)
入力装置が接続されるコンピュータに、
入力装置に対する押下の解除を検出する手順と、
前記押下の解除を検出したときに、押下を示す情報および押下の解除を示す情報を出力する手順と、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記19)
前記入力装置に対する押下を検出する手順と、
前記押下を検出したときに、前記押下時点での押下を示す情報の出力を無効にする手順とをさらに有する付記18記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記20)
前記押下を示す情報の出力から所定時間経過後に、前記押下の解除を示す情報を出力する付記18記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記21)
前記入力装置に対する移動操作を検出する手順と、
前記移動操作に対応する表示装置の画面上の位置を出力する手順とをさらに有する付記18記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記22)
前記押下を示す情報の出力を制御するモードに応じて、
前記押下の解除を検出したとき、または前記入力装置に対して押下がされたときのいずれの時点で前記押下を示す情報を出力するかを決定する手順をさらに有する付記18記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、押下と押下の解放とによって動作を発生するオブジェクトやプログラムに対する正確な位置決め機能を提供することができる。
【0095】
また、本発明によれば、そのような位置決めにより選択されたオブジェクトやプログラムにおいて、押下と押下の解除の間の時間効果を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るペン操作コンピュータ1のシステム構成図
【図2】 ペン操作コンピュータ1の作画操作の例(1)
【図3】 ペン操作コンピュータ1の作画操作の例(2)
【図4】 ペン操作コンピュータ1におけるデスクトップ画面でのオペレーションの例
【図5】 タブレットコントローラ7の処理を示すフローチャート
【図6】 ドライバ8の処理を示すフローチャート
【図7】 OS9の制御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1 ペン操作コンピュータ
2 制御部
5 表示装置
6 タブレット
7 タブレットコントローラ
8 ドライバ
9 OS
51 操作モード選択メニュー

Claims (8)

  1. 入力装置に対する操作に応じた情報を出力する制御装置であって、
    前記入力装置に対する押下と押下の解除とを検出する検出部と、
    押下の開始を検出した時には押下の開始を示す情報を出力することなく押下の開始から押下の解除を検出するまでの間押下位置の座標を出力し、前記押下の解除を検出したときに、前記解除の位置での前記入力装置に対する押下の開始を示す情報を出力し、前記押下の開始を示す情報の出力から所定時間経過後に、前記押下の解除を示す情報を出力する出力部と、を備える制御装置。
  2. 前記検出部は、前記入力装置に対する移動操作を検出し、
    前記出力部は、前記移動操作に対応する表示装置の画面上の位置を出力する請求項1記載の制御装置。
  3. 前記出力部は、前記押下の開始を示す情報の出力を制御するモードに応じて、前記押下の解除を検出したとき、または前記入力装置に対して押下がされたときのいずれの時点で前記押下の開始を示す情報を出力するかを決定する請求項1記載の制御装置。
  4. 前記入力装置はタブレットである請求項1記載の制御装置。
  5. 入力装置を備えた電子機器であって、
    前記入力装置に対する押下と押下の解除を検出する検出部と、
    押下の開始を検出した時には押下の開始を示す情報を出力することなく押下の開始から押下の解除を検出するまでの間押下位置の座標を出力し、前記押下の解除を検出したときに、前記解除の位置での前記入力装置に対する押下の開始を示す情報を出力し、前記押下の開始を示す情報の出力から所定時間経過後に、前記押下の解除を示す情報を出力する出力部と
    前記出力情報に応じた処理を行う処理部と、を備える電子機器。
  6. 入力装置が接続されるコンピュータに、
    前記入力装置に対する押下と押下の解除とを検出する手順と、
    押下の開始を検出した時には押下の開始を示す情報を出力することなく押下の開始から押下の解除を検出するまでの間押下位置の座標を出力し、前記押下の解除を検出したときに、前記解除の位置での前記入力装置に対する押下の開始を示す情報を出力し、前記押下の開始を示す情報の出力から所定時間経過後に、前記押下の解除を示す情報を出力する手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 前記入力装置に対する移動操作を検出する手順と、
    前記移動操作に対応する表示装置の画面上の位置を出力する手順とをさらに実行させるための請求項記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 前記押下の開始を示す情報の出力を制御するモードに応じて、前記押下の解除を検出したとき、または前記入力装置に対して押下がされたときのいずれの時点で前記押下の開始を示す情報を出力するかを決定する手順をさらに実行させるための請求項記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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