JP4652786B2 - 排気ガス分析装置及び混合システム - Google Patents

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Description

この発明は、例えば車両のディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質(PM)の連続測定などに用いられる排気ガス分析装置等に関するものである。
ディーゼルエンジン等の内燃機関の排気ガス中には、環境や人体に悪影響を与える可能性がある微小な粒子状物質(PM:Particulate Matter)が含まれており、PMには、すす(Soot)、可溶性有機溶媒(SOF:Soluble Organic Fraction)等が混在している。
このPMを削減すべく内燃機関を改良するには、まずPMの排出量を正しく測定することが必要である。現在公的に規定されている排ガス測定法では、PMをフィルタ捕集して天秤で計測することになっている。
ところが、この計測方法では、発生するPMをダイナミックに捉えることができないため、内燃機関の開発研究段階においては、PMのリアルタイム連続測定が可能で、なおかつ簡便な測定装置が望まれている。さらに最近では、内燃機関の改良が進んでPMの排出量もかなり減ってきているため、連続測定に加えて、微量なPMを精度よく正確に測りたいという要求も大きくなってきている。
これに対し、SOFに関して言えば、近時、水素炎イオン化検出器(FID)のように、炭化水素に対して高感度な検出器を用いて、ある基準温度(47℃±5℃)において排気ガス中で液化又は固化している粒子状炭化水素(SOF)の濃度を連続的かつ精度よく測定可能な方法が開発されている。
またSootに関して言えば、拡散荷電検出法を利用した連続測定可能で高感度な検出器を本発明者らは開発しつつある。
ところで、このようなSoot検出器は、高感度なだけに、排気ガスのSoot濃度に応じて、当該排気ガスを測定に適した濃度にまで適宜希釈する希釈器が必要となる。また、排気ガスのSoot濃度は内燃機関の種類や状態に応じて変わるため、希釈器による希釈比は簡便に変更できるようにしておくことが望ましい。
しかしながら希釈のために、サンプルガスである排気ガスあるいは希釈用ガスを、例えば回転型のポンプを用いて圧送や吸引等すると、この種のポンプ内部は流体経路が複雑なため、Sootが思わぬところに溜まるなどして、Soot測定に悪影響がでる恐れがある。また回転型ポンプでは、希釈された排気ガスに脈動が生じるため、この点においても正確なSoot測定のためには好ましくない。
一方、拘束で噴出する作動流体の巻き込み作用によって流体輸送を行うエジェクタであれば、流体経路が単純で脈動もでないことから、この種の測定において非常に好適な希釈器として用いることができる。
ところが、エジェクタは一般的に希釈比を任意に変化させることができない(希釈用ガスを多く流すと、ノズル−デフューザ部での圧力が減少し、その分サンプルガスの流量が増えて、結局希釈率は大きく変動しない)と考えられており、その点での問題がある。逆に言えば、エジェクタは、希釈比をある程度保ちたいとか、希釈比を全く問題にしない場合(例えばポンプ)に用いられることが多い。
このようにエジェクタは、流体経路が単純で脈動もでないという利点を有するものの、希釈器として使用する場合には、希釈比を簡便に調整することができない欠点があると考えられてきたことから、排気ガスのSoot測定に限られず、他の用途で簡便な希釈比調整や混合比調整を必要とするような場合には、採用しにくい。
実開平7−18243号 特開平11−14530号
本発明者は、この点に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、エジェクタには、希釈用ガスの流量を変化させても、サンプルガスの流量がほとんど変化しない領域があることを見出した。
そこで本発明は、前記領域を利用して、Soot測定の際に行われる排気ガスの希釈において、その希釈比を簡便に変更、調整のできる排気ガス分析装置を提供するとともに、排気ガス分析装置のみならず、ガスの混合、希釈に広く用いることのできる優れたガス混合システムを提供すべく図ったものである。
すなわち本発明に係る排気ガス分析装置は、内燃機関から排出される排気ガスの一部又は全部が流れる排気ガスラインに対し、Sootを測定可能なSoot測定系を接続したものであって、前記Soot測定系が、前記排気ガスを希釈用ガスで希釈して導出する希釈器と、前記希釈器の希釈比を調整可能な希釈比調整手段と、前記希釈器で希釈されたガス中のSootを測定するSoot検出器とを備えたものであり、前記希釈器が、希釈用ガスが流れる内部の主経路上に、流路径が狭まる狭小部と流路径が拡がる拡開部とを直列に設け、希釈用ガスが加速されて負圧になる負圧領域を形成するとともに、その負圧領域に連通させた連通路を介してサンプルガスを吸い込み、前記希釈用ガスと混合して導出するものであり、前記希釈比調整手段が、外部からの所定操作によって、前記希釈器に導入される希釈用ガスの流量を変化させることにより、当該希釈器におけるサンプルガスの吸い込み流量をほぼ一定に保ち、前記サンプルガスの吸い込み流量がほぼ一定に保たれる範囲内で前記希釈器に導入される希釈用ガスの流量を変化させることにより、前記希釈器の希釈比を調整することを特徴とする。
このようなものであれば、種々の排気ガスに対しても、Soot検出に適した濃度となるように、希釈比調整手段を用いて簡便に希釈比の調整ができるため、高精度のSoot検出器を用いた測定が可能になる。また、このタイプの希釈器の利点、すなわち流体経路が単純なため、Sootが経路上で詰まるという恐れを可及的に回避でき、また正確な濃度測定を阻害する脈動もでないため、安定した状態で希釈された排気ガスをSoot検出器に確実に送出できる、という利点を活かすことができる。
本発明を適用して特にその効果が顕著となるSoot検出器としては、Sootに対して電荷を与える電荷付与部と、そのSootの電荷量を測定する電荷測定部とを備えたものが挙げられる。
排気ガス中のSootのみならず、SOFをも同時検出するためには、前記排気ガスラインに対し、SOF濃度を連続測定可能なSOF測定系をさらに接続しておけばよい。そして、その場合のSOF測定系としては、導入されたガスを2分岐する分岐部と、2分岐された一方のガスを測定基準温度にし、その測定基準温度にしたガス中の粒子成分を除去する粒子成分除去ラインと、2分岐された他方のガスの成分をそのまま(温度は変えることがある)通過させる通過ラインと、各ラインを通過して送出されるガス中の炭化水素濃度をそれぞれ連続検出する炭化水素濃度検出器とを備えており、各検出器で検出された炭化水素濃度の差によって前記排ガス中のSOF濃度を算出可能に構成したものが望ましい。
ここで粒子成分とは、主としてガス中で液化又は固化している炭化水素粒子のことである。
特に好ましくは、前記炭化水素濃度検出器が、水素炎イオン化検出器であればよい。この水素炎イオン化検出器を用いてSOF測定系を構成した場合、通過ライン側の水素炎イオン化検出器の出力を時系列グラフにすると、Sootがスパイク状のピークとなって検出されるため、例えば前記Soot測定系で測定したSoot濃度の検証を行ったり、これから最適な希釈比の目安を付けたりすることが可能になる。
一方、前記Soot検出器で測定される対象は、希釈された排気ガスであるため、最終的に排気ガス中のSoot濃度を測定するためには、希釈率を把握しておく必要がある。
そこで前記SOF測定系を巧みに利用して、簡単な構成で正確に希釈率を求められるようにするには、前記希釈器に排気ガス又は炭化水素濃度が既知である標準ガスのいずれを一方を選択的に導入して希釈し得るように構成するとともに、前記SOF測定系を前記希釈器に接続可能に構成して当該希釈器で希釈された標準ガスの炭化水素濃度を測定できるようにし、前記希釈比調整手段をある一定量操作したときの、標準ガスの希釈後の炭化水素濃度から、その状態での希釈器の希釈比を算出可能に構成しているものが好適である。
また、本発明は、Soot測定に限定されることなく、ガスの希釈をも含むガス混合システムとして広く応用可能である。すなわち、本発明に係る混合システムは、混合するガスである混合用ガスが流れる内部の主経路上に、流路径が狭まる狭小部と流路径が拡がる拡開部とを直列に設け、混合用ガスが加速されて負圧になる負圧領域を形成するとともに、その負圧領域に連通させた連通路を介して、混合されるガスである被混合ガスを吸い込み、前記混合用ガスと混合して導出する混合器と、外部からの所定操作によって、前記混合器に導入される混合用ガスの流量を変化させることにより、当該混合器における被混合ガスの吸い込み流量をほぼ一定に保ち、前記被混合ガスの吸い込み流量がほぼ一定に保たれる範囲内で前記混合器に導入される混合用ガスの流量を変化させることにより、前記混合器の希釈比を調整する混合比調整手段とを備えたことを特徴とする。
このような混合システムによれば、混合器の流体経路が単純で脈動もでないため、安定した状態で被混合ガスを混合用ガスで混合できるうえに、その混合比も混合比調整手段を用いて簡便に調整できる。
その効果をさらに顕著にするには、前記混合器のガス導出ポートに接続され、混合された被混合ガスの成分を連続検出可能なガス成分検出器をさらに備えているものが好ましい。
混合比調整手段の具体的実施態様としては、混合比調整手段が、混合用ガスが流れる混合用ガスラインに設けられた圧力調整器を備え、この圧力調整器に対する圧力調整操作によって、前記混合用ガスラインから混合器に導入される混合用ガスの流量を変化させるものを挙げることができる。
なお、この混合システムを前記希釈システムとして用いた場合には、希釈用ガスが混合用ガスに、サンプルガスが被混合ガスに、希釈器が混合器に、希釈比調整手段が混合比調整手段に、ガス成分検出器がSoot検出器に相当する。
このように本発明によれば、希釈(混合)比を簡便に変更、調整でき、しかも希釈(混合)されたガスの品質を脈動等がない安定したものにできる。
以下、本発明の一実施形態に係る排気ガス分析装置を図面を参照して説明する。
(1)排気ガス分析装置の全体構成
本実施形態に係る排気ガス分析装置1は、内燃機関であるディーゼルエンジン(図示しない)の排気ガス中に含まれる微細な粒子状SOF及びSootの濃度を測定するものであり、図1に示すように、ディーゼルエンジンから排出される排気ガスの一部又は全部が流れる排気ガスライン(図示しない)に対し、SOF濃度を連続測定可能なSOF測定系2と、Sootを連続測定可能なSoot測定系3とを並列に接続してなるものである。
(2)SOF測定系
まずSOF測定系2について説明する。
SOF測定系2は、図1に示すように、排気ガスラインから導入される排気ガスを2分岐する分岐部21と、その分岐部21で2分岐された排気ガスがそれぞれ導入される通過ライン22及び粒子成分除去ライン23と、それら各ライン22、23の終端にポンプPa、Pbを介してそれぞれ接続した水素炎イオン化検出器24a、24bとを備えたものである。
分岐部21は、内部で2分岐する流体経路を有したマニホールドブロック25を利用して形成したものであり、その入口であるガス導入ポートPT1には、前記排気ガスラインを、所定温度(約191℃)に保温したホットホース等の温調配管Lや粒子状物質除去フィルタF等を介して接続している。このマニホールドブロック25には、温度調節可能なヒータ等の温調器H1を取り付け、例えば前記所定温度(約191℃)に保温している。
粒子成分除去ライン23は、内部を流れる排気ガスを、2007年のEPAの規制で定められている測定基準温度である47℃±5℃にし、その温度で液化または固化する炭化水素(SOF)を除去し、除去後の排気ガスを水素炎イオン化検出器24bに送出するものである。
具体的にこのものは、ガス導入ポートPT1にマニホールドブロック25を介して接続され、測定基準温度に保温された第1温調配管L1と、その第1温調配管L1の終端に接続したフィルタF1と、そのフィルタF1を通過したガスを、一方の水素炎イオン化検出器24bに導く第2温調配管L2とから構成されている。第2温調配管L2は、例えば前記所定温度(約191℃)に保温されている。
通過ライン22は、測定基準温度よりも高温の所定温度、具体的には191℃にした排気ガスをそのまま水素炎イオン化検出器24aに送出するもので、前記ガス導入ポートPT1にマニホールドブロック25を介して接続した第3温調配管L3を備えている。この第3温調配管L3は、前記所定温度(約191℃)に保たれ、他方の水素炎イオン化検出器24aに接続してある。
水素炎イオン化検出器24a、24bは、サンプルガス(上述の場合であれば排気ガス)を流しながら、その中に含まれる炭化水素の濃度を連続的かつリアルタイムに検出するものであり、水素炎中にサンプルガス(ここでは排気ガス)を流すことにより、サンプルガス中の炭化水素をイオン化し、そのイオン電流を検出して出力する。出力される検出信号の値は炭化水素濃度を示す。
このような構成によれば、通過ライン22に接続された水素炎イオン化検出器24aの検出信号のベースライン値は、前記所定温度(191℃)にて気体状態になっている炭化水素の濃度を示し、粒子成分除去ライン23に接続された水素炎イオン化検出器24bの検出信号のベースライン値は、前記測定基準温度(47℃±5℃)で気化している炭化水素の濃度を示すため、各水素炎イオン化検出器24a、24bからの検出信号の値の差分をとることにより、191℃から47℃±5℃の間に気体から液体又は固体に凝縮した炭化水素の濃度、つまり排気ガス中のSOF濃度を測定することができる。
なお、この実施形態では、図示しない情報処理装置が各水素炎イオン化検出器24a、24bからの炭化水素検出信号をそれぞれ受信し、それら炭化水素検出信号の示す値の差分をとることにより、SOF濃度を算出し、これをディスプレイ等に出力するようにしている。
(3)Soot測定系
次にSoot測定系3について説明する。
Soot測定系3は、図1に示すように、排気ガスを希釈用ガスであるエアで希釈して導出する希釈システム4Aと、希釈されたガスのSootを検出するSoot検出器5とを備えたものである。
まず、Soot検出器5から説明すると、このものは、模式図を図5に示すように、サンプルガスに含まれるSootに対して電荷を与える電荷付与部51と、そのSootの電荷量を測定する電荷測定部52とを備えたものであり、サンプルガスとして導入された希釈排気ガス中のSootを連続かつリアルタイムで計測する。
電荷付与部51は、導入された希釈排気ガスの流路53上に設けられたもので、例えば、数千ボルト(5000〜7000ボルト)程度の電位差を生じさせた正電極511と負電極512とで構成されている。これら電極511、512間にはその電位差からコロナ放電が生じ、このコロナ放電中を希釈排気ガスが通過することにより、希釈排気ガス中のSoot粒子にその表面積に比例した電荷が付与される。図に一例を示すように、正電極511はピン型の細い形状のものであり、流路53の中心に位置する。負電極512はこの正電極511を取り囲むように配置した筒状の網目部材である。なお、紫外線照射によって電荷を付与するなど、この電荷付与部を他の構成にしても構わない。
電荷測定部52は、前記流路53における電荷付与部51よりも下流に配置した金属板等の捕捉部材521と、その捕捉部材521にSootが捕捉されて流れる電流量を測定し、その値を示すSoot検出信号を出力する電流検出器522とを備えている。このSoot検出信号の値は、Soot電荷量がSoot粒子の表面積に比例することから、Soot粒子の表面積を表すものとなる。またSoot表面積とSoot質量との間には所定の関係式があることから、この検出信号の値からSoot質量、ひいては希釈排気ガス中のSoot濃度を算出できる。
一方、希釈システム4Aは、図1〜図3に示すように、希釈器4と、希釈比調整手段である圧力調整器7とを備えている。
希釈器4は、詳細を図2、図3に示すように、希釈用ガスが流れる内部の主経路41上に、ガスの流れ方向に沿って流路径が狭まる狭小部であるノズル42及びガスの流れ方向に沿って流路径が拡がる拡開部であるデフューザ43をこの順に直列に設け、希釈用ガスが増速されて負圧になる負圧領域4Sを形成するとともに、その負圧領域4Sに連通させた連通路44を介してサンプルガスを吸い込み、前記希釈用ガスに混合して導出するエジェクタタイプのものである。なお、この実施形態では、狭小部及び拡開部にノズルとデフューザを用いているが、例えばオリフィスやベンチュリなど、種々のもので代用可能である。
より具体的にこの希釈器4は、前記主経路41及び負圧領域4Sに連通する連通路44を設けた配管ブロック体4aと、主経路41に嵌入されてノズル42及びデフューザ43を形成するノズル部材42a及びデフューザ部材43aと、主経路41の入口である導入ポートPT2、出口である導出ポートPT3、及び前記連通路44の入口であるサンプルガス導入ポートPT4にそれぞれ設けた配管接続用の継手C2、C3、C4とを主に備えている。
そして、図1に示すように、前記導入ポートPT2に、希釈用ガスが流れる希釈用ガスライン6を接続し、希釈用ガスであるエアが導入されるようにするとともに、サンプルガス導入ポートPT4には、前記排気ガスラインを接続するようにしている。また導出ポートPT3には、配管L4を介して後述するSoot検出器5を接続し、希釈されたガスをSoot検出器5に送出することができるように構成している。
圧力調整器7は、前記希釈用ガスライン6上に設けたもので、希釈器4の導入ポートPT2に流れ込むエア圧力を制御し、その流量を制御する。
しかしながら、通常、このエジェクタタイプの希釈器は、希釈比を任意に変化させることができない。希釈用ガス(例えばエア)を多く流すと、負圧領域での圧力が減少し、その分サンプルガスの流量が増えて、結局希釈率は大きく変動しないからである。
そこで、この実施形態では、図4に示すように、前記圧力調整器7の操作範囲、すなわち圧力調整範囲を、その圧力調整によって希釈器4に導入される希釈用ガスの流量が変わっても、希釈器4におけるサンプルガスの吸い込み流量がほぼ一定に保たれる範囲となるように制限している。具体的には、エア圧力が300kPa〜500kPaの間である。もちろんこの領域は、ノズルやデフューザの形や大きさ、オリフィス径等で変わるものではあるが、この領域を使うことによって初めて、前記圧力調整器7が希釈比調整手段として作用し、その圧力設定操作による希釈比の変更が可能になる。
また、この実施形態では、希釈比調整範囲を拡げるために、希釈器4を、複数段(2段)直列に接続してある。すなわち、後段希釈器4のサンプルガス導入ポートPT4に前段希釈器4の導出ポートPT3を接続し、複数段階の希釈ができるように構成している。このことにより、どの希釈器4の導出ポートPT3を用いるかで、オーダレベルで希釈比を変えることができる。
したがって、この実施形態に係る希釈システム4Aによれば、この種の希釈器4の利点、すなわち流体経路が単純でSootの詰まりを防止でき、かつ脈動もでないという利点を維持しつつ、種々の排気ガスに対して、高精度のSoot検出器がその性能を十分に発揮できる適切なSoot濃度となるように、簡単に希釈比を調整することができる。
なお、図2、図3に示す符号44aは、サンプルガスの流量制限部材であるオリフィスリングである。
また、配管ブロック体4aには、温度調節可能なヒータ等の温調器H2を取り付け、希釈器4を所定温度(約191℃)に保持するようにしている。これは、排気ガス中に含まれるSOFなど(特にSootに付着しているSOF)を揮発させ、後述するSoot検出器5でのSoot測定への悪影響を防止するためである。さらに、このSoot検出器5は、高温ガスを導入することができないタイプであるため、希釈器4の導出ポートPT3からSoot検出器5に至る配管L4の通過中に、希釈排気ガスの温度を下げるようにしているが、一旦揮発したSOFは、温度を下げても希釈されているため、測定に影響を及ぼすほどの大きな粒子として再析出することはない。
加えて、希釈用ガスライン6における導入ポートPT2に直接接続される部分には、第4の温調配管L5を用いて前記所定温度(約191℃)に保持し、供給されるエア流量の安定化を図っている。
ところで最終的に必要なのは、希釈前の排気ガスのSoot濃度であり、これを測定するには、希釈排気ガス中のSoot濃度の測定データに加えて、希釈器4での希釈比を把握しなければならない。
そこでこの実施形態では、図1に示すように、希釈器4のサンプルガス導入ポートPT4に、炭化水素濃度が既知の標準ガス(例えばC含有エア)が流れる標準ガスライン8を、排気ガスラインと切り替えて接続できるようにするとともに、SOF測定系2のガス導入ポートPT1に、希釈器4の導出ポートPT3を、排気ガスラインと切り替えて接続できるように構成している。
より具体的には、希釈器4のサンプルガス導入ポートPT4に対する標準ガスライン8の配管L6上に開閉弁V2を設け、この開閉弁V2の開閉で、標準ガスライン8と排気ガスラインとの、サンプルガス導入ポートPT4に対する接続を切り替えられるようにしている。なお、標準ガスライン8には、その入口に標準ガス源(ボンベ等)を接続してあり、そのライン8上に、圧力調整器81を設けてそれより下流のライン圧力を一定に保つと共に、流量計82を設けてサンプルガス導入ポートPT4に導入される標準ガスの流量をモニタできるようにしてある。
また、SOF測定系2のガス導入ポートPT1に対する希釈器4の導出ポートからの接続配管L7上に、開閉弁V3を設け、かつ前記ガス導入ポートPT1に対する排気ガスラインの接続配管上に開閉弁V4を設け、これら開閉弁V3、V4の択一的な開放により、希釈器4の導出ポートPT3と排気ガスラインとのいずれかを、ガス導入ポートPT1に切替接続できるようにしている。
このような構成によれば、前記各開閉弁V2〜V4の操作によって、希釈器4で希釈した標準ガスをSOF測定系2に流すことにより、希釈された標準ガスの炭化水素濃度を、SOF測定系2のいずれかの水素炎イオン化検出器24a、24bで測定することができる。そしてそこで測定された炭化水素濃度と、元々の既知である標準ガスの炭化水素濃度とから、希釈器4のそのときの希釈比を求めることができ、その希釈比と前述した希釈排気ガスのSoot濃度とから排気ガスのSoot濃度を算出できる。
この実施形態では、図示しない情報処理装置が、前記Soot検出信号と、希釈した標準ガスを流したときの水素炎イオン化検出器24a(24b)から出力される炭化水素信号とを受信し、それらの値と予めメモリ記憶させた標準ガスの既知濃度データの値とに基づいて、Soot濃度を自動算出してディスプレイ等に出力するようにしている。また、前記開閉弁V2〜V4は電磁駆動式のものであり、情報処理装置からの弁駆動信号で開閉駆動するようにしている。
(4)排気ガス分析装置の使用方法
次にこの排気ガス分析装置1を利用したSoot濃度測定方法について、その一例をより具体的に説明する。ここでは情報処理装置がプログラムにしたがって全自動でSoot濃度を測定する場合について、図6、図7を参照しながら述べる。
(検量線の作成)
まず、各開閉弁V2〜V4に弁駆動信号を出力してこれらを開閉操作し、標準ガスを、希釈器4を介してSOF測定系2に導入する(図6ステップS1)。
その一方で、圧力調整器7に駆動信号を与え、希釈器4に導入されるエアが所定の圧力に保たれるようにしておく(ステップS2)。
このような状態で、水素炎イオン化検出器24a(24b)で、希釈された標準ガスの炭化水素濃度を測定する(ステップS3)。
そしてその濃度と希釈前の標準ガスの炭化水素濃度との比によって、希釈器4での希釈比を算出し(ステップS4)、その希釈比とエア圧力とを対にして記録しておく(ステップS5)。
次に圧力調整器7に対する駆動信号値を変えて圧力設定値を変え、ステップS3〜S5を複数回(n回)繰り返す(ステップS7)。
このようにして測定した複数ポイントでの圧力値と希釈比との関係から、圧力と希釈比との検量線(相対関係)を作成し、メモリの所定領域に格納する(ステップS8)。
(Soot濃度測定)
まず、各開閉弁V2〜V4を開閉操作し、排気ガスをSoot測定系3に導入する(図7ステップS10)。
排気ガスのSoot濃度が未知のため、Soot検出器5からのSoot検出信号の値を参照しつつ、圧力調整器7への駆動信号値を変化させて、希釈用ガスライン6がSoot測定に適した圧力となるように設定する(ステップS11、S12)。
その時の希釈比を、設定された圧力値と前記検量線とから算出する(ステップS13)。
Soot検出信号の値に、メモリに格納してある所定の関係式をあてはめ、希釈された排気ガス中のSoot濃度を求める(ステップS14)。
最後に、そのSoot濃度と前記希釈比とに基づいて、排気ガス中のSoot濃度を算出する(ステップS15)。
以上が、Soot濃度測定方法であるが、その他に、例えば、検量線を作成せず、Soot測定の都度、標準ガスを用いてその時の希釈用ガスの圧力設定値での希釈比を算出し、その希釈比に基づいてSoot濃度を算出するようにしてもよい。
また以上の動作を、全てオペレータが手動で行っても構わないし、一部を自動、一部を手動にしてもよい。
したがって、このような排気ガス分析装置1によれば、種々の排気ガスに対しても、Soot検出に適した濃度となるように、希釈システム4Aを用いて簡便に希釈比の調整ができるため、高精度のSoot検出器5を用いた測定が可能になる。また、このタイプの希釈器4の利点、すなわち流体経路が単純なため、Sootが経路上で詰まるという恐れを可及的に回避でき、また正確な濃度測定を阻害する脈動もでないため、安定した状態で希釈された排気ガスをSoot検出器に確実に送出できる、という利点を活かすことができる。
さらに、希釈器4から配管を分岐させて既存のSOF測定系2に接続したり、標準ガス源を接続するための配管を希釈器4に接続したり、あるいはそれら配管上に開閉弁V2〜V4を設けたりするという簡単な流体経路を構成するだけで、Soot測定時における希釈器4の希釈比を、Soot測定前又はSoot測定後に、標準ガスを用いて求めることができ、その希釈比とSoot検出器で検出された希釈排気ガスのSoot濃度とから、希釈前の排気ガスのSoot濃度を算出することができる。
さらに、水素炎イオン化検出器24では、Sootがスパイク状のピークとなって検出されるため、例えば前記Soot測定系で測定したSoot濃度の検証を行ったり、これから最適な希釈比の目安を付けたりすることが可能になる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。例えば、炭化水素検出器やSoot検出器は、他の原理を利用したもので構わないし、排気ガスラインには、フルトンネルで希釈された排気ガスを導いてもよい。
また、希釈器は1段希釈構造にしてもよいし、3段以上の希釈構造にしてもよい。希釈比調整手段には、圧力調整器のみならず、バルブなどの流量調整弁を利用するようにしてもよい。
さらに言えば、本希釈システムを、他のガスの希釈乃至混合に用いるようにしてもよい。その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
本発明によって、希釈(混合)比を簡便に変更、調整でき、しかも希釈(混合)されたガスの品質を脈動等がない安定したものにできる。したがって、ガス連続測定等の用途に広く応用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る排気ガス分析装置の全体流体回路図。 同実施形態における希釈器の内部構造を示す断面図。 同実施形態における希釈器のノズル、デフューザ、オリフィスを主として示す拡大部分断面図。 同実施形態における希釈器の特性を示すグラフ。 同実施形態におけるSoot検出器の模式図。 同実施形態における排気ガス分析装置を利用したSoot測定方法を示すフローチャート。 同実施形態における排気ガス分析装置を利用したSoot測定方法を示すフローチャート。
符号の説明
2・・・SOF測定系
21・・・分岐部
22・・・通過ライン
23・・・粒子成分除去ライン
24a、24b・・・SOF濃度検出器
3・・・Soot測定系
4A・・・希釈システム
4・・・希釈器
42・・・ノズル
43・・・デフューザ
5・・・Soot検出器
51・・・電荷付与部
52・・・電荷測定部
7・・・希釈比調整手段(圧力調整器)

Claims (8)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスの一部又は全部が流れる排気ガスラインに対し、Sootを測定可能なSoot測定系を接続したものであって、
    前記Soot測定系が、前記排気ガスを希釈用ガスで希釈して導出する希釈器と、前記希釈器の希釈比を調整可能な希釈比調整手段と、前記希釈器で希釈されたガス中のSootを測定するSoot検出器とを備えたものであり、
    前記希釈器が、希釈用ガスが流れる内部の主経路上に、流路径が狭まる狭小部と流路径が拡がる拡開部とを直列に設け、希釈用ガスが加速されて負圧になる負圧領域を形成するとともに、その負圧領域に連通させた連通路を介してサンプルガスを吸い込み、前記希釈用ガスと混合して導出するものであり、
    前記希釈比調整手段が、外部からの所定操作によって、前記希釈器に導入される希釈用ガスの流量を変化させることにより、当該希釈器におけるサンプルガスの吸い込み流量をほぼ一定に保ち、前記サンプルガスの吸い込み流量がほぼ一定に保たれる範囲内で前記希釈器に導入される希釈用ガスの流量を変化させることにより、前記希釈器の希釈比を調整することを特徴とする排気ガス分析装置。
  2. 前記Soot検出器が、Sootに対して電荷を与える電荷付与部と、そのSootの電荷量を測定する電荷測定部とを備えたものである請求項1記載の排気ガス分析装置。
  3. 前記排気ガスラインに対し、SOF濃度を測定可能なSOF測定系をさらに接続したものである請求項1又は2記載の排気ガス分析装置。
  4. 前記SOF測定系が、導入されたガスを2分岐する分岐部と、2分岐された一方のガスを測定基準温度にし、その測定基準温度にしたガス中の粒子成分を除去する粒子成分除去ラインと、2分岐された他方のガスの成分を通過させる通過ラインと、各ラインを通って送出されるガス中の炭化水素濃度をそれぞれ検出する水素炎イオン化検出器とを備えており、各検出器で検出された炭化水素濃度の差によって前記排気ガス中のSOF濃度を算出可能に構成したものである請求項3記載の排気ガス分析装置。
  5. 前記希釈器に排気ガス又は炭化水素濃度が既知である標準ガスのいずれか一方を選択的に導入して希釈し得るように構成するとともに、前記SOF測定系を前記希釈器に接続可能に構成して当該希釈器で希釈された標準ガスの炭化水素濃度を測定可能なものにし、前記希釈比調整手段をある一定量操作したときの、標準ガスの希釈後の炭化水素濃度から、その状態での希釈器の希釈比を算出可能に構成していることを特徴とする請求項3又は4記載の排気ガス分析装置。
  6. 混合するガスである混合用ガスが流れる内部の主経路上に、流路径が狭まる狭小部と流路径が拡がる拡開部とを直列に設け、混合用ガスが加速されて負圧になる負圧領域を形成するとともに、その負圧領域に連通させた連通路を介して、混合されるガスである被混合ガスを吸い込み、前記混合用ガスと混合して導出する混合器と、
    外部からの所定操作によって、前記混合器に導入される混合用ガスの流量を変化させることにより、当該混合器における被混合ガスの吸い込み流量をほぼ一定に保ち、前記被混合ガスの吸い込み流量がほぼ一定に保たれる範囲内で前記混合器に導入される混合用ガスの流量を変化させることにより、前記混合器の希釈比を調整する混合比調整手段とを備えた混合システム。
  7. 前記混合器のガス導出ポートに接続され、混合された被混合ガスの成分を連続検出可能なガス成分検出器をさらに備えている請求項6記載の混合システム。
  8. 混合比調整手段が、混合用ガスが流れる混合用ガスラインに設けられた圧力調整器を備え、この圧力調整器に対する圧力調整操作によって、前記混合用ガスラインから混合器に導入される混合用ガスの流量を変化させるものである請求項6又は7記載の混合システム。
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