JP4652773B2 - 増幅型固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、増幅型固体撮像装置に関する。
従来の増幅型固体撮像装置のレイアウトについて、図10を参照しながら説明する。図10に示すように、増幅型固体撮像装置は、半導体基板117上に、受光部112と、水平走査手段114と、垂直走査手段115と、ノイズ除去回路120とを形成して構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
受光部112は、複数の画素を一次元状または二次元状に配置して構成されている。また、各画素は、入射光を信号電荷に変換する光電変換部112aと、信号電荷の量に応じた電気信号を出力する出力部(図示せず)とを備えている。図10の例では、画素は二次元状に配置されている。
受光部112の上部には、遮光層111が設けられている。遮光層111には、各光電変換部112aに光を入射させるため、複数の開口窓116が形成されている。このため、各画素の光電変換部112aにのみ光が入射し、各画素のそれ以外の部分への光の入射は制限されることとなる。開口窓116の形成は、受光部112を覆う膜を成膜し、その一部分を選択的に除去することによって行われている。
また、遮光層111は、導電性材料を成膜することによって形成されている。更に、遮光層111には配線118が接続されている。また、配線118には、接地電位(GND)を与えるため電圧(Vsd)が印加されており、受光部112のウェルの安定化が図られている。
水平走査手段114及び垂直走査手段115は、受光部112の各画素で発生した電気信号を順次X−Yアドレス方式で読み出している。具体的には、垂直走査手段115は、複数の画素における行方向の選択及び制御を行っている。垂直走査手段115によって選択された行の画素信号は、ノイズ除去回路120へと出力される。ノイズ除去回路120に出力された画素信号は、水平走査手段114による水平選択トランジスタ129(図11参照)の駆動によって一画素ごとに出力される。
また、図10に示すように、ノイズ除去回路120と受光部112との間には配線層113が配置されている。配線層113は、垂直走査手段115によって選択された行の画素信号を水平走査手段4に出力する際の出力制御に使用される。具体的には、配線119から配線層113に印加する電圧(Vnc)の大きさで出力の有無が決定される。この点については後述の図11を用いて更に具体的に説明する。
また、ノイズ除去回路120は、半導体基板117上の受光部112と水平走査手段114との間の領域に設けられており、受光部112から読み出された画素信号の偽信号抑制を行っている。具体的には、ノイズ除去回路120は、各画素を構成する増幅トランジスタ(図示せず)のバラツキによって生じるノイズの抑圧及び除去を行っている。
ここで、図11を用いて、図10に示す受光部112とノイズ除去回路120との構成について具体的に説明する。図11は、単位画素及びノイズ除去回路の一例を示す図であり、図11(a)は単位画素及びノイズ除去回路の回路図を示し、図11(b)は信号線に印加されるパルス信号のタイミングチャートを示している。なお、ノイズ除去回路120は、水平方向に配列された複数の単位回路で構成されており、図11(a)にはノイズ除去回路120を構成する一つの単位回路のみが示されている。
図11において、135は行リセット線、136は行選択線、123は垂直信号線を示している。行リセット線135には、リセット信号RSが入力される。行選択線136には、信号TRが入力される。また、図11(a)に示すように、単位画素131は、フォトダイオード132と、三つのトランジスタとを備えている。133は、このうちの転送トランジスタを示し、134は増幅トランジスタを示している。
ノイズ除去回路(単位回路)120は、クランプ容量(CCL)125と、サンプリング容量(CSP)128と、垂直信号線−ノイズ除去回路接続トランジスタ124と、クランプトランジスタ126とを備えている。垂直信号線−ノイズ除去回路接続トランジスタ124は、垂直信号線123からノイズ除去回路120への信号伝達のスイッチングに利用されており、そのゲート電極には入力信号SPが入力される。また、クランプトランジスタ126のゲート電極には入力信号CLが入力される。図11(a)において129は水平選択トランジスタを示している。
また、図11(b)において、141は水平ブランキング期間を示し、142は水平信号出力期間を示している。図11(b)に示すように、水平ブランキング期間141の前半と後半とにおいて、画素から出力された画素信号とリセット信号RSとを、入力信号CLと入力信号SPとを使ってクランプ容量(CCL)125にクランプし、サンプリング容量(CSP)128にサンプルする。その結果、サンプリング容量(CSP)128では、画素信号とリセット信号RSの減算が行われるので、ノイズが抑圧及び除去される。
図10に示す増幅型固体撮像装置の構造を断面で示すと、図12に示す通りとなる。図12において、図10又は図11で示した符号が付されている部分は、図10又は図11で同一の符号が付された部分と同一の部分である。また、図12において同一のハッチングが施された部分は、同様の機能を有する部分である。
なお、図12中の121は素子分離領域、122は活性領域、127はコンタクトプラグを示している。また、130a〜130cは平面的にレイアウトされたポリシリコン配線、137は絶縁層、138はウェルを示している。また、図12において、半導体基板117及び絶縁層137については、ハッチングを省略して示している。
図12に示すように、ノイズ除去回路120において、配線層113は、コンタクトプラグ127を介して、サンプリング容量128の近傍の活性領域122に接続されている。また、配線層113に印加される電圧(Vnc)は、サンプリング容量128に接地電位を与えている。このため、配線層113に印加する電圧(Vnc)を変化させることで、各画素131からノイズ除去回路120を経て水平走査手段4へと信号を転送する際のスイッチングを行うことができる。
特開2001−15725号
ところで、図10〜図12に示した従来の増幅型固体撮像装置においては、上述したように受光部112の上面に遮光層111が設けられており、遮光層111によって受光部112への不要な光の入射が制限されている。一方、ノイズ除去回路120といった受光部112以外の部分には、フォトダイオード等の光電変換部が形成されていないことから、遮光層は設けられていない。
しかしながら、図12に示すように、ノイズ除去回路120は、MOSトランジスタにおけるPN接合容量とゲート容量とを利用したコンデンサ(クランプ容量125、サンプリング容量128等)を備えている。また、ノイズ除去回路120は、通常のMOSトランジスタ(クランプトランジスタ126、水平選択トランジスタ129等)も備えている。
このため、ノイズ除去回路120に光が入射すると、ノイズ除去回路120におけるPN接合の部分で光電変換が行われ、電流が発生する。更に、この発生した電流は、局所的にノイズ除去性能に影響を与えてしまうため、結果、画質を劣化させるという問題が生じてしまう。
本発明の目的は、上記問題を解消し、画質の劣化を抑制し得る増幅型固体撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明における増幅型固体撮像装置は、入射光を信号電荷に変換して前記信号電荷の量に応じた電気信号を出力する複数の画素を半導体基板上に一次元状または二次元状に配置して形成した受光部と、前記複数の画素それぞれから前記電気信号を順次読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段から読み出された電気信号の偽信号抑制を行うノイズ除去回路と、前記受光部の上部に位置し、前記受光部の光電変換を行う部分以外への光の入射を制限する第1の遮光層とを少なくとも有する増幅型固体撮像装置であって、前記ノイズ除去回路の上部に、ノイズ除去回路への光の入射を制限する第2の遮光層が設けられており、前記読み出し手段が、画素の列方向に沿って設けられた垂直走査手段と、画素の行方向に沿って設けられた水平走査手段とを有し、前記ノイズ除去回路が、半導体基板上の前記受光部と前記水平走査手段との間の領域に設けられ、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とが、互いに離れて形成されていて、第3の遮光層を更に有し、前記第3の遮光層は、前記受光部とノイズ除去回路との間であって、前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層の下層に、前記半導体基板の厚み方向において一部分が前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層に重なるように形成されていることを特徴とする。
本発明の増幅型固体撮像装置は、ノイズ除去回路を覆う遮光層を備えているため、ノイズ除去回路に入射する有害な光を遮断することができる。よって、ノイズ除去回路において光電変換が発生することによる画質の劣化が抑制される。
上記本発明における増幅型固体撮像装置においては、前記読み出し手段が、画素の列方向に沿って設けられた垂直走査手段と、画素の行方向に沿って設けられた水平走査手段とを有し、前記ノイズ除去回路が、半導体基板上の前記受光部と前記水平走査手段との間の領域に設けられ、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とが、互いに離れて形成されている態様とするのが好ましい。また、上記態様においては、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とが導電性を有し、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とに対して別々に電圧を印加できる配線が設けられており、前記第2の遮光層が、前記読み出し手段によって読み出された前記電気信号を前記ノイズ除去回路へ出力する際の出力制御に利用されるのが好ましい。
上記態様とした場合は、前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層に対して、別々にパルス又はDCバイアスを印加できるため、受光部及びノイズ除去回路に対して、それぞれが必要とする電圧を必要なだけ印加することができる。また、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とに対して別々にパルス又はDCバイアスを印加したときに、一方に印加されたパルス又はDCバイアスが、他方に印加されたパルス又はDCバイアスに干渉するのを抑制できる。
また、上記本発明における増幅型固体撮像装置においては、第3の遮光層を更に有し、前記第3の遮光層は、前記受光部とノイズ除去回路との間であって、前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層の下層に、前記半導体基板の厚み方向において一部分が前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層に重なるように形成されている態様とするものも好ましい。
この態様によれば、前記第3の遮光層によって、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層との間からの光の入射を抑制できるため、遮光性の更なる向上を図ることができる。
また、この態様においては、前記第3の遮光層が導電性を有し、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とに対しては別々に電圧を印加でき、且つ、前記第2の遮光層と前記第3の遮光層とに対しては同時に同一の大きさで電圧を印加できるように、配線が形成されているのが好ましい。
更に、この態様においては、前記第2の遮光層の一方の端部と前記第3の遮光層の一方の端部とが、前記配線によって電気的に接続されており、前記第2の遮光層の他方の端部と前記第3の遮光層の他方の端部とが、前記配線とは別の配線によって電気的に接続されているのも好ましい。
この場合、前記第2の遮光層及び前記第3の遮光層におけるパルスやDCバイアスが印加されている部分から離れた部分において、前記第2の遮光層及び前記第3の遮光層がもともと備えている配線抵抗によって電圧が低下するのを抑制できる。
また、上記態様においては、前記第3の遮光層が導電性を有し、前記第1の遮光層、前記第2の遮光層、及び前記第3の遮光層に対して、それぞれ別々に電圧を印加できる配線が設けられているのも好ましい。この場合、前記第2の遮光層に印加する電圧と前記第3の遮光層に印加する電圧とを別々に設定でき、前記第2の遮光層を、前記第3の遮光層のシールド層として使用することができる。
また、本発明における増幅型固体撮像装置においては、前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とが、連続した一つの遮光層を形成している態様とするのも好ましく、この場合、前記連続した一つの層は導電性を有しているのが特に好ましい。この態様によれば、遮光層と遮光層との間に隙間が生じないため、更なる遮光性の向上を図ることができ、画質劣化の抑制効果の向上が期待できる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における増幅型固体撮像装置について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。図2は、図1に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図1中の切断線A−A´に沿って切断した状態を示している。なお、図2において半導体基板7の主要部分及び絶縁層22についてはハッチングを省略している。
図1に示すように、増幅型固体撮像装置は、受光部10と、読み出し手段と、ノイズ除去回路11とを有しており、これらは半導体基板7上に設けられている。受光部10は、複数の画素を半導体基板上に一次元状または二次元状に配置して形成されている。また、各画素は、入射光を信号電荷に変換する光電変換部10aと、信号電荷の量に応じた電気信号を出力する出力部(図示せず)とで構成されている(図11参照)。
本例では、画素は二次元状(マトリックス状)に配置されている。また、図2に示すように、光電変換部10aはフォトダイオード10bを備えている。出力部は、フォトダイオード10bに蓄積した信号電荷を読み出す転送トランジスタ(図示せず)と、信号電荷をその電荷量に応じた電圧に変換する浮遊拡散層(図示せず)と、浮遊拡散層に蓄積された信号電荷をリセットするリセットトランジスタ(図示せず)と、駆動トランジスタ(図示せず)とを備えている。駆動トランジスタはソースフォロア回路(図示せず)を構成している。また、ソースフォロア回路は、浮遊拡散層に接続され、且つ、電圧変化の増幅またはインピーダンス変換を行う回路である。
また、図1及び図2に示すように、受光部10の上部には、第1の遮光層1が設けられている。第1の遮光層1には、各光電変換部10aに光を入射させるため、複数の開口窓6が形成されている。このため、各画素の光電変換部10aにのみ光が入射し、各画素のそれ以外の部分への光の入射は制限されることとなる。開口窓6の形成は、第1の遮光層1の一部分を選択的に除去することによって行われている。
読み出し手段は、行方向と列方向の読み出し動作を重ねて実行し、画素ごとの電気信号(画素信号)の読み出しを行う。本例では、読み出し手段は、図1に示す垂直走査手段5及び水平走査手段4と、図2に示す垂直信号線12、垂直信号線−ノイズ除去回路接続トランジスタ13及び水平選択トランジスタ18とを備えている。また、図1及び図2の両方において図示していないが、読み出し手段は、更にスイッチングトランジスタ(図示せず)及び水平信号線(図示せず)も備えている。
垂直走査手段5は、画素の列方向(垂直方向)に沿って、半導体基板7上に設けられている。水平走査手段4は、画素の行方向(水平方向)に沿って、半導体基板7上に設けられている。スイッチングトランジスタは画素毎に設けられている。
更に、水平信号線は、ノイズ除去回路11に隣接する位置に行方向に沿って設けられており、水平選択トランジスタ18を介してノイズ除去回路11に接続されている。また、水平選択トランジスタ18のオン・オフは水平走査手段4によって行なわれる。
ノイズ除去回路11は、背景技術において図10及び図11に示したノイズ除去回路120と同様のものである。ノイズ除去回路11も、半導体基板7上の受光部10と水平走査手段4との間の領域に設けられており、各画素を構成する増幅トランジスタ(図示せず)のバラツキによって生じるノイズの抑圧及び除去(偽信号抑制)を行っている。
ここで、読み出し手段による読み出し動作について説明する。先ず、行方向の選択を行う垂直走査手段5によって、所定の行のスイッチングトランジスタをオン状態にすると、この所定の行の画素信号が読み出される。
次に、垂直走査手段5によって選択されて読み出された行の画素信号は、垂直信号線12及び垂直信号線−ノイズ除去回路接続トランジスタ13(図2参照)を介して、ノイズ除去回路11へと出力される。垂直信号線−ノイズ除去回路接続トランジスタ13は、垂直信号線12からノイズ除去回路11への信号伝達のスイッチングに利用されている。垂直信号線−ノイズ除去回路接続トランジスタ13がON状態に制御された時にのみ、ノイズ除去回路11に信号が伝達される。
この後、ノイズ除去回路11に出力された画素信号は、水平走査手段4による水平選択トランジスタ18の駆動により、一画素ごとに出力される。なお、ノイズ除去回路11の回路構成及び動作は、背景技術において図11に示したノイズ回路120の回路構成及び動作と同様である。
図2において、14はサンプリング容量、15はクランプトランジスタ、16はクランプ電源線、17はクランプ容量、19a及び19bは平面的にレイアウトされたポリシリコン配線である。また、20は素子分離領域、21は活性領域、22は絶縁層、23はコンタクトプラグ、24はウェルを示している。なお、図2において同一のハッチングが施された部分は、同様の機能を有する部分である。
また、図1及び図2に示すように、本実施の形態1においては、ノイズ除去回路11の上部には、ノイズ除去回路11への光の入射を制限する第2の遮光層2が設けられている。このため、本実施の形態1における増幅型固体撮像装置においては、背景技術において図11に示した増幅型固体撮像装置と異なり、ノイズ除去回路11は外部から遮光された状態にある。
この結果、本実施の形態1では、ノイズ除去回路11を構成するPN接合の部分での光電変換の発生が抑制され、背景技術において述べた画質の劣化が抑制される。なお、図1から分かるように、垂直走査手段5や水平走査手段4の上部には、遮光層は形成されていない。しかしながら、垂直走査手段5は直接信号を取り扱うものではなく、又水平走査手段4が信号を保持する時間は非常に短い。このため、これらに光が入射することによって画質劣化が生じることはない。
また、本例では、第1の遮光層1と第2の遮光層2とは、導電性材料を成膜して形成された導電性膜である。第1の遮光層1及び第2の遮光層2を形成する導電性材料としては、例えば、アルミ、タングステンシリサイド等が挙げられる。このうち、抵抗値を低く出来る点から、アルミを用いるのが好ましい。
更に、第1の遮光層1と第2の遮光層2とは、互いに離れて形成されており、電気的に絶縁された関係にある。また、図1から分るように、第1の遮光層1には、第1の配線8が接続されており、第2の遮光層2には、第1の配線8とは別の第2の配線9が接続されている。
このため、本実施の形態1においては、第1の遮光層1と第2の遮光層2とを配線層として利用できる。更に両者に対して、別々に、異なるパルス信号やDCバイアス等を印加できる。なお、両者は絶縁されているため、第1の遮光層1に印加された電圧と、第2の遮光層2に印加された電圧とは、互いに干渉しない。
また、本実施の形態1において、第1の遮光層1には、第1の配線8によって、画素部用の電源電圧(Vsd)が印加されている。また、電圧(Vsd)はパルス電圧であり、図11中に示した入力信号VDDCELとして印加されている。
また、第2の遮光層2には、垂直信号線−ノイズ除去回路接続トランジスタ13のスイッチング制御を行うための電圧(Vnc)が印加されている。電圧(Vnc)もパルス電圧である。また、電圧(Vnc)は、図11中に示した入力信号SPとして印加されている。第2の遮光層2は、読み出し手段によって読み出された電気信号をノイズ除去回路11に出力する際の出力制御に利用されている。
このように、第1の遮光層1と第2の遮光層とに導電性を付し、更に両者を絶縁させた態様とすれば、両者をそれぞれ一つの配線として考えることができる。この結果、増幅型固体撮像装置における配線設計の自由度を高めることができるので、配線構造のコンパクト化や設計コストの低減を図ることができる。
なお、第1の遮光層1と第2の遮光層2とを絶縁するために確保する距離S(図1及び図2参照)は、特に限定されるものではなく、これら遮光層の形成プロセスで可能な範囲で設定できる。また、本実施の形態1では、第1の遮光層1と第2の遮光層2とは、一の導電膜を成膜した後、これにエッチングを施して形成しているが、別々のプロセスによって形成することもできる。
更に、本実施の形態1においては、第1の遮光層1及び第2の遮光層2の上層及び下層の何れか又は両方に、別の配線層を設けることもできる。この場合、この配線層は単層であっても良いし、多層であっても良い。
また、図1及び図2に示すように、本例では、受光部10とノイズ除去回路11との間であって、第1の遮光層1及び第2の遮光層2の下層となる位置には、第3の遮光層3が設けられている。第3の遮光層3は、半導体基板7の厚み方向において、一部分が第1の遮光層1及び第2の遮光層2に重なるように形成されている。
このため、第3の遮光層3によって、第1の遮光層1と第2の遮光層2との間から入射する光も遮光されるため、画質劣化の更なる抑制を図ることができる。なお、第3の遮光層3の形成材料としては、第1の遮光層1及び第2の遮光層2の形成材料として挙げた材料を用いることができる。
第3の遮光層3における第1の遮光層1又は第2の遮光層2に重なっている部分の大きさは、分離している第1の遮光層1と第2の遮光層2との隙間から光が入射しないように設定すれば良い。具体的には、第3の遮光層3における、第1の遮光層1と重なった部分の列方向の長さT1と、第2の遮光層2と重なった部分の列方向の長さT2とは、5μm以上に設定するのが好ましい。また、製造工程において必要となる合わせマージンなどを考慮すれば、T1及びT2は、5.5μm〜8.0μm程度に設定するのが特に好ましい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における増幅型固体撮像装置について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態2における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。図4は、図3に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図3中の切断線B−B´に沿って切断した状態を示している。
なお、図3及び図4において、図1又は図2に示された符号が付された部分は、図1又は図2において同一の符号が付された部分と同一の部分である。また、図4においても、半導体基板7の主要部分及び絶縁層22についてはハッチングを省略している。更に、図4において同一のハッチングが施された部分は、同様の機能を有する部分である。
図3及び図4に示すように、本実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、第1の遮光層1には第1の配線31が接続されている。また、第2の遮光層2には、第1の配線31とは別の第2の配線32が接続されている。このため、本実施の形態2においても、第1の遮光層1には第1の配線31によって電圧(Vsd)を印加でき、第2の遮光層2には第2の配線32によって電圧(Vnc)を印加できる。
但し、本実施の形態2においては、図1及び図2に示した実施の形態1と異なり、第2の配線32は、第3の遮光層3にも接続されており、第2の遮光層2と第3の遮光層3とに対して同時に同一の大きさの電圧を印加できる。このため、第2の遮光層2と第3の遮光層3の両方に対して電圧(Vnc)を印加できる。
また、本実施の形態2において、第1の遮光層1に印加される電圧(Vsd)は、パルス電圧であり、図11中に示した入力信号VDDCELとして印加されている。一方、図2から分かるように、第2の遮光層2は、コンタクトプラグ23を介してサンプリング容量14の近傍の活性領域21に接続されている。第3の遮光層3は、コンタクトプラグ23を介して半導体基板7に形成された素子分離領域20に接続されている。第2の遮光層2及び第3の遮光層3に印加される電圧(Vnc)は、ウェル24及びサンプリング容量14に接地電位を与えている。
このように、本実施の形態2では、第2の遮光層2及び第3の遮光層3に対しては、同一のパルスやDCバイアスを印加でき、一方、第1の遮光層1に対しては、第2の遮光層2及び第3の遮光層3とは別のパルスやDCバイアスを印加できる。これら以外の構成については、図3に示す増幅型固体撮像装置は、図1に示す増幅型固体撮像装置と同様に構成されている。
また、ノイズ除去回路11は複数の単位回路で構成されているが、本実施の形態2によれば、各単位回路の微細化を図ることができる。具体的には、従来から、増幅型固体撮像装置において、1水平方向の電位安定化のためには、おおよそ一般的に、垂直方向に一列に並ぶ複数の単位画素及び単位回路ごとに、1つのウェル電位用コンタクトを単位回路が設けられた領域に形成する必要がある。また、このウェル電位用コンタクに接続される配線層が1層のみの場合は、プロセスルールによってコンタクト−コンタクト間の間隔の縮小化は制限される。また、コンタクト−コンタクト間に、信号線などの配線を設ける場合は、この配線とコンタクトとのマージンも考慮する必要がある。これらの点から、従来の増幅型固体撮像装置において、ノイズ除去回路11の水平方向寸法の縮小化には限界があった。
しかし、本実施形態2においては、二つの配線層でウェル電位を与えられることができ、配線設計の自由度が高くなる。例えば、奇数列の単位画素に対応する単位回路と、偶数列の単位画素に対応する単位回路とで、ウェル電位用コンタクトの位置を大きくずらすことが可能となる。そのため、コンタクト−コンタクト間の間隔は、プロセスルールによる制限を受け難くなり、縮小化が可能になる。よって、各単位回路において、水平方向の寸法を圧縮化でき、単位画素及び単位回路の水平方向の微細化を図ることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における増幅型固体撮像装置について、図5を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施の形態3における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。なお、図5において、図1に示された符号が付された部分は、図1において同一の符号が付された部分と同一の部分である。
図5に示すように、本実施の形態3では、図3に示した例と異なり、第2の遮光層2と第3の遮光層3とは、第2の配線32とは別の配線33によっても電気的に接続されている。なお、これ以外の構成については、図5に示す増幅型固体撮像装置は、図3に示す増幅型固体撮像装置と同様に構成されている。
具体的には、第2の遮光層2の一方側(図中右側)の端部と第3の遮光層3の一方側の端部とには、図3の例と同様に、第2の配線32が接続されている。よって、図3に示した実施の形態2と同様に、第2の遮光層2及び第3の遮光層3に対しては、同一のパルスやDCバイアスを印加できる。
これに対し、本実施の形態3では、第2の遮光層2の他方側(図中左側)の端部と第3の遮光層3の他方側の端部とが、更に、第2の配線32とは別の配線33によって、電気的に互いに接続されている。なお、実際には、配線33は、第2の遮光層2と第3の遮光層3との間の絶縁層22(図4参照)に設けられたコンタクトプラグである。
このように、本実施の形態3では、第2の遮光層2及び第3の遮光層3におけるパルス又はDCバイアスが印加されている部分から最も離れた部分において、第2の遮光層2と第3の遮光層3とは電気的に接続されている。この結果、本実施の形態3によれば、パルスやDCバイアスが印加されている部分から離れた部分において、第2の遮光層2及び第3の遮光層3がもともと備えている配線抵抗によって電圧が低下するのを抑制できる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4における増幅型固体撮像装置について、図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の実施の形態4における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。図7は、図6に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図6中の切断線C−C´に沿って切断した状態を示している。
なお、図6及び図7において、図1又は図2に示された符号が付された部分は、図1又は図2において同一の符号が付された部分と同一の部分である。また、図7においても、半導体基板7の主要部分及び絶縁層22についてはハッチングを省略している。更に、図7において同一のハッチングが施された部分は、同様の機能を有する部分である。
図6及び図7に示すように、本実施の形態4においても、図1及び図2に示した実施の形態1と同様に、第1の遮光層1には第1の配線34が接続され、第2の遮光層2には第2の配線35が接続されている。
但し、本実施の形態4では、図1及び図2に示した実施の形態1と異なり、第1の配線34及び第2の配線35とは別に第3の配線36が設けられている。第3の配線36は第3の遮光層3に接続されている。なお、これ以外の構成については、図3に示す増幅型固体撮像装置は、図1に示す増幅型固体撮像装置と同様に構成されている。
更に、図6に示すように、第1の遮光層1には第1の配線34によって電圧(Vsd)が印加され、第2の遮光層2には第2の配線35によって電圧(Vud)が印加され、第3の遮光層3には第3の配線36によって電圧(Vnc)が印加されている。
また、本実施の形態4において、第1の遮光層1に印加される電圧(Vsd)は、パルス電圧であり、図11中に示した入力信号VDDCELとして印加されている。更に、図7から分かるように、第2の遮光層2は、コンタクトプラグ23を介してサンプリング容量14の近傍の活性領域21に接続されている。第2の遮光層2に印加される電圧(Vud)は、サンプリング容量14に接地電位を与えている。
また、本実施の形態4においては、図7から分かるように、第3の遮光層3は、コンタクトプラグ23を介して、クランプトランジスタ15のドレイン領域となる活性領域21に接続されており、クランプ電源線として機能している。第3の遮光層3に印加される電圧(Vnc)は、図11中に示した入力信号VDDとして印加されている。
このように本実施の形態4においては、第2の遮光層2はサンプリング容量14の近傍の活性領域21にのみ電気的に接続され、また、第2の遮光層2の配線幅は第3の遮光層3の配線幅よりも大きくすることができる。よって、サンプリング容量のGND電位を水平方向で均一にすることができる。このため、ノイズ除去回路11の水平方向における出力の均一性を向上させることができる。
なお、ノイズ除去回路11の水平方向の出力均一性を向上させるためには、図7においては第3の遮光層3によって印加しているクランプ電圧も重要である。従って、クランプ電圧を水平方向において均一にする方が、サンプリング容量のGND電位を水平方向で均一にするよりも、ノイズ除去回路11の水平方向出力の均一化に貢献できる場合がある。この場合においては、第2の遮光層2をクランプトランジスタ15のドレイン領域となる活性領域21に接続し、第2の遮光層2を介してクランプ容量の基準電圧であるGND(Vud)を印加するのが好ましい。
このように、本実施の形態4では、第1の遮光層1、第2の遮光層2、及び第3の遮光層3に対して、それぞれ別々にパルス又はDCバイアスを印加できる。つまり、本実施の形態4では、図3に示した実施の形態3と異なり、第2の遮光層2に印加する電圧と第3の遮光層3に印加する電圧とを別々に設定できる。更に、第2の遮光層2と第3の遮光層3とに別の電圧を印加できるため、必要に応じて、設計要求に対応した配線幅を提供できる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5における増幅型固体撮像装置について、図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、本発明の実施の形態5における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。図9は、図8に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図8中の切断線D−D´に沿って切断した状態を示している。
なお、図8及び図9において、図1又は図2に示された符号が付された部分は、図1又は図2において同一の符号が付された部分と同一の部分である。また、図9においても、半導体基板7及び絶縁層22についてはハッチングを省略している。更に、図9において同一のハッチングが施された部分は、同様の機能を有する部分である。
図8及び図9に示すように、本実施の形態5における増幅型固体撮像装置は、実施の形態1において図1に示した第1の遮光層1及び第2の遮光層2の代わりに、受光部10とノイズ除去回路11との両方を覆う連続した一つの遮光層39を備えている。つまり、本実施の形態5においては、図1に示した第1の遮光層1と第2の遮光層2とが、連続した一つの遮光層39を形成している。
このため、本実施の形態5によれば、図1に示したように遮光層と遮光層との間に隙間が生じないため、実施の形態1に比べて遮光性の向上を図ることができる。よって、実施の形態1よりも画質劣化の抑制効果の向上が期待できる。また、実施の形態1のように、第3の遮光膜を設ける必要がない。
本実施の形態5において、遮光層39は、実施の形態1と同様の導電性材料で形成されている。また、図6において、40は配線層である。また、更に、遮光層29には第1の配線37が接続され、配線層40には第1の配線37とは別の第2の配線38が接続されている。
また、本実施の形態5において、遮光層39に印加される電圧(Vsd)は、パルス電圧であり、図11中に示した入力信号VDDCELとして印加されている。更に、図9から分かるように、配線層40は、コンタクトプラグ23を介して、クランプトランジスタ15のドレイン領域となる活性領域21に接続されており、クランプ電源線として機能している。第3の遮光層3に印加される電圧(Vnc)は、図11中に示した入力信号VDDとして印加されている。
上述した以外の構成については、本実施の形態2における増幅型固体撮像装置は、実施の形態1において図1に示した増幅型固体撮像装置と同様に構成されている。
以上のように、本発明の増幅型固体撮像装置によれば、従来の増幅型固体撮像装置に比べて遮光性を高めて、画質の向上を図ることができる。このため、本発明の増幅型固体撮像装置は、画質の向上が特に要求される、産業用固体撮像装置、放送用固体撮像装置、プロ用途向け固体撮像装置などに特に有用である。
本発明の実施の形態1における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。 図1に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図1中の切断線A−A´に沿って切断した状態を示している。 本発明の実施の形態2における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。 図3に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図3中の切断線B−B´に沿って切断した状態を示している。 本発明の実施の形態3における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。 本発明の実施の形態4における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。 図6に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図6中の切断線C−C´に沿って切断した状態を示している。 本発明の実施の形態5における増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。 図8に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図8中の切断線D−D´に沿って切断した状態を示している。 従来の増幅型固体撮像装置のレイアウトを示す概略図である。 単位画素及びノイズ除去回路の一例を示す図であり、図12(a)は単位画素及びノイズ除去回路の回路図を示し、図12(b)は信号線に印加されるパルス信号のタイミングチャートを示している。 図10に示す増幅型固体撮像装置の一部分を示す断面図であり、図10中の切断線E−E´に沿って切断した状態を示している。
符号の説明
1 第1の遮光層
2 第2の遮光層
3 第3の遮光層
4 水平走査手段
5 垂直走査手段
6 開口窓
7 半導体基板
8、31、34、37 第1の配線
9、32、35、38 第2の配線
10 受光部
10a 光電変換部
10b フォトダイオード
11 ノイズ除去回路
12 垂直信号線
13 垂直信号−ノイズ除去回路接続トランジスタ
14 サンプリング容量
15 クランプトランジスタ
16 クランプ電源線
17 クランプ容量
18 水平選択トランジスタ
19a、19b ポリシリコン配線
20 分離領域
21 活性領域
22 絶縁層
23 コンタクトプラグ
24 ウェル

Claims (6)

  1. 入射光を信号電荷に変換して前記信号電荷の量に応じた電気信号を出力する複数の画素を半導体基板上に一次元状または二次元状に配置して形成した受光部と、前記複数の画素それぞれから前記電気信号を順次読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段から読み出された電気信号の偽信号抑制を行うノイズ除去回路と、前記受光部の上部に位置し、前記受光部の光電変換を行う部分以外への光の入射を制限する第1の遮光層とを少なくとも有する増幅型固体撮像装置であって、
    前記ノイズ除去回路の上部に、ノイズ除去回路への光の入射を制限する第2の遮光層が設けられており、
    前記読み出し手段が、画素の列方向に沿って設けられた垂直走査手段と、画素の行方向に沿って設けられた水平走査手段とを有し、
    前記ノイズ除去回路が、半導体基板上の前記受光部と前記水平走査手段との間の領域に設けられ、
    前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とが、互いに離れて形成されていて、
    第3の遮光層を更に有し、前記第3の遮光層は、前記受光部とノイズ除去回路との間であって、前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層の下層に、前記半導体基板の厚み方向において一部分が前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層に重なるように形成されていることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  2. 前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とが導電性を有し、
    前記第1の遮光層及び前記第2の遮光層それぞれに配線が接続されており、
    前記第1の遮光層に接続された配線と、前記第2の遮光層に接続された配線とには、異なる信号電圧が印加される請求項1に記載の増幅型固体撮像装置。
  3. 前記第2の遮光層が、前記読み出し手段によって読み出された前記電気信号を前記ノイズ除去回路へ出力する際の出力制御に利用される請求項2に記載の増幅型固体撮像装置。
  4. 前記第3の遮光層が導電性を有し、
    前記第1の遮光層と前記第2の遮光層とに対しては別々に電圧を印加でき、且つ、前記第2の遮光層と前記第3の遮光層とに対しては同時に同一の大きさで電圧を印加できるように、配線が形成されている請求項1に記載の増幅型固体撮像装置。
  5. 前記第2の遮光層の一方の端部と前記第3の遮光層の一方の端部とが、前記配線によって電気的に接続されており、
    前記第2の遮光層の他方の端部と前記第3の遮光層の他方の端部とが、前記配線とは別の配線によって電気的に接続されている請求項4に記載の増幅型固体撮像装置。
  6. 前記第3の遮光層が導電性を有し、
    前記第1の遮光層、前記第2の遮光層、及び前記第3の遮光層に対して、それぞれ別々に電圧を印加できる配線が設けられている請求項1に記載の増幅型固体撮像装置。
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