JP4652095B2 - 電力増幅器 - Google Patents

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Description

この発明は、マイクロ波およびミリ波で使用される電力増幅器に関するものである。
従来の電力増幅器として、2倍波を抑圧することにより増幅器の効率を向上することを目的としたものがある(例えば、特許文献1参照)。この従来の電力増幅器は、入力端子と出力端子との間に、入力信号の基本波を同振幅、同相で出力する電力分配回路、増幅回路、90度ハイブリッド及び同振幅、同相の基本波を合成して出力する電力合成回路を順次配設してなり、90度ハイブリッドは、基本波に対して1/4波長となる線路で構成されている。
上記構成に係る従来の電力増幅器において、入力端子に入力された信号の基本波は、電力分配回路により同振幅、同相で分配され、増幅回路で増幅されて同振幅、同相の関係のまま出力され、90度ハイブリッドに入力される。90度ハイブリッドに同振幅、同相で基本波が入力された場合、対称面では磁気壁となるため、入出力端子間の回路は、直列に接続された基本波で1/4波長の線路と、並列に接続された基本波で1/8波長の2つのオープンスタブで構成される回路と等価になる。従って、入力信号の基本波は、同振幅、同相の関係のまま出力されることになり、電力合成回路により合成されて出力端子に出力される。
一方、増幅回路により発生した2倍波は、同振幅、同相で90度ハイブリッドに入力される。同振幅、同相で2倍波が入力された場合、対称面では磁気壁となるため、入出力端子間の回路は、直列に接続された2倍波で1/2波長の線路と、並列に接続された2倍波で1/4波長の2つのオープンスタブで構成される回路と等価になり、結局、入力端子がショートされた回路と等価となる。従って、90度ハイブリッドに入力された2倍波の信号は完全反射されることになる。このため、2倍波を完全反射させない場合にくらべ、増幅器の効率が向上するという効果がある。
特開平11−112252号公報
ところで、2倍波を完全反射にしてもその位相条件によっては効率が低下することも知られている。しかしながら、従来の電力増幅器では2倍波に対する位相条件を変える機能は有していなかった。また、基本波についても、前述したような1/8波長のオープンスタブが並列に接続されることによる損失が生じるという問題もあった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、基本波に影響を与えることなく2倍波を完全反射し、また、2倍波に対する位相条件を容易に変更して効率を向上する電力増幅器を実現することを目的とする。
この発明に係る電力増幅器は、入力信号の基本波を同振幅、位相差180度で分配する電力分配回路と、前記電力分配回路により分配された出力をそれぞれ増幅する2つの増幅回路と、前記2つの増幅回路をそれぞれ介した入力信号の基本波を同振幅、位相差180度で2つの入力端子から入力して同振幅、位相差180度の関係のまま2つの出力端子に出力すると共に、入力信号の2倍波を同振幅、同相で2つの入力端子から入力して2つの入力端子に反射させる整合回路と、前記整合回路を介して同振幅、位相差180度で入力された基本波を合成して出力する電力合成回路とを備え、前記整合回路は、一方の入力端子と一方の出力端子との間に直列に接続された基本波で1/8波長の一方の第1の線路および一方の第2の線路と、他方の入力端子と他方の出力端子との間に直列に接続された基本波で1/8波長の他方の第1の線路および他方の第2の線路と、前記一方の第1の線路と前記一方の第2の線路との接続点と、前記他方の第1の線路と前記他方の第2の線路との接続点とを接続する基本波で1/4波長の第3の線路と、前記一方の第2の線路と前記一方の出力端子との接続点と、前記他方の第2の線路と前記他方の出力端子との接続点とを接続する基本波で1/4波長の第4の線路と、前記一方の第1の線路と前記一方の第2の線路との接続点に接続された基本波で1/8波長の一方の第1のオープンスタブと、前記他方の第1の線路と前記他方の第2の線路との接続点に接続された基本波で1/8波長の他方の第1のオープンスタブと、前記一方の第2の線路と前記一方の出力端子との接続点に接続された基本波で1/8波長の一方の第2のオープンスタブと、前記他方の第2の線路と前記他方の出力端子との接続点に接続された基本波で1/8波長の他方の第2のオープンスタブと、前記一方の第1の線路と前記一方の入力端子との接続点と、前記他方の第1の線路と前記他方の入力端子との接続点との間で直列に接続された基本波で1/4波長の2つの第5の線路と、前記2つの第5の線路の接続点に接続された第3のオープンスタブとを備えたものである。
この発明によれば、基本波に影響を与えることなく2倍波を完全反射し、また、2倍波に対する位相条件を容易に変更して増幅器の効率を向上することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電力増幅器の構成を示すブロック図である。図1に示される実施の形態1に係る電力増幅器は、入力端子1から入力される入力信号の基本波を同振幅、位相差180度で分配する電力分配回路4と、電力分配回路4により分配された出力をそれぞれ増幅する増幅回路3−1,3−2と、増幅回路3−1,3−2を介した入力信号の基本波を同振幅、位相差180度で2つの入力端子から入力して同振幅、位相差180度の関係のまま2つの出力端子に出力すると共に、入力信号の2倍波を同振幅、同相で2つの入力端子から入力して2つの入力端子に反射させる整合回路6と、整合回路6を介して同振幅、位相差180度で入力された基本波を合成して出力端子2から出力する電力合成回路5とを備えている。なお、7−1,7−2は増幅回路3と整合回路6との接続点、8−1,8−2は整合回路6と電力合成回路5との接続点、9−1,9−2は電力分配回路4と増幅回路3−1,3−2との接続点である。
次に、上述した構成を備える電力増幅器の動作原理について説明する。入力端子1に入力された信号の基本波は、電力分配回路4により同振幅、位相差180度で分配され、増幅回路3−1,3−2で増幅されて同振幅、位相差180度の関係のまま出力され、整合回路6に入力される。整合回路6に同振幅、位相差180度で入力された基本波は、同振幅、位相差180度の関係のまま電力合成回路5に入力され合成されて出力端子2から出力される。
一方、増幅回路3−1,3−2により発生した2倍波は、同振幅、同相で整合回路6に入力され、完全反射される。このため、2倍波を完全反射させない場合にくらべ、増幅器の効率が向上するという効果がある。
なお、図2に示すように、電力分配回路4と増幅回路3との間にも整合回路6と同様な整合回路6を挿入してもよく、その場合は増幅回路に対して対称な構成となるため、設計検証が容易になる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る電力増幅器の構成を示すブロック図であり、特に、整合回路6内の構成を詳細に示すブロック図である。図3に示すように、整合回路6は、入力端子7−1,7−2と出力端子8−1,8−2との間でそれぞれ直列に接続された基本波で1/8波長の第1の線路10−1,10−2および第2の線路11−1,11−2と、前記第1の線路10−1,10−2と第2の線路11−1,11−2との接続点同士を接続する基本波で1/4波長の第3の線路12と、前記第2の線路11−1,11−2と出力端子8−1,8−2との接続点同士を接続する基本波で1/4波長の第4の線路13と、前記第1の線路10−1,10−2と第2の線路11−1,11−2との接続点に接続された基本波で1/8波長の第1のオープンスタブ14−1,14−2と、前記第2の線路11−1,11−2と出力端子8−1,8−2との接続点に接続された基本波で1/8波長の第2のオープンスタブ15−1,15−2と、前記第1の線路10−1,10−2と入力端子7−1,7−2との接続点同士の間で直列に接続された基本波で1/4波長の2つの第5の線路16−1,16−2と、前記2つの第5の線路16−1,16−2の接続点に接続された第3のオープンスタブ17とを備えている。
次に、実施の形態2に係る電力増幅器の動作原理について説明する。入力端子1に入力された信号の基本波は、電力分配回路4により同振幅、位相差180度で分配され、増幅回路3で増幅されて同振幅、位相差180度の関係のまま出力され、整合回路6に入力される。
整合回路6に同振幅、位相差180度で基本波(逆相基本波)が入力された場合、対称面では電気壁となるため、図4に示すように、入力端子7−1と出力端子8−1との間の回路は、第1の線路と第2の線路が直列接続された回路と等価になる。従って、同振幅、位相差180度の関係のまま出力されることになり、電力合成回路5により合成されて出力端子2に出力される。
一方、増幅回路3により発生した2倍波は、同振幅、同相で整合回路6に入力される。同振幅、同相で2倍波(同相2倍波)が入力された場合、対称面では磁気壁となるため、図5に示すように、入力端子7−1に第5の線路と第3のオープンスタブが直列接続された回路と等価となる。従って、整合回路6に入力された2倍波の信号は、2倍波に対して1/2波長の線路の先端に接続されたオープンスタブにより完全反射されることになる。このため、2倍波を完全反射させない場合にくらべ、増幅器の効率が向上するという効果がある。
また、整合回路6は、図6に示すように、第2の線路11−1,11−2、第4の線路13、第2のオープンスタブ15−1,15−2をさらに増やして多段の構成にしてもよく、この場合、特性を広帯域にできるという利点も有する。
なお、入力信号の基本波を同振幅、位相差180度で出力する電力分配回路4、同振幅、位相差180度で入力された基本波を合成する電力合成回路5としては、図7、図8、図9、図10に示すように、ウィルキンソン分配器の分配端子の片端に基本波で1/2波長の線路を接続した回路や、ブランチラインカプラの片端に基本波で1/4波長の線路を接続した回路、結合線路形カプラの片端に基本波で1/4波長の線路を接続した回路、ラットレース回路などであってもよい。
実施の形態3.
図11は、この発明の実施の形態3に係る電力増幅器における整合回路6内の構成を詳細に示すブロック図である。図11に示す実施の形態3に係る整合回路6の構成において、図3に示す実施の形態2に係る整合回路6の構成と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、18は、第3のオープンスタブ17の先端に設けた縞パターンであり、第3のオープンスタブ17は、先端に設けた縞パターン18により、高調波に対して所定の位相角になるように長さが設定可能になされている。
縞パターン18とオープンスタブ17をリボンあるいはワイヤで接続することにより、オープンスタブの長さを変えることができる。このとき、基本波に対しては、図4に示したように、オープンスタブの長さは依存しないので基本波の特性は変わらず、一方、2倍波に対しては、図5に示すように、オープンスタブの長さが変わると2倍波に対する反射の位相が変わることになる。
図12に、第3のオープンスタブ17の長さを変えたときの入出力特性の計算結果を示す。図12には、第3のオープンスタブ17の基本波に対する電気長をLとして0〜90度変化させたときの基本波における線形利得Gain、1デシベル利得圧縮点における出力電力P1dB、電力付加効率PAEを示している。2倍波では、位相は基本波の2倍になり、また、往復する分2倍になるので、Lは0〜90度変化させれば2倍波に対して360度すべての変化を網羅することになる。図12に示すように、Lの変化は基本波に影響を与えないので線形利得はほとんど変化しない。それに対し、電力付加効率は2倍波に対する反射の位相により変化するため、ある位相条件で効率が低下する結果となる。
従って、電力増幅器を製作した後でも、縞パターン18とオープンスタブ17を接続することにより、利得や反射などの特性を変えることなく効率を向上させることができるという効果がある。
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示す図である。図13において、図3に示す実施の形態2と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。
図13において、第1の線路10−1、第2の線路11−1の特性インピーダンスは、入力端子7−1から見た増幅回路3−1の出力インピーダンスを、出力端子8−1から見た電力合成回路5の入力インピーダンスに変成するように設定する。
この場合でも、実施の形態1、2と同様の利点を有する。さらに、増幅回路3(3−1,3−2を総称する)の出力インピーダンスと電力合成回路5の入力インピーダンスを同一にする必要がないので、設計の自由度が向上するという利点も有する。
実施の形態5.
図14は、この発明の実施の形態5に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示す図である。図14において、図3に示す実施の形態2と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。なお、19は電力合成回路5における基本波に対する等価回路を示す。
図14において、第1の線路10−1、第2の線路11−1、電力合成回路19の特性インピーダンスを、入力端子7−1から見た増幅回路3の出力インピーダンスを出力端子2のインピーダンスに変成するように設定する。
この場合でも、実施の形態1、2と同様の利点を有する。さらに、増幅回路3の出力インピーダンスと出力端子2のインピーダンスを同一にする必要がないので、設計の自由度が向上するという利点も有する。
また、インピーダンスを変成する線路の段数が増えることと等価であるので特性を広帯域化できるという利点も有する。
実施の形態6.
図15は、この発明の実施の形態6に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示す図である。図15において、図3に示す実施の形態2と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、20、21はそれぞれ増幅回路3を構成する半導体素子、整合回路部である。
図15において、増幅回路3の整合回路部21と第1の線路10−1、第2の線路11−1の特性インピーダンスを、半導体素子20の出力インピーダンスを端子8から見た電力合成回路5の入力インピーダンスに変成するように設定する。
この場合でも、実施の形態1、2と同様の利点を有する。さらに、半導体素子20の出力インピーダンスと端子8から見た電力合成回路5の入力インピーダンスを同一にする必要がないので、設計の自由度が向上するという利点も有する。
また、インピーダンスを変成する線路の段数が増えることと等価であるのでさらに特性を広帯域化できるという利点も有する。
さらに、整合回路部21を省略して第1の線路10−1、第2の線路11−1で整合をとることにより電力増幅器を小形化できるという利点も有する。
実施の形態7.
図16は、この発明の実施の形態7に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示す図である。図16において、図14に示す実施の形態5及び図15に示す実施の形態6と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。
図16において、増幅回路3の整合回路部21と第1の線路10、第2の線路11、電力合成回路5の基本波に対する等価回路19の特性インピーダンスを、半導体素子20の出力インピーダンスを出力端子2に変成するように設定する。
この場合でも、実施の形態1、2と同様の利点を有する。さらに、半導体素子20の出力インピーダンスと出力端子2のインピーダンスを同一にする必要がないので、設計の自由度が向上するという利点も有する。
また、インピーダンスを変成する線路の段数が増えることと等価であるのでさらに特性を広帯域化できるという利点も有する。
さらに、整合回路21を省略して第1の線路10、第2の線路11、電力合成回路19で整合をとることにより電力増幅器を小形化できるという利点も有する。
この発明の実施の形態1に係る電力増幅器の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の変形例に係る電力増幅器の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る電力増幅器の構成を示すブロック図であり、特に、整合回路内の構成を詳細に示すブロック図である。 図3の整合回路6に同振幅、位相差180度で基本波(逆相基本波)が入力された場合の等価回路を説明する図である。 図3の整合回路6に同振幅、同相で2倍波(同相2倍波)が入力された場合の等価回路を説明する図である。 図3の整合回路6の他の構成例を示す図である。 図3の電力分配回路4及び電力合成回路5の構成例を示すもので、ウィルキンソン分配器の分配端子の片端に基本波で1/2波長の線路を接続した回路を示す図である。 図3の電力分配回路4及び電力合成回路5の構成例を示すもので、ブランチラインカプラの片端に基本波で1/4波長の線路を接続した回路を示す図である。 図3の電力分配回路4及び電力合成回路5の構成例を示すもので、結合線路形カプラの片端に基本波で1/4波長の線路を接続した回路を示す図である。 図3の電力分配回路4及び電力合成回路5の構成例を示すもので、ラットレース回路を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る電力増幅器における整合回路6内の構成を詳細に示すブロック図である。 第3のオープンスタブの長さを変えたときの入出力特性の計算結果を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示すもので、増幅回路の出力インピーダンスを電力合成回路の入力端子のインピーダンスに変成する例を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示すもので、増幅回路の出力インピーダンスを電力合成回路の出力端子のインピーダンスに変成するように設定する例を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示す図である。 この発明の実施の形態7に係る電力増幅器における整合回路6の基本波に対する等価回路を示す図である。
符号の説明
1 入力端子、3−1,3−2 増幅回路、4 電力分配回路、5 電力合成回路、6 整合回路、10−1,10−2 第1の線路、11−1,11−2 第2の線路、12 第3の線路、13 第4の線路、14−1,14−2 第1のオープンスタブ、15−1,15−2 第2のオープンスタブ、16−1,16−2 第5の線路、17 第3のオープンスタブ、18 縞パターン、19 電力合成回路5における基本波に対する等価回路、20 半導体素子、21 整合回路部。

Claims (6)

  1. 入力信号の基本波を同振幅、位相差180度で分配する電力分配回路と、
    前記電力分配回路により分配された出力をそれぞれ増幅する2つの増幅回路と、
    前記2つの増幅回路をそれぞれ介した入力信号の基本波を同振幅、位相差180度で2つの入力端子から入力して同振幅、位相差180度の関係のまま2つの出力端子に出力すると共に、入力信号の2倍波を同振幅、同相で2つの入力端子から入力して2つの入力端子に反射させる整合回路と、
    前記整合回路を介して同振幅、位相差180度で入力された基本波を合成して出力する電力合成回路と
    を備え
    前記整合回路は、
    一方の入力端子と一方の出力端子との間に直列に接続された基本波で1/8波長の一方の第1の線路および一方の第2の線路と、
    他方の入力端子と他方の出力端子との間に直列に接続された基本波で1/8波長の他方の第1の線路および他方の第2の線路と、
    前記一方の第1の線路と前記一方の第2の線路との接続点と、前記他方の第1の線路と前記他方の第2の線路との接続点とを接続する基本波で1/4波長の第3の線路と、
    前記一方の第2の線路と前記一方の出力端子との接続点と、前記他方の第2の線路と前記他方の出力端子との接続点とを接続する基本波で1/4波長の第4の線路と、
    前記一方の第1の線路と前記一方の第2の線路との接続点に接続された基本波で1/8波長の一方の第1のオープンスタブと、
    前記他方の第1の線路と前記他方の第2の線路との接続点に接続された基本波で1/8波長の他方の第1のオープンスタブと、
    前記一方の第2の線路と前記一方の出力端子との接続点に接続された基本波で1/8波長の一方の第2のオープンスタブと、
    前記他方の第2の線路と前記他方の出力端子との接続点に接続された基本波で1/8波長の他方の第2のオープンスタブと、
    前記一方の第1の線路と前記一方の入力端子との接続点と、前記他方の第1の線路と前記他方の入力端子との接続点との間で直列に接続された基本波で1/4波長の2つの第5の線路と、
    前記2つの第5の線路の接続点に接続された第3のオープンスタブと
    を備えたことを特徴とする電力増幅器。
  2. 請求項に記載の電力増幅器において、
    前記第3のオープンスタブは、高調波に対して所定の位相角になるように長さを設定する
    ことを特徴とする電力増幅器。
  3. 請求項に記載の電力増幅器において、
    前記整合回路は、前記増幅回路のインピーダンスを前記電力合成回路の入力端子のインピーダンスに変成する
    ことを特徴とする電力増幅器。
  4. 請求項に記載の電力増幅器において、
    前記整合回路は、前記増幅回路のインピーダンスを前記電力合成回路の出力端子のインピーダンスに変成する
    ことを特徴とする電力増幅器。
  5. 請求項に記載の電力増幅器において、
    前記増幅回路は、半導体素子と整合回路部を有し、
    前記整合回路と、前記増幅回路内の整合回路部は、前記増幅回路内の半導体素子のインピーダンスを前記電力合成回路の入力端子のインピーダンスに変成する
    ことを特徴とする電力増幅器。
  6. 請求項に記載の電力増幅器において、
    前記整合回路と、前記電力合成回路と、前記増幅回路内の整合回路部は、前記増幅回路内の半導体素子のインピーダンスを前記電力合成回路の出力端子のインピーダンスに変成する
    ことを特徴とする電力増幅器。
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JPH0529851A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Hitachi Ltd 高周波高効率電力増幅器
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