JP4651143B2 - コンテンツデータ利用装置、コンテンツデータレンタルシステム、およびコンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像データ、音楽データ、書籍データ、アプリケーションソフトウェアなどのデジタルデータ(コンテンツデータ)を、所定の時間だけ利用するコンテンツデータ利用装置、そのためのコンテンツデータを提供するサーバ装置、それを用いたコンテンツデータレンタルシステム、コンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、およびコンピュータをサーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。特に、コンテンツデータの利用時間の改ざんを防止したコンテンツデータ利用装置、サーバ装置、コンテンツデータレンタルシステム、コンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、およびコンピュータをサーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンテンツデータを所定の期間だけ利用可能なように販売するコンテンツデータレンタルシステムは、多数提案されている。
【0003】
たとえば、特開平8−181965号公報には、以下に示すようなコンテンツデータレンタルシステムが開示されている。
【0004】
サービス提供者はコンテンツデータを暗号化し、通信衛星を用いて暗号化されたコンテンツデータを送信する。サービス利用者はコンテンツデータ利用装置を用いて暗号化されたコンテンツデータを受信する。また、サービス利用者は、サービス提供者に対してコンテンツデータのレンタルの申込みを行なう。サービス提供者はレンタルの申込みのあったサービス利用者のコンテンツデータ利用装置に、有効期間データを含む暗号化されたチケットデータを送信する。サービス利用者は、チケットデータを受信した後、コンテンツデータの再生をコンテンツデータ利用装置に指示すると、コンテンツデータ利用装置は内蔵の時計回路から得られる時刻と、チケットデータに含まれる有効期限とを比較し、有効期限内であればコンテンツデータの再生を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコンテンツデータレンタルシステムは、サービス利用者が所有しているコンテンツデータ利用装置に内蔵されている時計回路から得られる時刻と、チケットデータに含まれる有効期限とを比較して、コンテンツデータの有効期限を判断している。このため、時計回路の現在時刻を意図的に変更されると、有効期限を不正に延長することが可能であるという課題があった。
【0006】
この課題を解決するために、特開平10−161937号公報では、コンテンツデータ利用装置の時計回路として、サービス提供者により正確な時刻が初期設定された素子を使用し、外部から改ざん不能にする方法が提案されている。
【0007】
しかしこの方法では、高価で高性能な素子を使用しなければならないという課題がある。また、コンテンツデータ利用装置側で自由に時刻合わせをすることができないため、いずれ時刻がずれてしまうという課題がある。さらに、コンテンツデータ利用装置として、広く普及している汎用のパーソナルコンピュータなどを使用することができないという課題がある。
【0008】
また、特開平8−6784号公報では、ネットワーク回線に接続し、基準となる装置の時計を用いる方法や、コンテンツデータを利用するごとにコンテンツデータ利用装置に内蔵された時計を検査し、時刻に後戻りがあるとコンテンツデータの利用を失格とする方法が提案されている。
【0009】
しかし、前者の方法では、コンテンツデータを利用するためにわざわざネットワーク回線に接続しなければならないという課題がある。後者の方法では、時刻が後戻りさえしなければよいため、時刻が後戻りをしないような改ざん(たとえば実際には1日経過しているのに、1分しか経過していないかのような時計の改ざん)をしても、それを検出することができないという課題がある。
【0010】
なお、特開平8−6784号公報には、後者の方法について、同時にコンテンツデータの利用回数も検査し、常識的な利用回数の上限を越えるコンテンツデータについては利用を失格させる方法が開示されている。しかし、コンテンツデータの利用スタイルは(特にアプリケーションソフトウェアでは)、利用者によって千差万別であり、一概に上限を設定することは困難である。
【0011】
また、従来のコンテンツデータレンタルシステムでは、上述のようにコンテンツデータの有効期限が決められている。このため、たとえばコンテンツデータを購入してから、何らかの理由でコンテンツデータを利用する時間がとれず、一度もコンテンツデータを利用しなかった場合であっても、期限が来れば利用不可能になってしまうという課題があった。
【0012】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、利用者が不正にコンテンツデータの利用可能時間を延長することができないコンテンツデータ利用装置、サーバ装置、コンテンツデータレンタルシステム、コンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、およびコンピュータをサーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は、特殊な時計回路を用いることなくコンテンツデータの利用可能時間の正確な判定を行なうことができるコンテンツデータ利用装置、サーバ装置、コンテンツデータレンタルシステム、コンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、およびコンピュータをサーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0014】
本発明のさらに他の目的は、コンテンツデータを利用するためにネットワーク回線に接続する必要がないコンテンツデータ利用装置、サーバ装置、コンテンツデータレンタルシステム、コンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、およびコンピュータをサーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0015】
本発明のさらに他の目的は、利用者がコンテンツデータを一度も利用していないのにコンテンツデータが利用不可能になってしまうことのないコンテンツデータ利用装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のある局面に従うコンテンツデータ利用装置は、コンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、コンテンツデータに対する利用可能時間データを記憶するための利用可能時間記憶手段と、コンテンツデータを利用するためのコンテンツデータ利用手段と、利用可能時間記憶手段に接続され、利用可能時間記憶手段に記憶された利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための第1の更新手段と、利用可能時間記憶手段に接続され、利用可能時間データの値を所定値と比較するための比較手段と、比較手段に接続され、比較結果に基づいて、コンテンツデータ利用手段によるコンテンツデータの利用を許可または禁止するための許可禁止手段とを含む。
【0017】
現在の時刻を用いずに、コンテンツデータを利用可能な残り時間を表わす利用可能時間データが所定時間ごとに更新される。このため、利用者が不正に現在時刻情報を改ざんして利用可能時間を延長する行為を防止することができる。また、仮にコンテンツデータ利用装置の現在時刻情報が改ざんされても、現在時刻情報を用いないためコンテンツデータの利用可能時間の判定を正確に行なうことができる。このため、改ざん不可能な特殊な時計回路を使用する必要もない。さらに、コンテンツデータを利用するためにわざわざネットワーク回線に接続する必要もない。
【0018】
好ましくは、コンテンツデータ利用装置は、さらに、コンテンツデータ利用手段に接続され、コンテンツデータ利用手段により現在利用されているコンテンツデータを識別するための識別手段を含み、第1の更新手段は、識別手段および利用可能時間記憶手段に接続され、現在利用されているコンテンツデータの利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための第2の更新手段を含む。
【0019】
現在利用されているコンテンツデータに対する利用可能時間データのみが所定時間ごとに更新される。このため、コンテンツデータを一度も利用していないのにコンテンツデータが利用不可能になってしまうという問題を回避することができる。
【0020】
さらに好ましくは、コンテンツデータ利用装置は、さらに、コンテンツデータ利用手段に接続され、コンテンツデータ利用手段により現在利用されているコンテンツデータを識別するための識別手段と、コンテンツデータの利用可能時間データの更新方法を判別するための判別手段とを含み、第1の更新手段は、識別手段、判別手段および利用可能時間記憶手段に接続され、判別手段により更新すべきと判別されたコンテンツデータに対する利用可能時間データおよび識別手段により現在利用されていると識別されたコンテンツデータの利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための第2の更新手段を含む。
【0021】
コンテンツデータの利用可能時間データの更新方法によっては、現在利用されているコンテンツデータに対する利用可能時間データのみが所定時間ごとに更新される。このため、コンテンツデータを一度も利用していないのにコンテンツデータが利用不可能になってしまうという問題を回避することができる。
【0022】
本発明の他の局面に従うサーバ装置は、コンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、コンテンツデータの利用可能時間データまたは利用可能期限データを記憶するための利用可能時間データベースと、コンテンツデータ利用装置と通信するための通信手段と、現在時刻を取得するための現在時刻取得手段と、現在時刻取得手段および利用可能期限データに接続され、現在時刻と利用可能期限データとから、残りの利用可能時間を演算するための残り時間演算手段と、コンテンツデータ記憶手段、利用可能時間データベース、残り時間演算手段および通信手段に接続され、コンテンツデータとともに、利用可能時間データベースに記憶された利用可能時間データまたは残り時間演算手段の出力を、通信手段を介してコンテンツデータ利用装置に送信するための送信手段とを含む。
【0023】
サーバ装置は、コンテンツデータとともに、コンテンツデータの利用可能な残り時間をコンテンツデータ利用装置に送信する。このため、その情報を受取ったコンテンツデータ利用装置では、現在の時刻を用いずに、コンテンツデータを利用可能な残り時間を計算することができる。このため、利用者が不正に現在時刻情報を改ざんして利用可能時間を延長する行為を防止することができる。また、仮にコンテンツデータ利用装置の現在時刻情報が改ざんされても、現在時刻情報を用いないため、コンテンツデータの利用可能時間の判定を正確に行なうことができる。このため、コンテンツデータ利用装置は、改ざん不可能な特殊な時計回路を使用する必要もない。さらに、コンテンツデータ利用装置は、コンテンツデータを利用するためにわざわざネットワーク回線に接続する必要もない。
【0024】
本発明のさらに他の局面に従うコンテンツデータレンタルシステムは、コンテンツデータおよびコンテンツデータを利用可能な時間を示す利用可能時間データを配信するサーバ装置と、サーバ装置にネットワーク接続され、コンテンツデータを利用するコンテンツデータ利用装置とを含み、コンテンツデータ利用装置は、サーバ装置と通信するための通信手段と、通信手段に接続され、サーバ装置より配信されるコンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、通信手段に接続され、コンテンツデータに対する利用可能時間データを記憶するための利用可能時間記憶手段と、コンテンツデータを利用するためのコンテンツデータ利用手段と、利用可能時間記憶手段に接続され、利用可能時間記憶手段に記憶された利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための第1の更新手段と、利用可能時間記憶手段に接続され、利用可能時間データの値を所定値と比較するための比較手段と、比較手段に接続され、比較結果に基づいて、コンテンツデータ利用手段によるコンテンツデータの利用を許可または禁止するための許可禁止手段とを含む。
【0025】
コンテンツデータ利用装置は、現在の時刻を用いずに、コンテンツデータを利用可能な残り時間を表わす利用可能時間データを所定時間ごとに更新する。このため、利用者が不正に現在時刻情報を改ざんして利用可能時間を延長する行為を防止することができる。また、仮にコンテンツデータ利用装置の現在時刻情報が改ざんされても、現在時刻情報を用いないためコンテンツデータの利用可能時間の判定を正確に行なうことができる。このため、改ざん不可能な特殊な時計回路を使用する必要もない。さらに、コンテンツデータを利用するためにわざわざネットワーク回線に接続する必要もない。
【0026】
本発明のさらに他の局面に従うコンピュータ読取可能な記録媒体は、コンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録している。コンテンツデータ利用装置は、コンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、コンテンツデータに対する利用可能時間データを記憶するための利用可能時間記憶手段と、コンテンツデータを利用するためのコンテンツデータ利用手段と、利用可能時間記憶手段に接続され、利用可能時間記憶手段に記憶された利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための第1の更新手段と、利用可能時間記憶手段に接続され、利用可能時間データの値を所定値と比較するための比較手段と、比較手段に接続され、比較結果に基づいて、コンテンツデータ利用手段によるコンテンツデータの利用を許可または禁止するための許可禁止手段とを含む。
【0027】
現在の時刻を用いずに、コンテンツデータを利用可能な残り時間を表わす利用可能時間データを所定時間ごとに更新する。このため、利用者が不正に現在時刻情報を改ざんして利用可能時間を延長する行為を防止することができる。また、仮にコンテンツデータ利用装置の現在時刻情報が改ざんされても、現在時刻情報を用いないためコンテンツデータの利用可能時間の判定を正確に行なうことができる。このため、改ざん不可能な特殊な時計回路を使用する必要もない。さらに、コンテンツデータを利用するためにわざわざネットワーク回線に接続する必要もない。
【0028】
また、広く普及している汎用のパーソナルコンピュータをコンテンツデータ利用装置として使用することができる。
【0029】
本発明のさらに他の局面に従うコンピュータ読取可能な記録媒体は、コンピュータをサーバ装置として機能させるためのプログラムを記録している。サーバ装置は、コンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、コンテンツデータの利用可能時間データまたは利用可能期限データを記憶するための利用可能時間データベースと、コンテンツデータ利用装置と通信するための通信手段と、現在時刻を取得するための現在時刻取得手段と、現在時刻取得手段および利用可能期限データに接続され、現在時刻と利用可能期限データとから、残りの利用可能時間を演算するための残り時間演算手段と、コンテンツデータ記憶手段、利用可能時間データベース、残り時間演算手段および通信手段に接続され、コンテンツデータとともに、利用可能時間データベースに記憶された利用可能時間データまたは残り時間演算手段の出力を、通信手段を介してコンテンツデータ利用装置に送信するための送信手段とを含む。
【0030】
サーバ装置は、コンテンツデータとともに、コンテンツデータの利用可能な残り時間をコンテンツデータ利用装置に送信する。このため、その情報を受取ったコンテンツデータ利用装置では、現在の時刻を用いずに、コンテンツデータを利用可能な残り時間を計算することができる。このため、利用者が不正に現在時刻情報を改ざんして利用可能時間を延長する行為を防止することができる。また、仮にコンテンツデータ利用装置の現在時刻情報が改ざんされても、現在時刻情報を用いないため、コンテンツデータの利用可能時間の判定を正確に行なうことができる。このため、コンテンツデータ利用装置は、改ざん不可能な特殊な時計回路を使用する必要もない。さらに、コンテンツデータ利用装置は、コンテンツデータを利用するためにわざわざネットワーク回線に接続する必要もない。
【0031】
また、広く普及している汎用のパーソナルコンピュータをサーバ装置として使用することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1を参照して、本発明の実施の形態1に係るコンテンツデータレンタルシステムは、コンテンツデータおよびコンテンツデータの利用可能時間が書込まれたチケットデータを配信するサーバ装置200と、サーバ装置200にネットワーク接続され、コンテンツデータおよびチケットデータを受信し、チケットデータに定められた利用可能時間だけコンテンツデータを利用するコンテンツデータ利用装置とを含む。
【0033】
図2を参照して、コンテンツデータ利用装置100は、後述する制御部101を動作させるためのプログラムを記憶するプログラムメモリ102と、制御部101の動作時に使用するデータを記憶するデータメモリ103と、サーバ装置200と有線または無線により接続され、サーバ装置200との間でデータ通信を行なうための通信部104と、制御部101に対して、現在の時刻に関する情報(以下「現在時刻情報」という)を出力したり、タイマ割込信号を出力したりする計時部105と、コンテンツデータやメニューなどを表示する表示部106とを含む。
【0034】
コンテンツデータ利用装置100は、さらに、1または複数のコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶部107と、コンテンツデータ記憶部107に記憶された各々のコンテンツデータに対するチケットデータを記憶するチケットデータ記憶部108と、指示を入力するため利用者が操作する操作部109と、プログラムメモリ102、データメモリ103、通信部104、計時部105、表示部106、コンテンツデータ記憶部107、チケットデータ記憶部108および操作部109に接続され、コンテンツデータ利用装置100全体の制御を行なう制御部101とを含む。
【0035】
制御部101は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)によって構成される。プログラムメモリ102は、たとえばROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)によって構成される。このプログラムは予めプログラムメモリ102に記憶されていてもよいし、図示しない外部記録媒体(たとえばCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory))や通信媒体などから読込んで記憶するようにしてもよい。
【0036】
データメモリ103は、たとえばバッテリバックアップされたRAM(Random Access Memory)やEEPROMによって構成される。通信部104は、たとえばモデムやデジタル携帯電話アダプタによって構成される。計時部105は、たとえばリアルタイムクロックIC(Integrated Circuit)によって構成される。なお、計時部105はコンテンツデータ利用装置100の電源が遮断されている間も、図示しないバックアップバッテリにより時を刻み続けている。表示部106は、たとえば液晶ディスプレイによって構成される。
【0037】
コンテンツデータ記憶部107は、フラッシュメモリカードやCD−ROMなどによって構成される。コンテンツデータは、予めCD−ROMなどの記録媒体で供給されてもよいし、通信部104を使用してサーバ装置200からダウンロードするようにしてもよい。コンテンツデータは暗号化されており、後述するチケットデータを購入しなければ利用することができないようになっている。なお、ここでいうコンテンツデータとは、映像データ、音楽データ、書籍データおよびアプリケーションソフトウェア(たとえばゲームソフトウェア)などのデジタルデータを示している。
【0038】
チケットデータ中には、コンテンツデータの利用可能時間データが含まれている。この利用可能時間データとは、チケットデータを購入した時点からのコンテンツデータを利用可能な時間を示す。
【0039】
操作部109は、たとえばキーボタンや、表示部106に重畳配置された透明タブレットなどによって構成される。
【0040】
図3を参照して、サーバ装置は、後述する制御部201を動作させるためのプログラムを記憶するプログラムメモリ202と、制御部201の動作時に使用するデータを記憶するデータメモリ203と、コンテンツデータ利用装置100と有線または無線により接続され、コンテンツデータ利用装置100との間でデータ通信を行なうための通信部204と、制御部201に対して、現在時刻情報を出力する計時部205と、多数のコンテンツデータを記憶するコンテンツデータベース206と、コンテンツデータベース206に記憶されたコンテンツデータのチケットデータを記憶するチケットデータベース207と、サーバ装置200全体の制御を行なう制御部201とを含む。
【0041】
制御部201は、たとえばCPUによって構成される。プログラムメモリ202はたとえばROMやEEPROMによって構成される。このプログラムは予めプログラムメモリ202に記憶されていてもよいし、図示しない外部記録媒体(たとえばCD−ROM)や通信媒体などから読込んで記憶するようにしてもよい。
【0042】
データメモリ203は、たとえばバッテリバックアップされたRAMやEEPROMによって構成される。通信部204は、たとえばモデムによって構成される。計時部205は、たとえばリアルタイムクロックICによって構成される。コンテンツデータベース206は、たとえばハードディスクやCD−ROMなどによって構成される。コンテンツデータは予め暗号化され記憶されていてもよいし、コンテンツデータ利用装置100に送信される際に暗号化されてもよい。
【0043】
チケットデータ中には、コンテンツデータの利用可能時間データが含まれている。この利用可能時間データは、コンテンツデータの利用の有無に関わらず、そのコンテンツデータの利用が不可能になる期限を示すデータである。
【0044】
図4および図5を参照して、コンテンツデータ利用装置100の各部は以下のように動作する。以下に説明する動作のプログラムは、プログラムメモリ102に記憶されている。
【0045】
実施の形態1に係るコンテンツデータ利用装置100は、電源がONになっている間、所定時間ごとにコンテンツデータの利用可能時間データを減算していくものである。
【0046】
コンテンツデータ利用装置100の電源がONされると、制御部101は、計時部105から現在時刻を読出し、変数T1に代入する(S1)。なお変数T1の値は、データメモリ103の所定の領域に記憶される。
【0047】
制御部101は、データメモリ103の所定の領域(電源OFF時刻記憶領域)に記憶されている電源OFF時刻を読出し、変数T2に代入する(S2)。電源OFF時刻記憶領域には、後述するようにコンテンツデータ利用装置100の電源が前回OFFされた時刻が記憶されている。
【0048】
制御部101は、変数T1の値から変数T2の値を減算し、変数Tに代入する(S3)。これにより変数Tには、コンテンツデータ利用装置100の電源がOFFされていた時間が記憶される。
【0049】
チケットデータ記憶部108に記憶されているすべてのコンテンツデータの利用可能時間データから変数Tの値を減算する(S4)。これにより、コンテンツデータ利用装置100の電源がOFFされていた時間分、コンテンツデータの利用可能時間が減ることになる。
【0050】
制御部101は、計時部105に対してタイマ割込の設定を行なう(S5)。たとえば1秒毎に計時部105が割込信号を制御部101に出力するように設定し、割込信号を制御部101が受けると、所定の割込処理ルーチンが実行されるように設定する。S5以降の処理では、処理実行中であっても、常に1秒ごとに割込処理ルーチンが実行される。なお、割込処理ルーチンの詳細は後述する。
【0051】
制御部101は、表示部106に機能メニューを表示する(S6)。機能メニューはコンテンツデータ利用装置100が備える複数の機能のうちのいずれかを利用者に選択させるためのものである。ここでは、機能メニューとして、「コンテンツデータのダウンロード」、「チケットデータの購入(ダウンロード)」、「現在時刻の修正」、「コンテンツデータの利用」などを想定している。利用者は操作部109を用いて所望の機能を選択することができる。
【0052】
制御部101は、メニューの中から、「コンテンツデータのダウンロード」が選択されたか否かを判断する(S7)。「コンテンツデータのダウンロード」が選択された場合は(S7でYES)、制御部101は、通信部104を介してサーバ装置200から所望のコンテンツデータのダウンロードを行ない(S8)、S6へ戻る。
【0053】
「コンテンツデータのダウンロード」が選択されていなければ(S7でNO)、制御部101は、メニューの中から「チケットデータの購入(ダウンロード)」が選択されたか否か判断する(S9)。「チケットデータの購入(ダウンロード)」が選択された場合には(S9でYES)、制御部101は、通信部104を介してサーバ装置200からチケットデータ購入する処理(ダウンロード)を行ない(S10)、ステップS6へ戻る。なお、チケットデータの購入処理はクレジットカードやプリペードカードなどにより決済される。サーバ装置200は、コンテンツ毎に定められた利用期限、時間当りの料金、または申込み日時などを勘案してチケットデータ内にコンテンツデータの利用可能時間データを記憶してコンテンツデータ利用装置100へ送信する。なお、サーバ装置200の処理の詳細は後述する。
【0054】
「チケットデータの購入(ダウンロード)」が選択されていなければ(S9でNO)、制御部101は、メニューの中から「現在時刻の修正」が選択されたか否かを判断する(S11)。「現在時刻の修正」が選択された場合には(S11でYES)、制御部101は、計時部105の現在時刻の修正を行ない(S12)、S6へ戻る。
【0055】
「現在時刻の修正」が選択されていなければ(S11でNO)、制御部101は、メニューの中から「コンテンツデータの利用」(たとえば書籍データの表示やアプリケーションソフトウェアの実行など)が選択されたか否かを判断する(S13)。「コンテンツデータの利用」が選択された場合は(S13でYES)、図5のS21以降に示すコンテンツ利用処理を実行する。コンテンツ利用処理については後述する。
【0056】
いずれのメニューも選択されていなければ(S13でNO)、制御部101は、操作部109によってコンテンツデータ利用装置100の電源をOFFする指示がなされているか否かを判断する(S14)。電源をOFFする指示がなされていなければ(S14でNO)、S7に戻る。
【0057】
電源をOFFする指示がなされていれば(S14でYES)、現在の時刻をデータメモリ103の電源OFF時刻記憶領域に記憶し(S15)、コンテンツデータ利用装置100の電源をOFFする。
【0058】
図5を参照して、コンテンツ利用処理について説明する。この処理を実現させるプログラムは、プログラムメモリ102に記憶されている。制御部101は、コンテンツデータ記憶部107に記憶されているコンテンツデータのコンテンツ名などを表示部106に一覧表示する(S21)。なお、コンテンツ名を表示する際に、各コンテンツデータの利用可能時間をあわせて表示するようにしてもよい。
【0059】
一覧表示されているコンテンツデータの中の1つを、利用者が操作部109を用いて選択する(S22)。選択されたコンテンツデータの識別符号(コンテンツ名、コンテンツIDなど)はデータメモリ103に記憶される。
【0060】
制御部101は、選択されたコンテンツデータに対応するチケットデータをチケットデータ記憶部108から読出し、そこに含まれている利用可能時間データが0より大きいか否かを判断する(S23)。利用可能時間データが0以下であれば(S23でNO)、「期限切れのため利用できません」などのエラーメッセージを表示し(S26)、S22へ戻る。
【0061】
利用可能時間データが0より大きければ(S23でYES)、制御部101は、暗号化されているコンテンツデータを、対応するチケットデータを使用して復号化し、コンテンツデータの利用処理を実行する(S24)。なお、コンテンツデータの利用とは、たとえば映像データや書籍データの表示、アプリケーションソフトウェア(ゲームソフトウェアなど)の実行などであり、それらは公知の技術であるため、それらの詳細な説明はここでは繰返さない。
【0062】
コンテンツデータの利用の後、制御部101は、コンテンツデータの利用を終了する指示が利用者からなされたか否かを判断する(S25)。指示がなされていれば(S25でYES)、S6へ移行し、指示がなされていなければ(S25でNO)、S23へ戻る。
【0063】
上記のようにS23〜S25の処理をループしている間、コンテンツデータを利用することができるが、その間にも所定時間毎に割込処理ルーチンが実行され、利用可能時間が随時減っていく。もし、利用者が利用可能時間を延長する変更をしたければ、ここで通信部104を介して、サーバ装置200からチケットデータを再購入すればよい。なお、コンテンツデータの利用中に、残りの利用可能時間データを表示部106に表示するようにしてもよい。
【0064】
図6を参照して、割込処理ルーチンについて説明する。割込処理ルーチンを実現させるプログラムは、プログラムメモリ102に記憶されている。この処理ルーチンは計時部105のタイマ割込によって、所定時間(たとえば1秒)毎に実行される。
【0065】
制御部101は、チケットデータ記憶部108に記憶されているすべてのコンテンツデータの利用可能時間データを所定時間(タイマ割込の時間、たとえば1秒)だけ減算する(S31)。
【0066】
制御部101は、現在の時刻をデータメモリ103の電源OFF時刻記憶領域に記憶する(S32)。この処理は、利用者が所定の電源OFF処理(S14〜S15の処理)を実行せずに、いきなり電源スイッチをOFFにした場合であっても時間演算結果が不正にならないようにするための処理である。なお同じ目的で、図4のS12で現在時刻を修正した直後にも、修正後の現在時刻を電源OFF時刻記憶領域に記憶するようにしてもよい。
【0067】
また、電源スイッチのOFF操作を検出して制御部101に割込をかけるようにして、電源が落ちる前に現在時刻を電源OFF時刻記憶領域に記憶するようにしてもよい。この場合、電源回路に容量の大きなコンデンサを設けるなどの工夫を行なうとよい。
【0068】
S31〜S32の処理が終了すると、タイマ割込がかかる前に実行していた元の処理へ戻る。
【0069】
図7を参照して、サーバ装置200の各部は以下のように動作する。以下に説明する動作のプログラムは、プログラムメモリ202に記憶されている。
【0070】
制御部201は、通信部204を介してコンテンツデータ利用装置100からコンテンツデータのダウンロード申込みがあったか否かを判断する(S41)。コンテンツデータのダウンロード申込みがあった場合には(S41でYES)、制御部201は、コンテンツデータベース206に記憶されているコンテンツ名一覧、各々のコンテンツデータの料金、利用可能期限などの情報をコンテンツデータ利用装置100へ送信する。その後、利用者から申込みがあったコンテンツデータをコンテンツデータベース206から読出して所定の暗号化処理を行ない、コンテンツデータ利用装置100へ送信する(S42)。その後、S41へ戻る。
【0071】
コンテンツデータのダウンロード申込みがなければ(S41でNO)、制御部201は、コンテンツデータ利用装置100からチケットデータの購入申込みがあったか否かを判断する(S43)。チケットデータの購入申込みがなかった場合は(S43でNO)、S41へ戻る。
【0072】
チケットデータの購入申込みがあった場合には(S43でYES)、制御部201は、利用者から申込みがあったコンテンツデータに対するチケットデータをチケットデータベース207から読込み、その利用可能期限の種類を判別する(S44)。利用可能期限には複数の種類があり、その一例を図8に示す。
【0073】
図8を参照して、種類Aのコンテンツデータは、チケットデータ購入時点からの有効期間が定められたコンテンツデータを表わしている。種類Bのコンテンツデータは、有効期間の単位時間当りの料金が定められたコンテンツデータを表わしている。種類Cのコンテンツデータは、チケットデータの購入日に関係なく定められた有効期日を有するコンテンツデータを表わしている。なお、コンテンツデータの利用可能期限の種類は上記の3種類に限られるものではなく、適宜追加、削除、変更、組合せ等可能である。
【0074】
再度図7を参照して、購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Aの場合には(S44でA)、制御部201は、チケットデータベース207から読込んだ利用可能時間データをチケットデータ中に埋込み(S45)、S48へ移行する。
【0075】
購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Bの場合には(S44でB)、チケットデータベース207から読込んだ単位時間当りの料金と、利用者が支払った金額とから利用可能時間を計算し、その結果をチケットデータ中に埋込み(S46)、S48へ移行する。
【0076】
購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Cの場合には(S44でC)、チケットデータベース207から読込んだ日時データと、計時部205から出力された現在時刻とからコンテンツデータを利用可能な残り時間を計算し、その結果をチケットデータ中に埋込み、S48へ移行する。
【0077】
S45〜S47のいずれかの処理終了後、通信部204は、チケットデータをコンテンツデータ利用装置100に送信し(S48)、処理を終了し、STARTへ戻る。
【0078】
上述のように本実施の形態によれば、計時部105の現在時刻情報を用いずにコンテンツデータの利用可能期限の判定を行なうことができる。このため、利用者が計時部105の現在時刻を変更することによって、コンテンツデータの利用期限を不正に延長する行為を防止することができる。
【0079】
なお、上記実施例(S1〜S3)ではコンテンツデータ利用装置100の電源がOFFされていた時間を、電源OFF直前の時間と電源ON直後の時間とから減算して求めているが、電源がOFFされている間に時を刻むカウンタを用いて、電源がOFFされていた時間を計るようにしてもよい。
【0080】
[実施の形態2]
実施の形態2に係るコンテンツデータレンタルシステムは、図1〜図3を参照して説明した実施の形態1に係るコンテンツデータレンタルシステムと同様のハードウェア構成をとる。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0081】
実施の形態1に係るコンテンツデータレンタルシステムでは、利用者がコンテンツデータを利用しているか否かに関わらずコンテンツデータの利用可能な時間が決められていた。これに対し、実施の形態2に係るコンテンツデータレンタルシステムでは、利用者が実際にコンテンツデータを利用可能な時間がコンテンツデータの利用可能時間として定められる。
【0082】
図9および図10を参照して、コンテンツデータ利用装置100の各部は以下のように動作する。以下に説明する動作のプログラムは、プログラムメモリ102に記憶されている。
【0083】
実施の形態2に係るコンテンツデータ利用装置100は、利用者がコンテンツデータを実際に利用している間(たとえば書籍データを表示している間や、アプリケーションソフトウェアを実行している間)、所定時間毎にコンテンツデータの利用可能時間データを減算していくものである。
【0084】
コンテンツデータ利用装置100の電源がONされると、制御部101は、表示部106に機能メニューを表示する(S51)。S51〜S59の処理は、図4のS6〜S14の処理と同様である。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。ただし、S53、S55およびS57の処理が終わった後はS51へ移行する。また、S58においてコンテンツデータの利用が選択されたと判断された場合、図10のS61以降に示すコンテンツ利用処理を実行する。コンテンツ利用処理については後述する。
【0085】
コンテンツデータ利用装置100の電源をOFFする指示がなされたと判断された場合(S59でYES)、コンテンツデータ利用装置100の電源はOFFされる。
【0086】
図10を参照して、コンテンツ利用処理について説明する。この処理を実現させるプログラムは、プログラムメモリ102に記憶されている。
【0087】
S61〜S62の処理は、図5のS21〜S22の処理と同様であるため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0088】
制御部101は、計時部105に対してタイマ割込の設定を行なう(S63)。たとえば1秒毎に計時部105が割込信号を制御部101に出力するように設定し、割込信号を制御部101が受けると、所定の割込処理ルーチンを実行するように設定する。S63以降では、処理実行中であっても、常に1秒毎に割込処理ルーチンが実行される。なお、割込処理ルーチンの詳細は後述する。
【0089】
S64〜S67の処理は、図5のS23〜S26の処理と同様であるため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0090】
コンテンツデータの利用を終了する指示が利用者からなされた場合には(S66でYES)、制御部101は、S63で設定したタイマ割込設定を解除し(S68)、S51へ戻る。
【0091】
図11を参照して、割込処理ルーチンについて説明する。割り込み処理ルーチンを実現させるプログラムはプログラムメモリ102に記憶されている。この処理ルーチンは計時部105のタイマ割込によって、所定時間(たとえば1秒)毎に実行される。
【0092】
制御部101は、チケットデータ記憶部108に記憶されている複数のコンテンツのうち、現在利用されている(たとえば表示部106に表示されている)コンテンツデータに対する利用可能時間データのみを所定時間(タイマ割込の時間、たとえば1秒)だけ減算する(S71)。なお、現在利用されているコンテンツデータが何であるかを示す情報は、データメモリ103に記憶されている。
【0093】
S71の処理が終了すると、タイマ割込がかかる前に実行していた元の処理へ戻る。
【0094】
図12を参照して、サーバ装置200の各部は以下のように動作する。以下に説明する動作のプログラムは、プログラムメモリ202に記憶されている。
【0095】
S81〜S83の処理は、図7のS41〜S43の処理と同様であるため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0096】
チケットデータの購入申込みがあった場合には(S83でYES)、利用者から申込みがあったコンテンツデータに対するチケットデータをチケットデータベース207から読込み、その利用可能期限の種類を判別する(S84)。利用可能期限には複数の種類があり、その一例を図13に示す。
【0097】
図13を参照して、種類Dのコンテンツデータは、利用可能な累積時間が定められたコンテンツデータを表わしている。種類Eのコンテンツデータは、利用可能な累積時間の単位時間当りの料金が定められたコンテンツデータを表わしている。なお、コンテンツデータの利用可能期限の種類は上記の3種類に限られるものではなく、適宜追加、削除、変更、組合せ可能である。
【0098】
再度図12を参照して、購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Dの場合には(S84でD)、制御部201は、チケットデータベース207から読込んだ利用可能時間データをチケットデータ中に埋込み(S85)、S87へ移行する。
【0099】
購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Eの場合には(S84でE)、制御部201は、チケットデータベース207から読込んだ単位時間当りの料金と、利用者が支払った金額とから利用可能時間を計算し、その結果をチケットデータベース中に埋込み、S87へ移行する。
【0100】
S85またはS86の処理終了後、通信部204は、チケットデータをコンテンツデータ利用装置100に送信し(S87)、本処理を終了し、STARTへ戻る。
【0101】
上述のように本実施の形態によれば、計時部105の現在時刻情報を用いずにコンテンツデータの利用可能期限の判定を行なうことができる。このため、利用者が計時部105の現在時刻を変更することによって、コンテンツデータの利用期限を不正に延長する行為を防止することができる。
【0102】
また、コンテンツデータを利用している間のみ、利用可能時間が減算されていくため、コンテンツデータを一度も利用していないのにコンテンツデータが利用不可能になってしまうという問題を回避することができる。
【0103】
[実施の形態3]
実施の形態3に係るコンテンツデータレンタルシステムは、図1〜図3を参照して説明した実施の形態1に係るコンテンツデータレンタルシステムと同様のハードウェア構成をとる。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0104】
実施の形態3に係るコンテンツデータレンタルシステムでは、実施の形態1に示した種類のコンテンツデータおよび実施の形態2に示した種類のコンテンツデータの双方の種類のコンテンツデータを利用可能である。
【0105】
図14および図15を参照して、コンテンツデータ利用装置100の各部は以下のように動作する。以下に説明する動作のプログラムは、プログラムメモリ102に記憶されている。
【0106】
コンテンツデータ利用装置100の電源がONされると、図14のS1〜S15および図15のS61〜S68の処理が実行される。図14のS1〜S15の処理は、図4のS1〜S15の処理と同様であるため、その詳細な説明はここでは繰返さない。図15のS61〜S68の処理は、図10のS61〜S68の処理と同様であるため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0107】
なお、S13の処理でメニューの中から「コンテンツデータの利用」が選択された場合には(S13でYES)、図15に示すS61以降の処理が実行される。また、S68の処理で、制御部101がS63で設定したタイマ割込設定を解除した場合には(S68)、図14のS6の処理に戻る。
【0108】
S5の処理で設定されたタイマ割込に対しては、図6に示した割込処理ルーチンが所定時間(たとえば1秒)ごとに実行される。S63の処理で設定されたタイマ割込に対しては、図11に示した割込処理ルーチンが所定時間(たとえば1秒)ごとに実行される。2つの割込処理ルーチンは実施の形態1および2で説明したものと同様である。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0109】
図6のS31の処理では、図8に示した種類A、BおよびCのコンテンツデータに対してのみ利用可能時間データを所定時間(タイマ割込の時間、たとえば1秒間)だけ減算する。
【0110】
図11のS71の処理では、図13に示した種類DおよびEのコンテンツデータのうち、現在利用されているコンテンツデータの利用可能時間データを所定時間(タイマ割込の時間、たとえば1秒間)だけ減算する。
【0111】
図16を参照して、サーバ装置200の各部は以下のように動作する。以下に説明するプログラムは、プログラムメモリ202に記憶されている。
【0112】
S91〜S93の処理は、図7のS41〜S43の処理と同様である。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0113】
チケットデータの購入申込みがあった場合には(S93でYES)、制御部201は、利用者から申込みがあったコンテンツデータに対するチケットデータをチケットデータベース207から読込み、その利用可能期限の種類を判別する(S94)。利用可能期限には複数の種類があり、その一例は図8および図13に示したものである。その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0114】
購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Aの場合には(S94でA)、S95に移行する。購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Bの場合には(S94でB)、S96に移行する。購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Cの場合には(S94でC)、S97に移行する。購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Dの場合には(S94でD)、S98に移行する。購入申込みをしたチケットデータの種類が種類Eの場合には(S94でE)、S99に移行する。
【0115】
S95〜S97の処理は、図7のS45〜S47の処理と同様である。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。S98〜S99の処理は、図12のS85〜S86の処理と同様である。このため、その詳細な説明はここでは繰返さない。
【0116】
S95〜S99のいずれかの処理の後、通信部204は、チケットデータをコンテンツデータ利用装置100に送信し(S100)、処理を終了し、STARTへ戻る。
【0117】
上述のように本実施の形態によれば、計時部105の現在時刻情報を用いずにコンテンツデータの利用可能期限の判定を行なうことができる。このため、利用者が計時部105の現在時刻を変更することによって、コンテンツデータの利用期限を不正に延長する行為を防止することができる。
【0118】
また、チケットデータの種類によってはコンテンツデータを利用している間のみ、利用可能時間が減算されていくため、コンテンツデータを一度も利用していないのにコンテンツデータが利用不可能になってしまうという問題を回避することができる。
【0119】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0120】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、コンテンツデータの利用可能期限の判定にコンテンツデータ利用装置の現在時刻情報を用いないため、利用者が不正に現在時刻情報を改ざんして利用可能時間を延長する行為を防止することができる。
【0121】
また、コンテンツデータ利用装置の現在時刻情報が改ざんされても、利用可能期限の判定を正確に行なうことができるため、改ざん不可能な特殊な時計回路を使用することなく、汎用のパーソナルコンピュータなどでもコンテンツデータのレンタル利用が可能である。
【0122】
また、コンテンツデータの利用可能期限の判定にサーバ装置の現在時刻情報を用いないため、サーバ装置と通信を行なうことなく利用可能期限の判定を行なうことができる。
【0123】
また、コンテンツデータを実際に利用した累積時間に対して、利用可能時間の判定を行なうことができるので、コンテンツデータを一度も利用していないのに期限が来てしまい、利用できなくなってしまうといった問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1〜3に係るコンテンツデータレンタルシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1〜3に係るコンテンツデータ利用装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1〜3に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係るコンテンツデータ利用装置における処理を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態1に係るコンテンツデータ利用装置によるコンテンツ利用処理のフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態1に係るコンテンツデータ利用装置により割込処理のフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態1に係るサーバ装置における処理を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態1および3に係るチケットデータベースに記憶されたデータの一例を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係るコンテンツデータ利用装置における処理を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態2に係るコンテンツデータ利用装置によるコンテンツ利用処理のフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態2に係るコンテンツデータ利用装置による割込処理のフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の形態2に係るサーバ装置における処理を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態2および3に係るチケットデータベースに記憶されたデータの一例を示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態3に係るコンテンツデータ利用装置における処理を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態3に係るコンテンツデータ利用装置によるコンテンツ利用処理のフローチャートである。
【図16】 本発明の実施の形態3に係るサーバ装置における処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 コンテンツデータ利用装置、101 制御部、102 プログラムメモリ、103 データメモリ、104 通信部、105 計時部、106 表示部、107 コンテンツデータ記憶部、108 チケットデータ記憶部、109操作部、200 サーバ装置、201 制御部、202 プログラムメモリ、203 データメモリ、204 通信部、205 計時部、206 コンテンツデータベース、207 チケットデータベース。
Claims (4)
- コンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、
前記コンテンツデータに対する利用可能時間データを記憶するための利用可能時間記憶手段と、
前記コンテンツデータを利用するためのコンテンツデータ利用手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間記憶手段に記憶された前記利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための更新手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間データの値を所定値と比較するための比較手段と、
前記比較手段に接続され、比較結果に基づいて、前記コンテンツデータ利用手段によるコンテンツデータの利用を許可または禁止するための許可禁止手段と、
前記コンテンツデータ利用手段に接続され、前記コンテンツデータ利用手段により現在利用されているコンテンツデータを識別するための識別手段と、
前記コンテンツデータの利用可能時間データの更新方法を判別するための判別手段とを含み、
前記更新手段は、前記識別手段、前記判別手段および前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記判別手段により更新すべきと判別されたコンテンツデータに対する利用可能時間データおよび前記識別手段により現在利用されていると識別されたコンテンツデータの利用可能時間データを所定時間ごとに更新する、コンテンツデータ利用装置。 - コンテンツデータおよび前記コンテンツデータを利用可能な時間を示す利用可能時間データを配信するサーバ装置と、
前記サーバ装置にネットワーク接続され、コンテンツデータを利用するコンテンツデータ利用装置とを含み、
前記コンテンツデータ利用装置は、
前記サーバ装置と通信するための通信手段と、
前記通信手段に接続され、前記サーバ装置より配信されるコンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、
前記通信手段に接続され、前記コンテンツデータに対する前記利用可能時間データを記憶するための利用可能時間記憶手段と、
前記コンテンツデータを利用するためのコンテンツデータ利用手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間記憶手段に記憶された前記利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための更新手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間データの値を所定値と比較するための比較手段と、
前記比較手段に接続され、比較結果に基づいて、前記コンテンツデータ利用手段によるコンテンツデータの利用を許可または禁止するための許可禁止手段とを含み、
前記サーバ装置は、
コンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、
前記コンテンツデータの利用可能時間データまたは利用可能期限データを記憶するための利用可能時間データベースと、
コンテンツデータ利用装置と通信するための通信手段と、
現在時刻を取得するための現在時刻取得手段と、
前記現在時刻取得手段および前記利用可能期限データに接続され、前記現在時刻と前記利用可能期限データとから、残りの利用可能時間を演算するための残り時間演算手段と、
前記コンテンツデータ記憶手段、前記利用可能時間データベース、前記残り時間演算手段および前記通信手段に接続され、前記コンテンツデータとともに、前記利用可能時間データベースに記憶された利用可能時間データまたは前記残り時間演算手段の出力を、前記通信手段を介して前記コンテンツデータ利用装置に送信するための送信手段とを含む、コンテンツデータレンタルシステム。 - コンテンツデータおよび前記コンテンツデータを利用可能な時間を示す利用可能時間データを配信するサーバ装置と、
前記サーバ装置にネットワーク接続され、コンテンツデータを利用するコンテンツデータ利用装置とを含み、
前記コンテンツデータ利用装置は、
前記サーバ装置と通信するための通信手段と、
前記通信手段に接続され、前記サーバ装置より配信されるコンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、
前記通信手段に接続され、前記コンテンツデータに対する前記利用可能時間データを記憶するための利用可能時間記憶手段と、
前記コンテンツデータを利用するためのコンテンツデータ利用手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間記憶手段に記憶された前記利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための更新手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間データの値を所定値と比較するための比較手段と、
前記比較手段に接続され、比較結果に基づいて、前記コンテンツデータ利用手段によるコンテンツデータの利用を許可または禁止するための許可禁止手段と、
前記コンテンツデータ利用手段に接続され、前記コンテンツデータ利用手段により現在利用されているコンテンツデータを識別するための識別手段と、
前記コンテンツデータの利用可能時間データの更新方法を判別するための判別手段とを含み、
前記更新手段は、前記識別手段、前記判別手段および前記利用可能時間記憶手段
に接続され、前記判別手段により更新すべきと判別されたコンテンツデータに対する利用可能時間データおよび前記識別手段により現在利用されていると識別されたコンテンツデータの利用可能時間データを所定時間ごとに更新する、コンテンツデータレンタルシステム。 - コンピュータをコンテンツデータ利用装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記コンテンツデータ利用装置は、
コンテンツデータを記憶するためのコンテンツデータ記憶手段と、
前記コンテンツデータに対する利用可能時間データを記憶するための利用可能時間記憶手段と、
前記コンテンツデータを利用するためのコンテンツデータ利用手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間記憶手段に記憶された前記利用可能時間データを所定時間ごとに更新するための更新手段と、
前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記利用可能時間データの値を所定値と比較するための比較手段と、
前記比較手段に接続され、比較結果に基づいて、前記コンテンツデータ利用手段によるコンテンツデータの利用を許可または禁止するための許可禁止手段と、
前記コンテンツデータ利用手段に接続され、前記コンテンツデータ利用手段により現在利用されているコンテンツデータを識別するための識別手段と、
前記コンテンツデータの利用可能時間データの更新方法を判別するための判別手段とを含み、
前記更新手段は、前記識別手段、前記判別手段および前記利用可能時間記憶手段に接続され、前記判別手段により更新すべきと判別されたコンテンツデータに対する利用可能時間データおよび前記識別手段により現在利用されていると識別されたコンテンツデータの利用可能時間データを所定時間ごとに更新する、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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