JP4650796B2 - レンジ検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機の変速段を切り替える油圧制御装置に取り付けられ、変速段がいずれのレンジに選択されているかを検出するレンジ検出装置に関する。
従来、この種のレンジ検出装置が特許文献1等に開示されている。図7に示す従来のレンジ検出装置は、油圧制御装置に設けられて変速段を切り替える油圧切替弁とともに連動する、板面に磁石が取り付けられた板形状の可動部材と、可動部材をスライド移動可能に支持するとともに可動部材の板面と対向する摺動壁部を有する樹脂製の固定部材と、を備えている。
摺動壁部のうち可動部材と反対側の面に形成された凹部内には基板が配置されており、この凹部内に樹脂封止材を充填することにより基板は封止されている。この封止により、自動変速機の作動油等に基板が晒されることを回避している。
また、基板には、磁石による磁気を検出する磁気検出素子および他の電子部品が実装されている。そして、油圧切替弁が作動すると可動部材が固定部材に対してスライド移動し、そのとき、固定部材の磁気検出素子が可動部材の磁石の磁気を検出することで、油圧切替弁が作動位置を検出している。
独国特許第20320742号明細書
しかしながら、上記構成によるレンジ検出装置では、可動部材がスムーズにスライド移動できなくなるという問題が生じる。そしてこの問題は、次の原因によるものであることが本出願の発明者らによる検討および各種試験により明らかになった。
すなわち、樹脂封止材をポッティングにより摺動壁部の凹部に充填するにあたり、樹脂封止材は硬化する際に収縮する。すると、この収縮に起因して、図7(A)中の矢印L1、L2に示す向きに樹脂製の固定部材が僅かに変形し、その結果、摺動壁部が、図7(A)の紙面垂直方向に延びる軸θ1周りに変形し(矢印L2参照)、この変形が原因となって可動部材がスムーズにスライド移動できなくなっていることが分かった。
この問題に対し、単純に摺動壁部の肉厚t0を厚くしただけでは、摺動壁部の矢印L2に示す変形を抑制して可動部材のスライド移動をスムーズにできるものの、磁気検出素子と磁石との距離が離れるため、磁気検出素子の磁気検出精度が低下し、ひいては、自動変速機の変速段がいずれのレンジに選択されているかを検出するレンジ検出の精度が低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、可動部材のスムーズなスライド移動の実現と、レンジ検出精度の低下抑制との両立を図るレンジ検出装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、他の電子部品は基板のうち摺動壁部と反対側の面に実装され、複数の磁気検出素子は、基板のうち摺動壁部の側の面に実装されている。また、複数の磁気検出素子は、摺動壁部の凹部の底面に設けられ複数の磁気検出素子の形状に相応する形状の溝部に収容されている。
これによれば、基板のうち、摺動壁部と反対側の面には磁気検出素子以外の他の電子部品が実装され、摺動壁部の側の面には複数の磁気検出素子のみが実装されることとなる。よって、摺動壁部に形成された凹部の形状を、磁気検出素子に対向する箇所は深く、基板のうち磁気検出素子が実装されていない非実装部分に対向する箇所は浅くなる形状にできる。つまり、摺動壁部のうち磁気検出素子に対向する箇所は薄肉となり、基板のうち非実装部分に対向する箇所は厚肉にできる。
従って、他の電子部品を基板のうち摺動壁部の側の面に実装した従来構造(図7(C)(D)参照)に比べて摺動壁部の厚肉部分を増加することができるので、摺動壁部の変形を抑制できる。しかも、摺動壁部のうち磁気検出素子に対向する箇所は薄肉となるので、磁気検出素子と磁石との距離が離れることを抑制でき、磁気検出素子の磁気検出精度ひいてはレンジ検出精度が低下してしまうことを抑制できる。
以上により、本発明によれば、可動部材のスムーズなスライド移動の実現と、レンジ検出精度の低下抑制との両立を図ることができる。
ここで、スライド移動方向に直交し、かつ、可動部材の板面に平行に延びる仮想軸を軸θ1(図7(A)参照)と定義し、スライド移動方向に延びる仮想軸を軸θ2(図7(B)参照)と定義する。可動部材のスライド移動の方向に直交する長さW1(図7(A)参照)がスライド移動方向の長さW2(図7(A)参照)よりも短くなるように形成されている場合には、摺動壁部の変形のうち軸θ1周りの変形(図7(A)中の矢印L2参照)を抑制することは、軸θ2周りの変形(図7(B)中の矢印L3参照)を抑制する場合に比べて、可動部材のスライド移動をスムーズにすることに大きく寄与することとなる。
この点に鑑み、請求項2記載の発明では、複数の磁気検出素子をスライド移動方向と直交する方向に並べて配置しているので、摺動壁部の厚肉部分をスライド移動方向に大きくすることができる。そのため、摺動壁部の軸θ1周りの変形を大きく抑制できるので、可動部材のスライド移動をより一層スムーズにできる。
請求項5記載の発明では、摺動壁部には、複数の磁気検出素子の間に位置し、溝部を互いに離間させるリブが樹脂により一体に形成されている。そのため、摺動壁部の厚肉部分の面積を広くできるので、摺動壁部の変形をより一層抑制でき、可動部材のスライド移動をより一層スムーズにできる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るレンジ検出装置を示す模式図であり、図2は、レンジ検出装置の油圧制御装置10への取り付け位置を示す分解斜視図である。
車両乗員がシフトレンジ(変速段)を選択して図示しないシフトレバーを操作すると、このシフトレバーの操作力は、図2に示すケーブル1、リンク機構2およびディテントレバー3を介して油圧制御装置10のマニュアルバルブ11に伝達される。そして、前記操作力によりマニュアルバルブ11がケース12内を往復移動すると、油圧制御装置10内の油路が切り替わる。すると、図示しない自動変速機の複数の摩擦要素(クラッチまたはブレーキ)へのライン圧作動油の供給が制御され、複数の摩擦要素は、選択されたシフトレンジとなる組み合わせで係合し、その結果、選択したシフトレンジに切り替わる。
なお、マニュアルバルブ11は特許請求の範囲に記載の「油圧切替弁」に相当する。
レンジ検出装置は、自動変速機のシフトレンジがいずれのレンジに選択されているかを検出するものであり、図1および図2に示すように、レンジ検出装置は可動部材20および固定部材30を備えて構成されている。これらの可動部材20および固定部材30は、自動変速機の図示しないオイルパン内に設置されている。
次に、可動部材20および固定部材30の構造を図1および図2を用いて詳細に説明する。
可動部材20は、マニュアルバルブ11と係合する係合ピン21と、固定部材30にスライド移動可能に支持される板形状の板部22とを備えて構成されており、これらの係合ピン21および板部22は樹脂により一体に形成されている。そして、マニュアルバルブ11がケース12内を摺動することに連動して、可動部材20は直線方向にスライド移動する。
また、板形状である板部22は、スライド方向を長手とする長方形に形成されており、スライド移動方向に直交する長さW1がスライド移動方向の長さW2よりも短くなるように形成されている。
固定部材30は、油圧制御装置10のケース12に取り付けられており、可動部材20をスライド移動可能に支持する部材である。そして、固定部材30は、可動部材20の板部22の板面と対向する摺動壁部31と、板部22の端部23と摺動可能に係合する係合部32とを備えて構成されており、これらの摺動壁部31および係合部32は樹脂により一体に形成されている。なお、係合部32は、摺動壁部31の両端から板部22を挟み込むように延出するとともに、スライド移動方向に延出する形状である。
摺動壁部31のうち可動部材20と反対側の面には凹部31aが形成されており、この凹部31aには基板40が収容されている。そして、凹部31aには樹脂封止材50がポッティングにより充填されており、この樹脂封止材50により基板40は凹部31a内にて封止されている。
基板40のうち摺動壁部31側の面には、磁気検出素子としてのホールIC41、42、43が表面実装されている。また、基板40のうち摺動壁部31と反対側の面にはコンデンサ44および抵抗45が表面実装されている。また、基板40には、摺動壁部31側から挿通されて摺動壁部31と反対側の面にソルダリングされるターミナル46が挿通実装されている。なお、複数のホールIC41、42、43は、スライド移動の方向と直交する方向に並べて配置されている。
可動部材20の内部には、ホールIC41、42、43に対応する複数の磁石51、52、53が配置されている(図3(A)参照)。これらの磁石51〜53は、ホールIC41〜43と同様にしてスライド移動の方向と直交する方向に並べられ、かつ、各々のホールIC41〜43と対向する位置に配置されている。磁石51〜53はスライド移動方向に延びる形状であり、その長手方向にN極とS極が交互に配置されている。
そして、各々のホールIC41〜43は、対応する磁石51〜53のN極による磁気およびS極による磁気を検出する。
例えば、可動部材20が、図3(A)に示す位置から図中の左側にスライド移動して、磁石51〜53のうち符号Pに示す一点鎖線位置がホールIC41〜43上に重なると、ホールIC41はS極の磁気を検出し、ホールIC42はN極の磁気を検出し、ホールIC43はN極の磁気を検出する。
図3(B)中の実線は、ホールIC41〜43上の磁気の変化を示しており、可動部材20が図3(A)に示す位置から左側にスライド移動するにつれ、図3(B)に示すように磁気が変化する。
そして、ホールIC41〜43は、N極の磁気を検出した場合にはハイレベル(H)の信号を出力し、S極の磁気を検出した場合にはローレベル(L)の信号を出力する。図3(C)中の符号S1、S2、S3は、それぞれホールIC41、42、43が出力する信号を示しており、可動部材20が図3(A)に示す位置から左側にスライド移動するにつれ、図3(C)に示すようにホールIC41〜43の出力信号S1〜S3は変化する。
このように、可動部材20のスライド移動位置に応じてホールIC41〜43の出力信号S1〜S3の種類の組み合わせが異なる。よって、出力信号S1〜S3の種類の組み合わせに基づき、マニュアルバルブ11のスライド移動位置を検出することができ、ひいては、自動変速機のシフトレンジがいずれのレンジに選択されているか、および、いずれのレンジへの切り替え途中であるかを判定することができる。
例えば、可動部材20のスライド移動位置が図4(A)に示す位置である場合には、出力信号S1〜S3の種類が各々H、L、Lとなるため、図3(C)のマップに基づきシフトレンジがパーキングレンジPである旨が検出される。同様に、可動部材20のスライド移動位置が図4(B)(C)(D)に示す位置である場合には、それぞれ、バック走行レンジR、ニュートラルレンジN、走行レンジDである旨が検出される。
図5は、基板40上の回路と、基板40外部のコンピュータ60とを示すブロック図である。上述の出力信号S1〜S3がホールIC41〜43から出力されると、ターミナル46を通じてコンピュータ60の入力処理回路61に入力される。すると、コンピュータ60は、出力信号S1〜S3の種類の組み合わせと予め記憶された図3(C)のマップとを比較して、自動変速機のシフトレンジがいずれのレンジに選択されているか、および、いずれのレンジへの切り替え途中であるかを判定する。
なお、コンデンサ44は、電源投入時等に発生する電圧サージからホールIC41〜43を保護するための電子部品である。また、抵抗45は、電源等から発生する外部ノイズがホールIC41〜43に混入することを防止するための電子部品である。
以上により、本実施形態によれば、基板40のうち摺動壁部31側の面にはホールIC41〜43のみが実装され、コンデンサ44および抵抗45はその反対側の面に実装されている。よって、摺動壁部31に形成された凹部31aの形状を、ホールIC41〜43に対向する箇所は深く、基板40のうちホールIC41〜43が実装されていない非実装部分に対向する箇所は浅くなる形状にできる。換言すれば、図1(A)(B)に示す如く、凹部31aの底面に、ホールIC41〜43の形状に相似する形状の溝部31bを形成し、溝部31b内にホールIC41〜43のみを収容するようにできる。
つまり、摺動壁部31のうちホールIC41〜43に対向する箇所の肉厚t1は薄肉に形成され、基板40のうち非実装部分に対向する箇所の肉厚t2は、肉厚t1に比べて厚肉に形成されている。また、摺動壁部31には、複数のホールIC41〜43の間に位置するリブ311(図1(B)参照)が樹脂により一体に形成されている。よって、このリブ311の部分も肉厚t2に相当し、厚肉に形成されている。
従って、本実施形態によれば、摺動壁部31の厚肉部分を増加することができるので、樹脂封止材50の収縮に起因した摺動壁部31の変形を抑制できる。しかも、摺動壁部31のうちホールIC41〜43に対向する箇所は薄肉となるので、ホールIC41〜43と磁石51〜53との間隔が大きくなることを抑制でき、ホールIC41〜43の磁気検出精度ひいてはレンジ検出精度が低下してしまうことを抑制できる。
図6は、図3中の符号6に示す部分を拡大したものであり、前記間隔を小さくした場合に検出精度が向上することを表している。
より具体的に説明すると、図6の横軸は可動部材20のスライド移動位置を示し、縦軸はホールIC41にて検出される検出レベルの大きさ(磁気の強さ)を示している。そして、図6中の実線は本実施形態の場合におけるホールIC41の検出値を示しており、この検出値が図6中のオン点よりもN極側に大きくなった場合には上述のハイレベル信号を出力し、図6中のオフ点よりもS極側に大きくなった場合には上述のローレベル信号を出力する。
そして、前記間隔が大きいほど検出最大値が小さくなるため、検出値の変化勾配が緩やかになり、その結果、ハイレベル信号およびローレベル信号のいずれも出力できない区間ΔSが長くなり、ひいてはホールIC41〜43の磁気検出精度が低下してしまう。このことが図6の試験結果は示している。
以上により、本実施形態によれば、可動部材20のスムーズなスライド移動の実現と、レンジ検出精度の低下抑制との両立を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、ターミナル46を、基板40のうち摺動壁部31と反対側の面に挿通して実装しているので、基板40のうち摺動壁部31側の面にターミナル46を実装した場合に比べて、摺動壁部31の厚肉部分を増加することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、コンデンサ44および抵抗45を表面実装しているが、摺動壁部31側の面にソルダリングする挿通実装でもよい。
また、上記実施形態では、複数のホールIC41〜43の間に位置するリブ311を摺動壁部31に形成しており、ホールIC41〜43の数だけ溝部31bを形成しているが、本発明の実施にあたり、リブ311を廃止して溝部31bを一つにし、この一つの溝部31b内に複数のホールIC41〜43を収容するようにしてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態に係るレンジ検出装置を示す模式図であり、(A)は断面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は基板を磁石面側から正面図、(D)は基板を磁石の反対側から見た背面図である。 図1のレンジ検出装置の油圧制御装置10への取り付け位置を示す、分解斜視図である。 図1に示す複数のホールICおよび複数の磁石の位置関係を示す図である。 図1の可動部材のスライド移動位置を示す模式図である。 図1の基板上の回路と、基板外部のコンピュータとを示すブロック図である。 図3中の符号6に示す部分を拡大した拡大図である。 従来のレンジ検出装置を示す模式図であり、(A)は断面図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は基板を磁石面側から正面図、(D)は基板を磁石の反対側から見た背面図である。
符号の説明
10:油圧制御装置、11:マニュアルバルブ(油圧切替弁)、20:可動部材、30:固定部材、31a:凹部、31:摺動壁部、31b:溝部、311:リブ、40:基板、41、42、43:ホールIC(磁気検出素子)、44:コンデンサ(他の電子部品)、45:抵抗(他の電子部品)、50:樹脂封止材、51:磁石。

Claims (5)

  1. 自動変速機の変速段を切り替える油圧制御装置に取り付けられ、前記変速段がいずれのレンジに選択されているかを検出するレンジ検出装置であって、
    前記油圧制御装置に設けられて前記変速段を切り替える油圧切替弁とともに連動する、板形状の可動部材と、
    前記可動部材の板面に取り付けられる複数の磁石と、
    前記可動部材をスライド移動可能に支持するとともに、前記可動部材の板面と対向する摺動壁部を有する樹脂製の固定部材と、
    前記摺動壁部のうち前記可動部材と反対側の面に形成された凹部内に配置され、前記磁石による磁気を検出する複数の磁気検出素子および他の電子部品が実装された基板と、
    前記凹部内に充填されて前記基板を封止する樹脂封止材と、
    を備え、
    前記他の電子部品は、前記基板のうち前記摺動壁部と反対側の面に実装され、
    前記複数の磁気検出素子は、前記基板のうち前記摺動壁部の側の面に実装され
    前記複数の磁気検出素子は、前記摺動壁部の前記凹部の底面に設けられ前記複数の磁気検出素子の形状に相応する形状の溝部に収容されていることを特徴とするレンジ検出装置。
  2. 板形状である前記可動部材は、前記スライド移動方向に直交する長さが前記スライド移動方向の長さよりも短くなるように形成され、
    前記複数の磁気検出素子は、前記スライド移動の方向と直交する方向に並べて配置されている請求項1記載のレンジ検出装置。
  3. 前記磁気検出素子はホールICである請求項1または2記載のレンジ検出装置。
  4. 前記他の電子部品は、前記磁気検出素子を電圧サージから保護するコンデンサ、および前記磁気検出素子を含む電子回路に外部ノイズが混入することを防止する抵抗、の少なくとも一方である請求項1から3のいずれか一項記載のレンジ検出装置。
  5. 前記摺動壁部には、前記複数の磁気検出素子の間に位置し、前記溝部を互いに離間させるリブが樹脂により一体に形成されている請求項1から4のいずれか一項記載のレンジ検出装置。
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