JP4650089B2 - バインダー - Google Patents

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Description

本発明は、綴じ穴が形成された複数枚の用紙を綴じるバインダーに関する。詳しくは、用紙を綴じるリング部を背部とは独立した部品とすることで、リング部のループ径を選択できるようにして、形成される冊子の厚みによらず、最適な形態で用紙を綴じることができるようにしたものである。
綴じ穴が形成された複数枚の用紙を綴じるバインダーは、用紙の綴じ穴に挿入されるリング状の部材と、綴じ穴の配置に合わせて複数のリング状部材を支持する背部とを備える。
従来は、リング状部材と背部が樹脂等の一体成形の部品で構成されたバインダーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−289376号公報
通常、バインダーにおいては、綴じる用紙の枚数が少ない場合は、リング状部材の径は小さく、用紙の枚数が多い場合は、リング状部材の径は大きくする必要がある。
このため、従来のバインダーでは、綴じる用紙の枚数に応じて、複数種類の部品を用意する必要があるという問題があった。すなわち、リング状部材と背部が一体の部品で構成されたバインダーでは、リング状部材の径が異なる複数種類のバインダー全体を用意する必要があった。
また、用紙によって穴数が異なる場合、リング状部材の数が異なる複数種類のバインダー全体を用意する必要があった。
これにより、複数種類の部品を製造することによる製造コストの上昇や、複数種類の部品を常時在庫させておき、管理ことによる管理コストの上昇という問題も生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、綴じる用紙の枚数の違いに対応できるようにしたバインダーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るバインダーは、用紙に形成された綴じ穴に挿入されて、複数枚の用紙を綴じるリング部と、リング部と独立した部材で構成され、複数のリング部が取り付けられる背部を備え、リング部は、背部に取り付けられるリング係合部を、リング部の長さ方向の一端側と他端側の両端部にのみ備え、背部は、リング部のリング係合部が取り付けられる背部係合部を、用紙の綴じ穴の配置に応じて備え、背部係合部は、凸状に突出した係合突起として構成され、リング係合部は、係合突起に嵌る凹状の係合穴部として構成されて、リング部をループ状として重ねられたリング部の一端側の係合穴部と他端側の係合穴部が、背部の係合突起に取り付けられて、リング部が前記背部に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明に係るバインダーは、用紙に形成された綴じ穴に挿入されて、複数枚の用紙を綴じるリング部と、リング部と独立した部材で構成され、複数のリング部が取り付けられる背部を備え、リング部は、背部に取り付けられるリング係合部を、リング部の長さ方向の一端側と他端側の両端部にのみ備え、背部は、リング部のリング係合部が取り付けられる背部係合部を、用紙の綴じ穴の配置に応じて備え、背部係合部は2列に配置され、ループ状としたリング部の一端側のリング係合部が、背部の一方の列の背部係合部に取り付けられ、リング部の他端側のリング係合部が、背部の他方の列の背部係合部に取り付けられて、リング部が背部に取り付けられることを特徴とする
本発明のバインダーでは、用紙の綴じ穴に挿入され、ループ状としたリング部の一端側のリング係合部と他端側のリング係合部を背部の背部係合部に取り付けることで、背部に固定されてループ状となったリング部によって、複数枚の用紙が綴じられる。
リング部は背部に対して独立した部品であるので、長さの異なるリング部を複数種類用意しておけば、共通の背部を利用して、ループ径の異なるリング部を備えたバインダーが構成される。
本発明のバインダーによれば、用紙を綴じるリング部と、複数のリング部を支持する背部を独立した部品で構成したので、長さの異なるリング部を用意しておけば、共通の背部を利用して、用紙の枚数に応じたループ径を有するリング部を備えたバインダーを構成することができる。
また、背部に取り付けるリング部の数は任意に選択できるので、共通の背部を利用して、用紙の穴数の違いに対応することもできる。
これにより、背部を共用できることから、冊子の厚みに等に対応して用意する部品の数を減らすことができる。
以下、図面を参照して本発明のバインダーの実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態のバインダーの構成例>
図1は第1の実施の形態のバインダー1Aを組み立てた状態の一例を示す斜視図、図2は第1の実施の形態のバインダー1Aの使用状態の一例を示す平面図、図3は第1の実施の形態のバインダー1Aの使用前の状態の一例を示す分解構成図である。
第1の実施の形態のバインダー1Aは、背部2Aとリング部3Aを備える。背部2Aは、幅の狭い薄板状の部材で、綴じる対象の用紙4の長さに応じた長さを有し、所定の間隔を開けて長さ方向に一列に並んだ複数の係合突起5Aと、係合突起5Aと同じ間隔で、係合突起5Aと平行に並んだ複数の係合穴部6Aを備える。背部2Aは、可撓性を有して弾性変形可能な例えば樹脂で構成されて、係合突起5Aが一体に形成されると共に、係合穴部6Aが貫通して形成される。
係合突起5Aは背部係合部の一例で、例えば用紙4に形成された綴じ穴4aの間隔に合わせて配置される。係合突起5Aの横断面形状は、リング部3Aに形成された係合穴部6Bの形状に合わせた例えば円形状である。また、係合突起5Aは、リング部3Aの抜け止めとなる係止部5hを備える。
係止部5hは、図3(a)に示すように、係合突起5Aの先端側の縦断面形状を例えば三角形状とし、係合突起5Aの先端側の外周から一部が突出して、リング部3Aの係合穴部6Bに引っ掛かる形状に構成される。また、係合突起5Aは、係止部5hの先端部分をテーパ状として導入部5iが形成される。
係合突起5Aは、係止部5hの形成位置の下端から背部2Aまでの間がリング部3Aが嵌る部分となるが、係合突起5Aにおいて、リング部3Aが嵌る部分の高さは、リング部3Aの厚さと略同等、もしくは若干大きく構成される。
係合穴部6Aは背部係合部の一例で、リング部3Aに形成された係合突起5Bが嵌る円形状である。
リング部3Aは、図2(a)に示すように、用紙4の綴じ穴4aに入る幅を有する薄板状の部材で、図3(b)に示すように、係合穴部6Bが長さ方向の例えば一端側に形成され、係合突起5Bが他端側に形成される。リング部3Aは、可撓性を有して弾性変形可能な例えば樹脂で構成されて、係合突起5Bが一体に形成されると共に、係合穴部6Bが貫通して形成される。
係合突起5Bはリング係合部の一例で、図3(b)に示すように、背部2Aの係合突起5Aと同じ構成を有して、導入部5iが形成された係止部5hを先端側に備える。ここで、リング部3Aの係合突起5Bが嵌る背部2Aの係合穴部6Aの穴径は、係合突起5Bの係止部5hの直径より小さく構成される。
係合穴部6Bはリング係合部の一例で、図3(b)に示すように、背部2Aの係合突起5Aが嵌る円形状である。係合穴部6Bの穴径は、係合突起5Aの係止部5hの直径より小さく構成される。
<第1の実施の形態のバインダーの使用例>
図4は第1の実施の形態のバインダー1Aの使用例を示す構成図で、次に、図1〜図4を参照にして第1の実施の形態のバインダー1Aの使用例について説明する。ここで、図4(a−1,2)は綴じる用紙4の枚数が少ない場合、図4(b−1,2)は綴じる用紙4の枚数が多い場合を示している。
まず、背部2Aとリング部3Aは分離した形態であり、綴じる用紙4の枚数等に応じて長さの異なるリング部3Aが複数種類用意される。図4(a−1)に示すように、綴じる用紙4の枚数が少ない場合は、図4(a−2)に示すように、長さL1の短いリング部3Aが使用され、図4(b−1)に示すように、綴じる用紙4の枚数が多い場合は、図4(b−2)に示すように、長さL2の長いリング部3A′が使用される。
リング部3Aを使用する例で説明すると、リング部3Aは、積層された用紙4の綴じ穴4aに通される。そして、リング部3Aの一端側に位置する係合穴部6Bが、背部2Aの所定の位置の係合突起5Aに嵌められる。
リング部3Aの係合穴部6Bを背部2Aの係合突起5Aに嵌める際は、背部2A及びリング部3Aが可撓性を有する材質で構成されているので、リング部3Aの係合穴部6Bを背部2Aの係合突起5Aの導入部5iに押し込むと、係合突起5Aの導入部5iのテーパ形状に沿って係合穴部6Bが徐々に押し広げられる。これにより、リング部3Aは係合穴部6Bの周囲が弾性変形して撓み、係合突起5Aの係止部5hを乗り越える。リング部3Aは、係合穴部6Bが係合突起5Aの係止部5hを乗り越えると、係合穴部6Bの周囲の形状が復元する。
リング部3Aの係合穴部6Bの穴径は、上述したように、係合突起5Aの係止部5hの直径より小さいので、係合穴部6Bが係合突起5Aに嵌ると、係合突起5Aの係止部5hが抜け止めとなって、リング部3Aは背部2Aに保持される。
リング部3Aの一端側の係合穴部6Bを背部2Aの係合突起5Aに嵌めると、リング部3Aをループ状に撓ませて、リング部3Aの他端側に位置する係合突起5Bが、一端側の係合穴部6Bを嵌めた係合突起5Aの隣りに位置する係合穴部6Aに嵌められる。なお、リング部3Aの係合突起5Bを背部2Aの係合穴部6Aに嵌める動作は、リング部3Aの係合穴部6Bを背部2Aの係合突起5Aに嵌める動作と同じである。
これにより、リング部3Aは、端部同士が重なることなく、端部同士の端面が対向する形態で背部2Aに保持され、リング部3Aがループ状になって、複数枚の用紙4がページ捲り可能な状態で綴じられる。
なお、用紙4には複数の綴じ穴4aが開けられているので、全ての綴じ穴4a、あるいは必要に応じて選択された任意の綴じ穴4aに対してリング部3Aを通し、上述したように、リング部3Aの一端側の係合穴部6Bは背部2Aの係合突起5Aに嵌め、他端側の係合突起5Bは背部2Aの係合穴部6Aに嵌めて、ループ状のリング部3Aを構成する。
ここで、背部2Aの係合突起5A及び係合穴部6Aは、用紙4の綴じ穴4aの間隔に合わせて配置されているので、全ての綴じ穴4aに対応させてリング部3Aを取り付けることが可能であるとともに、任意の綴じ穴4aに対応させてリング部3Aを取り付けることも可能である。
さて、綴じる用紙4の枚数が少ない場合は、リング部3Aのループ径は小さくて良い。このため、長さL1の短いリング部3Aを使用することで、図4(a−1)に示すように、ループ径の小さなリング部3Aを形成することができる。これに対して、綴じる用紙4の枚数が多い場合は、リング部3Aのループ径を大きくする必要がある。このため、長さL2の長いリング部3A′を使用することで、図4(b−1)に示すように、ループ径の大きなリング部3A′を形成することができる。
これにより、長さの異なるリング部3Aの中から、綴じる用紙4の枚数等に応じてリング部3Aを選択して使用することで、用紙4の綴じる枚数の違いに対応できる。また、背部2Aはリング部3Aとは独立した部品であるので、綴じる用紙4のサイズが同じであれば、1種類の背部2Aで、用紙4の綴じる枚数の違いに対応できる。
従って、綴じる用紙4の枚数の違いに対応して用意しておく部品の種類を減らすことができ、コストを抑えることができると共に、消耗品の在庫管理等も容易となる。
また、背部2Aに対するリング部3Aの係合部は、リング部3Aの両端に形成されるので、リング部3Aの用紙4の綴じ穴4aに挿入される箇所には凹凸が無く、外観性が向上すると共に、ページ捲りがスムーズに行える。
なお、第1の実施の形態のバインダー1Aでは、2穴、3穴もしくは4穴等で綴じ穴4aが予め開けられている形態の用紙4に対応して、背部2Aは、複数の係合突起5A及び係合穴部6Aの中の何れかが、2穴、3穴もしくは4穴で綴じ穴4aが予め開けられている用紙4の綴じ穴4aの配置に合わせて形成されていると良い。
バインダー1Aでは、背部2Aとリング部3Aが独立した部品であるので、上述したように係合突起5A及び係合穴部6Aを配置することで、30穴等の多穴の用紙でも、2穴、3穴あるいは4穴等の用紙でも、1種類の背部2Aを用いてバインダー1Aを構成することができる。
また、背部2Aを綴じる用紙4のサイズに合わせてカットして使用することとすれば、複数種類の異なるサイズの用紙4(A4,B5等)に対応できる。
更に、第1の実施の形態のバインダー1Aでは、係合突起5A,5B及び係合穴部6A,6Bの形状を円形としたが、他の形状でも良く、例えば四角形でも良い。
<第2の実施の形態のバインダーの構成例>
図5は第2の実施の形態のバインダー1Bを組み立てた状態の一例を示す斜視図、図6は第2の実施の形態のバインダー1Bの使用状態の一例を示す平面図、図7は第2の実施の形態のバインダー1Bの使用前の状態の一例を示す分解構成図である。ここで、第2の実施の形態のバインダー1Bにおいて、第1の実施の形態のバインダー1Aと同じ構成の部品については、同じ番号を付して説明する。
第2の実施の形態のバインダー1Bは、背部2Bとリング部3Bを備える。背部2Bは、幅の狭い薄板状の部材で、綴じる対象の用紙4の長さに応じた長さを有し、所定の間隔を開けて長さ方向に一列に並んだ複数の係合突起5Aを備える。背部2Aは、可撓性を有して弾性変形可能な例えば樹脂で構成されて、係合突起5Aが一体に形成される。
係合突起5Aは背部係合部の一例で、例えば用紙4に形成された綴じ穴4aの間隔に合わせて配置される。係合突起5Aの形状は第1の実施の形態のバインダー1Aで説明した係合突起5Aと同じであり、導入部5iが形成された係止部5hを先端側に備える。但し、係合突起5Aのリング部3Bが嵌る部分の高さは、リング部3Bの厚さの2倍程度と略同等とする。
リング部3Bは、図6(a)に示すように、用紙4の綴じ穴4aに入る幅を有する薄板状の部材で、図7(b)に示すように、係合穴部6Bが長さ方向の一端側と他端側の両端部にのみ形成される。リング部3Bは、可撓性を有して弾性変形可能な例えば樹脂で構成されて、係合穴部6Bが貫通して形成される。
係合穴部6Bはリング係合部の一例で、図7(b)に示すように、背部2Bの係合突起5Aが嵌る円形状である。係合穴部6Bの穴径は、係合突起5Aの係止部5hの直径より小さく構成される。
<第2の実施の形態のバインダーの使用例>
図8は第2の実施の形態のバインダー1Bの使用例を示す構成図で、次に、図5〜図8を参照にして第2の実施の形態のバインダー1Bの使用例について説明する。ここで、図8(a−1,2)は綴じる用紙4の枚数が少ない場合、図8(b−1,2)は綴じる用紙4の枚数が多い場合を示している。
まず、背部2Bとリング部3Bは分離した形態であり、綴じる用紙4の枚数等に応じて長さの異なるリング部3Bが複数種類用意される。図8(a−1)に示すように、綴じる用紙4の枚数が少ない場合は、図8(a−2)に示すように、長さL1の短いリング部3Bが使用され、図8(b−1)に示すように、綴じる用紙4の枚数が多い場合は、図8(b−2)に示すように、長さL2の長いリング部3B′が使用される。
リング部3Bを使用する例で説明すると、リング部3Bは、積層された用紙4の綴じ穴4aに通される。そして、リング部3Bの一端側の係合穴部6B(1)が、背部2Bの所定の位置の係合突起5Aに嵌められる。
リング部3Bの係合穴部6Bを背部2Bの係合突起5Aに嵌めると、第1の実施の形態のバインダー1Aの使用例と同様に、リング部3Bは、係合突起5Aの導入部5iのテーパ形状に沿って係合穴部6Bが徐々に押し広げられ、係合突起5Aの係止部5hを乗り越える。リング部3Bは、係合穴部6Bが係合突起5Aの係止部5hを乗り越えると、係合穴部6Bの周囲の形状が復元する。
リング部3Bの係合穴部6Bの穴径は、上述したように、係合突起5Aの係止部5hの直径より小さいので、係合穴部6Bが係合突起5Aに嵌ると、係合突起5Aの係止部5hが抜け止めとなって、リング部3Bは背部2Bに保持される。
リング部3Bの一端側の係合穴部6B(1)を背部2Bの係合突起5Aに嵌めると、リング部3Bをループ状に撓ませて、リング部3Bの他端側の係合穴部6B(2)が、一端側の係合穴部6B(1)と同じ係合突起5Aに嵌められる。
係合突起5Aのリング部3Bが嵌る部分の高さは、リング部3Bの2枚分の厚さと略同等であるので、上述したように、リング部3Bの一端側の係合穴部6B(1)を背部2Bの係合突起5Aに嵌め、同じ係合突起5Aに同じリング部3Bの他端側の係合穴部6B(2)を嵌めることで、リング部3Bは、端部同士が重なって1本の係合突起5Bに嵌められる。
そして、リング部3Bがループ状になって、複数枚の用紙4がページ捲り可能な状態で綴じられる。なお、用紙4には複数の綴じ穴4aが開けられているので、全ての綴じ穴4a、あるいは必要に応じて選択された任意の綴じ穴4aに対してリング部3Bを通し、上述したように、リング部3Bの端部同士を重ねた形態で係合穴部6Bを係合突起5Aに嵌めて、ループ状のリング部3Bを構成する。
ここで、背部2Bの係合突起5Aは、用紙4の綴じ穴4aの間隔に合わせて配置されているので、全ての綴じ穴4aに対応させてリング部3Bを取り付けることが可能であるとともに、任意の綴じ穴4aに対応させてリング部3Bを取り付けることも可能である。
さて、綴じる用紙4の枚数が少ない場合は、リング部3Bのループ径は小さくて良い。このため、長さL1の短いリング部3Bを使用することで、図8(a−1)に示すように、ループ径の小さなリング部3Bを形成することができる。これに対して、綴じる用紙4の枚数が多い場合は、リング部3Bのループ径を大きくする必要がある。このため、長さL2の長いリング部3B′を使用することで、図8(b−1)に示すように、ループ径の大きなリング部3B′を形成することができる。
これにより、第1の実施の形態のバインダーと同様に、長さの異なるリング部3Bの中から、綴じる用紙4の枚数等に応じてリング部3Bを選択して使用することで、用紙4の綴じる枚数の違いに対応できる。また、背部2Bはリング部3Bとは独立した部品であるので、綴じる用紙4のサイズが同じであれば、1種類の背部2Bで、用紙4の綴じる枚数の違いに対応できる。
従って、綴じる用紙4の枚数の違いに対応して用意しておく部品の種類を減らすことができ、コストを抑えることができると共に、消耗品の在庫管理等も容易となる。
また、リング部3Bに対する背部2Bの係合部は一列に形成されるので、背部2Bの幅を狭くすることができる。
なお、第2の実施の形態のバインダー1Bでも、係合突起5A及び係合穴部6Bの形状を円形としたが、他の形状でも良く、例えば四角形でも良い。また、係合穴部6Bは、リング部3Bの端部となる円周方向の一部を開放した形状でも良い。
<第3の実施の形態のバインダーの構成例>
図9は第3の実施の形態のバインダー1Cを組み立てた状態の一例を示す斜視図、図10は第3の実施の形態のバインダー1Cの使用状態の一例を示す平面図、図11は第3の実施の形態のバインダー1Cの使用前の状態の一例を示す分解構成図である。
第3の実施の形態のバインダー1Cは、背部2Cとリング部3Cを備える。背部2Cは、幅の狭い薄板状の部材で、綴じる対象の用紙4の長さに応じた長さを有し、例えば用紙4の綴じ穴4aに合わせた間隔で長さ方向に一列に並んだ第1列の係合穴部7Lと、第1列の係合穴部7Lと同じ間隔で、第1列の係合穴部7Lと平行に並んだ第2列の係合穴部7Rを備える。背部2Cは、可撓性を有して弾性変形可能な例えば樹脂で構成され、係合穴部7L,7Rが凹状に形成される。
係合穴部7L,7Rは背部係合部の一例で、リング部3Cに形成された係合突起8の形状に合わせて、横断面形状が例えば円形状の穴部である。
リング部3Cは、図10(a)に示すように、用紙4の綴じ穴4aに入る幅を有する薄板状の部材で、図11(b)に示すように、係合突起8が長さ方向の一端側と他端側の両端部にのみ形成される。リング部3Cは、可撓性を有して弾性変形可能な例えば樹脂で構成されて、係合突起8が一体に形成される。
係合突起8はリング係合部の一例で、背部2Cの係合穴部7L,7Rに嵌る円筒形状で、係合突起8の直径は、係合穴部7L,7Rの直径より若干大きく構成され、係合突起8が係合穴部7L,7Rに圧入されて保持される構成である。
<第3の実施の形態のバインダーの使用例>
図12は第3の実施の形態のバインダー1Cの使用例を示す構成図で、次に、図9〜図12を参照にして第3の実施の形態のバインダー1Cの使用例について説明する。ここで、図12(a−1,2)は綴じる用紙4の枚数が少ない場合、図12(b−1,2)は綴じる用紙4の枚数が多い場合を示している。
まず、背部2Cとリング部3Cは分離した形態であり、綴じる用紙4の枚数等に応じて長さの異なるリング部3Cが複数種類用意される。図12(a−1)に示すように、綴じる用紙4の枚数が少ない場合は、図12(a−2)に示すように、長さL1の短いリング部3Cが使用され、図12(b−1)に示すように、綴じる用紙4の枚数が多い場合は、図12(b−2)に示すように、長さL2の長いリング部3C′が使用される。
リング部3Cを使用する例で説明すると、リング部3Cは、積層された用紙4の綴じ穴4aに通される。そして、リング部3Cの一端側の係合突起8(1)が、背部2cの第1列の所定の位置の係合穴部7Lに圧入される。
リング部3Cの係合突起8を背部2Cの係合穴部7Lに圧入すると、リング部3Cはその一端側が背部2Cに保持される。
リング部3Cの一端側の係合突起8(1)を背部2Cの第1列の係合穴部7Lに圧入すると、リング部3Cをループ状に撓ませて、リング部3Cの他端側の係合突起8(2)が、一端側の係合突起8(1)を嵌めた第1列の係合穴部7Lの隣りに位置する第2列の係合穴部7Rに圧入される。
これにより、リング部3Cは、端部同士が重なることなく、端部同士の端面が対向する形態で背部2Cに保持され、リング部3Cがループ状になって、複数枚の用紙4がページ捲り可能な状態で綴じられる。
なお、用紙4には複数の綴じ穴4aが開けられているので、全ての綴じ穴4a、あるいは必要に応じて選択された任意の綴じ穴4aに対してリング部3Cを通し、上述したように、リング部3Cの一端側の係合突起8(1)は第1列の係合穴部7Lに嵌め、他端側の係合突起8(2)は第2列の係合穴部7Rに嵌めて、ループ状のリング部3Cを構成する。
ここで、背部2Cの係合穴部7L,7Rは、用紙4の綴じ穴4aの間隔に合わせて配置されているので、全ての綴じ穴4aに対応させてリング部3Cを取り付けることが可能であるとともに、任意の綴じ穴4aに対応させてリング部3Cを取り付けることも可能である。
さて、綴じる用紙4の枚数が少ない場合は、リング部3Cのループ径は小さくて良い。このため、長さL1の短いリング部3Cを使用することで、図12(a−1)に示すように、ループ径の小さなリング部3Cを形成することができる。これに対して、綴じる用紙4の枚数が多い場合は、リング部3Cのループ径を大きくする必要がある。このため、長さL2の長いリング部3C′を使用することで、図12(b−1)に示すように、ループ径の大きなリング部3C′を形成することができる。
これにより、第1の実施の形態のバインダーと同様に、長さの異なるリング部3Cの中から、綴じる用紙4の枚数等に応じてリング部3Cを選択して使用することで、用紙4の綴じる枚数の違いに対応できる。また、背部2Cはリング部3Cとは独立した部品であるので、綴じる用紙4のサイズが同じであれば、1種類の背部2Cで、用紙4の綴じる枚数の違いに対応できる。
従って、綴じる用紙4の枚数の違いに対応して用意しておく部品の種類を減らすことができ、コストを抑えることができると共に、消耗品の在庫管理等も容易となる。
なお、係合穴部7L,7R及び係合突起8の形状を円形としたが、他の形状でも良く、例えば四角形でも良い。また、背部2C側に2列の係合突起を備え、リング部3Cの両端に係合突起が嵌る係合穴部を設ける形態でも良い。
<係合突起及び係合穴部の変形例>
図13は各実施の形態における係合突起及び係合穴部の変形例を示す構成図である。各実施の形態で係合突起及び係合穴部の形状を円形としたが、他の形状でも良く、例えば四角形でも良い。例えば、背部あるいはリング部に形成される係合突起9は、図13(a)に示すように、横断面形状が四角形状で先端側に径止部9aを備えた2本の鉤状部材で構成しても良い。なお、係合突起9の横断面形状を四角形状とした場合は、係合穴部は四角形状とする。
また、例えば第2の実施の形態のバインダー1Bのリング部3Bの変形例として、係合穴部10は、図13(b)に示すように、リング部3の端部となる円周方向の一部を開放して開口部10aを設けた形状でも良い。
本発明は、綴じ穴が開けられた用紙を綴じる多穴バインダーに適用される。
第1の実施の形態のバインダーを組み立てた状態の一例を示す斜視図である。 第1の実施の形態のバインダーの使用状態の一例を示す平面図である。 第1の実施の形態のバインダーの使用前の状態の一例を示す分解構成図である。 第1の実施の形態のバインダーの使用例を示す構成図である。 第2の実施の形態のバインダーを組み立てた状態の一例を示す斜視図である。 第2の実施の形態のバインダーの使用状態の一例を示す平面図である。 第2の実施の形態のバインダーの使用前の状態の一例を示す分解構成図である。 第2の実施の形態のバインダーの使用例を示す構成図である。 第3の実施の形態のバインダーを組み立てた状態の一例を示す斜視図である。 第3の実施の形態のバインダーの使用状態の一例を示す平面図である。 第3の実施の形態のバインダーの使用前の状態の一例を示す分解構成図である。 第3の実施の形態のバインダーの使用例を示す構成図である。 各実施の形態における係合突起及び係合穴部の変形例を示す構成図である。
符号の説明
1A,1B,1C・・・バインダー、2A,2B,2C・・・背部、3A,3B,3C,3・・・リング部、4・・・用紙、4a・・・綴じ穴、5A,5B,8,9・・・係合突起、6A,6B,7L,7R,10・・・係合穴部

Claims (4)

  1. 用紙に形成された綴じ穴に挿入されて、複数枚の前記用紙を綴じるリング部と、
    前記リング部と独立した部材で構成され、複数の前記リング部が取り付けられる背部を備え、
    前記リング部は、前記背部に取り付けられるリング係合部を、前記リング部の長さ方向の一端側と他端側の両端部にのみ備え、
    前記背部は、前記リング部の前記リング係合部が取り付けられる背部係合部を、前記用紙の前記綴じ穴の配置に応じて備え
    前記背部係合部は、凸状に突出した係合突起として構成され、前記リング係合部は、前記係合突起に嵌る凹状の係合穴部として構成されて、前記リング部をループ状として重ねられた前記リング部の一端側の前記係合穴部と他端側の前記係合穴部が、前記背部の前記係合突起に取り付けられて、前記リング部が前記背部に取り付けられる
    ことを特徴とするバインダー。
  2. 用紙に形成された綴じ穴に挿入されて、複数枚の前記用紙を綴じるリング部と、
    前記リング部と独立した部材で構成され、複数の前記リング部が取り付けられる背部を備え、
    前記リング部は、前記背部に取り付けられるリング係合部を、前記リング部の長さ方向の一端側と他端側の両端部にのみ備え、
    前記背部は、前記リング部の前記リング係合部が取り付けられる背部係合部を、前記用紙の前記綴じ穴の配置に応じて備え、
    前記背部係合部は2列に配置され、ループ状とした前記リング部の一端側の前記リング係合部が、前記背部の一方の列の前記背部係合部に取り付けられ、前記リング部の他端側の前記リング係合部が、前記背部の他方の列の前記背部係合部に取り付けられて、前記リング部が前記背部に取り付けられる
    ことを特徴とするバインダー。
  3. 前記リング係合部と前記背部係合部は、一方は凸状に突出した係合突起として構成され、他方は前記係合突起が嵌る凹状の係合穴部として構成される
    ことを特徴とする請求項記載のバインダー。
  4. 前記背部係合部は、一方の列は凸状に突出した係合突起として構成されると共に、他方の列は凹状の係合穴部として構成され、
    前記リング係合部は、前記背部係合部の前記係合突起が嵌る凹状の係合穴部を、前記リング部の一端側に備えると共に、前記背部係合部の前記係合穴部が嵌る凸状に突出した係合突起を、前記リング部の他端側に備え、
    ループ状とした前記リング部の一端側の前記係合穴部が、前記背部の一方の列の前記係合突起に取り付けられ、前記リング部の他端側の前記係合突起が、前記背部の他方の列の前記係合穴部に取り付けられて、前記リング部が前記背部に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項記載のバインダー。
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