JP4648338B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリズムシートや拡散シートを用いて導光板の表裏面の両方から光を出射することができる平面照明装置を用いた、例えば携帯電話等のモバイル製品の液晶表示装置に関するものである。
従来、表面方向と裏面方向の両方に液晶表示装置で表示する場合、例えば携帯電話等のモバイル製品では、主画面の液晶表示とケース等の裏側に副画面の液晶表示を行う時に、平面照明装置を組み込んだ液晶表示装置を2つ用いて、表裏面から観察できる様にした構成であった。
また、主画面の液晶表示には従来のバックライトを用いて、鮮明で明るいTFT液晶等の透過タイプの液晶を使用し、副画面にはバックライトの裏面に反射体等を設け反射タイプの液晶を使用して、表裏の2面から観察できる様にした構成の物はあった。
このように、従来の表面方向と裏面方向の両方に液晶表示装置で表示する場合、例えば携帯電話等のモバイル製品において、主画面の液晶表示とケース等の裏側に副画面の液晶表示を行う時に、平面照明装置を組み込んだ液晶表示装置を2つ用いて、表裏面から観察できる様にした構成では、2組のバックライトが必要となり、バックライトの構成の上で占める割合が大きな導光板を2つ必要となるとともに光源も2組必要となる。
また、モバイル製品(例えば携帯電話等)の液晶表示装置として使用される導光板は、重量や厚さにおいても大きな因子となってしまい、モバイル製品の軽量化や小型化(厚み)に課題がある。
さらに、光源を2組必要とするので、消費電力が多くなりバッテリー寿命の短期化となったり、電力確保のためにバッテリーの量を増やしてしまえば、より小形化や軽量化および経済性等に対して課題がある。
また、表裏面の両方に液晶表示装置を設ける場合に、主画面の液晶表示には従来のバックライトを用いて、鮮明で明るいTFT液晶等の透過タイプの液晶を使用し、副画面にはバックライトの裏面に反射体等を設け反射タイプの液晶を使用して、表裏の2面から観察できる様にした構成の物は、軽量や小型化に対しては十分満足できる。しかし、副画面に反射タイプの液晶を用いるため、輝度が低いとともにカラー画像の場合に色が鮮明でない課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、主液晶パネルと、主液晶パネルよりも小さな副液晶パネルとの2つの液晶パネルの間に設けた表面部と裏面部との双方から出射する導光板とからなる液晶表示装置であって、副液晶パネルに対向する導光板の間に部分的に開口部を有した部分的着色シートを設けコントラストを良くすることのできる主副2画面からなる液晶表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明の請求項1に係る液晶表示装置は、主液晶パネルと、主液晶パネルよりも小さな副液晶パネルと、これら主液晶パネルと副液晶パネルとの間に設けた表面部と裏面部との双方から出射する導光板を少なくとも有した平面照明装置を有する液晶表示装置であって、
副液晶パネルに対向し副液晶パネルよりもやや小さな開口窓を有したケースを設けるとともに、開口窓のサイズより若干小さい開口部を有した部分的な部分的着色シートを開口窓および副液晶パネルに対向するケースと導光板との間に設けたことを特徴とする。
請求項1に係る液晶表示装置は、主液晶パネルと、主液晶パネルよりも小さな副液晶パネルと、これら主液晶パネルと副液晶パネルとの間に設けた表面部と裏面部との双方から出射する導光板を少なくとも有した平面照明装置を有し、副液晶パネルに対向し副液晶パネルよりもやや小さな開口窓を有したケースを設けるとともに、開口窓のサイズより若干小さい開口部を有した部分的な部分的着色シートを開口窓および副液晶パネルに対向するケースと導光板との間に設けたので、副液晶パネルのコントラストを良くすることができる。
また、副液晶パネルに必要とする光のみを出射し、他の光を遮光することができる。また、副液晶パネルのコントラストを良くすることができ、特に小さくした時には反射性を有したケース等の端部で発生する散乱光を戻さずに遮光することができる。
さらに、反射体の色とした白色を利用した場合、反射体と開口部のコントラストを低減することができる。
さらに、請求項に係る液晶表示装置は、部分的着色シートが、暗色系で着色されてフィルム状であることを特徴とする。
請求項に係る液晶表示装置は、部分的着色シートが、暗色系で着色されてフィルム状であるので、副液晶パネルのコントラストを良くすることができる。
さらに、請求項に係る液晶表示装置は、導光板の表面部または/および裏面部に光偏向素子を設け、全反射または/および屈折し、自身面および対向面の双方の面から出射することを特徴とする。
請求項に係る液晶表示装置は、導光板の表面部または/および裏面部に光偏向素子を設け、全反射または/および屈折し、自身面および対向面の双方の面から出射するので、斑無く両面から出射することができる。
さらに、請求項に係る液晶表示装置は、平面照明装置の導光板の表面部または/および裏面部側にプリズムシートまたは/および拡散シートまたは/および偏光反射シートを設けたことを特徴とする。
請求項に係る液晶表示装置は、平面照明装置の導光板の表面部または/および裏面部側にプリズムシートまたは/および拡散シートまたは/および偏光反射シートを設けたので、導光板の表面部や裏面部からの出射角の大きな光線をプリズムシートによる屈折によって、一度に導光板の両面の双方から出射光を得ることができる。
また、拡散シートと一対のプリズムシートとによって全反射により出射した光を導光板の両面の双方に対して出射するので、指向性の有る光源や光線を用いて光偏向素子を設けた面のみで、一度に導光板の両面の双方から出射光を得ることができる。
さらに、プリズムシートと拡散シートとによって全反射により出射した光を導光板の両面の双方に対して出射するので、指向性の有る光源や光線を用いて光偏向素子を設けた面のみで、一度に導光板の両面の双方から出射光を得ることができる。
また、偏光反射シートを設ければ、高輝度を要求された場合の液晶パネルや液晶セルの視認性をさらに良好にすることができる。
また、請求項に係る液晶表示装置は、平面照明装置の導光板の一方側に副液晶パネルに対向する開口穴を有した反射体を設けたことを特徴とする。
請求項に係る液晶表示装置は、平面照明装置の導光板の一方側に副液晶パネルに対向する開口穴を有した反射体を設けたので、副液晶パネル側の開口穴以外に導光板から漏れた光を再び導光板に戻すことができるとともに目的に合ったサイズの平面出射光を得ることができる。
さらに、請求項に係る液晶表示装置は、光偏向素子が、真円弧、楕円弧、円錐、円柱、多角錐、多角柱の形状および連続または非連続な断面が円弧形、多角形の枕形のいずれかの凸部または凹部からなり、導光板の表面部または/および裏面部にランダムまたは同心位置に設けることを特徴とする。
請求項に係る液晶表示装置は、光偏向素子が、真円弧、楕円弧、円錐、円柱、多角錐、多角柱の形状および連続または非連続な断面が円弧形、多角形の枕形のいずれかの凸部または凹部からなり、導光板の表面部または/および裏面部にランダムまたは同心位置に設けるので、導光板の表面部や裏面部から出射角の大きい光線や出射角の小さい光線を出射することができる。
また、請求項に係る液晶表示装置は、プリズムシートが、断面形状を略三角形もしくは少なくとも1つの傾斜面を有し、プリズムシート面上に直形状もしくは同心な弧形状を有することを特徴とする。
請求項に係る液晶表示装置は、プリズムシートが、断面形状を略三角形もしくは少なくとも1つの傾斜面を有し、プリズムシート面上に直形状もしくは同心な弧形状を有するので、導光板から出射した出射角の大きい光線をプリズムシートにより表面部または/および裏面部に対し略直角方向に出射する。これにより、観測側に対して正面の表面全体から出射光を得ることができる。
以上のように、請求項1に係る液晶表示装置は、主液晶パネルと、主液晶パネルよりも小さな副液晶パネルと、これら主液晶パネルと副液晶パネルとの間に設けた表面部と裏面部との双方から出射する導光板を少なくとも有した平面照明装置を有し、副液晶パネルに対向し副液晶パネルよりもやや小さな開口窓を有したケースを設けるとともに、開口窓のサイズより若干小さい開口部を有した部分的な部分的着色シートを開口窓および副液晶パネルに対向するケースと導光板との間に設けたので、副液晶パネルのコントラストを良くすることができる。
また、副液晶パネルに必要とする光のみを出射し、他の光を遮光することができる。また、副液晶パネルのコントラストを良くすることができ、特に小さくした時には反射性を有したケース等の端部で発生する散乱光を戻さずに遮光することができる。
さらに、反射体の色とした白色を利用した場合、反射体と開口部のコントラストを低減することができる。
そのために、反射体の開口部を通しての副画面の視認を抑えることができる。
請求項に係る液晶表示装置は、部分的着色シートが、暗色系で着色されてフィルム状であるので、副液晶パネルのコントラストを良くすることができる。そのために、明るく見やすい画像や文字を認識することができる。
請求項に係る液晶表示装置は、導光板の表面部または/および裏面部に光偏向素子を設け、全反射または/および屈折し、自身面および対向面の双方の面から出射するので、斑無く両面から出射することができる。
そのために、表面部と裏面部の双方向から目的の大きさの平面光を得ることができるとともに主副の2画面から成る液晶表示装置等の平面照明として厚さを薄くできるとともに1つの光源で2つの平面照明を得ることができ、小型薄型経済性に優れている。
請求項に係る液晶表示装置は、平面照明装置の導光板の表面部または/および裏面部側にプリズムシートまたは/および拡散シートまたは/および偏光反射シートを設けたので、導光板の表面部や裏面部からの出射角の大きな光線をプリズムシートによる屈折によって、一度に導光板の両面の双方から出射光を得ることができる。
また、拡散シートと一対のプリズムシートとによって全反射により出射した光を導光板の両面の双方に対して出射するので、指向性の有る光源や光線を用いて光偏向素子を設けた面のみで、一度に導光板の両面の双方から出射光を得ることができる。
さらに、プリズムシートと拡散シートとによって全反射により出射した光を導光板の両面の双方に対して出射するので、指向性の有る光源や光線を用いて光偏向素子を設けた面のみで、一度に導光板の両面の双方から出射光を得ることができる。
そのために、見やすく利用者に対し操作性を良くしたり、誤認識を防いだりでき、便利さを良くすることができる。
また、偏光反射シートを設ければ、高輝度を要求された場合の液晶パネルや液晶セルの視認性をさらに良好にすることができる。
そのために、P波成分以外の自然光やS波成分は導光板側に反射されるので、この反射した光の成分を主画面側の輝度上昇分として利用することができる。
請求項に係る液晶表示装置は、平面照明装置の導光板の一方側に副液晶パネルに対向する開口穴を有した反射体を設けたので、副液晶パネル側の開口穴以外に導光板から漏れた光を再び導光板に戻すことができるとともに目的に合ったサイズの平面出射光を得ることができる。
そのために、目的に合ったサイズの平面出射光を2面の液晶パネルまたは液晶セルに出射できる。これにより、特に副画面等の画面の大きさを自由に設計することができ、汎用性に富む。
請求項に係る液晶表示装置は、光偏向素子が、真円弧、楕円弧、円錐、円柱、多角錐、多角柱の形状および連続または非連続な断面が円弧形、多角形の枕形のいずれかの凸部または凹部からなり、導光板の表面部または/および裏面部にランダムまたは同心位置に設けるので、導光板の表面部や裏面部から出射角の大きい光線や出射角の小さい光線を出射することができる。
そのために、光源の数、設ける位置、液晶表示装置の大きさに対して制限されることなく自由に設計することができる。
請求項に係る液晶表示装置は、プリズムシートが、断面形状を略三角形もしくは少なくとも1つの傾斜面を有し、プリズムシート面上に直形状もしくは同心な弧形状を有するので、導光板から出射した出射角の大きい光線をプリズムシートにより表面部または/および裏面部に対し略直角方向に出射する。これにより、観測側に対して正面の表面全体から出射光を得ることができる。
そのために、明るく見やすい画像や文字を認識することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
尚、本発明は、主液晶パネルと、主液晶パネルよりも小さな副液晶パネルとの2つの液晶パネルの間に設けた導光板の表面部や裏面部に光偏向素子を設け、表面部と裏面部との双方から出射する導光板とからなる液晶表示装置であって、ケースの開口窓のサイズより若干小さい開口部を有した部分的な部分的着色シートを開口窓および副液晶パネルに対向するケースと導光板との間に設けコントラストを良くすることのできる薄型で省エネ効果が有る主副2画面からなる液晶表示装置を提供することにある。
図1(a)は2つの液晶パネルまたは液晶セルの間に両面から出射する平面照明装置を配した本発明に係る液晶表示装置の略斜視図であり、携帯電話の正面斜視図、同図(b)は携帯電話の背面斜視図、図2(a)は折り畳み式携帯電話の正面斜視図、同図(b)は折り畳み式携帯電話の背面斜視図、図3は本発明に係る液晶表示装置の略側面断面図であり、1つの平面照明装置の両面側に主液晶表示装置と副液晶表示装置を設けた場合の一例を示す図、図4は本発明に係る平面照明装置の一例を示す部分拡大側断面図、図5乃至図7は本発明に係る平面照明装置の他の例を示す部分拡大側断面図、図8は本発明に係る平面照明装置の更に他の例を示す略斜視図、図9は本発明に係る平面照明装置の導光板に形成される光偏向素子と光源の位置関係を示す平面図、図10は本発明に係る平面照明装置の導光板に形成される光偏向素子と光源の位置関係を示す他の例の平面図、図11は図9のB−B線、図10のa−a線の部分断面図、図12は本発明に係る平面照明装置を含む液晶表示装置の他の実施の形態を示す略側面断面図、図13(a),(b)は部分的着色シートの開口部の効果を説明するための図、図14(a),(b)は部分的着色シートの有無の効果を説明するための図、図15は本発明に係る平面照明装置を含む液晶表示装置のさらに他の実施の形態を示す略側面断面図、図16は図15の液晶表示装置における平面照明装置の分解斜視図である。
図1(a),(b)および図2(a),(b)は、本発明に係る平面照明装置を用いた液晶表示装置からなるモバイル製品の一例として、携帯電話を示すものである。
携帯電話2は、表面側ケース3と裏面側ケース4との中に各種の部品を収納している。表面側ケース3には、番号等の各種の押しボタンや電話機としての各種情報表示する主画面5を備えている。この主画面5は、図示しない主の液晶パネルや液晶セル等を有し、その下部にバックライトの導光板を備えている。
さらに、裏面側ケース4には、時刻や着信時の相手先の電話番号等の各種情報表示する副画面6を備えている。この副画面6は、図示しない副の液晶パネルや液晶セル等を有し、その下部にバックライトの導光板を備えている。
尚、これら主および副の液晶パネルや液晶セルのバックライトに用いる導光板は、単一の両面または片面成型の導光板から構成されるものである。
以下、上記携帯電話2などモバイル製品に採用される本発明に係る平面照明装置を含む液晶表示装置1の構成について説明する。
図3に示すように、液晶表示装置1は、導光板7に光を供給する光源11と、光源11により導光板7の内部に存在した光を表面部8と裏面部9との両面に出射するために凸形状や凹形状のプリズムやドット等からなる光偏向素子71を表面部8と裏面部9との各々に設けた導光板7と、導光板7の表面部8や裏面部9の上部に表面部8や裏面部9から出射した光線を略垂直に出射するためのプリズムシート12や出射光を拡散して均一にさせるための拡散シート13等を備え、さらに表面部8や裏面部9からの出射光の出射面積をコントロールするために開口14aを部分的に有した反射体14から構成される平面照明装置と、表面部8や裏面部9および反射体14の上部位置に液晶パネル5や液晶セル5および液晶パネル6や液晶セル6を備えて構成される。
導光板7は、透明なアクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート(PC)等で略矩形状に成形される。導光板7は、側面部の少なくとも1つを入射部10とし、表面部8または/および裏面部9に光偏向素子71を有している(図3の例では表面部8および裏面部9)。
また、導光板7に設けられる光偏向素子71は、図4乃至図8に示すように、目的に合わせて配置、分布および形状が決められる。
ここで、例えば導光板7の材料をポリカーボネート(PC)樹脂とした場合、ポリカーボネート樹脂の屈折率n=1.59である。従って、入射部10から空気層を介して導光板7内に入った光線は、0≦|α|≦sin-1(1/n)(但し、nは空気層とし屈折率n=1)の式より、略屈折角α=±38.9713°の範囲内の光として導光板7内に存在する。
また、屈折角α=±38.9713°の範囲内で導光板7内に入射した光は、導光板7と空気層(屈折率n=1)との境界面では、sinγ=(1/n)の式により臨界角を表わすことができる。例えば一般の導光板7に使用されている樹脂材料であるポリカーボネート樹脂の屈折率はn=1.59程度であるので臨界角γはγ=38.97°程度になる。尚、アクリル樹脂(PMMA)材を用いた導光板の場合には、アクリル樹脂の屈折率nがn=1.49程度であり、屈折角αはα=42.38°程度となるので、臨界角γもγ=42.38°程度となる。
本例の液晶表示装置1に使用される平面照明装置としては、図4に示すように、導光板7の表面部8と裏面部9とに凸形状や凹形状の光偏向素子71を形成し、導光板7の両面(表面部8側および裏面部9側)にプリズムシート12を設ける構成とすることができる。この場合、入射部10から導光板7内に進んだ光のうち、光線L1,L2,L3,L4は、表面部8や裏面部9方向に進み、光偏向素子71の入射部10方向や入射部10の反対方向の傾斜面によって全反射を行う。この全反射した光線L12,L22,L32,L42は、対向する面の方向に進み、臨界角を破って導光板7から光線L13,L23,L33,L43を出射する。即ち、光偏向素子71を設けた面とは互いに対向する反対側から光線が出射する。
また、この時、導光板7に設けた光偏向素子71の形状(光線と全反射する角度)によって、出射角度が大きな光線L33やL43の場合には、導光板7に頂角が向くように導光板7の上部(表面部8)に設けられるプリズムシート12により、出射角が大きな光線L33やL43をプリズムシート12の1傾斜面からやや屈折し、光線L34やL44としてプリズムシート12内に進む。この光線L34やL44は、さらにプリズムシート12の他の1傾斜面で全反射を行い、導光板7の面に対し略垂直に偏向して光線L35やL45を出射する。
さらに、図5や図6に示すように、導光板7の表面部8または裏面部9のどちらかに光偏向素子71を形成し、光偏向素子71が形成された面側(図5や図6の例では、導光板7の裏面部9側)に拡散シート13を設け、光偏向素子71が形成されていない面側(図5や図6の例では、導光板7の表面部8側)にプリズムシート12を設ける構成とすることができる。この場合、光偏向素子71の形状や光線の入射角度によって光偏向素子71に達した光線L01,LL1のうち、一部の光線L02が全反射を行い、対向する面方向(表面部8)に進み、導光板7の臨界角を破って外部に光線L03を出射する。また、一部の光線LL2は、光偏向素子71で屈折して透過し、外部に光線LL3を出射する。
また、この時、導光板7に設けた光偏向素子71の形状(光線と全反射する角度)によって、出射角度が大きな光線L03の場合には、導光板7に頂角が向くように導光板7の上部(表面部8)に設けられるプリズムシート12により、出射角が大きな光線L03をプリズムシート12の1傾斜面からやや屈折して、プリズムシート12内に光線L04として進む。この光線L04は、さらにプリズムシート12の他の1傾斜面で全反射を行い、導光板7の面に対し略垂直に偏向して光線L05を出射する。
さらに、光偏向素子71で屈折して透過し外部に出射した光線は、光を拡散する拡散シート13によって拡散されて広がりを持つ光コーンLLdを外部に出射する。
尚、図5は光偏向素子71が凹形状の場合を示し、図6は光偏向素子71が凸形状の場合を示している。
また、図7に示すように、導光板7の表面部8と裏面部9とに凸形状や凹形状の光偏向素子71を形成し、導光板7の両面(表面部8側および裏面部9側)にプリズムシート12を設ける構成とすることができる。この場合、光偏向素子71に達した光線LBが光偏向素子71によって屈折して表面部8や裏面部9から外部に光線LB1を出射する。
この時、出射光線LB1は、入射部10と反対方向へ出射する。そのため、表面部8や裏面部9の上部に設けられるプリズムシート12により、導光板7から出射した光線LB1を導光板7に頂角が向くプリズムシート12によってプリズムシート12の1傾斜面からやや屈折して、プリズムシート12内に光線LB2が進む。この光線LB2は、さらにプリズムシート12の他の1傾斜面で全反射を行い、導光板7の面に対して略垂直に偏向して光線LB3を出射する。
尚、ここでは、光偏向素子71を円弧形状の凸形状や凹形状等によって説明をしたが、他の形状である楕円弧、円錐、円柱、多角錐、多角柱等の形状を導光板7の表面部8や裏面部9にランダムに設けたり、円弧形や多角形の断面を有する枕形状の凸部や凹部の光偏向素子71を連続または非連続に設けるようにしても良い。
また、光偏向素子71が楕円弧、円錐、円柱、多角錐、多角柱等の凸形状や凹形状の場合でも上述した構成と同様の作用および効果が得られ、説明が重複するので、ここでは説明を省いている。
さらに、図8および図9や図10に示すように、導光板7は、表面部8や裏面部9の両面や片面に円弧形や多角形の断面を有する枕形状の凸部や凹部の光偏向素子71を同心位置に連続または非連続に設ける構成としてもよい。
図8の例では、導光板7に対して光源11を隅に設けるために光源11に対向するように光偏向素子71を光源11を中心とした同心円位置に設けられる。また、導光板7の隅には、光源11を導光板7内に収納するための収納部70が一体形成される。そして、この収納部70に光源11を挿入し、機械的安定を図っている。
また、図8において、導光板7の両面側に設けられるプリズムシート12には、導光板7に設けた光偏向素子71と同様に光偏向素子71に対応させて頂角72が円弧分布をし、導光板7の表面部8や裏面部9に頂角72が向いている。
さらに、図9や図10のように、光偏向素子71を導光板7の表面部8や裏面部9に対し、光源11を中心として同心位置に連続または非連続に設けるようにしてもよい。
図9は導光板7の隅位置に光源11を設けたもので、図10は導光板7の中央位置に光源11を設けたものである。そして、稜と谷が交互に例えば奇数番が稜S1,S3等、そして偶数番が谷S2,S4等になる。
尚、図9のB−B線および図10のa−a線は同心の稜の法線と直角をなし、図11はB−B線およびa−a線における導光板の部分拡大側断面図を示している。
ところで、図9に示すB−B線での断面や図10に示すa−a線での断面における導光板7の光偏向素子71は、図11に示すように、断面が三角形であるが、導光板7の表面部8や裏面部9からの出射光に合わせて二等辺三角形でなくとも良い。光偏向素子71の形状を例えば直角三角形や台形および傾斜面が円弧を描く三角形や台形としてもよい。
そして、図11に示すように、導光板7の表面部8や裏面部9に光偏向素子71を設けた場合には、この光偏向素子71に達した光線LC0が光偏向素子71によって屈折して表面部8や裏面部9から外部に光線LC1が出射する。
また、光線LC01が光偏向素子71によって全反射した光線LCrは、対向する面に進み、光偏向素子71によって屈折して表面部8や裏面部9から外部に光線LC1が出射する。
さらに、表面部8や裏面部9の上部にプリズムシート12を設け、導光板7から出射した光線LC1を導光板7に頂角が向くプリズムシート12によってプリズムシート12の1傾斜面からやや屈折して、プリズムシート12内に光線LC2が進む。この光線LC2は、さらにプリズムシート12の他の1傾斜面で全反射を行い、導光板7の面に対し略垂直に偏向して光線LC3を出射する。
尚、図8の例では、導光板7の光偏向素子71をプリズム形状としたが、先に述べたように円弧、楕円弧、円錐、円柱、多角錐、多角柱等の凸形状や凹形状のドットを連続的に同心位置に設けても良い。
プリズムシート12は、アクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート(PC)等の透明樹脂から成形される。プリズムシート12は、断面形状が略三角形もしくは少なくとも1つの傾斜面を有するプリズム面を形成し、導光板7から出射した光を導光板7に対し、略垂直に偏向して全反射させる。
また、プリズムシート12は、シート面上に直形状に設けたり、もしくは図8や図10に示したように同心な弧形状に設けることができる。
拡散シート13は、アクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート(PC)等の透明樹脂から成形される。拡散シート13は、微小の凹凸面を有し、光線を広い光コーンのように光を広げる役目を行う。
反射体14は、例えば図3に示すように、副画面6等に用いる小型の液晶パネル6や液晶セル6の大きさに対応させた開口14aを設けて、副画面6に必要な平面光源を液晶パネル6や液晶セル6等に供給する。
また、導光板7やプリズムシート12および拡散シート13等に対向する面を金属や金属の光沢の有る材料および白色を有する材料等により導光板7から漏れた光を再度導光板7に戻し無駄無く光を利用する。
光源11は、CCFL(冷陰管)等からなり、直線線状やエル字形(L)やコの字形等の形状をなし、直接光は導光板7の入射部10から導光板7内に入射する。また、必要に応じて図示しないリフレクタ等を用いて、入射部10から入射する以外の他の光はリフレクタで反射されながら光源11とリフレクタとの空間を通って導光板7内に入射する。
また、光源11は、線状のCCFLに限定されず、線状光源として半導体発光素子を並べたアレー状のものでも良い。
さらに、光源11は、半導体発光素子による例えばLEDやレーザ等で構成し、単色光やRGB(赤色、緑色、青色)からなる白色や蛍光材料を用いて波長変換することによって白色光にしたものを用いることもできる。
また、導光板7の二つの側面部が交差する隅に、あるいは複数の入射部10を持つ場合には、各入射部に異なる発光色の光源11を用いて導光板7全体から白色の光を出射しても良い。
尚、ここでは図示しないが、光源11の外周に金属や金属の光沢のある材料および白色を有する材料からなるリフレクタを備えても良い。
液晶パネル5,6および液晶セル5,6は、TFT等に代表される透過型液晶から成り、RGBに対応したピクセルを多数設け、RGB信号に対応して光のシャッタ機能を有している。尚、ここでは図示しないが、これらRGBに対応したカラーフィルタをも備えている。
ところで、本例では、平面照明装置を含む液晶表示装置として図12に示す構成のものも採用することができる。なお、図12において、図3の液晶表示装置1と同等の構成要素には同一番号を付し、その具体的構成や作用についても同様なので説明を省略している。
図12に示す液晶表示装置1は、光源11、導光板7、プリズムシート12、拡散シート13、偏光反射シート21、部分的着色シート22、ケース23、主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6を備えて概略構成される。
光源11は、導光板7の入射部10に光を供給している。導光板7は、側面部の少なくとも1つを入射部10とし、表面部8または/および裏面部9に凸形状や凹形状のプリズムやドット等からなる光偏向素子71を有している(図12の例では表面部8および裏面部9)。
プリズムシート12は、導光板7の表面部8の上方と裏面部9の下方に設けられる。プリズムシート12は、導光板7に頂角が向くプリズム面を有し、導光板7の表面部8や裏面部9から出射した光線を略垂直に出射させている。
拡散シート13は、一方のプリズムシート12の上方と他方のプリズムシート12の下方に設けられる。拡散シート13は、プリズムシート12から略垂直に出射される光線を拡散して広がりを持つ光コーンを出射している。
偏光反射シート21は、導光板7の裏面部9側に配置される拡散シート13の下方に設けられる。偏光反射シート21は、平面照明装置(両面発光バックライト)の要求輝度として更に高輝度が要求された場合、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6側のケース23の開口23aからの副画面の視認性をさらに良好にする場合に利用する。また、この偏光反射シート21は、偏光軸が副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の偏光軸と同一となるように設置される。
偏光反射シート21を備えた構成では、平面照明装置から放射されるP波、S波成分のうちP波成分のみ方向軸をあわせて透過している。その際、自然光やS波成分は反射して平面照明装置側に反射する。この平面照明装置側に反射した光の成分は、主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5側の輝度上昇分に利用される。これにより、主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5側の輝度を約10%〜20%上昇させることができる。
また、偏光反射シート21の反射の働きを利用することにより、主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5側から副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6が臨むケース23の開口部23aの視認性を低減することができる。
さらに、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の偏光軸との偏光反射シート21の偏光軸をあわせることにより、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の透過後の輝度を約5%〜10%上昇させることができる。
部分的着色シート22は、偏光反射シート21の下方に位置し、平面照明装置の各構成要素が収容されるケース23の最下層に配置される。部分的着色シート22には、ケース23の開口23aに対応して開口部22aが形成されている。これら開口部22aおよび開口窓23aは、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の大きさに合わせて形成される。そして、ケース23の開口23aおよび部分的着色シート22の開口部22aからは、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の表面が臨んでいる。また、導光板7の表面部8側の拡散シート13の上方には主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5が配置される。
ところで、部分的着色シート22の開口部22aをケース23の開口23aと同等の大きさにした場合、図13(b)に示すように、ケース23の開口23aの端面で発生する散乱光の平面照明装置側への戻り光を遮光できないという問題を生じる。
そこで、本例では、ケース23が明色(白色系)の場合、図13(a)に示すように、部分的着色シート22の開口部22aをケース23の開口23aのサイズより若干小さく設定している。これにより、ケース23の開口23aの端面で発生する散乱光の平面照明装置側への戻り光を遮光することができる。
この部分的着色シート22を用いた構成によれば、平面照明装置の各構成要素が収容されるケース23と開口23aのコントラストを低減させることができる。
さらに説明すると、従来より両面発光方式バックライトとしては、図14(b)に示すように、ケース23の開口23aに副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6(偏光板独自の暗色、吸収)が直視される状況にある。このため、ケース23と副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の反射の度合いが異なることが原因で主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5側からこの明暗の差(コントラスト)が顕著に確認できる。
そこで、本例では、図14(a)に示すように、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6側の最下層、すなわち、ケース23の内面に暗色系(黒色、濃灰色等)で着色されたフィルム状の部分的着色シート22を備えた構成とし、上記コントラストの低減を図っている。これにより、主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5側から副画面として用いる液晶パネル6や液晶セル6が臨むケース23の開口23aの視認を抑えることができる。
ところで、上述した図3や図12に示す構成では、導光板7の表面部8または/および裏面部9に設けられるプリズムシート12のプリズム面の頂角72が導光板7側に向いているが、図15や図16に示すように、プリズムシート12のプリズム面の頂角72が導光板7の反対側に向く構成とすることもできる。
図15は平面照明装置を含む液晶表示装置の他の実施の形態を示す略側面断面図、図16は図15における平面照明装置の分解斜視図である。なお、図3や図12と同等の構成要素には同一番号を付し、その具体的構成や作用についても同様なので説明を省略している。
図15に示す液晶表示装置1は、光源11、導光板7、拡散シート13、プリズムシート12、偏光反射シート21、部分的着色シート22、ケース23、主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6を備えて概略構成される。
光源11は、導光板7の入射部10に光を供給している。導光板7は、側面部の少なくとも1つを入射部10とし、表面部8や裏面部9に凸形状や凹形状のプリズムやドット等からなる光偏向素子71を有している(図15の例では裏面部9)。
拡散シート13は、導光板7の表面部8の上方と裏面部9の下方に設けられる。拡散シート13は、導光板7の表面部8や裏面部9から出射される光線を拡散して広がりを持つ光コーンを出射している。
プリズムシート12は、プリズム面が互いに交差(90°)する一対のプリズムシート12A,12Bで構成される。このプリズムシート12は、一方の拡散シート13の上方と他方の拡散シート13の下方に設けられる。一対のプリズムシート12A,12Bは、導光板7の反対側に頂角が向くプリズム面を有し、拡散シート13から出射した光線を略垂直に出射させている。
偏光反射シート21は、導光板7の裏面部9側に配置されるプリズムシート12の下方に設けられる。偏光反射シート21は、偏光軸が副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の偏光軸と同一となるように設置され、前述した機能および作用効果を有している。
部分的着色シート22は、図13および図14を用いて説明した前述の機能および作用効果を有している。この部分的着色シート22は、偏光反射シート21の下方に位置し、平面照明装置の各構成要素が収容されるケース23の最下層に配置される。部分的着色シート22には、ケース23の開口23aに対応して開口部22aが形成されている。そして、ケース23の開口23aおよび部分的着色シート22の開口部22aからは、副画面として用いる液晶パネル6または液晶セル6の表面が臨んでいる。また、導光板7の表面部8側のプリズムシート12の上方には主画面として用いる液晶パネル5または液晶セル5が配置される。
部分的着色シート22の開口部22aは、ケース23が明色(白色系)の場合、ケース23の開口23aのサイズより若干小さく設定する。これにより、ケース23の開口23aの端面で発生する散乱光の平面照明装置側への戻り光を遮光することができる。
そして、上記のように構成される液晶表示装置1を例えば写真機機能を有した携帯電話に採用した場合には、ファインダの役目をし、写真等の静止画像の確認をすることができる。同様に、動画の場合でも、ビデオカメラのファインダービュ(モニター)の役目をし、動画画像の確認をすることができる。
ところで、図12や図15に示す液晶表示装置1において、ケース23に代えて、副画面に用いる小型の液晶パネル6や液晶セル6の大きさに対応させた開口14aを有する反射体14としても良い。
(a),(b)2つの液晶パネルまたは液晶セルの間に両面から出射する平面照明装置を配した本発明に係る液晶表示装置の略斜視図であり、携帯電話の正面斜視図および背面斜視図 (a),(b)2つの液晶パネルまたは液晶セルの間に両面から出射する平面照明装置を配した本発明に係る液晶表示装置の略斜視図であり、折り畳み式携帯電話の正面斜視図および背面斜視図 本発明に係る液晶表示装置の略側面断面図であり、1つの平面照明装置の両面側に主液晶表示装置と副液晶表示装置を設けた場合の一例を示す図 本発明に係る平面照明装置の一例を示す部分拡大側断面図 本発明に係る平面照明装置の他の例を示す部分拡大側断面図 本発明に係る平面照明装置の他の例を示す部分拡大側断面図 本発明の係る平面照明装置の他の例を示す分解斜視図 本発明に係る平面照明装置の更に他の例を示す略斜視図 本発明の係る平面照明装置の導光板の一例を示す平面図 本発明に係る平面照明装置の導光板に形成される光偏向素子と光源の位置関係を示す他の例の平面図 図9のB−B線、図10のa−a線の部分断面図であり、本発明に係る平面照明装置を採用した液晶表示装置の平面図および裏面図 本発明に係る平面照明装置を含む液晶表示装置の他の実施の形態を示す略側面断面図 (a)反射体(ケース)の開口より小さい開口部を有する部分的着色シートを反射体(ケース)の内面側に設けた場合の部分断面図 (b)反射体(ケース)の開口と同じ大きさの開口部を有する部分的着色シートを反射体(ケース)の内面側に設けた場合の部分断面図 (a)反射体(ケース)の内面側に部分的着色シートが有る場合の部分断面図 (b)反射体(ケース)の内面側に部分的着色シートが無い場合の部分断面図 本発明に係る平面照明装置を含む液晶表示装置のさらに他の実施の形態を示す略側面断面図 図15の液晶表示装置における平面照明装置の分解斜視図
1 液晶表示装置
2 携帯電話
3 表面側ケース
4 裏面側ケース
5 主画面(主の液晶パネル,主の液晶セル)
6 副画面(副の液晶パネル,副の液晶セル)
7 導光板
8 表面部
9 裏面部
10 入射部
11 光源
12 プリズムシート
13 拡散シート
14 反射体
14a 開口
21 偏光反射シート
22 部分的着色シート
22a 開口部
23 ケース
23a 開口
70 収納部
71 光偏向素子
72 円弧分布プリズムシートの頂角
α 屈折角
n 屈折率
γ 臨界角
S1,S3 凸稜ライン
S2,S4 谷(凹稜)ライン
LLd 光コーン
L01,L02,L03,L04,L05,L1,L2,L3,L4,L12,L13,L22,L23,L32,L33,L34,L35,L42,L43,L44,L45,LB,LB1,LB2,LB3,LL1,LL2,LL3 光線

Claims (7)

  1. 主液晶パネルと、前記主液晶パネルよりも小さな副液晶パネルと、これら前記主液晶パネルと前記副液晶パネルとの間に設けた表面部と裏面部との双方から出射する導光板を少なくとも有した平面照明装置を有する液晶表示装置であって、
    前記副液晶パネルに対向し前記副液晶パネルよりもやや小さな開口窓を有したケースを設けるとともに、前記開口窓のサイズより若干小さい開口部を有した部分的な部分的着色シートを前記開口窓および前記副液晶パネルに対向する前記ケースと前記導光板との間に設けたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記部分的着色シートは、暗色系で着色されてフィルム状であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記導光板は、表面部または/および裏面部に光偏向素子を設け、全反射または/および屈折し、自身面および対向面の双方の面から出射することを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 前記平面照明装置は、前記導光板の前記表面部または/および前記裏面部側にプリズムシートまたは/および拡散シートまたは/および偏光反射シートを設けたことを特徴とする請求項記載の液晶表示装置。
  5. 前記平面照明装置は、前記導光板の一方側前記副液晶パネルに対向し、前記ケース内側に、前記ケースと前記部分的着色シートとの間に前記副液晶パネルよりもやや小さいまたは前記開口窓と同等の開口穴を有した反射体を設けたことを特徴とする請求項記載の液晶表示装置。
  6. 前記光偏向素子は、真円弧、楕円弧、円錐、円柱、多角錐、多角柱の形状および連続または非連続な断面が円弧形、多角形の枕形のいずれかの凸部または凹部からなり、前記導光板の表面部または/および裏面部にランダムまたは同心位置に設けることを特徴とする請求項記載の液晶表示装置。
  7. 前記プリズムシートは、断面形状を略三角形もしくは少なくとも1つの傾斜面を有し、前記プリズムシート面上に直形状もしくは同心な弧形状を有することを特徴とする請求項記載の液晶表示装置。
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