JP2006066120A - 光源装置、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

光源装置、電気光学装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 輝度ムラの発生を回避することができる光源装置、電気光学装置および電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 光源1と、光源1の光出射面に対して端面が対向するように配置された導光板2と、導光板2の平面上に配置された拡散シート3と、拡散シート3における導光板2側とは逆側の面上に配置された第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5と、を有する光源装置40Aであって、光源1から出射された光が拡散シート3を経由することなく第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射することを防ぐ構造を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光源装置、電気光学装置および電子機器に関するものである。
従来、透過型又は半透過反射型の液晶装置に用いられるバックライトとしては、大型のものでは光源に冷陰極管を用い、小型のものではLED(Light Emitting Diode)を用いたものが一般的であった。従来の液晶装置は、バックライトと、このバックライト上に配設され、バックライトから出射された光の方向を液晶装置の正面方向へ変化させるためのプリズムシートとからなる照明装置と、プリズムシート上に配置された液晶パネルとを備えて構成されているものがある。
液晶パネルは、透過型又は半透過反射型の液晶パネルであり、バックライトから出射された光を利用して透過表示を行うようになっている。バックライトは、透明の導光板と、光出射口側が導光板の端面と対向して配置された光源(冷陰極管又はLED)と、導光板の外面側に貼着された反射板とから構成されているものがある。プリズムシートは、アクリル樹脂などからなる透明の板材であり、その一面側が側面三角波状のプリズム形状が形成されたプリズム面とされているものがある。
上記従来の液晶装置は、バックライトの光源から出射された光を導光板の内部に導入し、この導光板内を伝搬する光を反射板や導光板の下面側に形成されたプリズム面で反射させることにより液晶パネル側へ出射させるようになっている。そして、導光板の上面から出射された光は拡散シートおよびプリズムシートへ導入され、その上面へ透過される際に、プリズムシートのプリズム面により屈折されて液晶パネルを照明する。
通常、液晶装置が使用される場合、液晶装置の液晶パネルは使用者の正面に配置されるが、バックライトから出射される光の強度は、導光板の正面からやや斜いた方向(導光板の法線方向からやや傾いた方向)で最大となり、導光板の正面方向(導光板の法線方向)では、それほど出射光量は大きくない。そこで、この出射光量が最大となる方向をプリズムシートにより導光板の正面方向へ向けることで、使用者の視線方向への出射光量を増加させ、実質的に明るい表示を得るようになっている。すなわち、このような斜め方向からプリズムシートに入射する光をプリズムシートの正面方向(法線方向)へ出射させるために、そのプリズム頂角が90°に設定されている。このようなプリズム頂角が90°のプリズムシートをバックライトと液晶パネルの間に配置することにより、0°方向(導光板の法線方向)の出射光量が最大となるようにすることができ、この方向における光量をプリズムシートを用いない場合に比して大幅に向上させることができる。
また、従来においては、光を出射する面状発光部とプリズムシートとの間に光学手段を配置した照明装置(光源装置)が考え出されている。その照明装置の光学手段は、面状発光部から該光学手段に出射された光のうち上記面状発光部の法線方向に対して所定の角度範囲で出射された光の少なくとも一部は上記角度範囲より広角範囲で回折または散乱して上記プリズムシート側に出射でき、上記角度範囲より大きい角度範囲で出射された光の少なくとも一部は透過して上記プリズムシート側に出射できるものである。このような構成にすると、プリズムシートに対して法線方向から光が入射するとその光が面状発光部側に戻ってしまうので、上記光学手段を用いて、面状発光部から法線方向に出射される光を意図的に法線方向から外れた方向に回折または散乱させてやり、面状発光部側に戻る光を少なくすることで、正面方向の輝度を向上させることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−195303号公報
上記液晶装置及び照明装置では、コンパクト化及び薄型化などの要請より、一般に、光源が導光板の端面側に対向して配置され、導光板上に光学手段(例えば拡散シート)が配置され、光学手段上にプリズムシートが配置される構成となる。ここで、光源と導光板の端面とを密着させるのは、製造技術上、困難である。したがって、光源から出射された光の全部を導光板に入射させることができず、その出射光の一部は拡散シートを経ずにプリズムシートの端面などから直接に該プリズムシートに入射してしまう。するとプリズムシートが側面三角波形であることから、その三角波形の谷に沿うように輝度の高い領域が発生してしまう。これらにより、上記従来の液晶装置及び照明装置では、光源から出射された光の一部が直接プリズムシートに入射するので、輝度ムラが生じてしまうという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、輝度ムラの発生を回避することができる光源装置、電気光学装置および電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを回避でき、簡便に、輝度ムラの発生を回避することができる光源装置、電気光学装置および電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光源装置は、光源と、前記光源の光出射面に対して端面が対向するように配置された導光板と、前記導光板の平面上に配置された拡散シートと、前記拡散シートにおける導光板側とは逆側の面上に配置されたプリズムシートと、を有する光源装置であって、前記光源から出射された光が前記拡散シートを経由することなく前記プリズムシートに入射することを防ぐ構造を有することを特徴とする。
本発明によれば、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを防ぐことができる。そして、光源から出射された光は、(導光板に入射後に)拡散シートに入射し、次いでその拡散シートから出射され、その出射光がプリズムシートに入射することとなる。これにより、本発明によれば、少なくとも拡散シートで拡散された光がプリズムシートに入射し、そのプリズムシートで所定方向に出射させることができるので、輝度ムラが発生することを回避することができる。例えば、光源から出射された光が直接にプリズムシートに入射すると、そのプリズムシートのプリズム形状により、輝度ムラが生じてしまう。本発明によれば、この輝度ムラの発生を回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記プリズムシートが、互いに重ねられた第1プリズムシートと第2プリズムシートとからなり、前記第1プリズムシート及び第2プリズムシートは、周期的な凹凸が形成されて構成されており、前記第1プリズムシートの凸凹の峰がなす方向と、前記第2プリズムシートの凸凹の峰がなす方向とは、交差していることが好ましい。
本発明によれば、例えば拡散シートから出射されて第1プリズムシート及び第2プリズムシートに入射した光を、第1プリズムシート及び第2プリズムシートの正面方向(法線方向)に出射させることができる。従来の光源装置のように、第1プリズムシート又は第2プリズムシートの端面などに光源から出射された光が直接入射すると、そのプリズムシートの凸凹形状の谷(溝)に沿うように高輝度領域が発生してしまう。本発明によれば、第1プリズムシート又は第2プリズムシートの端面などに光源から出射された光が直接入射することを回避できるので、前記高輝度領域の発生を回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記拡散シートの平面形状が、前記プリズムシートの平面形状よりも大きいことが好ましい。
本発明によれば、光源側からプリズムシート側を見たときに、プリズムシートの全面を拡散シートが覆うように配置することができる。そこで、本発明によれば、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを回避でき、輝度ムラの発生を回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記拡散シートの外縁が、前記プリズムシートの外縁よりも外側に張り出していることが好ましい。
本発明によれば、光源から出射された光のうちでプリズムシートの端面方向に出射された光は、拡散シートの外縁付近に入射することとなる。したがって、本発明によれば、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを回避でき、輝度ムラの発生を回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記光源が、前記導光板の端面と対向するように配置されているとともに、該導光板の端面に対して隙間を持って配置されており、前記拡散シートは、前記導光板及び前記隙間を覆うように配置されていることが好ましい。
本発明によれば、光源と導光板との間に隙間があっても、光源から出射された光が拡散シートを介さずに直接プリズムシートに入射することを回避することができる。従来の光源装置では、例えば導光板、拡散シート及びプリズムシートそれぞれの端面がそろっているので、光源と導光板との間に隙間があると、その隙間において、光源から出射された光がプリズムシートの端面に直接入射してしまう。ここで、上記隙間を全く無くすことは、光源装置の設計上及び製造上困難である。本発明によれば、拡散シートが導光板及び前記隙間を覆うように配置されているので、光源から出射された光が隙間を介して直接プリズムシートに入射することを回避できる。そこで、本発明によれば、簡便に、輝度ムラが発生することを回避する構成とすることができる。
また、本発明の光源装置は、前記光源が基板に取り付けられており、前記基板の一部は前記導光板の拡散シート側の面の一部を覆うように配置されており、前記拡散シートは、前記導光板及び前記基板の一部を覆うように配置されていることが好ましい。
本発明によれば、基板の一部上に拡散シートの一部(縁部)が重なるように配置されているので、光源からプリズムシートに向かって出射された光は、基板に遮られるか、導光板及び拡散シートに入射することとなる。そこで、本発明によれば、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを回避でき、輝度ムラが発生することを回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記光源及び導光板が同一の反射面に配置されている反射シートを有し、前記光源における基板側とは逆側が前記反射シート側となっており、前記導光板における拡散シート側とは逆側が前記反射シート側となっていることが好ましい。
本発明によれば、反射シート上に光源及び導光板が配置されるので、光源から出射された光が導光板の端面からその導光板に入射し、また反射シートで反射しながら導光板内を伝播する光も生じる。そこで、本発明によれば、導光板内において光伝達効率を向上させるとともに輝度分布をより均一化でき、輝度ムラの発生をより回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記拡散シートが、前記基板と該拡散シートとの隙間と、前記導光板とを覆うように配置されていることが好ましい。
本発明によれば、基板の一部上に拡散シートの一部(縁部)が重なるように配置されているので、光源からプリズムシートに向かって出射された光は、基板に遮られるか、導光板及び拡散シートに入射することとなる。そこで、本発明によれば、光源と導光板との間に隙間があっても、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを回避でき、輝度ムラが発生することを簡便に回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記拡散シートが、前記光源と、該光源と前記導光板との隙間と、該導光板とを覆うように配置されていることが好ましい。
本発明によれば、光源から出射された光の経路において、光源とプリズムシートとの間に必ず拡散シートが配置された構成となっている。そこで、本発明によれば、光源と導光板との間に隙間があっても、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを回避でき、輝度ムラが発生することを簡便に回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記光源が基板に取り付けられており、前記基板の一部は、前記導光板の拡散シート側とは逆側の面の一部を覆うように配置されており、前記光源及び前記導光板が同一の反射面に配置されている反射シートを有し、前記基板の一部と前記反射シートとは、前記導光板の同一面上に配置されていることが好ましい。
本発明によれば、例えば導光板の底面に基板及び反射シートが配置され、導光板の上面側に拡散シート及びプリズムシートが配置された構成において、光源から出射された光が直接プリズムシートに入射することを回避することができる。したがって、本発明は、各部材の配置自由度を確保しながら、輝度ムラが発生することを簡便に回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記光源から出射された光のうちで前記拡散シートに入射していない光が、前記プリズムシートに入射することを防ぐ位置に配置された遮光部材を有することが好ましい。
本発明によれば、光源から出射された光が直接拡散シートに入射することを、遮光部材により、回避することができる。そこで、本発明によれば、従来の光源装置の構成の大部分を活用しながら、輝度ムラが発生することを簡便に回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記遮光部材が、前記プリズムシートの光源側の端面を少なくとも覆うように配置されていることが好ましい。
本発明によれば、光源から出射された光がプリズムシートの端面からそのプリズムシート内に入射することを回避できる。ここで、プリズムシートの例えば底面は拡散シートに接しているので、プリズムシートに入射する光の全てが拡散シートを経たものとなる。そこで、本発明によれば、輝度ムラが発生することを簡便に回避することができる。
また、本発明の光源装置は、前記遮光部材が、遮光テープ又は遮光塗料を硬化させたものからなることが好ましい。
本発明によれば、例えばプリズムシートの端面に遮光テープを貼る又は遮光塗料を塗布することで、輝度ムラが発生することを簡便に回避することができる。
上記目的を達成するために、本発明の電気光学装置は、前記光源装置を有してなることを特徴とする。
本発明によれば、例えば液晶表示装置などの電気光学装置のバックライトとして前記光源装置を用いることにより、輝度ムラがなく高品位に画像を表示できる電気光学装置を提供することができる。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、前記電気光学装置を有してなることを特徴とする。
本発明によれば、高品位に表示できる電気光学装置を備えた電子機器を、低コストで提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る光源装置及び電気光学装置について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る光源装置の一例を示す断面図である。本実施形態の光源装置40Aは、例えば液晶装置のバックライトとして用いられるものである。光源装置40Aは、光源1と、導光板2と、拡散シート3と、第1プリズムシート4と、第2プリズムシート5と、反射シート6とを有して構成されている。
光源1は、例えばLEDで構成されているものとする。光源1はLED以外のもので構成してもよく、例えば有機エレクトロルミネッセンス素子、端面発光半導体レーザ又は面発光半導体レーザなどの半導体レーザなどで光源1を構成してもよい。また、冷陰極管で光源1を構成してもよい。そして光源1は、基板1a上に取り付けられ実装されている。基板1aとしては、FPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)を用いることが好ましい。FPCは、柔軟性のある回路基板であり、光源1の他に、光源1の駆動回路なども実装されていることが好ましい。このように基板1aとしてFPCを用いると、例えば基板1aにおける光源1の配置領域と駆動回路の配置領域との間に屈曲部位を設けることにより、部材配置の自由度を高めることができ、光源装置40Aについてコンパクト化及びデザインの多様化を図ることができる。
光源1は、導光板2の端面に対向するように配置されている。すなわち、光源1の光出射面と導光板2の端面とが対向するように、光源1及び導光板2が配置されている。したがって、光源1から出射された光L1,L2は、導光板2の端面から該導光板2内に入射することとなる。ここで、光源1と導光板2の端面とは隙間を持って配置されている。これは、設計上又は製造上の制限などによるものである。また、基板1aの一部が導光板2の拡散シート3側の面の一部を覆うように、基板1aが配置されている。
導光板2は、アクリル樹脂などの光透過性材料からなる板材であり、例えば厚さ0.6mm程度に形成されている。そして、導光板2の底面(反射シート6側の面)には、凸形状又は溝形状のプリズムが複数形成されている。このプリズムにより、光源1から出射されて導光板2の端面から該導光板2内に入射してきた光L1,L2は図面上方(第2プリズムシート5側)に反射されることとなる。図面上方には、液晶パネルが配置されるので導光板2から出射された光は拡散シート3、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5を通って液晶パネルを照射することとなる。
拡散シート3は、導光板2の上面(液晶パネル側)に配置されている。拡散シート3は導光板2からの出射光を拡散させる板形状のシート部材である。拡散シート3としては、拡散剤を分散させたアクリルシートなどを使用することが可能である。この拡散シート3により、導光板2からの出射光の面輝度を均一化し得るとともに、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の溝や凹凸形状の映りこみ(輝度ムラ)を防止し得るようになっている。なお、拡散シート3における第1プリズムシート4に覆われていない露出領域は、表示エリア(有効発光エリア)には入らないようになっている。
第1プリズムシート4は、拡散シート3の上面(液晶パネル側)に配置されている。第2プリズムシート5は、第1プリズムシート4の上面(液晶パネル側)に配置されている。第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5は、それぞれ、透明なアクリル樹脂などからなる平板状の板材の一面側(図示上面側)がプリズム面とされ、例えば側面三角波状の周期的な凹凸が形成されて構成されている。
図3は、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の一例を示す斜視図である。図3に示すように、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5のプリズム面22aには、対になる斜面部22A,22Bが交互に周期的に形成されており、これらの斜面部22A,22Bの成す角度(プリズム頂角α)が、例えば90度とされている。なお、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5のプリズム頂角αは、90度に限らず、90度±30度の範囲であってもよい。
そして、第1プリズムシート4の凸部の稜線(峰)の延びる方向と、第2プリズムシート5の凸部の稜線(峰)の延びる方向とが方位角方向で90度異なるように配置されている。これにより、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の集光方向が図面の垂直方向(液晶パネル側方向)に合うようになっている。
第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5は、下面側すなわち拡散シート3側から光が入射した場合に、そのプリズムシートに斜め方向(概ね法線方向の±20度の角度範囲より大きい角度範囲)から入射した光については、そのプリズムシートの上面方向へその進行方向を変化させることができ、プリズムシートに垂直(法線方向の±20度の角度範囲)に入射する光についてはそのプリズムシートを透過しない。本実施形態では、第1プリズムシート4と導光板2との間に拡散シート3を配置しているので、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5に垂直(法線方向の±20度の角度範囲)に入射する光を低減でき、光伝搬効率を向上させることができる。
なお、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5のプリズム頂角αが90度より大きい場合には、そのプリズムシートに垂直(法線方向の±20度の角度範囲)に入射する光については、プリズムシートの上面方向からは大きく外れる場合があるものの、プリズムシートを透過して、液晶パネル側に出射させることができる。
図4は第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の他の例を示す斜視図である。すなわち、光源装置40Aは、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5に代えて図4に示す1枚のプリズムシート4’を適用することができる。プリズムシート4’において図3に示す第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5と異なる点は、そのプリズム面の形状である。
すなわち、プリズムシート4’のプリズム面52aには、四角錐状の凸部52bが配列形成されており、隣接する凸部52bどうしは互いの辺端で接している。このプリズムシート4’におけるプリズム頂角は、凸部52bを構成する斜面部のうち、隣接する斜面部52Aと斜面部52Bとが成す角度である。そして、このプリズム頂角はプリズムシート4’において90°±30°の範囲とされていることが好ましい。このような構成のプリズムシート4’では、凸部52bの底辺52C,52Dとそれぞれ平行な方向において集光機能が作用するからである。
なお、本実施形態に係るプリズムシートの構成は、図3又は図4に示すものに限定されず、そのプリズム頂角が例えば90°±30°の範囲であれば、その形状に制限はない。例えば、図4に示す凸部が配列されたプリズム面を備えたものでは、その凸部の形状を5角錐状やそれ以上の多角錘、あるいは円錐状とすることができる。
反射シート6は導光板2の底面側(液晶パネル側の反対側)に配置されており、反射シートの反射面(上面)と導光板2の底面とが面接触している。また、反射シート6の反射面には、図1に示すように光源1も接触している。この反射シート6によれば、導光板2の底面から漏れ出した光を反射して、再び導光板2に入射させることが可能になり、導光板2の上面から出射される光の輝度を増加させることができる。また、光源1と導光板2の端面との隙間において、光源1から反射板6に向かって出射された光L1を、反射板6は導光板2に入射させることもできる。
さらに、本実施形態の光源装置40Aでは、光源1から出射された光が拡散シート3を経由することなく第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射することを防ぐ構造となっている。
すなわち、拡散シート3の平面形状は、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の平面形状よりも大きくなっている。そして、拡散シート3の外縁は、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の外縁よりも外側に張り出している。さらに、拡散シート3は、導光板2の上面の露出部(基板1aに覆われている部分以外の部分)全体を覆うとともに、基板1aの一部上も覆うように配置されている。
このような構成により、光源1から出射された光の全部が、一旦、導光板2に入射し、その入射光は導光板2から出射して拡散シート3を通ってから第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5に入射することとなる。すなわち、基板1aと拡散シート3とが一部重なっているので、基板1aと拡散シート3との間に隙間が生じない。
したがって、本実施形態の光源装置40Aによれば、光源1から出射された光が直接第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射することを防ぐことができる。そして、光源1から出射された光は、導光板2及び拡散シート3を経てから第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射するので、光源装置40Aの出射光全体(バックライト全体)において輝度ムラが発生することを回避することができる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係る光源装置の一例を示す断面図である。図2において、図1に示す第1実施形態の光源装置40Aの構成要素と同一の機能を有するものには同一符号を付している。本実施形態の光源装置40Bは、光源1と、導光板2と、拡散シート3’と、第1プリズムシート4と、第2プリズムシート5と、反射シート6’とを有して構成されている。
本実施形態の光源装置40Bにおける第1実施形態の光源装置40Aとの相違点は、光源1が取り付けられている基板1aが導光板2の底面側に配置されており、拡散シート3’が導光板2と、導光板2と光源1間の隙間と、光源1とを覆うように配置されている点である。すなわち、拡散シート3’は光源装置40Aの拡散シート3よりも大きな形状となっており、拡散シート3’の縁部近傍が導光板2上から延びて導光板2と光源1間の隙間上及び光源1上にまで達している構成となっている。
本光源装置40Bの反射シート6’は光源装置40Aの反射シート6よりも小さい形状となっており、導光板2の一端から他端までは反射シート6’が達しておらず、その一端から他端近傍まで反射シート6’が延びている配置となっている。これは、その導光板2の他端近傍の裏面には基板1aが配置されるためである。光源装置40Bにおけるこれら以外の構成は、第1実施形態の光源装置40Aと同一である。
これらにより、本実施形態の光源装置40Bによれば、光源1から出射された光L3,L4,L5は、導光板2に入射し、次いで導光板2から出射して拡散シート3’を通ってから第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5に入射することとなる。光源1から出射された一部の光L4は、導光板2に入射せずに、光源1と導光板2の隙間から拡散シート3’に入射し、散乱光となる。このように、光源装置40Bによれば、光源1と導光板2との隙間から漏れる光L4が直接第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射することを防ぐことができる。
したがって、本実施形態の光源装置40Bによれば、光源1から出射された光が少なくとも拡散シート3’を通ってから第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5に入射するので、光源1から出射された光が直接第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射することを防ぐことができる。そこで、本実施形態の光源装置40Bは、第1実施形態の光源装置40Aと同様に、光源装置40Bの出射光全体(バックライト全体)において輝度ムラが発生することを回避することができる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係る光源装置の一例を示す断面図である。図5において、図1に示す第1実施形態の光源装置40Aの構成要素と同一の機能を有するものには同一符号を付している。本実施形態の光源装置40Cは、光源1と、導光板2と、拡散シート3”と、第1プリズムシート4と、第2プリズムシート5と、反射シート6と、遮光両面テープ7とを有して構成されている。
本実施形態の光源装置40Cにおける第1実施形態の光源装置40Aとの相違点は、遮光両面テープ7によって第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5を導光板2上に固定している点である。すなわち、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の上面の外縁近辺及び端面を遮光両面テープ7で覆っている構成となっている。なお、遮光両面テープ7は、表示エリア(有効発光エリア)には入らないように配置されている。また光源装置40Cの拡散シート3”は、光源1と導光板2の隙間、及び光源1までは覆ってない大きさとなっている。
これらにより、本実施形態の光源装置40Cによれば、光源1から出射された光L6,L7のうちで拡散シート3”に入射していない光L7が、第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射することを遮光両面テープ7で防ぐことができる。そこで、本実施形態の光源装置40Cは、遮光シート3”について光源1と導光板2の隙間及び光源1まで覆うほど大きくすることなく、光源装置40Cの出射光全体(バックライト全体)において輝度ムラが発生することを回避することができる。
また、本実施形態の光源装置40Cによれば、第2プリズムシート5を第1プリズムシート4よりも小さくしている。これにより、光源装置40Cでは、遮光両面テープ7が第1プリズムシート4の上面にも接触し、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の接着強度を向上させることができる。
また、本実施形態の光源装置40Cにおいては、遮光両面テープ7の代わりに、遮光塗料を適用することができる。すなわち、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5の上面の外縁部位及び端面に遮光塗料を塗布し、その遮光塗料を乾燥させて硬化させる。この遮光塗料により、上記遮光両面テープ7の遮光機能と同一の機能を発揮させることができる。また、この遮光塗料に接着材などを混入することで、上記遮光両面テープ7の接着機能と同一の機能を発揮させることができる。
次に、上記実施形態の光源装置40A,40B,40Cの効果について、図6から図9を参照して説明する。
図6は、従来の光源装置の一例を示す断面図である。図7は、図6に示す光源装置の部分斜視図である。この従来の光源装置60Aは、光源1(1A,1B)と、導光板2と、拡散シート3aと、第1プリズムシート4aと、第2プリズムシート5aと、反射シート6とを有して構成されている。
導光板2、拡散シート3a、第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aは、相互に同一形状及び同一の大きさとなっている。さらに、導光板2、拡散シート3a、第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aは、図6に示すように、それぞれの端面が揃うように配置されている。また、光源装置60Aでは、図1の基板1aに相当する部材は設けられていない。
このような構成により、光源1の出射光の一部である光L11,L13は、導光板2に入射し、その後、拡散シート3aを通ってから第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aに入射する。また、光源装置60Aでは、本実施形態の光源装置40A,40B,40Cと異なり、光源1の出射光の一部である光L12は、光源1と導光板2の隙間から漏れ、第1プリズムシート4a又は第2プリズムシート5aに直接入射することとなる。これにより、光源装置60Aでは、第2プリズムシート5a全体からの出射光であるバックライト全体において輝度ムラが発生してしまう。
図8は、従来の光源装置の他の例を示す断面図である。この従来の光源装置60Bは、光源1と、導光板2と、拡散シート3aと、第1プリズムシート4aと、第2プリズムシート5aと、反射シート6とを有して構成されている。光源1は、基板1aに取り付けられている。そして基板1aの一部は、導光板2の一端近傍上に載せられている。
拡散シート3a、第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aは、相互に同一形状及び同一の大きさとなっている。さらに、拡散シート3a、第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aは、それぞれの端面が揃うように配置されている。導光板2は、拡散シート3a、第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aよりも大きい平面形状となっている。そして、導光板2上に拡散シート3a、第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aが重ねられている。ここで、導光板2の上面においては、拡散シート3aと基板1aとが隙間を持って配置されている。
このような構成により、光源1の出射光の一部である光L21,L23は、導光板2に入射し、その後、拡散シート3aを通ってから第1プリズムシート4a及び第2プリズムシート5aに入射する。また、光源装置60Bでは、本実施形態の光源装置40A,40B,40Cと異なり、光源1の出射光の一部である光L22は、基板1aと拡散シート3aの隙間から漏れ、拡散シート3aを通ることなく、第1プリズムシート4a又は第2プリズムシート5aに直接入射することとなる。これにより、光源装置60Bでは、第2プリズムシート5a全体からの出射光であるバックライト全体において輝度ムラが発生してしまう。
図9は、図6から図8に示す従来の光源装置60A,60Bの出射光(バックライト)の輝度分布60を示す模式図である。ここでは、例えば第1プリズムシート4aの溝(峰)方向が、導光板2の光源1A,1B側の端面の方向と直角に交わる構成としている。従来の光源装置60A,60Bの出射光の輝度分布60には、光源1A,1Bの近傍領域において第1プリズムシート4aの溝方向に沿った長手形状の高輝度領域Kが複数発生している。この高輝度領域Kは、光源1A,1Bの出射光が拡散シート3aを通ることなく、直接第1プリズムシート4a(又は第2プリズムシート5a)に入射することにより、第1プリズムシート4aの溝の映りこみが生じたものである。このように、従来の光源装置60A,60Bは、高輝度領域Kによる輝度ムラが発生している。
図1から図5に示す本実施形態の光源装置40A,40B,40Cでは、光源1から出射された光が拡散シート3を経由することなく直接第1プリズムシート4又は第2プリズムシート5に入射することを防ぐ構造となっているので、図9に示すような高輝度領域Kは発生せず、輝度ムラが発生しない。
(電気光学装置)
図10は、本実施形態の光源装置をバックライトとして用いている電気光学装置の一例を示す断面図である。本電気光学装置は、液晶表示装置100を構成している。液晶表示装置100は、液晶装置10と、図2に示す第2実施形態の光源装置40Bとを有して構成されている。図10に示す液晶装置10及び光源装置40Bに、液晶駆動用IC、支持体などの付帯要素を装着することによって、最終製品としての液晶表示装置100が構成される。
図10に示す液晶装置10は、平面視略矩形状で、かつ環状のシール材12を介して互いにセルギャップをあけて対向するように貼り付けられた一対の平面視矩形状の基板ユニット13、14と、これらの間に上記シール材12とともに囲まれて挟持された液晶層15と、一方(図10の上側)の基板ユニット13の上面側に設けられた位相差板19と偏光板16と、他方(図10の下側)の基板ユニット14の下面側に設けられた位相差板26と偏光板27を備えた液晶パネル11とを有して構成されている。
そして、液晶装置10の液晶パネル11の下側に、光源装置40Bが配置されている。ここで、光源装置40Bの第2プリズムシート5の上面と液晶装置10の液晶パネル11の下面とが対向するように、液晶装置10及び光源装置40Bが配置されている。そこで光源装置40Bは、液晶パネル11の下側に配置されて、液晶パネル11の下方側から液晶パネル11に向けて照明光(バックライト)を出射できるようになっている。
基板ユニット13、14のうち、基板ユニット13は観測者側に向いて設けられる表側(上側)の基板ユニットであり、基板ユニット14はその反対側、換言すると裏側(下側)に設けられる基板ユニットである。上側の基板ユニット13は、例えばガラスなどの透明材料からなる光透過性基板17と、基板17の表側(図10では上面側、観測者側)に順次設けられた位相差板19及び偏光板16と、基板17の裏側(換言すると液晶層15側)に順次形成されたカラーフィルタ層24、オーバーコート層21と、該オーバーコート層21において液晶層15側の面に形成された液晶駆動用のストライプ状の複数の電極23を具備して構成されている。液晶層15は、ツイスト角が240度〜255度のネマチック液晶分子から構成されている。
なお、実際の液晶装置においては、電極23の液晶層15側と、下基板側のストライプ状の電極35の液晶層15側に、各々配向膜が被覆形成されるが、図10ではこれらの配向膜を省略し説明も略する。また、図10を含む各図に示す断面構造は、図示した場合に各層が見やすいように各層の厚さを実際の装置とは異なる厚さに調節して示してある。
上記上側の基板側の駆動用の各電極23は、例えばITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)などの透明導電材料から平面視ストライプ状に形成されたもので、液晶パネル11の表示領域と画素数に合わせて必要本数形成されている。
上記カラーフィルタ層24は、例えば上側の基板17の下面(換言すると液晶層15側の面)に、光遮断用のブラックマスク、カラー表示用のRGBの各パターンを形成することにより構成されている。また、RGBのパターンを保護する透明な保護平坦化膜としてオーバーコート層21が被覆されている。上記ブラックマスクは例えばスパッタリング法、真空蒸着法等により厚さ100〜200nm程度のクロム等の金属薄膜をパターニングして形成されている。上記のRGBの各パターンは、赤色パターン(R)、緑色パターン(G)、青色パターン(B)が、所望のパターン形状で配列され、例えば、所定の着色材を含有する感光性樹脂を使用した顔料分散法、各種印刷法、電着法、転写法、染色法等の種々の方法で形成されている。
一方、下側の基板ユニット14は、ガラスなどの透明材料からなる光透過性基板28と、基板28の表面側(図10では上面側、換言すると液晶層15側)に順次形成された半透過反射層31、オーバーコート層33と、該オーバーコート層33の液晶層15側の面に形成されたストライプ状の駆動用の複数の電極35と、基板28の裏面側(図10では下面側、換言すると液晶層15側と反対側)に順次形成された位相差板26と、偏光板27から構成されている。これらの電極35においても先の電極23と同様に液晶パネル11の表示領域と画素数に合わせて必要本数形成されている。
光源装置40Bの光源1から出射された光Laは、導光板2に入射しその導光板2のプリズムで反射され例えば光Lbと光Ldに分散反射される。光Lb,Ldは導光板2から拡散シート3に入射してさらに拡散された光Lc,Leとなって第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5に入射する。ここで、光Lc,Leは、第1プリズムシート4及び第2プリズムシート5によってそれぞれ法線方向Hに向けられる。これらの光Lc,Leがバックライトとなって液晶装置10を照射する。
これらにより、本実施形態の液晶表示装置100は、光源装置40Bから出射されるバックライトに輝度ムラがないので、高品位な画像を表示することができる。
(電子機器)
次に上記実施形態の電気光学装置(液晶表示装置100)を構成要素とする電子機器について説明する。
図11(a)は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図11(a)において、符号500は携帯電話本体を示し、符号501は上記実施形態の液晶表示装置100を有してなる表示部を示している。図11(b)は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図11(b)において、符号600は時計本体を示し、符号601は上記実施形態の液晶表示装置100を有してなる表示部を示している。図11(c)は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図11(c)において、符号700は情報処理装置、符号701はキーボードなどの入力部、符号702は上記実施形態の液晶表示装置100を有してなる表示部、符号703は情報処理装置本体を示している。
図11に示す電子機器は、上記実施形態の液晶表示装置100有しているので、輝度ムラがなく、優れた表示品質を発揮することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能であり、実施形態で挙げた具体的な材料や層構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る光源装置を液晶表示装置の構成要素とした例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明に係る光源装置は液晶表示装置以外の各種電気光学装置及び表示装置に適用することができる。また、本発明に係る光源装置は、電気光学装置などの表示装置以外の照明装置に適用することができる。ここで、照明装置とは、画像又は情報などを表示する表示装置ではなく、所定の光を被照射体に出射するものである。
また、上記実施形態の液晶表示装置においては、単純マトリックス型の半透過反射型液晶表示装置に本発明の光源装置を備えた場合について説明したが、本発明の光源装置を、2端子型スイッチング素子あるいは3端子型スイッチング素子を備えたアクティブマトリクス型の半透過反射型液晶表示装置に備えるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る光源装置の一例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光源装置の一例を示す断面図である。 第1・第2実施形態の第1・第2プリズムシートの一例を示す斜視図である。 第1・第2プリズムシートの他の例を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る光源装置の一例を示す断面図である。 従来の光源装置の一例を示す断面図である。 同上の光源装置の部分斜視図である。 従来の光源装置の他の例を示す断面図である。 従来の光源装置の輝度分布を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の一例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る電子機器を示す斜視図である。
符号の説明
1…光源、1a…基板(FPC)、2…導光板、3,3’,3”…拡散シート、4…第1プリズムシート、4’…プリズムシート、5…第2プリズムシート、6,6’…反射シート、7…遮光両面テープ、10…液晶装置、40A,40B,40C…光源装置、100…液晶表示装置

Claims (15)

  1. 光源と、
    前記光源の光出射面に対して端面が対向するように配置された導光板と、
    前記導光板の平面上に配置された拡散シートと、
    前記拡散シートにおける導光板側とは逆側の面上に配置されたプリズムシートと、を有する光源装置であって、
    前記光源から出射された光が前記拡散シートを経由することなく前記プリズムシートに入射することを防ぐ構造を有することを特徴とする光源装置。
  2. 前記プリズムシートは、互いに重ねられた第1プリズムシートと第2プリズムシートとからなり、
    前記第1プリズムシート及び第2プリズムシートは、周期的な凹凸が形成されて構成されており、
    前記第1プリズムシートの凸凹の峰がなす方向と、前記第2プリズムシートの凸凹の峰がなす方向とは、交差していることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記拡散シートの平面形状は、前記プリズムシートの平面形状よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記拡散シートの外縁は、前記プリズムシートの外縁よりも外側に張り出していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記光源は、前記導光板の端面と対向するように配置されているとともに、該導光板の端面に対して隙間を持って配置されており、
    前記拡散シートは、前記導光板及び前記隙間を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記光源は、基板に取り付けられており、
    前記基板の一部は、前記導光板の拡散シート側の面の一部を覆うように配置されており、
    前記拡散シートは、前記導光板及び前記基板の一部を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記光源及び導光板が同一の反射面に配置されている反射シートを有し、
    前記光源における基板側とは逆側が前記反射シート側となっており、
    前記導光板における拡散シート側とは逆側が前記反射シート側となっていることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記拡散シートは、前記基板と該拡散シートとの隙間と、前記導光板とを覆うように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記拡散シートは、前記光源と、該光源と前記導光板との隙間と、該導光板とを覆うように配置されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の光源装置。
  10. 前記光源は、基板に取り付けられており、
    前記基板の一部は、前記導光板の拡散シート側とは逆側の面の一部を覆うように配置されており、
    前記光源及び前記導光板が同一の反射面に配置されている反射シートを有し、
    前記基板の一部と前記反射シートとは、前記導光板の同一面上に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 前記光源から出射された光のうちで前記拡散シートに入射していない光が、前記プリズムシートに入射することを防ぐ位置に配置された遮光部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  12. 前記遮光部材は、前記プリズムシートの光源側の端面を少なくとも覆うように配置されていることを特徴とする請求項11に記載の光源装置。
  13. 前記遮光部材は、遮光テープ又は遮光塗料を硬化させたものからなることを特徴とする請求項11又は12に記載の光源装置。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の光源装置を有してなることを特徴とする電気光学装置。
  15. 請求項14に記載の電気光学装置を有してなることを特徴とする電子機器。
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