JP4645397B2 - 相間絶縁紙の組み付け方法および装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の相間絶縁紙の組み付け方法では、把持爪で把持した相間絶縁紙を直接ステータコアに組み付けるため、相間絶縁紙の持ち替えがないので必要な設備が少なくなる。そのため、設備の設置面積を小さくすることができ、また設備費も低減することができる。
また、本発明の別形態の相間絶縁紙の組み付け方法でも、把持爪で把持した相間絶縁紙を直接ステータコアに組み付けるため、相間絶縁紙の持ち替えがないので必要な設備が少なくなる。そのため、設備の設置面積を小さくすることができ、また設備費も低減することができる。
そこで、把持爪で各帯状部の両端部を把持する際に、連結脚部にテンションを付与した状態で把持することにより、連結脚部に弛みが生じることを防止することができる。その結果として、連結脚部を損傷することなく確実にスロットに挿入することができる。
組み付けユニットが所定位置に配置されると、移動機構により、把持爪が連結脚部が挿入されるスロットの方向(ステータ径方向)に移動させられる。これにより、把持爪に把持された相間絶縁紙の連結脚部がスロットに挿入される。そして、把持爪開閉機構により各把持爪が開放状態にされて、相間絶縁紙がステータコアに組み付けられる。
また、本発明の相間絶縁紙の組み付け装置では、把持爪で把持した相間絶縁紙を直接ステータコアに組み付けるため、相間絶縁紙の持ち替えがないので必要な設備が少なくなる。そのため、設備の設置面積を小さくすることができ、また設備費も低減することができる。
また、本発明の別形態の相間絶縁紙の組み付け装置でも、把持爪で把持した相間絶縁紙を直接ステータコアに組み付けるため、相間絶縁紙の持ち替えがないので必要な設備が少なくなる。そのため、設備の設置面積を小さくすることができ、また設備費も低減することができる。
まず、第1の実施の形態について説明する。そこで、第1の実施の形態に係る相間絶縁紙組み付け装置について、図3を参照しながら説明する。図3は、相間絶縁紙組み付け装置の概略構成を示す斜視図である。
一方、相間絶縁紙組み付け装置10の上方には、ステータコア110を搬送するための搬送路が設けられており、この搬送路内をステータコア110を保持した搬送パレット130が流れるようになっている。
また、相間絶縁紙組み付け装置10では、第1〜第4把持爪ユニット21〜24により把持した相間絶縁紙120を直接ステータコア110に組み付けるため、相間絶縁紙120を持ち替える必要がない。このため、相間絶縁紙120をステータコア110に組み付けるために必要な設備が少なくなるので、設備の設置面積を小さくすることができるとともに設備費も低減することができる。
続いて、第2の実施の形態について説明する。そこで、第2の実施の形態に係る相間絶縁紙組み付け装置について、図10を参照しながら説明する。図10は、相間絶縁紙組み付け装置の概略構成を示す斜視図である。
また、ベース11上には、ステータコア110に組み付ける相間絶縁紙120が載置された載置台19が設けられている。
一方、相間絶縁紙組み付け装置50の上方には、ステータコア110を搬送するための搬送路が設けられており、この搬送路内をステータコア110を保持した搬送パレット130が流れるようになっている。
また、相間絶縁紙組み付け装置50では、第1〜第4把持爪ユニット21〜24により把持した相間絶縁紙120を直接ステータコア110に組み付けるため、相間絶縁紙120を持ち替える必要がない。このため、相間絶縁紙120をステータコア110に組み付けるために必要な設備が少なくなるので、設備の設置面積を小さくすることができるとともに設備費も低減することができる。
12 組み付けロボット
20 相間絶縁紙組み付けユニット
21 第1把持爪ユニット
22 第2把持爪ユニット
23 第3把持爪ユニット
24 第4把持爪ユニット
25 第1保持部材
26 第2保持部材
27a〜28b 支持シャフト
29 支持コラム
30 移動機構
31,32 ローラフォロア
33 移動プレート
34 移動用シリンダ
40 把持爪
40a 固定爪
40b 可動爪
41 開閉シリンダ
45 ローラ摺動部
46 テンション付与シリンダ
50 相間絶縁紙組み付け装置
60 相間絶縁紙組み付けユニット
61 連結シャフト
62 調整バネ
63 戻りバネ
65 上部保持部材
66 下部保持部材
76 テンション付与シリンダ
110 ステータコア
112 スロット
120 相間絶縁紙
121,122 帯状部
123 連結脚部
Claims (8)
- ステータコアの両端面から突出して異相コイル間に介在する一対の帯状部を両端部で連結脚部により連結させた相間絶縁紙を、前記連結脚部を前記ステータコアに形成されたスロットに挿入することにより、前記ステータコアに組み付ける相間絶縁紙の組み付け方法において、
前記帯状部の両端部をそれぞれ把持爪により把持して前記相間絶縁紙を前記ステータコアの内側に位置させ、
前記把持爪を径外方向へ移動させて前記連結脚部を前記ステータコアに形成されたスロットに挿入して前記スロットの奥へ移動させた後、
前記把持爪を開放状態にして前記相間絶縁紙を前記ステータコアに組み付けることを特徴とする相間絶縁紙の組み付け方法。 - ステータコアの両端面から突出して異相コイル間に介在する一対の帯状部を両端部で連結脚部により連結させた相間絶縁紙を、前記連結脚部を前記ステータコアに形成されたスロットに挿入することにより、前記ステータコアに組み付ける相間絶縁紙の組み付け方法において、
前記帯状部の両端部をそれぞれ把持爪により把持して前記相間絶縁紙を前記ステータコアの内側に位置させ、
前記把持爪に把持された前記相間絶縁紙をステータ軸方向に対して傾けた状態で前記連結脚部の下部または上部を前記ステータコアに形成されたスロットに挿入し、
前記相間絶縁紙の傾きを戻しながら前記把持爪を回動させて前記連結脚部を前記スロットの奥へ移動させた後、
前記把持爪を開放状態にして前記相間絶縁紙を前記ステータコアに組み付けることを特徴とする相間絶縁紙の組み付け方法。 - 請求項1または請求項2に記載する相間絶縁紙の組み付け方法において、
前記把持爪で前記一対の帯状部の両端部をそれぞれ把持する際に前記連結脚部にテンションを付与した状態で把持することを特徴とする相間絶縁紙の組み付け方法。 - ステータコアの両端面から突出して異相コイル間に介在する一対の帯状部を両端部で連結脚部により連結させた相間絶縁紙を、前記連結脚部を前記ステータコアに形成されたスロットに挿入することにより、前記ステータコアに組み付ける相間絶縁紙の組み付け装置において、
前記相間絶縁紙を把持して前記ステータコアに組み付ける組み付けユニットと、
前記組み付けユニットを任意の位置に移動させる移動ユニットとを有し、
前記組み付けユニットは、
前記相間絶縁紙の各帯状部の両端部をそれぞれ把持するために前記ステータコアの両側にて所定角度をなしてステータ径方向に移動可能に設けられた把持爪と、
前記把持爪を開閉させる把持爪開閉機構と、
前記把持爪を移動させる移動機構と、
を備えることを特徴とする相間絶縁紙の組み付け装置。 - 請求項4に記載する相間絶縁紙の組み付け装置において、
前記移動機構は、
前記把持爪のステータ軸方向における端面に形成されたローラフォロアと、
前記ローラフォロアに係合させる長穴が両端部に形成された移動プレートと、
前記移動プレートを前記帯状部の両端を把持する把持爪同士がなす所定角度を等分する方向に移動させるアクチュエータと、
を有することを特徴とする相間絶縁紙の組み付け装置。 - ステータコアの両端面から突出して異相コイル間に介在する一対の帯状部を両端部で連結脚部により連結させた相間絶縁紙を、前記連結脚部を前記ステータコアに形成されたスロットに挿入することにより、前記ステータコアに組み付ける相間絶縁紙の組み付け装置において、
前記相間絶縁紙を把持して前記ステータコアに組み付ける組み付けユニットと、
前記組み付けユニットを任意の位置に移動させる移動ユニットとを有し、
前記組み付けユニットは、
前記相間絶縁紙の各帯状部の両端部をそれぞれ把持するために前記ステータコアの両側にて回動可能に配置された把持爪と、
前記把持爪を開閉させる把持爪開閉機構と、
前記ステータコアの片側に配置された把持爪同士を近づける方向に付勢する付勢手段と、
前記付勢手段により付勢されている把持爪同士が所定角度をなすように各把持爪を支持する支持部材と、
を備えることを特徴とする相間絶縁紙の組み付け装置。 - 請求項4から請求項6に記載するいずれか1つの相間絶縁紙の組み付け装置において、
前記組み付けユニットは、前記把持爪に把持された前記相間絶縁紙の連結脚部にテンションを付与するために、前記ステータコアの一方側に配置された把持爪と他方側に配置された把持爪とを遠ざけるテンション付与機構をさらに有することを特徴とする相間絶縁紙の組み付け装置。 - 請求項4から請求項7に記載するいずれか1つの相間絶縁紙の組み付け装置において、
前記移動ユニットは、前記組み付けユニットをステータ軸方向に対して傾けた状態で前記ステータコアの内側に配置し、前記組み付けユニットの傾きを戻しながら前記組み付けユニットをステータ径外方向に移動させることを特徴とする相間絶縁紙の組み付け装置。
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