JP4644571B2 - 光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラム - Google Patents

光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、光伝送システムにおいて、伝送信号の光レベルを適切な値に制御する光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムに関する。
近年、光ファイバを伝送路に用いることで電気信号に替わり、伝送速度が早く、なおかつWDM(Wavelength Division Multiplexing;波長分割多重)により多重化され、情報容量の増加が可能な光信号の伝送を行う光伝送システムの普及が著しい。図5は、光伝送システムの構成例を示す説明図である。
光伝送システム500は、上りリング網510と、下りリング網520からなる伝送路上にOADM(Optical Add and Drop Multiplexer;光分岐挿入装置)A,B,E,Dと、ILA(In Line AMP;光中継局)C,Fとが設けられる。OADM(A,B,D,E)にはそれぞれ送受信器501A,501B,501D,501Eが接続されており、上りリング網510と、下りリング網520とを伝送する伝送光の挿入、分岐、透過を行うことで、任意の通信相手と光信号送受信することができる。また、ILA(C,F)は、上りリング網510と、下りリング網520を伝送するWDM光の増幅を行う。また、光伝送システム500を伝送する伝送光は、光信号を多重化したWDM光と、光信号の伝送状態を監視するOSC(Optical Supervisory Channel;光監視チャンネル)光とから構成されている。
光伝送システム500において重要なのは、OADM(A,B,D,E)や、ILA(C,F)によってWDM光を構成する光信号の光レベルを適切な値に調整して上りリング網510、下りリング網520を伝送させる点である。
光レベルの調整に関する従来技術としては、波長多重光伝送において、光ファイバ増幅器への光入力レベルや波長数によらず、各波長でほぼ等しい光出力を得て、中間部分に光機能部品の挿入が行える構造がある。このような構成の場合、光サージの発生回避、部品接続の判断を行うことが課題となる。そこで、増幅用光ファイバへの光入力が一定になるように光入力部に可変減衰器を入れることで帰還制御する。さらに監視信号から得た波長数情報に基づき、総合的な光出力並びに増幅用光ファイバへの光入力を変える制御を行い、中間の光部品への光と光部品からの光を検出して、部品が無いときは励起を抑制する。このような制御を行うことで、接続時の光サージの発生を回避すると共に光部品未接続の信号を発する技術が開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、光波長多重ネットワークを簡易に構成する例もある。この場合は、チャネル当たりの光信号レベルを常に一定に保ち所望の伝送品質を維持することが課題となる。したがって、光ファイバ伝送路により伝送されてくる監視信号をWDMカプラにより抽出し、リモートノードに入力される光信号の波長数を監視信号から得る。帰還制御部は、監視信号から得た波長数と、リモートノードで新たに挿入される波長数との和である波長数情報を、監視信号処理回路を介して算出する。さらに、光増幅器のトータル光パワーをその波長数情報の値で割った値が、所望のチャネル当たりの光信号の光パワーとなるよう可変光減衰器の減衰量を調整することで、可変光減衰器の減衰量に常にフィードバック制御をかけ、光ファイバ伝送路のロス変動を補償する技術が開示されている(例えば、下記特許文献2参照。)。
従来、光信号の光レベルの制御は、特許文献1,2のように、光伝送システム500の立ち上げ時に行われ、図5に示したOADM(A,B,D,E)およびILA(C,F)の内部に備えられたOSC制御部が取得したWDM光の波長数情報に基づいて、受信部の減衰量を調整し、最適な光レベルに制御していた。
つぎに、OADMまたはILAを立ち上げる(起動する)際に光信号レベルを調整する方法の一例を以下に示す。図6は、光伝送システムの立ち上げ手順を示す説明図である。図6において、受信部610は、VOA(Variable Optical Attenuator;可変光減衰器)611の前後にフロントPD(Photo Diode)614と、リアPD615とが備えられている。また、受信部610および送信部650にはユニット内制御部653が備えられている。受信部610において、ユニット内制御部616は、フロントPD614と、リアPD615とで検出した光レベルに基づいて、VOA611の減衰量を調整し、PreAMP613へ入力される光信号の光レベルを制御する。また、受信部610および送信部650において、ユニット内制御部616,653は、OSC制御部660と接続され、立ち上げ時のVOA611の減衰量の調整を行う。
また、図6においてOR661およびOS662は、ユニット内制御部663と、光電気変換部(OE)664と、電気光変換部(EO)665とから構成されている。ユニット内制御部663は、OSC制御部660の内部の制御を行う。光電気変換部(OE)664は、入力された光信号を電気信号に変換して出力する。電気光変換部(EO)665は、入力された電気信号を光信号に変換して出力する。
つぎに、上りリング網510および下りリング網520に接続したOADM(B)の立ち上げ手順を説明する。OADM(B)を立ち上げるには、隣接する光伝送装置(図6に示した例ではOADM(A,B))間にOSC光を伝送させることによって行われる。
まず、OADM(B)のOSC制御部660のユニット内制御部663から、光レベル制御用のASE(Amplified Spontaneous Emission)光の出力要求をOADM(B)のユニット内制御部616と、OADM(A)のユニット内制御部616へ出力する(S1)。このとき要求したASE光の光レベルは、光信号1波レベルに相当する。また、ASE光の出力要求に合わせ、OADM(B)からの光信号が伝送路に送出されないように、OADM(B)のPreAMP613の前段に配置された1×2SW(スイッチ)617を開放側に制御し、OADM(B)への入力光をシャットダウンする。
つぎに、OADM(A)の電気光変換部(EO)665と、OADM(B)の光電気変換部(OE)664とにおいて、OSC光の疎通確認を行う(S2)。ASE光の出力要求を受信したPostAMP651は、光信号1波長に相当するレベルのASE光を出力する(S3)。このとき、OADM(A)からの光信号が伝送路に送出されないように、OADM(A)のPostAMP651の前段に配置された1×2SW654を開放側に制御する。
ASE光が、上りリング網510を経由してOADM(B)の受信部610へ入力され(S4)、さらにVOA611を経由してユニット内制御部616へ入力されると、VOA611の自動調整が実施される(S5)。具体的には、PreAMP613の入力光が適切なレベルとなるように、OADM(B)のユニット内制御部616はPreAMP613の前段に設けられたPD615の受光パワーをモニタしてVOA611を適切な減衰量に調整する。
VOA611の自動調整が終了すると、OADM(B)のユニット内制御部は、PreAMP613への入力が安定したと判断し、OADM(B)のPreAMP613のシャットダウン状態を解除し(S6)、PreAMP613を出力一定制御(ALC;Automatic Level Control)によって立ち上げる。
OADM(B)のユニット内制御部616は、PreAMP613が立ち上がり、利得一定制御(AGC;Automatic Gain Control)に遷移したことを確認すると、ユニット内制御部663からの光レベル制御用のASE光の出力要求を停止させる(S7)。また、PostAMP651からのASE光の出力が停止すると、ユニット内制御部653は、OADM(A)のPostAMP651の前段に配置した1×2SW654を閉じ、PostAMP651のシャットダウン状態を解除して、運用を開始させる。
なお、図6のS5で行われたVOA611の自動調整とは、PreAMP613に入力された光信号(立ち上げ時にはASE光)の光レベルがPreAMP613ダイナミックレンジに収まるように調整する処理を指す。
ここで、VOA611とPreAMP613のダイナミックレンジについて説明する。図7は、光伝送システムの立ち上げ時のVOA制御を示す図表である。図7において縦軸は光レベルを表し、横軸は縦軸に示した光レベルが検出されたときを表す。図7に示したPD入力時とは受信部610のフロントFD614へASE光が入力されたときの光レベルを表している。フロントPD614へ入力されるASE光は前段の光伝送装置(図6に示した例ではOADM(A))によってダイナミックレンジ(20dB)以内の光レベルに制御されている。
ユニット内制御部616は、フロントPD614とリアPD615の検出値に基づいて、PD入力時の光レベルが、PreAMP613入力時にちょうどターゲットの位置の光レベルになるようにVOA611の減衰量を調整する。ターゲットとなる光レベルは、PreAMP613入力時のダイナミックレンジ(10dB)の上限から3dB程減衰させた光レベルが適している。ターゲットを目標に調整することで、VOA611の減衰量を固定し、最適な光レベルのWDM光を受信部610から出力させることができる。
特開平11−17259号公報 特開2004−147122号公報
しかしながら、図7に示したようにVOA611の調整を行った後に調整用のASE光の入力上昇が起きた場合、PreAMP613が正常に立ち上がらないという事態が生じてしまう。図8は、光信号の入力レベルが上昇した際のVOA制御を示す図表である。図8において縦軸は光レベルを表し、横軸は縦軸に示した光レベルが検出されたときを表す。縦軸に示したようなVOA調整レベルE1の場合、PD入力時の光レベルをVOAによって減衰させ、PreAMP613への入力時にPreAMP入力のダイナミックレンジに収まるよう調整される。
このとき、ASE光を入力するケーブルのコネクタの接続が不十分で、その後正しく接続されるなどして、ASE光の入力レベルの上昇が起きる場合がある。VOA調整レベルE1に合わせて調整した後に、最終的な光入力レベルE2まで光レベルが上昇すると、VOAの減衰量はVOA調整レベルE1を基準に調整されているため、PreAMP613への入力時には、E2の光レベルはAMP入力レベルがダイナミックレンジからはずれてしまう。
PreAMP613へ入力された光信号の入力レベルがダイナミックレンジからはずれてしまうと、PreAMP613が立ち上がらない、またはPreAMP613が利得一定制御である場合には、入力変動に追従してPreAMP613の出力が上昇し、光信号に悪影響を及ぼすという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、調整用光の入力レベルに変動が起きても自動的に最適な光レベルに制御して立ち上げることのできる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる光伝送装置は、光信号の入力レベルを減衰により可変させる光減衰手段と、前記光減衰手段による前記光信号の減衰量を検出する検出手段と、前記光減衰手段の後段に設けられる光素子に入力される前記光信号の入力レベルを検出する入力レベル検出手段と、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルが所定の入力ダイナミックレンジ内に収まるように、前記光減衰手段の前記減衰量を前記検出手段で検出される前記減衰量に基づいて可変制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記光信号として安定した光レベルの調整用光が入力されて、前記光信号を用いた前記制御手段の前記可変制御により前記光減衰手段の前記減衰量を固定設定したときに、前記入力レベル検出手段により検出された前記光信号の入力レベルを前記光信号の入力レベルの目標値として格納する目標値格納手段と、前記目標値格納手段に格納された前記目標値と、前記入力レベル検出手段によって検出された前記光信号の入力レベルとの差分を比較する判定手段と、前記判定手段の比較結果に基づいて前記光減衰手段を制御し、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを調整する入力レベル調整手段と、からなり、前記判定手段と前記入力レベル調整手段とによる前記光信号の入力レベルの調整は、前記減衰量の前記固定設定の後に行われることを特徴とする。
この発明によれば、制御手段は、光信号として安定した光レベルの調整用光が入力され、光素子の入力ダイナミックレンジ内に光信号の入力レベルが収まるように光減衰手段の減衰量を設定した後に、調整用光の光レベルが変動した場合であっても、変動に応じて再度、前記光減衰手段の減衰量を可変制御するため、光素子に対する入力レベルを適正にでき、確実に装置を立ち上げることができる。また、適切に立ち上がった光素子は、所望のレベルの光信号を出力することができる。
本発明にかかる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムによれば、調整用光の入力レベルに変動が起きても自動的に最適な光レベルに制御して立ち上げることのできるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(OADMシステムの一例)
図1−1は、OADMの構成を示す説明図である。光伝送システム500(図5参照)を構成するOADM(A)は、図1−1に示したように受信部610と、分波部620と、挿入/分岐部630と、合波部640と、送信部650とが上りリング網510用と、下りリング網520用とにそれぞれ設けられている。更に、OADM(A)には、上りリング網510と、下りリング網520とに共通して機能するOSC制御部660と、制御部670と、変換部680とを備えている。
まず、受信部610の説明を行う。受信部610は、VOA611と、OSC分岐カプラ612と、PreAMP613とから構成され、上りリング網510もしくは下りリング網520から入力された伝送光がVOA611によって減衰された後、OSC分岐カプラ612によってWDM光と、OSC光とに分岐される。
OSC分岐カプラ612によって分岐されたOSC光は、OSC制御部660の受信部(OR)661に入力される。入力されたOSC光が、通常の光伝送状態を示す場合は、OSC制御部660は待機状態となる。しかし、入力されたOSC光が、伝送路の異常やWDM光に多重された波長数の増減などの伝送状態の変化を示す場合は、変化した事態に対応する処理を行う。したがって、OSC制御部660からは、制御部670へ向けて事態に対応するための指示が出力される。
なお、上りリング網510の受信部610によって分岐され、OSC制御部660へ入力されOSC光に対応した処理を指示するOSC光は、下りリング網520の送信部650へ出力される。同様に、下りリング網620の受信部610によって分岐され、OSC制御部660へ入力されたOSC光に対応した処理を指示するOSC光は、上りリング網510の送信部650へ出力される。これは、反対方向のリング網へ出力することで1つ手前の光伝送装置(OADM、ILA)に制御信号となるOSC光を送信するためである。なお、OSC光の具体的な利用例としては、図6を用いて説明した光伝送システム500の立ち上げ処理の利用が挙げられる。
つぎに、OSC分岐カプラ612によって分岐されたWDM光は、PreAMP613へ入力される。WDM光は、PreAMP613によって増幅され、分波部620へ出力される。分波部620は、入力されたWDM光を波長ごとに光信号に分波し、挿入/分岐部630へ出力する。
つぎに、挿入/分岐部630の説明を行う。挿入/分岐部630は、分波部620から入力された波長ごとの光信号から送受信器501A宛の光信号を分岐し、変換部680へ出力する。挿入/分岐部630において分岐された光信号以外の光信号は、そのまま透過され、合波部640へ入力される。また、挿入/分岐部630には、送受信器501Aから入力された光信号が変換部680を経由して挿入される。新たに挿入された光信号は合波部640へ出力される。合波部640は、透過または挿入によって挿入/分岐部630から入力された光信号を合波して1つのWDM光として送信部650へ出力する。
つぎに、変換部680の説明を行う。変換部680は、2×1スイッチ681と、光電気変換部682と、電気光変換部683と、1×2カプラ684とから構成される。上りリング網510や、下りリング網520を流れる伝送光のWDM光の中に送受信器501Aへ向けた光信号が含まれている場合、この光信号は、挿入/分岐部630から変換部680へ入力される。変換部680へ入力された光信号は、2×1スイッチ681によって選択され、光電気変換部682に出力される。光電気変換部682は、入力された光信号を電気信号へ変換して、送受信器501Aへ出力する。
また、送受信器501Aから送受信器510へ光信号を送信する場合は、まず、変換部680の電気光変換部683へ電気信号が入力される。入力された電気信号は、電気光変換部683において光信号へ変換され、1×2カプラ684へ出力される。1×2カプラ684は、電気光変換部683から入力された光信号を2つに分岐し、それぞれの光信号を上りリング網510用の挿入/分岐部630と、下りリング網510用の挿入/分岐部630へ出力する。
つぎに、送信部650の説明を行う。送信部650は、PostAMP(ポストアンプ)651と、OSC合波カプラ652とから構成されている。合波部640から入力されたWDM光は、PostAMP651に入力される。PostAMP651は、入力されたWDM光を増幅し、OSC合波カプラ652へ出力する。OSC合波カプラ652は、PostAMP651から入力されたWDM光と、OSC制御部660から入力されたOSC光とを合波し、伝送光として上りリング網510もしくは下りリング網520へ出力する。
以上がOADM(A,B,D,E)の基本的な構成であり、ILA(C,F)は、上述のOADM(A,B,D,E)から分波部620と、挿入/分岐部630と、合波部640と、変換部680とを除いた構成、つまり、光送受器501と光信号の伝送を行わない構成である。
(実施の形態)
図1−2は、本発明の実施の形態にかかる光伝送装置の基本構成を示す説明図である。図1−2に示したように、本発明にかかる光伝送装置100(100A,100B)は、OADMやILAなどの一般的な光伝送装置の受信部110に、本発明独自の機能を備えたユニット内制御部116(117)と、PD118を備えたPreAMP115とを備えて構成され、上りリング網510によって隣接する光伝送装置100(100Aまたは100B)と接続されている。
受信部110は、光パワー検出手段としてのフロントPD111と、可変光減衰手段としてのVOA112と、光パワー検出手段としてのリアPD113と、光分岐手段としてのOSC分岐カプラ114と、光パワー検出手段としてのPD118と、光増幅手段としてのPreAMP115と、制御手段としてのユニット内制御部116(117)とから構成される。
受信部110において、OSC分岐カプラ114と、ユニット内制御部116(117)は、OSC130と接続されている。また、送信部120は、光選択手段としての1×2SW(スイッチ)124と、光増幅手段としてのPostAMP121と、光合波手段としてのOSC合成カプラ122と、制御手段としてのユニット内制御部123とから構成される。
図1−2に示した光伝送装置100Bを立ち上げる際は、まず、光伝送装置100Aからの光信号が立ち上げ時に挿入されないように、光伝送装置100AのPostAMP121の前段に配置された1×2SW124を開放側に制御しておく。この動作は、例えば光伝送装置100Bの装置制御部から、光伝送装置100Bから光伝送装置100Aに向かうOSC光に制御情報として光伝送装置100Aに通知する。この制御情報を受けた光伝送装置100Aの装置制御部が、ユニット内制御部123に指示信号を送出し、1×2SW124を制御する構成としても良い。
つぎに、光伝送装置100Aは、PostAMP121から光レベル調整用のASE光を出力する。この動作は、例えば光伝送装置100Bの装置制御部から、光伝送装置100Bから光伝送装置100Aに向かうOSC光に制御情報として光伝送装置100Aに通知する。この制御信号を受けた光伝送装置100Aの装置制御部が、ユニット内制御部123に指示信号を送出し、ASE光を送出する構成としても良い。
PostAMP121から出力されたASE光は、光伝送装置100Bの受信部110へ入力される。受信部110では、VOA112の減衰量の調整が行われ、VOA112の減衰量が固定される。この動作は、例えば光伝送装置100BのPreAMP115に入力されるASE光が適切なレベルとなるように、OADM(B)のユニット内制御部116がPD118の受光レベルをモニタし、目標入力レベルと比較し、比較結果に応じてVOA112に制御をかけ、適切な減衰量に調整する構成としても良い。
図2は、光伝送装置における立ち上げ異常を示す説明図である。図2に示したように、上述した手順でVOA112の減衰量を一旦固定した後、ASE光の光レベルが上昇した場合に、光伝送装置100Bは、PreAMP115の前段に配置されたPD118によって光レベルの上昇を検出し、VOA112の減衰量の再調整を行う。
なお、VOA112の減衰量を固定した後、PD118によって光レベルの上昇を検出する動作は、たとえば予め設定された時間とし、その時間内に光レベルの上昇が検出されたか否かによって検出する。時間内に上昇が検出されなかった場合には、ユニット内制御部116は次の立ち上げ手順であるPreAMP115のALC制御に移行する構成としても良い。
以下、ユニット内制御部116(117)を介してVOAの減衰量の再調整を行う場合の手順について、ユニット内制御部116(117)の詳細な構成と共に説明する。
図3−1は、ユニット内制御部の構成を示す説明図である。図3−1に示したように、ユニット内制御部116は、目標入力レベル格納部201と、PreAMP入力レベル格納部202と、比較判定部203と、VOA制御部204とから構成される。
目標入力レベル格納部201は、図1に示したように、ASE光を用いてVOAの減衰量を調整した際(以下、「VOA固定制御時」という)にPreAMP115に備えられたPD118によって検出された光信号(ここではASE光)の光レベル(以下、「目標入力レベル」という)が格納される。つまり、目標入力レベルは、PreAMP115の入力時の光信号の光レベルの値を表す。また、目標入力レベル格納部201は、格納されている目標入力レベルを比較判定部203へ出力する。
PreAMP入力レベル格納部202は、PreAMP115に備えられたPD118から入力された光信号の光レベル(以下、「PreAMP入力レベル」という)が格納される。PreAMP入力レベルの格納は逐次行われ、常に最新PreAMP入力レベルに更新された状態で格納されている。また、PreAMP入力レベル格納部202は、格納されているPreAMP入力レベルを比較判定部203へ出力する。
比較判定部203は、目標入力レベル格納部201から入力された目標入力レベルと、PreAMP入力レベル格納部202から入力されたPreAMP入力レベルとの比較を行う。具体的には、入力された目標入力レベルと、PreAMP入力レベルとの差分計算を行い、あらかじめ定めた閾値を超えた差分を検出したか否かを判定する。ここでは一例として、±0.5dBを閾値として設定している。比較判定部203における判定結果は、VOA制御部204へ入力される。
VOA制御部204は、比較判定部203から入力された判定結果に応じてVOA112へ調整指示を出力する。つぎに、以上説明したユニット内制御部116の処理手順を、図3−2を用いて説明する。
図3−2は、図3−1に示したユニット内制御部における処理を示すフローチャートである。図3−2のフローチャートにおいて、まず、目標入力レベル格納部201にVOA固定制御時の入力レベルを格納する(ステップS301)。つぎに、PreAMP入力レベル格納部202にPreAMP入力レベルを逐次格納する(ステップS302)。
その後、比較判定部203において、目標入力レベルとPreAMP入力レベルとの入力レベルの差分計算を行う(ステップS303)。つぎに、ステップS303の差分計算の結果、±0.5dBの差分があるか否かを判別する(ステップS304)。
ステップS304における判別結果は、VOA制御部204へ入力され、±0.5dBの差分がなかった場合は(ステップS304:No)、VOA112の調整が適切であり、再調整の必要がないため、VOA制御部204は待機状態のまま処理を終了する。
ステップS304において±0.5dB以上の差分があった場合は(ステップS304:Yes)、VOA112の調整が不適切であり、再調整が必要となる。したがって、VOA制御部204は、VOA112へVOAの再調整を実施し(ステップS305)、一連の処理を終了する。具体例としてVOA制御部204は、VOA112へ再調整指示信号を出力してもよい。
なお、本実施の形態においては一般的な構成例として光伝送装置100Aから光伝送装置100Bに向けた監視制御チャネル(OSC)を伝送するため、OSC130、OSC140、OSC分岐カプラ114、122を含んだ構成からなるが、この構成が必ずしも必要ではないことは自明である。
以上説明したように、ユニット内制御部116の処理によってVOA112が再度調整される。以下、従来の立ち上げ手順と同様に、OADM(B)のPreAMP115のシャットダウン状態を解除し、PreAMP115を立ち上げる。ユニット内制御部116は、PreAMP115が立ち上がったことを確認すると、光レベル制御用のASE光の出力要求を停止させる。さらに、ユニット内制御部123は、PostAMP121の前段に配置された1×2SW124を閉じ、運用を開始させる。
また、OSCを介さないでVOA112の再調整を行う処理としては、上述したユニット内制御部116の他に、以下に説明するような例も挙げられる。図4−1は、ユニット内制御部の他の構成を示す説明図である。図4−1に示したようにユニット内制御部117は、アラーム監視部211と、AMP制御部212と、VOA制御部213とから構成される。
アラーム監視部211は、PreAMP115の前段に備えられたPD118によって検出された光信号(ここではASE光)の光レベルが入力され、PreAMP115が立ち上がった状態であるかを監視する。PreAMP115が一定時間立ち上がらない状態が監視されると、アラーム監視部211は、AMP制御部212と、VOA制御部213とに対してPreAMP115の立ち上がり異常を表すアラームを出力する。
AMP制御部212は、PreAMP115の立ち上がり異常の際に、アラーム監視部211からアラームが入力されると、PreAMP115に再立ち上げ指示を出力する。VOA制御部213は、PreAMP115の立ち上がり異常の際に、アラーム監視部211からアラームが入力されると、VOA112へ調整指示を出力する。つぎに、以上説明したユニット内制御部117の処理手順を、図4−2を用いて説明する。
図4−2は、図4−1に示したユニット内制御部における処理を示すフローチャートである。図4−2のフローチャートにおいて、まず、アラーム監視部211において一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS401)。ここで、一定時間が経過するのを待つ(ステップS401:Noのループ)。一定時間経過すると(ステップS401:Yes)、つぎに、PreAMP115は正常に立ち上がった否かを判断する(ステップS402)。
ステップS402において、PreAMP115が正常に立ち上がった場合は(ステップS402:Yes)、VOA113の再調整を行う必要がないため、処理を終了する。ステップS402において、PreAMP115が正常に立ち上がっていない場合は(ステップS402:No)、つぎに、アラーム監視部211においてアラームを発生させる(ステップS403)。
ステップS403によるアラームの発生により、AMP制御部212と、VOA制御部213とに向けてアラームが報知される。つぎにAMP制御部212およびVOA制御部213は、アラームを受信したか否かを判断する(ステップS404)。
ここで、アラームが受信されるのを待ち(ステップS404:Noのループ)、アラームを受信した場合は(ステップS404:Yes)、VOA112の再調整が必要なため、VOA制御部213は、VOAの再調整を実施するための指示を出力する(ステップS405)。そして、AMP制御部212は、PreAMP115に立ち上げを実施させるための指示を出力し(ステップS406)、一連の処理を終了する。なお、ステップS405およびステップS406の処理は同時に行ってもよい。
以上説明したように、ユニット内制御部117の処理によってVOA112が再度調整される。以下、従来の立ち上げ手順と同様に、OADM(B)のPreAMP115のシャットダウン状態を解除し、PreAMP115を立ち上げる。ユニット内制御部117は、PreAMP115が立ち上がったことを確認すると、光レベル制御用のASE光の出力要求を停止させる。さらに、ユニット内制御部123は、ASE光が停止すると、PostAMP121の前段に配置された1×2SW124を閉じ、運用を開始させる。
なお、本実施の形態ではPreAMP115に入力される光信号をダイナミックレンジに収めることを目的として、つまりVOA112の減衰量の調整のターゲットとして処理を行ったがこれは構成の一例に過ぎない。例えば、AMPを持たない構成からなる光伝送装置の場合は、光受信器への入力をターゲットとして設定すればよい。
以上説明した光伝送装置100によれば、OSCによってVOAの減衰量が固定された後であっても、OSCを介さないユニット内制御部を用いて、減衰量の再調整を行うことができる。これにより、従来の光伝送システムの立ち上げ処理をそのまま適用し、光信号のレベル上昇に対応することが可能となり、立ち上げ時の誤作動を防止することができる。
なお、本実施の形態で説明した光レベル制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータとして、例えば、AMPユニット内のFPGA、ファームなどに実装することにより実現される。
(付記1)光信号の入力レベルを減衰により可変させる光減衰手段と、
前記光減衰手段による前記光信号の減衰量を検出する検出手段と、
前記光減衰手段の後段に設けられる光素子に入力される前記光信号が所定の入力ダイナミックレンジ内に収まるように、前記光減衰手段の減衰量を可変制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記光信号として安定した光レベルの調整用光が入力され、前記光素子の入力ダイナミックレンジ内に前記光信号の入力レベルが収まる前記光減衰手段の減衰量の設定後に、前記光信号の入力レベルの変動に応じて再度、前記光減衰手段の減衰量を可変制御することを特徴とする光伝送装置。
(付記2)前記制御手段は、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルの目標値が格納された目標値格納手段と、
前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを取得する入力レベル検出手段と、
前記目標値格納手段に格納された前記目標値と、前記入力レベル検出手段によって検出された前記入力レベルとの差分を比較する判定手段と、
前記判定手段の比較結果に基づいて前記光減衰手段を制御し、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを調整する入力レベル調整手段と、
を備えたことを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)前記制御手段は、
前記光素子の起動状態を監視する監視手段と、
前記監視手段による監視結果が前記光素子の起動異常を示すときに、前記光素子を再起動させる光素子制御手段と、
前記監視手段による監視結果が前記光素子の起動異常を示すときに、前記光減衰手段を制御し、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを調整する入力レベル調整手段と、
を備えたことを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記4)前記光素子は、前記光信号を増幅する光増幅素子であることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記5)光信号の入力レベルを減衰により可変させる光減衰手段による前記光信号の減衰量を検出する検出工程と、
前記光減衰手段の後段に設けられる光素子に入力される前記光信号が所定の入力ダイナミックレンジ内に収まるように、前記光減衰手段の減衰量を可変制御する制御工程とを含み、
前記制御工程は、前記光信号として安定した光レベルの調整用光が入力され、前記光素子の入力ダイナミックレンジ内に前記光信号の入力レベルが収まる前記減衰量の設定後に、前記光信号の入力レベルの変動に応じて再度、前記光減衰手段の減衰量を可変制御することを特徴とする光レベル制御方法。
(付記6)前記制御工程は、
前記光素子の起動状態を監視する監視工程と、
前記監視工程による監視結果が前記光素子の起動異常を示すときに、前記光素子を再起動させる光素子制御工程と、
前記監視工程による監視結果が前記光素子の起動異常を示すときに、前記光減衰手段を制御し、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを調整する入力レベル調整工程と、
を含むことを特徴とする付記5に記載の光レベル制御方法。
(付記7)付記5または付記6に記載の光レベル制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする光レベル制御プログラム。
以上のように、本発明にかかる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムは、波長多重された光信号を伝送する光伝送システムに有用であり、特に、リング網等における光信号の光レベルを調整する機能を備えた光分岐挿入装置に適している。
OADMの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかる光伝送装置の基本構成を示す説明図である。 光伝送装置における立ち上げ異常を示す説明図である。 ユニット内制御部の構成を示す説明図である。 図3−1に示したユニット内制御部における処理を示すフローチャートである。 ユニット内制御部の他の構成を示す説明図である。 図4−1に示したユニット内制御部における処理を示すフローチャートである。 光伝送システムの構成例を示す説明図である。 光伝送システムの立ち上げ手順を示す説明図である。 光伝送システムの立ち上げ時のVOA制御を示す図表である。 光信号の入力レベルが上昇した際のVOA制御を示す図表である。
符号の説明
100(100A,100B) 光伝送装置
110 受信部
111 フロントPD
112 VOA
113 リアPD
114 OSC分岐カプラ
116,117,123 ユニット内制御部
118 PD
120 送信部
122 OSC合成カプラ

Claims (4)

  1. 光信号の入力レベルを減衰により可変させる光減衰手段と、
    前記光減衰手段による前記光信号の減衰量を検出する検出手段と、
    前記光減衰手段の後段に設けられる光素子に入力される前記光信号の入力レベルを検出する入力レベル検出手段と、
    前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルが所定の入力ダイナミックレンジ内に収まるように、前記光減衰手段の前記減衰量を前記検出手段で検出される前記減衰量に基づいて可変制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記光信号として安定した光レベルの調整用光が入力されて、前記光信号を用いた前記制御手段の前記可変制御により前記光減衰手段の前記減衰量を固定設定したときに、前記入力レベル検出手段により検出された前記光信号の入力レベルを前記光信号の入力レベルの目標値として格納する目標値格納手段と、
    前記目標値格納手段に格納された前記目標値と、前記入力レベル検出手段によって検出された前記光信号の入力レベルとの差分を比較する判定手段と、
    前記判定手段の比較結果に基づいて前記光減衰手段を制御し、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを調整する入力レベル調整手段と、からなり、前記判定手段と前記入力レベル調整手段とによる前記光信号の入力レベルの調整は、前記減衰量の前記固定設定の後に行われることを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記光素子の起動状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視結果が前記光素子の起動異常を示すときに、前記光減衰手段を制御し、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを調整して、前記光素子を再起動させる光素子制御手段とを備え、
    前記監視手段の監視に基づく前記光素子制御手段による前記光信号の入力レベルの調整および前記光素子の再起動は、前記入力レベル検出手段による前記光信号の入力レベルの検出の後に行われることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 光信号の伝送を行う光伝送装置の光レベル制御方法において、
    光信号の入力レベルを減衰により可変させる光減衰手段を用いた光減衰工程と、
    前記光減衰工程による前記光信号の減衰量を検出する検出工程と、
    前記光減衰手段の後段に設けられる光素子に入力される前記光信号の入力レベルを検出する入力レベル検出工程と、
    前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルが所定の入力ダイナミックレンジ内に収まるように、前記光減衰工程の前記減衰量を前記検出工程で検出される前記減衰量に基づいて可変制御する制御工程とを含み、
    前記制御工程は、
    前記光信号として安定した光レベルの調整用光が入力されて、前記光信号を用いた前記制御工程における前記可変制御により前記光減衰手段の前記減衰量を固定設定したときに、前記入力レベル検出工程において検出された前記光信号の入力レベルを前記光信号の入力レベルの目標値として目標値格納手段に格納する目標値格納工程と、
    前記目標値格納工程において格納された前記目標値と、前記入力レベル検出工程によって検出された前記光信号の入力レベルとの差分を比較する判定工程と、
    前記判定工程の比較結果に基づいて前記光減衰手段を制御し、前記光素子に入力される前記光信号の入力レベルを調整する入力レベル調整工程と、を含み、前記判定工程と前記入力レベル調整工程とによる前記光信号の入力レベルの調整は、前記減衰量の前記固定設定の後に行われることを特徴とする光レベル制御方法。
  4. 請求項3に記載の光レベル制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする光レベル制御プログラム。
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