JP4644530B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータに係り、特に、マグネットの磁極とこれに対向するコアの歯あるいはコイルの配置に関する。
従来のモータの一例を、図7乃至図10を用いて説明する。
このモータは、流体軸受を用い1インチ用ハードディスクドライブ(HDD)にディスク駆動用として搭載されるモータである。
このモータは、図7に示すように、少なくとも1枚のハードディスク101をハブ102に実装している。
ステータ103は、アルミダイカストの切削加工、又は、アルミ板若しくは鉄板にニッケルメッキを施した板のプレス加工により形成されたモータベース105と、これに固定されたコア106と、このコア106に巻回されたコイル107と、ハウジング111とから構成されている。モータベース105の中心孔には、ハウジング111が、高い組立て精度が得られるように接着剤で固定固着されている。
ロータ104は、ハブ102を含んで構成され、ハブ102の外周側外部には、電着塗装を施したマグネット108が接着固定される。
ハブ102は、その外周側内部にスラストリング112が固着され、中心部にシャフト113部が一体に形成されている。また、これはステンレスで形成され、切削仕上げが施されている。
シャフト部113はハウジング111に挿入され、ロータ部104はステータ103に対して動圧軸受を介して回転自在に支持される。
ハブ102上端には、ハードディスク101をクランプするクランパーを固定するための雌ねじ穴部115が設けられている。このハブ102は通常マルテンサイト系,フェライト系またはオースナイト系のステンレスを用いて形成され、さらに耐磨耗性の向上を目的として無電解ニッケルメッキ等の表面コーティングが施されている。
コア106は、その内周面がマグネット108の外周面と僅かな間隙をもって対向するように配置される。
また、このコア106は、珪素鋼板が積層されてなり、その表面が電着塗装や粉体塗装等により絶縁コーティングされている。
コイル107の巻き線端末107aは、モータベース105の貫通孔116を通して、モータベース105底面のフレキシブルプリント基板(以下FPC)114に半田付けされている。
FPC114には、コイル107の端末107aを半田付けする部分とHDD側のモータ駆動回路とを接合するためのランド部(図示せず)が設けられており、この半田付け部とランド部は配線パターンでつながっている。そして、モータ駆動回路によってコイル107の各相に順次通電され、ロータ104は回転する。
次に、マグネットの磁極数とコイルを巻回したスロット数とについて説明する。
上述したようなモータには、効率と回路構成との最適化により3相駆動方式が用いられるのが一般的である。
すなわち、コア106の3n個(n:1以上の整数)のスロットに対し、等角度間隔で2nまたは4nの極数(あるいは、NとSの一組を1極対とすると、nまたは2nの極対数)に着磁されたマグネット108が対向している。
ここで、各スロット側から見て、マグネットが相対的に回転した時、着磁2極分(1極対分)回転すると、回転前と磁気的には同じ状態となり、回転させるための通電としても同じ動作を行なうので、以下の説明においては、着磁2極分を電気角2π[rad]と表現する。
まず、3n個のスロットに対して2n極の着磁がなされた場合、着磁1極分の電気角π[rad]に対するスロット先端の幅は、最大でも電気角(2/3)π[rad]しか確保することができない。
すなわち、磁束の2/3である約67%しか有効活用できない状態にある。
また、3n個のスロットに対して4n極の着磁がなされた場合、スロット先端の幅は、最大で電気角(4/3)π[rad]を確保する事ができるが、着磁1極分の電気角π[rad]を越えた分に関しては、逆極となり磁束を打ち消してしまう。そのため、スロット先端の幅は、電気角π[rad]とするのが最も効率が良いが、この場合にマグネット全体の電気角π×4n[rad]に対してスロットが対向する範囲は、電気角π×3n[rad]の範囲であるから、全体からみると磁束の3/4=75%しか有効活用できない状態にある。
ここで、磁極数,スロット数,及びそれらの配置ピッチの関係を整理して図9に示す。
HDDに搭載されるモータにおいては、記録再生ヘッドがハードディスクの径方向に移動する通路を確保するために、スロットの間隔を一部広げる場合があり、図9はこの形態も含まれている。
上述したように、基本的には、コアとマグネットにおいて、3nのスロットと4nの磁極(n:1以上の整数)とがそれぞれに等間隔に配置されるが、磁極をp極(p:2以上の偶数)増やし、その部分に対向するスロットを設けなくてもモータとしては成立する。
ここで、6スロットから12スロットまでのスロットと磁極との関係を分かり易くするために、これらを便宜的に直線状に伸ばした模式図を図8に示す。
この図において、10極6スロット〔図8(b)〕,12極6スロット〔図8(c)〕,14極9スロット〔図8(e)〕及び18極12スロット〔図8(g)〕の場合は、それぞれ図右端に斜線で示す通り、図9に示す着磁の極数分に対向するスロットがなく、この空いた範囲に記録再生ヘッドを配置してその通路とすることができる。
一例として、12極6スロットの場合のコア106の上面図を図10に示す。このコア106は、6つのスロット106aがピッチ40°で配置されている。これは、図9の表からもわかるように図8(c)に対応するものである。
12極9スロットに対して3スロット分を削除したことにより、ハードディスクの内周部に記録再生ヘッドを移動する通路が確保される。
これにより、ディスク上下両面の記録再生も可能となりHDDとして記録容量が二倍となるが、モータとしては、コア(及びコイル)を削除することにより、12極9スロットに対して特性が1/3だけ低下してしまう。
以上のように、モータとしての効率を向上させる余地は充分にあり、その改善が望まれている。
上述した一般的な構成の他の例として、特許文献1に記載されたような、同一相のスロットの間隔を着磁ピッチと等しくし、異なる相同士の間隔を75°と広げたモータがある。
また、特許文献2に記載されたような、同一相のスロットの間隔を着磁ピッチと等しくし、各相の中間のスロット同士を120°に配置したモータがある。
また、マグネットと対向するものがコアではなく渦巻き状コイルの例であるが、特許文献3に記載されたような、各相を着磁ピッチと同じ開き角のコイルを2個並べると共にその両側に開き角の狭いコイルを1個ずつ配置した、あるいは、着磁ピッチと同じ開き角のコイル3個と開き角の狭いコイル1個配置したモータがある。
特開平6−315254号公報 特開2000−152581号公報 特開平6−327174号公報
ところで、市場からは、HDDに対して小型かつ高精度が要求され、これに伴い、搭載されるモータも小型薄型かつ高精度であることが求められているが、小型薄型であっても所定のトルク特性は備えていなければならない。
従来のモータは、上述したように、3n個(n:1以上の整数)のスロットに対して、2n極着磁の場合は最大2/3(約67%)、また、4n極着磁の場合は最大3/4(75%)しか磁束を有効活用することができない。
また、特許文献1に記載されたモータにおいては、スロット先端の幅を最大1極の着磁角π[rad]まで広げられるが、異なる相のスロットが隣接する部分においては、機械角で75°、電気角に直すと(5/3)π[rad]のピッチで配置されている。そのため、モータ全体でみると、マグネット合計での電気角8π[rad]に対してスロット合計で電気角6π[rad]のみが対向するにすぎない。すなわち、磁束の6/8(=75%)しか有効活用できていない。
また、特許文献2に記載されたモータにおいては、連結した形状で記載されているスロットの先端部を理解容易のために分離して考えると、スロット同士の間隔が一番狭い部分は、異なる相同士が隣接する部分である。
この部分のピッチは、機械角で30°、電気角で(2/3)π[rad]となっており、スロット先端も、最大で電気角(2/3)π[rad]までしか占める事が出来ない。各相における中心のスロットは、最大で電気角π[rad]まで占めることができたとしても、モータ全体では、マグネット合計での電気角8π[rad]に対し、スロット合計で電気角(2/3)π×6+π×3=7π[rad]の範囲が対向し、磁束の7/8(=88%)しか有効活用できていない。
また、特許文献3に記載されたモータにおいては、着磁ピッチと同じ開き角のコイル3個と開き角の狭いコイル1個を配置する効率の高い形態のモータの場合、モータ全体では、マグネット合計での電気角12π[rad]に対してコイル合計で電気角π×9+(2/3)π×3=11π[rad]が対向し、磁束の11/12=92%を有効活用していることになる。
しかしながら、その文献に記載されているように、トルクは位相のずれが生じることにより3.898/4倍になるため、実質的な有効活用率は(11/12)×(3.898/4)=89%である。
上述したように、従来の各モータは、磁束の活用効率を向上させてトルクを高くできる余地がある。モータのトルクを高めるためには、磁束の活用効率向上以外にも種々の方法があるがいずれも短所がある。
具体的には、流す電流を大きくすると消費電力が増え、また、マグネットの材質をより強い磁力を発生するものにすると高価になり、また、コイルの巻回数を多くするとコイルが大きくなりスペース効率が低下する、等である。
さらに、HDDに搭載されるモータにおいては、ハードディスクの記録容量を最大限確保するため、そのディスクの内周部まで記録再生ヘッドが移動できるよう構造に配慮する必要がある。
この場合、上述したように、マグネットの磁極を増やし、記録再生ヘッドが移動できる空間を確保しなければならない。
ラジアル軸受として流体動圧軸受を用い、スラスト軸受としてシャフトにクリアランスを有する軸受を使用すると、クリアランスによるロータのスリコギ運動が発生する。
ところが、上述した記録再生ヘッドの通路確保のためにコアにスロットの無い部分を設けると、発生するラジアル方向の磁力にアンバランスが生じ、シャフトに側圧を印加することになる結果、振動やスリコギ運動の発生が防止できる。
しかしながら、使用実績の多い12極9スロットにおいて通路確保のためにスロットを一部削除しようとすると、モータ制御の都合上、3スロットを削除して6スロットとして動作させなければならない。
この場合、着磁4極分の機械角として略120°の通路用スペースが得られるが、9スロットとした場合の磁束の有効活用率75%に対して2/3である50%しか活用できない。
このように、従来のモータでは、ヘッド移動のスペースを確保し、あるいは、側圧を印加する等の理由でスロットを一部削除すると、モータの効率が落ち、トルク定数が下がり、これに対しても改善が望まれていた。
そこで本発明が解決しようとする課題は、コアが環状であっても、スロットを一部削除した円弧状であっても、マグネットの磁束の活用効率が向上し、小型で、消費電力が少なく、安価でありながら、大きなトルクが得られるモータを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の構成を有する。
〔1〕 複数の磁極がそれぞれ等角度幅で設けられた環状のマグネット(8)と、このマグネット(8)と対向して所定のピッチで円弧状に配列された3n個(n:2以上の整数)のスロット(6S)を有するコア(6)と、前記スロット(6S)にそれぞれ巻回された3n個のコイル(7)と、を備え、前記3n個のコイル(7)への通電により前記マグネット(8)と前記コア(6)とが同芯で相対的に回転移動するよう構成されたモータにおいて、
前記3n個のコイル(7)を、隣接するn個のコイルを1つの相とする3相(U,V,W)として構成し、前記所定のピッチを、前記3相(U,V,W)における各相の前記n個のコイル(7)が巻回されたn個の前記スロット(6S)については、前記等角度幅と同じ角度ピッチとする一方、異なる相間で隣接するスロット同士については、前記等角度幅の略4/3倍の角度ピッチとして成ることを特徴とするモータ(51)である。
〔2〕 複数の磁極がそれぞれ等角度幅で設けられた環状のマグネット(8)と、導体が扁平の環状に巻回されて成る3n個(n:2以上の整数)のコイル(17)と、を備え、前記3n個のコイル(17)を、前記マグネット(8)に対向して所定のピッチで円弧状に配列し、前記コイル(17)への通電により前記マグネット(8)と前記n個のコイル(17)とが同芯で相対的に回転移動するよう構成されたモータにおいて、
前記3n個のコイル(17)を、隣接するn個のコイル(17)を1つの相とする3相(U,V,W)として構成し、前記所定のピッチを、前記3相(U,V,W)における各相の前記n個のコイル(17)については、前記等角度幅と同じ角度ピッチとする一方、異なる相間で隣接するコイル同士については、前記等角度幅の略4/3倍の角度ピッチとして成ることを特徴とするモータである。
本発明によれば、マグネットの磁束の活用効率が向上し、小型で、消費電力が少なく、安価でありながら、大きなトルクが得られるという効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明のモータの第1実施例を示す断面図である。
図2は、本発明のモータの第1実施例の要部を説明する平面図である。
図3は、本発明のモータの各実施例を説明する模式図である。
図4は、本発明のモータの各実施例を説明する表である。
図5は、本発明のモータの第2実施例を示す断面図である。
図6は、本発明のモータの第2実施例の要部を説明する平面図である。
<第1実施例>
第1実施例のモータは、流体動圧軸受を備え、1インチのハードディスク装置(HDD)にディスク駆動用として搭載されるモータ51である。このモータ51は、回転数7200回/分でディスクを回転駆動する。
まず、図1を用いてこのモータ51について説明する。
図1において記載されたハードディスク71は、このモータ51がHDDに搭載される場合に装着されるものであり、また、このハードディスク71の上下両面に対向する記録再生ヘッド71A,71BはHDD側に備えられたものである。
このモータ51は、ステータSとロータRとよりなり、インナーロータの3相駆動構造とされている。
ステータSは、モータベース5と、その中心付近に形成された貫通孔5aに固着され一端側にフランジ部11aを有する略円筒状のハウジング11と、モータベース5にハウジング11と同心で固定された略環状のコア6とを含んで構成される。
モータベース5は、アルミダイカストの切削加工、又は、アルミ板若しくはニッケルめっきを施した鉄板のプレス加工により形成される。
ハウジング11は、組み立てにおいて高精度が得られることから接着剤により固着されている。
コア6は図2に示す形態である。すなわち、一部が欠落した環状であり、等角度で内側に突出する複数のスロット6Sを備えている。尚、この図は巻回されたコイル7−1〜7−9も記載されている。
このスロットは、9極分、すなわち、スロット6S1〜6S9が設けられている。当図では各極の番号を〔1〕〜〔9〕として示しており、スロット61〜6S9がそれぞれの極番号と対応している。
上述したように、このモータ51は3相駆動され、スロット6S1〜6S3、スロット6S4〜6S6及びスロット6S7〜6S9が各相に対応するようコイルが巻回されている。この巻回についての詳細は後述する。
各相のスロット間は、30°ピッチで配置されており、隣接する相のスロット間、すなわち、6S3と6S4との間及び6S6と6S7との間隙は10°に設定されている。換言すれば、異なる相の隣接するスロットのピッチは40°に設定されている。
このような配列により欠落部Lの角度範囲は概ね70°となっている。
コア6は、図1において、この欠落部Lが回転軸Cに対して左側に位置するように示されており、この空いたスペースに、HDD側の記録再生ヘッド71A,71Bが配置されディスク71の径方向に移動可能とされている。
この記録再生ヘッド71A,71Bは、ハードディスク71の上下の両面に対応して設けられているので、ハードディスクの記録容量は片面記録に対して2倍になっている。
このような形状のコア6は、モータベース5に環状に立設された壁部5bの内周面に固着されている。
また、コア6は、積層された珪素鋼板からなり、表面には電着塗装や粉体塗装等による絶縁コーティングが施されている。そして、各スロット6S1〜6S9には、それぞれの相に対応してコイル7−1〜7−9が巻回されている。
このコイル7の巻き線端末7a(U,V,W,COM)は、モータベース5に形成された貫通孔5cを通して、その反対側に取り付けられたフレキシブルプリント基板(以下FPC)14に半田付けされている。
FPC14には、コイル7の巻き線端末7aを半田付けする部分とHDD側のモータ駆動回路(図示せず)とを接合するためのランド部(図示せず)が設けられており、半田付け部とランド部とは配線パターンで電気的に接続されている。
そして、モータ駆動回路によりコイル7の各相に順次通電され、ロータRはステータSに対して回転する。
一方、ロータRは、シャフト部1を有する略カップ状のハブ2と、所定の磁極数で着磁されハブ2の外周面に固着されたリング状のマグネット8と、内周面に固着されたスラストリング12と、シャフト部1の外周面に挿着された外筒部13とを含んで構成されている。
マグネット8はその表面に電着塗装が施され、ハブ2はステンレスで形成され切削による仕上げが施されている。
ハブ2は、その外周部にハードディスク71が載置される載置部2aを有しており、上面にはこのディスクをクランプするクランパ(図示せず)を固定するための雌ねじ2bが設けられている。
このハブ2は、マルテンサイト系,フェライト系またはオースナイト系のステンレスを用いて形成され、耐磨耗性の向上を目的として、表面には無電解ニッケルメッキ等のコーティングが施される。
また、この表面コーティングの厚さは3〜50μm程度であるが、コーティングにより雌ねじ2bの径が小さくなることを防止するため、無電解ニッケルメッキ処理を行った後に、雌ねじ2bのタップ切りを実施している。これにより、まっきによる寸法変化やコーティング材の剥がれが無く、パーティクルの発生が減少している。
このようなロータRは、外筒部13がステータSのハウジング11の貫通孔11bに挿入され、ラジアル動圧軸受RB及びスラスト動圧軸受SBを介してステータSに対して回転自由に支持される。
ラジアル動圧軸受RBは、外筒部13の外周面と、これに対向するハウジング11の内周面と、両者の間隙に介在する潤滑油とを含んで構成され、スラスト動圧軸受SBは、スラストリング12の上面と、これに対向するハウジング11のフランジ部4aの下面と、両者の間に介在する潤滑油とを含んで構成される。
次に、マグネット8の磁極数と、コア6に巻回されたコイル7の数と、欠落部L(以下、スペースLとも称する)の関係について図2〜図4を用いて説明する。
図4に、この第1実施例のモータ51において取り得るスロットの数,マグネットの着磁極数及びそれらの配置ピッチ等の関の一部を示す。
この実施例においては、常に同じタイミング(位相)で通電される同相のn個のスロット(n:2以上の整数)は、マグネット8の着磁ピッチと同じピッチで配置されている。
また、別相で隣接するスロットの配設ピッチは、マグネットの着磁ピッチの4/3倍とされている。
これにより、1つの相が占める角度範囲は、n個のスロットに対し着磁極数で(n−1)+(4/3)=n+(1/3)であり、3相モータであることから、スロット全体が占める角度範囲は、3×{n+(1/3)}=3n+1となる。
図4には、マグネットの磁極数をm極分(m:0以上の整数)増やし、この増やした部分に対向するスロットを配置しない構成も含めて記載してある〔ここで、mが0(ゼロ)の場合は全周に渡りスロットを配置した構成となる〕。
この構成において、全体の極数(3n+1+m)が奇数の場合には、N極とS極を交互に全周に渡り配置することができないので、モータとして成立するのは全体の極数が偶数の場合である。
また、図4には、n≦4、m≦3の範囲について記載しているが、これを越える範囲についても、同様にモータとして成立する組み合わせがある。
この図4に示した範囲のうち、モータとして成立するものにつき、理解を容易にするためにマグネットとコアとをそれぞれ直線状に表した模式図を、図3(a)〜(f)に示す。
この図において右端に斜線で示す範囲は、図4示す極数分について、それに対向するスロットがない範囲、すなわち、スペースLに相当する範囲であり、少なくともこの範囲に一方の記録再生ヘッド71Bを配置することができる。
図3(c)で示す10極9スロットの場合は、コアの全周に渡りスロットが配置されスペースLは確保できないが、モータとしての効率は高く、トルク定数の高いモータを容易に得ることができる形態である。
次に、この図3を用いて、マグネットが12極着磁の場合を説明する。また、その説明において、3つの相をそれぞれU,V,Wと称することにする。
この12極着磁の場合にスロットを最も多く配置できるのは、9スロットの場合であり図3(d)に示される。
この図において、各相のコイルが巻回されたスロットをそれぞれ、U1,U2,U3、V1,V2,V3、及びW1,W2,W3とすると、同一相のコイルが巻回されたスロットについては、それぞれ電気角でπ[rad](機械角で30°)のピッチで配置され、異なる相で隣接するスロット、すなわち、U3とV1及びV3とW1は、それぞれ電気角で(4/3)π[rad](機械角で45°)のピッチで配置されている。
この結果、斜線部で示す範囲Lと、これに隣接するスロットとの間の間隙も含め、トータルとして、電気角で2π+(1/3)[rad]、つまり機械角で70°のスペースLtが確保できる。
この異なる相で隣接するスロットの配置ピッチ(4/3)π[rad]は、この実施例のようなコア付きモータにおいて、±1%の誤差範囲内であれば要求される各特性を満足でき通常許容される。すなわち、概ね(4/3)π[rad]とされていればよい。
従来のモータの12極9スロットでは余分なスペースを設けることができなかったのに対し、この実施例によれば、同数の9個のスロットを配置しているにも拘わらず、スペースが確保され、しかもモータの特性を犠牲にしていない(詳細は後述する)。
上述した第1実施例の12極9スロットのモータにおけるコア及びコイルの詳細を、一部重複するが再び図2を用いて説明する。
スロット6Sは、コア6の内周に向かって9ヶ所設けてある。これらのスロット6S1〜6S9の先端面(内周面)は、マグネット8の外周面と所定の間隙を隔てて対向するように配置される。
同一相の3つのスロットは、中心から機械角で各30°(電気角でπ)毎に配列され、隣接する他の相同士のスロット間は、機械角で10°(電気角で3/π)隔てて形成されている。
換言すれば、同一相の3つのスロットは、機械角30°ピッチで配列され、異なる相間の隣接するスロット同士は、機械角45°ピッチで配列されている。
従って、スペースLは、機械角70°の範囲で得られる。
次に、各スロット6S1〜6S9に巻回されるコイル7−1〜7−9について説明する。
まず、U相は、端子Uに始まり、スロット6S1に対して中心側からみて時計方向に所定数巻回し、次に、隣接するスロット6S2に対して反時計方向に所定数巻回し、その後、隣接するスロット6S3に対して再び時計方向に所定数巻回して終了する。
V相は、端子Vに始まり、スロット6S4に対して中心側からみて時計方向に所定数巻回し、次に、隣接するスロット6S5に対して反時計方向に所定数巻回し、その後、隣接するスロット6S6に対して再び時計方向に所定数巻回して終了する。
W相は、端子Wから始まり、スロット6S7に対して中心側からみて時計方向に所定数巻回し、次に、隣接するスロット6S8に対して反時計方向に所定数巻回し、その後、隣接するスロット6S9に対して再び時計方向に所定数巻回して終了する。
各相の巻き終わり部は、共通のCOM端子に接続される。
これらのコイル巻線は、何れも同相の隣接するスロットに直列的に連続して巻回する。従って、いわゆる渡り線がないので、無駄な電線,コイルのショートあるいは切断等が生じることがなく、コストアップにならずに高い信頼性が得られる。
また、スペースLを確保するためにスロット6S1〜6S9が偏った配置になっている。そのため、スロットの配置されている部分と配置されていない部分とで磁束が偏倚し吸引力が異なる。これにより、ロータRは、常に一定のラジアル方向に吸引され、スリコギ運動の防止効果が得られる。また、このモータをHDDに搭載した場合には、上述したように、このスペースLを記録再生ヘッドの移動経路として利用することができる。
<第2実施例>
本発明のモータの第2実施例を説明する。この実施例は、8極6コイルの平板面対向3相スロットレス型モータであり、図5にその一例を示す。この第2実施例のモータは、第1実施例に対して、そのマグネットをリング状の平板で8極に面着磁されたものとし、コイルをこの着磁面に対して微小間隙をもって対向する渦巻き状の6つのコイルとし、コア(スロット)を省略した構造を有するモータである。
図5において、このモータ52は、モータベース32と、このモータベース32に立設し一対の軸受Bを備えた概ねコ字状のキャプスタンホルダ33と、モータベース32の一面側に取付けられたフレキシブル基板(FPC)34と、このFPC34に円弧状に並べて取付られた扁平リング状の複数のコイル17と、を含んで構成されるステータSと、軸受Bに回転自由に支持されたシャフト35と、その先端側に固着された扁平のハブ36と、このハブ36の内面に固着され、円弧状に配列された各コイル17と対向するような扁平リング状に形成されたマグネット18と、を含んで構成されるロータRとにより成る。
そして、このモータ52は、ロータRが、そのコイル17とマグネット18とが所定の間隙dを有してステータに対して回転自由となるように構成されている。
図6に、このモータにおける各コイル17の位置とそれに対向するマグネット18の各磁極の位置との関係を模式的に示す。
このような平板スロットレスモータについても、第1実施例のコア付きモータに対してスロットをコイルに置き換えることにより同様の原理で考えることができる。
従来のモータでは、8極6コイルの場合、図8(a)に示すように、コイルは全周に渡って配置され、一部のコイルを削除してスペースを確保することができず、コイルと同一平面上に記録再生ヘッド配置することができなかった。
これに対し、この第2実施例によれば、図3(a)に示すように、同一特性で6コイルを配置し、電気角でπ、すなわち機械角では45°のスペースLを得ることができる。
また、隣のコイルとの間隙も含めると、電気角で(4/3)π[rad]、すなわち機械角で60°のスペースLtが得られる(ただし、当図は、先の説明においてU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3をスロットとしていたが、ここではこれらをコイルに当てはめて説明している)。
このように、第2実施例においても、同一のトルク特性を持ちながらもコイルが配置されない空きスペースを確保することができる。従って、このモータがHDDに搭載された際にはこの空きスペースを記録再生ヘッドの移動経路として利用することができる。
この第2実施例におけるコイルの一例を表した図6を用いて説明すると、6つのコイル17−1〜17−6は、17−1及び17−2がU相として、17−3及び17−4がV相として、17−5及び17−6がW相として電線が巻回されている。
各コイルは、その幅が電気角でπ、すなわち機械角で45°の範囲を占めるように形成され、円弧状に配列されている。
また、隣接する異なる相のコイル間、すなわち、17−2と17−3との間、17−4と17−5との間には、電気角でπ/3、すなわち機械角で15°の角度間隙が設けられている。
換言すれば、同一相の2つのコイルは、機械角45°ピッチ(電気角でπ)で配列され、異なる相間の隣接するコイル同士は、機械角60°〔電気角で(4/3)π〕ピッチで配列されている。従って、スペースLは、機械角60°の範囲で得られる。
この異なる相で隣接するコイルの配置ピッチ(4/3)π[rad]は、この実施例のようなコア無しの平板モータにおいて、±5%の誤差範囲内であれば要求される各特性を満足でき通常許容される。すなわち、概ね(4/3)π[rad]とされていればよい。
次に、コイル17―1〜17−6の巻線方向と結線方法について説明する。
この第2実施例では、全てのコイル17―1〜17−6を、図(紙)の手前側から見てCW(時計回り)方向に巻回しているが、例えば、U相であるコイル17−1及び17−2を例にすると、両コイルで電流の流れる方向を逆にするため、コイルの内側である巻き始め線(st)同士を結線している。
同様に、V相であるコイル17−3及び17−4についても巻き始め線(st)同士を結線し、W相であるコイル17−5及び17−6についても巻き始め線(st)同士を結線している。
モータを3相駆動とするために、U,V,Wはそれぞれ電気角で{(2/3)+2a}π[rad]及び{(4/3)+2a}π[rad]離れている必要がある(a:任意の整数)。
実施例では、U相の入り口をコイル17−1の外側である巻き終わり線(f)側としている。
また、V相の入り口は、コイル17−3は電気角で{(1/3)+2}[rad]離れているので、コイル7−3の巻き終わりでなく、電気角で{(4/3)+2}[rad]離れているコイル17−4の巻き終わり線(f)側としている。
また、W相の入り口は、コイル17−5がコイル17−1に対して電気角で{(2/3)+4}[rad]離れているので、コイル17−5の巻き終わり線(f)側としている。
さらに、各相において、上述の相の入り口としなかった方のコイル(17−2,17−3,17−6)の外側である巻き終わり線同士を結線し、中点(COM)としている。このように結線する事により、各コイルとして同じに巻回された同一のコイルを用いることができるので、量産性が高く、配置違いの不良も無くなる。
このコイルの巻回及び結線方法は、各相を形成するコイルの数により異なる。
すなわち、図4で示すnが奇数の場合は、第1実施例のように、3つの相について同じく巻線し、各相の同じ側を入り口とする。また、nが偶数の場合は、実施例2に示すように、3つの相を同じく巻線し、中間に位置する相についてのみ入り口と中点とを逆に結線するか、あるいは、各相の同じ側を入り口とし、中間に位置する相のみ逆方向に巻回する。
上述した各実施例における磁束の有効活用率(活用効率)について以下に説明する。具体的には、従来例のモータである各特許文献に記載されたモータについて求めたのと同様に、実施例における磁束の有効活用率を計算した。計算においては、極数が多いほど有効活用率は高くなるが、実際のモータでは、極数が多過ぎると隣接極間で磁束のループが形成されスロットまで到達しない磁束が増えるので、適度な極数とする必要がある。ここでは、従来例で89%と最も有効活用率が高かった特許文献3に記載された12極(12コイル)を上限する範囲内で比較説明する。
各実施例において、着磁極数が12以内でコイルを全周に渡り配置するのは、10極9コイルの構成であり、図3(c)に相当する。
この場合、マグネットの合計として電気角10π[rad]を占めるのに対し、コイル合計で電気角9π[rad]の範囲がマグネットに対向しており、磁束の9/10、すなわち90%が有効活用されている。従って、従来の89%に対して向上していることがわかる。
図3(c)から明らかなように、残りの10%は、異なる相同士の間として3ヶ所ある、各電気角(1/3)π[rad]の間隙なので、さらに大型のモータで無理なく多極化できるのであれば、この異なる相同士の間の間隙は、電気角では変わらないものの、機械角では少なくなって更なる磁束の有効活用率の向上が望める。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
本発明のモータの第1実施例を示す断面図である。 本発明のモータの第1実施例の要部を説明する平面図である。 本発明のモータの各実施例を説明する模式図である。 本発明のモータの各実施例を説明する表である。 本発明のモータの第2実施例を示す断面図である。 本発明のモータの第2実施例の要部を説明する平面図である。 従来のモータを説明する断面図である。 従来のモータを説明する模式図である。 従来のモータを説明する表である。 従来のモータの一部を説明する平面図である。
符号の説明
1 シャフト部
2 ハブ
2a 載置部
2b 雌ねじ
5 モータベース
5a 貫通孔
5b 壁部
6 コア
6S スロット
7,17 コイル
7a 巻き線端末
11 ハウジング
11a フランジ部
13 外筒部
14 フレキシブルプリント基板(FPC)
17(17−1〜17−6) コイル
18 マグネット
21 外筒部
32 モータベース
33 キャプスタンホルダ
34 FPC
35 シャフト
36 ハブ
51,52 モータ
71 ハードディスク
71A,71B 記録再生ヘッド
B 軸受
L 欠落部(スペース)
R ロータ
S ステータ
U,V,W 相

Claims (3)

  1. 複数の磁極がそれぞれ等角度幅で設けられた環状のマグネットと、
    このマグネットと対向して所定のピッチで円弧状に配列された3n個(n:2以上の整数)のスロットを有するコアと、
    前記スロットにそれぞれ巻回された3n個のコイルと、を備え、
    前記3n個のコイルへの通電により前記マグネットと前記コアとが同芯で相対的に回転移動するよう構成されたモータにおいて、
    前記マグネットの磁極数は3n+1より大きい偶数であり、
    前記3n個のコイルを、隣接するn個のコイルを1つの相とする3相として構成し、
    前記所定のピッチを、前記3相における各相の前記n個のコイルが巻回されたn個の前記スロットについては、前記等角度幅と同じ角度ピッチとする一方、異なる相間で隣接するスロット同士については、前記等角度幅の略4/3倍の角度ピッチとして成り、前記マグネットの1磁極分以上にわたって前記スロットがないスペースを設けたことを特徴とするモータ。
  2. 前記マグネットを有するロータと、
    前記コアを有するステータと、を備え、
    前記ロータは、動圧軸受を介して、前記ステータに対して回転自由に支持されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 複数の磁極がそれぞれ等角度幅で設けられた環状のマグネットと、
    導体が扁平の環状に巻回されて成る3n個(n:2以上の整数)のコイルと、を備え、
    前記3n個のコイルを、前記マグネットに対向して所定のピッチで円弧状に配列し、前記コイルへの通電により前記マグネットと前記n個のコイルとが同芯で相対的に回転移動するよう構成されたモータにおいて、
    前記マグネットの磁極数は3n+1より大きい偶数であり、
    前記3n個のコイルを、隣接するn個のコイルを1つの相とする3相として構成し、
    前記所定のピッチを、前記3相における各相の前記n個のコイルについては、前記等角度幅と同じ角度ピッチとする一方、異なる相間で隣接するコイル同士については、前記等角度幅の略4/3倍の角度ピッチとして成り、前記マグネットの1磁極分以上にわたって前記コイルがないスペースを設けたことを特徴とするモータ。
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