JP4643301B2 - ベーンポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、パワーステアリング等に用いられるベーンポンプに関する。
この種の技術としては、ベーンポンプにおいて、ロータ及びベーンと共に複数のポンプ室を形成するカムリングが、ロータの回転軸との偏心量を可変にすることで、ポンプの吐出容量を可変にするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−161249号公報
上記従来技術にあっては、ハウジング内部に形成されてハウジングの径方向外側から中心部まで貫通する吸入通路としての吸込ポートと、この吸込通路と連通する吸入ポートとしての低圧凹溝とが形成される。吸入ポートは吸入側のポンプ室を覆うように略半円の円弧状に形成されている。この吸入ポートは周方向には幅が広く、径方向に幅が狭く、また深さが深い形状となっている。ハウジングのポンプ室側表面の吸入ポートに対して径方向外側及び吸入通路内は低圧のオイルが作用するが、ハウジングのポンプ室側表面の吸入ポートに対して径方向内側には高圧のオイルが作用する。さらに吸入通路には低圧のオイルが作用しているので、吸入ポートに対して径方向内側のハウジングは、オイルの圧力に対して強度が十分でない場合がある。そのため、ハウジングのポンプ室側平面の吸入ポートに対して径方向外側と内側とで段差が生じ、ロータ及びベーンの円滑な回転が阻害されるので、ポンプの効率低下やノイズが発生する虞があるといった問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ハウジングのポンプ室側平面の変形を抑えるベーンポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、フロントハウジングと前記フロントハウジングに結合されるリアハウジングとから構成され、内部に収装部が形成されるハウジングと、前記ハウジングに軸支された駆動軸と、前記ハウジングの収装部内に設けられ、前記駆動軸によって回転駆動されるロータと、ロータに設けられたスロットに径方向に出没自在に設けられたベーンと、前記ハウジングの収装部内に揺動自在に設けられると共に、円環状に形成され、内周側に前記ロータ及びベーンと共に複数のポンプ室を形成するカムリングと、前記リアハウジングの前記カムリングと対向する面に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出側通路と、前記リアハウジングに設けられ、前記吸入ポートと前記駆動軸の回転軸方向に離間して配置され、前記回転軸に対し径方向に延びるように形成された吸入通路と、前記カムリングの外周側に設けられ、このカムリングの外周側空間を第1流体圧室と、第2流体圧室とに隔成するシール部材と、前記第1流体圧室又は第2流体圧室の圧力を制御することにより、前記カムリングを揺動し、前記複数のポンプ室の容積を変化させる流体制御弁と、前記吸入ポートの始端部又は終端部と前記吸入通路との間の少なくともどちらか一方に設けられ、前記回転軸方向において前記吸入ポートと前記吸入通路の間に配置され、内側に凸状に形成された肉盛部と、前記吸入ポートと前記吸入通路の間に設けられ、前記吸入ポートと前記吸入通路とを連通すると共に、内周面の一部が前記肉盛部によって構成されている油通路と、を、前記油通路は、前記回転軸回りの周方向幅が前記吸入通路の周方向幅よりも大きくなるように形成され、前記回転軸方向において前記吸入通路とオーバラップするように配置した


本発明のベーンポンプにあっては、吸入ポートの始端部と吸入通路との間であって、内側に凸状に形成された肉盛部と、肉盛部と吸入ポートの開口面との間に形成された油通路と、を備えた。よって、ハウジングのポンプ室側平面に、吸入ポートに対して径方向内側と外側とで段差が生じる変形を抑え、良好なポンプ効率を維持し、ノイズの発生を抑えることができる。
以下、本発明のベーンポンプを実現する最良の形態を、図面に基づき説明する。
まず、本実施例におけるベーンポンプの構成を説明する。
図1は可変容量型のベーンポンプ1の軸方向部分断面図であり、図2はベーンポンプ1の径方向断面図である。
ベーンポンプ1は、エンジンによって回転駆動される駆動軸20と、駆動軸20と一体回転可能に結合されるロータ21と、ロータ21に形成されたスロット22に径方向に出没可能に設けられらベーン23と、ロータ21及びベーン23と複数のポンプ室24を形成するカムリング25と、カムリング25を収装するアダプタリング26と、これらの部材を収装するポンプハウジング30と、を備えている。なお、ベーンポンプ1は可変容量型に限らず定容量型でも良く、特に限定しない。
ポンプハウジング30はフロントハウジング31とリアハウジング32とから成る。
フロントハウジング31には、有底円筒形に開口した収装部31aの底部側にサイドプレート50が収装される。このサイドプレート50に密着させて、ロータ21、ベーン23、カムリング25、アダプタリング26等が収装される。収装部31aの底部には貫通孔31dが形成され、駆動軸20が挿入される。
駆動軸20は、駆動軸20の一方端の駆動力入力部20aがエンジンの出力軸に連結して回転駆動される。この駆動軸20は駆動力入力部20a側から順に、ベアリング52、オイルシール51、メタル軸受56、サイドプレート50、ロータ21、メタル軸受53を貫通して、リアハウジング32の挿入孔32bに、挿入部20bが挿入される。駆動軸20はベアリング52、メタル軸受53、56を介して回転可能に支持される。駆動軸20とロータ21とはスプライン結合され、駆動軸20と一体となってロータ21も回転する。
ロータ21には外周側放射状に複数のスロット22が形成され、各スロット22にベーン23が径方向に出没可能に挿入される。スロット22の径方向内側端部の背圧室22aには圧油が供給されてベーン23を径方向外側方向に押圧する。
カムリング25は略円形リング状に形成され、内部にロータ21及びベーン23を収装する。カムリング25の内周と各ベーン23の先端とを摺接させながらロータ21が回転する。カムリング25はロータ21の回転軸に対して偏心して設けられているので、ロータ21、ベーン23及びカムリング25によって形成されるポンプ室24は、ロータ21の回転によって容積が増減してポンプ作動を行う。
カムリング25は、カムリング25よりも大径の略円形リング状に形成されたアダプタリング26に収装され、カムリング25とアダプタリング26とはピン27によって係合される。カムリング25はピン27を中心に揺動可能であり、ロータ21の回転軸に対して偏心量を変化させることができる。この偏心量の変化に伴って、ポンプ室24の容量を変化させることができる。
アダプタリング26の内周側であって、ピン27の位置と径方向略反対側にはシール部材28が設けられている。このシール部材28がカムリング25の揺動を許容しつつ、カムリング25の外周面に密接している。ピン27及びシール部材28により、カムリング25の外周面とアダプタリング26の内周面とにより形成される空間を第1流体圧室40と第2作動室41とに隔成する。
アダプタリング26の第2作動室41側には貫通孔26aが設けられ、ポンプハウジング30側で係止部材57に係止されたスプリング58が挿入され、このスプリング58はカムリング25を第1流体圧室40側へ付勢する。
第1流体圧室40及び第2流体圧室41には、ベーンポンプ1の吐出油圧が作用する。流体作動弁60によって、吐出油圧が低い時には第2流体圧室41に圧油を供給し、吐出油圧の上昇に伴って徐々に第1流体圧室40側に圧油を供給する。
吐出圧が上昇すると第1流体圧室40への圧油の供給が多くなり、カムリング26は押圧されて第2流体圧室41側に移動する。カムリング26が第2流体圧室41側に移動すると、吸入行程にあるポンプ室24の体積は小さくなり、吐出行程にあるポンプ室24の体積は大きくなるので、ベーンポンプ1の吐出圧は低下する。
吐出圧が低下すると第1流体圧室40への圧油の供給が少なくなり、カムリング26は押圧されて第1流体圧室40側に移動する。カムリング26が第1流体圧室40側に移動すると、吸入行程にあるポンプ室24の体積は大きくなり、吐出行程にあるポンプ室24の体積は小さくなるので、ベーンポンプ1の吐出圧は上昇する。
この作用によって、ベーンポンプ1の回転数がある程度まで上昇すると、以降の吐出圧は一定に保たれるようになる。
サイドプレート50には、サイドプレート50を貫通する吸入側通路50aと吐出ポート50bとが形成される。吸入側通路50aと吐出ポート50bとは、吸入側と吐出側のポンプ室24を覆うように略半円の円弧状に形成される。吸入側通路50aは、フロントハウジング31の収装部31aの底部に形成された潤滑油供給路31cに連通し、メタル軸受56に潤滑油を供給する。吐出ポート50bは、フロントハウジング31の収装部31aの底部に形成された高圧室31bに連通し、この高圧室31bは吐出口54に連通される。
また、サイドプレート50にはロータ21の背圧室22aに高圧油圧を供給する背圧供給路50cが吸入側及び吐出側にそれぞれ背圧室22aを覆うように円弧状に形成される。
リアハウジング32の挿入部32aは、フロントハウジング31の収装部31aに挿入され、ロータ21及びカムリング25に密着する。このリアハウジング32には吸入側のポンプ室を覆うように略半円の円弧状に吸入ポート32cと吐出側通路32eが形成される。吸入ポート32cは、リアハウジング32に形成された吸入通路32dを介して、吸入口55に連通される。吸入通路32dは、挿入孔32b側と繋ぐ潤滑油路32jに連通して、この潤滑油路32jによって潤滑油がメタル軸受53に供給される。吐出側通路32eは潤滑油路32mを介して、リアハウジング32のポンプ室24と接触するポンプ室側表面32iとロータ21及びベーン23との間に潤滑油を供給する。また、リアハウジング32にはロータ21の背圧室22aに高圧の圧油を供給する背圧供給路32fが吸入側及び吐出側にそれぞれ背圧室22aを覆うように円弧状に形成される。なお、このリアハウジング32と前述のサイドプレート50は、本発明の狭持部材に相当する。
[肉盛部]
図3は吸入ポート32cを吸入通路32dから両端に向かってテーパ状に拡幅するように形成したリアハウジング32の構造を示す図であり、図3(a)はフロントハウジング31側から見た表面図であり、図3(b)は図3(a)におけるA-A断面図、図3(c)は図3(a)におけるB-B断面図である。
リアハウジング32のポンプ室24と接触するポンプ室側表面32iからリアハウジング32内部に設けられたオイルの吸入通路32dにかけて、吸入側のポンプ室24を覆うように円弧状に吸入ポート32cが設けられている。
リアハウジング32のポンプ室側表面32iにおいて、吸入ポート32cに対して径方向外側の低圧作用面32g及び吸入通路32d及び潤滑油路32j内は低圧のオイルが作用する。一方、吸入ポート32cに対して径方向内側の高圧作用面32hには高圧のオイルが作用する。よって高圧作用面32hが、吸入通路32d及び潤滑油路32j側へ押圧されて、リアハウジング32のフロントハウジング31側表面に、低圧作用面32gと高圧作用面32hとの間で段差が生じる変形が起きることがある。また、それぞれ低圧油圧が作用する吸入ポート32cと挿入孔32bとは、吸入ポート32cの方が面積が大きいので、高圧作用面32hが吸入ポート側に倒れを生じ、低圧作用面32gと高圧作用面32hとの間で段差が生じる変形が起きることがある。これにより、ロータ21及びベーン23の円滑な回転が阻害されるので、ポンプの効率低下やノイズが発生する虞がある。
そこで、本実施例では吸入ポート32c内に肉盛部33を設けた。図4(a)は肉盛部33を設けた吸入ポート32cの断面図、図4(b)はリアハウジング32をフロントハウジング31側から見た表面図である。
本実施例ではロータ21及びベーン23は図4(b)のリアハウジング32表面に摺接しながら右回転を行う。ロータ21及びベーン23の回転によって、ポンプ室24がオイルを供給し始める吸入ポート32cの位置を始端部32k、ポンプ室24がオイルを供給し終わる吸入ポート32cの位置を終端部32lとする。
図4に示すように、肉盛部33を吸入ポート32cの始端部32k及び終端部32lと吸入通路32dとの間であって、吸入ポート32cの内側に凸状に設ける。このような構成では、吸入通路32d側のオイルの流路面積は小さくなるが、吸入ポート32cのポンプ室側表面32i側の開口面積は吸入側のポンプ室24を覆うだけの面積を確保しているので、ポンプ室24へのオイルの供給量の低下を抑えることができる。特に本実施例のような可変容量型ベーンポンプの場合、オイルの吐出圧が上昇すると吸入量は低下するので、オイルの供給量が多少低下したとしても、ベーンポンプ1の効率への影響は小さい。
本実施例の構成により、肉盛部33を吸入ポート32cの始端部32k及び終端部32lと吸入通路32dとの間であって、吸入ポート32cの内側に凸状に設けて、吸入ポート32cの強度を増加させる。よって、高圧作用面32hが、吸入通路32d及び潤滑油路32j側への押圧力に耐える強度を確保できる。これによりリアハウジング32のポンプ室側表面32iに、低圧作用面32gと高圧作用面32hとの間で段差が生じる変形を抑えることができる。
なお、肉盛部33を始端部32kと吸入通路32dとの間、又は終端部32lと吸入通32dとの間のどちらか一方のみに設けても良い。ロータ21及びベーン23はリアハウジング32のポンプ室側表面32iを始端部32kから終端部32lへ移動する。よって、吸入通路32dからポンプ室24へのオイルの供給流路は、吸入通路32dから終端部32l方向となるので、図5に示すように始端部32kと吸入通路32dとの間に肉盛部33を設けた場合、ポンプ室24へのオイルの吸入効率低下を更に抑制することができる。
[実施例1の効果]
(1)肉盛部33を吸入ポート32cの始端部32kと吸入通路32dとの間であって、吸入ポート32cの内側に凸状に設けて、吸入ポート32cの強度を増加させる。よって、リアハウジング32の高圧作用面32hが、吸入通路32d及び潤滑油路32j側への押圧力に耐える強度を確保できる。これによりリアハウジング32のポンプ室側表面32iに、低圧作用面32gと高圧作用面32hとの間で段差が生じる変形を抑えることができる。したがって、ロータ21及びベーン23の円滑な回転が阻害されないので、ベーンポンプ1の効率低下やノイズ発生を抑えることができる。
(2)略半円の円弧状に形成された吸入ポート32cに、肉盛部33を吸入ポート32cの始端部32kと吸入通路32dとの間であって、吸入ポート32cの内側に凸状に設けて、吸入ポート32cの強度を増加させる。よって、リアハウジング32の高圧作用面32hが、吸入通路32d及び潤滑油路32j側への押圧力に耐える強度を確保できる。これによりリアハウジング32のポンプ室側表面32iに、低圧作用面32gと高圧作用面32hとの間で段差が生じる変形を抑えることができる。したがって、ロータ21及びベーン23の円滑な回転が阻害されないので、ベーンポンプ1の効率低下やノイズ発生を抑えることができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、図6に示すように、肉盛部33と始端部32k及び終端部32lとの間を複数の段33aを設けても良い。この複数の段33aによって肉盛部33から始端部32k及び終端部32lへの形状変化が滑らかになるので、吸入ポート32c内のオイルの流れがスムーズになり、ポンプ室24へのオイルの吸入効率の低下を抑制することができる。
また、図7に示すように、肉盛部33と始端部32k及び終端部32lとの間をテーパ状に形成したテーパ部33bを設けても良い。このテーパ部33bによって肉盛部33から始端部32k及び終端部32lへの形状変化が滑らかになるので、吸入ポート32c内のオイルの流れがスムーズになり、ポンプ室24へのオイルの吸入効率の低下を抑制することができる。
[参考例]
図8に示す参考例1では、吸入通路32dを始端部32k側に設けて、吸入ポート32cを終端部32lに向かって拡幅するように形成している。ロータ21及びベーン23はリアハウジング32のポンプ室側表面32iを始端部32kから終端部32lへ移動する。よって、吸入通路32dからポンプ室24へのオイルの供給流路は、吸入通路32dから終端部32l方向となる。吸入ポート32cはオイルの供給流路に沿って形成されるので、吸入ポート32c内のオイルの流れがスムーズになり、ポンプ室24へのオイルの吸入効率の低下を抑制することができる。
また、図9の参考例2では、肉盛部33を吸入通路32dと始端部32kとの間であって、この肉盛部33と吸入通路32dとの周方向位置が一部重なるように設けている。この構成により、強度の弱い吸入通路32dと周方向位置で重なる吸入ポート32c周辺のリアハウジング32の強度確保を行うことができる。なお、吸入通路32dと終端部32lとの間は、図9のようにテーパ状に形成ても良いし、図10のように複数の段を設けて形成しても良い。
可変容量型のベーンポンプの軸方向部分断面図である。 可変容量型のベーンポンプ径方向断面図である。 肉盛部を設けていないリアハウジングの構成を示す図である。 肉盛部を設けた吸入ポートの断面図と、リアハウジングの表面図である。 吸入通路と始端部との間に肉盛部を設けた吸入ポートの断面図と、リアハウジングの表面図である。 肉盛部に複数段を設けた吸入ポートの断面図と、リアハウジングの表面図である。 肉盛部をテーパ状にした吸入ポートの断面図と、リアハウジングの表面図である。 吸入通路を始端部に設けて、吸入ポートを終端部32lに向かって拡幅するよう形成した吸入ポートの断面図と、リアハウジングの表面図である。 肉盛部を吸入通路と始端部との間であって、この肉盛部と吸入通路との周方向位置が一部重なるように設けた吸入ポートの断面図と、リアハウジングの表面図である。 図9の吸入通路と終端部との間に段差を設けた吸入ポートの断面図と、リアハウジングの表面図である。
符号の説明
1 ベーンポンプ
20 駆動軸
21 ロータ
22 スロット
23 ベーン
24 ポンプ室
25 カムリング
28 シール部材
30 ポンプハウジング
31 フロントハウジング
32 リアハウジング
32c 吸入ポート
32d 吸入通路
32e 吐出ポート
33 ブリッジ部
40 第1流体圧室
41 第2作動室
50 サイドプレート

Claims (1)

  1. フロントハウジングと前記フロントハウジングに結合されるリアハウジングとから構成され、内部に収装部が形成されるハウジングと、
    前記ハウジングに軸支された駆動軸と、
    前記ハウジングの収装部内に設けられ、前記駆動軸によって回転駆動されるロータと、
    前記ロータに設けられたスロットに径方向に出没自在に設けられたベーンと、
    前記ハウジングの収装部内に揺動自在に設けられると共に、円環状に形成され、内周側に前記ロータ及びベーンと共に複数のポンプ室を形成するカムリングと
    前記リアハウジングの前記カムリングと対向する面に設けられ、前記複数のポンプ室の容積が増大する領域に開口する吸入ポートと、複数のポンプ室の容積が縮小する領域に開口する吐出側通路と、
    前記リアハウジングに設けられ、前記吸入ポートと前記駆動軸の回転軸方向に離間して配置され、前記回転軸に対し径方向に延びるように形成された吸入通路と、
    前記カムリングの外周側に設けられ、このカムリングの外周側空間を第1流体圧室と、第流体圧室とに隔成するシール部材と、
    前記第1流体圧室又は第流体圧室の圧力を制御することにより、前記カムリングを揺動し、前記複数のポンプ室の容積を変化させる流体制御弁と
    記吸入ポートの始端部又は終端部と前記吸入通路との間の少なくともどちらか一方に設けられ、前記回転軸方向において前記吸入ポートと前記吸入通路の間に配置され、内側に凸状に形成された肉盛部と、
    前記吸入ポートと前記吸入通路の間に設けられ、前記吸入ポートと前記吸入通路とを連通すると共に、内周面の一部が前記肉盛部によって構成されている油通路と、
    を備え、
    前記油通路は、前記回転軸回りの周方向幅が前記吸入通路の周方向幅よりも大きくなるように形成され、前記回転軸方向において前記吸入通路とオーバラップするように配置されることを特徴とするベーンポンプ。
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